| 【発明の名称】 |
屋上庭園枠 |
| 【発明者】 |
【氏名】市川 文胤
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| 【要約】 |
【課題】施工工期が短縮でき、施工コストが減少できる屋上庭園枠を提供する。
【解決手段】器壁9Cの中央より上方に板状の引張金具46を装着し、その端縁部には狭い入口47を有する空洞部48を設け、器枠の空間を被うネット地49の端縁部に設けた袋状端縁部50を設け、芯棒51の挿入によってふくらんだ袋状端縁部50を空洞部48内にネット地49が強力に張設されるように差し込み、器壁9Cの下方に引張金具53を装着し、その端縁部には狭い入口54を有する空洞部55を設け、器枠の空間を被うネット地56の端縁部には、ネット地56の下側にたるむように付設した保水用シート57の端縁部に設けた袋状端縁部58を接着し、芯棒59の挿入によってふくらんだ袋状端縁部58を空洞部55内にネット地56が強力に張設されるように差し込み、ネット地49、56の上面に土壌を形成してガーデンブロックを構成する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】縦、横、深さを一定の比率で成形した器枠を設け、この器枠の内側下方には、引張金具を装着し、引張金具には、上記器枠の空間を被うネット地の端縁部を掛け止め、同ネット地の下側には、保水用シートをたるむように付設し、上記ネット地の上面には、土を詰め込んで樹木、草花、野菜その他の植物を植え込む土壌を形成してなる複数のガーデンブロックを屋上に並べたり、積み重ねるなど適当に配置することにより構成することを特徴とする屋上庭園枠。 【請求項2】 縦、横、深さを一定の比率で成形した器枠を設け、この器枠の内側の中央よりやや下方とやや上方には、引張金具をそれぞれ装着し、下方の引張金具には、上記器枠の空間を被うネット地の端縁部を掛け止め、同ネット地の下側には、保水用シートをたるむように付設し、上記ネット地の上面には、土を詰め込んで土壌を形成し、上方の引張金具には、上記器枠の空間を被うネット地の端縁部を掛け止め、同ネット地の上面には、土を詰め込んで樹木、草花、野菜その他の植物を植え込む土壌を形成してなる複数のガーデンブロックを屋上に並べたり、積み重ねるなど適当に配置することにより構成することを特徴とする屋上庭園枠。 【請求項3】請求項1又は請求項2記載の屋上庭園枠において、2段以上に積み重ねられるガーデンブロックが保水用シートを省いてなる屋上庭園枠。 【請求項4】 請求項1又は請求項2又は請求項3記載の屋上庭園枠において、器枠が、スチール製の枠に亜鉛メッキを施してなる屋上庭園枠。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明が属する技術分野】本発明は、屋上庭園枠に関するものである。 【0002】 【従来の技術】最近、地球の温暖化対策として、1,000平方メートルを超えるビルなどでは、その屋上を20%以上緑化しなければならないことを規定する条例ができ、今後ビルなどの屋上を緑化する傾向が増大する。従来ビルなどの屋上を緑化する場合、屋上に防水層を設け、地上から屋上に土を運び、同土を防水層の上に詰め込んで土壌を形成し、その土壌に植木職人などが樹木などを植えることにより、緑化することが多かった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記従来の緑化方法では、屋上庭園の施工工期が長期化し、施工コストがかかる。また、長期間樹木を植えていると、その根が防水層に噛い込んで、防水層をいためる可能性があるなどの問題点があった。本発明は、そのような問題点を解消しうる屋上庭園枠を提供することを目的とするものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するために、本発明は、(1) 縦、横、深さを一定の比率で成形した器枠を設け、この器枠の内側下方には、引張金具を装着し、引張金具には、上記器枠の空間を被うネット地の端縁部を掛け止め、同ネット地の下側には、保水用シートをたるむように付設し、上記ネット地の上面には、土を詰め込んで樹木、草花、野菜その他の植物を植え込む土壌を形成してなる複数のガーデンブロックを屋上に並べたり、積み重ねるなど適当に配置することにより構成することを特徴とし、(2) 縦、横、深さを一定の比率で成形した器枠を設け、この器枠の内側の中央よりやや下方とやや上方には、引張金具をそれぞれ装着し、下方の引張金具には、上記器枠の空間を被うネット地の端縁部を掛け止め、同ネット地の下側には、保水用シートをたるむように付設し、上記ネット地の上面には、土を詰め込んで土壌を形成し、上方の引張金具には、上記器枠の空間を被うネット地の端縁部を掛け止め、同ネット地の上面には、土を詰め込んで樹木、草花、野菜その他の植物を植え込む土壌を形成してなる複数のガーデンブロックを屋上に並べたり、積み重ねるなど適当に配置することにより構成することを特徴とし、(3)(1)項又は(2)項記載の屋上庭園枠において、2段以上に積み重ねられるガーデンブロックが、保水用シートを省いてなることを特徴とし、(4)(1)項又は(2)項又は(3)項記載の屋上庭園枠において、器枠が、スチール製の枠に亜鉛メッキを施してなることを特徴とするものである。 【0005】 【発明の実施の形態】縦長、横長、正方形のいずれかで、適当な深さを有するように成形した器枠を設ける。この器枠の内側下方には、引張金具を装着する。引張金具には、上記器枠の空間を被うネット地の端縁部を掛け止める。同ネット地の下側には、保水用シートをたるむように付設する。上記ネット地の上面には、土を詰め込んで樹木、草花、野菜その他の植物を植え込む土壌を形成する。以上の構成よりなる複数のガーデンブロックをビルなどの屋上に並べたり、積み重ねるなど適当に配置する。上記発明の実施の形態では、器枠の内側に一層のネット地を張設する形態について説明したが、本発明は、器枠の内側に二層のネット地を張設することもある。その説明をすると、器枠の内側の中央よりやや下方とやや上方には、引張金具をそれぞれ装着する。下方の引張金具には、上記器枠の空間を被うネット地の端縁部と、同ネット地の下側にたるむように付設する保水用シートの端縁部とを掛け止める。上記ネット地の上面には、土を詰め込んで土壌を形成する。上方の引張金具には、上記器枠の空間を被うネット地の端縁部を掛け止める。同ネット地の上面には、土を詰め込んで樹木、草花、野菜その他の植物を植え込む土壌を形成する。以上の構成よりなる複数のガーデンブロックをビルなどの屋上に並べたり、積み重ねるなど適当に配置する。 【0006】上記の構成よりなる屋上庭園枠では、地上でガーデンブロック毎に樹木、草花、野菜その他の植物を植え込んで、それらをビルなどの屋上に吊り上げて自由に配置することができ、又は、ビルなどの屋上で、ガーデンブロック毎に樹木、草花、野菜その他の植物を植え込んで、自由に配置することができる。配置された後は、土壌からしみ込んだ雨水や散水などの水分Wが保水用シートに溜まる。 【0007】 【実施例】以下図1ないし図13にもとづいて本発明の実施例を器枠の内側に二層のネット地を張設する例について説明すると、図1において1はスチール製の枠に亜鉛メッキを施してなる器枠で、例えば、縦2,000mm、横1,000mm、深さ200mmのサイズを有し、上辺と下辺には、内側に50mm折曲した鍔2、3を有するように成形してある。4、4は器枠1の長手方向の枠壁9A、9A間に架設した補強アングル材、5A、5Aは器枠1と器枠1を連結するための穴で、長手方向の器壁9A、9A及び短手方向の器壁9B、9Bに適当間隔を置いて適当数設けてある。5B、5Cは各引張金具を装着するための穴で、長手方向の器壁9A、9Aと短手方向の器壁9B、9Bに適当間隔を置いて適当数設けてある。6、7は器枠1を上下に積み重ねるための穴で、鍔2、3に適当間隔を置いて適当数設けてある。図8において8は枠壁9Aの中央よりやや下方の穴5Cに装着したアルミ合金製の引張金具で、図3に示すようにアルミ合金製の角パイプ10にネジボルト11の頭部12をスライド自在に係合する係合溝13と、狭い入り口14を有する空洞部15を設けてなり、係合溝13に頭部12を係合させたネジボルト11のネジ部16を枠壁9Aに穿設した穴5Cに通して枠壁9Aの外側に突出させ、そのネジ部16にナット18をネジ込んで、枠壁9Aに接近する方向と枠壁9Aから遠ざかる方向にピッチ移動するように装着する。枠壁9Aと対向する枠壁9B及び枠壁9A、9Aから折曲して対向する枠壁9B、9Bにも引張金具8と同様の引張金具を装着する。19は器枠1の空間を被うネット地で、穴をあけても伝染して大きくならないようなポリエステル製のネット地などを使用する。20はネット地19の下側にたるむように付設した保水用シートで、保水用シート20の端縁部には、図4に示すように袋状端縁部21を設け、袋状端縁部21の入口部分にネット地19の端縁部を挟み込み、ウエルダー又はミシン縫製などで接着してある。袋状端縁部21には、図6に示すように袋状端縁部21にプラスッチク製の芯棒22を挿入し、この芯棒22の挿入によってふくらんだ袋状端縁部21を図6に示すように空洞部15内に差し込むとともに、ネット地19及び保水用シート20を入り口14から引き出した状態にして掛け止め、引張金具8を含む引張金具を四方の枠壁9A、9A、9B、9Bに接近するように各ナット18を回して、ネット地19の全体を強力に張設してある。23は上記のように張設されたネット地19の上面に土を詰め込んで形成した土壌である。 【0008】図8において24は枠壁9Aの中央よりやや上方の穴5Bに装着したアルミ合金製の引張金具で、図3と同様にアルミ合金製の角パイプ25にネジボルト26の頭部27をスライド自在に係合する係合溝28と、狭い入り口29を有する空洞部30を設けてなり、係合溝28に頭部27を係合させたネジボルト26のネジ部31を枠壁9Aに穿設した穴5Bに通して、枠壁9Aの外側に突出させ、そのネジ部31にナット33をネジ込んで、枠壁9Aに接近する方向と枠壁9Aから遠ざかる方向にピッチ移動するように装着する。枠壁9Aと対向する枠壁9A及び枠壁9A、9Aから折曲して対向する枠壁9B、9Bにも引張金具24と同様の引張金具を装着する。なお、引張金具8、引張金具24には、ネット地19及び後記ネット地34を強力に張設する構造を有するものであれば、どれを使用してもよい。34は器枠1の空間を被うポリエステル製のネット地で、その端縁部には、図5に示すように袋状端縁部35を設け、袋状端縁部35にプラスッチク製の芯棒36を挿入し、この芯棒36の挿入によってふくらんだ袋状端縁部35を図7に示すように空洞部30に差し込むとともに、ネット地34を入り口29から引き出した状態に掛け止め、引張金具24を含む引張金具を四方の枠壁9A、9A、9B、9Bに接近するように各ナット33を回して、ネット地34の全体を強力に張設してある。37は上記のように張設されたネット地34の上面に土を詰め込んで樹木、草花、野菜その他の植物を植え込むように形成した土壌である。図8において17は器枠1と器枠1をそれらの間に隙間を置いて連結するネジボルトで、一方の器枠1の枠壁9Aに穿設した穴5Aから他方の器枠1の器壁9Aに穿設した穴5Aに挿通し、そのネジ部にナット32をネジ込んである。40は以上の構成よりなるガーデンブロックである。 【0009】図2において9Cは一方の器枠1の器壁、9Dは他方の器枠1の器壁、2、3は器壁9C、9Dの上辺と下辺から内側に折曲した鍔、45、45は互いに接触させた器壁9C、9Dの中央よりやや上方に溶接したアングル材、46、46はアングル材45、45にネジボルトとナットで装着した板状の引張金具で、その端縁部には狭い入口47、47を有する空洞部48、48を設けてある。49、49は器枠1、1の空間を被うポリエステル製のネット地で、その上面に土を詰め込んで樹木、草花、野菜その他の植物を植え込む土壌を形成するものである。ネット地49、49の端縁部に袋状端縁部50、50を設け、袋状端縁部50、50にプラスッチク製の芯棒51、51を挿入する。この芯棒51、51の挿入によってふくらんだ袋状端縁部50、50を空洞部48、48内に差し込むとともに、ネット地49、49を入口47、47から引き出した状態にして掛け止め、引張金具46、46の空洞部48、48内に芯棒51、51の挿入によってふくらんだ袋状端縁部50、50をネット地49、49が強力に張設されるように差し込む。52、52は器壁9C、9Dの中央よりやや下方に溶接したアングル材、53、53はアングル材52、52にネジボルトとナットで装着した板状の引張金具で、その端縁部には狭い入口54、54を有する空洞部55、55を設けてある。56、56は器枠1、1の空間を被うポリエステル製のネット地で、その上面にネット地48、49の下面との間に土壌を形成するものである。57、57はネット地56、56の下側にたるむように付設した保水用シートで、その端縁部には、袋状端縁部58、58を設け、袋状端縁部58、58の入口部分にネット地56、56の端縁部を挟み込み、ウエルダー又はミシン縫製などで接着してある。袋状端縁部58、58にプラスッチク製の芯棒59、59を挿入し、この芯棒59、59の挿入によってふくらんだ袋状端縁部58、58を空洞部55、55内に差し込むとともに、ネット地56、56を入口54、54から引き出した状態にして掛け止め、引張金具53、53の空洞部55、55内に芯棒59、59の挿入によってふくらんだ袋状端縁部58、58をネット地56、56が強力に張設されるように差し込む。60は器壁9C、9Dの上辺から折曲した鍔2、2間に掛け渡すとともに、ネジボルトとナットで固定して、器枠1と器枠1をその間に隙間なしに連結する連結パネルであり、器壁9C、9Dの下辺から折曲した鍔3、3間にも連結パネル60と同様の連結パネルを掛け渡し、ネジボルトとナットで固定してある。この実施例では、器枠1の鍔2、3に少ない穴を穿設するだけで、器枠1の枠壁9A、9A、及び、9B、9Bに図1に示すように多数の穴を穿設しなくて済む。 【0010】以上の構成よりなる複数のガーデンブロック40、、、、、は、例えば、図9に示すように10個のガーデンブロック38をビルの屋上39の周辺部に並べて配置したり、例えば、図10に示すように4個のガーデンブロック40を、1個のガーデンブロック40Aの一方の長手方向の枠壁に2個のガーデンブロック40B、40Cが接触しながら並び、他方の長手方向の枠壁に1個のガーデンブロック40Dの短手方向の枠壁が接触しながら並ぶように配置したり、複数のガーデンブロックが2段、あるいは、3段以上に積み重なる(2段以上に積み重ねられるガーデンブロックには、図13に示すように保水用シートを省いたガーデンブロックを使用する。)ように配置するなど配置のバリエーションを適宜変更しうる。なお、ガーデンブロック40を2段以上に積み重ねる場合には、上側の器枠1の鍔3に穿設した穴7から下側の器枠1の鍔2に穿設した穴6へネジボルトを挿入し、そのネジ部にナットをネジ込むことにより、各ガーデンブロック40を上下に連結する。また、1番下の器枠1の鍔3をブロック、台などに乗せて、鍔3に穿設した穴7からブロック、台などにボルトを打ち込んで、積み重ねられた器枠全体を支えることができる。また、1番上の器枠1の鍔2に特製の枠を乗せて、その枠から鍔2に穿設した穴6へネジボルトを挿通し、そのネジ部にナットをネジ込み特製の枠を固定することができる。 【0011】上記実施例では、器枠1に縦2,000mm、横1,000mm、深さ200mmのサイズを有するものを示したが、本発明は、これに限定されるものではなく、例えば、縦、横1,000mm、深さ200mmのサイズを有する器枠を使用して、上記実施例と同様に構成した複数のガーデンブロック41、、、、、を、例えば、図11に示すように5個のガーデンブロック41A〜41Eが縦方向に並び、1番目のガーデンブロック41Aの片側から1個のガーデンブロック41Fが横方向に並び、5番目のガーデンブロック41Eの反対側から2個のガーデンブロック41G、41Hが横方向に並び、1番目、3番目、5番目と5番目から1つ置きのガーデンブロック41A、41C、41E、41Hに保水用シートを省いたガーデンブロック42A、42C、42E、42Hが積み重なるように屋上に配置したり、複数のガーデンブロック43、、、、、を、例えば、図12に示すように4個のガーデンブロック43A〜43Dが縦方向に並び、2番目と3番目のガーデンブロック43B、43Cのうち、片側から先ず2個のブロック43E、43Fが横方向に、次いで一個のガーデンブロック43Gが縦方向に並び、反対側から4個のガーデンブロック43H、43J、43K、43Lが横方向に並び、上記縦方向の4個のガーデンブロック43A〜43Dのうち、1番目と4番目のガーデンブロック43A、43D、上記横方向の2個のガーデンブロック43E、43Fのうち、2番目のガーデンブロック43F、上記横方向の4個のガーデンブロック43H、43J、43K、43Lのうち、1番目と4番目のガーデンブロック43H、43Lに保水用シートを省いたガーデンブロック44A、44D、44F、44H、44Lが積み重なるように屋上に配置したり、その他縦、横、深さに各種のサイズを有する器枠を使用して複数のガーデンブロックを構成し、それらを屋上に自由に配置するなど配置のバリエーションを適宜変更しうる。 【0012】2個以上のガーデンブロックを並べる場合には、先ず、器枠1の枠壁と器枠1の枠壁をネジボルトとナットで連結する。次いで、各器枠1内の下方にネット地を張設するとともに、ネット地の下側に保水用シートをたるむように付設する。次いで、上記ネット地の上面に土を詰め込んで土壌を形成する。次いで、各器枠1内の上方にネット地を上記土壌を被うように張設する。次いで、同ネット地の上面に土を詰め込んで土壌を形成する。次いで、同土壌に樹木、草花、野菜その他の植物を植え込む。各ネット地にポリエステル製のネット地などを使用すれば、土を詰め込む前にネット地に手が入る程度の穴をあけて、器枠1の枠壁と器枠1の枠壁をネジボルトとナットで連結することができる。このようにして連結された各ガーデンブロックをビルなどの屋上に吊り上げて配置する。以上の作業の全部、又は、一部は、ビルなどの屋上において行うこともある。また、2個以上のガーデンブロックを積み重ねる場合には、先ず、1番下の器枠1内の下方にネット地を張設するとともに、ネット地の下側に保水用シートをたるむように付設する。次いで、上記ネット地の上面に土を詰め込んで土壌を形成する。次いで、器枠1内の上方にネット地を上記土壌を被うように張設する。次いで、2番目の器枠1内の下方にネット地を張設する。次いで、同ネット地の上面に土を詰め込んで土壌を形成する。次いで、2番目の器枠1内の上方にネット地を上記土壌を被うように張設する。次いで、同ネット地の上面に土を詰め込んで土壌を形成する。このようにして複数のガーデンブロックを積み重ね、1番上の器枠1内の上方に張設されているネット地の上面に形成された土壌に樹木、草花、野菜その他の植物を植え込む。各ネット地にポリエステル製のネット地などを使用すれば、土壌及びネット地に穴をあけて、大きな木の根を植え込むことができる。このようにして積み重ねたガーデンブロックをビルなどの屋上に吊り上げて配置する。以上の作業の全部、又は、一部は、ビルなどの屋上において行うこともある。また、複数のガーデンブロックを連結することなく1個ずつ配置する場合には、ビルなどの屋上において、各器枠1内の下方にネット地を張設するとともに、ネット地の下側に保水用シートをたるむように付設する。次いで、上記ネット地の上面に土を詰め込んで土壌を形成する。次いで、各器枠1内の上方にネット地を上記土壌を被うように張設する。次いで、同土壌に樹木、草花、野菜その他の植物を植え込む。これらのガーデンブロックは、ビルなどの屋上に自由に配置することができ、配置後に配置転換も極簡単にできる。 【0013】 【発明の効果】本発明は、叙上のように構成したから、次のような効果を奏する。 (1) ガーデンブロック内で、ネット地の下側にたるむように保水用シートを付設してあるため、ガーデンブロック内に張設されたネット地の上面に形成した土壌からしみ込んだ雨水や散水などの水分が保水用シート内に常に溜められ、土壌に植え込まれた樹木、草花、野菜その他の植物の根が上記水分に伸びて生育するようになる。従って、樹木などの根がビルなどの屋上に設けた防水層に噛い込むようなことはなく、防水層をいためることはない。 (2) 器枠の内側の上方と下方の2層にネット地を張設すれば、植物の根が2層のネット地に絡み付いて、倒れにくくなり、抜けにくくなる。 (3) 地上において、各ガーデンブロック内に張設されたネットの上面に形成した土壌に樹木、草花、野菜その他の植物を植木職人に頼らず、誰でも植え込むことができ、それらをビルなどの屋上に吊り上げて、自由に配置できるため、屋上庭園の施工工期を短縮することができ、施工コストを減少させることができる。 (4) ガーデンブロックが積み重なるように配置することができるため、大きな樹木を植えることができたり、立体的な屋上庭園の造園ができる。 (5) 本発明に係る屋上庭園枠は、病院、駅のホーム、バス停その他の公共施設の屋上を緑化したり、家庭菜園として使用するのに好適であり、新設の施設の屋上だけでなく、既設の施設の屋上をも簡易に緑化することができて、地球の温暖化対策として有効に利用することができる。 (6) 器枠に、スチール製の枠に亜鉛メッキを施してなる器枠を使用すれば、錆びないし、くさらないために、ステンレス製の鋼材を使用するものに比べて器枠を安価にすることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】595008076 【氏名又は名称】市川 文胤
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| 【出願日】 |
平成13年5月29日(2001.5.29) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100068216 【弁理士】 【氏名又は名称】宮崎 一男
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| 【公開番号】 |
特開2002−345328(P2002−345328A) |
| 【公開日】 |
平成14年12月3日(2002.12.3) |
| 【出願番号】 |
特願2001−161353(P2001−161353) |
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