| 【発明の名称】 |
脱穀機の脱穀用側板 |
| 【発明者】 |
【氏名】松田 善正
【氏名】大崎 正美
【氏名】伊藤 孝司
【氏名】釘宮 啓
【氏名】澤村 亮
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| 【要約】 |
【課題】脱穀室内、及び揺動選別装置等の点検、修理、及び清掃等を容易にしようとするものである。
【解決手段】穀稈を脱穀する脱穀室5と、排塵物を再脱穀処理する処理室7と、穀粒と藁屑とに揺動選別する揺動選別装置25等は、前後、及び左右の各側板22a,22b,22c,22dで形成した箱体22へ内装し、この左側板22cには、開閉自在に開閉側板22eを設けると共に、この開閉側板22eの外側には、外装用カバー3aを設け、又、内側面には、脱穀網23からの漏下物を揺動選別装置25へ流下案内する案内板22hを設けた構成である。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 穀稈を脱穀する前後方向に扱胴4を内装した脱穀室5と、該脱穀室5から排塵物の供給を受けて再脱穀処理する前後方向に処理胴6を内装した処理室7と、脱穀済み穀粒及び藁屑等の供給を受けて揺動選別する揺動選別装置25等を前・後側板22a,22b及び左・右側板22c,22dで箱形状に形成した箱体22へ内装して設けた脱穀機において、左側板22cの扱胴4近傍部の一部に開閉側板22eを設けて開閉自在に構成すると共に、該開閉側板22eの外側面には、外装用カバー3aを設けたことを特徴とする脱穀機の脱穀用側板。 【請求項2】 前記開閉側板22eの内側面には、脱穀室5下部の脱穀網23から漏下する漏下物を下側の揺動選別装置25へ流下案内する案内板22hを設けたことを特徴とする請求項1に記載の脱穀機の脱穀用側板。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、穀稈を脱穀する脱穀室と、排塵物を再脱穀処理する処理室と、穀粒と藁屑とに揺動選別する揺動選別装置等は、前後、及び左右の各側板で形成した箱体へ内装し、この左側板に設ける開閉側板に関する技術であり、脱穀機の脱穀用側板として利用できる。 【0002】 【従来の技術】脱穀機を載置したコンバインで立毛穀稈の収穫作業は、このコンバインの走行車台の前部に設けた刈取機で立毛穀稈は刈取りされ、この刈取り穀稈は、この刈取機で後方上部へ移送されて、走行車台の上側へ載置した脱穀機の脱穀室内へ供給され、この脱穀室の扱胴で前部から後部へ移送中に、脱穀され、脱穀済み穀粒、及び発生した一部の藁屑等は、脱穀室下部の脱穀網から漏下して、揺動選別装置へ供給される。 【0003】又、前記脱穀室から未処理の排塵物は、処理室内へ供給され、この処理室の処理胴で後部から前部へ移送中に再脱穀処理され、再脱穀処理済み穀粒、及び一部の藁屑等は、処理室下部の排塵網から漏下して、揺動選別装置へ供給される。前記揺動選別装置へ脱穀網、及び排塵網から漏下供給された穀粒、及び藁屑と、脱穀室の排出口、及び処理室の排塵排出口から排出される少量の穀粒、及び藁屑は、この揺動選別装置で穀粒と、藁屑等に揺動選別され、選別済み穀粒は、穀粒貯留タンク内へ供給されて一時貯留される。又、選別された藁屑等は、この揺動選別装置の移送終部から機外へ排出される。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】収穫作業中に脱穀室部に不具合が発生したときに、点検、及び部品交換するとき、又は作業終了後に脱穀室部の清掃、及び揺動選別装置に引掛った藁屑等を除去して清掃を行うときには、これら脱穀室、及び揺動選別装置等を清掃する掃除口が設けられていなく、このために、扱胴、及び揺動選別装置を取り外して行っていたことにより、手間と時間とが掛っていたが、この発明により、これらの問題点を解決しようとするものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】このために、この発明は、請求項1の発明においては、穀稈を脱穀する前後方向に扱胴4を内装した脱穀室5と、該脱穀室5から排塵物の供給を受けて再脱穀処理する前後方向に処理胴6を内装した処理室7と、脱穀済み穀粒及び藁屑等の供給を受けて揺動選別する揺動選別装置25等を前・後側板22a,22b及び左・右側板22c,22dで箱形状に形成した箱体22へ内装して設けた脱穀機において、左側板22cの扱胴4近傍部の一部に開閉側板22eを設けて開閉自在に構成すると共に、該開閉側板22eの外側面には、外装用カバー3aを設けたことを特徴とする脱穀機の脱穀用側板としたものである。 【0006】請求項2に記載の発明においては、開閉側板22eの内側面には、脱穀室5下部の脱穀網23から漏下する漏下物を下側の揺動選別装置25へ流下案内する案内板22hを設けたことを特徴とする請求項1に記載の脱穀機の脱穀用側板としたものである。 【0007】 【発明の作用】脱穀機を載置したコンバインで立毛穀稈の収穫作業は、このコンバインの走行車台の前部に設けた刈取機で立毛穀稈は刈取りされ、この刈取り穀稈は、この刈取機で後方上部へ移送されて、走行車台の上側へ載置した脱穀機へ供給され、この脱穀機の脱穀室5の扱胴4で前部から後部へ移送中に脱穀され、脱穀済み穀粒、及び発生した一部の藁屑等は、脱穀室5下部の脱穀網23から漏下して、揺動選別装置25へ供給される。 【0008】又、前記脱穀室5から未処理の排塵物は、処理室7内へ供給され、この処理室7の処理胴で後部から前部へ移送中に再脱穀処理され、再脱穀済み穀粒、及び一部の藁屑等は、処理室7下部の排塵網から漏下して、揺動選別装置25へ供給される。 【0009】前記揺動選別装置25へ脱穀網23、及び排塵網から漏下供給された穀粒、及び藁屑と、脱穀室5の排出口、及び処理室7の排塵排出口7aから排出される少量の穀粒、及び藁屑は、この揺動選別装置25で穀粒と藁屑等とに揺動選別され、選別済み穀粒は、穀粒貯留タンク内へ供給されて一時貯留される。又、選別された藁屑等は、この揺動選別装置25の移送終端部から機外へ排出される。 【0010】この収穫作業中に前記脱穀室5部で不具合が発生したときに、点検、及び部品を交換するとき、又は作業終了後に脱穀室5部の清掃、及び揺動選別装置25に引掛った藁屑等を除去して清掃を行うときは、これら脱穀室5、処理室7、及び揺動選別装置25等を前・後側板22a,22b、及び左・右側板22c,22dで箱形状に形成した箱体22内へ内装して設けた脱穀機のこの左側板22cの扱胴4近傍部の一部に開閉自在に設けた開閉側板22eを開状態に操作するか、又はこの開閉側板22eを取り外して、脱穀室5部と、揺動選別装置25部とを開放状態にして、これら脱穀室5部、及び揺動選別装置25部を点検、及び補修を行うと共に、清掃を行う。 【0011】この収穫作業中は開閉側板22eの内側面に設けた案内板22hにより、脱穀網23から漏下する穀粒、及び藁屑等を揺動選別装置25上へ流下案内して分散供給される。 【0012】 【発明の効果】請求項1に記載の発明においては、脱穀室5と、処理室7と、揺動選別装置25等を内装する前・後側板22a,22b、及び左・右側22c,22dで形成する箱体22のこの左側板22cの扱胴4の近傍部の一部には、開閉側板22eを開閉自在に設けたことにより、この開閉側板22eを開操作、又は取り外し操作することにより、脱穀室5部、及び揺動選別装置25部が開放状態になることにより、点検、補修、及び清掃等を容易に行える。又、これらを短時間で行うことができる。更に外装用カバー3aを開閉側板22eの外側面に設けたことにより、強度アップすることができる。 【0013】請求項2に記載の発明においては、前記開閉側板22eの内側面には、脱穀網23から漏下する穀粒、及び藁屑等を流下案内する案内板22hを設けて、揺動選別装置25へ供給することにより、これら穀粒、及び藁屑等はこの揺動選別装置25へ分散されて供給されることになり、選別性能を向上させることができる。又、この開閉側板22eの強度アップができる。 【0014】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。コンバイン1の走行車台2の上側に載置した脱穀機3について説明する。この走行車台2の上側には、穀稈を脱穀する脱穀3を載置し、この脱穀機3の前・後側板22a,22b、及び左・右側板22c,22dで箱形状の箱体22を形成し、この左側板22cには、開閉側板22eを開閉自在に設けた構成である。この開閉側板22eを設けた箱体22を主に図示して説明する。 【0015】前記コンバイン1の走行車台2の下側には、図1〜図4で示す如く土壌面を走行する左右一対の走行クローラ8aを張設した走行装置8を配設し、走行車台2の上側には、穀稈を脱穀する脱穀機3を載置した構成である。又、走行車台2の前側の刈取機9で立毛穀稈を刈取りし、この刈取り穀稈はこの刈取機9で後方上部へ移送され、脱穀機3へ供給して脱穀し、脱穀済みで選別済み穀粒を回収して、一時貯留する穀粒貯留タンク10は、脱穀機3の右横側で走行車台2の上側に配設した構成である。 【0016】前記脱穀機3の前方部で走行車台2の前側には、図2で示す如く刈取機9を設け、この刈取機9は前端部より、刈取りする穀稈を分離する分草体11を設け、この分草体11の上側には、刈取る穀稈を引起し、及び掻込するリール杆12a等を装着した略6角形状のリール装置12は、支持装置13で上下回動自在で、回転自在に軸支した構成である。 【0017】前記分草体11の後側には、穀稈を刈取る刈刃装置14と、刈取りした穀稈は、左右両側から中央部より、左側寄りへ向けて掻込移送する左・右側板15a,15b間に回転自在に軸支した掻込移送ローラ15と、この掻込移送ローラ15から穀稈を引継ぎ後方上部へ移送して、脱穀機3へ供給する箱形状の移送ケース16aと、上部移送ケース16bとに内装した回転自在な移送コンベア16を設け、この移送ケース16aの上側面で移送終端部近傍には、この移送ケース16a内の塵埃を吸引し、排出する吸引ファン17を回転自在に設けた構成である。 【0018】前記脱穀機3の前部には、図2で示す如くコンバイン1を始動、停止、及び各部を調節等の操作を行う操作装置18aと、これらの操作を行う作業者が搭乗する操縦席18bとは、操作室ケース19aで形成した操作室19b内に設けた構成である。この操縦席18bの下側で、走行車台2上側には、エンジン20を載置すると共に、後方部には、穀粒貯留タンク10を配設した構成である。これら走行装置8と、刈取機9と、脱穀機3と、エンジン20等により、コンバイン1の機体1aを形成した構成である。 【0019】前記脱穀機3は、図1〜図4で示す如く移送コンベア16から供給される穀稈を受け、脱穀、及び選別等を行う構成である。脱穀済みで選別済みの穀粒は、穀粒貯留タンク10内へ移送ベルト21aと、この移送ベルト21aへ所定間隔で装着したバケット21bとを内装した揚穀装置21のこのバケット21bで揚送して供給する構成である。 【0020】前記脱穀機3は、供給された穀稈を脱穀する脱穀室5を前後方向に、前・後側板22a,22b、及び左・右側板22c,22d形成した機体22内に形成した構成であり、この脱穀室5内には、外周部の移送始端部側に扱胴螺旋プレスト4aと、移送終端部に扱胴排出爪4bとを固着した扱胴4を回転自在に軸支した構成である。この扱胴4の扱胴螺旋プレート4aの外周部の下側には、脱穀網23を張設した構成である。この脱穀室5内へ供給された穀稈は、前部から後部へ向けて移送中に脱穀され、脱穀済み穀粒と、発生した一部の藁屑等は、脱穀網23から後述する選別室24へ内装した揺動選別装置25上へ漏下する構成である。 【0021】前記脱穀室5の後端部の一方側には、排出口26aを設け、藁屑、稈切、及び少量の穀粒を揺動選別装置25上へ排出する構成である。又、他方側には、供給口26bを設け、この供給口26bから処理室7内へ未処理の排塵物を供給する構成である。 【0022】前記左側板22aには、図1、及び図2で示す如くこの左側板22の扱胴4の近傍部には、所定の大きさの開口22fを設け、この開口22f部には、開閉側板22eを開閉自在、又は着脱自在に設けた構成である。この左側板22の開口22f部の上下両側には、複数個の上・下受具23a,23bを固着して設けた構成である。 【0023】前記開閉側板22eの上下両側には、図1で示す如く複数個の上・下掛具23c,23dを設けた構成であり、この上・下掛具23c,23dを左側板22cの上・下受具23a,23bへ係合させて、この開閉側板22e装着した構成である。又、この下掛具23dを回動中心として、開閉側板22eを外側へ開閉自在な構成である。又、上・下掛具23c,23dを上・下受具23a,23bから取り外すことにより、この開閉側板22eを取り外しできる構成である。この開閉側板22eの外側面には、複数個の支持板23eを固着して設け、この各支持板23eには、外装用カバー3aを固着して設けた構成である。この外装用外カバー3a以外の箇所には、大外装用カバー3bを装着した構成である。 【0024】前記開閉側板22eを開操作、又は取り外し操作することにより、左側板22cの開口22f部が開状態となり、脱穀室5部、及び揺動選別装置25部が開放状態になる構成である。これにより、前記開閉側板22eを開操作、又は取り外し操作すると、脱穀室5部、及び揺動選別装置25部が開放状態になることにより、点検、補修、及び清掃等を容易に行える。又、これらを短時間で行うことができる。更に外装用カバー3aを開閉側板22eに設けたことにより、この開閉側板22eを強度アップすることができた。 【0025】前記開閉側板22eの内側面には、図1で示す如く脱穀室5の下側に張設した脱穀網23から漏下する穀粒、及び藁屑等を、下側の揺動選別装置25へ流下案内する案内板22hを内側下部へ傾斜状態に固着して設けた構成である。これにより、前記開閉側板22eの内側面へ案内板22hを設けたことにより、脱穀網23から漏下する穀粒、及び藁屑等は、流下案内されて揺動選別装置25へ供給されることにより、分散されて供給されることとなり、選別性能を向上させることができる。又、この開閉側板22eを強度アップすることができる。 【0026】前記処理室7は、図1、図3、及び図4で示す如く脱穀室5の右横側で前後方向に形成した構成である。この処理室7内には、外周部の移送始端部側には、処理胴螺旋プレート6aと、移送終端部側には、処理胴爪6bとを固着した処理胴6を回転自在に軸支した構成である。この処理胴6の処理胴螺旋プレート6a、及び処理胴爪6bの外周部の下側には、排塵網27を張設した構成である。この処理室7内へ脱穀室5に設けた供給口26bから供給された排塵物は後部から前部へ向けて移送中に再脱穀処理され、脱穀済み穀粒と、一部の藁屑等は、排塵網27から選別室24へ内装した揺動選別装置25上へ漏下する構成である。この処理室7の移送終端部には、排塵排出口7aを設けた構成である。 【0027】前記脱穀室5内へ供給された穀稈は、図3で示す如く前部から後部へ移送中に脱穀され、又、この脱穀室5から処理室7内へ供給された排塵物は、後部から前部へ移送中に再脱穀処理されることにより、この処理室7を脱穀室5と略同じ長さに形成することができ、これにより、処理室7内での処理能力がアップして、三番飛散粒が減少し、穀粒のロスを減少させることができる。 【0028】前記脱穀室5の下面部(イ)である脱穀網23の下側面部と、処理室7の下面部(ロ)である排塵網27の下側面部とは、図4で示す如く上下方向に略同じ位置にして設けた構成である。前記処理室7に内装して軸支した処理胴6の回転方向は、脱穀室5に内装して軸支した扱胴4の回転方向とは、図1、及び図4で示す如く同じ方向へ回転駆動すべく設けた構成である。 【0029】前記処理室7を形成する外側の右側板22dの突出部で、揚穀装置21の前側、及び二番還元筒33の後側の各近傍部には、図3、及び図4で示す如くこの処理室7内を点検する前・後点検窓39a,39bを開閉自在に設けた構成である。 【0030】前記処理室7へ内装した処理胴6の移送始端部(ハ)位置は、図3で示す如く脱穀室5の供給口26b部の終端部(ニ)位置と略同じ位置とするか、又は前方に位置させて設けた構成である。前記処理室7へ内装した処理胴6の移送終端部(ホ)位置は、図3で示す如く脱穀室5へ内装した扱胴4の穀稈を取り込みする傾斜部4cの終端部(ヘ)より、後方に位置させて設けた構成である。 【0031】前記脱穀室5、及び処理室7の下側には、図1、及び図3〜図5で示す如く選別室24を形成し、この選別室24内には、これら脱穀室5の脱穀網23と、移送終端部の排出口26aと、処理室7の排塵網27と、移送終端部の排塵排出口7aからの漏下物、及び排塵物である穀粒、及び藁屑等の供給を受けて、揺動選別する揺動選別装置25を設けた構成である。 【0032】前記揺動選別装置25は、図3、及び図5で示す如く前部より、順次移送棚28aと、チャフシーブ28bと、ストローラック28cと、揺動棚28dとを設けると共に、このチャフシーブ28bの下側には、グレンシーブ28eを設けた構成である。又、このチャフシーブ28bは移送角度を調節可能に構成し、漏下量を調節できる構成である。前方部(上手側)で、この揺動選別装置25の前端部には、揺動支点29aを設けると共に、後方部(下手側)で、後端部の近傍には、揺動カム29bを設け、この揺動選別装置25を揺動自在に吊り下げ状態に設けて、揺動選別する構成である。 【0033】前記揺動選別装置25の略一線状に設けた各チャフシーブ28bは、図5で示す如く前後に分割し、前チャフシーブ郡37aと、後チャフシーブ郡37bとに分割し、この分割位置は一番選別棚31の後端の上方部位置で分割した構成である。これら前・後チャフシーブ郡37a,37bの各チャフシーブ28bを支持して移送角度を調節する前・後支持杆38a,38b、及び前・後調節アーム38c,38dは個別に設けて、前チャフシーブ郡37aと後チャフシーブ郡37bとは、別々に移送角度を調節可能に形成した構成である。 【0034】これにより、前記揺動選別装置25の各チャフシーブ28bを、前・後チャフシーブ郡37a,37bに一番選別棚31の後端の上方部位置で分割したことにより、脱穀機3の脱穀室5の能率に応じた最も良い穀粒の選別、及び穀粒損失の減少を図ることができる。 【0035】前記揺動選別装置25のグレンシーブ28eの4辺の外周部の前後両側、及び左右両側には、図6で示す如く補強枠板40aを設けると共に、左・右両側の一方側には、取付板40bを設けた構成である。前記揺動選別装置25の左右両側の左・右枠板25a,25a間に設けた移送棚28aの後端部の裏面側には、図7で示す如くクランク形状の前受板25bを固着して設けると共に、左枠板25aには、L字形状の横受板25cを設けた構成である。 【0036】前記グレンシーブ28eの前後両側、及び右側の外端部には、補強枠板40aを固着して設けると共に、左側の外端部には、図6で示す如く取付板40bを固着して設け、グレンシーブ組付品40を形成した構成である。このグレンシーブ組付品40を前・横受板25b,25c部へ挿入し、取付板40bをボルト、及びナットにより、右枠板25aへ装着する構成であり、これによって着脱自在な構成である。 【0037】これにより、前記グレンシーブ28eの外周部に、補強枠板40aと取付板40bとを設けたことにより、このグレンシーブ28eが強度アップされ、これによって、グレンシーブ組立品40は着脱自在であり、又、装着は挿入し、右側部のみの締付であり、交換が容易である。 【0038】前記揺動選別装置25の移送始端部(下手側)の下側には、送風羽根30aを回転自在に内装した送風機30を設け、この送風機30で起風した選別風を送風して、穀粒と塵埃とに風選別する構成である。この送風機30で送風選別された塵埃と、揺動選別装置25で揺動選別された藁屑、及び稈切等は機外へ排出される構成である。 【0039】前記送風機30の下手側の先端部には、一番選別棚31で流下選別された穀粒を収容し、一番螺旋31aにより、横移送する一番受樋31bの上手側と接続させ、この一番受樋31bの下手側は一番選別棚31と接続した構成である。前記一番螺旋31aで横移送された選別済み穀粒は、揚穀装置21で引継ぎし、この揚穀装置21のバケット21bで揚送して、穀粒貯留タンク10内へ供給されて一時貯留する構成である。 【0040】前記一番受樋31bの後側(下手側)で、一番選別棚31の下側には、揺動選別装置25の揺動棚28dで流下選別された未脱穀処理物(二番物)を収容し、二番螺旋32aにより、横移送する二番受樋32を設けた構成である。この二番受樋32の上手側の上端部は、一番選別棚31の上端部と接続させると共に、下手側の上端部は、揺動選別装置25の揺動棚28dの下端部近傍の下側へ重合させて設けた構成である。この揺動棚28dの後端部は機外へ開放した構成である。 【0041】前記二番螺旋32aで横移送された未脱穀処理物(二番物)を引継ぎして、処理室7の前後方向の略中間位置へ還元する二番還元筒33を設けた構成である。この二番還元筒33内には、図3で示す如く二番移送ベルト33aを張設し、この移送ベルト33aには、二番物を揚送する移送板33b、又はバケット33bを所定間隔に設けた構成である。この二番還元筒33の上端部には、処理室7の前後方向略中間位置へ還元する筒形状の投出漏斗33cを設けた構成である。 【0042】前記二番受樋32の上手側には、補助送風機34を設け、この二番受樋32の上端部に設けた送風口32bへ送風して、二番物の選別性能の向上を図った構成である。前記穀粒貯留タンク10内へ貯留した穀粒を機外へ排出するこの穀粒貯留タンク10の後側には、縦移送螺旋35aを内装した排出支持筒35を略垂直姿勢で回動自在に装着して設け、この排出支持筒35の上端部には、その全長がコンバイン1の前後長に亘る機外へ穀粒を排出する排出螺旋36aを伸縮自在に内装した排出オーガ36を伸縮自在、上下回動自在、及び左右旋回自在に横方向へ配設した構成である。 【0043】前記穀粒貯留タンク10の後側板外側面と、排出支持筒35との間には、図8〜図10で示す如く引継ケース41aと、引継ケース下カバー41bと、引継螺旋41c等よりなる引継移送装置41を設けると共に、エンジン20を設けた構成である。 【0044】前記穀粒貯留タンク10の底部には、図8〜図10で示す如くタンク螺旋10aを内装して設け、このタンク螺旋10aの後端部は、この穀粒貯留タンク10の後側外面に設けた前・後タンクメタル10b,10cで軸支した構成である。このタンク螺旋10a軸の後端部には、クラッチ10dを軸支して設けた構成である。これら前・後タンクメタル10b,10cは接合ピン10eで接続した構成であり、この接合ピン10eの取り外すことにより、穀粒貯留タンク10は外方向へ回動自在な構成である。 【0045】前記引継ケース41aに内装した引継螺旋41c軸の移送始端部は、後タンクメタル10cで軸支した構成であると共に、移送始端部には、クラッチ41dを設け、このクラッチ41dとタンク螺旋10aのクラッチ10dとは、噛合した構成である。引継螺旋41c軸の移送後端部には、後軸42を設け、この後軸42は排出支持筒35の下部に設けた支持筒下メタル35bで軸支した構成である。この後軸42の後端部で、この支持筒下メタル35bの外側には、入力プーリ42aを軸支して設けた構成である。 【0046】前記後軸42に軸支したギヤー42bと、排出支持筒35に内装した縦移送螺旋35a軸に軸支したギヤー35cとは、噛合した構成である。入力プーリ42aからの動力の入力により、引継螺旋41c、タン螺旋10a、縦移送螺旋35a,移送螺旋43a、及び排出螺旋36a等が回転駆動される構成である。 【0047】前記排出支持筒35の上端部と、排出オーガ36の移送始端部との間を接続するオーガケース43を設け、このオーガケース43内には、移送螺旋43aを内装した構成である。前記引継移送装置41の引継ケース41aには、図10で示す如く前後方向所定長さで、略下半分に開口41eを設け、この開口41e部には、図11、及び図12で示す如く略半円形状で、一方側の端部には、締付部44aを設けた引継ケース下カバー41bをボルト、及びナット等により、引継ケース41aへ装着する構成であると共に、他方側の端部には、支持板部44bを設け、この支持板部44b部を引継ケース41aに設けた受具板(図示せず)で支持させて、この引継ケース下カバー41bを着脱自在な構成である。 【0048】これにより、前記引継ケース下カバー41bは収穫する穀粒の大豆と、稲麦等により、この引継ケース下カバー41bは目抜き、又は目抜きなし材等によって形成されていて、収穫する穀粒により、取り換える必要があるが、着脱が容易な構成にしたことにより、取り換えが容易であり、又、掃除等のメンテナンスが容易になった。 【0049】前記穀粒貯留タンク10と排出支持筒35との間には、引継装置41を設けると共に、この穀粒貯留タンク10側には、この穀粒貯留タンク10の開閉支点を設けた構成であり、更にエンジン20を機体後方に配設した構成であると、穀粒貯留タンク10と排出支持筒35との間の隙間が広くなるが、引継装置41を設け、尚かつ穀粒貯留タンク10の開閉支点を設けたことで、良好な前後バランスにすることができた。 【0050】図10で示す如く前記支持筒下メタル35bを穀粒貯留タンク10の後側に設けた前・後タンクメタル10b,10cに変えて使用する構成とするもよい。これにより、コスト低減が可能である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000125 【氏名又は名称】井関農機株式会社
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| 【出願日】 |
平成13年3月7日(2001.3.7) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2002−262645(P2002−262645A) |
| 【公開日】 |
平成14年9月17日(2002.9.17) |
| 【出願番号】 |
特願2001−63532(P2001−63532) |
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