トップ :: A 生活必需品 :: A01 農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業




【発明の名称】 コンバインにおける穀粒排出用オーガの操作装置
【発明者】 【氏名】仲島 鉄弥

【要約】 【課題】オーガを機体後方側領域だけでなく機体前方側領域に旋回させた状態で穀粒排出作業を行う場合であっても、オーガの移動操作の指令を操作者が楽な姿勢で行い易うことを可能にする。

【解決手段】機体に対して昇降操作自在に、且つ、その先端部の穀粒排出口10が機体前方側領域並びに機体後方側領域の夫々にわたり旋回操作可能な穀粒排出用オーガ9と、その旋回及び昇降の作動を制御する制御手段Hとが備えられ、旋回指令並びに昇降指令を指令する手動操作式の指令手段が、運転座席49よりも機体後方側個所に位置させて運転座席49から操作可能な後方向き姿勢用の操作部KSと、運転座席49よりも機体前方側個所に位置させて運転座席49から操作可能な前方向き姿勢用の操作部ZSとを夫々備えて構成されている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 旋回用アクチュエータにより機体に対して旋回操作自在に且つ昇降用アクチュエータにより機体に対して昇降操作自在に備えられた穀粒排出用オーガと、前記穀粒排出用オーガを旋回させるための旋回指令、並びに、前記オーガを昇降させるための昇降指令を指令する手動操作式の指令手段と、前記指令手段の指令情報に基づいて、前記旋回用アクチュエータ及び前記昇降用アクチュエータの作動を制御する制御手段とが備えられ、前記穀粒排出用オーガが、その先端部の穀粒排出口が機体前方側領域並びに機体後方側領域の夫々にわたり旋回操作可能に構成されているコンバインにおける穀粒排出用オーガの操作装置であって、前記指令手段が、運転座席よりも機体後方側個所に位置させて前記運転座席から操作可能な状態で備えられる後方向き姿勢用の操作部と、前記運転座席よりも機体前方側個所又は前記運転座席の機体横側個所に位置させて前記運転座席から操作可能な状態で備えられる前方向き姿勢用の操作部とを夫々備えて構成されているコンバインにおける穀粒排出用オーガの操作装置。
【請求項2】 機体前部に備えられた刈取部を昇降させる刈取昇降手段、機体の進行方向を切り換える操向操作手段、前記運転座席よりも機体前方側個所に位置させて前記運転座席から操作可能な状態で前記刈取部の昇降を指令するための昇降指令を指令する昇降指令手段、及び、前記運転座席よりも機体前方側個所に位置させて前記運転座席から操作可能な状態で機体の進行方向を指令するための操向指令を指令する操向指令手段が設けられ、前記制御手段が、前記オーガが穀粒排出を実行している穀粒排出状態であれば穀粒排出モードに切り換わり、前記穀粒排出状態でなければ通常モードに切り換わるように構成され、前記通常モードにおいては、前記昇降指令手段の指令に基づいて前記刈取部を昇降させるとともに、前記操向指令手段の指令に基づいて機体の進行方向を切り換えるように、前記刈取昇降手段及び前記操向操作手段の作動を制御し、前記穀粒排出モードにおいては、前記昇降指令手段の指令に基づいて前記穀粒排出用オーガを昇降させるとともに、前記操向指令手段の指令に基づいて前記穀粒排出用オーガを旋回させるように、前記昇降用アクチュエータ及び前記旋回用アクチュエータの作動を制御するように構成され、前記昇降指令手段及び前記操向指令手段を、前記手動操作式の指令手段における前記前方向き姿勢用の操作部として兼用する構成となっている請求項1記載のコンバインにおける穀粒排出用オーガの操作装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、旋回用アクチュエータにより機体に対して旋回操作自在に且つ昇降用アクチュエータにより機体に対して昇降操作自在に備えられた穀粒排出用オーガと、前記穀粒排出用オーガを旋回させるための旋回指令、並びに、前記オーガを昇降させるための昇降指令を指令する手動操作式の指令手段と、前記指令手段の指令情報に基づいて、前記旋回用アクチュエータ及び前記昇降用アクチュエータの作動を制御する制御手段とが備えられ、前記穀粒排出用オーガが、その先端部の穀粒排出口が機体前方側領域並びに機体後方側領域の夫々にわたり旋回操作可能に構成されているコンバインにおける穀粒排出用オーガの操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記構成のコンバインは、圃場内での刈取作業によって収穫した穀粒を、前記穀粒排出用オーガにより、例えば畦上に設置されている運搬車の荷台等に排出させるために、穀粒排出用オーガを旋回したり昇降させながら、その先端部の穀粒排出口を運搬車の荷台上に移動させることができるようにしたものである。ところで、このような穀粒排出作業を行う場合、作業者は、機体走行用の操縦操作を行いながら機体を排出用の位置に移動させた後、穀粒排出用オーガを旋回移動操作することになるので、穀粒排出用オーガを操作するための手動操作式の指令手段は、機体運転部の近くに設けておくと、操作が行い易いものとなる。
【0003】そこで、従来では、例えば特開2000−270671号公報に示されるように、運転部に近い箇所に設けられる手動操作式の指令手段として、運転座席の機体後方側に位置させて設けられる構成のものがあった。説明を加えると、穀粒を排出させる場合には、機体上方側に引退して格納される格納位置から、その先端側の穀粒排出口が機体の後方側領域に位置するようにオーガを旋回操作させて、例えば、運搬用トラックの荷台に穀粒を排出させる作業を行う場合が多く、しかも、このようなオーガの旋回操作を機体操縦部から行う場合に、操作者は、例えば荷台内部の穀粒の貯留量を均平化させるために、目視で確認しながらオーガ先端側の穀粒排出口の排出位置を微調節しながら少しづつ移動させる微調節操作を行うことがある。
【0004】このような穀粒排出作業を行う場合には、上記したようにオーガは運転座席よりも機体後方側の領域に旋回操作した状態となるので、操作者は機体後方側に向かうような後向き姿勢で作業を行うことになる。そこで、上記したような後向き姿勢での操作を行い易くするために、前記手動操作式の指令手段が運転座席の後方側箇所に設けられる構成となっているのである。
【0005】ところで、上記従来構成では、オーガを手動操作させるための操作手段として、オーガの先端側個所に位置する先端側操作具が備えられる構成となっているが、これは、運搬車側に存在する補助作業者が操作するためのものであって、補助作業者がいない場合には、機体運転部で操縦を行っている作業者は操作することはできないので、このような作業者は運転座席の後方側箇所に設けられた手動操作式の指令手段を操作することになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記穀粒排出用オーガによる穀粒排出作業を行う場合、先端側の穀粒排出口が機体の後方側領域に旋回している状態で作業を行う場合が多いのであるが、穀粒排出作業としては、常に、このようなオーガ先端側の穀粒排出口を運転座席よりも機体後方側の領域に旋回した状態で行うとは限らず、そのときの作業状況によっては、穀粒排出口を、例えば、機体の横一側方の斜め前方側個所に位置させた状態、すなわち、オーガ先端側の穀粒排出口を運転座席よりも機体前方側の領域に旋回させた状態で穀粒排出作業を行うような場合もある。
【0007】しかし、上記従来構成においては、このように穀粒排出口が機体前方側の領域に位置する場合であっても、運転座席の後方側に設けられた手動操作式の指令手段を操作してオーガの移動操作を行わなければならず、操作が行い難いものとなる不都合が生じていた。すなわち、穀粒排出作業を行う場合、上述したように、目視で確認しながら、オーガ先端側の穀粒排出口の排出位置を微調節して少しづつ変化させる微調節操作を行うことがあるが、穀粒排出口は、機体前方側の領域に位置するにもかかわらず、手動操作式の指令手段が運転座席の後方側に設けられているので、機体後方側に向いた姿勢で操作する必要があり、穀粒排出位置の微調節操作が行い難く煩わしいものとなっていた。
【0008】本発明はかかる点に着目してなされたものであり、その目的は、オーガの先端側の穀粒排出口を機体後方側領域に旋回させた状態だけでなく、前記穀粒排出口を機体前方側領域に旋回させた状態で穀粒排出作業を行う場合であっても、オーガの移動操作の指令を操作者が行い易いものとなるコンバインにおける穀粒排出用オーガの操作装置を提供する点にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1によれば、旋回用アクチュエータにより機体に対して旋回操作自在に且つ昇降用アクチュエータにより機体に対して昇降操作自在に備えられた穀粒排出用オーガと、前記穀粒排出用オーガを旋回させるための旋回指令、並びに、前記オーガを昇降させるための昇降指令を指令する手動操作式の指令手段と、前記指令手段の指令情報に基づいて、前記旋回用アクチュエータ及び前記昇降用アクチュエータの作動を制御する制御手段とが備えられ、前記穀粒排出用オーガが、その先端部の穀粒排出口が機体前方側領域並びに機体後方側領域の夫々にわたり旋回操作可能に構成されているコンバインにおける穀粒排出用オーガの操作装置において、前記指令手段が、運転座席よりも機体後方側個所に位置させて前記運転座席から操作可能な状態で備えられる後方向き姿勢用の操作部と、前記運転座席よりも機体前方側個所又は前記運転座席の機体横側個所に位置させて前記運転座席から操作可能な状態で備えられる前方向き姿勢用の操作部とを夫々備えて構成されていることを特徴とする。
【0010】すなわち、オーガ先端側の穀粒排出口を運転座席よりも機体後方側の領域に旋回した状態で穀粒排出作業を行う場合には、操作者は、機体後方側に向かうような後向き姿勢で後方向き姿勢用の操作部を用いて指令することができ、後向き姿勢にてオーガ先端側の穀粒排出口を目視にて確認しながら指令操作を行うことが可能で、排出位置の微調節操作等のオーガの移動操作が行い易いものとなる。又、前記穀粒排出口を運転座席よりも機体前方側の領域に旋回した状態で穀粒排出作業を行う場合には、操作者は、機体前方側に向かうような前向き姿勢で前方向き姿勢用の操作部を用いて指令することができ、前向き姿勢でオーガ先端側の穀粒排出口を目視にて確認しながら指令操作を行うことが可能であり、排出位置の微調節操作等のオーガの移動操作が行い易いものとなる。
【0011】従って、オーガの先端側の穀粒排出口を機体後方側領域に旋回させた状態だけでなく、前記穀粒排出口を機体前方側領域に旋回させた状態で穀粒排出作業を行う場合であっても、操作者が穀粒排出口を目視にて確認し易い姿勢になっている状態で操作を行うことができ、オーガの移動操作の指令を操作者が行い易いものとなるコンバインにおける穀粒排出用オーガの操作装置を提供できるに至った。
【0012】請求項2によれば、機体前部に備えられた刈取部を昇降させる刈取昇降手段、機体の進行方向を切り換える操向操作手段、前記運転座席よりも機体前方側個所に位置させて前記運転座席から操作可能な状態で前記刈取部の昇降を指令するための昇降指令を指令する昇降指令手段、及び、前記運転座席よりも機体前方側個所に位置させて前記運転座席から操作可能な状態で機体の進行方向を指令するための操向指令を指令する操向指令手段が設けられ、前記制御手段が、前記オーガが穀粒排出を実行している穀粒排出状態であれば穀粒排出モードに切り換わり、前記穀粒排出状態でなければ通常モードに切り換わるように構成され、前記通常モードにおいては、前記昇降指令手段の指令に基づいて前記刈取部を昇降させるとともに、前記操向指令手段の指令に基づいて機体の進行方向を切り換えるように、前記刈取昇降手段及び前記操向操作手段の作動を制御し、前記穀粒排出モードにおいては、前記昇降指令手段の指令に基づいて前記穀粒排出用オーガを昇降させるとともに、前記操向指令手段の指令に基づいて前記穀粒排出用オーガを旋回させるように、前記昇降用アクチュエータ及び前記旋回用アクチュエータの作動を制御するように構成され、前記昇降指令手段及び前記操向指令手段を、前記手動操作式の指令手段における前記前方向き姿勢用の操作部として兼用する構成となっていることを特徴とする。
【0013】すなわち、穀粒排出状態でなければ通常モードに切り換わり、この通常モードでは、昇降指令手段の指令に基づいて刈取部を昇降させるとともに、操向指令手段の指令に基づいて機体の進行方向を切り換えるように、刈取昇降手段及び操向操作手段の作動が制御される。例えば、圃場で刈取作業を行っているときは、通常モードに切り換えることで、操作者は、昇降指令手段を用いて刈取部を昇降させることができるとともに、操向指令手段を用いて機体の進行方向を切り換えることができるのである。この昇降指令手段や操向指令手段は、運転座席よりも機体前方側個所に位置させて前記運転座席から操作可能な状態で設けられているから、操作者は、機体前方側での刈取作業状況を目視しながら、刈取部の昇降操作や機体の操向操作を行うことができる。
【0014】つまり、昇降指令手段や操向指令手段は、刈取部の昇降操作や機体操向操作を指令する手動式の指令手段と、前記穀粒排出用オーガを旋回させるための旋回指令、並びに、前記オーガを昇降させるための昇降指令を指令する手動操作式の指令手段における前方向き姿勢用の操作部として兼用する構成となっている。
【0015】説明を加えると、オーガが穀粒排出を実行している穀粒排出状態であれば穀粒排出モードに切り換わり、この穀粒排出モードでは、昇降指令手段の指令に基づいて穀粒排出用オーガを昇降させるとともに、操向指令手段の指令に基づいて穀粒排出用オーガを旋回させるように、昇降用アクチュエータ及び旋回用アクチュエータの作動が制御される。昇降指令手段や操向指令手段は、上述したように運転座席よりも機体前方側個所に位置させて運転座席から操作可能な状態で設けられているから、操作者は、オーガの穀粒排出口を運転座席よりも機体前方側の領域に大きく張り出した状態で穀粒排出作業を行う場合に、手動操作による旋回指令や昇降指令を昇降指令手段や操向指令手段を用いて指令することにより、運転座席に着座した状態で機体前方側に向かうような前向き姿勢で、オーガ先端側の穀粒排出口を目視にて確認しながら指令操作を行うことが可能となる。
【0016】オーガの穀粒排出口を機体の後方側外方に旋回した状態で穀粒排出作業を行う場合には、後方向き姿勢用の操作部を操作することにより、機体後方側に向かうような後向き姿勢で、オーガ先端側の穀粒排出口を目視にて確認しながら指令操作を行うことが可能である。
【0017】従って、コンバインにおいては従来より既存の構成である刈取部の昇降操作や機体操向操作を指令する手動式の指令手段の構成を有効利用して、前方向き姿勢用の操作部を別途、オーガ専用の操作部として設けるような構成に比べて、指令手段の兼用化により操作構造の複雑化を招くといった不利の無い状態で、オーガの移動操作の指令を操作者が楽な姿勢で行い易いものとなり、請求項1を実施するのに好適な手段が得られる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明のコンバインにおける穀粒排出用オーガの操作装置の実施形態について図面に基づいて説明する。図1、図2に示すように、コンバインは、左右一対のクローラ走行装置1を備えた機体Vの前部に刈取部3が横軸芯周りに揺動操作自在な状態で付設され、機体Vには、操縦部2、刈取穀稈を脱穀・選別する脱穀装置としての脱穀部4、脱穀部4にて選別回収された穀粒を貯留するグレンタンク5、及びグレンタンク5に貯留された穀粒を機外に排出するための穀粒排出用のオーガ9等が装備されている。
【0019】前記刈取部3は、植立茎稈を分草する分草具31、植立穀稈を立姿勢に引起す引起し装置32、引起された穀稈の株元側を切断するバリカン型刈取装置33、刈り取られた穀稈を寄せ集めて後方へ搬送する補助搬送装置34、刈取られた穀稈を徐々に横倒れ姿勢に姿勢変更させながら後方に搬送する縦搬送装置35等を備えて、刈取昇降手段としての刈取昇降用油圧シリンダ36の伸縮操作により走行機体Vに対して横軸芯X1周りで昇降揺動自在に枢支されている。尚、刈取部3の機体に対する回動支点部には、刈取部3の走行機体Vに対する昇降位置を検出するポテンショメータ形式の昇降位置センサ37が設けられている。
【0020】次に、動力伝達系を図3に示す。機体Vに搭載されたエンジンEの出力は、脱穀クラッチ38を介して脱穀部4に伝達されるとともに、走行クラッチ39及び無段変速装置40を介してミッション部41に伝達される。ミッション部41に伝達された出力は、左右の操向用クラッチ42L,42Rにて各別に動力伝達が入り切りされる状態で左右のクローラ走行装置1L,1Rに伝達される一方、刈取クラッチ43を介して刈取部3に伝達される。前記エンジンEから前記左右の各クローラ走行装置1L、1R夫々への動力伝達を前記左右の操向用クラッチ42L,42Rによって各別に入り切りすることにより、左右のクローラ走行装置1L,1Rのうち動力伝達が切られた側に機体Vが旋回して、走行方向が修正されることになる。図中、44は脱穀クラッチ38の入切状態を検出する脱穀スイッチであり、この脱穀スイッチ44が、脱穀部4が非作動状態であるか否かを検出する脱穀状態検出手段に対応する。45はミッション部41内に設けられた車速センサであり、この車速センサ45は機体Vが走行停止しているか否かを検出する停止状態検出手段に対応する。
【0021】次に、刈取部3の昇降操作及び機体Vの操向操作を指令するための構成について説明する。図4に示すように、操縦部2の運転座席49の前方側には、刈取部3を手動で昇降操作するための刈取昇降レバーと走行機体Vを手動で左右に操向操作するステアリングレバーとに兼用構成された十字操作式の刈高操向レバー46が設けられ、この刈高操向レバー46の根元部には、図5に示すように、刈高操向レバー46の前後方向での揺動操作量を検出するための昇降用ポテンショメータ47及び刈高操向レバー46の左右方向での揺動操作量を検出するための操向用ポテンショメータ48が設けられている。そして、この刈高操向レバー46は前後方向並びに左右方向の夫々において中央側の中立位置に復帰付勢され、手動で後方側に揺動操作すると昇降用ポテンショメータ47の検出情報に基づいて刈取部3の上昇が指令され、前方側に揺動操作すると昇降用ポテンショメータ47の検出情報に基づいて刈取部3の下降が指令される構成となっており、又、刈高操向レバー46を左側に揺動操作すると操向用ポテンショメータ48の検出情報に基づいて左側への操向が指令される一方、右側に揺動操作すると旋回用ポテンショメータ48に検出情報に基づいて右側への操向が指令される構成となっている。
【0022】そして、図6に示すように、前記刈高操向レバー46に備えた握り部46aの上部側には、その握り部46aを握った手指にて押し操作自在な刈取上昇スイッチSW1及び刈取下降スイッチSW2の夫々が機体前後方向に並べて設けられている。刈取上昇スイッチSW1は機体後方側に位置し、刈取下降スイッチSW2は機体前方側に位置させる状態で配置されている。そして、刈取部3が上限位置付近に上昇しているときに刈取下降スイッチSW2を押すと刈取部3を下降目標位置まで自動的に下降作動させる自動下降作動が指令される一方、刈取部3が下降目標位置に下降しているときに刈取上昇スイッチSW1を押すと刈取部3を上限位置まで自動的に上昇作動させる自動上昇作動が指令される構成となっている。
【0023】つまり、刈高操向レバー46の握り部46aを握った手指にて、刈高操向レバー46に設けた刈取上昇スイッチSW1及び刈取下降スイッチSW2を操作すると、刈取部3の自動上昇及び自動下降が指令されるので、刈取上昇スイッチSW1及び刈取下降スイッチSW2の操作を、刈高操向レバー46を握った片手の操作にて行うことが容易にできる利点がある。
【0024】さらに、前記刈高操向レバー46の握り部46aの上部には、その握り部46aを握った手指にて押し操作自在な左操向スイッチSW3及び右操向スイッチSW4の夫々が、機体前方に向かって左側に左操向スイッチSW3が位置し、右側に右操向スイッチSW4が位置する状態で設けられている。そして、上記左操向スイッチSW3を押すと、その押している間、機体Vを左側に操向させる左操向指令が指令され、右操向スイッチSW4を押すと、その押している間、機体Vを右側に操向させる右操向指令が指令される構成となっている。これらの左操向スイッチSW3及び右操向スイッチSW4の操作についても、前記刈取上昇スイッチSW1及び刈取下降スイッチSW2と同様に、刈高操向レバー46を握った片手の操作にて容易に行うことができる。しかも、この左操向スイッチSW3や右操向スイッチSW4の操作による操向操作は、刈高操向レバー46の揺動操作による操向よりも低速で行う構成となっており、例えば刈取作業中に少しだけ機体の進行方向を修正する操作を行い易い利点がある。
【0025】前記刈取上昇スイッチSW1及び刈取下降スイッチSW2が、運転座席49よりも機体前方側個所に位置させて前記運転座席49から操作可能な状態で、刈取部の昇降を指令するための昇降指令を指令する昇降指令手段に対応する。一方、左操向スイッチSW3及び右操向スイッチSW4が、運転座席49よりも機体前方側個所に位置させて運転座席49から操作可能な状態で、機体の進行方向を指令するための操向指令を指令する操向指令手段に対応する。
【0026】次に前記グレンタンク5に貯留された穀粒を排出するための構成について説明する。図1、図2に示すように、グレンタンク5の底部に前後方向に沿う状態で底部スクリューコンベア7が設けられ、その底部スクリューコンベア7の搬送終端部から上方に向けて縦送りスクリューコンベア8が延設され、この縦送りスクリューコンベア8の上部に、オーガ9の基端部が横軸芯P1周りに揺動操作自在で、且つ、縦軸芯P2周りに旋回操作自在に装備されている。尚、図2には、オーガ9が格納用の旋回位置HPに旋回した状態を示し、この格納用の旋回位置HPに旋回した状態でオーガ9を下降させて格納用保持具としての受止具30に受け止めさせて、オーガ9を格納することになる(図1参照)。底部スクリューコンベア7には、底部コンベアスクリュー7Aが内装され、その底部コンベアスクリュー7Aの搬送始端部には、機体右前部に設けたエンジンEから底部スクリューコンベア7への動力伝達を断続するベルトテンション式の排出クラッチ13の出力プーリ13Aが装着されている。さらに、縦送りスクリューコンベア8には、底部コンベアスクリュー7Aにベベルギアを介して連動連結された縦コンベアスクリュー8Aと、それを覆うとともにグレンタンク5に連通接続された円筒ケース8Bとが設けられ、オーガ9には、縦コンベアスクリュー8Aにベベルギアを介して連動連結されたコンベアスクリュー9Aと、それを覆うとともに縦コンベアスクリュー8Aの円筒ケース8Bに回動ケース6を介して連通接続された円筒ケース9Bとが設けられている。そして、回動ケース6が、縦送りスクリューコンベア8の円筒ケース8Bに縦軸芯P2周りに相対回動可能に接続されるとともに、オーガ9の円筒ケース9Bに横軸芯P1周りに相対回動可能に接続されている。オーガ9の円筒ケース9Bにおける先端部には、下向き状態の穀粒排出口10が形成されている。つまり、底部コンベアスクリュー7A、縦コンベアスクリュー8A及びコンベアスクリュー9Aが、排出クラッチ13を介して伝達されるエンジンEの動力で駆動されて、グレンタンク5に貯留された穀粒をオーガ9の排出口10から排出するように構成されている。
【0027】オーガ9の旋回操作の駆動手段について説明すると、図7に示すように、回動ケース6の外側面に、旋回駆動用の大径ギア11が固着され、その大径ギア11に咬合するピニオンギア12aを回転駆動する旋回用電動モータM1が縦送りスクリューコンベヤ8に固定され、もって、旋回用電動モータM1を正逆転駆動するに伴って、オーガ9が縦軸芯P2周りに旋回操作され、かつ、旋回用電動モータM1を作動停止させるに伴って旋回停止するように構成されている。図中、Ryはオーガ9の旋回位置を検出する多回転型のポテンショメータを利用した旋回位置検出センサであって、旋回用電動モータM1で駆動されるギア12bによって旋回駆動用ギア11と同時に回動操作されるようになっている。つまり、この旋回位置検出センサRyにて、オーガ9の旋回位置を検出する旋回位置検出手段が構成されている。尚、図2に示すように、予め旋回可能範囲が設定され、上記旋回位置検出センサRyの検出情報に基づいて、オーガ9がその旋回可能範囲の左限界位置LE及び右限界位置REに達したときには、自動的にオーガ9の旋回を停止するように、旋回用電動モータM1が制御される構成となっている。
【0028】次に、オーガ9の昇降操作の駆動手段について説明すると、オーガ9の基端部と回動ケース6との間にオーガ昇降用油圧シリンダ15が設けられ、このオーガ昇降用油圧シリンダ15を伸長させるに伴ってオーガ9が横軸芯P1周りで上昇操作され、かつ、オーガ昇降用油圧シリンダ15を短縮させるに伴ってオーガ9が横軸芯P1周りで下降操作されるように構成されている。尚、オーガ9が昇降操作範囲の上限位置にあるときにオン作動する上限検出スイッチ14が設けられている。
【0029】従って、前記オーガ9は、旋回用アクチュエータとしての前記旋回用電動モータM1により機体Vに対して旋回操作自在に、且つ、昇降用アクチュエータとしての前記昇降用油圧シリンダ15により機体Vに対して昇降操作自在に備えられている。
【0030】図4に示すように、前記操縦部2における運転座席49の左横側で且つ機体後方側にオーガ用操作部が設けられている。このオーガ用操作部には、オーガ9を旋回及び昇降操作するための操作指令を指示する十字揺動レバー式の手動操作具20が設けられている。この手動操作具20について説明を加えれば、図8に示すように、中央位置に復帰するように付勢された操作レバー20Aが備えられ、操作レバー20Aを前方側に倒した状態では上昇スイッチSUがオン作動して上昇指令が指令され、操作レバー20Aを手前側に倒した状態では下降スイッチSDがオン作動して下降指令が指令され、操作レバー20Aを左側に倒した状態では右旋回スイッチSLがオン作動して右旋回指令が指令され、操作レバー20Aを右側に倒した状態では左旋回スイッチSRがオン作動して左旋回指令が指令される(図9参照)。又、上記操作レバー20Aを中央位置に復帰させた状態では、オーガ9の旋回操作と昇降操作を停止させる停止指令が指令される。
【0031】又、前記オーガ用操作部における前記手動操作具20の近くには、オーガ9を自動的に格納位置または目標排出位置に移動させるための自動スイッチ21と、自動的に移動している途中においてオーガ9を停止させるための停止スイッチ22と、上記目標排出位置を設定するための排出位置設定ボリューム23と、前記排出クラッチ13を入り切りするためのクラッチ入切スイッチ24とが設けられている。自動スイッチ21及び停止スイッチ22は押し操作式に構成され、押し操作している間だけオン状態となり、押し操作を停止するとオフに復帰するスイッチで構成されている。又、クラッチ入切スイッチ24は入り状態と切り状態夫々においてその状態が保持されるスイッチで構成される。
【0032】次に、各部動作を制御するための制御構成について説明する。図9に示すように、マイクロコンピュータ利用の制御装置Hが設けられ、その制御装置Hに、上記したような、排出位置設定ボリューム23、手動操作具20に設けた各スイッチSU,SD,SL,SR、クラッチ入切スイッチ24、自動スイッチ21、停止スイッチ22、旋回用ポテンショメータ48、昇降用ポテンショメータ47、左操向スイッチSW3、右操向スイッチSW4、刈取上昇スイッチSW1、刈取下降スイッチSW2、位置検出センサRy、上限検出スイッチ14、車速センサ45、脱穀スイッチ44、昇降位置センサ37の各信号が入力される構成となっている。一方、制御装置Hからは、旋回用電動モータM1、昇降用油圧シリンダ15の制御弁16、排出クラッチ13を作動させるクラッチモータM2、左右の操向用クラッチ42R,42Lを夫々操作するための操向操作手段としての左右の操向用油圧シリンダ50R,50Lを作動させる左右の制御弁51R,51L、刈取昇降用油圧シリンダ36の制御弁52の夫々に対する各駆動信号が出力される構成となっている。
【0033】前記制御装置Hは、機体を走行させながら刈取作業を行う刈取作業中においては、刈高操向レバー46の揺動操作並びに前記各押し操作式スイッチSW1〜SW4の操作に基づいて、刈取部3の昇降操作並びに機体Vの操向操作を実行する構成となっている。すなわち、刈高操向レバー46が後方側に揺動操作されて昇降用ポテンショメータ47の検出情報に基づいて刈取部3の上昇が指令されたことを判別すると、制御弁52を制御して刈取昇降用油圧シリンダ36を上昇作動させて刈取部3を上昇させるように制御する。又、刈高操向レバー46が前方側に揺動操作されて昇降用ポテンショメータ47の検出情報に基づいて刈取部3の下降が指令されたことを判別すると、制御弁52を制御して刈取昇降用油圧シリンダ36を下降作動させて刈取部3を下降させるように制御する。そして、昇降位置センサ37の検出情報に基づいて刈取部3が上限位置付近に上昇していることが判別されている状態で、刈取下降スイッチSW2がオンすると、刈取部3が下降目標位置まで自動的に下降するように刈取昇降用油圧シリンダ36を作動させる自動下降作動を実行するように構成され、一方、昇降位置センサ37の検出情報に基づいて刈取部3が下降目標位置に下降していることが判別されている状態で、刈取上昇スイッチSW1がオンすると、刈取部3が上限位置まで自動的に上昇するように刈取昇降用油圧シリンダ36を作動させる自動上昇作動を実行するように構成されている。
【0034】又、刈高操向レバー46が左側に揺動操作されて操向用ポテンショメータ48の検出情報に基づいて左側への操向が指令されたことを判別すると、左操向用油圧シリンダ50Lを作動させ、左操向用クラッチ42Lを切り操作して左側への操向操作を実行するように構成され、刈高操向レバー46が右側に揺動操作されて操向用ポテンショメータ48の検出情報に基づいて右側への操向が指令されたことを判別すると、右操向用油圧シリンダ50Rを作動させて右操向用クラッチ42Rを切り操作して右側への操向操作を実行するように構成されている。そして、刈高操向レバー46が揺動操作されていない状態で、左旋回スイッチSW3又は右旋回スイッチSW4が押し操作されると、レバー揺動操作による速度よりも低速で左側又は右側への操向操作を実行するように構成されている。
【0035】そして、機体が走行を停止して脱穀部4の作動を停止させている状態で、グレンタンク5内に貯留されている穀粒を、例えば機体外部の運搬用のトラックの荷台等に排出させている穀粒排出状態においては、制御装置Hは、上昇スイッチSUや下降スイッチSDによる指令だけでなく刈取上昇スイッチSW1又は刈取下降スイッチSW2の指令に基づいて、オーガ9を昇降させるようにオーガ昇降用油圧シリンダ15の作動を制御するとともに、左旋回スイッチSLや右旋回スイッチSRによる指令だけでなく左操向スイッチSW3や右操向スイッチSW4の指令に基づいて、オーガ9を旋回させるように旋回用電動モータM1の作動を制御するように構成されている。
【0036】又、制御装置Hは、このような各スイッチの操作によるオーガ9に対する手動操作指令が指令されていない状態で、自動スイッチ21 が押し操作されると、次のような自動移動処理を実行するように構成されている。つまり、オーガ9が格納位置にあるときに上記自動スイッチ21がオン操作されるとオーガ9を目標排出位置に移動させ、オーガ9が格納位置以外に位置するときに上記自動スイッチ21が操作されるとオーガ9を格納位置に自動的に移動させる。この自動移動処理においては、オーガ9を格納位置以外から格納位置に戻す場合には、先ずオーガ9を上限位置まで上昇させ、その上限位置の状態で格納用の旋回位置HPまで旋回させ、次に、その格納用の旋回位置HPで上限位置にあるオーガ9を所定時間下降作動させて、格納位置まで下降させるように制御し、一方、オーガ9を格納位置から目標排出位置に移動させる場合には、先ずオーガ9を上限位置まで上昇させ、その上限位置の状態で目標排出位置まで旋回させて停止するように制御する。
【0037】次に、図10の制御フローチャートに基づいて制御装置によるオーガ9の移動制御について説明する。車速センサ45にて検出される車速がゼロであり機体が走行停止しているか否かが判断され(ステップ1)、脱穀スイッチ44がオフしているか否かが判断される(ステップ2)。次に、排出クラッチ13がオンしている穀粒排出中であるか否かが判断される(ステップ3)。そして、上記各条件のうちのいずれかが満たされていない場合は、通常動作モードになり、手動操作具20の倒し操作による上記各スイッチSU,SD,SL,SRのオン作動に基づく昇降操作並びに旋回操作のみが行われ(ステップ4〜11)、手動操作具20による操作が行われずに自動スイッチ21のオン操作もなければ、旋回及び昇降の停止が指令される(ステップ12、13)。自動スイッチ21がオン操作されると上述したような自動移動処理を実行する(ステップ14)。
【0038】そして、ステップ1、2、3の上記各条件がすべて満たされていると、次のような処理を実行する。つまり、上昇スイッチSU又は刈取上昇スイッチSW1がオン操作されるとオーガ昇降用油圧シリンダ15を作動させてオーガ9の上昇操作を実行し(ステップ15,16,17)、下降スイッチSD又は刈取下降スイッチSW2がオン操作されるとオーガ昇降用油圧シリンダ15を作動させてオーガ9の下降操作を実行する(ステップ18,19,20)。そして、左旋回スイッチSL又は左操向スイッチSW3がオン操作されると旋回用電動モータM1を作動させてオーガ9の左旋回操作を実行し(ステップ21,22,23)、右旋回スイッチSR又は右操向スイッチSW4がオン操作されると旋回用電動モータM1を作動させてオーガ9の右旋回操作を実行する(ステップ24,25,26)。
【0039】このように、上記各条件がすべて満たされているときは、操作者は、運転座席49の斜め後方側に位置するオーガ用操作部における手動操作具20を操作することでオーガ9の旋回並びに昇降操作を行うことに加えて、運転座席49の機体前方側に位置する刈高操向レバー46の握り部46aの上部側に備えられた手指で押し操作自在なスイッチSW1〜SW4を操作することでオーガ9の旋回並びに昇降操作を行うことが可能となる。つまり、それらを使い分けて旋回や昇降を指令することができるのである。従って、前記オーガ用操作部が後方向き姿勢用の操作部KSに対応し、刈高操向レバー46の握り部46aの上部側に備えられた手指で押し操作自在なスイッチSW1〜SW4が前方向き姿勢用の操作部ZSに対応している。そして、例えば、図2(イ)に示すようにオーガ9の穀粒排出口10を機体後方側に位置させて穀粒排出作業を行うときは、操作者は機体後方側を目視するように後向き姿勢でオーガ操作部における手動操作具20を操作することで煩わしさなく操作でき、図2(ロ)に示すようにオーガ9の穀粒排出口10を機体前方側に位置させて穀粒排出作業を行うときは、操作者は機体前方側を目視しながら前向き姿勢のまま操作することが可能となる。
【0040】〔別実施形態〕以下、別実施形態を列記する。
【0041】(1)上記実施形態では、刈高操向レバーの握り部の上部に備えられた押し操作自在な4つのスイッチ、すなわち、刈取上昇スイッチ、刈取下降スイッチ、左操向スイッチ、右操向スイッチ夫々を利用して、前方向き姿勢用の操作部に兼用構成するものを例示したが、このような構成に限らず、例えば、刈高操向レバーの前後揺動操作に基づいて、刈取部の昇降を指令するための昇降用ポテンショメータを利用して、前方向き姿勢用の操作部における前記オーガを昇降させるための昇降指令を指令する手段として兼用する構成としてもよく、又、刈高操向レバーの左右揺動操作に基づいて、機体の操向操作を指令するための操向用ポテンショメータを利用して、前方向き姿勢用の操作部における前記オーガを旋回させるための旋回指令を指令する手段として兼用する構成としてもよい。
【0042】(2)上記各実施形態では、前記刈取部の昇降を指令するための昇降指令手段、及び、機体の進行方向を指令するための操向指令を指令する操向指令手段を利用して、前方向き姿勢用の操作部に兼用する構成としてが、このような兼用構成に代えて、オーガ操作専用の前方向き姿勢用の操作部と、オーガ操作専用の後方向き姿勢用の操作部とを夫々各別に設ける構成としてもよい。
【0043】(3)上記実施形態では、前記前方向き姿勢用の操作部が、運転座席よりも機体前方側個所に位置させて運転座席から操作可能な状態で備えられる構成を記載したが、このような構成に代えて、前方向き姿勢用の操作部を運転座席の機体横側個所に位置させて運転座席から操作可能な状態で備える構成としてもよい。
【0044】(4)上記実施形態では、旋回用アクチュエータを電動モータにて構成し、昇降用アクチュエータを油圧シリンダにて構成したが、これに限るものではなく、例えば、両アクチュエータを、共に電動モータにて構成するようにしたり、旋回用アクチュエータとして油圧モータを用い、昇降用アクチュエータとして電動シリンダを用いる構成としてもよい。
【出願人】 【識別番号】000001052
【氏名又は名称】株式会社クボタ
【出願日】 平成13年3月1日(2001.3.1)
【代理人】 【識別番号】100107308
【弁理士】
【氏名又は名称】北村 修一郎
【公開番号】 特開2002−253039(P2002−253039A)
【公開日】 平成14年9月10日(2002.9.10)
【出願番号】 特願2001−56655(P2001−56655)