| 【発明の名称】 |
育苗用培地及び培地製造装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】會田 重道
【氏名】浪岡 實
【氏名】吉岡 政利
【氏名】鈴木 政広
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| 【要約】 |
【課題】屈曲性及び保水性に富みしかも取扱いが容易であるのみならず、灌水性が向上し根上がりを防止できる育苗用培地、及びこの育苗用培地を安価でかつ均一に量産することができ、しかも装置の劣化や損傷を防止できコストの低減を図ることもできる培地製造装置を得る。
【解決手段】培地製造装置20は、上下一対のベルトコンベヤ22、23、を備えている。ベルトコンベヤ22に対し、ベルトコンベヤ23はその下流側が広く離間するように傾斜して設けられており、原料材Gを一過的に圧縮成形した後に、上面加熱盤40及び上面冷却盤44が空間(隙間)を介して原料材Gを加熱・冷却する。これにより、育苗用培地は、裏面側に比べて表面側が相対的に軟らかくかつ粗面に成形される。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 籾殻と、芯部と前記芯部よりも軟化温度が低い鞘部とから成る芯鞘型繊維と、を攪拌混合し前記攪拌混合した籾殻及び芯鞘型繊維を板状に圧縮成形して成る育苗用培地であって、裏面側に比べて表面側を、相対的に軟らかくかつ粗面に成形した、ことを特徴とする育苗用培地。 【請求項2】 籾殻と、芯部と前記芯部よりも軟化温度が低い鞘部とから成る芯鞘型繊維と、を攪拌混合し前記攪拌混合した籾殻及び芯鞘型繊維を板状に圧縮成形して成る育苗用の培地を製造するための培地製造装置であって、前記籾殻と芯鞘型繊維とを攪拌混合し順次搬送される原料材を上下方向に一過的に圧縮成形する上下圧縮手段と、前記上下圧縮手段の前記原料材搬送方向下流側に配置され、前記一過的に圧縮された直後の層状の原料材の裏面側を、前記芯鞘型繊維の前記鞘部が軟化するが前記芯部は軟化しない温度で直接に加熱する下面加熱盤と、前記下面加熱盤に対向して配置され、前記一過的に圧縮された層状の原料材の表面側を、前記芯鞘型繊維の前記鞘部が軟化するが前記芯部は軟化しない温度で空間を介して加熱する上面加熱盤と、前記下面加熱盤の前記原料材搬送方向下流側に配置され、前記下面加熱盤によって加熱成形された直後の原料材の裏面側を、所定の温度で直接に冷却する下面冷却盤と、前記下面冷却盤に対向して配置され、前記上面加熱盤によって加熱成形された直後の原料材の表面側を、所定の温度で空間を介して冷却する上面冷却盤と、を備えたことを特徴とする培地製造装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、水稲等の作物の苗を育苗するために用いられる育苗用培地及びこの育苗用培地を製造するための培地製造装置に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、水稲等の作物の苗を苗床によって育苗することが行われており、さらに、この苗床の床土としては一般的に土壌培地が用いられていた。ところが、このような土壌培地は、良質(均質)の床土が比較的高価で入手が困難であったり、重く運搬性等が悪かった。このため、従来のこのような土壌培地に代えて、割れたり崩れることがなく取扱いが容易でしかも安価でかつ量産することができる育苗用培地を既に本出願人が提案している(一例として、特願平10−184893号)。 【0003】前記提案した育苗用培地は、籾殻と芯鞘型繊維とを攪拌混合し、この攪拌混合した籾殻及び芯鞘型繊維を圧縮成形して得られる。この育苗用培地は、芯鞘型繊維が細かい網状になって籾殻と絡み合って結合され、所謂スポンジのように腰が強くて屈曲性及び保水性のある培地として構成される。このため、屈曲性及び保水性に富んでおり、割れたり欠け難く、運搬中に形が崩れることがなく、その取扱いも容易になる。また、このような育苗用培地を使用する際には、この育苗用培地を育苗箱に敷き、灌水し、水稲等の作物の苗を播種し、さらに覆土を施した上で、日々灌水及び温度管理をして育苗するが、前述の如き構成のため、灌水しても形が崩れることがなく、その取扱いも容易になる。 【0004】ところで、このような育苗用培地は、前述の如く屈曲性及び保水性に富みしかも取扱いも容易であるが、更に加えて、当然ながら灌水性が良くなくてはならず、また、作物の苗の根が育苗用培地内に入り易く所謂根上がり(根立ち)を防止できることが好ましい。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考慮し、屈曲性及び保水性に富みしかも取扱いが容易であるのみならず、従来に増して灌水性が向上すると共に根上がり(根立ち)をも防止することができる育苗用培地を提供することを目的としており、また、このような育苗用培地を安価でかつ均一に量産することができ、しかも、装置の劣化や損傷を防止できコストの低減を図ることもできる培地製造装置を提供することを目的としている。 【0006】 【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の育苗用培地は、籾殻と、芯部と前記芯部よりも軟化温度が低い鞘部とから成る芯鞘型繊維と、を攪拌混合し前記攪拌混合した籾殻及び芯鞘型繊維を板状に圧縮成形して成る育苗用培地であって、裏面側に比べて表面側を、相対的に軟らかくかつ粗面に成形した、ことを特徴としている。 【0007】請求項1記載の育苗用培地は、籾殻と芯鞘型繊維とを攪拌混合し、この攪拌混合した籾殻及び芯鞘型繊維を圧縮成形して得られる。この育苗用培地は、スポンジのように腰が強くて屈曲性及び保水性に富んでおり、割れたり欠け難く、運搬中に形が崩れることがない。また、育苗のために灌水しても形が崩れることがなく、その取扱いも容易になる。 【0008】また、この育苗用培地は、裏面側に比べて表面側が相対的に軟らかくかつ粗面に成形されている。このため、表面側からの吸水性が良くなり、灌水効果が向上する。また、同様に、作物の苗の根が育苗用培地内に入り易く所謂根上がり(根立ち)を防止することができる。 【0009】請求項2に係る発明の培地製造装置は、籾殻と、芯部と前記芯部よりも軟化温度が低い鞘部とから成る芯鞘型繊維と、を攪拌混合し前記攪拌混合した籾殻及び芯鞘型繊維を板状に圧縮成形して成る育苗用の培地を製造するための培地製造装置であって、前記籾殻と芯鞘型繊維とを攪拌混合し順次搬送される原料材を上下方向に一過的に圧縮成形する上下圧縮手段と、前記上下圧縮手段の前記原料材搬送方向下流側に配置され、前記一過的に圧縮された直後の層状の原料材の裏面側を、前記芯鞘型繊維の前記鞘部が軟化するが前記芯部は軟化しない温度で直接に加熱する下面加熱盤と、前記下面加熱盤に対向して配置され、前記一過的に圧縮された層状の原料材の表面側を、前記芯鞘型繊維の前記鞘部が軟化するが前記芯部は軟化しない温度で空間を介して加熱する上面加熱盤と、前記下面加熱盤の前記原料材搬送方向下流側に配置され、前記下面加熱盤によって加熱成形された直後の原料材の裏面側を、所定の温度で直接に冷却する下面冷却盤と、前記下面冷却盤に対向して配置され、前記上面加熱盤によって加熱成形された直後の原料材の表面側を、所定の温度で空間を介して冷却する上面冷却盤と、を備えたことを特徴としている。 【0010】なお、上下圧縮手段としては、上下一対のベルトコンベヤを適用し、上ベルトコンベヤの一部によって(部分的に用いて)原料材を一過的に圧縮するように構成することができる。あるいは、上下圧縮手段としては、下ベルトコンベヤ及び上圧縮ロールを適用し、下ベルトコンベヤによって原料材を搬送しながら、上圧縮ロールによって原料材を一過的に圧縮するように構成することができる。 【0011】請求項2記載の培地製造装置では、籾殻と芯鞘型繊維とを攪拌混合した原料材が層状となって搬送され、上下圧縮手段によって一過的に圧縮成形される。さらにその直後に、この層状の原料材の裏面側が、芯鞘型繊維の鞘部が軟化するが芯部は軟化しない温度で下面加熱盤によって直接に加熱されると共に、層状の原料材の表面側が、前記温度で上面加熱盤によって空間を介して加熱される。これにより、原材料は、芯鞘型繊維の鞘部が軟化して溶着し合い、網状になって籾殻と絡み合う。さらに、下面加熱盤及び上面加熱盤により加熱された原料材は、その裏面側が下面冷却盤によって直接に冷却されると共に、その表面側が上面冷却盤によって空間を介して冷却される。これにより、芯鞘型繊維の鞘部が網状となって籾殻と絡み合った状態のままで固化され、板状(所謂、マット状)の育苗用培地が得られる。 【0012】このように、請求項2記載の培地製造装置では、順次搬送される原料材を上下圧縮手段によって一過的に圧縮成形し、かつその直後に下面加熱盤及び上面加熱盤によって連続して加熱すると共に、その直後に下面冷却盤及び上面冷却盤によって冷却するため、一連の作業を順次連続して自動的に実施することができ、大幅に作業効率が向上する。したがって、前述の如き育苗用培地を安価でかつ量産することができる。 【0013】また、下面加熱盤及び上面加熱盤によって加熱して、芯鞘型繊維の鞘部が軟化して溶着し網状になって籾殻と絡み合った状態とした直後に、下面冷却盤及び上面冷却盤によって冷却して固化するため、軟化して溶着し籾殻と絡み合った芯鞘型繊維の鞘部が、例えば籾殻の弾力によって不要に膨らんで前記溶着絡み合い状態が不要に解除されることがなく、芯鞘型繊維の鞘部が籾殻と絡み合った状態のままで確実に固化して育苗用培地を成形することができる。 【0014】さらにここで、請求項2記載の培地製造装置では、下面加熱盤及び上面加熱盤によって加熱すると共に下面冷却盤及び上面冷却盤によって冷却する場合においては、上面加熱盤及び上面冷却盤はそれぞれ空間を介して加熱・冷却する構成であるため、成形した育苗用培地は、裏面側に比べて表面側が相対的に軟らかくかつ粗面に成形される。このため、この育苗用培地は、表面側からの吸水性が良くなり、灌水効果が向上する。またこのため、作物の苗の根が育苗用培地内に入り易く、所謂根上がり(根立ち)を防止することができる。さらに、例えば表面側からの吸水性を良くするために塗布していた界面活性剤の量を少なくすることができる。 【0015】また、例えば、原料材を順次搬送するためにベルトコンベヤを用いた場合には、前述の如く原材料は一過的に加圧するのみであるため、ベルトコンベヤ(特に、上ベルトコンベヤ)にかかる機械的圧力が少なくなり、ベルトコンベヤの蛇行や損傷を低減することができる。 【0016】またさらに、上面加熱盤及び上面冷却盤はそれぞれ空間を介して加熱・冷却する構成であるため、原材料に混合された水分(例えば、液体肥料やPH調整剤等)が加熱された際に生じる蒸気を逃がし易くすることができ、加熱効果が向上すると共に、冷却による結露を防止することができる。 【0017】このように、請求項2記載の培地製造装置では、屈曲性及び保水性に富みしかも取扱いが容易であるのみならず、従来に増して灌水性が向上すると共に根上がり(根立ち)をも防止することができる育苗用培地を、安価でかつ均一に量産することができ、しかも、装置の劣化や損傷を防止できコストの低減を図ることもできる。 【0018】なお、前述した請求項1及び請求項2における芯鞘型繊維としては、例えば、芯鞘型ポリエステル(ユニチカ製)を用いることができる。この場合には、鞘部は110℃で軟化し、芯部は250℃で軟化する。このため、籾殻と前記芯鞘型ポリエステルを攪拌混合した後に130℃〜200℃(好ましくは、140℃前後)で加熱圧縮成形すれば、前記育苗用培地を得ることができる。またさらに、芯鞘型繊維としては、例えば、ビオノーレ(昭和高分子(株)製)を用いることができる。この場合には、鞘部は90℃で軟化し、芯部は115℃で軟化する。このため、籾殻と前記ビオノーレを攪拌混合した後に100℃で加熱圧縮成形すれば、前記育苗用培地を得ることができる。 【0019】また、籾殻は、圧縮粉砕した籾殻を用いることが好ましい。 【0020】さらに、籾殻と芯鞘型繊維の混合割合としては、例えば、籾殻が600gの場合に芯鞘型繊維を15gとすると良いが、この混合割合は、適宜変更可能である。 【0021】またさらに、攪拌混合した籾殻と芯鞘型繊維を加熱圧縮成形する際の加圧の程度としては、攪拌混合した原料(籾殻と芯鞘型繊維)の厚さを4cmとした場合に加圧後の厚さが2cmになる程度が好ましい。 【0022】また、原料材(籾殻及び芯鞘型繊維)に、育苗用肥料を併せて攪拌混合して供給し、これらを圧縮成形するようにしてもよい。 【0023】この場合には、芯鞘型繊維によって絡み合い結合された籾殻によって、育苗用肥料が共に包み込まれて一体に内包されて成形される。 【0024】このため、育苗に際しては、別の新たな肥料をこの育苗用培地に加える必要がない。また、育苗する作物の種類や天候(気候)等に応じてこの育苗用肥料の種類や混合割合を適宜変更して、複数種類の異なる育苗用培地を準備しておけば、大幅に適用の範囲が拡大する。 【0025】なお、育苗用肥料としては、中期育成用肥料(例えば、商標:ロングM100)、良質土壌菌繁殖用剤(例えば、ゼオライト)、初期育成用肥料(例えば、硫加燐安)、健苗育成剤(例えば、商標:FTE)、発芽抑制物質除去剤(例えば、クエン酸)、等が含まれる。 【0026】さらに、籾殻と芯鞘型繊維、及び各育苗用肥料の混合割合としては、例えば、籾殻が600gの場合に、芯鞘型繊維を15g、中期育成用肥料を60g、良質土壌菌繁殖用剤を6g、初期育成用肥料を7g、健苗育成剤を0.36g、発芽抑制物質除去剤を1.2gとすると良いが、この混合割合は適宜変更可能である。 【0027】 【発明の実施の形態】図4には本発明の実施の形態に係る培地製造装置20によって製造された育苗用培地10の外観斜視図が示されている。 【0028】この育苗用培地10は、培地基材としての籾殻12と、結合剤としての芯鞘型繊維14、及び複数の育苗用肥料16を含んで構成されており、本実施の形態においては例えば、育苗箱60(図6参照)に入るように、縦寸法28cm、横寸法58cm、厚さ寸法2cmのマット形状に成形されている。ここで、以下に育苗用培地10の各構成材の種類及び含有量の一例を示す。 【0029】 籾殻 :600g 芯鞘型繊維(芯鞘型ポリエステル:ユニチカ製) : 15g 中期育成用肥料(商標:ロングM100) : 60g 良質土壌菌繁殖用剤(ゼオライト) : 6g 初期育成用肥料(硫加燐安) : 7g 健苗育成剤(商標:FTE) : 0.36g 発芽抑制物質除去剤(クエン酸) : 1.2g前記の芯鞘型繊維14として用いた芯鞘型ポリエステル(ユニチカ製)は、芯部14A及び鞘部14B(図5に概略的に図示)によって構成されており、鞘部14Bは110℃で軟化し、芯部14Aは250℃で軟化する。また、芯鞘型繊維14としては、例えば、ビオノーレ(昭和高分子(株)製)を用いることができる。この場合には、鞘部14Bは90℃で軟化し、芯部14Aは115℃で軟化する。 【0030】なお、前記籾殻12や芯鞘型繊維14及び複数の育苗用肥料16の混合割合は、適宜変更可能である。 【0031】またここで、この育苗用培地10は、裏面側に比べて表面側が、相対的に軟らかくかつ粗面に成形されている。 【0032】次に、この育苗用培地10を製造するための本実施の形態に係る培地製造装置20について説明する。 【0033】図1には培地製造装置20の全体構成が正面図にて示されている。また、図2にはこの培地製造装置20の全体構成が平面図にて示されており、図3には培地製造装置20の全体構成が側面図にて示されている。 【0034】この培地製造装置20は、上下圧縮手段としての上下一対のベルトコンベヤ22、23を備えている。下側に位置するベルトコンベヤ22は、一対のロール24、26及びベルト28によって構成されている。ベルト28は、例えば、スチールベルトとされており、あるいは、テフロン(登録商標)とグラスファイバーを併用した合成樹脂繊維ベルトとされている。このベルト28が図1矢印方向に移動することにより、原料材Gを搬送することができる。 【0035】一方、ベルトコンベヤ22の搬送方向上流側端部(ロール24)上方には、原料供給口32が設けられており、前記籾殻12や芯鞘型繊維14及び複数の育苗用肥料16を攪拌混合した原料材Gを下方(すなわち、ベルトコンベヤ22)へ落下供給することができる。これにより、ベルトコンベヤ22の作動に伴って、ベルトコンベヤ22上に前記原料材Gが順次落下して積層されながら図1矢印方向に搬送される構成である。 【0036】また、ベルトコンベヤ22の直上であって原料供給口32の側方には、均平装置としての集合スクリュー70及び拡散スクリュー72が互いに隣接してベルトコンベヤ22の幅方向に沿って設けられている。集合スクリュー70は、その螺旋羽根の螺旋方向(巻き付け方向)が軸中央部分を境に反対向きとされており、螺旋羽根による送り方向が軸中央部分に向くように設定されている。したがって、ベルトコンベヤ22上に落下供給された原料材Gは、この集合スクリュー70によって、ベルトコンベヤ22の幅方向両端部から幅方向中央部分へと移動される。一方、拡散スクリュー72は、その螺旋羽根の螺旋方向(巻き付け方向)が軸中央部分を境に反対向きとされており、螺旋羽根による送り方向が軸方向両端部へ向くように設定されている。したがって、ベルトコンベヤ22上に落下供給された原料材Gは、この拡散スクリュー72によって、ベルトコンベヤ22の幅方向中央部分から幅方向両端部へと移動される。すなわち、これらの集合スクリュー70及び拡散スクリュー72の共働によって、原料供給口32からベルトコンベヤ22上に落下供給された原料材Gがベルトコンベヤ22の表面上に均一に(平らに)均すことができる構成である。 【0037】これらの集合スクリュー70及び拡散スクリュー72は、共に図示を省略したチェーンを介して駆動モータに接続されており、この単一の駆動モータによって同一方向に回転されるようになっている。 【0038】なお、集合スクリュー70と拡散スクリュー72の配置位置を逆に設定してもよい。この場合であっても、ベルトコンベヤ22上に落下供給された原料材Gをベルトコンベヤ22の表面上に均一に(平らに)均すことができる。 【0039】集合スクリュー70及び拡散スクリュー72の側方(搬送方向下流側)であってベルトコンベヤ22の直上には、上側に位置するベルトコンベヤ23が配置されている。ベルトコンベヤ23は、一対のロール25、27及びベルト29によって構成されている。ベルト29も、ベルト28と同様に、スチールベルトあるいは合成樹脂繊維ベルトとされており、しかも、図3に詳細に示す如くベルト28と略同一の幅寸法とされている。 【0040】さらにここで、ベルトコンベヤ23は、ベルトコンベヤ22に対して傾斜して設けられている。すなわち、一対のロール25、27のうち下流側に位置するロール27は上流側に位置するロール25に比べてベルトコンベヤ22のベルト28から広く離間して設けられており、これにより、ベルト29は、下流側が上流側に比べてベルトコンベヤ22のベルト28から僅かに離間するように傾斜して設けられている。本実施の形態においては、ロール25とロール27との軸間距離が3〜5mに設定されると共に、ロール25に巻き掛けられたベルト29の外周とベルト28との間隔が15mm、ロール27に巻き掛けられたベルト29の外周とベルト28との間隔が25mmに設定されている。 【0041】以上の構成により、ベルトコンベヤ22のベルト28によって搬送される原料材Gを、ロール25に巻き掛けられたベルト29の外周によって一過的に圧縮成形し、その後は順次下流側へと搬送する構成である。 【0042】ベルトコンベヤ22のベルト28とベルトコンベヤ23のベルト29の対向部分(原料材Gの挟持搬送部分)には、上下一対の下面加熱盤38、上面加熱盤40が配置されている。下側に位置する下面加熱盤38は、ベルトコンベヤ22のベルト28の無端状内側に設けられており、上側に位置する上面加熱盤40は、ベルトコンベヤ23のベルト29の無端状内側に設けられており、互いに対向し合っている。 【0043】これらの下面加熱盤38、上面加熱盤40の内部には、図示を省略したワイヤヒータ(熱管)が設けられており、通電することで発熱して下面加熱盤38及び上面加熱盤40を所定温度(例えば、150℃)に昇温することができるようになっている。これにより、下面加熱盤38は、前述の如く一過的に圧縮成形された直後の層状の原料材Gの裏面側を前記温度で直接に加熱すると共に、上面加熱盤40は、前述の如く一過的に圧縮成形された直後の層状の原料材Gの表面側を前記温度で空間(ベルト29の外周との間の隙間)を介して加熱することができる。 【0044】また、下面加熱盤38、上面加熱盤40の搬送方向下流側には、前記下面加熱盤38、上面加熱盤40と同様に、ベルトコンベヤ22のベルト28とベルトコンベヤ23のベルト29の対向部分(原料材Gの搬送部分)に、上下一対の下面冷却盤42、上面冷却盤44が配置されている。下側に位置する下面冷却盤42は、ベルトコンベヤ22のベルト28の無端状内側に設けられており、上側に位置する上面冷却盤44は、ベルトコンベヤ23のベルト29の無端状内側に設けられており、互いに対向し合っている。 【0045】これらの下面冷却盤42、上面冷却盤44の内部には、図示を省略した水管が設けられており、水が供給されて循環することで下面冷却盤42、上面冷却盤44を所定温度(例えば、20℃〜30℃)に冷却することができるようになっている。これにより、下面冷却盤42は、前述の如く下面加熱盤38によって加熱された直後の原材料Gを直接に冷却すると共に、上面冷却盤44は、前述の如く上面加熱盤40によって加熱された直後の原材料Gを空間(ベルト29の外周との間の隙間)を介して冷却することができる。 【0046】またさらに、上下一対のベルトコンベヤ22、23の幅方向両側には、左右一対のガイドバー74、76が配置されている。なお、図1においては、これらのガイドバー74、76を省略して示している。図3に示す如く、これらのガイドバー74、76は、前述した上下一対のベルトコンベヤ22、23の対向間隙に対応した厚さ寸法に設定されており、上下一対のベルトコンベヤ22、23の幅方向両端部の対向間隙に入り込んだ状態で配置されている。換言すれば、ベルトコンベヤ22のベルト28の幅方向両端部はガイドバー74、76の端部下面に摺接しており、また、ベルトコンベヤ23のベルト29の幅方向両端部はガイドバー74、76の端部上面に乗り上げて摺接している。すなわち、ガイドバー74、76は、上下一対のベルトコンベヤ22、23によって搬送される原料材Gの幅方向端部にそれぞれ対応しており、上下一対のベルトコンベヤ22、23によって挟持搬送される原材料Gの幅方向両端部を挟み込むことで圧縮成形することができる構成である。 【0047】なお、ガイドバー74、76の表面(特に、幅方向内側先端部分表面)には、テフロンコーティング等の「摩擦低減処理」を施すことが好ましい。 【0048】次に、この培地製造装置20によって育苗用培地10を製造する手順を説明する。 【0049】先ず、籾殻12と芯鞘型繊維14及び前記各育苗用肥料16を攪拌混合する。籾殻12は、圧縮粉砕した籾殻を用いることが好ましい。芯部14Aと鞘部14Bから成る芯鞘型繊維14は、籾殻12及び各育苗用肥料16と共に攪拌混合されることにより、複雑で細かい網状になって籾殻12及び各育苗用肥料16と絡み合い、籾殻12及び各育苗用肥料16を包み込む。 【0050】次いで、この攪拌混合した籾殻12と芯鞘型繊維14及び育苗用肥料16(原料材G)を培地製造装置20によって所定の状態に積層する。 【0051】すなわち、培地製造装置20では、原料供給口32から前記攪拌混合した原料材Gがベルトコンベヤ22上に落下供給される。さらに、ベルトコンベヤ22上に落下供給された原料材Gは、集合スクリュー70及び拡散スクリュー72の共働によって、ベルトコンベヤ22(ベルト28)の表面上に均一に(平らに)均されながら順次層状に積層されて搬送され、さらに、この原料材Gは、ロール25に巻き掛けられたベルト29の外周とベルト28とによって挟持されながら一過的に圧縮成形され、その後は順次下流側へと搬送される。 【0052】この場合、ロール25に巻き掛けられたベルト29の外周とベルト28とによる加圧の程度としては、前述の如く攪拌混合し所定の状態に積層した原料材G(籾殻12と芯鞘型繊維14及び育苗用肥料16)の厚さを4cmとした場合に、加圧後の厚さが2cmになる程度が好ましい。 【0053】次いで、以上のように一過的に圧縮成形された後の原料材G(籾殻12と芯鞘型繊維14及び育苗用肥料16)の裏面側が下面加熱盤38によって直接に加熱されると共に、原料材Gの表面側が上面加熱盤40によって空間を介して加熱される。 【0054】ここで、下面加熱盤38、上面加熱盤40により加熱するに当たっては、原料材Gに含有する芯鞘型繊維14の鞘部14Bが軟化するが芯部14Aは軟化しない温度で加熱する。この場合、例えば、芯鞘型繊維14として芯鞘型ポリエステル(ユニチカ製)を用いた場合には、鞘部14Bは110℃で軟化し芯部14Aは250℃で軟化するため、130℃〜200℃(好ましくは、140℃前後)で加熱する。一方、例えば、芯鞘型繊維14としてビオノーレ(昭和高分子(株)製)を用いた場合には、鞘部14Bは90℃で軟化し芯部14Aは115℃で軟化するため、100℃で加熱すればよい。 【0055】このようにして下面加熱盤38、上面加熱盤40により加熱することで、芯鞘型繊維14の鞘部14Bが軟化して溶着し合い、網状になって籾殻12と絡み合う。 【0056】さらに、下面加熱盤38、上面加熱盤40により加熱された原料材G(籾殻12と芯鞘型繊維14及び育苗用肥料16)は、直ちに、その裏面側が下面冷却盤42によって直接に冷却されると共に、その表面側が上面冷却盤44によって空間を介して冷却される。 【0057】これにより、芯鞘型繊維14の鞘部14Bが網状になって籾殻12と絡み合った状態のままで固化され、板状(所謂マット状)でしかもその表面側が裏面側に比べて相対的に軟らかくかつ粗面に成形された育苗用培地10が完成する。 【0058】このようにして完成した育苗用培地10は、芯鞘型繊維14の鞘部14Bが軟化して溶着し合い、網状になって籾殻12と絡み合い結合された状態に成形される。ここで、図5には、前述の如き圧縮成形された後の芯鞘型繊維14の状態が、一部簡略化して模式的に示されている。この図5で示す如く、鞘部14Bが軟化し溶着し合うことによって、軟化していない芯部14Aが互いに網目状に絡み合って結合されており、籾殻12及び育苗用肥料16を包み込んでいる。これにより、所謂スポンジのような屈曲性及び保水性のある育苗用培地10が得られる。 【0059】以上により得られた育苗用培地10を使用する際には、図6に示す如く、この育苗用培地10を育苗箱60に敷き、灌水し、水稲等の作物の苗62を播種し、さらに覆土64を施した上で、日々灌水及び温度管理をして育苗する。 【0060】この育苗用培地10を使用した育苗に際して、例えば芯鞘型繊維14として芯鞘型ポリエステル(ユニチカ製)を用いた場合には、この芯鞘型ポリエステルは加水分解して長期の間には圃場で分解し、一方、例えば芯鞘型繊維14としてビオノーレ(昭和高分子(株)製)を用いた場合には、このビオノーレは生分解して長期の間には圃場で分解する。このため、他に悪影響を与えることはない。 【0061】ここで、前述の如く培地製造装置20によって製造された育苗用培地10は、籾殻12と芯鞘型繊維14及び育苗用肥料16を攪拌混合して積層されこれらを圧縮成形して得られる。この育苗用培地10は、芯鞘型繊維14が細かい網状になって籾殻12と絡み合って結合されスポンジのように腰が強くて屈曲性及び保水性のある培地として構成される。このため、屈曲性及び保水性に富んでおり、割れたり欠け難く、運搬中に形が崩れることがない。また、育苗のために灌水しても形が崩れることがなく、その取扱いも容易になる。したがって、実際の使用に際して例えば自動田植機の苗台にセットして田植えを実施する場合にも、装置のフィンガー部分がうまく苗を掴み取ることができ、スムースな作業を行うことができる。 【0062】さらに、この育苗用培地10では、培地基材としての籾殻12自体が極めて安価であり(更に言えば、所謂産業廃棄物としての籾殻12を培地基材として有効利用することができ)、かつ、結合剤としての芯鞘型繊維14も安価なものを適用することができるため、全体としても大幅に安価になる。 【0063】またさらに、この育苗用培地10は、育苗用肥料16を含んで構成されているため、育苗に際して別の新たな肥料を加える必要がない。また、育苗する作物の種類や天候(気候)等に応じて前述した各育苗用肥料16の種類や混合割合を適宜変更して、複数種類の異なる育苗用培地10を準備しておけば、大幅に適用の範囲が拡大する。 【0064】またここで、この育苗用培地10は、原料材Gを一過的に圧縮成形した後に、下面加熱盤38及び上面加熱盤40によって加熱すると共に下面冷却盤42及び上面冷却盤44によって冷却して成形されるが、この場合に、上面加熱盤40及び上面冷却盤44はそれぞれ空間を介して加熱・冷却する構成であるため、成形した育苗用培地10は、裏面側に比べて表面側が相対的に軟らかくかつ粗面に成形される。このため、この育苗用培地10は、表面側からの吸水性が良くなり、灌水効果が向上する。またこのため、作物の苗の根が育苗用培地10内に入り易く、所謂根上がり(根立ち)を防止することができる。さらに、例えば表面側からの吸水性を良くするために塗布していた界面活性剤の量を少なくすることができる。 【0065】さらに、このような育苗用培地10を製造するために、本実施の形態に係る培地製造装置20では、ベルトコンベヤ22、23、原料供給口32、下面加熱盤38、上面加熱盤40、下面冷却盤42、上面冷却盤44を備えており、順次搬送される原料材Gをベルトコンベヤ22、23によって一過的に圧縮成形し、かつその直後に下面加熱盤38及び上面加熱盤40によって連続して加熱すると共に、その直後に下面冷却盤42及び上面冷却盤44によって冷却するため、一連の作業を順次連続して自動的に実施することができ、大幅に作業効率が向上する。したがって、前述の如き育苗用培地10を安価でかつ量産することができる。 【0066】また、下面加熱盤38及び上面加熱盤40によって、芯鞘型繊維14の鞘部14Bが軟化して溶着し網状になって籾殻12と絡み合った状態とした直後に、下面冷却盤42及び上面冷却盤44によって冷却して固化するため、軟化して溶着し籾殻12と絡み合った芯鞘型繊維14の鞘部14Bが、例えば籾殻12の弾力によって不要に膨らんで前記溶着絡み合い状態が不要に解除されることがなく、芯鞘型繊維14の鞘部14Bが籾殻12と絡み合った状態のままで確実に固化して育苗用培地10を成形することができる。 【0067】さらにここで、本実施の形態に係る培地製造装置20では、下面加熱盤38及び上面加熱盤40によって加熱すると共に下面冷却盤42及び上面冷却盤44によって冷却する場合においては、上面加熱盤40及び上面冷却盤44はそれぞれ空間を介して加熱・冷却する構成であるため、裏面側に比べて表面側が相対的に軟らかくかつ粗面の育苗用培地10を成形することができる。 【0068】また、前述の如く育苗用培地10を成形する際には、原材料Gを一過的に圧縮(加圧)するのみであるため、ベルトコンベヤ22、23(特に、上側のベルトコンベヤ23のベルト29)にかかる機械的圧力が少なくなり、ベルトコンベヤ22、23の蛇行や損傷を低減することができる。 【0069】またさらに、上面加熱盤40及び上面冷却盤44はそれぞれ空間を介して加熱・冷却する構成であるため、原材料Gに混合された水分(例えば、液体肥料やPH調整剤等)が加熱された際に生じる蒸気を逃がし易くすることができ、加熱効果が向上すると共に、冷却による結露を防止することができる。 【0070】このように、本実施の形態に係る培地製造装置20では、屈曲性及び保水性に富みしかも取扱いが容易であるのみならず、従来に増して灌水性が向上すると共に根上がり(根立ち)をも防止することができる育苗用培地10を、安価でかつ均一に量産することができ、しかも、装置の劣化や損傷を防止できコストの低減を図ることもできる。 【0071】次に、前述の如き育苗用培地10を製造する培地製造装置の他の例を説明する。なお、前述した実施の形態に係る培地製造装置20と基本的に同一の部品には前記実施の形態と同一の符号を付与してその説明を省略する。 【0072】図7には他の実施の形態に係る培地製造装置80の全体構成が正面図にて示されている。 【0073】この培地製造装置80では、ベルトコンベヤ22の直上には、上側に位置するベルトコンベヤ82が配置されている。ベルトコンベヤ82は、一対のロール84、86及びベルト88によって構成されており、前述した実施の形態に係る培地製造装置20のベルトコンベヤ23に比べて、その全長が短く設定されている。ベルトコンベヤ22(ベルト28)によって搬送される原料材Gを、ベルトコンベヤ82(ベルト88)によって一過的に圧縮成形して順次下流側へと搬送する構成である。 【0074】一方、ベルトコンベヤ82の下流側には、前述した実施の形態に係る培地製造装置20と同様に、上下一対の下面加熱盤38、上面加熱盤40が配置されており、さらにその下流側には、上下一対の下面冷却盤42、上面冷却盤44が配置されている。 【0075】ここで、上側に位置する上面加熱盤40及び上面冷却盤44は、一過的に圧縮成形された後にベルトコンベヤ22(ベルト28)によって搬送される原料材Gから僅かに(数mm程度)離間して(所謂、原料材Gから僅かに浮いた状態で)設けられている。これにより、上面加熱盤40及び上面冷却盤44はそれぞれ空間を介して加熱・冷却する構成である。 【0076】上記構成の培地製造装置80では、順次搬送される原料材Gをベルトコンベヤ22とベルトコンベヤ82とによって一過的に圧縮成形し、かつその直後に下面加熱盤38及び上面加熱盤40によって連続して加熱すると共に、その直後に下面冷却盤42及び上面冷却盤44によって冷却するため、一連の作業を順次連続して自動的に実施することができ、大幅に作業効率が向上する。したがって、前述の如き育苗用培地10を安価でかつ量産することができる。 【0077】またさらに、この培地製造装置80においても、下面加熱盤38及び上面加熱盤40によって加熱すると共に下面冷却盤42及び上面冷却盤44によって冷却する際に、上面加熱盤40及び上面冷却盤44はそれぞれ空間を介して加熱・冷却する構成であるため、裏面側に比べて表面側が相対的に軟らかくかつ粗面の育苗用培地10を成形することができる。 【0078】また、前述の如く育苗用培地10を成形する際には、原材料Gを一過的に圧縮(加圧)するのみであるため、ベルトコンベヤ22、82(特に、上側のベルトコンベヤ82)にかかる機械的圧力が少なくなり、ベルトコンベヤ22、82の蛇行や損傷を低減することができる。また、ベルトコンベヤ82の全長を短くできるため、コストの低減を図ることもできる。 【0079】またさらに、上面加熱盤40及び上面冷却盤44はそれぞれ空間を介して加熱・冷却する構成であるため、原材料Gに混合された水分(例えば、液体肥料やPH調整剤等)が加熱された際に生じる蒸気を逃がし易くすることができ、加熱効果が向上すると共に、冷却による結露を防止することができる。 【0080】このように、本実施の形態に係る培地製造装置80では、屈曲性及び保水性に富みしかも取扱いが容易であるのみならず、従来に増して灌水性が向上すると共に根上がり(根立ち)をも防止することができる育苗用培地10を、安価でかつ均一に量産することができ、しかも、装置の劣化や損傷を防止できコストの低減を図ることもできる。 【0081】なお、前記実施の形態に係る培地製造装置80において、ベルトコンベヤ82に代えて、1本あるいは数本の圧縮ロールを適用し、ベルトコンベヤ22によって原料材Gを搬送しながら、圧縮ロールによって原料材Gを一過的に圧縮成形するように構成してもよい。 【0082】 【発明の効果】請求項1記載の育苗用培地は、屈曲性及び保水性に富みしかも取扱いが容易であるのみならず、表面側からの吸水性が良くなり、灌水効果が向上する。また、作物の苗の根が育苗用培地内に入り易く所謂根上がり(根立ち)を防止することができる。 【0083】請求項2記載の培地製造装置は、前述の如き育苗用培地を安価でかつ均一に量産することができ、しかも、装置の劣化や損傷を防止できコストの低減を図ることもできる。また、原材料に混合された水分が加熱された際に生じる蒸気を逃がし易くすることができ、加熱効果が向上すると共に、冷却による結露を防止することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000201641 【氏名又は名称】全国農業協同組合連合会 【識別番号】000144898 【氏名又は名称】株式会社山本製作所
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| 【出願日】 |
平成13年3月27日(2001.3.27) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100079049 【弁理士】 【氏名又は名称】中島 淳 (外3名)
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| 【公開番号】 |
特開2002−281827(P2002−281827A) |
| 【公開日】 |
平成14年10月2日(2002.10.2) |
| 【出願番号】 |
特願2001−89571(P2001−89571) |
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