| 【発明の名称】 |
中通しウキ |
| 【発明者】 |
【氏名】坂倉 晴夫
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| 【要約】 |
【課題】ウキ本体から突起部がでないようにし、釣糸のからみや心棒の緩みを解消し且つ見栄えも向上させることのできる中通しウキを提供する。
【解決手段】軸状体の外周面から軸中心に向かう縦割り溝12が形成され、さらに外周面に雄螺子部11が形成された心棒1と、中央を縦通する貫通孔51を設けると共に該貫通孔51をつくる壁面に前記雄螺子部11に螺合する雌螺子部511を形成し、さらに外周面から該貫通孔51に至る割り溝52を形成したウキ本体4と、を具備し、前記心棒1の長さhが前記貫通孔51の長さH以下に設定され、前記雄螺子部11を前記雌螺子部511に螺合させて、該心棒1を前記ウキ本体4に挿着することにより、該心棒1がその端面をウキ本体4の端面とほぼ面一ないし該貫通孔51内に入り込むようにして該貫通孔51内に心棒全体が収納されるようにした。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 軸状体の外周面から軸中心に向かう縦割り溝が形成され、さらに外周面に雄螺子部が形成された心棒(1)と、中央を縦通する貫通孔を設けると共に該貫通孔をつくる壁面に前記雄螺子部に螺合する雌螺子部を形成し、さらに外周面から該貫通孔に至る割り溝を形成したウキ本体(4)と、を具備し、前記心棒の長さが前記貫通孔の長さ以下に設定され、前記雄螺子部を前記雌螺子部に螺合させて、該心棒を前記ウキ本体に挿着することにより、該心棒がその端面をウキ本体の端面とほぼ面一ないし該貫通孔内に入り込むようにして該貫通孔内に心棒全体が収納されるようにしたことを特徴とする中通しウキ。 【請求項2】 前記心棒の基端部分に軸状体の本体部分より軸径を太くした太径部を形成すると共に、該太径部より心棒の中央寄りに前記雄螺子部を形成する一方、前記ウキ本体の外周面に位置する貫通孔の開口から該貫通孔内へ前記太径部に対応する拡径部を形成し、該拡径部より貫通孔の中央寄りに前記雄螺子部に螺合する雌螺子部が形成された請求項1記載の中通しウキ。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は釣り用の中通しウキに関する。 【0002】 【従来の技術】現在、磯釣りで使われるウキは中通しウキと環付きウキのどちらかである。中通しウキが全体の95%以上の割合で使用されている。その理由の一つに、中心に釣糸が通っているため、環付きウキに比し糸がらみが極めて少ないことが挙げられる。 【0003】ただ、これほど普及した中通しウキにも欠点がある。釣糸を切らなければ交換できないことである。磯釣りで使用するウキは頻繁に交換するのが当たり前になっている。釣糸を切らずに交換できる中通しウキが以前提案されたことがあったが、現時点で、釣糸を切らずに交換できる中通しウキは普及するに至ってない。それは、使用時に不都合があったり、使用以前の問題として見栄え等により受け入れてもらえなかったりしたからである。釣糸を切らずに交換できる従来の中通しウキは、(1)最初にパーツを釣糸に通しておくタイプ(特開2000−60386号公報等)と、(2)完全に後付けできるタイプ(実公平8−8622号公報等)があった。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかるに、前記(1),(2)の中通しウキはどちらも組付け式であることから、ウキ本体から外方へ突出するつまみ用突起部が存在し、これが支障をきたしていた。例えば図11で、ウキ本体aの上側に心棒の突起部bがある場合、釣糸9のからみなどを招き機能面に問題があった。ウキ本体aの下側に突起部bがある場合には、岩に当たったりした時に突起部bと一体の心棒が緩み、位置ズレやさらに脱落する虞れがあった。加えて、ウキ本体aから突起部bが突き出している姿態は、従来から在る古典的なウキ単独の中通しウキに比べ見劣りし、見栄えが良くなかった。 【0005】本発明は上記問題点を解決するもので、組付け式でありながら、ウキ本体から突起部がでないようにし、釣糸のからみや心棒の緩みを解消し且つ見栄えも向上させることのできる中通しウキを提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、請求項1に記載の本発明の要旨は、軸状体の外周面から軸中心に向かう縦割り溝が形成され、さらに外周面に雄螺子部が形成された心棒(1)と、中央を縦通する貫通孔を設けると共に該貫通孔をつくる壁面に前記雄螺子部に螺合する雌螺子部を形成し、さらに外周面から該貫通孔に至る割り溝を形成したウキ本体(4)と、を具備し、前記心棒の長さが前記貫通孔の長さ以下に設定され、前記雄螺子部を前記雌螺子部に螺合させて、該心棒を前記ウキ本体に挿着することにより、該心棒がその端面をウキ本体の端面とほぼ面一ないし該貫通孔内に入り込むようにして該貫通孔内に心棒全体が収納されるようにしたことを特徴とする中通しウキにある。請求項2の発明たる中通しウキは、請求項1で、前記心棒の基端部分に軸状体の本体部分より軸径を太くした太径部を形成すると共に、該太径部より心棒の中央寄りに前記雄螺子部を形成する一方、前記ウキ本体の外周面に位置する貫通孔の開口から該貫通孔内へ前記太径部に対応する拡径部を形成し、該拡径部より貫通孔の中央寄りに前記雄螺子部に螺合する雌螺子部が形成されたことを特徴とする。 【0007】請求項1の発明のように、貫通孔に至る割り溝を形成したウキ本体と、該割り溝に挿着できる心棒とを備え、該心棒に縦割り溝が設けられた中通しウキにすると、挿着後、縦割り溝と割り溝とを同方向に合わせることにより、後付けで釣糸にこの中通しウキを取り付けることができる。そして、心棒長さが貫通孔長さ以下に設定されると、ウキ本体から心棒を外に出さないようにして収納できる。雄螺子部と雌螺子部との螺合でウキ本体と心棒が一体結合しているので、緩み等は起き難い。請求項2の発明のごとく、軸状体の本体部分より軸径を太くした太径部を形成すると、心棒に縦割り溝があっても、ウキ本体の貫通孔に挿着した心棒をこじれないようにして回すことができる。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の中通しウキの実施形態について詳述する。図1〜図10は本発明の中通しウキの一形態で、図1はその分解斜視図、図2はウキ本体の縦断面図、図3は(イ)が心棒の縦断面図、(ロ)が(イ)のB−B線矢視図、(ハ)が(イ)のA−A線矢視図、図4はウキ本体に心棒を組付けた縦断面図、図5は図4の斜視図、図6は(イ)がウキ本体に心棒を組付けた図5の中通しウキの底面図、(ロ)が(イ)の状態から治具を使って心棒を軸中心に180°回した状態図、図7は別態様の心棒の縦断面図、図8は(イ)が図3の(ハ)の拡大図、(ロ)が(ハ)に代わる別態様図、図9は中通しウキの使用態様図、図10は中通しウキの別形態図である。 【0009】中通しウキPは、心棒1とウキ本体4とを具備する(図1)。心棒1は、合成樹脂製の軸状体で、その外周面から縦割り溝12が軸中心に向かう(ここでは到達する)ように形成され、且つ心棒1の外周面の一部に雄螺子部11が形成されたものとなっている。縦割り溝12は心棒1の軸方向に縦通し、図3のごとく横断面一様のU字溝12aとなる。縦割り溝12の溝幅W1は釣糸9が縦割り溝12内でつかえないよう余裕をもった数値(例えば2mm)にする。本実施形態では、心棒1の基端部分に軸状体の本体部分1aより軸径を太くした太径部1bを形成し、該太径部1bより心棒1の中央寄りに前記雄螺子部11を形成する。中通しウキPの大きさからいって心棒1の本体部分1aの軸径は3.3mmφ程度になるが、このとき太径部1bは例えば4mmφとし、雄螺子部11はM4(ピッチ0.75mm)で4mm位の軸方向長さに設けるものとする。 【0010】前記雄螺子部11は太径部1bを除いた心棒1の外周面全域に雄螺子部11を設けてもよいが、心棒1をウキ本体4に螺着固定できれば十分であり、コスト低減を図る意味からも雄螺子部11の形成は一部で足りる。心棒1の基端部分に太径部1bを形成するのは、使用に際して、ウキ本体4に挿着された心棒1の縦割り溝12に釣糸9を差し込んだ後、治具7を使って心棒1を約180°回すことになるが(後述)、この180°回すときに太径部1bがあった方が心棒1をより安定,確実に回せるようになるからである。心棒1に縦割り溝12が縦通しているため、心棒1を180°回すときにU字状の縦割り溝12の口がこじれて広がってしまうことがある。太径部1bがあると、治具7を嵌合する部分の太径部1b厚みが増し剛性が高まり、常にスムーズに回せるようになる。 【0011】ウキ本体4には縦軸中央を縦通する貫通孔51が設けられる(図1,図2)。さらにウキ本体4の周方向の一箇所に外周面(外周側面)から貫通孔51に至る割り溝52がスリット状に形成される。ここでのウキ本体4はウキ本体部5と調整おもり6とからなる。ウキ本体部5は樹脂成形品(例えば、ABS樹脂成形品)たる上カップ5aと下カップ5bの結合一体品で、軸中心部分に前記心棒1を挿着,収納できる貫通孔51が設けられた中空卵状になっている。上カップ5aと下カップ5bは、半球状の碗部であるが、それぞれ中心部に貫通孔用管部54が起立し、且つスリット状の割り溝52が入っている。両者の接合部分を超音波溶着等で結合させて密封空間の中空部Oのあるウキ本体部5に仕上げられる。図2のごとく、上カップ5aの下縁接合部分は下カップ5bのものより少し小さくして嵌合一体化を図る。調整おもり6は、心棒1を組み込んだ中通しウキPが所定比重を保ち且つ起立安定するよう、下カップ5b内に配設される文字通りの調整用錘りになっている。調整おもり6は、平面視C字状の金属製柱状体で、C字状の切欠き部61が割り溝52を跨ぐようにして下カップ5bに接着固定され、中空部O内に収納される。 【0012】前記割り溝52は釣糸9を貫通孔51に誘導するためのものであるため、釣糸9が通過できる溝幅W2があれば足りる(図6)。前記調整おもり6の箇所では、調整おもり6の平面視C字状の切欠き部61から割り溝52が貫通孔51へと入り込めるようにしている。そして、該貫通孔51をつくる壁面542(管部54の内壁面)には前記雄螺子部11に螺合する雌螺子部541が形成される。ここでは、前記太径部1bが形成されていることから、ウキ本体4の底面58に位置する貫通孔51の開口から該貫通孔51内へ前記太径部1bに対応する拡径部511が形成され、この拡径部511より貫通孔51の中央寄りに前記雄螺子部11に螺合する雌螺子部541が形成される。 【0013】前記心棒1と前記ウキ本体4の関係は次のように設定される。すなわち、心棒長さhがウキ本体4に係る貫通孔長さH以下(数値0を除く)に設定され、前記雄螺子部11を前記雌螺子部541に螺合させて、該心棒1を前記ウキ本体4に挿着することにより、該心棒1がその端面18をウキ本体4の端面58(底面)とほぼ面一ないし該貫通孔51内に入り込むようにして該貫通孔51内に心棒1全体が収納されるようにする。本実施形態では貫通孔51の長さHより心棒1の長さhを若干短めになるよう設定し、ウキ本体4への心棒1の挿着によって心棒1の下端面18がウキ本体4の底面58とほぼ面一になって心棒1のすべてがウキ本体4内に収まるようにしている(図1〜図4)。心棒1が貫通孔51すなわちウキ本体4内に収納されれば、ウキ単独からなる古典的な中通しウキと外観が変わらず、またウキ本体4から突出する心棒1の突起部bがなくなるため(図11参照)、釣糸9のからみや突起部bが岩に当たって心棒1が緩んでしまうといったことはない。 【0014】前記心棒1はウキ本体4に挿入し(図1)、雄螺子部11と雌螺子部541が螺合するよう回して挿着すればウキ本体4内に収納された状態になる(図4)。この状態で持ち歩きすれば心棒1がなくなることはない。心棒1が緩むことが想定されるが、衝撃等の外力を直接受ける突起部bがないため螺合状態だけでも心棒1が緩んでくることは少ない。また、本実施形態はタップを使ってウキ本体4の雌螺子部541を後加工(ねじ加工)で作っている。一般のねじ加工は先端のねじ山は低くなっている。このため少しねじを浅く切っておけば最終挿着近辺ではねじが固くなり、うまい具合に挿着,保持された状態を保つ。より好ましくは、心棒1の雄螺子部11に係るねじを少し大きめに設定することである。本発明では心棒1全体に縦割り溝12があるので、心棒1を挿着するときに縦割り溝12の内側へ心棒1が樹脂自身のもつ弾性力で縮まろうとする。そのため、心棒1の径が小さくなりたやすく挿入できる。さらにウキ本体4に割り溝52があるため、心棒1を挿着するときに該割り溝52は口を広げてこれを助けることとなる。その後、心棒1がウキ本体4に挿着,位置決めされた後は、それまで縮められていた心棒1の弾性復元力によってより強固にウキ本体4に保持され、心棒1の緩みはほぼ完璧に止められることになる。 【0015】かくのごとくウキ本体4と心棒1とを一体組付けた中通しウキPは、使用に際して、例えば図4のごとくウキ本体4の割り溝52と心棒1の縦割り溝12との方向を一致させる。そうすれば、図4の中通しウキPの右横から釣糸9を取り込み、割り溝52を通り貫通孔51内に在る心棒1の縦割り溝12内へと釣糸9を導くことができる(図6のイ)。その後、図5に示すような治具7を使って心棒1を約180°回してやれば、完全後付けで釣糸9に中通しウキPを取り付けることができる(図6のロ)。断面U字状の縦割り溝12をもつ心棒1が回ることによって、ウキ本体4の貫通孔51と割り溝52とがつながりを断たれる。貫通孔51をつくる筒管部54と心棒1とで、釣糸9がもはや外れることのない通し孔を形成する。通し孔の断面積は釣糸9に対し大きく、釣糸9が通し孔に遊挿状態になっているため、中通しウキPとして十分機能する。 【0016】ところで、前記治具7は差し込み部71の横断面がU字状縦割り溝12に嵌合するU字形状になっている。そのため、該差し込み部71を太径部1bの縦割り溝12に差込み、次いで、把手部72をねじ回しの要領で図6(イ)の白抜き矢印のごとく回してやればその図6(イ)の状態から図6(ロ)の状態へと心棒1を軽々回すことができる。縦割り溝12は横断面U字状であり、差し込み部71の側面711が縦割り溝12の側壁121に当たり、差し込み部71の弧面712が縦割り溝12の半円壁122に当たって心棒1全体を簡単に180°回転させることができる(図3,図5)。ここで、心棒1を回すために治具7が差し込まれる心棒端部(太径部1b)の縦割り溝12は、図8(イ)のU字溝12aになっているが、例えば図8(ロ)のような平面視C字状のC字溝12bとすることも可能である。ただ、そうすると、治具差し込み部71が太径部1bに当たる部分はC字溝の切欠き面14の長さfだけになり、回す力が切欠き面14に集中し切欠き面が潰れやすくなる。従って、本実施形態のようなU字状の縦割り溝12の方がより好ましいとされる。ところで、雄螺子部11と雌螺子部541の螺合部が在るため、心棒1を180°回転させることにより心棒1がウキ本体底面58から奥へ入り込むことになる。しかし、雄螺子部11が前述のごとくピッチが0.75mm程度であれば180°回転でその半分の僅か0.375mm進むだけであり、見栄えに問題なく、奥に入ったという感じは全くない。 【0017】このように構成した中通しウキPは、ウキ本体4と心棒1との組み合わせの後付け中通しウキ製品ながら、心棒1をウキ本体4内に収納セットできるので、一見しただけでは古典的なウキ単独からなる中通しウキと何ら変わらなくなる。組付け用の突起部b等がなく、組付けタイプながらすっきりした外観が得られており極めて見栄えが良い。心棒1を回してウキ本体4内に螺合,収納させていくが、本実施形態のように先端のねじ山が低くなるタップねじ加工をすれば、心棒1の最終収納位置でねじが固くなるので、心棒1をウキ本体4内に確実に位置決め,保持できる。さらに、本中通しウキPは後付けで釣糸9に組付けセットしたとき、突起部bがないことから、突起部bがあった場合に派生する使用中での糸がらみがない。また、突起部bが岩にあたったりしても、突起部bに直接ぶつかることがなく、心棒1の位置ズレ,心棒1のゆるみ等を発生させることがない。 【0018】心棒1とウキ本体4との組付け中通しウキPは、従来、組付けるために心棒1にどうしてもこれをつまむための箇所が必要で、この箇所が突起部bとなって現れていた。これに対し、本発明では心棒1の雄螺子部11とウキ本体4の雌螺子部541で螺合一体化させ、且つ釣糸9の通る縦割り溝12をねじ回し用治具7の嵌合穴としての役目を担わせることによってこれを解消している。縦割り溝12に治具7を差し込み回すことによって心棒1をウキ本体4内に収納保持させ、突起部bを完全になくすことができる。 【0019】そして、本発明の中通しウキPは図4のような状態(普段の状態)にして磯釣りに出かければ、この中通しウキPを釣糸9に後付けしようとする際には、縦割り溝12内に釣糸9を誘導した後、治具7で心棒1を180°程回してやるだけで十分となる。僅か数秒で中通しウキPの取替え交換ができるので、釣果にも貢献できる。治具7を縦割り溝12に差し込んで心棒1を回すにあたって、本実施形態のように縦割り溝12をU字状とし、且つその縦割り溝12の壁面全体に当たる治具7をこしらえれば、当接全面に回す力を加えることができるので、中通しウキPの釣糸9への取り付けが一層楽になる。加えて、従来の古典的な中通しウキはウキ交換するたびに釣糸9(道糸)を切っていた。サルカンの場合は約15cm、直結の場合は20cmほど釣糸9を切って捨てていたが、本発明の中通しウキは釣糸9を切る必要がない完全後付けであるので、釣糸資源の節約、海の汚染防止にも役立つ。 【0020】本実施形態の中通しウキは、心棒1の縦割り溝12が横断面一様のU字溝12a(図3)で、ウキ止めが通過するタイプであるが、これに代えて、図7のような心棒7を用いることも出来る。図7の心棒1は上端部1cの縦割り溝12の溝幅W3が他部分W1より狭くなって細幅溝121を形成しており、ウキ止めが止まるタイプになっている。図7に描かれた心棒1の他の部分は図3と構成が同じでその説明を省く。また、本発明の中通しウキPは、図9(イ)のように海面に浮かべる通常タイプだけでなく、図9(ロ)のような水中ウキとしても利用できる。図9中、符号FTは通常ウキ、符号TBは釣り針を示す。また、本実施形態では貫通孔長さHより若干短めの心棒1を1本用いたが、多少コストアップになるものの図10のように一つのウキ本体4に対し2本の心棒1を用いる別態様の中通しウキPとすることもできる。 【0021】尚、本発明においては前記実施例に示すものに限られず、目的,用途に応じて本発明の範囲で種々変更できる。心棒1,ウキ本体4,治具7等の形状,大きさ,個数,材質等は用途に合わせて適宜選択できる。 【0022】 【発明の効果】以上のごとく、本発明の中通しウキは、釣糸に後付けできる組付けタイプのものでありながら、ウキ本体から突起部がでないために体裁,見栄えが良く、そして、釣糸のからみや心棒の緩みを解消できるなど優れた効果を発揮する。
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| 【出願人】 |
【識別番号】593102389 【氏名又は名称】株式会社ミツル製作所
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| 【出願日】 |
平成13年1月30日(2001.1.30) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100101627 【弁理士】 【氏名又は名称】小林 宜延
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| 【公開番号】 |
特開2002−223682(P2002−223682A) |
| 【公開日】 |
平成14年8月13日(2002.8.13) |
| 【出願番号】 |
特願2001−22503(P2001−22503) |
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