| 【発明の名称】 |
栽培装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】杉林 陽一
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| 【要約】 |
【課題】省エネルギー・低コストであると共に短時間で菌床を冷却可能な栽培装置の提案【解決手段】 ヒートポンプ3で氷蓄熱槽2の水を冷却し、冷却した水を氷蓄熱槽2に戻して、氷蓄熱槽2内の水を冷却し、更に、氷蓄熱槽2の水をポンプ8により、チューブ6を通して菌床4側に送ると、菌床4が冷やされる。菌床4を冷やした水はチューブ7を通って再度氷蓄熱槽2に循環する。
【解決手段】ヒートポンプ3で氷蓄熱槽2の水を冷却し、冷却した水を氷蓄熱槽2に戻して、氷蓄熱槽2内の水を冷却し、更に、氷蓄熱槽2の水をポンプ8により、チューブ6を通して菌床4側に送ると、菌床4が冷やされる。菌床4を冷やした水はチューブ7を通って再度氷蓄熱槽2に循環する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】氷蓄熱槽内の水を冷却し得るようにヒートポンプと氷蓄熱槽とを接続し、前記氷蓄熱槽と菌床との間を冷却水循環経路により接続したことを特徴とする栽培装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、氷蓄熱式の菌床冷却システムに用いる栽培装置に関する。 【0002】 【従来の技術】例えばキノコなどの菌類を育成栽培する場合、栽培室内部温度を16°C前後になるように温度を保つ必要がある。従来、この温度維持のために、蓄熱式或いはヒートポンプエアコンにより、菌床を栽培するために栽培室全体を冷却しているのが一般的である。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このような栽培室内部の大気全体を冷却するシステムの場合には、菌床の温度を16°C前後にするために時間がかかると共に、エネルギー効率が悪いという問題がある。 【0004】 【課題を解決するための手段】このような従来の課題を解決するために、本発明の請求項1の栽培装置は、氷蓄熱槽内の水を冷却し得るようにヒートポンプと氷蓄熱槽とを接続し、前記氷蓄熱槽と菌床との間を冷却水循環経路により接続したことを特徴とする。 【0005】冷却水循環経路は、氷蓄熱槽から菌床に冷却水を供給するチューブ、菌床から氷蓄熱槽に冷却水を戻すチューブ、チューブ内の冷却水を圧送する冷水循環ポンプを含み、チューブは例えばビニルホース、金属チューブ、塩ビ管等で構成され、菌床の底・側部・上部等の表面近傍部位を通過させても良いが、菌床の内部を通過させても良い。更に、菌床を冷却するために、板状或いは棒状或いは針状の突起を備えたフィン等を菌床に接触させ、このフィンに前記チューブを通過させて冷却するようにしても良い。或いは、前記チューブを金属製の菌床栽培棚に接触させて冷却しても良い。 【0006】 【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態にかかる栽培装置の模式図を示す。この栽培装置は、この実施の形態ではキノコの菌床を栽培するものであるが、その他、植物でも良い。 【0007】栽培装置1は、氷蓄熱槽2内の水を冷却し得るようにヒートポンプ3と氷蓄熱槽2とを接続し、氷蓄熱槽2と菌床4との間を冷却水循環経路5により接続している。菌床4は栽培室9内部に設置された栽培棚10に配置されている。 【0008】冷却水循環経路5は、氷蓄熱槽2から菌床4に冷却水を供給するチューブ6と、菌床4から氷蓄熱槽2に冷却水を戻すチューブ7と、チューブ6内の冷却水を圧送する冷水循環ポンプ8とで構成されている。チューブ6、7は例えばビニルホースで構成されるが、金属チューブや塩ビ管等で構成されていても良い。また、チューブ6は、菌床4の底・側部・上部等の表面近傍部位を通過させても良いが、菌床の内部を通過させても良い。更に、菌床4を冷却するために、板状或いは棒状或いは針状の突起を備えた冷却フィンを菌床に接触させ、この冷却フィンにチューブを接触させて冷却するようにしても良い。或いは、チューブを金属製の菌床栽培棚10に接触させて冷却するようにしても良い。 【0009】氷蓄熱槽2は、冷水及び氷を貯留可能な断熱性のある容器であり、栽培室9内部に延びる冷却水供給用のチューブ6に冷却水を供給すると共に、栽培室9内の菌床4から栽培室9の外側に延びるチューブ7から冷却水が循環流入するようになっている。 【0010】また、ヒートポンプ3は氷蓄熱槽2内部の水から熱を奪って冷却した水を再度氷蓄熱槽2に供給するためのものであり、市販のものを使用するが、深夜電力を使用し、氷或いは冷水として蓄熱するためのコントローラを備えていても良い。 【0011】この栽培装置1によれば、ヒートポンプ3で氷蓄熱槽2の水を冷却し、冷却した水を氷蓄熱槽2に戻して、氷蓄熱槽2内の水を冷却し、更に、氷蓄熱槽2の水をポンプ8により、チューブ6を通して菌床4側に送ると、菌床4が冷やされる。菌床4を冷やした水はチューブ7を通って再度氷蓄熱槽2に循環する。 【0012】この際に、菌床4を直に冷やすため、栽培室9内部の大気全体を冷やす必要がなく、冷却時間も早い。実験例によれば、例えば、菌床4の温度を16°Cになるように制御する場合、栽培室9内部の大気温度は19°Cと3°C高くても良く、栽培室9の放熱ロスを25%程度少なくでき、省エネルギーとなるメリットがあり、深夜電力を利用すれば、更にランニングコストを低減できる。また、チューブ6、7と氷蓄熱槽2及び冷水循環ポンプ8・ヒートポンプ3は市販品で構成されるので、低コストである。 【0013】 【発明の効果】請求項1の栽培装置によれば、ヒートポンプで冷却した氷蓄熱槽内の水を、冷却水循環経路を経由して菌床に供給し、菌床を冷却した水を再度氷蓄熱槽内に循環させることにより、菌床を低温に保つことができ、栽培室内の大気全体を冷却する必要がなくなり、低コスト・省エネルギーを促進できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000144991 【氏名又は名称】株式会社四国総合研究所 【識別番号】000180368 【氏名又は名称】四国電力株式会社
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| 【出願日】 |
平成13年3月28日(2001.3.28) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100082670 【弁理士】 【氏名又は名称】西脇 民雄 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2002−281828(P2002−281828A) |
| 【公開日】 |
平成14年10月2日(2002.10.2) |
| 【出願番号】 |
特願2001−91684(P2001−91684) |
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