| 【発明の名称】 |
浄水装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】安永 正
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| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 水槽内の飼育原水を吸入するための吸水管及び窒素の除去された処理水を排出して水槽内に送り込む排水管からなる配管部と、複数のクリップを取り付けるとともに吸入口及び排出口とを設けた蓋、モータがありモ−タの駆動により回転するインペラーにより水を排出するるポンプ、左パイプと右パイプ間にバイパス管を接合させるとともに前記接合部に開閉弁を設け、前記左パイプの下端を前記吸入口に接続し、前記右パイプの下端を前記排出口に接続したユニット部と、濾材等を収納する収納ケースを収納し、前記蓋のクリップにより前記蓋に密着されるようなケースからなり、前記開閉弁によりフィルターの水を内部で循環するようにしたことを特徴とする浄水装置。 【請求項2】 請求項1に記載の浄水装置に、吸引管及び送液管を有するとともにタイマーにより駆動するポンプと、グルコース溶液等の脱窒菌に必要な呼吸基質を貯溜しておく貯溜槽とからなる送液部を設け、前記送液管を左パイプに接続したことを特徴とする請求項1に記載の浄水装置。 【請求項3】 送液管をケースに接続したことを特徴とする請求項2に記載の浄水装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明が属する技術分野】本発明は、観賞魚等を飼育する水槽内の水を浄化し、水槽内の生物の生活環境を最適に維持するための浄水装置の改良に関する発明である。 【0002】 【従来の技術】一般に、魚を飼育するための、浄水装置(濾過装置)は、水の中を浮遊する蛋白質やアンモニアを合成樹脂繊維などの濾過材を使用し、図6、図7に示すように浄水していた。これは、主に、濾材表面に付着した微生物を利用して有害なアンモニアを比較的無害な硝酸に変えることを目的としている。このような、濾過方法を生物濾過と呼ぶが、濾材に有害な物質を吸着するような性質を持つものを使用する化学濾過も多く用いられている。 【0003】図6、図7に示す浄水装置24は、亜硝酸菌や硝酸菌などの微生物による硝化を主な目的とする浄水装置であり、バルブ27、27を開き、水槽内の飼育水(魚から排出された有毒なアンモニア等)を吸水パイプ25から取り込み、浄水装置24のポンプユニット24a内の下部に孔31が設けられたフィルタ部30を通し、比較的無害な硝酸にまで処理を行い、ポンプ28により吐き出して排水管26を通し、再度水槽内に放出する装置であり、浄水装置24内のフィルタ部30内に設けられている濾過材を介して飼育水中に存在するアンモニアや有機物を吸着あるいは分解するものである。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記装置24などの働きにより生じた硝酸イオン(NO3−)、通常飼育水中から除去することが出来ず、蓄積されてしまう。そして、硝酸イオン(NO3−)の蓄積はやがて、pHの降下を招き、魚や他の生物に悪影響を及ぼす。 【0005】ここで、硝酸イオン(NO3−)は、通常、飼育水中から除去することが出来ないと言ったのは、場合によっては僅かながら除去される場合があるからである。それは、水草や藻類、海水中ではサンゴなどの生物に固定されるケースや水槽底面に敷かれた砂の中やろ材中に形成される微生物のコロニー内部のような嫌気的な部分で起こる脱窒によって除去されるケースである。 【0006】しかし、これらの窒素除去量は生成される硝酸イオン(NO3−)の量を考えると、必ずしも効果的な量とは言えない。実際、水槽底面に砂を厚く敷き、底に形成される嫌気層(プルナム層)での脱窒を期待したモナコシステムという飼育法が存在するが、このシステムを維持するには、ライブコーラル(生きたサンゴ)をメインに魚の数をできるだけ少なく抑えなければならず、魚のみを高密度で飼育するような場合はこのシステムではあまり効果的な窒素除去ができない。 【0007】従って、飼育水中に蓄積された硝酸イオン(NO3−)を効果的に取り除くには、現段階では換水に頼るしかない。しかし、換水には労力やコストがかかることは言うまでもなく、水質の急激な変化によって微生物を含めた水槽中の生物たちにダメージを与える危険性がある。従って、飼育水中の硝酸イオン(NO3−)を換水することなく効果的に除去することが飼育する側にとっても水槽中の生物にとっても理想的と言える。 【0008】現在でも、飼育水中の硝酸イオン(NO3−)を脱窒によって除去することを目的とした還元フィルターが一部のメーカーにより製品化されている。これらのものはいずれも、極少量の水をフィルターに通過させ、段階的な溶存酸素の消費により、フィルターの出口付近やフィルター内の淀んだ部分での脱窒をはかるものである。しかしこれらは、フィルター内に脱窒の行われない無駄な部分があるため、効果的な窒素除去を行うには、比較的大きな容積のフィルターが必要になる。 【0009】そこで、本発明は、新たに設けたバイパスと電磁弁、バルブ等の開閉弁によってフィルター内だけを循環する流れを作り、フィルター内全体を嫌気状態にすると共に内部循環時に脱窒菌に必要な呼吸基質(グルコース等)を添加することによって溶存酸素の消費と脱窒を促進させ、効率の良い脱膣をすることにより水槽内の水から極めて効率的かつ短時間に硝酸イオン(NO3−)を除去する浄化装置を提供することを目的とするものである。 【0010】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を解決するために、水槽内の飼育原水を吸入するための吸水管及び窒素の除去された処理水を排出して水槽内に送り込む排水管からなる配管部と、複数のクリップを取り付けるとともに吸入口及び排出口とを設けた蓋、モータがありモ−タの駆動により回転するインペラーにより水を排出するるポンプ、左パイプと右パイプ間にバイパス管を接合させるとともに前記接合部に開閉弁を設け、前記左パイプの下端を前記吸入口に接続し、前記右パイプの下端を前記排出口に接続したユニット部と、濾材、呼吸基材等を収納する収納ケースを収納し、前記蓋のクリップにより前記蓋に密着されるようなケースからなり、前記開閉弁によりフィルター内の水を内部で循環するようにしたことを特徴とする浄水装置の構成及び前記浄水装置に送液部を設けたことを特徴とする浄水装置の構成とした。 【0011】 【実施例】以下に、添付図面に基づいて本発明である浄水装置について詳細に説明する。図1〜図3に本発明である浄水装置の実施例を示す。図1は本発明である浄水装置の実施例の全体図、図2は本発明のフィルター部の拡大図である。 【0012】図1及び図2に示すように、本発明である浄水装置1は、ユニット部2とフィルター部3と配管部4とからなる。前記ユニット部2は、蓋7の中央に取り付けられているポンプユニット8、左右から上部にコネクタ11、11により連結された開閉弁9、9a付きパイプ6、6a、バイパス管10によりH型の構造を有した配管、蓋7の下部にクリップ12、12により着脱可能に取り付けられているケース5等からなる。フィルター部は、前記ケース5内にある。 【0013】前記左パイプ6と右パイプ6a間に前記左右パイプ6、6aに直角にとりつけられたバイパス管10によりH型構造の配管となる。前記バイパス管10と左パイプ6が接合する接合部には左開閉弁9が、前記バイパス管10と右パイプ6aが接合する接合部には右開閉弁9aが取り付けられている。 【0014】前記左右開閉弁9、9aは、吸水管4a内から流れ出る水及び排水管4b内に流れ出す水を流したり、流れを止めたりするために取り付けられている。前記左右開閉弁9、9aは、図1、図2に示すバルブ、図3に示す電磁弁等のように開閉装置が付いていればどのようなものを使用してもよい。 【0015】配管部4は、水槽18内のを硝酸イオン(NO3−)を含んだ飼育水を吸引する吸水管4aと硝酸イオン(NO3−)の除去された処理水が送出される排水管4bとからなる。前記吸水管4aは、湾曲管13とU字管14と水槽18の中に入る直線状管15と前記直線状管15の先端部に取り付けられているストレーナ16とからなる。また、排水管4bは、湾曲管3とU字管14と直線状管15とからなる。 【0016】図1に示すように、吸水管4aの一端は、左パイプ6の上部に接続されているとともに、排水管4bの一端は、右パイプ6aの上部に接続されている。前記左右パイプ6、6aに吸水管4a、排水管4bを接合する手段としては、嵌合方法でも螺合方法でもよい。 【0017】ケース5の蓋7の中央に取り付けられているポンプユニット8は、図2に示すように、内部にモーターがあり、シャフト23に固定されたインペラー22が回転することで水を上部へと押し上げる。 【0018】また、前記インペラー22下部にはインペラーカバー21があり、インペラーカバー21を取り外すことによってインペラー22部分のメンテナンスが容易にできる構造となつている。 【0019】図2に示すように、フィルタ部3は、ケース5とケース5の内部に設けられた収納ケース20とからなる。ケース5内には濾材19を収納する収納ケース20が3個が積み重ねられていて、収納ケース20の底板20aには等間隔に多数の孔20bが形成されている。尚、収納ケース20は一個でも、2個でもよい。 【0020】また、濾材19、19、呼吸基材等が収納されている収納ケース20、20a、20bが収納されているケース5と蓋7とは、蓋7に取り付けられている複数のクリップ12、12によって着脱可能に密着するように取り付けられていて、ケース5内部は気密状態となっている。 【0021】図2に示すように、フィルター部2のケース5内には3個の収納ケース20が収納されていて、各収納ケース20、20、20は各種の濾材19、19が交換できる様に脱着可能な構造となっている。また、前記収納ケース20、20、20は、必要に応じて3個以上としてもよく、また2個以下としてもよい。 【0022】前記収納ケース20内部には、濾材19、19、19と脱膣菌に必要な呼吸気質(グルコース等)19aを添加した濾材19を収納する。その際に使用する濾材19、19、19aは、出来るだけ大きな表面積が確保でき、且つ目詰まりがしにくいものが望ましい。勿論、前記収納ケース20内部には、濾材19、19、19と脱膣菌に必要な呼吸気質(グルコース等)19aを添加した濾材19を収納しなくてもよい。 【0023】例えば、目の粗いスポンジ状の濾材が最適と思われる。更に、各層によって様々な濾材を使い分ける必要はなく、1種類若しくは飼育する魚等により濾材の種類を増やせばよい。 【0024】例えば、淡水魚の飼育においては、収納ケース20内に収納する濾材は1種類のものでよい。また、海水魚等の飼育においては1個の収納ケース20内に一の濾材としてのサンゴ砂等のpH降下に対する緩衝材となるものを収納させて使用するのが望ましい。 【0025】これは、脱窒菌等がグルコースを分解する際に、その呼吸代謝として密閉経路内に炭酸ガスが残留するため、この炭酸ガスを利用してサンゴ砂からカルシウム等のミネラルを溶出させ、アルカリ度の回復を計るためである。 【0026】また、海水魚等はミネラルが不足すると発育に障害が生じるためでもある。以下に、前記の化学式を示す。 CaCO3+CO2+H20 → Ca2++2HCO3-【0027】尚、淡水魚の飼育においては、この炭酸ガスはあえて処理する必要はない。なぜなら、水槽内に戻された際に大気に放出(海水の場合もCO2は脱気される)されてしまうからである。その結果、飼育用の原水である飼育原水よりもpHは上昇することになる。むしろ水草水槽の場合は、光合成に必要な炭酸ガスを水草に供給できる。 【0028】以下に、浄水装置1の吸水、脱膣、排水の流れについて説明する。先ず、図1に示すように、水槽18内の飼育原水(硝酸イオン(NO3−)が蓄積している飼育用の水)等を吸水管4aの先端部に取り付けられているストレーナ16から吸水すると、直線状管15、U字管14及び自由に曲げることが可能な湾曲管13内を通り、左パイプ6内を通る。 【0029】次に、図2に示すように、密閉されたケース5と収納ケース20の間にできた通路5aを通り、収納ケース20の最下部の孔20bより上部の収納ケース20内に飼育原水が侵入する。 【0030】そして、ポンプの作用により、飼育原水が汲み上げられて右パイプ6a内に送り出される。しかしながら、吸水用の左パイプ6と排水用の右パイプ6a間に接続されているバイパス管10の接合部に取り付けられている開閉弁9、9aを閉止状態に操作すると、右パイプ6a内の処理された水はバイパス管10を通り、左パイプ6内に流れ込む。前記開閉弁9、9aは、自動的に閉止状態、解放状態となる電磁弁を取り付けてもよい。 【0031】このように、開閉弁9、9aを閉止状態にすると、水槽18からの飼育原水は濾材が収納されている収納ケース20、20、20内を循環することにより、窒素が除去されることになる。この水は、フィルター部3を何回も循環することとなる。 【0032】一定時間経過後、開閉弁(電磁弁)9、9aを操作し開けて解放状態とすると、排水管4bを構成すめる可撓管13、U字管14、直線状管15を順次通り、水槽18内へ完全に窒素の除去された水を戻すことができる。 【0033】図3は、本発明である浄水装置に取り付けられている開閉弁の他の実施例である。実施例2は、図1に示す実施例の開閉弁9、9aに電磁弁32、32を使用し、タイマ33と制御装置34とを追加することにより、タイマ33を使用して、開閉弁32、32を制御するものである。 【0034】前記開閉弁9、9aは、各左右パイプ6、6aの双方に取りつれられているが、左パイプ6又は右パイプ6aのいずれか一方のパイプにのみ取り付けた構造としてもよい。また、前記電磁弁32、32もまた、左右パイプ6、6aに取り付けずに、いずれか一方のパイプのみに取り付けた構造としてもよい。 【0035】タイマ33は時間を設定でき、制御装置34によりタイマ33と電磁弁32、32を連動させることにより、一定時間、電磁弁32、32の開閉操作を制御することが可能となる。 【0036】このように、本発明である浄水装置1は、左右パイプ6、6aとバイパス管10とからなるH型の配管を有する構造を採用し、フィルター部3内を循環する流れを作り、内部循環時にフィルター部3内に存在する脱窒菌に必要な呼吸基質(グルコース等)を添加する事によって、脱窒菌の活動を活発にし、溶存酸素の消費と脱窒を促進させる。 【0037】脱窒菌は遊離酸素の欠乏した状態の時に、硝酸イオンの結合酸素を利用して呼吸を行う細菌であるため、開閉弁9、9aを開いた状態では酸素呼吸を行う。 【0038】しかし、開閉弁9、9aを循環側(閉じる)に切り替えることにより、フィルター部3内を嫌気状態に移行させ、原水がフィルタ部3内を循環し、時間がたつにつれ酸素が欠乏してくると、硝酸呼吸を行う。そして、この硝酸呼吸の際に硝酸は還元され、窒素ガスとして大気に放出されるため、ケース5の内部では窒素の除去された水へと処理される。 【0039】また、従来の還元フィルターのようにフィルター内部で段階的に溶存酸素が少なくなる物とは異なり、開閉弁9、9aを内部循環側に切り替えることでフィルターケース5内部を循環する流れを発生させることによって前述の原理でフィルター内全体を嫌気状態にする事が可能なため、脱窒には必要ない硝酸菌や亜硝酸菌の増殖も抑制でき、従来に比べより少ない容積で収納ケース20内に脱窒菌を多く増殖させることができるため効率のよい脱窒が行える。 【0040】また、フィルター部3内を水が循環している状態でグルコース等の脱窒菌などの生物学的処理に有効な微生物の活動に必要な呼吸基質(グルコース等)をケース5内を循環する流れに添加することによって、収納ケース20内に着生する微生物の増殖速度を早め、リンの固定も促進させるため、定期的に微生物(汚泥)を取り除くことによってリンの除去も可能である。 【0041】下水処理などにおいては、脱窒菌の栄養源として一般にはメタノールが多く使用されているが、本浄化装置の様に、魚などの生物飼育においては収納ケース20内の脱窒菌がメタノールを分解しきれずに飼育水中に残留してしまうことは好ましくないので、呼吸基質として水槽中の生物にも比較的害が少ないと考えられるものとしてグルコースを用いる。 【0042】フィルター内の水が、ケース5の内部を循環する時にグルコースを注入することにより、脱窒菌が嫌気状態においてグルコースを酸化して、エネルギーを獲得する。このときの反応式は以下のようになる。 5C6H12O6+24NO3-+24H+ → 30CO2+42H20+12N2↑・・・・・(1)しかし、菌体の増殖分は考えない物としている。 【0043】これをもとに、NO3-1mgを完全にN2まで還元するのに必要なグルコースの量を求める。まずNO3-1mgのモル数は1/62×103である。これに5/24をかけた値が必要とするグルコースのモル数であるから、この値にグルコースの分子量180をかけたものが、グルコースの必要量である。 (180×5)/(24×62)≒0.6 [mg]・・・・・(2)【0044】また、脱窒に必要な嫌気状態を確保するためには溶存酸素が消費されなければならないので、酸素呼吸によるグルコースの消費量も考えなければならない。酸素呼吸によるグルコースの反応式は次の通りである。 C6H12O6+6O3+6H20 → 12H20+6CO2・・・・・(3)【0045】これを酸素分子1mgが酸化できるグルコースの量を計算するに、はO21mgのモル数が1/32×10-3であることを利用すると、酸化できるグルコースの量はこれに1/6をかけたものであるから、その質量はさらに180をかけたものになるので、単位をそろえると、180/(32×6) ≒ 0.9 [mg]・・・・・(4)となる。 【0046】(2)と(4)をもとに、菌体の増殖量を加味しない最低限必要なグルコースの量を考えると、([NO3-濃度]×0.6+[O2濃度]×0.9)×[フィルター内の水の体積]・・・・・(4)という計算式で菌体の増殖量を加味しない場合のグルコース必要量が算出できるので、この量に菌体増殖量を加味した量が実際に必要になる量であることがわかる。しかしながら、上式で算出した値は理論値であり、実際は様々な要素が絡むことによって理論値と一致するとは限らない。 【0047】また、脱窒に要する時間については、濾材に着床している脱窒菌の密度や水温、添加される呼吸基質の種類や量などによって大きく変わる。しかし、脱窒により消費されるグルコースの量は、それらによって大きく変わる物ではない。 【0048】図4は本発明である浄水装置の他の実施例の一部拡大断面図、図5は本発明である浄水装置の他の実施例の一部拡大断面図である。 【0049】図4及び図5に示すように、本例の浄水装置1は、吸引管3d及び送液管3gを有するとともにタイマー3fにより駆動するポンプ3eと、グルコース溶液3cを貯溜しておく貯溜槽3bとからなる送液部3aを設けた構造の浄水装置である。 【0050】貯溜槽3b内には、飼育原水を脱窒処理するために必要なグルコース溶液3cが貯溜されていて、前記貯溜槽3b内に貯溜されているグルコース溶液3bを、タイマー3fにより時間的制御がされているポンプ3eの駆動により吸引管3dによりグルコース溶液3cが上昇し、送液管3g内を通り、左パイプ6内に送り出され、原水内にグルコース溶液3cを混入させることにより効率的に飼育水から窒素を除去できるのである。 【0051】図4に示した浄水装置1では、送液管3gが左パイプ6に接続した構造であるが、図5に示した浄水装置1では、ポンプ3eに取り付けられている送液管3gがケース5に接続されていて、グルコース溶液3cがケース5内に送り込まれる。 【0052】 【発明の効果】本発明は、以上に説明したような構成であるから以下の効果が得られる。第1に、原水をフィルタ部内で密閉循環させ、嫌気状態を作ることによって効率よい脱窒ができる。 【0053】第2に、原水をフィルタ部内で密閉循環させる工程において、呼吸基質(グルコース等)を添加することにより溶存酸素の消費と脱窒を促進できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】300024966 【氏名又は名称】安永 正
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| 【出願日】 |
平成13年1月30日(2001.1.30) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100093816 【弁理士】 【氏名又は名称】中川 邦雄
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| 【公開番号】 |
特開2002−223664(P2002−223664A) |
| 【公開日】 |
平成14年8月13日(2002.8.13) |
| 【出願番号】 |
特願2001−21488(P2001−21488) |
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