| 【発明の名称】 |
鶏の草上移動飼育ケイジ |
| 【発明者】 |
【氏名】小柳 襄治
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| 【要約】 |
【課題】芝刈や庭の除草の省力化する方法。軽鴨が田の草を取るように、鶏によって芝生や庭の雑草を退治してもらう。
【解決手段】キャスターのついた底なし移動ケイジで屋根はトタン2つ折り、大型犬でも破れない網で周囲を囲い、地面との隙間にソフトパイプ、巣箱は中二階に装填、餌は配管用パイプを縦にして自動給餌、給水はペットボトルで自動的に補給される。巣箱への階段を跳ね上げると、鶏を低い天井部屋に閉じ込め早朝鳴を防ぐ。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 底面のない立方体又は多面体をなす鶏小屋で、草のある地面上を移動出来るキャスターを有し、成鶏の背丈の2分の1以上4分の3以下の高さの巣箱を小屋内部上面に装填し、草が生えた地面を移動させて飼育する事を特徴とする鶏の草上移動飼育ケイジ。 【請求項2】 底面のない立方体又は多面体をなす鶏小屋で、配管用パイプの先に配管用曲がり継手を接続し、そのパイプに内接摺動可能な別の筒で、その筒の先端を斜めに切断して配管用パイプに組み合せ、曲がり継手の内面を遮断開閉可能ならしめ、筒の中に餌を落し込む自動給餌器を備えた鶏の草上移動飼育ケイジ。 【請求項3】 底面のない立方体又は多面体をなす鶏小屋で、鶏小屋の中二階に装填した巣箱に鶏が寝ている間に、そこに至る階段を跳ね上げておくと、鶏が巣箱及びその入り口の空間が鶏の頭を充分上げれない低天井の為に、雄鶏が声高に鳴けない構造にした鶏の草上移動飼育ケイジ。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】生物的除草の技術分野であるが畜産農業に属する。 【0002】 【従来の技術】芝生を刈る方法は芝生の面積により色々ある。鎌、手動バリカン、手押芝刈機、電動芝刈機、エンジン付芝刈機、円盤草刈機、丈夫な糸を回転して刈る方法等である。刈り取った草は箒で集め、焼却処分、または堆肥にする。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】屋敷内や工場の敷地内で芝生の庭があれば、芝刈機や鎌でその芝を刈り揃えるの必要があり、芝刈の労力を必要とする。芝刈機が使えない植木の根元等は、手で一本一本抜かねばならない。初夏を過ぎるとその作業に追われ、また労力不足の場合、その精神的負担は大きい。 【0004】 【課題を解決する手段】鶏を利用してその様な場所の芝刈、除草を可能ならしめれば人の労力が省け、精神的苦痛から開放される。 【0005】鶏を放し飼にすれば芝生の間や生け垣の下に生える草は除草される。しかし継続的にその機能を持続するのは、そこで働く鶏を外敵から守れるケイジを作り、そのケイジは自由に移動出来、その中で上質の水や餌が自動的に供給され、雨や寒さ暑さから鶏を守り、時々の休憩と夜間安心して眠れる巣箱があり、また鶏を開放出来る機能があるケイを用意せねばならない。 【0006】除草を主目的にするなら、鶏の中でも烏骨鶏は最適である。芝生の間から萌え出す雑草を良く食べ、芝生を刈り揃える。グランドカバーの間に生える雑草も良く食べる。グランドカバーそのものは食べない。生け垣の下に生える軟かな草は殆ど食べる。また多くの種類の虫は良く食べる。 【0007】 【発明の実施の形態】この烏骨鶏を代表とする小型鶏の成鶏を本発明の移動ケイジに1羽または2羽、雛を3ないし6羽入れて草上を移動させながら飼育する。 【0008】住宅地の近くでは早朝、雄が声高に鳴くのが、安眠妨害となるならば、これを防ぐ仕掛も備え持っている。 【0009】その移動ケイジは草地の上を一人の軽い力で移動可能にする。 【0010】 【発明の実施例】図1は本発明を説明する斜視図、図2は横断面で実施の様子を示す。 【0011】移動ケイジには3個または4個のキャスター11が付いている。屋根はカラートタンを2つ折にし、その一方は固定し、他方は開閉式にしてある。ケージの横壁は雛が出られない網で覆われ、その網は大型の犬が引き掻いても破れない線径で、リサイクルが容易な亜鉛溶解メッキ鉄製で製作する。 【0012】底と地面の隙間には柔らかいパイプ12が固定されている。これはケイジの操作中に間違って雛を挟んでも事故にならない為である。 【0013】移動ケイジの底面は鶏が草を食んだり、運動するスペースであので、出来るだけ広く取りたい、そのため巣箱23は中二階に装填してある。 【0014】中二階の巣箱と地面とは階段41で連結されており、雛が生後2週間経つと親鶏の呼掛けで雛は中二階に上がれる構造になっている。 【0015】巣箱は掃除や補修が安易なように簡単に着脱出来る構造になっている。 【0016】配管用パイプ31の先に曲がり継手を接続し、そのパイプに内接摺動可能な別の筒32を、その先端を斜めに切断して組み合せ、曲がり継手の内面を遮断開閉可能ならしめ、筒の中に餌を落し込む。斜めに切った先端は常に約10ミリメートルの隙間があり、筒に入れた餌はこぼれ出るが、静止状態では多く出ない。それを鶏がついばむと出る。筒を持ち上げて僅かに回転すると、隙間が広くなり餌の落下量が増加する。 【0017】餌を入れた広口のペットボトルまたは1リットル入りの牛乳瓶を、餌が充分に入っている筒の上に、逆さまにすると餌はつながり4〜5日間は自動で給餌させられる。また餌が減る様子も観察出来る。 【0018】中二階の床はベニヤ板で出来ており、餌が落ちる周辺は直径12ミリメートルの孔が約3センチメートルおきに空いているので、中二階で鶏が餌をついばむと半分は下に落ちる。鶏が地面から餌で塞がれているその孔をついばむと落ちてくる。 【0019】給水器21は雛でも届くよう地面すれすれに配置してある。給水器の水を鶏が飲めばペットボトルから自動的に水が補給される。これは湿潤保持器22(出願番号通知特願2000-30001614、H120929)の応用である。 【0020】生後2週間までの雛は高さ5センチメートルの給水器に届かないので雛専用の陶磁器製水やり器を、宙ずりにする。 【0021】日没後鶏が巣箱へ帰ったら、中二階に昇る階段41を跳ね上げておくことができる。翌早朝、雄が鳴こうとしても首が天井に触って喉が充分広げられないので、声高に鳴く事が出来ない。朝7時を過ぎると街の騒音レベルが高くなるので大きな声も迷惑にならない。その頃階段を下げる。 【0022】外敵に襲われる心配がない時はケイジの片側を開いて開放する。ケイジの側面にはワンタッチステーが仕掛けてあり、ペダル51を踏んでケイジを約23センチメートル持ち上げて降すとストッパーの作動によりケイジは傾斜固定される。閉める時はケイジを少し持ち上げるとストッパーが解除され地面に着く。 【0023】梱包容積は約0.1平方メートルで、4枚の溶接した金網の枠、ストッパー、折りたたんだトタン製の屋根、巣箱となるダンボール、パンチボード、階段、給水器及び給餌器からなり総重量は約20キログラム。 【0024】ボルトとネジが添付してあり、汎用スパナやドライバーで素人でも組み立てられる。 【0025】 【発明の効果】芝刈機が不要になる。 【0026】生け垣の下に生える雑草を邪魔物としてではなく、鶏の餌としてとらえる感覚は生活を豊かにする。 【0027】不動産売買の対象になった空き地の雑草は刈り取らないと、その種子が近所迷惑になる。枯葉剤を撒くと河川が汚染される。移動ケイジはその問題を解決する。 【0028】本発明は卵を生産するのが主目的ではないが、鶏が快適に生活出来る環境を整えたら、副次的に健康増進に役立つ卵や特に烏骨鶏は薬効の高い薬膳食材が提供される。 【0029】自然卵養鶏の初体験を促し、養鶏場経営の足がかりとなる。 【0030】鶏、特に烏骨鶏を家庭菜園の感覚で手軽に飼育出来る。 【0031】ペット飼育の楽しみが味わえてストレス解消になる。 【0032】緑餌や生きた虫を豊富に与えられれるので、健康な鶏に成長する。 【0033】緑餌や生きた虫を豊富に与えられれるので、配合飼料の消費量は平飼いの2分の1または3分の1で済む。 【0034】自動給器は数日の留守も心配なく餌を給与し、餌の無駄かないので、蒔餌の半分の供給量ですむ。 【0035】平飼いに比べて雛の成長が早い。 【0036】
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| 【出願人】 |
【識別番号】000105958 【氏名又は名称】サガ電子工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成13年5月15日(2001.5.15) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2002−335800(P2002−335800A) |
| 【公開日】 |
平成14年11月26日(2002.11.26) |
| 【出願番号】 |
特願2001−144441(P2001−144441) |
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