| 【発明の名称】 |
コンバイン |
| 【発明者】 |
【氏名】山本 明人
【氏名】西村 英毅
【氏名】佐村木 仁
【氏名】森山 浩二
【氏名】豊田 功
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| 【要約】 |
【課題】グレンタンクの後方スペースを有効に利用し、排出オーガ基部等のメンテナンス作業がし易いように昇降用部材を配設したコンバインを提供する。
【解決手段】穀稈を刈取り、脱穀・選別し、脱穀した後の排藁を排藁処理装置16に送り、選別した籾をグレンタンク12に貯留し、該グレンタンクに貯留した籾を縦コンベア64と排出オーガ65にて排出する構成とし、前記グレンタンクを縦コンベアを中心に側方に回動可能に構成したコンバインにおいて、排藁処理装置の側にオーガ支持フレーム307を立設し、該オーガ支持フレームに排藁処理装置の支持部を設け、前記縦コンベアの外側方で、グレンタンクの後方に梯子状の昇降用部材320を配設し、該昇降用部材をグレンタンクの後面に設けた枢支部にて回動可能なカバー343にて覆い、さらに、前記グレンタンクと共に昇降用部材が回動するように構成した。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 穀稈を刈取り、脱穀・選別し、脱穀した後の排藁を排藁処理装置に送り、選別した籾をグレンタンクに貯留し、該グレンタンクに貯留した籾を縦コンベアと排出オーガにて排出する構成とし、前記グレンタンクを縦コンベアを中心に側方に回動可能に構成したコンバインにおいて、排藁処理装置の側にオーガ支持フレームを立設し、該オーガ支持フレームに排藁処理装置の支持部を設け、前記縦コンベアの外側方で、グレンタンクの後方に梯子状の昇降用部材を配設し、該昇降用部材をグレンタンクの後面に設けた枢支部にて回動可能なカバーにて覆い、さらに、前記グレンタンクと共に昇降用部材が回動するように構成したことを特徴とするコンバイン。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、コンバインの構成に関する。 【0002】 【従来の技術】従来から、コンバインの機体前部一側に刈取部を配置し、該刈取部の後方に脱穀選別装置を配し、機体の左右の他側にグレンタンクを配置し、刈取部によって刈り取られた穀稈を脱穀選別装置で選別し、脱穀された穀粒をグレンタンクに一時的に貯留し、グレンタンク下部に下部コンベアを横設し、下部コンベア後端をグレンタンク後方まで延出し、グレンタンクの後方に立設する縦コンベアに連結し、該縦コンベア上端に排出オーガを回動可能に連結し、グレンタンク内に貯留した穀粒が各コンベアを介して排出オーガより排出する技術は公知とされている。また、前記グレンタンクは、縦コンベアを中心に外側側方に回動可能に枢支され、グレンタンクを外側側方に回動させて、グレンタンクをメンテナンス作業をしたり、グレンタンク側より脱穀選別装置をメンテナンス作業をする技術は公知となっている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の穀粒を搬送するコンベアや排出オーガ内には、スクリューが収納されており、コンベアから排出オーガへの受け継ぎ位置等において、穀粒がギア等に噛み込まれ、スクリューの回動が停止され、排出オーガ内部に詰まりを生じる場合があった。この場合に、排出オーガと縦コンベアとの連結部のメンテナンスを行う必要がある。そして、刈取り作業を急いでいる場合には、圃場内で作業をすることが望まれれるが、その際に、圃場内に脚立を立てたりすると、足場が不安定となるものであり、作業性の悪いものとなっていた。前記メンテナンスを容易に行う為には、コンバイン側に昇降用の梯子を設けておくことが考えられるが、梯子を設けておくにはスペース的に制限があるものとなっていた。また、前記梯子を機体外側に設けた場合、破損するおそれがある。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、このような問題点を解消するために、次のように構成した。穀稈を刈取り、脱穀・選別し、脱穀した後の排藁を排藁処理装置に送り、選別した籾をグレンタンクに貯留し、該グレンタンクに貯留した籾を縦コンベアと排出オーガにて排出する構成とし、前記グレンタンクを縦コンベアを中心に側方に回動可能に構成したコンバインにおいて、排藁処理装置の側にオーガ支持フレームを立設し、該オーガ支持フレームに排藁処理装置の支持部を設け、前記縦コンベアの外側方で、グレンタンクの後方に梯子状の昇降用部材を配設し、該昇降用部材をグレンタンクの後面に設けた枢支部にて回動可能なカバーにて覆い、さらに、前記グレンタンクと共に昇降用部材が回動するように構成したものである。 【0005】 【発明の実施の形態】本発明が解決しようとする課題及び解決するための手段は以上の如くであり、次に添付の図面に示した実施例の構成を説明する。図1はコンバインの全体側面図、図2はコンバインの動力伝達構成を示すスケルトン図、図3はコンバインの後方斜視図、図4は昇降用梯子を配したコンバインの後方斜視図、図5はグレンタンク後方に配した昇降用梯子を示す後面図、図6はグレンタンク後方に配した昇降用梯子を示す側面図、図7はグレンタンク後方に配した昇降用梯子を示す平面図、図8はグレンタンク側面に配した側部梯子の部分斜視図である。 【0006】図1においてコンバインの全体構成から説明する。クローラ式走行装置1上に機体フレーム2を載置し、該機体フレーム2の前端に引起し・刈取装置Aを昇降可能に配設し、引起し・刈取装置Aは前端に分草板3を突出して穀稈を分草し、その後部に引起しケース4を立設して該引起しケース4より突出したタインの回転により穀稈を引き起こして、前記分草板3の後部に配設した刈刃5にて株元を刈り取り、上部搬送装置、下部搬送装置、縦搬送装置6等を介して後方へ搬送する構成としている。そして、株元が縦搬送装置6の上端から、フィードチェーン7に受け継がれることによって穀稈を脱穀選別装置B内に搬送し、前記フィードチェーン7の後端には排藁搬送装置16が配設され、排藁搬送装置16の後部下方に配設した排藁カッター装置17にて、搬送されてきた排藁を切断して圃場に放出できるようにしている。前記脱穀選別装置Bの左右反対側には選別後の精粒を貯留するグレンタンク12が配設され、該グレンタンク12の前部には運転部19が配設されている。 【0007】次に、図2に示すスケルトン図を用いて駆動構成を説明する。エンジンEの左右方向に出力軸60を突出し、該出力軸60の一端をギアケース259に入力して、該ギアケース259よりプーリー、ベルト等を介してミッションケースに動力を伝えて走行装置を駆動し、また、ギアケース259内の作業クラッチを介して、機体前部に配設した引起し・刈取装置Aに動力を伝達すると同時に、脱穀選別装置Bと、排藁搬送装置16や排藁カッター装置17等よりなる排藁処理装置D等を駆動する。前記ギアケース259から後方へ突出した出力軸よりプーリー、ベルト等を介して送塵口処理胴21、及び扱胴20を駆動している。 【0008】また、前記ギアケース259より側方に駆動軸261を突出し、該駆動軸261の端部を動力伝達部に入力して、プーリー、ベルト等を介して唐箕35、一番選別コンベア22に動力を伝達するようにしている。更に、一番コンベア22のコンベア軸273には、プーリー269とは別に第二プーリー274を嵌合しており、該第二プーリー274にベルトを巻回して、二番コンベア23、脱穀選別装置Bの下部の選別本体51、排出用の排風ファン30、排藁カッター装置17を駆動する構成している。なお、機体後部に結束装置を配設した場合でも動力を伝達することができる。そして、前記一番コンベア22の他側にベベルギアを介して揚穀コンベア13を駆動しており、該一番コンベア22によって搬送された籾は揚穀コンベア13を介してグレンタンク12に搬送している。また、前記二番コンベア23の他端部に、ベベルギアを介して還元コンベア62を駆動し、該還元コンベア62の他端の排出口は扱室のクリンプ網31の前側部に臨ませて配置し、二番物を還元して、再度選別を行うようにしている。 【0009】一方、前記エンジンEの右側に突出する出力軸60より、プーリーやベルトや連動軸やベベルギアを介して排出コンベア63に動力を伝達し、更に、縦コンベア64、排出オーガ65を駆動できる構成として、グレンタンク12内に貯留した籾を排出可能としている。 【0010】そして、図3〜図7に示すように、前記縦コンベア64は、グレンタンク12の下部に前後方向向きに横設される排出コンベア63の後端部に、連結されている。該縦コンベア64は、グレンタンク12の後方に立設され、グレンタンク12の後面より後方に突出する複数個の固定ステー317・317・・・によって、縦コンベア64の上下方向の適所位置が固設されている。前記縦コンベア64の上部が円環状の支持メタル308内に回動自在に枢支され、該支持メタル308の外周部が縦コンベア64の後方側方位置に配設する断面視四角形状のオーガ支持フレーム307の上部前面に固設されている。該オーガ支持フレーム307は、機体フレーム2の後部に立設され、図示せぬ補強フレームによって補強されており、縦コンベア64が回動自在に強固に支持されており、該縦コンベア64を回動中心として、前記グレンタンク12が側方に回動される。 【0011】また、前記グレンタンク12の下部外側が、下部ケース350によって被装されて、グレンタンク12の下部が保護されている。前記下部ケース350は、下部が機体側に回動可能に枢支されている。前記グレンタンク12の側面には昇降用の側部梯子351が固設されている。該側部梯子351は、図4、図8に示すように、側面視略逆U型のメインパイプ352と、該メインパイプ352に横設する複数個の横パイプ353・353・・・と、上方に収納可能とする下部梯子354より構成されている。前記下部梯子354は側面視略U型に形成され、下部梯子354の開放側端部が、メインパイプ352の下部に上下方向に回動自在に枢支されている。また、前記メインパイプ352の下部には、U型の当接体355が固設され、下部梯子354を下方に回動させた場合に、下部梯子354が当接体355の下部に当接され、下部梯子354を下部ケース350の側方に配し、作業者がステップとして使用し易くされている。また、前記下部梯子354の基部またはグレンタンク側面には係止部材が配されており、下部梯子354を上方位置で保持でき、下部ケース350を下方に回動させることで、グレンタンク12の下部が開放され、グレンタンク12を側方に回動させることができる。 【0012】また、前記オーガ支持フレーム307は、排藁カッター装置17等よりなる排藁処理装置Dの回動支点軸も支持している。図4、図6、図7に示すように、前記オーガ支持フレーム307の後面より後方にステー311・311・・・が突出され、該ステー311・311・・・によって上下方向に軸心を有する支持軸310が軸支され、該支持軸310の上下位置に枢支される支持体313・313を側方に突出し、該支持体313・313の端部が排藁処理装置Dの支持枠315の左側部に固設され、前記支持軸310を中心に排藁処理装置Dの右端部を後方に回動可能に枢支している。 【0013】そして、前記縦コンベア64の後方及び左側側方に開放空間が形成されており、グレンタンク12を縦コンベア64を回動中心として側方に回動させると、縦コンベア64の側方空間にグレンタンク12の後部が移動され、また、前記排藁処理装置Dを後方に回動させると、排藁処理装置Dの左側部が縦コンベア64の後方位置まで移動することができる。前記開放空間には排藁処理装置Dとグレンタンク12との何れか一方を回動させることで、干渉しないようにしている。 【0014】そして、前記縦コンベア64回りの開放空間を利用して、昇降用梯子320を配設している。前記昇降用梯子320は、図4〜図7に示すように、パイプ体である左右平行状に上下方向に配設する縦パイプ321・321と、該縦パイプ321・321の上下方向の一定間隔毎に横設する横パイプ322・322・・・とにより構成され、一方の縦パイプ321がグレンタンク12の後面の外側に枢支され、他方の縦パイプ321がアーム体323・323を介して、前記オーガ支持フレーム307に枢支されている。 【0015】即ち、図5に示すように、グレンタンク12後面の上下方向の中央位置と上部位置にプレートを介して、上下方向に軸心を有する枢支筒334・334の外周面が固設され、該枢支筒334に昇降用梯子320の一方の縦パイプ321の途中部が枢支されている。前記縦パイプ321の下端部が機体フレーム2の上方に位置し、縦パイプ321の上端が、グレンタンク12の後面の上部まで延出され、横パイプ322・322は、縦パイプ321・321の下端部より適宜間隔を開けて上端部まで横設されている。本実施例において六段分の横パイプ322・322・・・が横設されている。 【0016】また、他方の前記縦パイプ321は、アーム体323を介してオーガ支持フレーム307に支持されている。即ち、該オーガ支持フレーム307の上部と上下方向略中央部の各所に、二個のステー330・330が固設され、該ステー330・330をオーガ支持フレーム307の側面より左側方(図7の紙面における下方)に突出し、端部に上下方向に軸心を有する枢支軸331・331が固設され、枢支軸331・331が上方に突出されてアーム体323を枢支している。 【0017】前記アーム体323は、両端部にボス部323a・323aが形成されている。そして、グレンタンク12に枢支されていない側の前記縦パイプ321の上部位置(最上部の横パイプ322の固設位置の直下方位置)を、アーム体323の一側のボス部323aによって枢支し、縦パイプ321の上下中央位置(下から三段目の横パイプ322の固設位置の直上方位置)を、アーム体323の一側のボス部323aによって枢支し、各アーム体323・323をオーガ支持フレーム307側に突出させて、オーガ支持フレーム307に軸支した枢支軸331・331にアーム体323・323他方のボス部323a・323aを嵌入している。よって、前記昇降用梯子320は、グレンタンク12側の縦パイプ321を回動支点として支持され、他方の縦パイプ321がオーガ支持フレーム307の枢支軸331・331に枢支したアーム体323・323の回動範囲において移動でき、図7に示すように、グレンタンク12を側方に回動させた際に、二点鎖線320’位置に移動される。 【0018】また、移動側の前記縦パイプ321の上下方向の途中部が、湾曲パイプ324によって連結されている。即ち、移動側の前記縦パイプ321が、下から二段目の横パイプ322の固設位置より下方の下部パイプ321aと、三段目の横パイプ322の固設位置下方より上方の上部パイプ321bに分離して形成されている。前記下部パイプ321aの上端部と上部パイプ321bの下端部とが、側面視「コ」字状の形成する湾曲パイプ324の端部に形成したボス部324a・324aにて枢支されることによって、下部パイプ321aと上部パイプ321bとが連結されている。前記湾曲パイプ324は、グレンタンク12を回動させた昇降用梯子320の移動位置320’において、排藁処理装置Dを若干において後方に回動させた場合に、図7中に二点鎖線324’位置に移動しており、排藁処理装置Dの補強部材333と昇降用子320の縦パイプ321との干渉が避けられる。 【0019】また、前記昇降用梯子320の下部には、折畳み梯子326が枢支されている。該折畳み式梯子326は、側面視略U型に形成されたU型の両端部にボス部326a・326aが固設され、該ボス部326a・326aによって最下方に横設した横パイプ322に枢支され、上下方向に回動自在とされている。前記折畳み式梯子326は、上下途中部が屈曲され、折畳み式梯子326の下部側が傾斜状に形成され、折畳み式梯子326を下方に回動させた場合に、折畳み式梯子326の途中部を機体フレーム2に当接され、折畳み式梯子326の下端部が機体フレーム2の下方側方に位置し、作業者が足をかけ易く形成されている。 【0020】更に、前記U型の折畳み式梯子326の上端部の左右位置側には、回動位置固定部材327が配設されている。該回動位置固定部材327は、平面視「コ」字状の枠体328と、該枠体328の左右側面に摺動自在に枢支されている挿入レバー329、該挿入レバー329をロックするロック板335とにより構成されている。前記枠体328の閉塞面を、U型の折畳み式梯子326の一側端部に固設し、枠体328内に枢支されている挿入レバー329上に固定板336が固設され、該固定板336と枠体328の側面との間の挿入レバー329の外周面上に圧縮バネ337が巻回され、挿入レバー329を挿入する方向に付勢し、挿入レバー329端部を枠板328側面より外側に突出している。一方、前記ロック板335には、折畳み式梯子326の回動中心である最下部の横パイプ322を中心として上下位置に挿入孔が開口されている。 【0021】よって、前記折畳み式梯子326を上方に回動させて、挿入レバー329の端部がロック板335の上方の挿入孔位置に達すると、挿入レバー329が圧縮バネ337の付勢力に従って、挿入レバー329端部が挿入孔内に挿入され、折畳み式梯子326が上方位置でロックされる。同様に、挿入レバー329を圧縮バネ337の付勢力に抗して引っ張ってロックを外し、折畳み式梯子326を下方に回動させて、機体フレーム2に当接する位置で、挿入レバー329の端部を下側の挿入孔内に挿入させることで、折畳み式梯子326を下方位置でロックすることができる。 【0022】また、前記グレンタンク12の後面の上部には、傾斜状の傾斜部12aが形成されている。該傾斜部12a上の後面視で縦フレーム64の右側方位置に足場フレーム340を固設している。該足場フレーム340は、平面視「コ」字状に形成され、該足場フレーム340の開放側端部を前方に向け、グレンタンク12の上部に固設されている。前記足場フレーム340の閉塞側端部に支持板341の上部を固設し、該支持板341を下方に延出し、該支持板341の下端部が傾斜部12aに固設されている。 【0023】また、前記昇降用梯子320を配設したグレンタンク12の後方と排藁処理装置Dの左側方の空間は、回動カバー343によって被装されている。該回動カバー343は、図7に示すように、略L型に形成され、縦コンベア64の後方が被装され、図6に示すように、グレンタンク12の側面形状に合わせて、回動カバー343の上部が傾斜状に形成され、該回動カバー343の後面にはウインカー等の外装部品が配設され、美的外観の優れた形状のコンバインとしている。 【0024】また、前記回動カバー343の前端部に、上下方向に蝶番344・344の一側が固設され、該蝶番344・344の他側がグレンタンク12の後面外側端部に固設され、回動カバー343をグレンタンク12の側方位置まで回動可能としている。更に、図7に示すように、前記回動カバー343の前部の内周面にはステー357が固設され、該ステー357上にトグルバネ346の一端が固設されている。該トグルバネ346の他端がグレンタンク12の後面側に突出され、グレンタンク12の後面外側に固設するステー347上に固設されている。このトグルバネ346によって、回動カバー343が開放する方向に付勢されている。 【0025】また、前記オーガ支持フレーム307より後方に図示せぬ係止部材339が配されており、前記回動カバー343を後方に回動させると、回動カバー343の後端部がオーガ支持フレーム307の後方に位置し、回動カバー343の後端部が係止され、昇降用梯子320を被装した状態に回動カバー343を保持している。そして、図4・図7等に示すように、グレンタンク12の後方と縦コンベア64の側方とを回動カバー343にて覆うことにより空間部を形成し、該空間部内に梯子状の昇降用部材である昇降用梯子320を配置している。よって、前記グレンタンクの後方等に形成される空間を有効に利用することができる。 【0026】このように構成したことによって、前記回動カバー343を係止する係止部材339を取り外して、回動カバー343をトグルバネ346の付勢力に従って前方に回動させると、昇降用梯子320が開放され、折畳み式梯子326を下方に回動させて、作業者が登り、グレンタンク12の上部の足場フレーム340に到達でき、排出オーガ65のメンテナンス作業を行い、場合によっては、グレンタンク12の側方の側部梯子351より登っている作業者と共に排出オーガ65の取り外し作業を行うことができる。 【0027】 【発明の効果】以上のように構成したので、本発明は次のような効果を奏するものである。請求項1記載のように、穀稈を刈取り、脱穀・選別し、脱穀した後の排藁を排藁処理装置に送り、選別した籾をグレンタンクに貯留し、該グレンタンクに貯留した籾を縦コンベアと排出オーガにて排出する構成とし、前記グレンタンクを縦コンベアを中心に側方に回動可能に構成したコンバインにおいて、前記縦コンベアの側方で、排藁処理装置の側にオーガ支持フレームを立設し、該オーガ支持フレームに排藁処理装置の支持部を設け、前記縦コンベアの外側方で、グレンタンクの後方に梯子状の昇降用部材を配設し、該昇降用部材をグレンタンクの後面に設けた枢支部にて回動可能なカバーにて覆うとともに、前記グレンタンクといっしょに昇降用部材が回動するように構成したことによって、梯子状の昇降用部材を利用して縦コンベア上部の排出オーガの連結位置の近傍まで登ることができるので、穀粒の詰まりの生じやすい排出オーガ基部等のメンテナンス作業を行うことができる。また、梯子状の昇降用部材をグレンタンクの後方に設けて回動可能なカバーにて覆ったので、グレンタンクの後方スペースを有効に利用することができ、そのスペースに配設した梯子状の昇降用部材を保護できる。また、機体フレームの後部に立設されたオーガ支持フレームには、縦コンベアが回動自在に強固に支持されており、該縦コンベアを回動中心として、前記グレンタンクが側方に回動できる構成であるので、縦コンベアをグレンタンクの回動枢支軸に兼用できるのである。さらに、前記グレンタンクと共に昇降用部材が回動するように構成したので、グレンタンクの近傍に昇降用部材を配置でき、グレンタンクを回動させた状態においても昇降用部材が利用できるとともに、グレンタンクを回動させるときに、グレンタンクと昇降用部材との干渉を防止することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006851 【氏名又は名称】ヤンマー農機株式会社
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| 【出願日】 |
平成9年4月30日(1997.4.30) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100080621 【弁理士】 【氏名又は名称】矢野 寿一郎
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| 【公開番号】 |
特開2002−281817(P2002−281817A) |
| 【公開日】 |
平成14年10月2日(2002.10.2) |
| 【出願番号】 |
特願2002−25044(P2002−25044) |
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