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【発明の名称】 釣用品携行具
【発明者】 【氏名】八木 啓之

【要約】 【課題】サイド収容部に収容した釣用品を円滑に出し入れでき、更には掃除が容易となる釣用品携行具を提供する。

【解決手段】釣竿を収納できる収納本体10の側面部に、サイド収容部12を設けた釣用品携行具であって、前記サイド収容部には、該収容部に納まる大きさの収納体22が取り出し可能に収容されており、該収納体には少なくともポケット22PB、又は長尺物を保持できるベルト状の保持帯22HBを有するよう構成する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 釣竿を収納できる収納本体の側面部に、サイド収容部を設けた釣用品携行具であって、前記サイド収容部には、該収容部に納まる大きさの収納体が取り出し可能に収容されており、該収納体には少なくともポケット、又は長尺物を保持できるベルト状の保持帯を有していることを特徴とする釣用品携行具。
【請求項2】 前記収納体は板状体であって、前記サイド収容部内に着脱可能に装着され、該装着部を支点にして動きが可能であり、収納体の表裏両側に、前記のポケット又は保持帯を有している請求項1記載の釣用品携行具。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、釣竿や他の釣用品を収納して携行する釣用品携行具に関する。
【0002】
【従来の技術】実開昭53−138992号には、釣竿を収納できる収納本体である袋本体の側面部に、サイド収容部といえる袋部を設けた釣用品携行具が開示されている。一般に、釣人は便利であるため、こうした携行具に釣用品を収納して釣り場まで携行する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、こうしたサイド収容部内に釣用品を単に収容しただけでは、取り出しに際してチャックを開ければ、内部に収容してある釣用品が飛び出したり、或いは釣用品同士が絡んだりして、円滑な出し入れができない。また、釣用品には、魚を誘き寄せるための撒き餌を掬い取るヒシャクのように汚れ物もあり、こうした汚れ物を収容すれば、サイド収容部の内部も汚れる。撒き餌等による汚れはしつこく、水洗い等によって掃除しなければきれいになり難い。依って本発明は、サイド収容部に収容した釣用品を円滑に出し入れでき、更には掃除が容易となる釣用品携行具の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的に鑑み本発明では請求項1において、釣竿を収納できる収納本体の側面部に、サイド収容部を設けた釣用品携行具であって、前記サイド収容部には、該収容部に納まる大きさの収納体が取り出し可能に収容されており、該収納体には少なくともポケット、又は長尺物を保持できるベルト状の保持帯を有していることを特徴とする釣用品携行具を提供する。
【0005】収納体が取り出し可能であるため、汚れた場合に容易に水洗い等が可能となる他、損傷しても新品等と交換もできる。また、収納体にはポケット又は保持体を有しているため、釣用品を保持でき、飛び出したり、絡んだりし難く、出し入れが円滑となる。
【0006】請求項2では、前記収納体は板状体であって、前記サイド収容部内に着脱可能に装着され、該装着部を支点にして動きが可能であり、収納体の表裏両側に、前記のポケット又は保持帯を有している請求項1記載の釣用品携行具を提供する。表裏両側にポケット等を有しているため、収納量を可及的に多くできる。また、収納体が板状体であるため、表裏両側に収納しても、厚さは可及的に薄くて済み、サイド収容部内にコンパクトに収まる。更には、装着部を支点にして動きが可能であるため、釣用品出し入れの際に、収納体を装着したままでその表側でも裏側でも自在にアプローチでき、出し入れに便利である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実施形態例に基づき、更に詳細に説明する。図1は本発明に係る釣用品携行具の斜視図である。少なくとも釣竿を収納できる収納本体10の側面部10A,10Bの内の一方10Aには、サイド収容部12が設けられている。収納本体10の開閉は、ファスナー10Tによって行われる。運搬には、ショルダーベルト16か手提げベルト18を使用して行われるが、携行具の手渡しの時に補助のために補助ベルト20も装着されている。
【0008】前記サイド収容部にもファスナー12Tが設けられており、図2に示すように、底蓋12Bに対して上蓋12Aが開いたり閉じたりできる。このサイド収容部には、概ねサイド収容部と同程度の大きさの板状の収納体22が収容されており、図4を参照して後述するが、面ファスナーを設けたベルト24によってサイド収容部12の内側後部壁に装着されている。従って、収納体22は着脱自在であり、取り出しも可能である。また、収納体22はこの装着部を支点として可動状態であり、収納体の表側にも裏側にもアプローチできる。
【0009】この板状収納体22の裏面22Bにはポケット22PBと、幾つかのベルト状保持帯22HBが設けられており、柄のついた釣用品等が保持されている。また、図3を参照すれば、板状収納体22の表面22Aにはポケット22PAと、ベルト状保持帯22HAが設けられており、この例では玉網の枠26を折り畳んで収納している。こうした板状の収納体を複数枚設けて、更に収納容量を向上させることもできる。ベルト状保持帯22HAによる釣用品の保持方法は、面ファスナーによって保持帯を固定する保持でもよいし、保持帯自体を弾性材で形成し、弾力付勢による保持でもよい。
【0010】図4を参照すると、収納体22に設けられた装着部材としてのベルト24と、サイド収容部12の内側後部壁に設けられた補助部材13とで、面ファスナーの着脱を行う構造としている。また、板状収納体22は、その芯材22PEとしてポリエチレン製のボードを使用し、その外周を、ナイロン、EVA(エチレン酢酸ビニル共重合体)、PVC(塩化ビニル樹脂)等による被覆材で覆って構成している。
【0011】その他、図5〜図7では板状等の収納体22をサイド収容部12に対して着脱可能にさせる他の構造の説明図である。図5は、サイド収容部12に設けられたループ状部材13’に、収納体22に設けられたベルト24を挿脱させ、その先部と、収納体22に設けた補助部材23とで面ファスナーを着脱させるよう構成している。
【0012】図6は、図5と異なって、面ファスナーではなく、所謂、バックル26によってループ状部材13’に引っ掛ける構造としている。図7は、弾性部材28をループ状部材13’に押し込んで係止させ、外す場合は、弾性部材を指で少し上下方向に押し広げて外す。以上とは異なり、収納体22をサイド収容部12内に取り付けることなく、収容しているだけでも本発明範囲内である。また、収納体22の表面側か裏面側かの一方にのみ、ポケット、又は長尺物を保持できるベルト等の保持帯を有していても本発明の範囲内である。
【0013】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明によれば、サイド収容部に収容された収納体にポケット等が設けられているため、釣用品を保持でき、収納した釣用品を円滑に出し入れできる。更には、収納体が取り出し可能であるため、掃除が容易となる他、交換もできる。
【出願人】 【識別番号】000002495
【氏名又は名称】ダイワ精工株式会社
【出願日】 平成13年1月17日(2001.1.17)
【代理人】 【識別番号】100101421
【弁理士】
【氏名又は名称】越智 俊郎
【公開番号】 特開2002−209493(P2002−209493A)
【公開日】 平成14年7月30日(2002.7.30)
【出願番号】 特願2001−8440(P2001−8440)