| 【発明の名称】 |
胴 輪 |
| 【発明者】 |
【氏名】荒川 信
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| 【要約】 |
【課題】犬などのペットに使用する作り易く丈夫な胴輪を提供する。
【解決手段】1方の胴部帯状体2の両端部2aを折り返して折返し部2bに形成し、該両折り返し部2bの折り返した先端部に連結環5をそれぞれ挿通して結着し、該両折り返し部2bの該連結環5の内方位置に接離部材4をそれぞれ結着すると共に、他方の胴部帯状体3の両端部3aを前記1方の胴部帯状体2の両折り返し部2bに溶着或いは縫着して両胴部帯状体2、3を連結した。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 前後の胴部帯状体のどちらか1方の胴部帯状体の両端部を折り返して折り返し部に形成し、該両折り返し部の先端に連結環をそれぞれ挿通して結着すると共に、該両折り返し部の該連結環の少許内方位置に接離部材をそれぞれ結着すると共に、前記両折り返し部に前記他方の胴部帯状体の両端部とそれぞれ溶着或いは縫着して両胴部帯状体を連結したことを特徴とする胴輪。 【請求項2】 前記前後の胴部帯状体をそれぞれ伸縮可能に形成すると共に該胴部帯状体間に幅規制帯状体を設けたことを特徴とする請求項1に記載の胴輪。 【請求項3】 前記前後の胴部帯状体の少なくとも一方の胴部帯状体において伸縮可能にする長さ調整用の尾錠を左右の対称位置に配置すると共に、左右の対称位置に前記尾錠を有する胴部帯状体の上方部分を一重の帯状体からなる構造とし、下方部分の前記尾錠間を二重の帯状体からなる構造に形成した請求項2に記載の胴輪。 【請求項4】 前記他方の胴部帯状体をその全長をペットの体形に対応する所定長に形成し、前記1方の胴部帯状体を伸縮可能に形成すると共に該両胴部帯状体間に幅規制帯状体を設けたことを特徴とする請求項1に記載の胴輪。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、犬、猿等のペットに使用可能な胴輪に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の犬の胴輪として、前後の胴部帯状体の各端部を略小判状の連結部材により互に連結すると共に該連結部材に連結した連結帯状体に引紐の連結環と胴部帯状体の連結のための接離部材とを結着したものが知られている。(特許第2506285号公報) 【0003】 【発明が解決しようとする課題】この従来の胴輪の連結部材には接離部材と連結環とを結着するための連結帯状体を挿通する長孔と前後の胴部帯状体を挿通するハ字状の長孔との3つの長孔が設けられており、該連結部材を2個必要とするので組立製作が複雑となり、又、強く引かれ続けると変形や破損する問題点があった。 【0004】本発明はこれらの問題点を解消し、作り易く丈夫な胴輪を提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達成すべく、前後の胴部帯状体のどちらか1方の胴部帯状体の両端部を折り返して折り返し部に形成し、該両折り返し部の先端に連結環をそれぞれ挿通して結着すると共に、該両折り返し部の該連結環の少許内方位置に接離部材をそれぞれ結着すると共に、前記両折り返し部に前記他方の胴部帯状体の両端部をそれぞれ溶着或いは縫着して両胴部帯状体を連結したことを特徴とする。 【0006】 【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図1及び図2により説明する。 【0007】1は本発明の第1の実施の形態である胴輪を示し、該胴輪1は2本の胴部帯状体2、3と幅規制帯状体6とからなり、これら2本の胴部帯状体2、3中の1方の胴部帯状体2の両端部2a、2aは折り返して形成され、これら折り返して形成された折り返し部2b、2bの折り返した先端にそれぞれ連結環5を挿通して結着すると共に、一方の折り返し部2bの折り返しの先端から少許内方位置に接離部材4の係止突部4aを、又他方の折り返し部2bの折り返しの先端から少許内方位置に該係止突部4aが係脱される該接離部材4の受部4bをそれぞれ結着し、又他方の胴部帯状体3の両端部3a、3aを前記1方の胴部帯状体2の折り返し部2b、2bの接離部材4より更に内方位置にそれぞれ溶着或いは縫着して、これら両胴部帯状体2、3が連結され、更に、これら両胴部帯状体2、3のそれぞれ中間部分に幅規制帯状体6の両端部6a、6aが巻着されて該両胴部帯状体2、3の前後方向の拡開を制限するようにした。 【0008】ここで1方の胴部帯状体2は方形の挿通環7内に共に挿通して連結された長短2本の帯状体2c、2dからなり、この長い帯状体2cを該挿通環7に挿通した後に折り返した裏側の帯状体の端部が長さ調整用の尾錠8の中間杆8bに裏側から巻着され、折り返した表側の帯状体は該尾錠8の方形枠体の一辺部8aの裏側から表側に挿通し前記中間杆8bの表側を通り再度該方形枠体の他辺部8cの裏側に挿通してからその先の方は前記端部2aとなり、該端部の折り返した先端に前記連結環5を挿通して結着すると共に折り返し部2bの先端から少許内方位置に前記接離部材4の係止突部4aの根部を挿通して結着し、更に該折り返し部2bの該係止突部4aより更に内方位置に前記他方の胴部帯状体3の端部3aを挿入して端部2aと3aとを溶着或いは縫着して両帯状体の端部を結着し、短い帯状体2dは前記方形の挿通環7に挿通して折り返し、この折り返した表側の帯状体2dはその先端側を折り返し、該折り返し部2bの先端に前記連結環5を挿通して結着し、該折り返し部2bの先端より少許内方位置に前記接離部材4の受部4bの根部を挿通し、該折り返し部2bの該受部4bより更に内方位置に前記他方の胴部帯状体3の端部3aを挿通して端部2aと3aとを溶着或いは縫着して結着した。 【0009】更に、他方の胴部帯状体3は長さ調整のために丈夫な方形の挿通環7内に共に挿通して連結された長短2本の帯状体3b、3cからなり、この長い帯状体3bは該挿通環7に挿通した後に折り返した裏側の帯状体の端部が長さ調整用の尾錠8の中間杆8bに裏側から巻着され、折り返した表側の帯状体は該尾錠8の方形枠体の一辺部8aの裏側から表側に挿通し前記中間杆8bの表側を通り再度該方形枠体の他辺部8cの裏側に挿通してからその先の方は前記端部3aとなり、又短い帯状体3cは前記挿通環7に挿通して折り返した裏側は直ちに結着し、表側は前記端部3aとなり、前述の如く1方の胴部帯状体2の長い帯状体2cの端部2aと他方の胴部帯状体3の長い帯状体3bの端部3aとが溶着或いは縫着され、短い帯状体2dの端部2aと短い帯状体3cの端部3aとが溶着或いは縫着されて、両胴部帯状体2、3が連結される。 【0010】尚、9は前記挿通環7の個所で折り返して2重となっている帯状体が拡がるのを防止するための締環であり、又前記接離部材4は係止突部4aと受部4bとからなり、両者の根部には帯状体の挿通する通し孔が設けられており、前述の如く該係止突部4aは1方の胴部帯状体2の長い帯状体2cに挿通して結着し、該受部4bは短い帯状体2dに挿通して結着しており、係止突部4aを受部4bに差し込むことにより係止突部4aの両側の弾性片4c、4cが受部4b内で拡張係止して図2に示す如く連結状態になる。 【0011】前記連結環5、5はD字状に形成され、その直線部が前記1方の胴部帯状体2の両折り返し部2bの先端にそれぞれ結着されている。 【0012】尚、連結環5は円形や三角形、四角形でもよい。 【0013】次に本発明の第1の実施の形態である胴輪1の使用方法を図面により説明する。 【0014】先ず犬の胴部特に胸部の太さに合わせて胴部帯状体2、3の長さを尾錠8、8により調節し、その後、幅規制帯状体6の両側の胴部帯状体2、3間に犬の前足を通す。尚、この時胴部帯状体2、3はどちらが前後してもよい。 【0015】次に接離部材4の係止突部4aと受部4bとを把持し、犬の背部において該接離部材4の突部4aを受部4bに嵌入して両者を結合する。これにより犬の前足の個所の首側と胴体側の胸部とが図3の如く胴部帯状体2、3に装着される。 【0016】次に、引紐等のフックを連結環5、5に装着すると胴輪1が犬の胸部を適度に保持すると共に引紐Aと犬とが確実に連結される。 【0017】又、胴輪1を外すときは、弾性片4c、4cを受部4b内へ押圧すれば、係止突部4aが受部4bから外れる。 【0018】本発明の胴輪1は両胴部帯状体2、3を端部において従来例の連結部材を介在せず直接溶着或いは縫着することにより丈夫に作ることができ、又、製造を容易にすることができる。 【0019】本発明の第2の実施の形態を図4により説明する。 【0020】本発明の第2の実施の形態である胴輪11は、前記第1の実施の形態の胴輪1の前後の胴部帯状体2、3の下方部分の左右に尾錠を配置すると共にこれら尾錠間の帯状体を二重に形成して、犬に加わる力を低減することが特徴である。 【0021】本第2の実施の形態においては、前後の胴部帯状体12、13の下方部分の左右対称の位置に尾錠8と尾錠8´とを各々配置し、前部帯状体12の左側の帯状部12aは左側の尾錠8´の方形枠体の一辺部8´aの裏側から表側に挿通して該尾錠8´の中間杆8´bの表側を通り再度該方形枠体の他辺部8´cの裏側に挿入して右側の尾錠8の方形枠体の一辺部8aに結着し、又前記前部帯状体12の右側の帯状部12bの右側の尾錠8の方形枠体の他辺部の裏側から表側に挿通して該尾錠8´の中間杆8bの表側を通り再度該方形枠体の一辺部8aの裏側に挿入して左側の尾錠8´の中間杆8´bに結着した。かくて左右の尾錠8、8´間において左側の帯状部12aと右側の帯状部12bとにより二重になる。 【0022】更に後部帯状体13の左側の帯状部13aと右側の帯状部13bについても左右の尾錠8、8´に前述と同様に挿通及び結着して、これら左右の尾錠8、8´間において左側の帯状部13aと右側の帯状部13bとにより二重になる。 【0023】かくて使用時には、前記図3の胴輪1と同様に犬に装着し、引き紐Aを強く引いた時など、犬の胴部に力が加わる前後の胴部帯状体12、13の下方部分は二重の帯状体構造となっているので、この加わる力を緩衝して低減することができ、又、上方部分は前記挿通環7及び締環9が不用の単純な一重の帯状体構造となり、製作を容易にするこができる。 【0024】尚、前記実施の形態においては、前部帯状体12及び後部帯状体13のいずれも左右の尾錠8、8´を配置すると共にこれら尾錠8、8´間の帯状体を二重にしたが、前部帯状体12及び後部帯状体13のいずれか一方のみに左右の尾錠8、8´を配置すると共にこれら尾錠8、8´間の帯状体を二重にしてもよい。 【0025】次に本発明の第3の実施の形態を図5により説明する。 【0026】本発明の第3の実施の形態である胴輪21は、前記第1の実施の形態の胴輪1を単純化して更に作り易くしたのが特徴である。 【0027】前記胴輪1では前後の胴部帯状体2、3は共に長さ調整が可能であったが、この胴輪21は後側の1方の胴部帯状体2のみ同様に長さ調整可能とし、前側の他方の胴部帯状体3´は所定の長さの1本の帯状体で形成し、この所定の長さは小型犬用、中型犬用、大型犬用などの数種類の長さのみとした。 【0028】使用時に、前足の後側の胸部に合せて1方の胴部帯状体2を調整すれば、犬の大小の体形に対応する所定の長さに他方の胴部帯状体3´を限定しても前足の首側は締らず、又、多少の余裕があっても特に支障がなく、従って該胴部帯状体3´が1本の所定長の帯状体だけに単純化されて胴輪として更に丈夫にすることができ、又、製作をより容易とすることができる。 【0029】 【発明の効果】上記の様に本発明によると、前後の胴部帯状体を端部において連結部材を介在せず直接溶着或いは縫着することにより胴輪として丈夫となると共に製造が容易となる効果を有する。
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| 【出願人】 |
【識別番号】591253962 【氏名又は名称】株式会社ヘイセイ
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| 【出願日】 |
平成14年1月18日(2002.1.18) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100081787 【弁理士】 【氏名又は名称】小山 輝晃
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| 【公開番号】 |
特開2002−291370(P2002−291370A) |
| 【公開日】 |
平成14年10月8日(2002.10.8) |
| 【出願番号】 |
特願2002−9586(P2002−9586) |
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