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【発明の名称】 花筒自動給水装置
【発明者】 【氏名】廣崎 信義

【要約】 【課題】本発明は墓の花に2週間給水可能で既存の筒立て穴に装着できる自動給水装置付き花筒を提供する。

【解決手段】給水タンクと花筒を一体化して貫通し花筒の上部延長部分として利用する事により水量3L以上を確保でき、月に2度の給水でシキミ、榊等は次回のお参りまで生き生きとしており給水タンクにも残水のある自動給水装置である。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 専用花筒(2)の上部に自動給水タンク(3)を密着して設置し、自動給水タンク(3)に空気穴(5)と注水穴(6)を設けた花筒自動給水装置。
【請求項2】 自動給水タンク(3)の上面中央から下方へ漏斗状にくり抜き、専用花筒(2)と一体に筒状に形成した請求項1記載の花筒自動給水装置。
【請求項3】 自動給水タンク(3)の側面の一面又は複数面に空気穴(5)の近接上部まで開放部(11)を形成した請求項1又は請求項2記載の花筒自動給水装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は墓等の花筒に自動給水する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の墓石に設けられた円筒形花筒は、墓参で供花する時のみの給水では、花の吸水と自然蒸発により夏には約4日で花筒の水は水切れで花が枯れ、墓地の景観を損なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の墓石に具設される花筒の貯水量は750ミリリットル前後のため、夏期には約4日で水切れを起こし墓花は枯れ死する。地域により花筒の直径は7センチから5センチがあり水の容量にも多少がある。本発明の給水装置は花筒内の水位が常に一定の水位を保てるように、自動給水タンクと専用花筒を一体に形成し、常に給水タンクより花筒に自動注水して補給し供花の早期枯死問題を解消する給水装置を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の花筒自動給水装置は花筒と給水タンクを連結して一体型に組立のできる墓用花筒とし、花筒内の水位が花の吸水と自然蒸発により空気穴以下に低下すれば、空気穴よりタンク内に空気が流入して給水タンク内の水は注水穴より花筒内に流入し補給され、空気穴まで水位が達した時点で空気穴が塞がれて給水が止まる構造の自動給水装置で、外部よりの人為的な補助手段を必要としない。給水タンク下部と花筒接続部分の上部に内径3ミリメートル前後の空気穴を開け、同じく空気穴の下部に内径3ミリメートルの注水穴を開ける。空気穴と注水穴はそれぞれ2箇所ないし3箇所設ける。このような構造を持つ給水装置を備えることで長期間に渉り花筒内の水切れがおこらない。
【0005】本発明の一体型の花筒は給水タンクの上面から下方へ底面に達する漏斗状をくり抜き形成し、その漏斗状下部も専用花筒の上部と結合して一体となる。また雨水の排出と通風の目的で、給水タンクの側面の空気穴より上部の一面又は複数面に切り欠きか又は筒状をなした開放部を設けて通風をはかり、花の蒸れ防止と過剰な水を排水し花の延命を図る。
【0006】供花が短期間で枯れるという問題を解決するためには、3300ミリリットルの貯水量を確保できる供花用花筒を必要とする。花筒の容量が約700ミリリットルと給水タンクに約2600ミリリットルの貯水量を保有させ、合計3300ミリリットルの貯水量を確保できる供花用花筒を必要とする。
【0007】本発明の花筒は既存の墓石に具設の花筒は使用せず、給水タンク中央部の漏斗状部分と専用花筒を連結して一体化した給水花筒とする。この給水花筒を墓石等の花立て穴にセットして供花することにより、花の延命と景観を共に保持できる墓等の自動給水装置付き花筒である。墓石の地域による花筒の大小は専用花筒の直径を既存の墓石の花筒穴径に合わせて交換可能に準備する事で対応できる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の花筒自動給水装置は給水タンク3と専用花筒2の組み合わせであり、外観の形状は円筒形又は箱形などがあり、通風、排水の切り欠き開放部の形状もトンネル状の筒型に置き換えたものが同等の機能を持つ。以下に実施例1の構造と作用及び使用方法を説明する。
【0009】
【実施例】本発明の花筒自動給水装置の実施例の構造と作用及び使用方法を図面によって説明する。図1の斜視図と図2の平面図と図3の正面図で示した箱形の自動給水タンク3は、上面にタンク給水口1とそれを密閉する蓋を持ち、上面より底面に漏斗状の筒穴4を開け、下部に専用花筒2を接続する。自動給水タンク3は側面に一個又は複数個の開放部11を設け、開放部11の下縁線と給水タンク3の底線の間に内径3ミリメートルの空気穴5と注水穴6を複数個開口する。専用花筒2と給水タンク3の接合部分は、専用花筒2と自動給水タンク3を個別に製作し、専用花筒2と自動給水タンク3の接続部分に雄と雌のネジ山を切り、ゴムパッキングを装着して専用花筒2と給水タンク3を密着させ、給水装置として一体型の花筒とする。花屑枯葉等の落ち込みを防ぐために空気穴5の上部の漏斗状筒内に花屑受け網9を装着する。花屑受け網9は中心に専用花筒2に花の通る穴を開設する。
【0010】図2で墓石の花立て穴に本発明の花筒自動給水装置をセットした時、給水タンク3の底面の四隅に直径10ミリメートル高さ10ミリメートルの円柱の脚10を設け、通風を良くし給水タンク3内の水温を上昇させないようにする。
【0011】次に図4において花の吸水や自然蒸発により専用花筒2部分の空気穴5以下に水位が下がった場合は空気穴5より給水タンク3内に空気が入り、給水タンク3から直ちに注水穴6より注水が行われ、空気穴5上の満水位線7まで達したところで自動的に注水は止まる。
【0012】次に本発明の花筒自動給水装置の使用の手順を図4で説明する。花筒自動給水装置に供花する時は、この一体型自動給水花筒を墓石等の花筒穴に装着し、先ず花筒部分の空気穴5まで注水し、次に給水タンク3に給水する前に、漏斗状になった正面カット部分下部に設けられた空気穴5と注水穴6を水漏れしないように栓8で密封して水漏れのないことを確認する。次に給水タンク3上面のタンク給水口1のネジ込み密閉式の蓋を開け、給水タンク3に水を満たし、ゴムパッキング付きのねじ込み蓋にてタンク給水口1を密栓し、空気漏れのない事を確認して栓8を取り外す。栓8を取り外した漏斗状部分に花クズ受網9を装着し、花クズ受網9の中心部に開けた穴より専用花筒2に供花を行う。
【0013】
【発明の効果】夏季に戸外に置かれた通常の水容量約700ミリリットルの花筒に供花した場合、約4日で水切れを起こすが、本発明の花筒自動給水装置では、専用花筒に約700ミリリットルと給水タンクに約2600ミリリットルの合計約3300ミリリットルの水が保有可能な一体型花筒で、専用花筒の水位が下がると自動的に給水され、供花した花に夏季で約20日間、春や秋と冬季には約30日乃至40日にわたり自動給水できるタンク容量に設計製作されているため、花の生命力を最大限まで引き延ばしでき、さらに花筒と給水タンクが分離可能な構造で給水タンクと専用花筒の清掃が容易に行え、取り外しての運搬も容易で、花筒部分又は給水タンク部分が破損し場合に個別に交換が可能であるなどの特徴を有する自動給水式花筒である。
【0014】
【出願人】 【識別番号】300071812
【氏名又は名称】廣崎 信義
【出願日】 平成13年2月1日(2001.2.1)
【代理人】
【公開番号】 特開2002−223647(P2002−223647A)
【公開日】 平成14年8月13日(2002.8.13)
【出願番号】 特願2001−24981(P2001−24981)