| 【発明の名称】 |
脱穀装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】釘宮 啓
【氏名】松田 善正
|
| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 脱穀室2により脱穀した脱穀物を送風唐箕5からの送風と揺動選別棚8の揺動により風選処理する風選室7を設け、該風選室7の終端側には塵埃等を機外に排出する吸引排塵ファン20を設けたものにおいて、前記吸引排塵ファン20は、横断流ファン部21により構成すると共に、横断流ファン部21の側方の機体側板25には風選室7と側部吸引開口部27により連通する外側ケーシング26を設け、外側ケーシング26内には側部吸引ファン30を設けた脱穀装置。 【請求項2】 請求項1において、前記吸引排塵ファン20と側部吸引ファン30の合わせた左右幅は風選室7の左右幅と同じか広く形成した脱穀装置。 【請求項3】 請求項1または請求項2において、前記外側ケーシング26の前記風選室7の始端部側には吸引用開口部33を設けた脱穀装置。 【請求項4】 請求項3において、前記外側ケーシング26は、前記脱穀室2の側部に設けた穀稈供給装置34の終端後方あるいは穀稈供給装置34の終端下方に設け、外側ケーシング26の吸引用開口部33の上方には落下物の堆積を防止するガイド体35を設けた脱穀装置。 【請求項5】 請求項1または請求項2または請求項3または請求項4において、吸引排塵ファン20の横断流ファン部21と側部吸引ファン30の室外横断流ファン部31は回転軸38に対して一体的に形成した脱穀装置。 【請求項6】 請求項5において、吸引排塵ファン20と側部吸引ファン30は、その一端を風選室7内に設けた取付板40に設けたカップリング部41に側部吸引開口部27より挿入して着脱自在に取付けるとともに、その他端を軸装した外側ケーシング26ごと機体側板25に取付けた脱穀装置。 【請求項7】 脱穀室2により脱穀した脱穀物を送風唐箕5からの送風と揺動選別棚8の揺動により風選処理する風選室7を設け、該風選室7の終端側には塵埃等を機外に排出する吸引排塵ファン20を設けたものにおいて、前記吸引排塵ファン20は、横断流ファン部21により構成すると共に、横断流ファン部21の側方の機体側板25には風選室7と側部吸引開口部27により連通する外側ケーシング26を設け、外側ケーシング26内には側部吸引ファン30を設け、前記吸引排塵ファン20の横断流ファン部21は脱穀装置1の機体側板25より内側に位置させ、外側ケーシング26内の回転軸38にはプレート型側部吸引ファン部31aを設け、側部吸引ファン部31aの直径は横断流ファン部21の直径より大に形成した脱穀装置。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、コンバインに係るものである。 【0002】 【従来技術】従来公知の特公平6−24448号公報には、横断流ファン形状の吸引排塵ファンが記載されている。また、従来公知の特公平7−85690号公報には、プレート型形状の吸引排塵ファンが記載されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】前記公知例のうち、横断流ファンは、送風唐箕の送風方向と平行に吸引することにより、幅方向の何れの場所も均一に吸引でき、吸引むらの発生を抑制するが、一方で、脱穀室から排出される風選処理対象物が片側に偏って排出されても、これを拡散させる作用は弱く、この点で、風選効率が低いという課題がある。また、プレート型形状の吸引排塵ファンはファン近傍の吸引力は強く、離れると弱くなるので、吸引むらが発生するという課題がある。本発明は、吸引排塵ファンを工夫することにより前記課題を解決するようにしたものである。 【0004】 【発明の目的】風選効率および精度の向上、製造・組立の容易化、コスト削減。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、脱穀室2により脱穀した脱穀物を送風唐箕5からの送風と揺動選別棚8の揺動により風選処理する風選室7を設け、該風選室7の終端側には塵埃等を機外に排出する吸引排塵ファン20を設けたものにおいて、前記吸引排塵ファン20は、横断流ファン部21により構成すると共に、横断流ファン部21の側方の機体側板25には風選室7と側部吸引開口部27により連通する外側ケーシング26を設け、外側ケーシング26内には側部吸引ファン30を設けた脱穀装置としたものである。本発明は、前記吸引排塵ファン20と側部吸引ファン30の合わせた左右幅は風選室7の左右幅と同じか広く形成した脱穀装置としたものである。本発明は、前記外側ケーシング26の前記風選室7の始端部側には吸引用開口部33を設けた脱穀装置としたものである。本発明は、前記外側ケーシング26は、前記脱穀室2の側部に設けた穀稈供給装置34の終端後方あるいは穀稈供給装置34の終端下方に設け、外側ケーシング26の吸引用開口部33の上方には落下物の堆積を防止するガイド体35を設けた脱穀装置としたものである。本発明は、吸引排塵ファン20の横断流ファン部21と側部吸引ファン30の室外横断流ファン部31は回転軸38に対して一体的に形成した脱穀装置としたものである。本発明は、吸引排塵ファン20と側部吸引ファン30は、その一端を風選室7内に設けた取付板40に設けたカップリング部41に側部吸引開口部27より挿入して着脱自在に取付けるとともに、その他端を軸装した外側ケーシング26ごと機体側板25に取付けた脱穀装置としたものである。本発明は、脱穀室2により脱穀した脱穀物を送風唐箕5からの送風と揺動選別棚8の揺動により風選処理する風選室7を設け、該風選室7の終端側には塵埃等を機外に排出する吸引排塵ファン20を設けたものにおいて、前記吸引排塵ファン20は、横断流ファン部21により構成すると共に、横断流ファン部21の側方の機体側板25には風選室7と側部吸引開口部27により連通する外側ケーシング26を設け、外側ケーシング26内には側部吸引ファン30を設け、前記吸引排塵ファン20の横断流ファン部21は脱穀装置1の機体側板25より内側に位置させ、外側ケーシング26内の回転軸38にはプレート型側部吸引ファン部31aを設け、側部吸引ファン部31aの直径は横断流ファン部21の直径より大に形成した脱穀装置としたものである。 【0006】 【実施例】本発明の実施例を図面により説明すると、1はコンバイン等に設けられる脱穀装置であり、脱穀装置1の上部には脱穀室2を設け、該脱穀室2内には軸心が前後方向の扱胴3を軸装し、扱胴3の主として下方側は扱網4により包囲する。前記扱網4の下方には送風唐箕5のケーシング6を設け、送風唐箕5は扱胴3の軸心方向終端側(後側)に向けて送風する。前記脱穀室2の下方から後方にかけては前記送風唐箕5の送風により穀粒と異物とを風選し得る風選室7を形成する。風選室7内には、送風唐箕5の送風方向に往復揺動する揺動選別棚8を設ける。実施例では、揺動選別棚8の始端部の移送棚9を前記ケーシング6の上方に臨ませ、移送棚9に落下した落下物を風選室7へ移送させるようにして揺動選別棚8とケーシング6の取付スペースを有効に配置している。 【0007】揺動選別棚8は、前記移送棚9に続いて、穀粒と異物とを選別するシーブ10を設け、シーブ10よりも終端(排出)側には藁屑を移送し得るストローラック11を設ける。前記シーブ10の下方の揺動選別棚8には選別網12を設け、選別網12の下方には一番コンベア13を設け、一番コンベア13より風選室7のの終端側には二番コンベア14を設ける。前記脱穀室2の終端側の側部には排塵処理室15を設け、排塵処理室15の始端部は脱穀室2と連通させて脱穀室2で処理できない被処理物を処理する。また、実施例では、排塵処理室15の処理胴16は前記扱胴3の軸方向と平行方向に並設し、また、脱穀室2の側部には排塵処理室15の処理胴16と同軸状に二番処理胴17を有する二番処理室18を設け、二番処理室18に二番コンベア14の終端に設けた二番戻し装置19の終端を接続して、二番物を処理している。 【0008】しかして、風選室7内の終端(後側)には吸引排塵ファン20を設ける。吸引排塵ファン20は軸心を左右方向にした横断流ファン部(シロッコファン)21により形成し、横断流ファン部21の上側と下側にはケース22により包囲し、ケース22内に吸引風が発生するようにし、ケース22の後側に形成した機外排出口23より機外に排出し、吸引排塵ファン20に吸引されない藁屑等はストローラック11により機外に排出される。しかして、吸引排塵ファン20の側方の脱穀装置1の機体側板25には側方に突き出た外側ケーシング26を設ける。外側ケーシング26は側方(内側)に風選室7(吸引排塵ファン20のケース22)と連通する側部吸引開口部27を形成し、外側ケーシング26の後部には後側排出口28を開口させ、外側ケーシング26内には側部吸引ファン30を設ける。 【0009】側部吸引ファン30は前記横断流ファン部21と一体的に形成した左右方向の室外横断流ファン部(シロッコファン)31により形成し、室外横断流ファン部31の端部を外側ケーシング26に軸装する。この場合、側部吸引ファン30は横断流ファン部21に室外横断流ファン部を一体的に形成しているため、図において区別ができないが、外側ケーシング26内のファンの部分が室外横断流ファン部31となり、機体側板25にはより内側部分が横断流ファン部21となる。側部吸引ファン30は風選室7の一側に設けることにより、風選室7内を側方からも吸引して風選処理対象物を幅方向(左右方向)に拡散させるものである。 【0010】即ち、前記吸引排塵ファン20は送風唐箕5の送風方向と平行に吸引することにより、幅方向の何れの場所も均一に吸引でき、吸引むらの発生を抑制するが、一方で、脱穀室2(排塵処理室15)から排出される風選処理対象物が片側に偏って排出されても、これを拡散させる作用は弱いので、吸引排塵ファン20により吸引むらを抑制し、側部吸引ファン30により風選処理対象物を拡散させ、相反する吸引むらの抑制と拡散とを両立させて、風選効率を向上させたものである。したがって、前記扱胴3の回転方向を考慮して側部吸引ファン30を配置すると、風選処理対象物の拡散を良好にし、好適である。即ち、実施例では、扱胴3の回転方向を時計回転とし、側部吸引ファン30は扱胴3の回転下降側に位置させ、扱胴3と共回りして排出される反対側より側部吸引ファン30が吸引して風選処理対象物の拡散を良好にしている。 【0011】この場合、脱穀室2の扱胴3の回転上昇側に排塵処理室15および二番処理室18を設け、排塵処理室15の対面側(扱胴3の回転下降側)に側部吸引ファン30を設けると、合理的構成となる。即ち、脱穀室2の右側に排塵処理室15および二番処理室18を設け、右側に向けて脱穀室2から排出落下し、一方、右側に設けた排塵処理室15と二番処理室18からは左側に向けて排出落下し、左右側の一方に偏らないように落下させ、落下量が多い右側の脱穀室2と反対の左側から側部吸引ファン30により吸引するので、拡散が良好になり、合理的構成となって、好適である。また、外側ケーシング26は脱穀装置1の機体側板25より側方に突き出させているが、このことは外側ケーシング26を風選室7の側方に位置させ、この外側ケーシング26から側部吸引ファン30により吸引することにより、側方吸引力を強くしている。 【0012】しかして、吸引排塵ファン20と側部吸引ファン30は、その左右幅を風選室7の左右幅と同じか広く形成する。即ち、風選室7の左右幅一杯に揺動選別棚8のシーブ10を配置しているが、この左右幅より吸引排塵ファン20と側部吸引ファン30を合わせた左右幅を同じか広く形成する。しかして、前記外側ケーシング26の前側部分には吸引用開口部33を設ける。吸引用開口部33により外側ケーシング26内の吸引効率を向上させ、更に、風選室7からの吸引効率も向上させる。前記外側ケーシング26は、前記脱穀室2の側部に設けた穀稈供給装置34の後方あるいは穀稈供給装置34の終端下方に設け、外側ケーシング26の上方には穀稈供給装置34からの落下物の堆積を防止するガイド体35を設ける。ガイド体35は外側ケーシング26の上方の天板部36と天板部36に続いて前側(始端側)に至るに従い低く傾斜する傾斜部37を有して形成し、外側ケーシング26の上方および前側部分を包囲する。実施例では、天板部36は穀稈供給装置34の終端より上方に位置させ、傾斜部37は穀稈供給装置34の後方に位置させかつ穀稈供給装置34の下方にまで位置させると、吸引用開口部33からの塵埃等の吸引を防止して、好適である。 【0013】外側ケーシング26の吸引用開口部33はガイド体35の下方に位置させ、穀稈供給装置34からの落下物の吸引を防止している。しかして、前記横断流ファン部21と側部吸引ファン30は回転軸38に対してフィンを一体に形成し、回転軸38(横断流ファン部21)の奥側端部を横断流ファン部21ごと前記側部吸引開口部27より挿入し、排塵処理室15の側方に設けた取付板40に設けたカップリング部41に着脱自在に取付けるように構成する。また、回転軸38(側部吸引ファン30)の外端部は前記外側ケーシング26の外板42に軸受43により軸装し、外板42は外側ケーシング26に対して着脱自在に取付け、外側ケーシング26の側部開口部44から横断流ファン部21ごと挿入する。45は入力プーリである。即ち、穀稈供給装置34側より吸引排塵ファン20を側部吸引ファン30と共に外側ケーシング26の側部開口部44と側部吸引開口部27から挿入し、外側ケーシング26の外板42を外側ケーシング26に着脱自在に取付けて固定する。しかして、図9は、前記横断流ファン部21は機体側板25より内側に位置させ、外側ケーシング26内の回転軸38にはプレート型側部吸引ファン部31aを設け、側部吸引ファン部31aの直径は横断流ファン部21の直径より大に形成する。 【0014】しかして、前記扱網4は分割形成した手前側扱網枠4aと奥側扱網枠4bの夫々に取付け、奥側扱網枠4bには押え体50を設け、押え体50は二番処理室18(排塵処理室15)の処理網の処理網枠52の端縁に上方から当接するようにする。即ち、手前側扱網枠4aおよび奥側扱網枠4bと処理網枠52の夫々は何れも網枠53に挿入するようにし、処理網枠52の奥側の係合ピン54を固定部に係合させた状態で奥側扱網枠4bの押え体50により押える。 【0015】 【作用】次に作用を述べる。穀稈を脱穀室2に穀稈供給装置34により供給すると、脱穀室2内の回転する扱胴3により脱穀され、扱網4より落下した落下物は揺動選別棚8の移送棚9上に落下し、移送棚9の移送突起により移送されてシーブ10上に至る。シーブ10上では、揺動するシーブ10と送風唐箕5からの送風とにより藁屑と穀粒が分離し、穀粒と少しの藁屑がシーブ10の隙間より落下し、シーブ10の隙間より落下しない落下しない藁屑等は、揺動選別棚8の揺動と送風唐箕5の送風により排出側に移動し、風選室7の終端側では、塵埃や藁屑を吸引排塵ファン20により吸引排除され、吸引排塵ファン20により吸引されない藁屑はストローラック11上に至り、ストローラック11より落下しない藁屑等は、機外排出口機外排出口23より機外に排出される。 【0016】また、二番コンベア14により回収された二番物は二番処理室18で処理され、処理された処理物は移送棚9上に落下し、再び風選室7に供給されて風選処理される。しかして、風選室7の終端に設けた吸引排塵ファン20は軸心が左右方向の横断流ファン部(シロッコファン)横断流ファン部21により形成し、横断流ファン部21の上側と下側にはケース22により包囲しているから、風選室7の幅方向をむらなく吸引し、横断流ファン部21により吸引された塵埃等は機外排出口23より機外に排出する。また、吸引排塵ファン20の側方の脱穀装置1の機体側板25には側方に突き出る外側ケーシング26を設け、外側ケーシング26と風選室7(吸引排塵ファン20のケース22)とは側部吸引開口部27により連通させ、外側ケーシング26内には側部吸引ファン30を設けているから、風選室7内は横断流ファン部21とは別に側部吸引開口部27に向けて吸引風が通り、外側ケーシング26に吸引された塵埃は後側排出口28より排出される。 【0017】したがって、吸引排塵ファン20は送風唐箕5の送風方向と平行に吸引することにより、幅方向の何れの場所も均一に吸引でき、側部吸引ファン30により横断流ファン部21とは別に側部吸引開口部27に向けて吸引風を通すことで風選処理対象物を拡散させ、風選効率を向上させる。即ち、相反する吸引むらの抑制と拡散とを両立させて、風選効率を向上させたものである。また、側部吸引ファン30は吸引排塵ファン20の吸引方向に対して斜めに吸引して風選処理対象物を拡散させるから、扱胴3の回転方向を考慮して側部吸引ファン30を配置すると、共回りして排出される排出側(右側)の反対側(左側)から吸引して風選処理対象物の拡散を良好にし、好適である。 【0018】この場合、脱穀室2の扱胴3の回転上昇側に排塵処理室15および二番処理室18を設け、排塵処理室15の対面側(扱胴3の回転下降側)に側部吸引ファン30を設けると、まず、回転上昇側(右側)に向けて脱穀室2から排出落下し、回転上昇側に設けた排塵処理室15と二番処理室18から加工側(左側)に向けて排出落下し、ここで幾分でも左右側の一方に偏らないように落下させ、落下量が多い右側の脱穀室2と反対の左側から側部吸引ファン30により吸引するので、拡散が良好になり、合理的構成となって、好適である。しかして、吸引排塵ファン20と側部吸引ファン30は、その左右幅を風選室7の左右幅と同じか広く形成しているから、吸引効率を向上させている。 【0019】しかして、側部吸引ファン30は横断流ファン部21と一体的に形成した左右方向の室外横断流ファン部(シロッコファン)31により形成し、室外横断流ファン部31の端部を外側ケーシング26に軸装して構成しているから、構成を簡素にし、コストを低くする。また、外側ケーシング26の後部には後側排出口28を開口させ、外側ケーシング26の前側部分には吸引用開口部33を設けているから、吸引用開口部33により外側ケーシング26内の吸引効率を向上させ、更に、風選室7からの吸引効率も向上させるとともに、側部吸引開口部27より吸引した塵埃を後方に排出させ、外側ケーシング26を設けた側が未刈地側であっても、未刈取穀稈に向けて塵埃の吹き出しを防止する。 【0020】また、外側ケーシング26は、前記脱穀室2の側部に設けた穀稈供給装置34の後方あるいは穀稈供給装置34の終端下方に設け、外側ケーシング26の上方には穀稈供給装置34からの落下物の堆積を防止するガイド体35を設けているから、穀稈供給装置34の後方あるいは穀稈供給装置34の終端下方のスペースを有効利用すると共に、落下物の堆積を防止する。しかして、吸引排塵ファン20の横断流ファン部21と側部吸引ファン30の室外横断流ファン部31は回転軸38に対して一体的に形成しているから、構成を簡素にし、コストを低くする。この場合、回転軸38(横断流ファン部21)の奥側端部を横断流ファン部21ごと側部吸引開口部27より挿入し、排塵処理室15の側方に設けた取付板40に設けたカップリング部41に着脱自在に取付けるように構成し、回転軸38(側部吸引ファン30)の外端部は外側ケーシング26に軸装し、外側ケーシング26を機体側板25に取付けて固定するようにしているから、穀稈供給装置34側より吸引排塵ファン20を側部吸引ファン30と共に挿入し、外側ケーシング26を機体側板25に取付けて固定するだけで、吸引排塵ファン20および側部吸引ファン30の取付が終了し、着脱を容易にして、メンテナンスも容易にする。 【0021】しかして、図9の実施例では、吸引排塵ファン20の横断流ファン部21は脱穀装置1の機体側板25より内側に位置させ、外側ケーシング26内の回転軸38にはプレート型側部吸引ファン部31aを設け、側部吸引ファン部31aの直径は横断流ファン部21の直径より大に形成しているから、側部吸引ファン部31aにより外側ケーシング26内への吸引効率を向上させ、更に、風選室7からの吸引効率も向上させる。 【0022】 【効果】本発明は、脱穀室2により脱穀した脱穀物を送風唐箕5からの送風と揺動選別棚8の揺動により風選処理する風選室7を設け、該風選室7の終端側には塵埃等を機外に排出する吸引排塵ファン20を設けたものにおいて、前記吸引排塵ファン20は、横断流ファン部21により構成すると共に、横断流ファン部21の側方の機体側板25には風選室7と側部吸引開口部27により連通する外側ケーシング26を設け、外側ケーシング26内には側部吸引ファン30を設けた脱穀装置としたものであるから、吸引むらの抑制と拡散とを両立させて、風選効率を向上させる。本発明は、前記吸引排塵ファン20と側部吸引ファン30の合わせた左右幅は風選室7の左右幅と同じか広く形成した脱穀装置としたものであるから、風選効率を向上させる。本発明は、前記外側ケーシング26の前記風選室7の始端部側には吸引用開口部33を設けた脱穀装置としたものであるから、側部吸引ファン30の吸引効率を向上させ、これにより風選室7内の吸引効率を向上させる。本発明は、前記外側ケーシング26は、前記脱穀室2の側部に設けた穀稈供給装置34の終端後方あるいは穀稈供給装置34の終端下方に設け、外側ケーシング26の吸引用開口部33の上方には落下物の堆積を防止するガイド体35を設けた脱穀装置としたものであるから、吸引用開口部33より異物の吸引を抑制し、また、空間を有効利用できる。本発明は、吸引排塵ファン20の横断流ファン部21と側部吸引ファン30の室外横断流ファン部31は回転軸38に対して一体的に形成した脱穀装置としたものであるから、構成を簡素にして、製造・組立を容易にしてコストを低くする。本発明は、吸引排塵ファン20と側部吸引ファン30は、その一端を風選室7内に設けた取付板40に設けたカップリング部41に側部吸引開口部27より挿入して着脱自在に取付けるとともに、その他端を軸装した外側ケーシング26ごと機体側板25に取付けた脱穀装置としたものであるから、製造・組立を容易にし、また、メンテナンスも容易にする。本発明は、脱穀室2により脱穀した脱穀物を送風唐箕5からの送風と揺動選別棚8の揺動により風選処理する風選室7を設け、該風選室7の終端側には塵埃等を機外に排出する吸引排塵ファン20を設けたものにおいて、前記吸引排塵ファン20は、横断流ファン部21により構成すると共に、横断流ファン部21の側方の機体側板25には風選室7と側部吸引開口部27により連通する外側ケーシング26を設け、外側ケーシング26内には側部吸引ファン30を設け、前記吸引排塵ファン20の横断流ファン部21は脱穀装置1の機体側板25より内側に位置させ、外側ケーシング26内の回転軸38にはプレート型側部吸引ファン部31aを設け、側部吸引ファン部31aの直径は横断流ファン部21の直径より大に形成した脱穀装置としたものであるから、側部吸引ファン部31aにより外側ケーシング26内への吸引効率を向上させ、更に、風選室7からの吸引効率も向上させる。
|
| 【出願人】 |
【識別番号】000000125 【氏名又は名称】井関農機株式会社
|
| 【出願日】 |
平成13年4月23日(2001.4.23) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100089934 【弁理士】 【氏名又は名称】新関 淳一郎
|
| 【公開番号】 |
特開2002−315428(P2002−315428A) |
| 【公開日】 |
平成14年10月29日(2002.10.29) |
| 【出願番号】 |
特願2001−124995(P2001−124995) |
|