| 【発明の名称】 |
養鶏用自動機器正常有無判断システム |
| 【発明者】 |
【氏名】今村 芳敬
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| 【要約】 |
【課題】主に採卵用の鶏に対して餌や水を自動的に供給するシステムにおいて導入した生産ラインの制御は、総合的管理問題が増える一方であり、導入された自動機械のシステムが、予定通りの動作をしているか否かを見極める監視システムが要望されている。
【解決手段】養鶏自体の飲水量を検出する水消費量検出手段と、養鶏自体の食下量を検出する餌消費量検出手段と、該水消費量検出手段および該餌消費量検出手段とから得られた検出信号を各々入力し、各々の入力信号から得られた少なくとも一日分のデータを時間と関連して蓄積するようにしたメモリー手段と、該メモリー手段に蓄積されたデータを一日幅で逐次積算計算する積算手段と、該積算手段で得られた計算結果を予め設定した適正値に対して比較をして適正範囲と非適正範囲に入るか否かを判断する比較判断手段と、該判断に応じて注意信号を出力する出力手段とから成るコンピュータシステムで構成される、養鶏用自動機器正常有無判断システム 。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】養鶏自体の飲水量を検出する水消費量検出手段と、養鶏自体の食下量を検出する餌消費量検出手段と、該水消費量検出手段および該餌消費量検出手段とから得られた検出信号を各々入力し、各々の入力信号から得られた少なくとも一日分のデータを時間と関連して蓄積するようにしたメモリー手段と、該メモリー手段に蓄積されたデータを一日幅で逐次積算計算する積算手段と、該積算手段で得られた計算結果を予め設定した適正値に対して比較をして適正範囲と非適正範囲に入るか否かを判断する比較判断手段と、該判断に応じて注意信号を出力する出力手段とから成るコンピュータシステムで構成される、養鶏用自動機器正常有無判断システム。 【請求項2】該非適正範囲が少なくとも2つのレベルが設定され、該2つのレベルは、注意を促すレベルの第1レベルおよび警報を促す第2レベルとから構成され、該第1レベルあるいは該第2レベルの何れかの検出結果に対応して、該第1レベルに該当した検出結果の場合には注意を促すための信号を出力し、該第2レベルに該当した検出結果の場合には警告を促すための信号を出力するように該コンピュータシステムを構築したことを特徴とする請求項1に記載の養鶏用自動機器正常有無判断システム。 【請求項3】第1レベルの信号を黄色信号として、第2レベルの信号を赤色信号として、ディスプレイ表示させたことを特徴とする養鶏用自動機器正常有無判断システム。 【請求項4】養鶏自体の飲水量を検出する各鶏舎毎に独立して設けた水消費量検出手段と、養鶏自体の食下量を検出する各鶏舎毎に独立して設けた餌消費量検出手段と、該水消費量検出手段および該餌消費量検出手段とから得られた検出信号を各々入力し、各々の入力信号から得られた少なくとも一日分のデータを各鶏舎毎に独立し、且つ時間と関連して蓄積するようにしたメモリー手段と、該メモリー手段に蓄積されたデータを一日幅で逐次積算計算する積算手段と、該積算手段で得られた計算結果を予め設定した各鶏舎毎に独立して設けた適正値に対して比較をして適正範囲と非適正範囲に入るか否かを各鶏舎毎に独立して判断する比較判断手段と、該判断に応じて注意を促す信号を各鶏舎毎に独立して出力する出力手段とから成るコンピュータシステムで構成される、養鶏用自動機器正常有無判断システム。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、主に採卵用の鶏に対して餌や水を自動的に供給するシステムにおいて、これらシステムが適正範囲で稼働しているか、あるいは、非適正範囲へ移行しているかどうかを判断もしくは監視する養鶏用自動機器正常有無判断システムであり、特に自動化したシステムの機器自体の動きが適正(正常)か否かを監視することを中心にその判断をするようにしたセキュリティーシステムに関する。 【0002】 【従来の技術】周知の生産システムは、生産設備に対して素材や部品を入力し、そして生産能力に応じた製品が出力される。また、生産設備に対しては、設備の運用、整備ならびにそれらを達成する要員が条件として与えられ、これら総合して製品が作られることが知られている。 【0003】
さらに、生産は、単純な少量生産から機械化、自動化が発達し大量生産へ移行更に、コンピュータの発展とともにハイテク技術を駆使した多品種少量生産へと発展してきた。そして最近では、CIM (コンピュータ・インテグレイテッド・マニュファクチャリング)が先進国において主流となり、多様な需要に対応した多品種変量生産も可能とする、非常に生産は高度化しているのが現状である。このように高度化した、生産技術においても、鶏卵の生産システムのように、鶏が生産ラインの中核に入る特殊事情で、従来の生産システムでは簡単に当てはまらないのが実情である。 【0004】
【0005】 【発明が解決すべき課題】例えば、鶏が生産ラインのシステムの間に入った場合の特徴的な例としては、例えば、1棟の鶏舎内の全鶏が、偶然に一度に水を飲み始めた場合、あるいは、全鶏が偶然にも全く飲まない時期が一致した場合、このような生物の有する特有の変動は、一般的な生産機械では見ることがなく、そのシステムを監視していた場合異常値として取り上げる必要があるだろう。監視対象を水から餌に変えても同様のことが言える。何れも、生物の生理現象に基づいた消費に直結したデータであることが両者の共通点である。また、この特有の変動は、その多くが予想困難なことが多い。例えば、不特定の時間に生じる大きな物音に養鶏が反応した場合、その騒音によって、不特定の時間に鶏の給水若しくは給餌量が激減する。そして、その反動で、ある時間を経て、養鶏の需要に直結した機械側の給水量および給餌量が急増するといったことが生じる。この現象は、生産システムの動作に対して、同期したりランダムであったりと千差万別である。また、物音の起因するものが養鶏の自動化システムの一貫で生じた音であった場合、餌の自動化システムに連動して給水量ならびに給餌量が突出して変動が生じる(一見するとエラーに感じられる状態)可能性がある。この変動を無くすように、細やかにシステムを判断して、その結果得られた自動化システムに伴う騒音を無くすことは一つのシステムエラー解決策として全く無駄な動作とは考えれないが、現実的には、養鶏全体のシステムから、突出した騒音を消し去ることは不可能であり、結局はコストとのバランスになる。暫定的な結論としては、あるレベル以下の問題点(例えば騒音)を無視して妥協レベルを探ることがシステム全体のコストのために必要である。このような一例からも分かるように、時々刻々と移り変わる状況を早いレスポンスで監視してもその監視の意味をなさないことケースが理解できる。 【0006】一方、手作業に変わる自動化は養鶏においても例外なく進み、養鶏に関連して様々な機械化がおこなわれてきている。そして、各々の機械は独自に、制御がされており、全システムを一つの会社あるいは一つの制御下に統率された機械化がなされているとは限らず、所望の時期に所望のレベルの機械を導入している場合が多い。これら複数の機械は互い干渉を伴う危険を生み、また、一つのシステムとして干渉なく導入された場合であっても、総合的な電気容量に問題が生じたり、部分的な停電、経時変化の電気トラブルなどにより、予期しない状況が生じる可能性があり、機械自身に全く問題がなくとも、このような状況下では、養鶏の生体に大きく影響を及すトラブルが生じるものである。 【0007】そして導入した生産ラインの制御は、その制御如何で管理者の理解を越えた独自の動きをするケースもある。つまり、その制御機械の表示を監視していた場合、見かけ上正確に動作しているが、事実は異常動作(採卵数減少)である場合、その逆に、見かけ上異常の動作に見えるが、事実(採卵数不変)は正常動作である、といった管理者側には把握しきれない、見解違いまたは見落としをする可能性がある。このような経験をした管理者は、システムを必要以上に監視しすぎて、管理コストを悪化させることがあったり、正しい動作をしているのに、人為的な判断が入りすぎて、あやまったシステム管理をして、制御機械をやみくもに、止めたり、あるいはマニュアル動作に切り替えたりして、本来適正な動作を管理者が妨げるといった問題が生じ、機械が複雑になればなるほど以上のような問題(以下、総合的管理問題)は増える。このような状況下で、導入された自動機械のシステムが、予定通りの動作をしているか否かを見極める監視システムが要望される。 【0008】 【課題を解決するための手段】前述のように、既に高度化した生産制御、あるいは生産管理技術では、多品種少量生産化の流れで、受注の状況に応じて、時々刻々と生産ラインの最適条件が変わり、その時々によって、生産ラインの最適条件は大きく変動する。このことは、必ずしも養鶏用の生産ラインには適合しない。即ち、生産ラインの中心に位置づけられる養鶏は、生物であり、そのために、生産の希望とは無関係に、その生体の変化は非常に変動的ではあるもののトータルでの変化量は少ない、特に少なくとも一日を通した積算的な値は、正常なシステムであれば、短時間では色々変動はするもののトータルでは予め定めされた予定幅内に納まる。従って、養鶏の数を変えたり、養鶏の種類を変えたりと、生産者側の意図に応じて変化を与えた条件を除外すると、その生産ラインの最適条件は、予め考慮した予定幅内に納まることが、養鶏の生産ラインの特徴であることを知見した。 【0009】従って、本質的に導入した機械が正常に動いているかどうかを監視するに当たって、その導入機械の制御の事細かな影響を受けずに、真に機械が予め管理者が考えている正常値内で動いているかどうかを監視できれば、前述のような総合的管理問題は回避でき、低コストで、運営の安心を得ることが可能となる。 【0010】[解決手段、請求項1]請求項1で定義される養鶏用自動機器正常有無判断システムでは、養鶏自体の飲水量を検出する水消費量検出手段と、養鶏自体の食下量を検出する餌消費量検出手段と、該水消費量検出手段および該餌消費量検出手段とから得られた検出信号を各々入力し、各々の入力信号から得られた少なくとも一日分のデータを時間と関連して蓄積するようにしたメモリー手段と、該メモリー手段に蓄積されたデータを一日幅で逐次積算計算する積算手段と、該積算手段で得られた計算結果を予め設定した適正値に対して比較をして適正範囲と非適正範囲に入るか否かを判断する比較判断手段と、該判断に応じて注意信号を出力する出力手段とから成るコンピュータシステムで構成されることを特徴としている。 【0011】[解決手段、請求項2]請求項2に定義される養鶏用自動機器正常有無判断システムでは、該請求項1の特徴に加えて、該非適正範囲が少なくとも2つのレベルが設定され、該2つのレベルは、注意を促すレベルの第1レベルおよび警報を促す第2レベルとから構成され、該第1レベルあるいは該第2レベルの何れかの検出結果に対応して、該第1レベルに該当した検出結果の場合には注意を促すための信号を出力し、該第2レベルに該当した検出結果の場合には警告を促すための信号を出力するように該コンピュータシステムを構築したことを特徴とする。 【0012】[解決手段、請求項3]請求項3に定義される養鶏用自動機器正常有無判断システムでは、該請求項2の特徴に加えて、第1レベルの信号を黄色信号として、第2レベルの信号を赤色信号として、ディスプレイ表示させたことを特徴とする。 【0013】[解決手段、請求項4]請求項4に定義される養鶏用自動機器正常有無判断システムでは、 養鶏自体の飲水量を検出する各鶏舎毎に独立して設けた水消費量検出手段と、養鶏自体の食下量を検出する各鶏舎毎に独立して設けた餌消費量検出手段と、該水消費量検出手段および該餌消費量検出手段とから得られた検出信号を各々入力し、各々の入力信号から得られた少なくとも一日分のデータを各鶏舎毎に独立し、且つ時間と関連して蓄積するようにしたメモリー手段と、該メモリー手段に蓄積されたデータを一日幅で逐次積算計算する積算手段と、該積算手段で得られた計算結果を予め設定した各鶏舎毎に独立して設けた適正値に対して比較をして適正範囲と非適正範囲に入るか否かを各鶏舎毎に独立して判断する比較判断手段と、該判断に応じて注意を促す信号を各鶏舎毎に独立して出力する出力手段とから成るコンピュータシステムで構成されることを特徴としている。 【0014】 【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の第1実施例を示すブロック図である。同図において、S01は養鶏自体の飲水量を検出する水消費量検出手段、S02は、養鶏自体の食下量を検出する餌消費量検出手段、S21は水消費検出手段から出力された信号を受けて、時間データと関連付けさせて経由するための工程を意味する。養鶏自体の飲水量を検出する水消費量検出手段の具体例は、鶏のくちばしで押すことにより、適量の水が出るようにした自動飲水機構(図示せず)を各々の鶏の目前に設け、この自動飲水機構と直結し、鶏舎ごとに独立して設けた流量メーター(図示せず)によって、構成され得る。 【0015】養鶏自体の食下量を検出する餌消費量検出手段の具体例は、餌入れのホッパーの出口が餌受け上に位置し、その餌上を移動しながら、餌の盛り上がりが所定より低い分(餌を食べて低くなった分)だけ上記ホッパーから餌が供給されるように構成される自動餌供給機構(図示せず)を各々鶏舎に必要数設け、この自動餌供給機構のホッパー内の餌残量計、もしくはこのホッパー内に足りなくなった餌を供給する自動餌供給機構の餌移動量を測定する機構(図示せず)によって構成され得る。 【0016】S23は、前記各々の入力信号から得られた少なくとも一日分のデータを時間と関連して蓄積するようにしたメモリー手段である。該時間との関連は、時間データS21あるいはS22を入力信号を介して、時間データと組で蓄積することにより達成される。 【0017】S30は水消費量および餌消費量の蓄積されたデータに対して、一日幅でそのデータを積算し、その積算値が、適切であるか否かを判断する演算手段全体を示す。 【0018】この演算は水消費量と餌消費量を各々独立して演算している。即ち、S31は、メモリー手段S23で蓄積した水消費量に関するデータを一日幅で逐次積算計算する積算手段であり、この積算結果に対して、適正範囲を意味するレベルS33aの場合には、警告や注意を喚起する出力はしない。例えば、この積算値をディスプレイ表示しているのであれば、その数値の色は黒色となる(ディスプレイのベースが暗調であるならば、白文字表示であることが好ましい)。そして、養鶏の水消費量が注意を促す必要がある程度の第1レベルであった場合、比較判断手段S33が判断して、注意を促す第1レベルS33bに対応した出力(注意信号)S42を出力する。この出力とは、図1の実施例においては、正常を意味する黒字から、注意を促す意味の黄色字へ色変化をするという色変化信号としての出力結果を行なう。同様のシステムで、養鶏の水消費量が警報を促す必要がある程度の第2レベルであった場合、比較判断手段S33が判断して、注意を促す第2レベルS33cに対応した出力(注意信号)S43を出力する。この出力とは、図1の実施例においては、正常を意味する黒字あるいは、注意を促す意味の黄色字から、警報を促す赤色文字へ変化をするという色変化信号としての出力結果を行なう。 【0019】S32は、メモリー手段S23で蓄積した餌消費量に関するデータを一日幅で逐次積算計算する積算手段であり、この積算結果に対して、適正範囲を意味するレベルS34aの場合には、警告や注意を喚起する出力はしない。例えば、この積算値をディスプレイ表示しているのであれば、その数値の色は黒色となる(ディスプレイのベースが暗調であるならば、白文字表示であることが好ましい)。そして、養鶏の餌消費量が注意を促す必要がある程度の第1レベルであった場合、比較判断手段S34が判断して、注意を促す第1レベルS34bに対応した出力(注意信号)S52を出力する。この出力とは、図1の実施例においては、正常を意味する黒字から、注意を促す意味の黄色字へ色変化をするという色変化信号としての出力(注意信号)結果を行なう。同様のシステムで、養鶏の餌消費量が警報を促す必要がある程度の第2レベルであった場合、比較判断手段S34が判断して、注意を促す第2レベルS34cに対応した出力(注意信号)S53を出力する。この出力とは、図1の実施例においては、正常を意味する黒字あるいは、注意を促す意味の黄色字から、警報を促す赤色文字へ変化をするという色変化信号としての出力結果を行なう。 【0020】図2は複数の鶏舎で本発明の養鶏用自動機器正常有無判断システムを構築した様子を示すブロック図である。図1で説明した第1実施例と同じシステムが2セット設けている点が並びに、それらが統合されている点が特徴である。以下、その特徴に関連したポイントに限って説明をする。 【0021】図中において、一方が南側、他方が北側に位置するというように、互いに異なる環境の第1鶏舎と第2鶏舎を備え、両鶏舎には、養鶏自体の飲水量を検出する各鶏舎毎に独立して設けた水消費量検出手段(S01、S01‘)と、養鶏自体の食下量を検出する各鶏舎毎に独立して設けた餌消費量検出手段(S02およびS02’)と、該水消費量検出手段および該餌消費量検出手段とから得られた検出信号を各々入力し、各々の入力信号から得られた少なくとも一日分のデータを各鶏舎毎に独立し、且つ時間と関連して蓄積するようにしたメモリー手段(S20およびS20‘)と、該メモリー手段に蓄積されたデータを一日幅で逐次積算計算する積算手段(S31、S32;S31’S32‘)と、該積算手段で得られた計算結果を予め設定した各鶏舎毎に独立して設けた適正値に対して比較をして適正範囲と非適正範囲に入るか否かを各鶏舎毎に独立して判断する比較判断手段(S33、S34:S33‘S34’)と、該判断に応じて注意を促す信号(注意信号)を各鶏舎毎に独立して出力する出力手段(S40、S50;S40‘S50’)とから成ることを特徴としている。 【0022】また、図中において点線で囲われたAは、1パッケージ化された記憶システムとすることができ、点線で囲われたBは、1パッケージ化された中央演算素子とすることができ、さらに、点線で囲われたCは、一つのディスプレイ装置とすることができる。 【0023】例えば、ディスプレイCにおいて、複数の鶏舎の注意ならびに警告を統合的に表すことができ、その結果として、全体の様子を集中管理することができる。また、図2においては、2つの鶏舎に対して実施した例をしめしているが、必要に応じて、その鶏舎の対応数は増加できる。 【0024】以上に説明した本発明の実施例は、必要に応じ下記に示すような他の実施態様が得られる。例えば、比較判断手段S33および、S34からの出力は、実施例ではいずれもディスプレイ上の表示として出力しているが、この出力は、スピーカを介して警報音として出力したり、携帯電話への警告ならびに注意を意味するメールとしたり、あるいは、セキュリティーシステムへの通告とするといった出力に変えることができる。 【0025】水消費量検出手段S01あるいは、餌消費量検出手段S02は、その使用者の利用しているシステムに適合したものを利用すべきであるが、本明細書内ではそれら多種多様の検出システムについて、特に開示はしない。しかしながら、同一目的の検出手段に対応するものを包含するものである。 【0026】図1で説明したように、積算手段は逐次計算するように説明しているが、この逐次の任意の間隔は、メモリー手段S23で蓄積する際の蓄積タイミングに依存する。それは、例えば1分間隔であったり、1秒間隔、あるいはもっと広く10分間隔であるといった幅をもたすことができる。もちろん、システムを構築するコンピュータの演算速度とメモリー量との関連で、自ずとその限界は生じるが、その時代に即した、性能に応じて細やかな逐次計算を行なうことが望ましい。なお、注意信号とは、注意を促す信号と警報を促す信号の両方を包含するものとする。 【0027】 【発明の効果】[請求項1における発明の効果]請求項1で定義される養鶏用自動機器正常有無判断システムでは、少なくとも、養鶏自体の飲水量を検出する水消費量検出手段と養鶏自体の食下量を検出する餌消費量検出手段とを具備し、該水消費量検出手段および該餌消費量検出手段から得られた検出信号を各々入力し、各々の入力信号から得られた少なくとも一日分のデータを時間と関連して蓄積するようにしたメモリー手段と、該メモリー手段に蓄積されたデータを一日幅で積算計算し、計算結果を、少なくとも、適正範囲と非適正範囲に入るか否かを判断して、該判断に応じて注意を促す信号を出力するコンピュータシステムとから成ることを特徴としている。従って、このように監視をすると、鶏が感じる特殊な条件下、例えば大きな物音などによって、一時的に餌や水の消費が一気に低下する、あるいは、その反動で、一気に餌や水の消費が増加するといったことにおいて、無闇な注意を促す信号を発することがなく、一日幅で逐次積算することにより、鶏の生理的に必要量が満たされていることが把握できるので、信頼性が高い監視ができ、なおかつ、機械自身のトラブルで生じた、水不足や餌不足などに関しては、その積算数が明確に変化するために、正確に注意信号を発することができるようになった。 【0028】[請求項2における発明の効果]請求項2に定義される養鶏用自動機器正常有無判断システムでは、該請求項1の特徴に加えて、該非適正範囲が少なくとも2つのレベルが設定され、該2つのレベルは、注意を促すレベルの第1レベルおよび警報を促す第2レベルとから構成され、該第1レベルあるいは該第2レベルの何れかの検出結果に対応して、該第1レベルに該当した検出結果の場合には注意を促すための信号を出力し、該第2レベルに該当した検出結果の場合には警告を促すための信号を出力するように該コンピュータシステムを構築したことを特徴とする。従って、直ちにシステムのトラブルを解消するために行動をすべきか(第2レベル=警告)、あるいは、もう少しその様子を見守るべき状態(第1レベル=注意)を管理者に知らせることができるので、より細やかな監視サービスを提供することができる。 【0029】[請求項3における発明の効果]請求項3に定義される養鶏用自動機器正常有無判断システムでは、該請求項2の特徴に加えて、第1レベルの信号を黄色信号として、第2レベルの信号を赤色信号として、ディスプレイ表示させたことを特徴とする。すなわち、怪しい状況ではあるが、もう少しその様子を見守るべき状態(第1レベル=注意)に対して黄色信号を発し、直ちにシステムのトラブルを解消するために行動をすべき(第2レベル=警告)を、赤色信号により表示させることで、第1レベルおよび第2レベルの信号を数字や文字で表すよりも、直接的に視覚に訴えられ、判断の見誤りが少なくなる。 【0030】[請求項4における発明の効果]請求項4に定義される養鶏用自動機器正常有無判断システムでは、養鶏自体の飲水量を検出する各鶏舎毎に独立して設けた水消費量検出手段と、養鶏自体の食下量を検出する各鶏舎毎に独立して設けた餌消費量検出手段と、該水消費量検出手段および該餌消費量検出手段とから得られた検出信号を各々入力し、各々の入力信号から得られた少なくとも一日分のデータを各鶏舎毎に独立し、且つ時間と関連して蓄積するようにしたメモリー手段と、該メモリー手段に蓄積されたデータを一日幅で逐次積算計算する積算手段と、該積算手段で得られた計算結果を予め設定した各鶏舎毎に独立して設けた適正値に対して比較をして適正範囲と非適正範囲に入るか否かを各鶏舎毎に独立して判断する比較判断手段と、該判断に応じて注意を促す信号を各鶏舎毎に独立して出力する出力手段とから成るコンピュータシステムで構成されることを特徴としている。従って、鶏舎毎に適正範囲と非適正範囲の監視をしているので、全鶏舎を一度に監視する場合に比較して、各鶏舎毎のエラーを発見しやすく、また、鶏舎毎の監視を一つの表示にまとめているので、複数の監視装置を見ている場合に比較して、見過ごしが無くなる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】390030661 【氏名又は名称】東洋システム株式会社
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| 【出願日】 |
平成13年6月1日(2001.6.1) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100066452 【弁理士】 【氏名又は名称】八木田 茂 (外3名)
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| 【公開番号】 |
特開2002−354959(P2002−354959A) |
| 【公開日】 |
平成14年12月10日(2002.12.10) |
| 【出願番号】 |
特願2001−166527(P2001−166527) |
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