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【発明の名称】 遮光性農業用ポリオレフィン系樹脂フイルム
【発明者】 【氏名】西片 晃

【氏名】中川 康弘

【氏名】和田 信明

【要約】 【課題】長期使用においても遮光率の低下がなく耐久性に優れた5層構造の遮光性農業用ポリオレフィン系樹脂フイルムを提供すること。

【解決手段】(A)線状低密度ポリエチレン樹脂を主成分とする透明樹脂層、(B)線状低密度ポリエチレン樹脂を主成分とする樹脂成分に酸化チタン顔料を配合した白色樹脂層、(C)線状低密度ポリエチレン樹脂を主成分とする樹脂成分に酸化チタンおよびカーボンブラック顔料を配合した灰色樹脂層、(D)酢酸ビニル含有量が5〜28重量%のポリオレフィン系樹脂を主成分とする樹脂成分にアルミニウム顔料を配合した銀色樹脂層、(E)酢酸ビニル含有量が3〜15重量%のポリオレフィン系樹脂を主成分とする透明樹脂層の順に5層構造とされ、フイルム全体の厚みが75〜160μmの範囲で、遮光率が99.9%以上であることを特徴とする遮光性農業用ポリオレフィン系樹脂フイルム。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 農業用施設などに被覆される遮光性農業用ポリオレフィン系樹脂フイルムにおいて、(A)線状低密度ポリエチレン樹脂を主成分とする透明樹脂層、(B)線状低密度ポリエチレン樹脂を主成分とする樹脂成分に酸化チタン顔料を配合した白色樹脂層、(C)線状低密度ポリエチレン樹脂を主成分とする樹脂成分に酸化チタンおよびカーボンブラック顔料を配合した灰色樹脂層、(D)酢酸ビニル含有量が5〜28重量%のポリオレフィン系樹脂を主成分とする樹脂成分にアルミニウム顔料を配合した銀色樹脂層、(E)酢酸ビニル含有量が3〜15重量%のポリオレフィン系樹脂を主成分とする透明樹脂層の順に5層構造とされ、フイルム全体の厚みが75〜160μmの範囲で、遮光率が99.9%以上であることを特徴とする遮光性農業用ポリオレフィン系樹脂フイルム。
【請求項2】 上記(B)層、(C)層および(D)層の少なくとも1層が、その層の樹脂成分中に、リアクターTPOを1〜35重量%の範囲で配合したことを特徴とする請求項1記載の遮光性農業用ポリオレフィン系樹脂フイルム。
【請求項3】 上記(B)層の樹脂成分100重量部に対して、酸化チタン顔料の配合割合が25〜80重量部であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遮光性農業用ポリオレフィン系樹脂フイルム。
【請求項4】 上記(C)層の樹脂成分100重量部に対して、酸化チタン顔料の配合割合が3〜30重量部およびカーボンブラック顔料の配合割合が3〜30重量部であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遮光性農業用ポリオレフィン系樹脂フイルム。
【請求項5】 上記(D)層の樹脂成分100重量部に対して、アルミニウム顔料の配合割合が3〜20重量部であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遮光性農業用ポリオレフィン系樹脂フイルム。
【請求項6】 上記(E)層および/または(D)層に防曇剤を配合したことを特徴とする請求項1記載の遮光性農業用ポリオレフィン系樹脂フイルム。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、農業用ハウスや農業用トンネルなどの農業用施設に使用される遮光性農業用ポリオレフィン系樹脂フイルムに関し、更に詳しくは、遮光安定性、フイルム強度、耐候性の良好な5層構造の遮光性農業用ポリオレフィン系樹脂フイルムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より遮光性フイルムを利用して、花卉園芸植物の開花時期の調整や夏期のほうれん草、ダイコン、イチゴ栽培などに使用されてきた。これらに使用される遮光性フイルムは、一層乃至三層構造のものが使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の遮光性フイルムは、アルミニウム顔料や酸化チタン顔料をそれぞれの層に使用し、表面層の反射率を向上させて、フイルム全体を遮光率を向上させたものであるが、アルミニウム顔料は、酸化されやすく、長期間使用すると遮光率が低下するという欠点がある。
【0004】
【発明の目的】本発明は、上記の問題点を解消し、長期使用においても遮光率の低下がなく耐久性に優れた5層構造の遮光性農業用ポリオレフィン系樹脂フイルムを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、農業用施設などに被覆される遮光性農業用ポリオレフィン系樹脂フイルムにおいて、(A)線状低密度ポリエチレン樹脂を主成分とする透明樹脂層、(B)線状低密度ポリエチレン樹脂を主成分とする樹脂成分に酸化チタン顔料を配合した白色樹脂層、(C)線状低密度ポリエチレン樹脂を主成分とする樹脂成分に酸化チタンおよびカーボンブラック顔料を配合した灰色樹脂層、(D)酢酸ビニル含有量が5〜28重量%のポリオレフィン系樹脂を主成分とする樹脂成分にアルミニウム顔料を配合した銀色樹脂層、(E)酢酸ビニル含有量が3〜15重量%のポリオレフィン系樹脂を主成分とする透明樹脂層の順に5層構造とされ、フイルム全体の厚みが75〜160μmの範囲で、遮光率が99.9%以上であることを特徴とする遮光性農業用ポリオレフィン系樹脂フイルムである。
【0006】本発明の(B)層ないし(D)層の各樹脂成分100重量部に対して、(B)層の酸化チタン顔料の配合割合が25〜80重量部、好ましくは30〜50重量部、(C)層の酸化チタン顔料の配合割合が3〜30重量部、好ましくは4〜15重量部およびカーボンブラック顔料の配合割合が3〜30重量部、好ましくは4〜15重量部、(D)層のアルミニウム顔料の配合割合が3〜20重量部、好ましくは4〜15重量部の範囲が好ましい。
【0007】また、(D)層および/または(E)層には、防曇剤を配合することによって、防曇性を付与することもできる。防曇剤としては、通常、農業用ポリオレフィン系樹脂フイルムに使用されているもので、例えば、ソルビタン系、グリセリン系、ジグリセリン系などの多価アルコールと脂肪酸との部分エステル或いはこれらとアルキレングリコールとの縮合物を挙げることができる。これらの防曇剤の配合量は、その層の樹脂成分100重量部に対して、1〜5重量部、好ましくは1.2〜3重量部の範囲で用いられる。
【0008】(A)層、(B)層および(C)層に使用される線状低密度ポリエチレン樹脂は、メタロセン触媒系やチグラー触媒系で製造されたもので、これらの層に使用することにより、(B)層の酸化チタン顔料、(C)層の酸化チタン顔料およびカーボンブラックを多量に配合しているにもかかわらず、(A)層が補強して、極めて強度の高い遮光性農業用ポリオレフィン系樹脂フイルムとすることができる。
【0009】また、本発明は、上記の(B)層、(C)層および(D)層の少なくとも1層が、その層の樹脂成分中に、リアクターTPOを1〜35重量%、好ましくは4〜20重量%の範囲で配合し、これらの層に多量に配合される顔料によるフイルム強度の低下を防止することができる。このリアクターTPOは、重合段階でオレフィン系樹脂にエチレンプロピレンゴムをアロイ化させた樹脂であって、反応器中で製造するTPOということから、リアクターTPOと呼ばれている。具体的には、モンテル社の「キャタロイ」、徳山曹達社の「P.E.R」等が挙げられる。これらのリアクターTPOの配合量が、その層の樹脂成分において、35重量%を超えるとフイルム生産時のモーター負荷が大きくなり製膜が困難となるので好ましくない。
【0010】(D)層の酢酸ビニル含有量が5〜28重量%のポリオレフィン系樹脂は、エチレン−酢酸ビニル共重合体単独またはエチレン−酢酸ビニル共重合体と低密度ポリエチレン樹脂の混合物であってもよく、この樹脂成分にアルミニウム顔料を配合することによって分散が容易で遮光性に優れた層とすることができる。更に、(E)層の酢酸ビニル含有量が3〜15重量%のポリオレフィン系樹脂を主成分とする透明樹脂層を積層されているので、アルミニウム顔料の酸化劣化を防止し、極めて耐久性の高い遮光性農業用ポリオレフィン系樹脂フイルムとすることができる。この(E)層ポリオレフィン系樹脂も上記の(D)層と同様にエチレン−酢酸ビニル共重合体単独またはエチレン−酢酸ビニル共重合体と低密度ポリエチレン樹脂の混合物であってもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態について、具体的に説明する。
【0012】(遮光率)キセノンランプの照度を照度計で測定し基準値を決めた後、キセノンランプを各試料で遮蔽し、キセノンラップの漏れた光の照度を測定し、遮光率を計算で求めた。
◎:99.95%以上○:99.9%以上、99.95%未満△:99.0%以上、99.9%未満×:99.0%未満【0013】(突き刺し強度)インフレーションフイルムの押出し方向に長さ110cm、その直交方向に8cmの試料を採取し、10cm間隔にφ1cmの印を10ヶ所つけたものを10枚用意した。常温で指抜け試験(N=100)を行い、抵抗無く指抜けする割合を算出し、下記の基準で評価した。
◎:7%未満○:7%以上、10%未満△:10%以上、40%未満×:40%以上【0014】(色抜け)殺虫剤(DDVP)の500倍水溶液(常温)に10cm×10cmの試料を1ヶ月間浸漬し、水洗、乾燥した後、試験前の試料との比較を目視で評価した。
○:変化なし、あるいは極めて僅か変化あり△:色抜けが認められる×:著しい色抜けが認められる【0015】実施例15種5層のインフレーション装置を用いて、外側より(A)層として、線状低密度ポリエチレン樹脂(出光石油化学社製、「モアテック0138」)100重量部を、(B)層として、線状低密度ポリエチレン樹脂(「モアテック0138」)91.25重量部に、酸化チタン顔料マスターバッチ(日弘ビックス社製、「PO−0107ホワイト」、バインダー:低密度ポリエチレン樹脂20重量%、顔料:80重量%)43.75重量部を配合し、(C)層として、線状低密度ポリエチレン樹脂(「モアテック0138」)86重量部に、酸化チタン顔料マスターバッチ(「PO−0107ホワイト」)10重量部とカーボンブラック顔料マスターバッチ(東洋インキ社製、「TET−01337ブラック」、バインダー:低密度ポリエチレン樹脂60重量%、顔料:40重量%)20重量部を配合し、(D)層として、酢酸ビニル含有量10重量%のエチレン−酢酸ビニル共重合体89.5重量部にアルミニウム顔料マスターバッチ(住友カラー社製、「SPEM−8K445シルバー」、バインダー:低密度ポリエチレン樹脂60重量%、顔料:40重量%)17.5重量部を配合し、(E)層として、酢酸ビニル含有量10重量%のエチレン−酢酸ビニル共重合体100重量部を使用し、また、各層には樹脂成分100重量部に対して、ヒンダードアミン系光安定剤0.3重量部を配合し、これらを各押出機に供給し、各層16μm、合計厚さ80μmの5種5層の遮光性農業用ポリオレフィン系樹脂フイルムを製造した。このフイルムの評価を表1に示す。
【0016】実施例2前記の実施例1において、各層の厚さを25μm、合計厚さを125μmとした以外は、実施例1と同様にして5種5層の遮光性農業用ポリオレフィン系樹脂フイルムを製造した。このフイルムの評価を表1に示す。
【0017】実施例3前記の実施例1において、(B)層は、線状低密度ポリエチレン樹脂(「モアテック0138」)75重量部に、酸化チタン顔料マスターバッチ(日弘ビックス社製、「PO−0107ホワイト」)50重量部、リアクターTPO(モンテル社、「キャタロイ」)10重量部を配合し、(C)層は、線状低密度ポリエチレン樹脂(「モアテック0138」)84.25重量部に、酸化チタン顔料マスターバッチ(日弘ビックス社製、「PO−0107ホワイト」)11.25重量部、カーボンブラック顔料マスターバッチ(東洋インキ社製、「TET−01337ブラック」)22.5重量部を配合し、(D)層は、酢酸ビニル含有量10重量%のエチレン−酢酸ビニル共重合体86.5重量部に、アルミニウム顔料マスターバッチ(住友カラー社製、「SPEM−8K445シルバー」)22.5重量部を配合した以外は、実施例1と同様にして5種5層の遮光性農業用ポリオレフィン系樹脂フイルムを製造した。このフイルムの評価を表1に示す。
【0018】実施例4前記の実施例1において、(B)層は、線状低密度ポリエチレン樹脂(「モアテック0138」)87.5重量部に、酸化チタン顔料マスターバッチ(日弘ビックス社製、「PO−0107ホワイト」)37.5重量部、リアクターTPO(モンテル社、「キャタロイ」)5重量部を配合し、(D)層は、酢酸ビニル含有量10重量%のエチレン−酢酸ビニル共重合体86重量部に、アルミニウム顔料マスターバッチ(住友カラー社製、「SPEM−8K445シルバー」)15重量部を配合し、更に、防曇剤を(D)層に2.5重量部、(E)層に1.5重量部を配合し、各層の厚さを25μm、合計厚さを125μmとした以外は、実施例1と同様にして5種5層の遮光性農業用ポリオレフィン系樹脂フイルムを製造した。このフイルムの評価を表1に示す。
【0019】実施例5前記の実施例1において、(D)層は、酢酸ビニル含有量5重量%のエチレン−酢酸ビニル共重合体81.5重量部に、アルミニウム顔料マスターバッチ(住友カラー社製、「SPEM−8K445シルバー」)17.5重量部、リアクターTPO(モンテル社、「キャタロイ」)8重量部を配合し、更に、防曇剤を(D)層に2.5重量部、(E)層に1.5重量部配合した以外は、実施例1と同様にして5種5層の遮光性農業用ポリオレフィン系樹脂フイルムを製造した。このフイルムの評価を表1に示す。
【0020】
【表1】

【0021】実施例6前記の実施例1において、(B)層は、線状低密度ポリエチレン樹脂(「モアテック0138」)87.5重量部に、酸化チタン顔料マスターバッチ(日弘ビックス社製、「PO−0107ホワイト」)37.5重量部、リアクターTPO(モンテル社、「キャタロイ」)5重量部を配合し、(C)層は、線状低密度ポリエチレン樹脂(「モアテック0138」)91.25重量部に、酸化チタン顔料マスターバッチ(日弘ビックス社製、「PO−0107ホワイト」)6.25重量部、カーボンブラック顔料マスターバッチ(東洋インキ社製、「TET−01337ブラック」)12.5重量部を配合し、(D)層は、酢酸ビニル含有量10重量%のエチレン−酢酸ビニル共重合体81.5重量部に、アルミニウム顔料マスターバッチ(住友カラー社製、「SPEM−8K445シルバー」)13.75重量部、リアクターTPO(モンテル社、「キャタロイ」)5重量部を配合し、更に、防曇剤を(D)層に2.5重量部、(E)層に1.5重量部配合した以外は、実施例1と同様にして5種5層の遮光性農業用ポリオレフィン系樹脂フイルムを製造した。このフイルムの評価を表2に示す。
【0022】実施例7前記の実施例1において、(B)層は、線状低密度ポリエチレン樹脂(「モアテック0138」)83.75重量部に、酸化チタン顔料マスターバッチ(日弘ビックス社製、「PO−0107ホワイト」)56.25重量部、リアクターTPO(モンテル社、「キャタロイ」)5重量部を配合し、(C)層は、線状低密度ポリエチレン樹脂(「モアテック0138」)91.25重量部に、酸化チタン顔料マスターバッチ(日弘ビックス社製、「PO−0107ホワイト」)6.25重量部、カーボンブラック顔料マスターバッチ(東洋インキ社製、「TET−01337ブラック」)12.5重量部を配合し、(D)層は、酢酸ビニル含有量10重量%のエチレン−酢酸ビニル共重合体77重量部に、アルミニウム顔料マスターバッチ(住友カラー社製、「SPEM−8K445シルバー」)25重量部、リアクターTPO(モンテル社、「キャタロイ」)8重量部を配合し、更に、防曇剤を(D)層に2.5重量部、(E)層に1.5重量部配合した以外は、実施例1と同様にして5種5層の遮光性農業用ポリオレフィン系樹脂フイルムを製造した。このフイルムの評価を表2に示す。
【0023】比較例1前記の実施例1において、(A)層、(B)層および(C)層で使用した線状低密度ポリエチレン樹脂の代わりに、高圧法低密度ポリエチレン樹脂(日本ユニカー社製、「NUC−8133」)に変更したこと以外は、実施例1と同様にして5種5層の遮光性農業用ポリオレフィン系樹脂フイルムを製造した。このフイルムの評価を表2に示す。
【0024】比較例23種3層のインフレーション装置を用いて、外側より(B)層として、高圧法低密度ポリエチレン樹脂(「NUC−8133」)91.25重量部に、酸化チタン顔料マスターバッチ(日弘ビックス社製、「PO−0907ホワイト」)43.75重量部を配合し、(C)層として、高圧法低密度ポリエチレン樹脂(「NUC−8133」)100重量部に、酸化チタン顔料マスターバッチ(「PO−0907ホワイト」)10重量部、カーボンブラック顔料マスターバッチ(東洋インキ社製、「TET−01337ブラック」)20重量部を配合し、(D)層として、酢酸ビニル含有量10重量%のエチレン−酢酸ビニル共重合体89.5重量部に、アルミニウム顔料マスターバッチ(住友カラー社製、「SPEM−8K445シルバー」)17.5重量部を配合し、また、各層には樹脂成分100重量部に対して、ヒンダードアミン系光安定剤0.3重量部を配合し、これらを各押出機に供給し、各層約27μm、合計厚さ80μmの3種3層の遮光性農業用ポリオレフィン系樹脂フイルムを製造した。このフイルムの評価を表2に示す。
【0025】比較例33種3層のインフレーション装置を用いて、外側より(B)層として、線状低密度ポリエチレン樹脂(「モアテック0138」)91.25重量部に、酸化チタン顔料マスターバッチ(「PO−0907ホワイト」)43.75重量部を配合し、(C)層として、線状低密度ポリエチレン樹脂(「モアテック0138」)76重量部に、アルミニウム顔料マスターバッチ(「SPEM−8K445シルバー」)20重量部、カーボンブラック顔料マスターバッチ(「TET−01337ブラック」)20重量部を配合し、(D)層として、線状低密度ポリエチレン樹脂(「モアテック0138」)89.5重量部に、アルミニウム顔料マスターバッチ(「SPEM−8K445シルバー」)17.5重量部を配合し、また、各層には樹脂成分100重量部に対して、ヒンダードアミン系光安定剤0.3重量部を配合し、これらを各押出機に供給し、各層約27μm、合計厚さ80μmの3種3層の遮光性農業用ポリオレフィン系樹脂フイルムを製造した。このフイルムの評価を表2に示す。
【0026】
【表2】

【0027】
【発明の効果】長期使用においても遮光率の低下がなく耐久性に優れ、フイルム強度に優れた5層構造の遮光性農業用ポリオレフィン系樹脂フイルムを提供することできる。
【出願人】 【識別番号】000106726
【氏名又は名称】シーアイ化成株式会社
【出願日】 平成13年2月2日(2001.2.2)
【代理人】
【公開番号】 特開2002−247922(P2002−247922A)
【公開日】 平成14年9月3日(2002.9.3)
【出願番号】 特願2001−26409(P2001−26409)