| 【発明の名称】 |
コンバイン |
| 【発明者】 |
【氏名】和田 俊郎
【氏名】藪 和実
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| 【要約】 |
【課題】側部カバー(38)を取り外すことなく、供給搬送チェン(5)を脱穀部(4)の側部から移動させて脱穀部(4)の側面を開放させ、メンテナンス作業の効率を向上させる。
【解決手段】供給搬送チェン(5)と挾扼杆(21)とによって、穀稈を挾持搬送しながら脱穀処理する脱穀部(4)を備えたコンバインにおいて、該脱穀部(4)の上部カバー(18)と前記挾扼杆(21)とを一体的に上方へ移動可能に構成するとともに、前記供給搬送チェン(5)を、脱穀部(4)に内設させる扱胴(6)側部を覆う側部カバー(38)と共に、前記脱穀部(4)の側部から移動可能に構成したことを特徴とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 供給搬送チェン(5)と挾扼杆(21)とによって、穀稈を挾持搬送しながら脱穀処理する脱穀部(4)を備えたコンバインにおいて、前記供給搬送チェン(5)を、前記脱穀部(4)の側部から移動可能に構成したことを特徴とするコンバイン。 【請求項2】 供給搬送チェン(5)と挾扼杆(21)とによって、穀稈を挾持搬送しながら脱穀処理する脱穀部(4)を備えたコンバインにおいて、該脱穀部(4)の上部カバー(18)と前記挾扼杆(21)とを一体的に上方へ移動可能に構成するとともに、前記供給搬送チェン(5)を、脱穀部(4)に内設させる扱胴(6)側部を覆う側部カバー(38)と共に、前記脱穀部(4)の側部から移動可能に構成したことを特徴とするコンバイン。 【請求項3】 供給搬送チェン(5)と挾扼杆(21)とによって、穀稈を挾持搬送しながら脱穀処理する脱穀部(4)を備えたコンバインにおいて、該脱穀部(4)の上部カバー(18)と前記挾扼杆(21)とを一体的に上方へ移動可能に構成するとともに、前記供給搬送チェン(5)を、脱穀部(4)に内設させる扱胴(6)側部を覆う側部カバー(38)と共に、縦軸(33)を中心として外側方へ回動可能に構成したことを特徴とするコンバイン。 【請求項4】 刈取部(8)及び脱穀部(4)を装設させて連続的に穀稈を刈取って脱穀すると共に、脱穀部(4)に内設させる扱胴(6)の一側方でフィードチェン(5)を張設させる側面を側部カバー(38)によって開閉自在に閉塞させるコンバインにおいて、縦軸(33)(34)回りに前記側部カバー(38)を横方向に回動自在に設け、扱胴(6)下側の受網(37)の一側部でフィードチェン(5)を張設する側面と側部カバー(38)の間に作業空間を形成可能に構成したことを特徴とするコンバイン。 【請求項5】 前後方向に張設させるフィードチェン(5)を移動可能な縦軸(33)を介して脱穀部(4)側面に取付け、脱穀部(4)側面にフィードチェン(5)側を係脱可能なフック(45)によって連結させ、フック(45)に操作レバー(49)を連結させ、フィードチェン(5)の縦軸(33)回りの回動方向に操作レバー(49)を作動させて係脱させる前記フック(45)とピン(43)を脱穀部(4)側とフィードチェン(5)側に対向配設させ、脱穀部(4)の上部カバー(18)と前記挾扼杆(21)とを一体的に上方へ移動可能に構成するとともに、前記フィードチェン(5)を、該フィードチェン(5)を覆う側部カバー(38)と共に、縦軸(33)を中心として外側方へ回動可能に構成したことを特徴とするコンバイン。 【請求項6】 脱穀部(4)一側で前後方向にフィードチェン(5)を張設させるコンバインにおいて、軸(33)(34)回りにフィードチェン(5)を移動自在に設けると共に、前記軸(33)(34)に連結させるフレーム(27)にフィードチェン(5)の駆動スプロケット(26)を軸支させ、また扱胴(6)一側方に設ける側部カバー(38)をフレーム(27)を介して軸(33)に取付け、該脱穀部(4)の上部カバー(18)と前記挾扼杆(21)とを一体的に上方へ移動可能に構成するとともに、前記フィードチェン(5)の後部を、脱穀部(4)後側に立設した支持部材(31)に軸(33)を介して外側方へ回動可能に支持する一方、前記フィードチェン(5)の前部を、脱穀部(4)側にロック装置(49)を介して係合離脱可能に構成したことを特徴とするコンバイン。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は例えば刈取部で刈取った穀稈を脱穀処理するコンバインに関する。 【0002】 【発明が解決しようとする課題】従来、特開昭61−12213号公報に示す如く、脱穀部の側方を開放させて扱室及び扱胴の保守点検や受網の交換などを行う場合、支点軸を中心に側部カバーを移動させて脱穀部側面を開放させる技術がある。前記従来技術は、側部カバーを取外す面倒な作業手間を省けるが、脱穀部側面外方側に側部カバーを水平に倒伏させて開放させるから、扱胴の保守点検または受網の交換などを側部カバー上方空間から行う必要があり、作業者が脱穀部内側に側部カバー越しに接近して作業を行う面倒があると共に、作業終了時に側部カバーを持上げて元の位置に戻す必要があり、またフィードチェンが自重降下するのを防ぐ固定手段が必要であり、取扱い操作の簡略化並びにメンテナンス等の作業性向上などを容易に図り得ない等の問題がある。そこで、側部カバーまたはフィードチェンを取外して受網を交換することも行えるが、受網の交換を容易に行い得ない問題がある。 【0003】 【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、供給搬送チェンと挾扼杆とによって、穀稈を挾持搬送しながら脱穀処理する脱穀部を備えたコンバインにおいて、前記供給搬送チェンを、前記脱穀部の側部から移動可能に構成したもので、供給搬送チェンを脱穀部の側部から移動させて脱穀部の側面を大きく開放し得、メンテナンス作業の効率を向上させ得るものである。 【0004】また、供給搬送チェンと挾扼杆とによって、穀稈を挾持搬送しながら脱穀処理する脱穀部を備えたコンバインにおいて、該脱穀部の上部カバーと前記挾扼杆とを一体的に上方へ移動可能に構成するとともに、前記供給搬送チェンを、脱穀部に内設させる扱胴側部を覆う側部カバーと共に、前記脱穀部の側部から移動可能に構成したもので、側部カバーを取り外さなくても、供給搬送チェンを脱穀部の側部から移動させて脱穀部の側面を開放し得、メンテナンス作業の効率を向上させ得るものである。 【0005】また、供給搬送チェンと挾扼杆とによって、穀稈を挾持搬送しながら脱穀処理する脱穀部を備えたコンバインにおいて、該脱穀部の上部カバーと前記挾扼杆とを一体的に上方へ移動可能に構成するとともに、前記供給搬送チェンを、脱穀部に内設させる扱胴側部を覆う側部カバーと共に、縦軸を中心として外側方へ回動可能に構成したもので、側部カバーを取り外さなくても、供給搬送チェンを外側方へ回動させて脱穀部の側面を開放し得、メンテナンス作業の効率が向上させ得るものである。 【0006】また、刈取部及び脱穀部を装設させて連続的に穀稈を刈取って脱穀すると共に、脱穀部に内設させる扱胴の一側方でフィードチェンを張設させる側面を側部カバーによって開閉自在に閉塞させるコンバインにおいて、縦軸回りに前記側部カバーを横方向に回動自在に設け、扱胴下側の受網の一側部でフィードチェンを張設する側面と側部カバーの間に作業空間を形成可能に構成したもので、側部カバーを横方向に回動させて脱穀部側面を開放させるから、従来のように側部カバーを下げ上げ操作したり脱着する負担がなく、脱穀部側面に対し側部カバーを離反または接合させる操作を従来よりも軽々と行い得ると共に、従来のように側部カバー越しに受網交換などを行う面倒がなく、脱穀部側面部での作業者の行動が側部カバーによって規制される不具合をなくし得、脱穀部側面での受網脱着などの作業を作業者によって容易に行い得、取扱い操作の簡略化などを容易に図り得るものである。 【0007】また、前後方向に張設させるフィードチェンを移動可能な縦軸を介して脱穀部側面に取付け、脱穀部側面にフィードチェン側を係脱可能なフックによって連結させ、フックに操作レバーを連結させ、フィードチェンの縦軸回りの回動方向に操作レバーを作動させて係脱させる前記フックとピンを脱穀部側とフィードチェン側に対向配設させ、脱穀部の上部カバーと前記挾扼杆とを一体的に上方へ移動可能に構成するとともに、前記フィードチェンを、該フィードチェンを覆う側部カバーと共に、縦軸を中心として外側方へ回動可能に構成したもので、フィードチェンを水平方向に回動させて脱穀部側面を開放させるから、従来のようにフィードチェンを脱着する負担がなく、脱穀部側面に対しフィードチェンを離反または接合させる操作を従来よりも軽々と行い得ると共に、従来のようにフィードチェン越しに受網交換などを行う面倒がなく、脱穀部側面部での作業者の行動がフィードチェンによって規制される不具合をなくし得、また前記フックの係脱操作だけでフィードチェンの回動操作を行い得、フィードチェンの脱穀部側面との脱着並びに回動の各操作を作業者によって容易に行い得、取扱い操作の簡略化などを容易に図り得、さらにフックとピンを脱穀部側とフィードチェン側に対向配設させるから、回動自在なフィードチェンの係止固定構造をピンとフックによって容易に構成し得、縦軸とピン及びフックによってフィードチェン側を強固に支持し得、フィードチェン側の振動騒音発生並びに変形損傷などの低減並びに係合機能の向上などを容易に図り得るものである。 【0008】また、脱穀部一側で前後方向にフィードチェンを張設させるコンバインにおいて、軸回りにフィードチェンを移動自在に設けると共に、前記軸に連結させるフレームにフィードチェンの駆動スプロケットを軸支させ、また扱胴一側方に設ける側部カバーをフレームを介して軸に取付け、該脱穀部の上部カバーと前記挾扼杆とを一体的に上方へ移動可能に構成するとともに、前記フィードチェンの後部を、脱穀部後側に立設した支持部材に軸を介して外側方へ回動可能に支持する一方、前記フィードチェンの前部を、脱穀部側にロック装置を介して係合離脱可能に構成したもので、従来のようにフィードチェン及び側部カバーを脱着する負担がなく、脱穀部側面に対しフィードチェン及び側部カバーを離反または接合させる操作を従来よりも軽々と行い得ると共に、従来のようにフィードチェン及び側部カバー越しに受網交換を行う面倒がなく、脱穀部側面部での作業者の行動がフィードチェン及び側部カバーによって規制される不具合をなくし得、また軸に駆動スプロケットを設けるから、フィードチェンと駆動スプロケットを脱着させることなくフィードチェンの回動を行い得、フィードチェンを回動させて行う作業性の向上並びにフィードチェンに対する駆動スプロケット取付け精度の維持などを容易に図り得ると共に、側部カバーの回動によって受網交換などの作業スペースを容易に確保でき、かつ軸及び駆動スプロケットを側部カバーの前後に配置させて伝動機構並びに軸などの取付け構造の簡略化及び支持強度向上などを容易に図り得るものである。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。図1はフィードチェン部の側面説明図、図2はコンバインの全体側面図、図3は同平面図であり、図中(1)は走行クローラ(2)を装設するトラックフレーム、(3)は前記トラックフレーム(1)上に架設する機台、(4)はフィードチェン(5)を左側に張架し扱胴(6)及び処理胴(7)を内蔵している脱穀部、(8)は刈刃及び穀稈搬送機構などを備える刈取部、(9)は排藁チェン(10)終端を臨ませる排藁処理部、(11)は運転席(12)及び運転操作部(13)を備える運転台、(14)は機台(3)の右側後部に配備してエンジン(15)を内設するエンジン部、(16)は前記エンジン部(14)前方に配設して脱穀部(4)からの穀粒を溜める穀粒タンク、(17)は前記穀粒タンク(16)内の穀粒を外側に取出す排出オーガであり、連続的に刈取り・脱穀作業を行うように構成している。 【0010】図4乃至図6に示す如く、前記脱穀部(4)の上側壁カバー(18)を上方に開放自在に設けると共に、前記フィードチェン(5)を脱穀部(4)左側方に開放自在に設けるもので、前記カバー(18)の支柱(19)にフレーム(20)を介して挾扼杆(21)を連結支持させ、前記カバー(18)の基端を脱穀本体側の固定ブラケット(22)に支点軸(23)を介して開閉自在に支持させている。なお、(24)は挾扼杆(21)の外側を覆う挾扼杆カバー、(25)は前記カバー(18)を閉封保持するロック部材である。 【0011】また、前部回転体である駆動スプロケット(26)を下部チェンレール(27)前端に備えると共に、下部及び上部チェンレール(27)(28)の後端に固設する巻付防止板である上部枢着板(29)に後部回転体である従動スプロケット(30)を備え、各スプロケット(26)(30)にフィードチェン(5)を張設させるもので、前記枢着板(29)と、該枢着板(29)下方に支柱(31)を介して連結固定する下部枢着板(32)とに、上下の水平回動支点軸(33)(34)をそれぞれ固設し、脱穀本体側の固定ブラケット(35)(36)に前記支点軸(33)(34)を介してフィードチェン(5)を側方に開放可能に支持するように構成している。 【0012】さらに、前記扱胴(6)下部のクリンプ網(37)の外方側端部(37a)に下端部を圧接させる扱胴側部カバー(38)を、前記チェンレール(27)(28)に取付フレーム(39)(40)を介して一体連結すると共に、前記フィードチェン(5)のテンションローラ(41)及びスプロケット(42)をガイド板(42a)などを介して前記チェンレール(27)に取付け、前記フィードチェン(5)を側方開放時、側部カバー(38)・テンションローラ(41)・スプロケット(42)も側方に一体的に回動させるように構成している。 【0013】そして、前記フィードチェン(5)を閉動作時、前記側部カバー(38)の前側板(38a)の係止ピン(43)を脱穀前側板(44)にロック板(45)を介し係合保持させるもので、前側板(44)に支軸(46)・ストッパピン(47)及びバネ(48)を介してロック板(45)が位置保持され、側部カバー(38)が閉封されるとき、ロック板(45)に固設するガイドレバー(49)に前記ピン(43)が当接し、バネ(48)に抗してロック板(45)を下方に押し下げ、ロック板(45)のピン係合溝(50)に前記ピン(43)が係合し、側部カバー(38)及びフィードチェン(5)を閉位置に固定保持するように構成している。 【0014】また、前記脱穀部(4)本体側に固設する駆動ケース(51)に、前記フィードチェン(5)を駆動する駆動軸(52)を備えるもので、該駆動軸(52)を入力軸(53)にギヤ(54)を介し連結すると共に、前記駆動スプロケット(26)のスプロケット軸(55)にリミットクラッチ(56)を介して継断自在に前記駆動軸(52)を結合連結させ、リミットクラッチ(56)のクラッチ爪による駆動伝達方式とすることにより、従来のピン結合方式に比べ、部品点数を削減させ耐久性向上を図るもので、脱穀用穀稈を搬送するフィードチェン(5)を脱穀部(4)側方に開放可能に設け、フィードチェン(5)を縦軸である水平回動支点軸(33)(34)回りに回転自在に脱穀部(4)の側部に設けると共に、本機側の駆動部である駆動軸(52)に着脱自在に連結させる伝動接続部であるスプロケット軸(55)を前記水平回動支点軸(33)(34)と離れた側に設けている。 【0015】さらに、前記フィードチェン(5)の後端側を支持する前記支点軸(33)(34)は、前記従動スプロケット(30)のスプロケット軸(57)より寸法(t)後部位置で、フィードチェン(5)より脱穀本体側寄りに配設していて、フィードチェン(5)を開放時、該チェン(5)の最後端部である枢着板(29)(32)の脱穀本体側への入り込み代を最小限にし、機体左右全巾を一定寸法内に抑制しながら脱穀本体とフィードチェン(5)の干渉を防止するように構成するもので、脱穀用穀稈を搬送するフィードチェン(5)を脱穀部(4)側方に開放可能に設ける構造において、脱穀部(4)側方に開放するフィードチェン(5)の水平回動支点軸(33)(34)を、フィードチェン(5)の端部を支持する前記スプロケット(30)のスプロケット軸(57)よりもさらに端部外方位置でフィードチェン(5)よりも脱穀本体寄りに設けている。 【0016】上記から明らかなように、供給搬送チェンであるフィードチェン(5)と挾扼杆(21)とによって、穀稈を挾持搬送しながら脱穀処理する脱穀部(4)を備えたコンバインにおいて、該脱穀部(4)の上部カバーである上側壁カバー(18)と前記挾扼杆(21)とを一体的に上方へ移動可能に構成するとともに、前記フィードチェン(5)を、脱穀部(4)に内設させる扱胴(6)側部を覆う側部カバー(38)と共に、前記脱穀部(4)の側部から移動可能に構成し、側部カバー(38)を取り外さなくても、フィードチェン(5)を脱穀部(4)の側部から移動させて脱穀部(4)の側面を開放させ、メンテナンス作業の効率を向上させると共に、フィードチェン(5)と挾扼杆(21)とによって、穀稈を挾持搬送しながら脱穀処理する脱穀部(4)を備えたコンバインにおいて、該脱穀部(4)の上側壁カバー(18)と前記挾扼杆(21)とを一体的に上方へ移動可能に構成するとともに、前記フィードチェン(5)を、脱穀部(4)に内設させる扱胴(6)側部を覆う側部カバー(38)と共に、縦軸である支点軸(33)を中心として外側方へ回動可能に構成し、側部カバー(38)を取り外さなくても、フィードチェン(5)を外側方へ回動させて脱穀部(4)の側面を開放させ、メンテナンス作業の効率を向上させる。 【0017】また、刈取部(8)及び脱穀部(4)を装設させて連続的に穀稈を刈取って脱穀すると共に、脱穀部(4)に内設させる扱胴(6)の一側方でフィードチェン(5)を張設させる側面を側部カバー(38)によって開閉自在に閉塞させるコンバインにおいて、支点軸(33)(34)回りに前記側部カバー(38)を横方向に回動自在に設け、扱胴(6)下側の受網であるクリンプ網(37)の一側部でフィードチェン(5)を張設する側面と側部カバー(38)の間に作業空間を形成可能に構成し、側部カバー(38)を横方向に回動させて脱穀部(4)側面を開放させ、従来のように側部カバー(38)を下げ上げ操作したり脱着する負担がなく、脱穀部(4)側面に対し側部カバー(38)を離反または接合させる操作を従来よりも軽々と行うと共に、従来のように側部カバー(38)越しにクリンプ網(37)交換などを行う面倒がなく、脱穀部(4)側面部での作業者の行動が側部カバー(38)によって規制される不具合をなくし、脱穀部(4)側面でのクリンプ網(37)脱着などの作業を作業者によって容易に行い、取扱い操作の簡略化などを容易に図る。 【0018】また、前後方向に張設させるフィードチェン(5)を移動可能な支点軸(33)を介して脱穀部(4)側面に取付け、脱穀部(4)側面にフィードチェン(5)側を係脱可能なフックであるロック板(45)によって連結させ、ロック板(45)に操作レバーであるガイドレバー(49)を連結させ、フィードチェン(5)の支点軸(33)回りの回動方向にガイドレバー(49)を作動させて係脱させる前記ロック板(45)とピン(43)を脱穀部(4)側とフィードチェン(5)側に対向配設させ、脱穀部(4)の上側壁カバー(18)と前記挾扼杆(21)とを一体的に上方へ移動可能に構成するとともに、前記フィードチェン(5)を、該フィードチェン(5)を覆う側部カバー(38)と共に、支点軸(33)を中心として外側方へ回動可能に構成する。そして、フィードチェン(5)を水平方向に回動させて脱穀部(4)側面を大きく開放させるから、従来のようにフィードチェン(5)を下げ上げ操作して脱着する負担がなく、脱穀部(4)側面に対しフィードチェン(5)を離反または接合させる操作を従来よりも軽々と行うと共に、従来のようにフィードチェン(5)越しにクリンプ網(37)交換などを行う面倒がなく、脱穀部(4)側面部での作業者の行動がフィードチェン(5)によって規制される不具合をなくし、また前記ロック板(45)の係脱操作だけでフィードチェン(5)の回動操作を行い、フィードチェン(5)の脱穀部(4)側面との脱着並びに回動の各操作を作業者によって容易に行い、取扱い操作の簡略化などを容易に図り、さらにロック板(45)とピン(43)を脱穀部(4)側とフィードチェン(5)側に対向配設させるから、回動自在なフィードチェン(5)の係止固定構造をピン(43)とロック板(45)によって容易に構成し、支点軸(33)(34)とピン(43)及びロック板(45)によってフィードチェン(5)側を強固に支持し、フィードチェン(5)側の振動騒音発生並びに変形損傷などの低減並びに係合機能の向上などを図る。 【0019】また、脱穀部(4)一側で前後方向にフィードチェン(5)を張設させるコンバインにおいて、支点軸(33)(34)回りにフィードチェン(5)を移動自在に設けると共に、前記支点軸(33)(34)に連結させるフレームであるチェンレール(27)にフィードチェン(5)の駆動スプロケット(26)を軸支させ、また扱胴(6)一側方に設ける側部カバー(38)をチェンレール(27)を介して支点軸(33)に取付け、該脱穀部(4)の上側壁カバー(18)と前記挾扼杆(21)とを一体的に上方へ移動可能に構成するとともに、前記フィードチェン(5)の後部を、脱穀部(4)後側に立設した支持部材である支柱(31)に支点軸(33)を介して外側方へ回動可能に支持する一方、前記フィードチェン(5)の前部を、脱穀部(4)側にロック装置であるガイドレバー(49)を介して係合離脱可能に構成する。そして、従来のようにフィードチェン(5)及び側部カバー(38)を脱着する負担がなく、脱穀部(4)側面に対しフィードチェン(5)及び側部カバー(38)を離反または接合させる操作を従来よりも軽々と行うと共に、従来のようにフィードチェン(5)及び側部カバー(38)越しにクリンプ網(37)交換を行う面倒がなく、脱穀部(4)側面部での作業者の行動がフィードチェン(5)及び側部カバー(38)によって規制される不具合をなくし、また支点軸(33)(34)に駆動スプロケット(26)を設けるから、フィードチェン(5)と駆動スプロケット(26)を脱着させることなくフィードチェン(5)の回動を行い、フィードチェン(5)を回動させて行う作業性の向上並びにフィードチェン(5)に対する駆動スプロケット(26)取付け精度の維持などを容易に図ると共に、側部カバー(38)の回動によってクリンプ網(37)交換などの作業スペースを容易に確保させ、かつ支点軸(33)(34)及び駆動スプロケット(26)を側部カバー(38)の前後に配置させて伝動機構並びに支点軸(33)(34)などの取付け構造の簡略化及び支持強度向上などを図る。 【0020】また、脱穀部(4)外側面に固定させる軸受部材である固定ブラケット(35)(36)を機外側に突出させて水平回動支点軸(33)(34)を設け、水平回動支点軸(33)(34)を扱胴側部カバー(38)側に固定させて前記固定ブラケット(35)(36)に対して上下方向に抜差し可能に連結させ、フィード遅延及び扱胴側部カバー(38)の着脱操作性向上などを図り、さらに脱穀部(4)側面に前記固定ブラケット(35)(36)を水平に突設させて開放位置のフィードチェン(5)と脱穀部(4)側面との離間距離を確保し、かつ固定ブラケット(35)(36)の水平突設によって水平回動支点軸(33)(34)取付け位置が限定されることなく脱穀部(4)の高剛性位置に支持させるものである。 【0021】本実施例は上記の如く構成するものにして、前記フィードチェン(5)を開放自在に支持する回動支点軸(33)(34)を、前記従動スプロケット(30)のスプロケット軸(57)より寸法(t)後部位置で、フィードチェン(5)より脱穀本体側寄りに配設するものであるから、前記フィードチェン(5)を開放時に最後端となる枢着板(29)(32)後端の脱穀本体側への入り込み代が最小となり、フィードチェン(5)を脱穀本体外方に張出させることなく機体全巾を一定寸法内に抑制した状態で干渉など不都合のない安全な開放作業を行える。 【0022】また、前記フィードチェン(5)を回動開放時、前記駆動スプロケット(26)にフィードチェン(5)が巻回された状態でチェンレール(27)(28)などと一体的に開放されるものであるから、フィードチェン(5)開放操作を容易に行えて作業能率に秀れ、しかもフィードチェン(5)開放時、前記扱胴側部カバー(38)も同時に外方に引出され、脱穀部(4)側面が開放状態となり、扱室内の点検保守やクリンプ網(37)の交換作業を至便に行えるものである。 【0023】 【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明は、供給搬送チェン(5)と挾扼杆(21)とによって、穀稈を挾持搬送しながら脱穀処理する脱穀部(4)を備えたコンバインにおいて、前記供給搬送チェン(5)を、前記脱穀部(4)の側部から移動可能に構成したもので、供給搬送チェン(5)を脱穀部(4)の側部から移動させて脱穀部(4)の側面を大きく開放することができ、メンテナンス作業の効率を向上させることができるものである。 【0024】また、供給搬送チェン(5)と挾扼杆(21)とによって、穀稈を挾持搬送しながら脱穀処理する脱穀部(4)を備えたコンバインにおいて、該脱穀部(4)の上部カバー(18)と前記挾扼杆(21)とを一体的に上方へ移動可能に構成するとともに、前記供給搬送チェン(5)を、脱穀部(4)に内設させる扱胴(6)側部を覆う側部カバー(38)と共に、前記脱穀部(4)の側部から移動可能に構成したもので、側部カバー(38)を取り外さなくても、供給搬送チェン(5)を脱穀部(4)の側部から移動させて脱穀部(4)の側面を大きく開放することができ、メンテナンス作業の効率を向上させることができるものである。 【0025】また、供給搬送チェン(5)と挾扼杆(21)とによって、穀稈を挾持搬送しながら脱穀処理する脱穀部(4)を備えたコンバインにおいて、該脱穀部(4)の上部カバー(18)と前記挾扼杆(21)とを一体的に上方へ移動可能に構成するとともに、前記供給搬送チェン(5)を、脱穀部(4)に内設させる扱胴(6)側部を覆う側部カバー(38)と共に、縦軸(33)を中心として外側方へ回動可能に構成したもので、側部カバー(38)を取り外さなくても、供給搬送チェン(5)を外側方へ回動させて脱穀部(4)の側面を大きく開放することができ、メンテナンス作業の効率を向上させることができるものである。 【0026】また、刈取部(8)及び脱穀部(4)を装設させて連続的に穀稈を刈取って脱穀すると共に、脱穀部(4)に内設させる扱胴(6)の一側方でフィードチェン(5)を張設させる側面を側部カバー(38)によって開閉自在に閉塞させるコンバインにおいて、縦軸(33)(34)回りに前記側部カバー(38)を横方向に回動自在に設け、扱胴(6)下側の受網(37)の一側部でフィードチェン(5)を張設する側面と側部カバー(38)の間に作業空間を形成可能に構成したもので、側部カバー(38)を横方向に回動させて脱穀部(4)側面を大きく開放させるから、従来のように側部カバー(38)を下げ上げ操作したり脱着する負担がなく、脱穀部(4)側面に対し側部カバー(38)を離反または接合させる操作を従来よりも軽々と行うことができると共に、従来のように側部カバー(38)越しに受網(37)交換などを行う面倒がなく、脱穀部(4)側面部での作業者の行動が側部カバー(38)によって規制される不具合をなくすことができ、脱穀部(4)側面での受網(37)脱着などの作業を作業者によって容易に行い得、取扱い操作の簡略化などを容易に図ることができるものである。 【0027】また、前後方向に張設させるフィードチェン(5)を移動可能な縦軸(33)を介して脱穀部(4)側面に取付け、脱穀部(4)側面にフィードチェン(5)側を係脱可能なフック(45)によって連結させ、フック(45)に操作レバー(49)を連結させ、フィードチェン(5)の縦軸(33)回りの回動方向に操作レバー(49)を作動させて係脱させる前記フック(45)とピン(43)を脱穀部(4)側とフィードチェン(5)側に対向配設させ、脱穀部(4)の上部カバー(18)と前記挾扼杆(21)とを一体的に上方へ移動可能に構成するとともに、前記フィードチェン(5)を、該フィードチェン(5)を覆う側部カバー(38)と共に、縦軸(33)を中心として外側方へ回動可能に構成したもので、フィードチェン(5)を水平方向に回動させて脱穀部(4)側面を開放させるから、従来のようにフィードチェン(5)を脱着する負担がなく、脱穀部(4)側面に対しフィードチェン(5)を離反または接合させる操作を従来よりも軽々と行うことができると共に、従来のようにフィードチェン(5)越しに受網交換などを行う面倒がなく、脱穀部(4)側面部での作業者の行動がフィードチェン(5)によって規制される不具合をなくすことができ、また前記フック(45)の係脱操作だけでフィードチェン(5)の回動操作を行うことができ、フィードチェン(5)の脱穀部(4)側面との脱着並びに回動の各操作を作業者によって容易に行うことができ、取扱い操作の簡略化などを容易に図ることができ、さらにフック(45)とピン(43)を脱穀部(4)側とフィードチェン(5)側に対向配設させるから、回動自在なフィードチェン(5)の係止固定構造をピン(43)とフック(45)によって容易に構成でき、縦軸(33)(34)とピン(43)及びフック(45)によってフィードチェン(5)側を強固に支持でき、フィードチェン(5)側の振動騒音発生並びに変形損傷などの低減並びに係合機能の向上などを容易に図ることができるものである。 【0028】また、脱穀部(4)一側で前後方向にフィードチェン(5)を張設させるコンバインにおいて、軸(33)(34)回りにフィードチェン(5)を移動自在に設けると共に、前記軸(33)(34)に連結させるフレーム(27)にフィードチェン(5)の駆動スプロケット(26)を軸支させ、また扱胴(6)一側方に設ける側部カバー(38)をフレーム(27)を介して軸(33)に取付け、該脱穀部(4)の上部カバー(18)と前記挾扼杆(21)とを一体的に上方へ移動可能に構成するとともに、前記フィードチェン(5)の後部を、脱穀部(4)後側に立設した支持部材(31)に軸(33)を介して外側方へ回動可能に支持する一方、前記フィードチェン(5)の前部を、脱穀部(4)側にロック装置(49)を介して係合離脱可能に構成したもので、従来のようにフィードチェン(5)及び側部カバー(38)を脱着する負担がなく、脱穀部(4)側面に対しフィードチェン(5)及び側部カバー(38)を離反または接合させる操作を従来よりも軽々と行うことができると共に、従来のようにフィードチェン(5)及び側部カバー(38)越しに受網(37)交換を行う面倒がなく、脱穀部(4)側面部での作業者の行動がフィードチェン(5)及び側部カバー(38)によって規制される不具合をなくすことができ、また軸(33)(34)に駆動スプロケット(26)を設けるから、フィードチェン(5)と駆動スプロケット(26)を脱着させることなくフィードチェン(5)の回動を行うことができ、フィードチェン(5)を回動させて行う作業性の向上並びにフィードチェン(5)に対する駆動スプロケット(26)取付け精度の維持などを容易に図ることができると共に、側部カバー(38)の回動によって受網(37)交換などの作業スペースを容易に確保でき、かつ軸(33)(34)及び駆動スプロケット(26)を側部カバー(38)の前後に配置させて伝動機構並びに軸(33)(34)などの取付け構造の簡略化及び支持強度向上などを容易に図ることができるものである。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006851 【氏名又は名称】ヤンマー農機株式会社
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| 【出願日】 |
昭和63年5月9日(1988.5.9) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100062270 【弁理士】 【氏名又は名称】藤原 忠治
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| 【公開番号】 |
特開2002−315426(P2002−315426A) |
| 【公開日】 |
平成14年10月29日(2002.10.29) |
| 【出願番号】 |
特願2002−61347(P2002−61347) |
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