| 【発明の名称】 |
魚釣用リ−ル |
| 【発明者】 |
【氏名】堤 わたる
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| 【要約】 |
【課題】軟質防水用弾性部材を用いて複雑な形状に対応可能にして防水効果を高めたこと。
【解決手段】収容部1の中に駆動機構Bが収容され、収容部1の蓋体2との接合部1bの内側の縁に段部からなる凹部1cが形成されている。蓋体2の接合部2bの内側にリブ2cが収容部1の中に向けて突出形成され、リブ2cは内側に向けて凹凸形状に形成されて内側に突出した複数の凹みaに切り欠きからなる係止部2dが形成されている。リブ2cの外側には環状でNBRなどの軟質防水用弾性部材3が凹凸形状に沿うように添接され、軟質防水用弾性部材3のリブ2cの係止部2dに対応する位置には凸字状の係止部3aが形成されて係止部2dに係止部3aが係止される。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】リ−ルの構成部品を収容するべく蓋体と収容部とで構成されたリ−ル本体と、該リ−ル本体に回転可能に支持されたハンドルと、該ハンドルの巻取り操作で連動回転する回転体をリ−ル本体に回転自在に支持すると共に、該ハンドルの駆動力を該回転体に伝達する駆動機構を該収容部内に収容した魚釣用リ−ルにおいて、前記リ−ル本体の蓋体と収容部の夫々の接合部における少なくとも何れか一方に、他方に向けてリブを形成し、該リブに沿って防水用弾性部材を添接させたことを特徴とする魚釣用リ−ル。 【請求項2】リ−ルの構成部品を収容するべく蓋体と収容部とで構成されたリ−ル本体と、該リ−ル本体に回転可能に支持されたハンドルと、該ハンドルの巻取り操作で連動回転する回転体をリ−ル本体に回転自在に支持すると共に、該ハンドルの駆動力を該回転体に伝達する駆動機構を該収容部内に収容した魚釣用リ−ルにおいて、前記リ−ル本体の蓋体と収容部の夫々の接合部における少なくとも何れか一方に防水用弾性部材を添接させると共に、該防水用弾性部材を接合部のリブ凹凸形状に沿うようにするべく係止部を前記防水用弾性部材又はリ−ル本体側の何れか一方に備えたことを特徴とする魚釣用リ−ル。 【請求項3】前記防水用弾性部材を接合部のリブ凹凸形状に沿うようにするべく、前記防水用弾性部材又はリ−ル本体側の何れか一方に、変形した状態を維持する為の係止部を備えたことを特徴と請求項1記載の魚釣用リ−ル。 【請求項4】前記接合部は単一平面に形成されていることを特徴と請求項1から3記載の魚釣用リ−ル。 【請求項5】リ−ルの構成部品を収容するべく蓋体と収容部とで構成されたリ−ル本体と、該リ−ル本体に回転可能に支持されたハンドルと、該ハンドルの巻取り操作で連動回転する回転体をリ−ル本体に回転自在に支持すると共に、該ハンドルの駆動力を該回転体に伝達する駆動機構を該収容部内に収容した魚釣用リ−ルにおいて、前記リ−ル本体の蓋体と収容部の夫々の接合部を単一平面に形成すると共に、その平面内又はオフセットされた平面内に防水用弾性部材を添接させたことを特徴とする魚釣用リ−ル。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、リ−ルの構成部品を収容するリ−ル本体の蓋体と収容部の間の防水構成を改良した魚釣用リ−ルに関する。 【0002】 【従来の技術】従来、魚釣用リ−ルは、リ−ル本体内部に巻き取り駆動機構やオシレ−ト機構を収容する収容部が設けられており、該収容部には開閉可能な蓋体が取り付けられている。該蓋体と収容部との間から収容部内に水や挨が侵入するのを防ぐべく、その接合部に防水用弾性部材が介在されたものが公知である。前記接合部は通常、様々な部品を収容しつつ、リ−ル本体をコンパクトにするために複雑な形状をしている。この複雑な接合部の形状に合わせて弾性部材を介在させようとすると複雑な形状の型を起こし、更にその形状を維持し続けるために硬めの材料が選択されるが、硬めの材料の場合弾性変形が充分に行われないため若干の隙間が生じ、僅かながら水の侵入を許容してしまうため、改善が必要であった。 【0003】又、弾性部材は通常、接合部の内側(収容部内側)に取り付けられており、飛散した水滴を防水することは可能であるが、誤って水中に落下させてしまった時などの高い水圧が加わった際に、弾性部材が内側に押し込まれ、内部への水の侵入を抑えることが出来ない等の不具合があり、又組み込み時に弾性部材の位置決めを行い難く、特に柔らかい素材を選択して防水効果を高めようとすると、更に位置決めが困難となり、組み込みが大変面倒となる不具合が指摘されている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題点は、蓋体と収容部との間の接合部は通常、様々な部品を収容しつつ、リ−ル本体をコンパクトにするために複雑な形状をしている。この複雑な接合部の形状に合わせて弾性部材を介在させようとすると複雑な形状の型を起こし、更にその形状を維持し続けるために硬めの材料が選択されるが、硬めの材料の場合弾性変形が充分に行われないため若干の隙間が生じ、僅かながら水の侵入を許容してしまう。更に誤って水中に落下させてしまった時などの高い水圧が加わった際に、弾性部材が内側に押し込まれ、内部への水の侵入を抑えることが出来ない等の不具合があり、又組み込み時に弾性部材の位置決めを行い難く、特に柔らかい素材を選択して防水効果を高めようとすると、更に位置決めが困難となり、組み込みが大変面倒となる不具合があることである。 【0005】本発明の目的は前記欠点に鑑み、防水用弾性部材を用いて複雑な形状に対応可能にして防水効果を高めた魚釣用リ−ルを提供することである。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、請求項1に係わる本発明は、リ−ルの構成部品を収容するべく蓋体と収容部とで構成されたリ−ル本体と、該リ−ル本体に回転可能に支持されたハンドルと、該ハンドルの巻取り操作で連動回転する回転体をリ−ル本体に回転自在に支持すると共に、該ハンドルの駆動力を該回転体に伝達する駆動機構を該収容部内に収容した魚釣用リ−ルにおいて、前記リ−ル本体の蓋体と収容部の夫々の接合部における少なくとも何れか一方に、他方に向けてリブを形成し、該リブに沿って防水用弾性部材を添接させたことを要旨とするものである。 【0007】請求項2に係わる本発明は、リ−ルの構成部品を収容するべく蓋体と収容部とで構成されたリ−ル本体と、該リ−ル本体に回転可能に支持されたハンドルと、該ハンドルの巻取り操作で連動回転する回転体をリ−ル本体に回転自在に支持すると共に、該ハンドルの駆動力を該回転体に伝達する駆動機構を該収容部内に収容した魚釣用リ−ルにおいて、前記リ−ル本体の蓋体と収容部の夫々の接合部における少なくとも何れか一方に防水用弾性部材を添接させると共に、該防水用弾性部材を接合部のリブ凹凸形状に沿うようにするべく係止部を前記防水用弾性部材又はリ−ル本体側の何れか一方に備えたことを要旨とするものである。請求項3に係わる本発明は、前記防水用弾性部材を接合部のリブ凹凸形状に沿うようにするべく、前記防水用弾性部材又はリ−ル本体側の何れか一方に、変形した状態を維持する為の係止部を備えたことを要旨とするものである。請求項4に係わる本発明は、前記接合部は単一平面に形成されていることを要旨とするものである。 【0008】請求項5に係わる本発明は、リ−ルの構成部品を収容するべく蓋体と収容部とで構成されたリ−ル本体と、該リ−ル本体に回転可能に支持されたハンドルと、該ハンドルの巻取り操作で連動回転する回転体をリ−ル本体に回転自在に支持すると共に、該ハンドルの駆動力を該回転体に伝達する駆動機構を該収容部内に収容した魚釣用リ−ルにおいて、前記リ−ル本体の蓋体と収容部の夫々の接合部を単一平面に形成すると共に、その平面内又はオフセットされた平面内に防水用弾性部材を添接させたことを要旨とするものである。 【0009】 【発明の実施の形態】請求項1の本発明により、軟質防水用弾性部材3を収容部1のリブ1h、1kや蓋体2のリブ2c、2h、2jの複雑な凹凸形状に沿って添接させるので、位置決め効果が高く、リブ1h、1kやリブ2c、2h、2jの外側に沿わせるだけで良いため、組み込み作業性が良い。請求項2の本発明により、接合部1bの凹部1cやリブ1h、1kと接合部2bのリブ2c、2h、2jが複雑な形状をしていても、リブ1h、1kやリブ2c、2h、2jの係止部1i、1n、2d、2f、2i、2kに軟質防水用弾性部材3の係止部3aが係止されるので、軟質防水用弾性部材3を確実にリブ形状に沿わせることが出来るため、軟質の材料を用いても位置決め効果が高く、防水用弾性部材3の型を総型にする必要がないので低コストで確実に防水が可能な弾性部材を作ることが可能となる。 【0010】請求項3の本発明により、接合部1bの凹部1cやリブ1h、1kと接合部2bのリブ2c、2h、2jが複雑な形状をしていても、軟質防水用弾性部材3を確実にリブ形状に沿わせることが出来るため、軟質の材料を用いても位置決め効果が高く、防水用弾性部材3の型を総型にする必要がないので低コストで確実に防水が可能な弾性部材を作ることが可能となる。リブ1h、1kやリブ2c、2h、2jの内側に突出した複数の凹みa、b位置の軟質防水用弾性部材3はリブ1h、1kやリブ2c、2h、2jから離間されるが、リブ1h、1kやリブ2c、2h、2jの係止部1i、1n、2d、2f、2i、2kに軟質防水用弾性部材3の係止部3aが係止されると、凹みa、b位置にも軟質防水用弾性部材3が添接されて確実な位置決めが出来るので、一層防水効果が高まり、組み込みが容易になる。 【0011】請求項4・5の本発明により、収容部1の接合部1kや蓋体2の接合部2mが単一平面に形成されていると、接合部1kや接合部2mの形状がよりシンプルとなるため、軟質防水用弾性部材3を添接させても無理な変形がないので、より確実な防水が可能となる。 【0012】 【実施例】以下、図示の実施例によって本発明を説明すると、図1から図6は第1実施例で魚釣用リ−ルを魚釣用スピニングリ−ルで述べると、図1は魚釣用スピニングリ−ルの断面平面図、図2はリ−ル本体の拡大断面平面図、図3はリ−ル本体の拡大断面背面図、図4は蓋体を外した収容部の拡大側面図、図5は蓋体の内側側面図、図6は蓋体の内側の一部拡大側面図である。 【0013】魚釣用スピニングリ−ルのリ−ル本体Aは収容部1と蓋体2で構成され、図1から図3で、収容部1の一側開口が蓋体2で閉塞されている。収容部1に図4の複数のネジ孔1aが形成され、蓋体2に図5のように複数の透孔2aが形成されている。蓋体2は透孔2aに挿通された図示しないビスがネジ孔1aに螺合されて取り付けられている。収容部1の中に駆動機構Bが収容されている。収容部1の蓋体2との接合部1bの内側の縁に段部からなる凹部1cが形成されている。 【0014】蓋体2の接合部2bの内側にリブ2cが収容部1の中に向けて突出形成されている。リブ2cは内側に向けて凹凸形状に形成されて内側に突出した複数の凹みaに切り欠きからなる係止部2dが形成されている。リブ2cの外側には環状でNBRなどの軟質防水用弾性部材3が凹凸形状に沿うように添接されている。軟質防水用弾性部材3のリブ2cの係止部2dに対応する位置には凸字状の係止部3aが形成されている。軟質防水用弾性部材3をリブ2cの外側の凹凸形状に沿うように添接させて係止部2dに係止部3aが係止される。 【0015】駆動機構Bは、駆動軸4と駆動歯車4′と回転軸筒5とスプ−ル軸10と摺動体8と連動歯車9で構成されている。収容部1と蓋体2に取り付けられた軸受11、12で駆動軸4が軸承されている。駆動軸4の外周一側には駆動歯車4′が固定され、駆動軸4の外周他側に歯車4aが形成されている。収容部1の前部には軸受13で回転軸筒5が回転自在に軸受されると共に前側に突出されている。軸受13より前側の回転軸筒5の外周に逆転防止爪車14とロ−タからなる回転体6の中心軸筒6aが嵌合されてナット15で固定されている。 【0016】回転軸筒5の基端5aは軸受部1dの透孔1eで回転自在に軸承され、基端5aの前側に一体的に形成されたピニオン5bに駆動歯車4′が噛合されてロ−タからなる回転体6はハンドル4″の回転に連動して回転されるように支持されている。回転軸筒5の中心孔5cには先端にスプ−ル7が取り付けられたスプ−ル軸10が前後往復動可能に摺動自在に挿入され、スプ−ル軸10の後端の回り止め部10aに摺動体8がビス16で取り付けられている。収容部1内の側壁面に軸筒からなる支持部1fが形成されて連動歯車9が軸承されると共に、側壁面に形成されたリブからなる環状の台部1g上に載せられている。連動歯車9は駆動軸4外周に形成された歯車4aに噛合されている。 【0017】駆動軸4は駆動歯車4′にインサ−ト成形されて駆動歯車4′位置の駆動軸4外周に回り止め部4bが形成されている。駆動軸4は図2で、右側の端部から左側に向けて雌ネジ穴4cとバカ穴4dと通し孔4eと雌ネジ穴4fとバカ穴4gが形成されている。雌ネジ穴4cにはハンドル4″の雄ネジ4hが螺合される。この時ハンドル4″の雄ネジ4iはバカ穴4dの中に挿入されている。ハンドル4″の左右交換で雄ネジ4iが雌ネジ穴4fに螺合される時は、雄ネジ4hはバカ穴4gの中に挿入される。ハンドル4″にはハンドルア−ム17が折り畳み可能に連結されて端部にハンドルツマミ18が回転自在に軸承されている。 【0018】ロ−タからなる回転体6は中心軸筒6aで回転軸筒5に取り付けられ、中心軸筒6aと前壁6bと大径の筒部6cと大径の筒部6cの基部6d、6eの外周から前方に向けて突出された一対の支持腕6f、6gとで形成されている。一対のベ−ル支持腕6f、6gの先端部外側に一方のベ−ル支持部材19と他方のベ−ル支持部材20がビス21、22で釣糸巻取位置と釣糸放出位置に反転自在に軸承されている。一方のベ−ル支持部材19には釣糸案内ロ−ラ23の取付部24が取り付けられている。他方のベ−ル支持部材20と釣糸案内ロ−ラ23の取付部24の間にベ−ル25が取り付けられている。スプ−ル7に巻回された釣糸26は釣糸案内ロ−ラ23で案内されて引き出される。 【0019】スプ−ル7は、釣糸26が巻回される外周の釣糸巻回胴部7aと、前側の鍔部7bと、後側の大径の筒部7cと、中心にスプ−ル軸10の先端小径部10bが嵌合される透孔7dと、スプ−ル7の前部にドラグ機構の制動板27と摩擦板28と制動板29が収容される凹部7eと後側の軸筒部7fとで形成されている。スプ−ル軸10の先端小径部10bの外周には回り止め部10cと、小径部10bの先端にネジ部10dが形成されている。スプ−ル軸10の先端小径部10bの外周にはドラグ機構の制動板27と摩擦板28と制動板29が嵌合され、制動板27は回り止め部10cに回り止めされている。 【0020】摺動体8は板状の本体部8aと突出部8bとで形成されている。本体部8aには縦方向の係合溝8cが形成され、突出部8bに横向きの回り止め透孔8dが形成されている。更に突出部8bには回り止め透孔8dと直交するビス孔8eが形成されてビス16が挿入されている。本体部8aの図3で上側には貫通孔8fが形成されてリ−ル本体Aの収容部1の前後方向に設けた軸杆からなる案内部30が挿通されている。連動歯車9は平歯車状に形成されて外周に歯部9aが形成され、中心に軸孔9bが形成されて一側面の偏心位置に係合突部9cが形成されている。中心に軸孔9bに収容部1内の軸筒からなる支持部1fが挿入されてワッシャ31を挾んでビス32で抜け止めされている。連動歯車9の係合突部9cは摺動体8の係合溝8cに挿入されている。 【0021】摺動体8は収容部1の前後方向に設けた軸杆からなる案内部30によってスプ−ル軸10に対する回転方向の動きの規制を図りながら前後方向に移動案内可能に設けられている。摺動体8と連動歯車9の対向面は互いに接触しないように間隙αが形成されて摺動体8を前後方向に移動案内している。 【0022】魚釣用スピニングリ−ルの動作は、一方のベ−ル支持部材19と他方のベ−ル支持部材20が釣糸巻取位置にあって釣糸26がスプ−ル7に巻回される方向にハンドルツマミ18を握ってハンドルア−ム17が回転されると、駆動歯車4′が回転されてピニオン5bを介して回転軸筒5が回転され、ロ−タからなる回転体6が回転される。駆動歯車4′が回転されると、駆動軸4が回転されて歯車4aが回転され、連動歯車9が回転される。連動歯車9の回転で摺動体8が係合突部9cで直線往復動されてスプ−ル軸10とスプ−ル7が直線往復動される。即ち連動歯車9の回転運動で摺動体8とスプ−ル軸10とスプ−ル7が直線往復運動に変換される。 【0023】蓋体2のリブ2cの外側に環状でNBRなどの軟質防水用弾性部材3が凹凸形状に沿うように添接されると、内側に突出した複数の凹みa位置の軟質防水用弾性部材3は図6のようにリブ2cから離間されるが、リブ2cの係止部2dに軟質防水用弾性部材3の係止部3aが係止されると、凹みa位置にも軟質防水用弾性部材3が添接されて位置決め効果が高められる。防水用弾性部材3は軟質なので蓋体2のリブ2cの複雑な凹凸形状に沿って添接され、収容部1の一側開口が蓋体2で閉塞されると、防水用弾性部材3は収容部1の接合部1bの内側の縁に形成された段部からなる凹部1cに嵌まり、収容部1の中に収容された駆動機構Bが防水される。 【0024】前記のように魚釣用リ−ルが構成されると、軟質防水用弾性部材3を蓋体2のリブ2cの複雑な凹凸形状に沿って添接させるので、位置決め効果が高く、リブ2cの外側に沿わせるだけで良いため、組み込み作業性が良い。接合部1bの凹部1cと接合部2bのリブ2cが複雑な形状をしていても、リブ2cの係止部2dに軟質防水用弾性部材3の係止部3aが係止されるので、軟質防水用弾性部材3を確実にリブ形状に沿わせることが出来るため、軟質の材料を用いても位置決め効果が高く、防水用弾性部材3の型を総型にする必要がないので低コストで確実に防水が可能な弾性部材を作ることが可能となる。特に、リブ2cの内側に突出した複数の凹みa位置の軟質防水用弾性部材3はリブ2cから離間されるが、リブ2cの係止部2dに軟質防水用弾性部材3の係止部3aが係止されると、凹みa位置にも軟質防水用弾性部材3が添接されて確実な位置決めが出来るので、一層防水効果が高まり、組み込みが容易になる。 【0025】図7は第2実施例で、図7は蓋体の内側側面図と一部拡大側面図である。 【0026】第2実施例では、蓋体2の接合部2bの内側にリブ2cが形成されている。リブ2cは内側に向けて凹凸形状に形成されて内側に突出した複数の凹みaに幅の広い切り欠き部2eが形成されている。切り欠き部2eの内側にはピンからなる係止部2fが植設されている。リブ2cの外側には環状でNBRなどの軟質防水用弾性部材3が凹凸形状に沿うように添接され、切り欠き2e位置では軟質防水用弾性部材3が内側に引き込まれて係止部2fに係止される。他の構成は前記第1実施例と略同一である。 【0027】図8、図9は第3実施例で、図8はリ−ル本体の拡大断面背面図、図9は蓋体を外した収容部の拡大側面図である。 【0028】第3実施例では、収容部1の接合部1bの内側の縁にリブ1hが蓋体2に向けて突出形成されている。リブ1hは内側に向けて凹凸形状に形成されて内側に突出した複数の凹みbに切り欠きからなる係止部1iが形成されている。蓋体2の接合部2bの外側にリブ2gが形成されている。リブ1hの外側には環状でNBRなどの軟質防水用弾性部材3が凹凸形状に沿うように添接されている。軟質防水用弾性部材3の係止部1iに対応する位置には凸字状の係止部3aが形成されている。軟質防水用弾性部材3をリブ1hの外側の凹凸形状に沿うように添接させて係止部1iに係止部3aが係止される。他の構成は前記第1実施例と略同一である。 【0029】図10は第4実施例で、図10はリ−ル本体の拡大断面背面図である。 【0030】第4実施例では、収容部1の接合部1bの外側にリブ1jが蓋体2に向けて突出形成されている。蓋体2の接合部2bの内側にリブ2hが形成されている。リブ2hの内側に向けて凹凸形状に形成されて内側に突出した複数の凹みaに切り欠きからなる係止部2iが形成されている。リブ2hの外側には環状でNBRなどの軟質防水用弾性部材3が凹凸形状に沿うように添接されている。軟質防水用弾性部材3のリブ2hの係止部2iに対応する位置には凸字状の係止部3aが形成されている。軟質防水用弾性部材3をリブ2hの外側の凹凸形状に沿うように添接させて係止部2iに係止部3aが係止される。他の構成は前記第1実施例と略同一である。 【0031】図11は第5実施例で、図11はリ−ル本体の拡大断面背面図である。 【0032】第5実施例では、収容部1の接合部1kは単一平面に形成されている。蓋体2の接合部2bの内側にリブ2jが形成されている。リブ2jの内側に向けて凹凸形状に形成されて内側に突出した複数の凹みaに切り欠きからなる係止部2kが形成されている。リブ2jの外側には環状でNBRなどの軟質防水用弾性部材3が凹凸形状に沿うように添接されている。軟質防水用弾性部材3のリブ2jの係止部2kに対応する位置には凸字状の係止部3aが形成されている。軟質防水用弾性部材3をリブ2jの外側の凹凸形状に沿うように添接させて係止部2kに係止部3aが係止される。他の構成は前記第1実施例と略同一である。 【0033】収容部1の接合部1kが単一平面に形成されていると、接合部1kの形状がよりシンプルとなるため、軟質防水用弾性部材3を添接させても無理な変形がないので、より確実な防水が可能となる。 【0034】図12は第6実施例で、図12はリ−ル本体の拡大断面背面図である。 【0035】第6実施例では、収容部1の接合部1bの内側の縁にリブ1mが蓋体2に向けて突出形成されている。リブ1mは内側に向けて凹凸形状に形成されて内側に突出した複数の凹みbに切り欠きからなる係止部1nが形成されている。リブ1mの外側には環状でNBRなどの軟質防水用弾性部材3が凹凸形状に沿うように添接されている。軟質防水用弾性部材3の係止部1nに対応する位置には凸字状の係止部3aが形成されている。軟質防水用弾性部材3をリブ1mの外側の凹凸形状に沿うように添接させて係止部1nに係止部3aが係止される。蓋体2の接合部2mは単一平面に形成されている。他の構成は前記第1実施例と略同一である。 【0036】蓋体2の接合部2mが単一平面に形成されていると、接合部2mの形状がよりシンプルとなるため、軟質防水用弾性部材3を添接させても無理な変形がないので、より確実な防水が可能となる。 【0037】前記説明では、魚釣用リ−ルを魚釣用スピニングリ−ルで述べたが、他の魚釣用両軸受型リ−ルとしてもよい。魚釣用両軸受型リ−ルの時回転体はスプ−ルとなる。 【0038】 【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。 【0039】請求項1により、軟質防水用弾性部材を収容部のリブや蓋体のリブの複雑な凹凸形状に沿って添接させるので、位置決め効果が高く、リブの外側に沿わせるだけで良いため、組み込み作業性が良い。請求項2により、接合部の凹みやリブが複雑な形状をしていても、リブの係止部に軟質防水用弾性部材の係止部が係止されるので、軟質防水用弾性部材を確実にリブ形状に沿わせることが出来るため、軟質の材料を用いても位置決め効果が高く、防水用弾性部材の型を総型にする必要がないので低コストで確実に防水が可能な弾性部材を作ることが可能となる。 【0040】請求項3により、接合部の凹みやリブが複雑な形状をしていても、軟質防水用弾性部材を確実にリブ形状に沿わせることが出来るため、軟質の材料を用いても位置決め効果が高く、防水用弾性部材の型を総型にする必要がないので低コストで確実に防水が可能な弾性部材を作ることが可能となる。リブの内側に突出した複数の凹み位置の軟質防水用弾性部材はリブから離間されるが、リブの係止部に軟質防水用弾性部材の係止部が係止されると、凹み位置にも軟質防水用弾性部材が添接されて確実な位置決めが出来るので、一層防水効果が高まり、組み込みが容易になる。請求項4・5により、収容部の接合部や蓋体の接合部が単一平面に形成されていると、接合部の形状がよりシンプルとなるため、軟質防水用弾性部材を添接させても無理な変形がないので、より確実な防水が可能となる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000002495 【氏名又は名称】ダイワ精工株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年6月30日(2000.6.30) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2002−10728(P2002−10728A) |
| 【公開日】 |
平成14年1月15日(2002.1.15) |
| 【出願番号】 |
特願2000−197456(P2000−197456) |
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