| 【発明の名称】 |
穀粒収容排出装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】錦織 将浩
【氏名】石橋 俊之
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| 【要約】 |
【課題】穀粒タンク20の穀粒排出オーガ3から穀粒袋1b内への袋取り排出作業を簡単且つ的確に行うことができる穀粒収容排出装置を提供する。
【解決手段】穀粒を収容する穀粒タンク20と、該穀粒タンク20から穀粒を機外に排出する穀粒排出オーガ3を備え、排出オーガ操作具40の操作によって穀粒タンク20内の穀粒を連続的に排出する穀粒収容排出装置において、前記穀粒排出オーガ3に穀粒袋1b内に1袋分の穀粒を排出せしめた後、穀粒の排出を自動停止せしめる袋取りスイッチ51を設けた穀粒収容排出装置にしている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 穀粒を収容する穀粒タンク20と、該穀粒タンク20から穀粒を機外に排出する穀粒排出オーガ3を備え、排出オーガ操作具40の操作によって穀粒タンク20内の穀粒を連続的に排出する穀粒収容排出装置において、前記穀粒排出オーガ3に穀粒袋f内に1袋分の穀粒を排出せしめた後、穀粒の排出を自動停止せしめる袋取りスイッチ51を設けたことを特徴とする穀粒収容排出装置。 【請求項2】 袋取りスイッチ51によって穀粒を排出する時間を、タイマ設定器53によって調節可能に構成してなる請求項1記載の穀粒収容排出装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、コンバイン等の収穫機に載置可能な穀粒収容排出装置に関する。 【0002】 【従来の技術】一般にコンバインに搭載された穀粒収容排出装置は、脱穀部で脱穀された穀粒をグレンタンク内に一時的に収容するとともに、穀粒が満杯になった時点で、路上に待機している穀粒運搬車輛としてのトラックの荷台内に、上記グレンタンクに設置している穀粒排出オーガの排出口を臨ませ、排出クラッチを動力入り操作して穀粒を連続的に搬出させ、グレンタンク内の穀粒を全量排出した状態で再び刈取脱穀作業を行うようにしている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記従来のような構成によるコンバインは、例えば路上に待機している筈のトラックがカントリーエレベーター等の穀粒集荷施設に行ったまま帰りが遅い場合は、穀粒を全量排出することができないので、予備の穀粒袋内に暫定的に排出させて刈取脱穀作業を続行するのが普通である。 【0004】しかし、このような穀粒袋内への穀粒排出作業の場合には、小容量の穀粒袋内に穀粒を適正量収容するために、操縦部側から排出クラッチを頻繁に入り切り操作して調整しなければならず、また排出停止の操作タイミングを誤ると、穀粒を穀粒袋から溢れ出させて漏出させる等の欠点があるとともに、穀粒排出操作が煩雑である等の課題がある。 【0005】 【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決ための穀粒収容排出装置は、穀粒を収容する穀粒タンク20と、該穀粒タンク20から穀粒を機外に排出する穀粒排出オーガ3を備え、排出オーガ操作具40の操作によって穀粒タンク20内の穀粒を連続的に排出する穀粒収容排出装置において、前記穀粒排出オーガ3に穀粒袋1b内に1袋分の穀粒を排出せしめた後、穀粒の排出を自動停止せしめる袋取りスイッチ51を設けている。また、袋取りスイッチ51によって穀粒を排出する時間を、タイマ設定器53によって調節可能に構成している。 【0006】 【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明に係る穀粒収容排出装置を説明する。 【0007】1は本発明による穀粒収容排出装置2を有するコンバインであり、このコンバイン1は従来のものと同様な配置構成によって刈取部1a,脱穀部1b,操縦部1cをクローラ型の走行装置1dを有する走行機台1eに設けているとともに、操縦部1cの後方で脱穀部1bの側方に上記穀粒収容排出装置2を設置している。 【0008】そして、この穀粒収容排出装置2は走行機台1eに設置される穀粒タンク(グレンタンク)20と、この穀粒タンク20の後部に連結して穀粒タンク20内の穀粒を機外に排出する穀粒排出オーガ3とからなり、この穀粒排出オーガ3は穀粒タンク20の後部に立設した縦排出オーガ30と、この縦排出オーガ30に回動連結部31を介して連結された可動排出オーガ32で構成している。 【0009】そして、この可動排出オーガ32は、穀粒タンク20に操縦部1c側から操作可能に設けた操作部4のもみ排出スイッチとしての操作レバー或いは操作スイッチ類からなる排出オーガ操作具41の操作によって、上記回動連結部31を介して図1で示す刈取脱穀作業(コンバイン作業)時に対応する格納姿勢から、図3で示す可動排出オーガ32を左右旋回と上下回動をさせて可動排出オーガ32の先端下部に形成した排出口33から、例えば路上に待機しているトラックTの荷台T1内に穀粒を排出する穀粒排出姿勢、並びに図4で示すように上記穀粒排出姿勢から可動排出オーガ32をさらに下降回動させて、例えば地上において補助者が支持する穀粒袋(籾袋)f内に袋詰め排出することができる穀粒袋取り姿勢とに自由に切換操作を行なうことができるように構成している。そして各姿勢において図示しない排出クラッチを入り切り操作を行って、穀粒排出オーガ3内のオーガを回転及び回転停止させるようにしている。なお、オーガ操作具41の近傍にもみ排出スイッチ40が設けられている。 【0010】そしてこの可動排出オーガ32は、先端の排出口33側の筒端における穀粒袋取り姿勢における穀粒の袋取り作業を能率よく円滑に行うことができる袋取り操作部5を設置している。 【0011】即ち、この実施形態では図2で示すように、袋取り操作部5は可動排出オーガ32の先端部を覆うように形成した操作パネル5aの前端面に、可動排出オーガ32の左右旋回を自由に行うことができる可動排出オーガ32の姿勢操作スイッチ部50を設置している。 【0012】そして操作パネル5a側面に穀粒排出オーガ3の前記排出クラッチを入り作動させて回転駆動させる押しボタン型の袋取りスイッチ51と、この回転排出クラッチを切り作動させて停止操作させるもみ排出スイッチ52と、図5で示すように、上記袋取りスイッチ51のON操作によってもみ(穀粒)排出中に1袋分の穀粒袋f内に穀粒を満杯にできる所定の時間だけ排出クラッチを入り状態に維持した後、この排出クラッチを切り作動させる制御回路の袋取りタイマを、所望の長さに時間調節をするダイヤル調節型の袋取りタイマ即ちタイマ設定器53を設置している。 【0013】また上記制御回路は、図6で示すようにもみ排出スイッチ40、袋取りスイッチ51、調整ダイヤル型のタイマ設定器53等の入力によって各部を制御するCPU6によって構成される各機器を以下のように作動させるようにしている。 【0014】従って、以下のように構成したコンバイン1は、コンバイン作業によって、刈取脱穀された穀粒が穀粒タンク20内に満杯になると、コンバイン作業を一時的に中断する。 【0015】そして待機しているトラックT側にコンバイン1を走行移動した後、排出オーガ操作具41を操作して穀粒排出オーガ3の可動排出オーガ32を図3で示すように、穀粒排出姿勢にして排出口33から荷台T1内に穀粒を排出する。このとき図6のもみ排出ランプ7は点灯してその作業状態であることを表示する。この排出ランプ7は、図2に示すボタンを押すとランプが点灯するタイプのもみ排出スイッチ52と一体のものである。 【0016】そして穀粒タンク20内の穀粒を排出した後は、可動排出オーガ32を格納姿勢に切換えて再びコンバイン作業を続行する。 【0017】また、このような穀粒排出操作において、穀粒袋f内に穀粒を排出する必要がある場合には、図4に示すように地上等において、補助者等によって穀粒を収容可能に支持されている穀粒袋fに対し、可動排出オーガ32の排出口33を穀粒袋f内に臨ませた穀粒袋取り姿勢にした後、前記袋取りスイッチ51をON操作する。 【0018】すると、図5の制御回路に示すように、ステップS1でもみ排出中フラグがOFFであるときステップS2で袋取りスイッチ51がONし、図6で示す排出クラッチモータ9を入り作動させるとともに、もみ排出中フラグをONさせ、更に袋取りスイッチ51と一体の袋取り排出ランプ8を点灯させる(ステップS3)。 【0019】次いで、ステップS4でタイマ設定器53により袋取りタイマが任意の時間にセットされ、次いでステップS5で袋取りタイマが設定された時間を経過するとステップ6に移行して排出クラッチを切り作動させるとともに、もみ排出中フラグをOFFにする。 【0020】これによって穀粒袋f内に1袋分の適正量の穀粒を収容し、穀粒の袋取り排出作業を完了することができるので、排出クラッチの切り忘れや切り遅れ等による穀粒の漏出(オーバーフロー)等のトラブルを防止できる。 【0021】また、このとき排出オーガ32の先端の袋取り操作部5にはタイマ設定器53を設けているので、例えば30kg分の穀粒収容量を有する穀粒袋fや、20kg分の穀粒の収容量を有する穀粒袋fに対する適正排出量を、上記タイマ設定器53の設定時間を調節することにより良好に排出し収容することができる。 【0022】また、穀粒が雨や露で濡れているような場合には乾燥しているものより排出時間が少し長く要するので、タイマ設定器53の設定時間を長く設定することにより穀粒を適正量だけ排出して穀粒袋fに満杯にすることができる。 【0023】そして、上記のような袋取り排出作業においてその中途で穀粒の排出を停止したい場合には、袋取り停止スイッチ51を再度押し操作すると、図5のステップS7によって排出クラッチを随時切り作動させることができ、穀粒の排出を即時停止させることができるので、穀粒の漏出等を的確に防止することができる等の特徴がある。 【0024】 【発明の効果】以上に説明したように、本発明に係る穀粒収容排出装置によれば、次のような効果を奏することができる。 【0025】穀粒を収容する穀粒タンク20と、該穀粒タンク20から穀粒を機外に排出する穀粒排出オーガ3を備え、排出オーガ操作具40の操作によって穀粒タンク20内の穀粒を連続的に排出する穀粒収容排出装置において、前記穀粒排出オーガ3に穀粒袋f内に1袋分の穀粒を排出させた後、穀粒の排出を自動停止させる袋取りスイッチ51を設けたことにより、穀粒排出オーガ3から穀粒袋fへの袋取り排出作業を能率よく簡単に行うことができるとともに、排出クラッチの切り忘れ等による穀粒の漏出等のトラブルを防止することができる。 【0026】また、袋取りスイッチ51によって穀粒を排出する時間を、タイマ設定器53によって調節可能に構成したことにより、各種大きさの異なる穀粒袋fに対しても、また穀粒の濡れ等の状況に適応せしめて穀粒の排出時間を簡単に設定することができるので、穀粒袋f内の適正量の穀粒の収容を簡単に行うことができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001878 【氏名又は名称】三菱農機株式会社
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| 【出願日】 |
平成13年4月23日(2001.4.23) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100066865 【弁理士】 【氏名又は名称】小川 信一 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2002−315429(P2002−315429A) |
| 【公開日】 |
平成14年10月29日(2002.10.29) |
| 【出願番号】 |
特願2001−123948(P2001−123948) |
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