| 【発明の名称】 |
スピニングリールのスプール |
| 【発明者】 |
【氏名】人見 康弘
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| 【要約】 |
【課題】スピニングリールのスプールにおいて、前フランジ部での耐磨耗性や耐久性を維持して、スプールを可及的に軽量化できるようにする。
【解決手段】スピニングリールのスプール4は、スピニングリールのリール本体2に対して前後移動するスプール軸15に装着されるものであって、糸巻胴部7と、前フランジ部8aと、後フランジ部8bとを備えている。糸巻胴部7は、スプール軸15に装着され釣り糸が巻き付けられる合成樹脂製のものである。前フランジ部8aは、糸巻胴部7の前部に設けられ少なくとも釣り糸接触部分が硬質薄板材製のカバー部材17で覆われた合成樹脂製の大径のものである。後フランジ部8bは、糸巻胴部7の後部に設けられた大径のものである。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】スピニングリールのリール本体に対して前後移動するスプール軸に装着されるスピニングリールのスプールであって、前記スプール軸に装着され釣り糸が巻き付けられる合成樹脂製の糸巻胴部と、前記糸巻胴部の前部に設けられ少なくとも釣り糸接触部分が硬質薄板材で覆われた合成樹脂製の大径の前フランジ部と、前記糸巻胴部の後部に設けられた大径の後フランジ部と、を備えたスピニングリールのスプール【請求項2】前記後フランジ部の外周部から後方に延びるスカート部をさらに備える、請求項1に記載のスピニングリールのスプール。 【請求項3】前記前フランジ部は、前記糸巻胴部と一体形成されている、請求項1又は2に記載のスピニングリールのスプール。 【請求項4】前記前フランジ部は、前記糸巻胴部と別体である、請求項1又は2に記載のスピニングリールのスプール。 【請求項5】前記糸巻胴部は、前記釣り糸が巻き付けられる外周部が金属薄板製の外装部材で覆われている、請求項1から4のいずれかに記載のスピニングリールのスプール。 【請求項6】前記スカート部及び前記後フランジ部は、前記外装部材と一体形成されている、請求項5に記載のスピニングリールのスプール。 【請求項7】前記硬質薄板材は、ステンレス合金製である、請求項1から6のいずれかに記載のスピニングリールのスプール。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、スプール、特に、リール本体に対して前後移動するスプール軸に装着されるスピニングリールのスプールに関する。 【0002】 【従来の技術】スピニングリールは、一般に、釣り竿に装着されるリール本体と、リール本体に対して前後移動するスプール軸の先端に装着された糸巻用のスプールと、リール本体に回転自在に装着され、スプールに釣り糸を巻き付けるためのロータとを備えている。この種のスピニングリールのスプールは、釣り糸が巻き付けられる糸巻胴部と、糸巻胴部より大径の前後のフランジ部と、後フランジ部の外周部から後方に延び後フランジ部と一体形成されたスカート部と、糸巻胴部の前端部に設けられた前フランジ部とを有している。 【0003】最近、外観の意匠の高級感を維持してスプールの軽量化を図るために、糸巻胴部を比較的硬質のナイロン66等の合成樹脂製にし、その表面に後フランジ部及びスカート部と一体で薄板金属製のプレス成形品を装着したスプールが開発されている。この種の軽量化されたスプールでは、前フランジ部は釣り糸との接触により傷つきやすく磨耗しやすいため、耐摩耗性と耐久性を考慮してステンレス合金などの硬質金属製の厚肉材料を糸巻胴部にボルトはねじ込み等の手法により固定している。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】前記従来のスプールでは、スカート部を薄板金属製のプレス成形品として糸巻胴部の表面と一体形成したので糸巻胴部及びスカート部の軽量化を図ることができる。しかし、前フランジ部はステンレス合金などの金属製であるため、耐摩耗性や耐久性を維持して軽量化を図るのが困難である。 【0005】本発明の課題は、スピニングリールのスプールにおいて、前フランジ部での耐磨耗性や耐久性を維持して、スプールを可及的に軽量化できるようにすることにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】発明1に係るスピニングリールのスプールは、スピニングリールのリール本体に対して前後移動するスプール軸に装着されるものであって、糸巻胴部と、前フランジ部と、後フランジ部とを備えている。糸巻胴部は、スプール軸に装着され釣り糸が巻き付けられる合成樹脂製のものである。前フランジ部は、糸巻胴部の前部に設けられ少なくとも釣り糸接触部分が硬質薄板材で覆われた合成樹脂製の大径のものである。後フランジ部は、糸巻胴部の後部に設けられた大径のものである。 【0007】このスプールでは、糸巻胴部及び前フランジ部が合成樹脂製であり、前フランジ部の少なくとも釣り糸接触部分が硬質薄板材で覆われている。このようにスプールの主な部分を合成樹脂製にしたので、スプールの軽量化を図ることができる。また、合成樹脂製の前フランジ部の少なくとも釣り糸接触部分が硬質薄板材で覆われているので、軽量化を図りつつ耐摩耗性や耐久性も維持できる。 【0008】発明2に係るスピニングリールのスプールは、発明1に記載のスプールにおいて、後フランジ部の外周部から後方に延びるスカート部をさらに備える。この場合には、スカート部により釣り糸のロータへのからみつきを防止できる。 【0009】発明3に係るスピニングリールのスプールは、発明1又は2に記載のスプールにおいて、前フランジ部は、糸巻胴部と一体形成されている。この場合には、前フランジ部と糸巻胴部とが一体形成されているので、構造が簡素になる。 【0010】発明4に係るスピニングリールのスプールは、発明1又は2に記載のスプールにおいて、前フランジ部は、糸巻胴部と別体である。この場合には、前フランジ部が糸巻胴部と別体であるので、材料の組み合わせの自由度が増加する。 【0011】発明5に係るスピニングリールのスプールは、発明1から4のいずれかに記載のスプールにおいて、糸巻胴部は、釣り糸が巻き付けられる外周部が金属薄板製の外装部材で覆われている。この場合には、糸巻胴部の外周部が金属薄板で覆われるので、軽量化を図りつつ糸巻胴部を金属光沢がある高級感のある外観にできる。 【0012】発明5に係るスピニングリールのスプールは、発明5に記載のスプールにおいて、後フランジ部及びスカート部は、外装部材と一体形成されている。この場合には、糸巻胴部の外周部に加えて後フランジ部とスカート部も高級感がある外観になるとともに、後フランジ部及びスカート部をさらに軽量化できる。 【0013】発明7に係るスピニングリールのスプールは、発明1から6のいずれかに記載のスプールにおいて、硬質薄板材は、ステンレス合金製である。この場合には、硬質薄板材の耐食性が向上するとともに表面が傷つきにくくなる。 【0014】 【発明の実施の形態】〔全体構成〕本発明の一実施形態を採用したスピニングリールはフロントドラグ型のものであり、図1に示すように、ハンドル1を回転自在に支持するリール本体2と、ロータ3と、スプール4とを備えている。ロータ3は、リール本体2の前部に回転自在に支持されている。スプール4は、釣り糸を外周面に巻き取るものであり、ロータ3の前部に前後移動自在に配置されている。 【0015】リール本体2は、リールボディ2aと、リールボディ2aから斜め上前方に延びる竿取付脚2bとを有している。リールボディ2aは、図2に示すように内部に空間を有しており、その空間内には、ロータ3をハンドル1の回転に連動して回転させるロータ駆動機構5と、スプール4を前後に移動させて釣り糸を均一に巻き取るためのオシレーティング機構6とが設けられている。 【0016】ロータ駆動機構5は、ハンドル1が固定されたハンドル軸10とともに回転するフェースギア11と、このフェースギア11に噛み合うピニオンギア12とを有している。ピニオンギア12は筒状に形成されており、その前部は、ロータ3の中心部を貫通し、ナットによりロータ3と固定されている。ピニオンギア12は、その軸方向の中間部と後端部とが、それぞれ軸受を介してリール本体2に回転自在に支持されている。 【0017】オシレーティング機構6は、スプール4の中心部にドラグ機構60を介して連結されたスプール軸15を前後方向に移動させてスプール4を同方向に移動させるための機構である。オシレーティング機構6は、スプール軸15の下方に平行に配置された螺軸21と、螺軸21に沿って前後方向に移動するスライダ22と、螺軸21の先端に固定された中間ギア23とを有している。スライダ22にはスプール軸15の後端が回転不能に固定されている。中間ギア23は図示しない減速ギアを介してピニオンギア12に噛み合っている。 【0018】ロータ3は、図2に示すように、円筒部30と、円筒部30の側方に互いに対向して設けられた第1及び第2ロータアーム31、32とを有している。円筒部30と両ロータアーム31、32とは、たとえばアルミニウム合金製であり一体成形されている。 【0019】第1ロータアーム31は、円筒部30から外方に凸に湾曲して前方に延びており、円筒部30との接続部分は円筒部30の周方向に広がり湾曲している。第1ロータアーム31の先端の外周側には、第1ベール支持部材40が揺動自在に装着されている。第1ベール支持部材40の先端には、釣り糸をスプール4に案内するためのラインローラ41が装着されている。 【0020】第2ロータアーム32は、円筒部30から外方に凸に湾曲して前方に延びている。第2ロータアーム32は、先端部から円筒部30との接続部分に向けて2股に分岐しており、円筒部30と周方向に間隔を隔てた2箇所で接続されている。第2ロータアーム32の先端外周側には、第2ベール支持部材42が揺動自在に装着されている。 【0021】ラインローラ41と第2ベール支持部材42との間には線材を略U状に湾曲させた形状のベール43が固定されている。これらの第1及び第2ベール支持部材40、42、ラインローラ41及びベール43により釣り糸をスプール4に案内するベールアーム44が構成される。ベールアーム44は、図2に示す糸案内姿勢とそれから反転した糸開放姿勢との間で揺動自在である。 【0022】スプール4は、ロータ3の第1ロータアーム31と第2ロータアーム32との間に配置されており、スプール軸15の先端にドラグ機構60を介して装着されている。スプール4は、図3に拡大して示すように、合成樹脂製の糸巻胴部7と、糸巻胴部7の両端に配置された大径の前後のフランジ部8a,8bと、後フランジ部8bの外周部から後方に延びるスカート部9と、後フランジ部8b及びスカート部9を糸巻胴部7に固定するためのナット部材13とを有している。 【0023】糸巻胴部7は、たとえばナイロン66などの合成樹脂製であり、スプール軸15に回転自在に装着され、外周に釣り糸が巻き付けられるものである。糸巻胴部7は、内周部にドラグ機構60が装着される筒状部材である。糸巻胴部7の後端部には、ナット部材13がねじ込まれる雄ねじ部7aが後方に突出するように形成されている。糸巻胴部7の前端部には、前フランジ部8aが一体形成されている。糸巻胴部7の外周面には、筒状の外装部材16が装着されている。外装部材16は、たとえばアルミニウム合金製の厚み0.6mmの薄板材をプレス成形して得られる金属製のものである。外装部材16は、合成樹脂製の糸巻胴部7を補強するとともに、外観を向上させるために装着されている。外装部材16の前端は、前フランジ部8aにかけて僅かに外方に湾曲している。外装部材16は、後フランジ部8b及びスカート部9と一体形成されており、これらとで大小2段の段付き筒状に形成されている。このように、軽金属製の薄板材で後フランジ部8b及びスカート部9を構成することでスプール4の軽量化を図ることができるととも、金属光沢がある高級感が高い外観が得られる。外装部材16には、釣り糸の巻き始め端の結び目を収納するための貫通孔16a(図1及び図3参照)が後フランジ部8bの近傍に1箇所形成されている。 【0024】糸巻胴部7には、後述するドラグ機構60の作動により発音するドラグ発音機構93が装着されている。糸巻胴部7の内周側には、前後1対の軸受55,56が装着されており、糸巻胴部7は、軸受55,56によりスプール軸15に回転自在に装着されている。 【0025】前フランジ部8aは、前述したように糸巻胴部7と一体形成された合成樹脂製の鍔状部材である。前フランジ部8aの釣り糸が接触する外周部分は一部が凹んで形成されており、そこにたとえばステンレス合金などの硬質金属の薄板材(たとえば0.6mm厚)をカーリング加工して形成されたカバー部材17がはめ込まれている。カバー部材17は、比較的柔らかく傷つきやすい合成樹脂製の前フランジ部8aの釣り糸接触部分を傷つきにくくするために装着されている。カバー部材17は、前フランジ部8aの前面外側部から外周部を経て後面内周側までカーリング加工により折り曲げられて形成されている。カバー部材17の後面側端部は外装部材16の前端湾曲部と突き合わせ接触している。 【0026】ここで、前フランジ部8aを糸巻胴部と別体にして全体をステンレス合金製にしても傷つきは防止できる。しかし、前フランジ部8a全体をステンレス合金製にすると、前フランジ部8aの重量が重くなりスプール4の軽量化を阻害する。そこで、合成樹脂製の軽量な前フランジ部8aの釣り糸接触部分に硬質薄板材製のカバー部材17で覆うことにより、軽量化を図りつつ前フランジ部8aを傷つきにくくし、前フランジ部8aの耐摩耗性や耐久性も維持できるようになる。 【0027】後フランジ部8bは、円板状の部分であり、その後方に糸巻胴部7の雄ねじ部7aが突出している。スカート部9は、後フランジ部8bの外周部から後方に延びる円筒状の部分である。スカート部9には、図1及び図3に示すように、段付きの凹部9aが形成されており、この凹部9aに釣り糸の先端部分を係止するための釣り糸係止部50が装着されている。凹部9aと釣り糸係止部50との間には、釣り糸を挟持するための隙間が生成されている。 【0028】ナット部材13は、雄ねじ部7aに螺合して外装部材16、後フランジ部8b、及びスカート部9の一体形成品を糸巻胴部7に固定している。ナット部材13は、中心に雄ねじ部7aに螺合する雌ねじ部13aが形成された、たとえば合成樹脂製の弾性を有するリング部材である。ナット部材13の後面には、ナット部材13を回すための専用の工具を径するための工具係止部13bが周方向に間隔を隔てて形成されている。なお、釣り糸係止部50は、図3に示すように、弾性変形可能な側面断面略T字状部材であり、ナット部材13の後端部に突出して形成された突起13cに装着され、突起13cの先端に取り付けられたプッシュナット51により固定されている。 【0029】このような構成のスプール4を組み立てる際には、製造時にカーリング加工によりカバー部材17が前フランジ部8aにはめ込まれた状態の糸巻胴部7に外装部材16を装着する。この状態で釣り糸係止部50をナット部材13に装着固定し、ナット部材13に対して糸巻胴部7を回転させてナット部材13に雄ねじ部7aをねじ込み、外装部材16、後フランジ部8b、及びスカート部9の一体形成品を糸巻胴部7に固定する。 【0030】ドラグ機構60は、スプール4とスプール軸15との間に装着され、スプール4にドラグ力を作用させるための機構である。ドラグ機構60は、図3に示すように、ドラグ力を手で調整するためのつまみ部61と、つまみ部61によりスプール4側に押圧される複数枚のディスクからなる摩擦部62とを有している。 【0031】スプール軸15の前部には平行な面取り部15aが形成されており、面取り部15aの先端には雄ねじ部15bが形成されている。つまみ部61は、面取り部15aに回転不能かつ軸方向移動自在に設けられた第1部材63と、第1部材63の軸方向前方に配置されスプール軸15の雄ねじ部15bに螺合する第2部材64と、第1部材63と第2部材64との間に装着された発音機構65とを有している。 【0032】摩擦部62は、図3に示すように、第1部材63に接触する第1ディスク91と、第1ディスクに回転不能に係止された第2ディスク92と、第1ディスク91と第2ディスク92との間に配置された第2ディスク94と、第1ディスク91と糸巻胴部7との間に装着されたドラグ発音機構93とを有している。 【0033】このような構成のスピニングリールでは、スプール4の前フランジ部8aが合成樹脂製であり、しかもその釣り糸接触部分が硬質薄板材製のカバー部材17で覆われているので、耐摩耗性や耐久性を維持して前フランジ部8aを軽量化を図ることができる。 【0034】〔第2実施形態〕前記第1実施形態では、前フランジ部8aを覆うカバー部材17の前端を露出させたが、第2実施形態では、カバー部材17aの前端部の段差を固定部材18で覆っている。 【0035】図4において、カバー部材17aは、前フランジ部8aの前面から外周部を経て後面内周側までカーリング加工により折り曲げられて形成されている。カバー部材17aの前面は、固定部材18により押さえられている。カバー部材17aの後面側端部は外装部材16の前端湾曲部と突き合わせ接触している。 【0036】固定部材18は、前フランジ部8aの先端部に複数本のボルト19により固定されており、その後面でカバー部材17aの前面を押さえている。このようにカバー部材17aの前面を押圧しつつ覆うと、カバー部材17aをカーリング加工したときに前フランジ部8aの凹部との段差のばらつきが生じても段差が目立ちにくくなるとともに、段差に釣り糸が引っ掛かりにくくなる。 【0037】〔第3実施形態〕前記2つの実施形態では、前フランジ部8aを糸巻胴部7と一体で形成したが、別体で形成しても良い。 【0038】図5において、前フランジ部108aは、糸巻胴部107の前端外周側に装着されている。糸巻胴部107の前部には前フランジ部108aを位置決めするとともに、前フランジ部108aと滑らかに連結するための突起部107bが外方に突出して形成されている。糸巻胴部107の後面には、押さえリング113がねじ止め固定されている。外装部材116の先端は外方に湾曲しておらず筒状のままである。 【0039】押さえリング113は、外装部材116、後フランジ部8b及びスカート部9の一体成形品を糸巻胴部107に固定するためのものである。この押さえリングに釣り糸係止部50がビス止めされている。 【0040】前フランジ部108aは、糸巻胴部107の前端外周部に装着されており、糸巻胴部107の内周側に螺合するフランジ固定部材20により糸巻胴部107に固定されている。カバー部材117は、前フランジ部8aの外周部を覆うように湾曲して形成されており、前端部は、フランジ固定部材20により覆われている。 【0041】このように前フランジ部108aを糸巻胴部107と別体で形成した場合にも、前フランジ部108aの釣り糸接触部分を硬質薄板材をカーリング加工して得られたカバー部材117で覆うことにより、軽量化を図りつつ耐摩耗性や耐久性を維持できる。 【0042】〔他の実施形態〕 (a)前記実施形態では、スカート部及び後フランジ部を外装部材と一体形成したが、別体で形成してもよい。 【0043】(b)前記第3実施形態では、前フランジ部108aをフランジ固定部材で固定したが、糸巻胴部にボルトにより直接ねじ止めしても良い。 (c)前記実施形態では、フロントドラグ型のスピニングリールのスプールを例に説明したが、リアドラグ型のスピニングリールのスプールやレバードラグ型のスピニングリールのスプールにも本発明を適用できる。 【0044】(d)前記実施形態では、プレス成形される薄板材の厚みを0.6mmとしが、この値は例示であり、本発明はこの値に限定されない。また、それより厚い板厚(たとえば1mm厚)の薄板材をプレス成形した後に機械加工により厚みを薄くしてもよい。 【0045】 【発明の効果】本発明によれば、糸巻胴部や前フランジ部などのスプールの主な部分を合成樹脂製にしたので、スプールの軽量化を図ることができる。また、合成樹脂製の前フランジ部の少なくとも釣り糸接触部分が硬質薄板材で覆われているので、軽量化を図りつつ耐摩耗性や耐久性も維持できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000002439 【氏名又は名称】株式会社シマノ
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| 【出願日】 |
平成13年5月25日(2001.5.25) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100094145 【弁理士】 【氏名又は名称】小野 由己男 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2002−345368(P2002−345368A) |
| 【公開日】 |
平成14年12月3日(2002.12.3) |
| 【出願番号】 |
特願2001−157004(P2001−157004) |
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