| 【発明の名称】 |
防虫器付きペット小屋 |
| 【発明者】 |
【氏名】高橋 尚士
【氏名】武井 康治
【氏名】城 雄郎
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| 【要約】 |
【課題】蒸散成分放出口の方向を容易に変更でき、蒸散性防虫剤を用いたペットの防虫が効率的に行える防虫器付きペット小屋を提供すること。
【解決手段】蒸散性防虫剤3を装着した防虫器付きペット小屋1において、防虫器2をペット小屋の壁4、屋根5等の表面に、或いはこれらの開口部10に取り付け、蒸散性防虫剤3の蒸散成分放出口9の向きを可変となる構成とした防虫器付きペット小屋である。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 蒸散性防虫剤を装着した防虫器付きペット小屋において、防虫器をペット小屋の壁、屋根等の表面に、或いはこれらの開口部に取り付け、蒸散性防虫剤の蒸散成分放出口の向きを可変となる構成としたことを特徴とする防虫器付きペット小屋。 【請求項2】 蒸散性防虫剤を装着した防虫器の取付時に、蒸散成分放出方向を設定できる構成にした請求項1記載の防虫器付きペット小屋。 【請求項3】 蒸散性防虫剤を装着した防虫器の取付後に、蒸散成分放出方向を変更できる構成にした請求項1記載の防虫器付きペット小屋。 【請求項4】蒸散性防虫剤をペット小屋外部から脱着可能に構成した請求項1〜3のいずれか1項記載の防虫器付きペット小屋。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本願発明は、蒸散性防虫剤を装着した防虫器を取り付けたペット小屋に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、蒸散性防虫剤を用いてペットを害虫から守るためのペット用防虫器具は、ペットの噛み付き等によって損傷したり、設置場所が変えられてしまうことを防ぐために、外郭容器を頑丈にしたり、ネジで固定したりしている。また、従来から図られてきた工夫は安全に関するものばかりであり、蒸散性防虫剤の効果的な使用についての考慮はなされていなかった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本願発明は、従来技術に鑑みてなされたものであり、ペットは季節的或いは時間的要因から、ペット小屋の内部に居たり、外部に居たりと、居座る場所を変えるし、蒸散性防虫剤の拡散方向も風の向きなどの環境的変化によって変わるため、それらの変化に対応できるペット用小屋を提供することを目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】前記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、蒸散性防虫剤3を装着した防虫器付きペット小屋において、防虫器2をペット小屋1の壁4、屋根5等の表面に、或いはこれらの開口部に取り付け、蒸散性防虫剤3の蒸散成分放出口9の向きを可変となる構成とした防虫器付きペット小屋である。 【0005】請求項1に係る発明によれば、蒸散性防虫剤3の蒸散成分放出口9の向きを可変となる構成としたことにより、季節的或いは時間的要因からの変化に対応できるペット用小屋を提供できる。 【0006】前記目的を達成するために、請求項2に係る発明は、蒸散性防虫剤3を装着した防虫器2の取付時に、蒸散成分放出方向を設定できる構成にした防虫器付きペット小屋である。 【0007】請求項2に係る発明によれば、蒸散性防虫剤3を装着した防虫器2の取付時に、蒸散成分放出方向を設定できるので、取付時毎に、最も良い蒸散成分放出方向を設定できる。 【0008】前記目的を達成するために、請求項3に係る発明は、蒸散性防虫剤3を装着した防虫器2の取付後に、蒸散成分放出方向を変更できる構成にした防虫器付きペット小屋である。 【0009】請求項3に係る発明によれば、蒸散性防虫剤3を装着した防虫器2の取付後に、蒸散成分放出方向を変更できるので、取付後に、最も良い蒸散成分放出方向を設定できる。 【0010】前記目的を達成するために、請求項4に係る発明は、蒸散性防虫剤3をペット小屋1外部から脱着可能に構成した防虫器付きペット小屋である。 【0011】請求項4に係る発明によれば、蒸散性防虫剤3をペット小屋1外部から脱着可能に構成したので、蒸散性防虫剤3の交換がし易い。 【0012】 【発明の実施の形態】防虫器2は、蒸散性防虫剤3が有効に放散できるように、気口の多い箱や籠状のものなど、通気性のあるものであれば特に規定する必要はないが、ペットが触れたり又は噛み付く等して損傷しない材質や構造であることが要求される。また、容器形態としては容器自体が蒸散性防虫剤3の外郭をなすか、或いは既に実在する蒸散性防虫剤(蚊取線香、防虫線香、電気薫蒸殺虫器、ファン式防虫剤など)を収納する形態がある。 【0013】防虫器2の取付枠(取付体)6は防虫器を支えると同時に、ペット小屋の壁、屋根等に固定される。防虫器及びその取付体はペット小屋の壁、屋根等に固定された後、防虫器本体と取付体との接合部及び吹き出し羽根を動かす等により、蒸散防虫成分放出口の向きを変えることができる。 【0014】前述のように、防虫器の形態にはいろいろあるが、ここでは、防虫器の容器自体が蒸散性防虫剤の外郭となすものである。また、取付体を装着する場所もさまざまあるが、ここでの装着場所では、ペット小屋の壁に設けた開口部も例示されている。蒸散防虫成分放出口をペット小屋の内部に向けるか外部に向けるかで、防虫する場所の切替えの必要性が顕著に表れる。 【0015】図1は、本願発明である防虫器付きペット小屋の斜視図であり、ペット小屋の壁面に防虫器2を取り付ける。図2は、防虫器付きペット小屋の壁面に防虫器2を取り付けた状態の部分断面図であり、図3は、防虫器2をペット小屋の壁面に取付る状態を説明する説明図である。ペット小屋1の壁4に開口部10を設け、その開口部10の近傍に防虫器2を取り付ける取付枠6を設ける。蒸散性防虫剤3を有する防虫器2の前後には溝11を設け、溝11と取付枠6とにより、壁面に防虫器2を取り付ける。蒸散性防虫剤3の蒸散は蒸散成分放出口9から放散し、開口部10を通り、ペット小屋の内部に放散する。蒸散性防虫剤3を防虫器に出し入れるときは、扉12を開けて行う。 【0016】ペットが小屋の外部にいるときは、防虫器2前後の溝11を前後逆にして蒸散成分放出口9を外部に向けて放散する。また、図4に示すように、防虫器2を使用しないときは、取付枠6に蓋7をすることもできる。 【0017】図5は、本願発明である防虫器付きペット小屋1の第2実施形態の説明図である。ペット小屋1の壁4に開口部10を設け、防虫器2を壁4にボルト8により取り付ける。防虫器の防虫器本体13は、防虫器枠体14に対して、把手15により蒸散成分放出口9を外部から内部に向くように、回転自在になっている。ペットが外部にいるときは、蒸散成分放出口9をペット小屋の外部に向け、ペットが内部にいるときは蒸散成分放出口9と開口部10とを合わせて、ペット小屋の内部に蒸散するようにする。 【0018】図6に示すように、ペット小屋に防虫器を取り付けないときは、開口部10を蓋する蓋体7をボルト8で取り付ける。 【0019】図7は、本願発明である防虫器付きペット小屋の第3実施形態の部分断面図であり、図8は、第3実施形態であるペット小屋の開口部10に防虫器2を取り付けるための説明図である。防虫器2は、防虫器枠体14に対して防虫器本体13が把手15により蒸散成分放出口9を外部から内部に向くように、回転自在になっている。蒸散成分を内部に入れるときは、蒸散成分放出口9及び枠体蒸散孔19を通って内部に入る。防虫器枠体14の底部に設けた凹部18に壁の開口部10の下方上端をはめ込み、その後、防虫器枠体14の上部凸部17に取付体16を下げて、はめ込み、ボルト8でペット小屋の壁面に防虫器を取り付ける。 【0020】図9に示すように、ペット小屋に防虫器を取り付けないときは、蓋20を開口部10に、取付体16を介して取り付けて、開口部10を閉じる。 【0021】図10は、本願発明の第4実施形態であり、ペット小屋1の壁面4にレール21を取付け、そのレール21上を防虫器2が移動し、ペットがいるところで、防虫器2を止める。 【0022】図11に示されたものは、本願発明の第5実施形態であり、ペット小屋1の屋根5に設けた屋根窓22に防虫器2を設けたものである。 【0023】図12に示されたものは、本願発明の第6実施形態であり、ペット小屋1の入口側の壁面4に防虫器2を設けたものである。ペットが入口側にいるときに蒸散性防虫剤をペットに蒸散させる。 【0024】図13及び14に示されたものは、本願発明の第7実施形態であり、ペット小屋の壁面に防虫器の一種である蚊取線香ケース23を取り付けたものである。蚊取線香ケース23の上部に伸縮自在な上部取付ピン24を、下部に下部取付ピン25を設ける。それらの上・下取付ピンに対応する各々の取付体16を壁面にそれぞれ設ける。壁面4に蚊取線香ケース23を取り付けるときは、まず、上部取付体16に伸縮自在な上部取付ピン24をはめ込み、その後、下部取付体16に下部取付ピン25をはめ込みんで、蚊取線香ケース23を壁面に取り付ける。なお、蚊取線香等の蒸散方向をペット小屋の内部に向けるときは、蚊取り線香ケース23を逆向きにし、蚊取線香等の蒸散成分を網体26を通って開口部10から蒸散させる。 【0025】 【発明の効果】本願発明によれば、蒸散成分放出口の方向を容易に変更できるために、蒸散性防虫剤にて、ペットの防虫が効率的に行えるペット小屋を提供することができる。また、防虫器の中にポータブル型等の現存する蒸散性防虫剤を入れたり、取付体をペット小屋の一部とすることで、容易に、防虫器付きペット小屋を製作でき、また、防虫器が外れにくく、安全である。さらに、防虫剤をペット小屋の内部に設置する場合と対比すると、ペット小屋の壁、屋根等の表面に、或いはこれらの開口部に取り付けることにより、スイッチのオン・オフ、蒸散性防虫剤の残量の確認、蒸散性防虫剤の取替えがペット小屋の外からできるので、使用性が向上する。また、防虫器中の蒸散性防虫剤に対する雨よけをペット小屋の設計時に付加させやすい。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000112853 【氏名又は名称】フマキラー株式会社
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| 【出願日】 |
平成13年5月17日(2001.5.17) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100073818 【弁理士】 【氏名又は名称】浜本 忠 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2002−335791(P2002−335791A) |
| 【公開日】 |
平成14年11月26日(2002.11.26) |
| 【出願番号】 |
特願2001−147569(P2001−147569) |
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