| 【発明の名称】 |
植生フロート |
| 【発明者】 |
【氏名】佐藤 圭司
【氏名】伊勢 力
【氏名】小鍛治 博之
|
| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 綿状の繊維あるいはスポンジ状のやわらかい物を浮力体といっしょに網状の物でくるんで、厚さ10〜30センチメートル、一辺1〜2メートルの布団状のものを単位として、平面的に縦、横を継ぎ合わせて大面積の物を成形していくしくみの植生フロートにおいて、その単位フロートの中に対角をつなぐようにロープを配置し、その端をフロート外に出し、それを使ってフロート同志を継いでいく事を特徴とする植生フロート。 【請求項2】 周辺部にフロートの一部として、竹又はプラスチックパイプを配置し、パイプ同志は柔軟なジョイントで継いである事を特徴とする請求項1記載の植生フロート。 【請求項3】 フロート内の周辺部にもロープが配置してあり、対角をつなぐロープと結合してある事を特徴とする請求項1記載の植生フロート。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】湖沼等に浮かべて使用する植生フロートに関する。 【0002】 【従来の技術】従来から湖沼の浄化、景観美化のために湖沼に浮かべて使用する植生フロートは色々と考案されてきた。大面積の湖沼に対応するには、小さな植生フロート一個二個浮かべたのではまったく効果はなく、ある程度の面積、数十ないし数百平方メートルの物が必要であった。製造方法、輸送方法の難容度を考えると、普通の輸送方法で送れる程度の大きさの植生フロートが都合が良いが、必要面積分の植生フロートを湖沼にバラバラに浮かべることは係留方法等に問題が生じるので複数個継いで、ある程度の大きさにしたものを係留することが多い。 【0003】大面積になると湖沼が荒れたとき、その波に追随して柔軟に動く構造の方が良く、また面積単位が安価な方が良いということもあって、フレーム等でしっかりと作る剛構造の単位浮島より、布団状の柔軟構造のものが取り入れられている。 【0004】しかるにこのような柔軟構造の単位浮島の場合、多数継いで大面積を形成する時一般的には対辺同志を数カ所継いでいく方法をとるが、引っ張り応力、特に斜め対角線方向の引っ張りに対しては弱いという欠点があった。また対辺との間隔を小さくつめようとすると、結索作業が困難であった。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、軽量で持ち運び易く、現場で容易に組み立てられ、かつ引っ張り力に対して強い抵抗力を持った植生フロートを提供しようとする事を目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明に係わる植生フロートは、フロート内に対角を継ぐようにロープを配置し、その端をフロート外に出し、それを使って隣同志のフロートを結索して、フロートを拡大していく。 【0007】 【作用】本発明のフロートは結索用のロープが対角線の位置にあるので、斜めにかかる応力に対しても充分に耐え、フロートの変形を防ぐことができる。また結索部が角にあるので、対辺同志を継ぐ作業よりははるかに楽である。 【0008】 【発明の実施例1】本発明の例を図面に基づいて説明すると図1は植生フロートの一単位の一部を切り欠いて示したもので、浮力体1や綿状のもの2を網3でくるんで全体を厚さ10〜30センチメートル、一辺が1〜2メートルの布団状に仕上げてある。 【0009】それの内部は対角を結ぶようにロープ4が差しわたしてあり、ところどころでフロートと結合してある。ロープは対角の外に一定の長さを出してあり、隣に来たフロートと継ぎ合わせる為に使用される。6枚のフロートを継いだ例が図2に示してある。 【0010】 【発明の実施例2】図3に示すように実施例1のフロートに対し、フロート内の周辺に竹やプラスチック製のパイプ5を配置してあり、パイプ同志のつき合わせ部は多少柔軟性を持たせる為に、図4に示すようにゴム状のチューブ6にパイプを差し込み、針金又はホースバンド7等で締め付けてある。さらにその角部分に斜めに差しわたしてあるロープ4をしばり付けておくと良い。 【0011】 【発明の実施例3】フロート本体は実施例1と同様であるが、図5に示すようにフロート内に対角線上の他に周囲4辺にロープを配置し、角に集るロープ三本を一つの輪8に結び付けてある。この輪の部分のみがフロートの外に出しており、フロートを継ぎ合わせるには、輪と輪をロープや金具で結んでいけば良い。 【発明の効果】本発明のフロートによれば、設置作業がし易い安価な大面積の植生フロートを提供する事ができる。
|
| 【出願人】 |
【識別番号】391023666 【氏名又は名称】玉井環境システム株式会社
|
| 【出願日】 |
平成12年11月2日(2000.11.2) |
| 【代理人】 |
|
| 【公開番号】 |
特開2002−136235(P2002−136235A) |
| 【公開日】 |
平成14年5月14日(2002.5.14) |
| 【出願番号】 |
特願2000−335451(P2000−335451) |
|