| 【発明の名称】 |
ポットセット装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】古賀 武俊
【氏名】谷口 千澄
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| 【要約】 |
【課題】電源設備などが不要であり、簡単な操作で複数のポットを同時に且つ確実に保持することのできるポットセット装置を提供する。
【解決手段】上部グリップ5および下部グリップ8を握持すると連携的に縮径してポットP内に挿入可能となり、握持力を解除すると連携的に拡径してポットP内周面に当接する複数の傘骨状ポット保持具15が複数配列されたポットセット装置1において、ポット保持具15を、コイルスプリング12の復元力に基づくポット保持具15の拡径力より小さな力で弾性変形可能な帯状板材で形成している。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 操作部に外力を加えると連携的に縮径してポット内に挿入可能となり、前記外力を解除すると連携的に拡径してポット内周面に当接する複数の傘骨状ポット保持具が配列されたポットセット装置であって、前記ポット保持具を、その拡径力より小さな力で弾性変形可能な弾性材料で形成したことを特徴とするポットセット装置。 【請求項2】 前記ポット保持具を、弾力性を有する帯状板材で形成した請求項1記載のポットセット装置。 【請求項3】 前記ポット保持具の一部に、拡径方向へ傾斜した折曲部を設けた請求項1または2記載のポットセット装置。 【請求項4】 前記ポット保持具が、先細りのテーパ形状である請求項2または3記載のポットセット装置。 【請求項5】 前記ポット保持具の一部に滑り止め部材を装着した請求項1〜4のいずれかに記載のポットセット装置。 【請求項6】 前記ポット保持具の最下部にガード部材を設けた請求項1〜5のいずれかに記載のポットセット装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、育苗用ポットなど植木鉢形状をした複数のポットを同時に取り上げ、トレーなどにセットすることができるポットセット装置に関する。 【0002】 【従来の技術】草花や農作物の播種、育苗用に、柔軟なプラスチックスで形成された植木鉢形状のポットが使用されている。このようなポットは一般に、複数のポットを縦横に並べて収納できる育苗用トレーと組み合わせて使用されている。標準的な育苗用トレーには、ポットを起立状態で保持できるポット収納用凹部が24個形成されており、これらの収納用凹部内にポットの下半部をそれぞれ差し込んでセットした後、各ポットに培土を入れて種を播き、苗の育成が行われている。 【0003】通常、1個のポットでは1本の苗が育成されているので、栽培本数の多い大規模栽培施設などにおいては、多数のポットと、これらを収納する多数の育苗用トレーが使用されている。したがって、それぞれの育苗用トレー内に複数のポットをセットする作業に膨大な時間と労力が費やされている。 【0004】そこで、このようなポットセット作業を効率的に行うため、育苗用トレーに形成されている複数の収納用凹部に、これと同数のポットを一度にセットできるような機能を有するポットセット装置が開発されている。このポットセット装置は、エア吸引力によって複数のポットを同時に保持し、この状態で育苗用トレーの収納用凹部内にポットの下半部を差し込んだ後、エア吸引力を解除することによって複数のポットのセットを一時に行うことができるものである。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】エア吸引力を利用した従来のポットセット装置は、エア吸引力を発生させるためのエアポンプおよびそのエアポンプを作動させるための電源あるいはその他の動力源が必要であるので、電源設備などがない場所では使用できない。 【0006】また、複数のポットを同時に吸引保持するための複数のエア吸引具と、エアポンプから各エア吸引具までのエア配管などが必要であるため、構造が複雑であって、故障発生の可能性も高く、手軽に使用することができない。 【0007】本発明が解決しようとする課題は、電源設備などが不要であり、簡単な操作で複数のポットを同時に且つ確実に保持することのできるポットセット装置を提供することにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明のポットセット装置は、操作部に外力を付加すると連携的に縮径してポット内に挿入可能となり、前記外力を解除すると連携的に拡径してポット内周面に当接する複数の傘骨状ポット保持具が複数配列されたポットセット装置であって、前記ポット保持具を、その拡径力より小さな力で弾性変形可能な弾性材料で形成したことを特徴とする。 【0009】このような構成とすることにより、各ポット内で拡径したポット保持具はそれぞれのポット形状に沿って変形可能となるため、優れた保持力を発揮し複数のポットを同時に且つ確実に保持でき、各ポット内におけるポット保持具の変形状態にばらつきが生じても互いに干渉されることなく保持できる。 【0010】また、大きく変形したポット内に挿入された一部のポット保持具が完全に拡径できない場合でも、前記ポット保持具はその拡径力より小さな力で変形するので、他のポット保持具の拡径動作に悪影響を及ぼすことがなく、複数のポットを確実に保持することができる。 【0011】さらに、各ポット保持具の拡径、縮径動作は、外力の付加、解除で行われるので、電源設備などが不要であり、操作も簡単である。なお、操作部に付加した外力を解除したときの、ポット保持具の拡径力を高めるため、スプリングなどの弾性材を設けることが望ましい。 【0012】ここで、前記ポット保持具を、弾力性を有する帯状板材で形成すれば、その板厚方向の弾性変形性および幅方向の高剛性により、ポットをその変形の有無に関わらず的確に保持できるようになる。 【0013】また、前記ポット保持具の一部に、拡径方向へ傾斜した折曲部を設ければ、変形したポットに対する保持力が向上する。 【0014】前記ポット保持具を、先細りのテーパ形状とすることにより、基端部から先端部に向かって弾性力が連続的に減少するので、基端部は変形し難く、先端部は変形し易いポット保持具となり、変形ポットに対する適応性が高まる。 【0015】前記ポット保持具の一部に、滑り止め部材を装着することにより、ポットの保持機能がさらに高まり、保持中のポットが誤って離脱、落下することがなくなるので、作業性も向上する。なお、滑り止め部材としては、天然ゴム、合成ゴムあるいは高摩擦性プラスチックなどが好適であり、例えば、管状ゴムをポット保持具の先端付近などに装着することが望ましい。 【0016】前記ポット保持具の最下部にガード部材を設けることにより、使用していないポットセット装置を、地面、床面などの平面上に載置したとき、自重でポット保持具が変形、損傷するのを防止することができる。 【0017】 【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態であるポットセット装置を示す平面図、図2は図1のA−A線断面図、図3は図2の部分拡大図、図4は前記ポットセット装置の部分断面図、図5は前記ポットセット装置を構成するポット保持具付近の分解斜視図である。 【0018】本実施形態のポットセット装置1においては、図1および図2に示すように、四辺形の上部プレート2および下部プレート3が一定距離を隔てて平行に配置され、上部プレート2の上面に2本のガイド支柱4が立設され、ガイド支柱4の上部に上部グリップ5が上部プレート2と平行に固定され、各ガイド支柱4の対向面にはガイドレール6が設けられ、上部プレート2の、上部グリップ5の直下に位置する部分には略長方形の開口部9が形成されている。 【0019】上部プレート2の、開口部9直下に位置する部分には、開口部9の端部を貫通してそれぞれガイドレール6に摺接する2本の支柱7が立設され、支柱7の上部には、上部グリップ5と平行に下部グリップ8が固定されている。上部プレート2および下部プレート3の上面にはそれぞれ補強リブ10が設けられ、軽量化のための開口部11が設けられている。 【0020】上部プレート2と下部プレート3との間には、両者の間隔を広げる方向に付勢する複数のコイルスプリング12が配置されている。コイルスプリング12は、上部プレート2および下部プレート3のコーナー部分に位置する支軸13の外周に環装されている。なお、コイルスプリング12は、後述するポット保持具16の縮径方向の付勢力とコイルスプリング12の弾性力との均衡点で静止状態を保っている。 【0021】図2の状態にあるポットセット装置1の上部グリップ5および下部グリップ8を掌で掴んで握り締めると、上部グリップ5と下部グリップ8とが接近するとともに支柱7がガイドレール6に沿って移動し、上部プレート2と下部プレート3とが接近し、掌を開くとコイルスプリング12の復元力によって上部プレート2と下部プレート3とが離隔して図2の状態に復帰する。 【0022】上部プレート2には、縦横等間隔をなすように配置された合計24本の支軸13が下部プレート3方向に垂下固定され、各支軸13は、下部プレート3に垂下固定された支軸13より短いガイド筒体15にそれぞれ挿通され、ガイド筒体15下端のフランジ15aから露出した各支軸13の下端には、傘骨状に開閉可能な4本のポット保持具16が90度間隔で取り付けられている。 【0023】ポット保持具16は弾力性を有する帯状板材で形成され、支軸13を中心とする縮径方向、すなわち傘骨状に閉じる方向に付勢されており、不使用時は図2に示すように、各ポット保持具16がガイド筒体15のフランジ15aの外周に当接することにより、セットすべきポットPの内周面より拡径した状態を保っている。 【0024】ポットセット装置1を使用する場合、図3の状態にある上部グリップ5および下部グリップ8を手で掴んで握り締めると、前述したように、上部プレート2と下部プレート3とが接近するので、支軸13に沿ってガイド筒体15およびフランジ15aが上昇した状態となり、フランジ15aに当接していたポット保持具16はその付勢力で傘骨状に閉じることによって、ポットP内に挿入可能な形状に縮径する。 【0025】このように、上部グリップ5および下部グリップ8を手で握り締めると、各支軸13の下端に取り付けられた合計24組のポット保持具16は同時に縮径するので、握り締めた状態を保ったまま、各ポット保持具16をそれぞれポットP内に挿入した後、上部グリップ5および下部グリップ8を握り締めた力を解除すると、コイルスプリング12の復元力によって上部プレート2と下部プレート3とが離隔して元の状態に復帰するとともにガイド筒体15のフランジ15aが下降してポット保持具16を元の状態まで拡径させるので、各ポット保持具16はポットPの内周面に当接し、ポットPはそれぞれポット保持具16に保持される。 【0026】なお、ポット保持具16自体が弾性を有しているため、上部グリップ5および下部グリップ8を手で握り締めることなく、各ポット保持具16をそのままポットP内に挿入する操作によってもポットPを保持することができる。すなわち、ポット保持具16を拡径状態のままポットP内に挿入すれば、ポット保持具16はポットPの内面形状に沿って弾性的に縮径変形し、ポットP内面に当接した状態となるので、ポットPはポット保持具16から離脱することなく保持される。 【0027】このような操作により、24個のポットPは同時に各ポット保持具16に保持されるので、そのままの状態で持ち上げれば、ポットセット装置1とともにトレー(図示せず)などのある位置まで移動することができる。そして、ポットPの底部をトレーの収納凹部にそれぞれ挿入した後、上部グリップ5および下部グリップ8を手で握り締めると、各ポット保持具16が同時に縮径してそれぞれのポットPの内周面から離れるので、握持状態を保ったままポットセット装置1を持ち上げると、ポットセット装置1全体がポットPから離脱し、24個のポットPが同時にトレーの収納凹部にセットされる。 【0028】ポットセット装置1は、上部グリップ5および下部グリップ8を握持すると24個のポット保持具16が連携的に縮径してポットP内に挿入可能となり、握持力を解除すると24個のポット保持具16が連携的に拡径してポットPの内周面に当接してこれらのポットPを保持するので、簡単な操作で24個のポットPを同時に保持、離脱させることができる。また、各ポット保持具16の拡径、縮径動作は、握持力の付加、解除のみで行われるので、電源設備や動力源などが不要である。 【0029】各ポットP内で拡径したポット保持具16は弾力性があるため、それぞれのポットPの形状に沿って変形可能であり、優れた保持力を発揮し、複数のポットPを同時に且つ確実に保持でき、各ポットP内におけるポット保持具16の変形状態にばらつきが生じても互いに干渉されることなく保持できる。 【0030】また、ポット保持具16を構成する帯状板材は、ポット保持具16の拡径力となるコイルスプリング12の復元力より小さな力で弾性変形可能な弾性材料で形成されているため、大きく変形したポットP内に挿入された一部のポット保持具16が完全に拡径できない場合でも、ポット保持具16はその拡径力でポットPの内周面に沿って変形し、他のポット保持具16の拡径動作に悪影響を及ぼすことがなく、複数のポットPを確実に保持することができる。 【0031】次に図4および図5を参照して、支軸13およびポット保持具16付近の構造、機能について詳しく説明する。ガイド筒体15の上端には円形の係合部15bおよび係合部15bより外径の大きな係合フランジ15cが形成されており、下部プレート3に形成された係合孔3aに係合部15bを挿通し、係合フランジ15cを下部プレート3の下面に密着させ、下部プレート3のネジ孔3bを通して上面側からネジ19を係合フランジ15cの雌ネジ部15dに螺合させて締め付けることにより、ガイド筒体15が下部プレート3に垂下状に固定されている。 【0032】支軸13は、ガイド筒体15の内部にスライド可能に挿通され、支軸13の上端には四角柱形状の係合部13aおよび雌ネジ部13bが形成され、円形の連結板17に形成された四角形の係合孔17aに係合部13aを嵌入させ、連結板17上面の位置決め突起17bを上部プレート2の位置決め孔2bに挿通し、上部プレート2のネジ孔2aを通して上面からネジ18を雌ネジ部13bに螺合させ締め付けることにより支軸13は上部プレート2に垂下状に固定されている。 【0033】支軸13の下端には、ガイド筒体15のフランジ15aより小径のフランジ13cおよび雌ネジ部13dが設けられ、フランジ13cの下面には位置決め突起13eが設けられている。 【0034】ポット保持具16は、所定長さの帯状板材の中央に形成されたネジ孔16aを挟む2箇所を同方向に鈍角に折り曲げて形成された2枚の保持具基材Hを直角に交差させることによって形成されている。すなわち、直角に重ね合わせた2枚の保持具基材Hの交差部分を、フランジ13cの下面と、フランジ13cとほぼ同じ外径の円形固定板20との間に挟持し、円形固定板20に設けられたネジ孔20aおよびネジ孔16aにネジ21を挿通し支軸13の雌ネジ部13dに螺合させて締め付けることによって固定されている。 【0035】円形固定板20の上面には、保持具基材Hを直角交差状態で保持するため、保持具基材Hの中央部分が嵌入可能な係止溝20bが十字状に形成されている。また、支軸13のフランジ13cに対し円形固定板20が回転しないように固定するため、フランジ13cの下面の位置決め突起13eが嵌入可能な位置決め孔20cが円形固定板20の上面に設けられている。 【0036】このような構成とすることにより、支軸13は上部プレート2に回動不能に垂下固定され、支軸13の下端のフランジ13cにポット保持具16が回動不能に固定されるので、ポット保持具16は回動することなく常に一定の位置で傘骨状に開閉する。したがって、隣接するポット保持具16同士が接触したり、干渉したりすることがなく、ポットPを確実に保持、離脱させることができる。 【0037】また、本実施形態では、ポット保持具16の先端付近に、拡径方向へ傾斜した折曲部16bを設けているため、大きく変形したポットPに対する保持力が優れている。さらに、ポット保持具16を先細りのテーパ形状としているため、ポット保持具16はその基端部から先端部に向かって弾性力が連続的に減少した状態、すなわち基端部は変形し難く、先端部は変形し易い状態となっている。したがって、様々な形状に変形したポットPを確実に保持することができ、変形ポットに対する適応性が高まる。 【0038】一方、ポット保持具16を固定する円形固定板20は、ポット保持具16の最下部を覆うように取り付けられているため、ポット保持具16を保護するガード部材としても機能する。したがって、不使用のポットセット装置1を、地面、床面などの平面上に載置したとき、自重によってポット保持具16が変形、損傷するのを防止することができる。 【0039】本実施形態のポットセット装置1は合計24組のポット保持具16を備え、24個のポットPを同時に保持、離脱させることができるが、これに限定するものではないので、ポットのサイズ、形状、使用条件などに応じてポット保持具の個数を増減することができ、その配列形態も任意に設定することができる。また、本実施形態では、1本の支軸13にそれぞれ4本のポット保持具16を設けているが、これに限定するものではないので、保持すべきポットのサイズや形状に応じてポット保持具の本数を増減することができる。 【0040】次に図6および図7を参照し、ポット保持具の他の実施の形態について説明する。図6(a)に示すポット保持具30は、弾力性を有する帯状板材で形成された先細りテーパ形状の保持具基材Hの先端付近に、縮径方向へ凹んだ段差部30aを設けるとともに、先端から段差部30aまでの部分にゴム製の滑り止め部材31を装着している。ポット保持具30は、図6(b)に示すように、ゴム管形状の滑り止め部材31を保持具基材Hのテーパ先端から嵌着することによって形成されている。滑り止め材31でポットをより確実に保持することができ、作業中に誤ってポットが離脱、落下することがないので、作業性も良好である。 【0041】ポット保持具30においては、段差部30aを設けて滑り止め部材31を嵌着することで、保持具基材Hの外面から拡径方向への滑り止め部材31の突出を回避しているため、ポット内へのポット保持具30の出し入れ操作およびポットの着脱操作を妨げることがない。また、ポット保持具30が拡径状態のままポットに挿入されても、ポット上縁部分に滑り止め部材31の縁部分が引っ掛かることがない。その他の機能、効果などは、前述したポット保持具16と同様である。 【0042】図7(a)に示すポット保持具35は、弾力性を有する帯状板材で形成された先細りテーパ形状の保持具基材Hを鈍角に折り曲げて形成したものである。図6に示すポット保持具30の起立部32は滑らかな曲面であるが、図7(a)のポット保持具35の起立部36は角張った形状となっている。曲面状の起立部32を設けたポット保持具30は、そのバネ定数が比較的小さく拡径方向に作用させる力も小さくて良いが、起立部32の曲率半径を変えることによってバネ定数を変更できるので、保持具基材Hの厚さや幅を変えることなく、曲率半径の変更だけで必要なバネ定数を設定することができる。一方、角張った起立部36を設けたポット保持具35の場合、起立部36の形状変更でバネ定数を変えることはできないが、保持具基材Hの厚さや幅が同一ならば、曲面状の起立部32より大きなバネ定数を設定することができる。その他の機能、効果などは、前述したポット保持具16と同様である。 【0043】さらに、ポット保持具35の先端部35aは、将棋の駒状に鈍角に尖っているため、先端部35aがポット内面に引っ掛かりやすく、優れたポット保持機能を発揮する。なお、ポット保持具の先端部の形状はこれに限定するものではないので、保持すべきポットのサイズや内周面形状に応じて、図7(b)に示すような平端面形状あるいは図7(c)に示すような半円形状など任意の形状とすることができる。 【0044】 【発明の効果】本発明により、以下に示す効果を奏する。 【0045】(1)操作部に外力を付加すると連携的に縮径してポット内に挿入可能となり、前記外力を解除すると連携的に拡径してポット内周面に当接する複数の傘骨状ポット保持具が複数配列されたポットセット装置において、前記ポット保持具を、その拡径力より小さな力で弾性変形可能な弾性材料で形成したことにより、電源設備などを使うことなく、簡単な操作で複数のポットを同時に且つ確実に保持することができ、変形したポットに対する保持機能が向上する。 【0046】(2)前記ポット保持具を、弾力性を有する帯状板材で形成することにより、その板厚方向の弾性変形性および幅方向の高剛性で、ポット変形の有無に関わらず的確に保持できるようになる。 【0047】(3)前記ポット保持具の一部に、拡径方向へ傾斜した折曲部を設けることにより、変形したポットに対する保持力がさらに向上する。 【0048】(4)前記ポット保持具を、先細りのテーパ形状とすることにより、基端部は変形し難く、先端部は変形し易いポット保持具となるため、変形ポットに対する適応性が高まる。 【0049】(5)前記ポット保持具の一部に、滑り止め部材を装着することにより、ポット保持機能がさらに高まり、保持中のポットが誤って離脱、落下することがなくなるので、作業性も向上する。 【0050】(6)前記ポット保持具の最下部にガード部材を設けることにより、不使用のポットセット装置を、地面、床面などの平面上に載置したとき、自重でポット保持具が変形、損傷するのを防止することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】596099620 【氏名又は名称】株式会社九州ベルト技販 【識別番号】391050123 【氏名又は名称】中部農材株式会社 【識別番号】501078926 【氏名又は名称】谷口 千澄
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| 【出願日】 |
平成13年2月26日(2001.2.26) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100099508 【弁理士】 【氏名又は名称】加藤 久
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| 【公開番号】 |
特開2002−247921(P2002−247921A) |
| 【公開日】 |
平成14年9月3日(2002.9.3) |
| 【出願番号】 |
特願2001−51154(P2001−51154) |
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