| 【発明の名称】 |
ウサギ固定器 |
| 【発明者】 |
【氏名】平澤 和男
【氏名】竹入 修二
【氏名】伊藤 邦次
【氏名】田中 正樹
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| 【要約】 |
【課題】この発明は、ウサギを使った動物実験を実施する際に、容易かつ迅速にウサギを固定する構造に関するもので、固定に際しウサギの腰抜け、股関節の脱臼、骨折といった障害を防止するものである。
【解決手段】、長手方向に両側壁2を設けた凹型収納筒の基台1と、該基台の前方を閉塞しかつ中央にウサギの首かせ穴を有する首固定板3と、該基台の後方より前方に向けてスライドするL字型の腰当板5とを持つことを特徴とするウサギ固定器である。さらには、首固定板3が、首かせ穴を中心に上下2段に分割され、下部は該基台に固定した首固定板、上部は該基台の後方より前方に向けスライドする首固定板で構成されているウサギ固定器である。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】ウサギを固定する器であって、長手方向に両側壁を設けた凹型収納筒の基台と、該基台の前方を閉塞しかつ中央にウサギの首かせ穴を有する首固定板と、該基台の後方より前方に向けスライドするL字型の腰当板とを持つことを特徴とするウサギ固定器。 【請求項2】首固定板が、首かせ穴を中心に上下2段に分割され、下部は該基台に固定した首固定板、上部は該基台の後方より前方に向けスライドする首固定板で構成されていることを特徴とする、請求項1記載のウサギ固定器。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、ウサギを使った動物実験を実施する際に用いるウサギの固定器に関するものである。 【0002】 【従来の技術】ウサギは広く世界中に普及している実験動物であり、発熱性試験、皮膚の刺激性試験、目の刺激性試験などに用いられる。これらの実験にはまずウサギを固定する装置が必修である。かかる装置としては、ウサギを装置に載せ首部だけを固定するものや、ウサギを円筒に入れて胴体を固定するものなどがあるが、基本構造としては首部だけを固定するものが多い。 【0003】一般に市販されているウサギの固定装置は固定に時間のかかるものや、使いにくいものがあった。特にウサギは固定が速やかでなければ、強制的に固定されることに対して激しく抵抗することがある。そこで実験者はさらに強引にウサギを押しつけ固定しようとする。その結果、ウサギが強く蹴りはねて暴れ、これが原因で腰抜け、股関節の脱臼、骨折といった障害が多発するという問題点があった。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】したがって、不要な精神的負担や腰抜けなどの物理的障害をウサギに与えることなく、簡便かつ迅速にウサギを固定するための、ウサギ固定器装置の工夫・改善が必要である。 【0005】 【課題を解決するための手段】この発明は、かかる課題について鋭意検討した結果、以下のウサギ固定器を見出した。すなわち、この発明はウサギを固定する器であって、長手方向に両側壁を設けた凹型収納筒の基台と、該基台の前方を閉塞しかつ中央にウサギの首かせ穴を有する首固定板と、該基台の後方より前方に向けてスライドするL字型の腰当板とを持つことを特徴とするウサギ固定器を提供するものである。さらには、首固定板が、首かせ穴を中心に上下2段に分割され、下部は該基台に固定した首固定板、上部は該基台の後方より前方に向けスライドする首固定板で構成されているウサギ固定器を提供するものである。 【0006】いま、その構成を図面に沿って詳細に説明すると、1は基台であって、その両側の長手方向の左右に2、2’の側壁を設けて凹型収納筒を構成する。3、3’は、基台1の前方を閉塞するように設けた上下2段に分割できる一対の首固定板であって、この一対の首固定板3、3’の中央部にはウサギの首かせ穴が設けてある。そして該首固定板3は、ウサギの下部の首かせ板として凹型収納筒内に固定される。一方の首固定板3’は、ウサギの上部の首かせ板として、凹型収納筒内のスライドレール4をまたいで前後にスライドできる稼動式の首固定板である。5は、腰当板であって凹型収納筒内の底面を前後にスライドでき、ウサギの腰を後方から押し当てできるL字型の腰当板である。 【0007】以上、この発明のウサギ固定器は上記の主要部によって構成されており、製作に当たってはウサギ固定器を単体もしくは複数台並列一体に連結することもよい。また、ウサギ固定器の材質は、木材、プラスチック、ステンレスなどがあり特に限定されないが、ウサギのためには木製が好ましい。また、ウサギを長時間固定する場合を考慮して、ウサギの糞尿が凹型収納筒内に溜まらないよう基台1の低部をスノコ板やメッシュ板に工夫すると良い。 【0008】この発明品の使用にあたっては、まず、■腰当板5およびスライドレール4上の首固定板3’を凹型収納筒の後方にセットする。■ウサギを凹型収納筒内に入れる(ウサギの首の下部が首固定板3に切り込まれた首かせ穴に収まる位置に)。次に、■首固定板3’をスライドレール4に沿わせて前方にスライドさせ、ウサギの首を一対の首固定板3、3’で固定してから首固定板3’を側壁2に固定する(固定方法は、ネジ、クリップ、ピンなどの固定具で固定できれば特に限定されない)。そして、■速やかに腰当板5を前方にスライドさせて、ウサギの腰を後方より保定して腰当板5を基台1に固定する(この固定方法も、前記の首かせ板3’と同様に特に限定されない)。この腰当板5はこの発明品の特徴のひとつである。従来の固定器は腰などの押さえ板がないために、ウサギが首かせを外そうとする動きで後肢を真直ぐに伸ばして暴れて、腰抜け、股関節の脱臼、骨折といった障害が多発していた。しかし、この腰当板5によって、凹型収納筒内でウサギが強く跳ねたり後方にずれたりすることが防止できる。また、実験内容によっては■と■が逆順でもさしつかえない。 【0009】 【発明の効果】このウサギ固定器を用いれば、ウサギの固定は簡便でかつウサギに不要な負担をかけたり傷つけたりしない。特に、腰当板はウサギの腰抜けなどを予防するには効果抜群である。さらに、上部の首固定板が、あらかじめ凹型収納筒の後方にスライドして置けるので、凹型収納筒内へウサギが入れやすくかつ速やかに首かせができるので、作業効率が良い。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000103840 【氏名又は名称】オリエンタル酵母工業株式会社 【識別番号】594087012 【氏名又は名称】北山ラベス株式会社
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| 【出願日】 |
平成13年3月14日(2001.3.14) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2002−262698(P2002−262698A) |
| 【公開日】 |
平成14年9月17日(2002.9.17) |
| 【出願番号】 |
特願2001−71868(P2001−71868) |
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