| 【発明の名称】 |
植物の成長用音響及び空気振動等発生器 |
| 【発明者】 |
【氏名】末次 素臣
|
| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】植物の根(2)の周囲の任意の土中又は水中等(3)にあって、連続した音響及び空気振動等を発生する植物の成長用音響及び空気振動等発生器(4) 【請求項2】内缶(7)の底部の駆動用モーター取付台(12)を介し、内缶(7)の底部中心に駆動用モーター(11)を取付け、その回転軸(10)の先端に、音響等発生棒(8)の左右の両先端の間隔よりやゝ長い打撃棒(9)を回転軸(10)に交差するように固着しており、打撃棒(9)が回転すると遠心力によりその先端部分が水平に伸びて、内缶の天井(13)より底に向けて取り付けた音響等発生棒(8)の左右の両先端を連続して打撃することができる構造をもつ請求項1記載の植物の成長用音響及び空気振動等発生器(4) 【請求項3】駆動用モーター(11)等を取り付けた内缶(7)は、さらにやゝ大きい外缶(5)にそう入する構造をもつ請求項1に記載の植物の成長用音響及び空気振動等発生器(4) 【請求項4】外缶(5)のふた(16)を外缶(5)の上辺で締めた時に接する部分には浸水防止用のゴム等パッキン(17)を施し、さらに内缶(7)の上辺部分相当より上にあたる外缶(5)の側面部分全面と、ふたの側面及び上面にはゴム製等の消音材(18)を貼付した請求項1に記載の植物の成長用音響及び空気振動等発生器(4) 【請求項5】内缶(7)の打撃棒(9)は中央部(9〜1)と両端部(9〜2)と3本からなり打撃棒の左右両端部(9〜2)は打撃棒の中央部(9−1)と、それぞれの先端に施した輪(9−3)により結合しており、回転すると遠心力により打撃棒の両端部(9−2)は水平に伸びて音響発生棒(8)を連続して打撃する構造をもつ請求項1に記載の植物の成長用音響及び空気振動等発生器(4) 【請求項6】外缶(5)の下端は、半卵型で上部分と取外し部分(27)で取外しができ、その側面及び底部には複数の穴(19.20)をあけており、底より約15cm上の外側にやゝ上向き型の浮上防止翼(21)を取り付けるとともに底部には適宜に、おもり(25)を取り付ける構造をもつ請求項1に記載の植物の成長用音響及び空気振動等発生器【請求項7】外缶(5)は1〜4本の係留棒(22)と係留帯(23)により係留することとしている。係留棒(22)の先端は矢型(24)とし、また上端には電源(28)設置用の台板(26)を設けている請求項1に記載の植物の成長用音響及び空気振動等発生器 |
【発明の詳細な説明】【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、主に植物の成長を促進させることを目的としており、駆動用モーターにより回転する打撃棒が音響等発生棒を打撃することにより連続した音響及び空気振動を発生させ、さらに内缶、外缶により増幅させる植物の成長用音響及び空気振動等発生器に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来これに類するものはない。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】従来は植物の発育には、その根の活性化を図り根から養分等をより多く吸収できるように肥料等を供与していたが、当発明は植物の根及びその周辺の土等の活性化を直接図り養分等の吸収力を増進させようとするものである。 【0004】当発明は植物の根及びその周辺の土又は水中等に対して音響及び空気振動を与えることにより、その根の養分等の吸収力と活性化を増進させることを目的としている。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、目的とする植物の根の周辺の土中又は水中等の一部に本発明の植物の成長用音響及び空気振動等発生器をそう入して使用するものである。 【0006】上記の植物の成長用音響及び空気振動等発生器は、内缶の中心部 の左右の間隔よりやゝ長目となる打撃棒を回転軸に対して十字に交差するように取り付けている。駆動用モーターが回転すると遠心力により打撃棒の左右の先端に結合した部分が伸びて音響等発生棒の左右先端を打撃するため連続した音響及び空気振動等を発生する構造としている。 【0007】さらに音響及び空気振動の増幅と防水及び浮上、転倒防止の目的で音響等発生装置を内缶に設けた上その内缶を外缶にそう入し、より効果を高めている。 【0008】また、外缶の上部には空気中に発する騒音の防止のためゴム板等の消音材を貼っている。外缶の下部分は土中にそう入し易くする為下向きの半円型として、その上部分と区切り必要に応じて取外しができ、この下部分及び底部分に浮上防止の為おもりの役目をもつ水、泥土等が入り込む為の複数の穴を開け、さらにこの下部分の外側面に浮上防止翼をつけている。底部には必要に応じて重りをつけることもでききる。また移動防止用の係留棒に係留される等の構造をもっている。 【0009】使用する音響等発生棒及び打撃棒は弾力性に富むピアノ線等を使用するのが好ましい。 【00010】 【作用】上記のように構成された植物の成長用音響及び空気振動等発生器は、駆動用モーターの回転に伴い打撃棒も回転し、遠心力により打撃棒の両先端が水平に伸びて音響等発生棒の左右の先端を打撃し、連続した音響及び空気振動等を発生する。この音響等は内缶内で反響の上増幅し、さらに外缶でも増幅する。 【00011】水田又は水中等に設置した場合外缶の下部及び底部の穴より水、泥土等が侵入することにより、重りの役目を果たし浮上防止翼と共に浮上を防ぐと共に転倒を防止する。また転倒を防止する為けい留棒にけい留することもできる。 【00012】外缶の上部より空気中に発せられる騒音の消音の為、外缶上部の側面、上面にはゴム板等の消音材を貼ることにより騒音防止を図っている。 【00013】音響及び空気振動を受けた植物の根は成長に必要な養分、水分等の吸収がより活発に行われることとなる。 【00014】 【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、図2において内缶(7)の底部中心に駆動用モーター(11)を固着した駆動モーター取付台(12)を設け、駆動用モーター(11)の回転軸(10)の先端には回転軸(10)に対して十字状に交差するように打撃棒(9)を固着しており、駆動用モーター(11)の回転に伴い遠心力により打撃棒(9)の両端に結合した部分(9−2)が水平に伸びて音響等発生棒(8)の左右の両先端を打撃することにより連続した音響及び空気振動を発生させる。 【00015】音響等発生棒(8)は内缶(7)の天井(13)のそう入穴(14)に、その左右それぞれの両端を底部に向けてそう入し、その先端が打撃棒(9)の先端より約2〜3cm下にあり、またその左右の間隔は打撃棒(9)の両先端が水平に伸びて回転する時、その打撃棒(9)先端に少々触れる程度で打撃棒(9)の長さよりやゝ狭い。 【00016】上記の音響等発生装置を取り付けた内缶(7)は、さらにやゝ大きい外缶(5)にそう入する。 【00017】外缶は防水の目的で、そのふたにはゴム等のパッキン(17)を施している。また音響発生に伴う空気中に発せられる騒音防止のため空気中に露出する外缶上辺部、外側面及びふた等にゴム板等の消音材(18)を貼付している。 【00018】この植物の成長用音響及び空気振動等発生器(4)を水田又は水中に設置した際、浮上し転倒するおそれがあるので、この防止の目的で外缶(5)の下部分の半卵型側面及びその底部には1〜数個の穴(19・20)をあけ、これより泥土又は水が侵入することにより重しの役目を果たすようにしている。さらに外缶の下部分の外側面に、やゝ上向きとなる円型の浮上防止翼(21)を設け、浮上防止と安定的に水平を保つようにしている。なお外缶の底にはおもり(25)を適宜設置できるようにしている。 【00019】 【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成されており以下に記載されるような効果を発揮する。 【00020】駆動用モーターの回転に伴い打撃棒先端が伸びて音響等発生棒の下部先端を打撃し連続した音響及び空気振動等を発生する【00021】上記で発生した音響及び空気振動等は内缶内部で反響した上さらに外缶内部に伝わり同様に反響して増幅する。 【00022】また内缶を外缶にそう入することにより、土中等の水の侵入を防ぐとともに空気中に発する騒音及び浮上並びに転倒することを防止し安定した設置ができる。 【00023】さらに安定した設置ができるよう先端が矢型をした1〜4本の係留棒に係留すると一層安定する上その上部に太陽電池を設置することもできる。 【00024】本発明の植物の成長用音響及び空気振動等発生器を目的とする植物の周辺の土中又は水中等にそう入して音響などを発生すると植物の根は音響等を受けて活性化し、養分等の吸収力を増進させる為植物の成長に効果がある。また駆動用モーターに使用する電力も少ない。さらに太陽電池を利用すると経済的である。なお実験の結果当器を使用しない植物に対して次のような効果がみられる。 1 稲の試験栽培…………当器を苗の時より使用した結果、当器を使用しないものより茎も太く長く米粒が約15%多く収穫できた。 2.菊の鉢植………………定植后当器を使用した結果、当器を使用しない菊より成長が早く茎が太く長く花も大きいものを咲かせた。
|
| 【出願人】 |
【識別番号】592213394 【氏名又は名称】末次 素臣
|
| 【出願日】 |
平成12年12月28日(2000.12.28) |
| 【代理人】 |
|
| 【公開番号】 |
特開2002−10712(P2002−10712A) |
| 【公開日】 |
平成14年1月15日(2002.1.15) |
| 【出願番号】 |
特願2000−404919(P2000−404919) |
|