| 【発明の名称】 |
脱穀機の穀稈挟持移送装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】土居原 純二
【氏名】泉 浩二
【氏名】二神 伸
【氏名】水本 武
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| 【要約】 |
【課題】フィードチエンと挟持杆とで穀稈を挟持して脱穀室内を移送する、このフィードチエンをロック状態、又は解除状態に回動操作を容易に簡単に行えるようにしようとするものである。
【解決手段】穀稈を脱穀室19内をフィードチエン4と、挟持杆5とで挟持して移送する。このフィードチエン4を受けて支持するチエン摺し29の下部には、回動支点(イ)を設けると共に、上部には、フィードチエン4の回動をロック状態、又は解除状態に操作する操作レバー装置6を複数個設けると共に、この複数個を接続ロット39で接続した構成である。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 穀稈を脱穀する脱穀室19内を穀稈を挟持して移送するフィードチエン4と、挟持杆5等を設けた脱穀機において、フィードチエン4を支持するチエン摺し29の下部には、回動支点(イ)を設けると共に、上部には、フィードチエン4の回動をロック状態、又は解除状態に操作する操作レバー装置6を設けたことを特徴とする脱穀機の穀稈挟持移送装置。 【請求項2】 前記操作レバー装置6を複数箇所に設けると共に、複数箇所の該各操作レバー装置6を接続ロット39で接続して設けたことを特徴とする請求項1に記載の脱穀機の穀稈挟持移送装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、穀稈を脱穀する脱穀室内をフィードチエンと、挟持杆とで挟持して移送する、このフィードチエンの回動をロック状態、又は解除状態に操作する技術であり、脱穀機の穀稈挟持移送装置として利用できる。 【0002】 【従来の技術】脱穀機を載置したコンバインで立毛穀稈の収穫作業は、このコンバインの走行車台の前部に設けた刈取機で立毛穀稈は刈取りされ、この刈取り穀稈は、この刈取機で後方上部へ移送されて、走行車台の上側に載置した脱穀機のフィードチエンと挟持杆とで引継ぎされ、これらフィードチエンと挟持杆とで挟持されて脱穀室内を移送中に脱穀される。脱穀済み穀粒は、この脱穀機の右横側へ載置した穀粒貯留タンク内へ供給されて一時貯留される。 【0003】この収穫作業中に、前記脱穀機の脱穀室部に不具が発生すると、この脱穀室部を点検したり、又、不具合部品の交換等を行うが、このときは、この脱穀機の一方側に設けたフィードチエンを外側へ回動操作して、このフィードチエン部を開放状態にするが、この回動操作のときは、このフィードチエンを支持するチエン摺しに固着して設けてた取付板は、脱穀機の左側壁板の外側面へボルト、及びナット等で装着して、これらフィードチエンと、チエン摺しとを所定位置へ固定させているが、これらボルト、及びナット等を取り外した後に、脱穀機の左側壁板の外側面に固着して設けた受板で支持した、チエン摺しの下側へ固着した略U字形状の支持杆を回動中心として、このチエン摺しと、フィードチエンとを一体で外側へ回動操作し、脱穀室のフィードチエン部を開放状態にして、脱穀室部の点検、及び不具合部品等の交換を行う。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】脱穀機の脱穀室部に不具合が発生したときに、この脱穀室部を点検、及び不具合部品の交換を行うときは、脱穀機の左側壁板に設けた受板で支持した、フィードチエンを支持するチエン摺しに設けた支持杆を回動中心として、このフィードチエンと、チエン摺しとを一体で外側へ回動操作して、脱穀室のフィードチエン部を開放状態にするが、このときは、フィードチエンを受けて支持するチエン摺しに設けた取付板は、脱穀機の左側壁板へボルト、及びナットで装着した。これらボルト、及びナットを取り外し後に回動操作するが、これらボルト、及びナットの取り外しに工具が必要であったり、又、この取り外しに長時間を要することがあったが、この発明により、これらの問題点を解決しようとするものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】このために、この発明は、請求項1に記載の発明においては、穀稈を脱穀する脱穀室19内を穀稈を挟持して移送するフィードチエン4と、挟持杆5等を設けた脱穀機において、フィードチエン4を支持するチエン摺し29の下部には、回動支点(イ)を設けると共に、上部には、フィードチエン4の回動をロック状態、又は解除状態に操作する操作レバー装置6を設けたことを特徴とする脱穀機の穀稈挟持移送装置としたものである。 【0006】請求項2に記載の発明においては、前記操作レバー装置6を複数箇所に設けると共に、複数箇所の該各操作レバー装置6を接続ロット39で接続して設けたことを特徴とする請求項1に記載の脱穀機の穀稈挟持移送装置としたものである。 【0007】 【発明の作用】脱穀機を載置したコンバインで立毛穀稈の収穫作業は、このコンバインの走行車台の前側に設けた刈取機で立毛穀稈は刈取りされ、この刈取り穀稈は、この刈取機で後方上部へ移送されて、走行車台の上側に載置した脱穀機のフィードチエン4と挟持杆5とで引継ぎされ、これらフィードチエン4と、挟持杆5とで挟持されて脱穀室19内を移送中に脱穀される。脱穀済み穀粒は、この脱穀機の右横側へ載置した穀粒貯留タンク内へ供給されて一時貯留される。 【0008】この収穫作業中に、前記脱穀機の脱穀室19部に不具合が発生すると、請求項1に記載の発明においては、この脱穀室19部を点検したり、又、不具合部品の交換等を行うが、このときは、この脱穀機の一方側に設けたフィードチエン4を外側へ回動操作して、脱穀室19のフィードチエン4部を開放状態にするが、この回動操作のときは、このフィードチエン4を支持するチエン摺し29に設けて脱穀機の左側壁板へロック状態に操作して固定した操作レバー装置6を回動操作して、解除状態にし、脱穀機の左側壁板の外側面に固着して設けた受板で支持した。チエン摺し29の下側へ固着した略V字形状の支持杆部を回動支点(イ)として、これらフィードチエン4と、チエン摺し29とを一体で外側へ回動操作して、このフィードチエン4を装着した脱穀室19部を開放状態にして、この脱穀室19部を点検、及び不具合部品等の交換を行う。 【0009】請求項2に記載の発明においては、フィードチエン4を開状態に操作するときは、このフィードチエン4をロック状態、又は解除状態に回動操作する複数箇所に複数個設けた操作レバー装置6を接続ロット39で接続して、ロック状態に操作された。この各操作レバー装置6を接続ロット39を移動操作して、これら各操作レバー装置6を解除状態にして、フィードチエン4と、チエン摺し29とを一体で外側へ回動操作して、脱穀室19のフィードチエン4部を開放状態にして、脱穀室4部の点検、及び不具合部品等の交換を行う。 【0010】 【発明の効果】請求項1に記載の発明においては、脱穀機の脱穀室19部に不具合が発生して、この脱穀室19部を点検したり、又は不具合部品を交換するときは、この脱穀室19部のフィードチエン4を外側へ回動操作して、この脱穀室19のフィードチエン4部を開放状態にするが、このときは、このフィードチエン4をロック状態に保持した操作レバー装置6を解除状態に回動操作して、ロック状態を解除状態にすることにより、フィードチエン4を外側へ回動操作するときに、工具が不用となり、又、短時間で脱穀室19のフィードチエン4部を開放状態にすることができる。 【0011】請求項2に記載の発明においては、前記フィードチエン4をロック状態、又は解除状態にする複数箇所に設けた複数個の操作レバー装置6は、接続ロット39で接続させていることにより、この接続ロット39の操作により、複数個の操作レバー装置6を同時にロック状態、又は解除状態にすることができ、操作が簡単であると共に、ワンタッチで両者の操作が可能である。 【0012】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。コンバイン1の走行車台2の上側面には、脱穀機3を載置して設け、この脱穀機3の一方側の外側上部には、穀稈を挟持して移送するフィードチエン4と、挟持杆5とを設け、このフィードチエン4は外側へ回動自在構成である。このフィードチエン4は操作レバー装置6により、ロック状態、又は解除状態に操作可能な構成である。これらフィードチエン4、及び操作レバー装置6を主に図示して説明する。 【0013】前記コンバイン1の走行車台2の下側には、図11で示す如く土壌面を走行する左右一対の走行クローラ7aを張設した走行装置7を配設し、走行車台2の上側には、脱穀機3を載置した構成である。走行車台2の前側の刈取機8で立毛穀稈を刈取りし、この刈取り穀稈は、この刈取機8で後方上部へ移送され、脱穀機3のフィードチエン4と挟持杆5とで引継ぎされて、挟持移送されながら脱穀される。脱穀済みで選別済み穀粒は、脱穀機3の右横側に配設した穀粒貯留タンク9内に一時貯留される。 【0014】前記走行車台2の前側には、図11で示す如く前端位置から立毛穀稈を分離するナローガイド10a、及び分草体10bと、立毛穀稈を引起す引起装置11aと、引起された穀稈を掻込みする穀稈掻込移送装置12の掻込装置12aと、掻込された穀稈を刈取りする刈刃装置11bと、刈取りされた穀稈を挟持移送して脱穀機3のフィードチエン4と、挟持杆とへ受け渡しする穀稈掻込移送装置12の根元・穂先移送装置13a,13b等からなる刈取機8を設けている。該刈取機8は、油圧駆動による伸縮シリンダ14により、土壌面に対して昇降自在に移動する構成である。 【0015】前記刈取機8の前方下部から後方上部へ傾斜する支持杆15aの上端部には、左右方向の支持パイプ杆15bを設け、この支持パイプ杆15bを走行車台2の上側面に設けた支持装置15cで回動自在に支持させて、伸縮シリンダ14の作動により、刈取機8は支持パイプ杆15bを回動中心として、上下に回動する構成である。 【0016】前記脱穀機3側の前部には、図11で示す如くコンバイン1を始動、停止、及び各部を調節等の操作を行う操作装置16aと、これらの操作を行う作業者が搭乗する操縦席16bとを設け、この操縦席16bの下側で、走行車台2の上側面には、エンジン17を載置すると共に、後方部には、穀粒貯留タンク9を配設する。これら走行装置7と、刈取機8と、脱穀機3と、エンジン17等により、コンバイン1の機体1aを形成した構成である。 【0017】前記刈取機8の穀稈掻込移送装置12によって形成される穀稈移送経路中には、刈取られて移送される穀稈に接触作用することにより、脱穀機3へ穀稈の供給の有無を検出する穀稈センサ8aを設けた構成である。前記走行車台2の前端部に装架された走行用のミッションケース18内の伝動機構の伝動経路中には、その出力回転に基づいて走行車速を検出するポテンションメータ方式の車速センサ18aを設けた構成である。 【0018】前記脱穀機3の左側上部に設けたフィードチエン4と、挟持杆5とで引継ぎされて、この脱穀機3内を挟持移送される穀稈は、図7で示す如くこの脱穀機3内の上部へ形成した脱穀室19内の扱胴19aで脱穀される。この扱胴19aの下側には、脱穀済み穀粒、及び発生した一部の藁屑等が漏下する脱穀網19bを張設した構成である。この脱穀室19の移送終端部には、排出口19cを設けた構成である。 【0019】前記脱穀室19の横側の後方部には、この脱穀室19内で脱穀されなかった未脱穀物(排塵物)を受けて再脱穀処理する処理胴20aを内装した処理室20を設けた構成であり、この処理室20の下側には、再脱穀処理した穀粒、及び発生した一部の藁屑等が漏下する排塵漏下具20bを張設した構成である。この処理室20の移送終端部には、排塵排出口20cを設けた構成である。 【0020】前記処理室20の前側には、二番物を処理する二番処理胴21aを内装した二番処理室21を設けた構成であり、この二番処理室21の下側には、二番受板21bを張設した構成である。この二番処理室21の移送終端部には、二番排出口21cを設けた構成である。 【0021】前記脱穀室19の下側には、選別室22を設け、この選別室22内には、揺動選別装置23を設け、この揺動選別装置23の下側前部には、送風機24を設け、この送風機24から発生する起風を送風して、穀粒と藁屑とに風選別する構成である。この送風機24の後側(下手側)には、一番螺旋25aを内装した一番選別室25を設け、この一番選別室25の後側(下手側)には、二番螺旋26aを内装した二番選別室26を設けた構成である。 【0022】前記一番選別室25内の一場螺旋25に連接する一番揚穀筒(図示せず)を設けて、選別済み穀粒を揚送して、穀粒貯留タンク9内へ供給する構成である。二番選別室26内の二番螺旋26aに連接する二番揚送螺旋27aを内装した二番還元筒27を設けて、二番物を揚送して、二番処理室21へ供給する構成である。 【0023】前記揺動選別装置23の後方部(下手側部)の上側には、藁屑、稈切、及び塵埃等を吸引して、機外へ排出する排塵ファン28を設けた構成である。前記脱穀機3の左側上部に設けるフィードチエン4は、図1、及び図2で示す如くチエン摺し29で受けて支持させた構成である。このチエン摺し29は、断面形状が長方形状の支持角パイプ杆29aの上側面には、摺し板29bを固着して設け、又、この支持角パイプ杆29aの内側面には、正面視クランク形状の取付板29cを所定間隔に複数個を固着して設けると共に、この支持角パイプ杆29aの移送始端部側には、入口支持板30aを固着して設け、この入口支持板30aには、入口受軸30cを固着して設けた構成である。 【0024】前記チエン摺し29の支持角パイプ杆29bの下側面には、図1、及び図3で示す如くこのチエン摺し29と、フィードチエン4とを一体で外方向へ回動操作のときに、回動支点(イ)になる側面視略V字形状の支持杆31aを固着すると共に、回動操作のときに把持する把持杆31bを固着した構成である。 【0025】前記チエン摺し29の支持角パイプ杆29aの移送終端部には、図3で示す如く出口支持板30b固着して設け、この出口支持板30bには、出口受軸30dを固着して設け、この出口受軸30dには、後スプロケット32bを軸支して設け、この後スプロケット32bと、入口受軸30cに軸支した前スプロケット32aとには、フィードチエン4を掛け渡した構成である。 【0026】前記支持杆31aには、図1、及び図3で示す如くテンション受板33aと、スプリング受板33bとを固着して設け、このテンション受板33aには、テンション支持板34aを回動自在に設け、このテンション支持板34aの上方前端部には、テンションプーリ34bを軸支して設けると共に、後端部側と、スプリング受板33bとの間には、スプリング35aと、調節用ボルト35bとを設け、フィードチエン4が伸びたときには、これらスプリング35aと、調節用ボルト35bとで調節する構成である。 【0027】前記チエン摺し29の取付板29c外側面には、図1〜図3で示す如くこのチエン摺し29と、フィードチエン4とを一体でロック状態、又は解除状態に操作する操作レバー装置6を回動自在に入口側、及び出口側の2箇所に装着した構成である。この操作レバー装置6は、回動板6aと、この回動板6aに固着した操作レバー6bとよりなり、この回動板6aは、取付板29cに固着して設けた支持ボルト36aへ挿入して、回動自在にナット36bで装着した構成である。この回動板6aに設けた係合用の挿入溝6cは、脱穀機3の左側壁板3aに設けた支持板3bに装着した固定具37へ係合する構成である。 【0028】前記操作レバー装置6をロック状態へ操作することにより、この操作レバー装置6の回動板6aの挿入溝6cと、チエン摺し29の取付板29cに設けた挿入孔29dとは、支持板3bに設けた固定具37へ係合状態になり、フィードチエン4と、チエン摺し29とは、一体で固定具37へロック状態になる構成である。又、このロック状態を解除状態にするときには、操作レバー装置6をロック状態への回動操作とは、逆方向へ回動操作することにより、この操作レバー装置6の回動板6aの挿入溝6cの係合がとかれて解除状態になる構成である。 【0029】前記操作レバー装置6を解除状態に操作後に、フィードチエン4を外側へ回動操作するときは、チエン摺し29に設けた把持杆31bを把手して、外側へ回動操作すると、脱穀機3の左側壁板3aの支持板3bに固着して設けたコ字形状の受板38で軸支した受軸38aに、チエン摺し29の支持角パイプ杆29aの下側面に設けた支持杆31aの外径下側面へ所定間隔で固着した受杆31c,31cを挿入して設けている。この各受杆31c,31cは、受軸38aを回動中心(イ)として、支持杆31aは外側へ回動し、この回動に連動して、フィードチエン4と、チエン摺し29とは、一体で外側へ回動し、脱穀機3の脱穀室19の左側のフィードチエン4部が開放状態になる構成である。この脱穀室19の左側の開放状態になった箇所より、内部の不具箇所の点検、及び不具合部品の交換等を行う構成である。 【0030】これにより、前記脱穀機3の脱穀室19部に不具合が発生して、この脱穀室19部の不具合を点検したり、又は不具合部品を交換するときは、フィードチエン4のロック状態を解除状態に操作レバー装置6を回動操作した後に、フィードチエン4を外側へ回動操作し、脱穀室19の左側のフィードチエン4部を開放状態にするが、フィードチエン4を外側へ回動操作を行なうときに、工具が不用となり、又短時間で脱穀室19の左側のフィードチエン4部を開放状態にすることができる。 【0031】前記操作レバー装置6の回動板6aに固着した操作レバー6bは、図4で示す如くロック状態に操作したときは、略水平状態に保持する構成とすると共に、ロック状態を解除する解除状態に操作したときには、チエン摺し29の支持角パイプ杆29aに重合状態になり、更にこの支持角パイプ杆29aより、上方へ突出する構成である。 【0032】これにより、前記フィードチエン4をロック状態に回動操作後に、操作レバー装置6のロック状態への操作忘れをすることがなくなる。フィードチエン4をロック状態に回動操作後に、このフィードチエン4の外側へチエンカバーを装着するが、操作レバー装置6がロック状態へ回動操作されていない状態であると、このチエンカバーの装着ができないことにより、この操作レバー装置6のロック状態への回動操作の忘れを防止することができる。 【0033】入口側と出口側に設けた前記各操作レバー装置6の各回動板6aに固着して設けた各操作レバー6bには、図5で示す如くこの各操作レバー6bの先端部を接続する側面視略クランク形状の接続ロット39を設け、この接続ロット39に設けた把手部39aを把手して前方側、又は後方側へ移動操作することにより、この操作に連動して、入口・出口の両側に設けた各操作レバー装置6は、同時にロック状態、又は解除状態に操作される構成である。 【0034】これにより、前記フィードチエン4をロック状態、又は解除状態に回動操作する複数個設けた各操作レバー装置6は、接続ロット39の把持部39aを把持して前・後移動操作することにより、同時に各操作レバー装置6は、接続ロット39を介して、ロック状態、又は解除状態に操作されることにより、操作が簡単であり、又、ワンタッチで両者の操作が可能である。 【0035】前記フィードチエン4の伝動構成は、図6で示す如く構成であり、脱穀機3の左側壁板3aの外側面には、チエン内ケース40aをボルト、及びナット等で装着して設け、このチエン内ケース40aの外側には、チエン外ケース40bをボルト、及びナット等で装着して設け、これらチエン内・外ケース40a,40b内には、脱穀機3から動力が入力される入力軸41aと出力軸41bとを軸支して設け、これら入力軸41aには、入力ギヤー41cを軸支し、出力軸41bには、出力ギヤー41dを軸支して設け、これら入力・出力ギヤー41c,41dは噛合した構成である。 【0036】前記出力軸41bの先端部には、摺動移動自在にクラッチ42を軸支して設けると共に、このクラッチ42は抜け止めを施している。このクラッチ42の内側部には、弾発するスプリング42aを設け、このスプリング42aの弾発作用により、クラッチ42の外周部は、フィードチエン4をロック状態に操作したときには、入口支持板30の入口受軸30cに軸支した前スプロケット32aの内径部に係合して、これらクラッチ42と前スプロケット32とは、噛合する構成であり、入力軸41aへ入力された動力は、入力・出力ギヤー41c,41dを介して、出力軸41bへ伝達されて回転駆動され、この出力軸41bからクラッチ42を介して、前スプロケット32aが回転されて、この前スプロケット32aと、後スプロケット32bとに掛け渡したフィードチエン4が回転駆動する構成である。又、フィードチエン4を解除状態に操作したときは、クラッチ42は前スプロケット32aから抜けて、動力は遮断され、この前スプロケット32aは回転されない構成であり、フィードチエン4は回転駆動されない構成としている。30eは位置決め用のカラーである。 【0037】これにより、前記クラッチ42と、前スプロケット32aとを噛合させるときに、係合状態が不十分なときであっても、これらクラッチ42から前スプロケット32aへ動力を伝達するときに、このクラッチ42が摺動移動することにより、噛合を確実に行うことができる。 【0038】前記フィードチエン4と挟持杆5とにより、挟持して脱穀機3の脱穀室19内を移送されて、脱穀された脱穀済みの排稈は、図8で示す如く前部左側から後部右側へ傾斜させて設けた排藁チエン43へ引継ぎされて移送され、後部に設けたカッタ、及びドロッパ装置又は結束機(共に図示せず)へ供給されて、所定長さに切断、及び排藁そのままで圃場へ排出、又は結束される構成である。 【0039】前記排藁チエン43の後側には、延長排藁チエン43aを装着した構成であり、これらの後方上側には、図8〜図10で示す如くカバー44を開閉自在で着脱自在に設けた構成である。このカバー44は箱形状に形成して、内側面で排藁チエン43をまたぐ状態で左右両側には、支持板45、45を固着して設け、この各支持板45には、複数個の各受孔46aを設けたL字形状の各受板46をボルト、及びナットで装着した構成である。 【0040】回動軸47の一方側の端部には、図8〜図10で示す如くストッパ板48を固着して設け、このストッパ板48の先端部には、ストッパピン48aを固着して設け、このストッパピン48aは受板46の受孔46aへ挿入した構成である。又、回動軸47はU字形状の保持板49へ挿入して移動自在に支持させると共に、他方側の端部には、この回動軸47の抜け止めを施した構成である。ストッパ板48と、保持板49との間には、弾発するスプリング49aを設けて、ストッパ板48を押圧して、ストッパピン48aを受板46の受孔46a内へ挿入状態に支持させた構成である。 【0041】前記保持板49に設けた支持杆49bは、図8で示す如く脱穀機3に設けた支持パイプ杆50で支持した構成である。前記カバー44の上側内面部には、図10で示す如く回動具44aを固着して設け、この回動具44aを介して、カバー44は上下回動自在な構成である。このカバー44はストッパ板48を手動で押して、このストッパ板48のストッパピン48aを受板46の受孔46aから外すことにより、カバー44を簡単に取り外すことができる構成である。 【0042】これにより、前記排藁チエン43を回避して、カバー44を回動するストッパ板48等を設けたことにより、延長排藁チエン43aを装着したときであっても、このカバー44を回動させることができ、メンテナンス性が向上すると共に、取り外しを容易に簡単に行うことができる。 【0043】前記受板46には、図10で示す如く受孔46aを複数個設けた構成であり、上側のこの受孔46aへストッパ板48のストッパピン48aを挿入すると、カバー44は上方へ大きく開状態になる。これにより、前記コンバイン1で排藁の処理作業は、このコンバイン1の後部に設けるカッタによる切断作業、結束機による結束作業、及びドロッパ装置によるドロッパ作業等が行われるが、ドロッパ作業時は、カバー44を大きく上方へ回動させないと排藁がこのカバー44に引掛ることが発生していたが、これにより、引掛りを防止することができる。又、メンテナンス性、及び安全性を向上させることができる。 【0044】前記穀粒貯留タンク9内に貯留した穀粒を機外へ排出するこの穀粒貯留タンク9の後側には、縦移送螺旋51aを内装した排出支持筒51を略垂直姿勢で回動自在に装着して設け、この排出支持筒51の上端部には、その全長がコンバイン1の前後長に亘る機外へ穀粒を排出する排出螺旋52aを伸縮自在に内装した排出オーガ52を伸縮自在、上下回動自在、及び左右旋回自在に横方向へ配設した構成である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000125 【氏名又は名称】井関農機株式会社
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| 【出願日】 |
平成13年4月17日(2001.4.17) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2002−305948(P2002−305948A) |
| 【公開日】 |
平成14年10月22日(2002.10.22) |
| 【出願番号】 |
特願2001−118390(P2001−118390) |
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