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【発明の名称】 穀物貯留設備
【発明者】 【氏名】岩下 正弘

【氏名】中村 慈光

【氏名】濱塚 輝雄

【氏名】真田 文夫

【氏名】岩山 正

【氏名】清水 健二

【氏名】脇田 孝彦

【要約】 【課題】貯留される穀物の荷重や水平方向の荷重に対しても充分な強度を有するとともに、パネルの上下縁部とそれに隣接する部材との間に隙間が発生する不利が生じないものでありながら、組付け作業性を向上させることが可能となる穀物貯留設備を提供する。

【解決手段】複数の柱部材5とそれら柱部材5同士を連結する梁部材6とによって、パネルP組付用の矩形状の枠部分が区画形成され、パネルPが、その上下縁部を非連結状態とし、その左右縁部を柱部材5に連結する形態で、枠部分に組付けられ、パネルPの上下縁部と、それに隣接する隣接物としての梁部材6又はパネルPとの間を、それらが前記貯留空間の内外方向で相対移動することを許容する状態でシールするシール手段が設けられている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 複数の柱部材とそれら柱部材同士を連結する梁部材とによって、パネル組付用の矩形状の枠部分が区画形成され、その枠部分の内部に、中空の矩形形状に形成されたパネルが組付けられて、乾燥又は貯蔵のために穀物を貯留する貯留空間の側壁部が構成されている穀物貯留設備であって、前記パネルが、その上下縁部を非連結状態とし、その左右縁部を前記柱部材に締結手段にて連結する形態で、前記枠部分に組付けられ、前記パネルの上下縁部と、それに隣接する隣接物としての梁部材又はパネルとの間を、それらが前記貯留空間の内外方向で相対移動することを許容する状態でシールするシール手段が設けられている穀物貯留設備。
【請求項2】 前記枠部分が、複数枚の前記パネルを上下方向に並べて取り付けるように区画形成されて、その枠部分の内部に、前記パネルが、上下方向に並ぶ状態で組付けられている請求項1記載の穀物貯留設備。
【請求項3】 前記パネルとして、同仕様のものを用いるように構成されている請求項2記載の穀物貯留設備。
【請求項4】 隣接する前記柱部材の間に、複数の前記枠部分が、上下方向に並ぶ状態で、且つ、各枠部分において上下に並べて取り付け可能なパネル数を、上方側のものの方が下方側のものよりも多くなる状態で形成されて、それら枠部分の内部に、前記パネルが、上下方向に並ぶ状態で組付けられている請求項3記載の穀物貯留設備。
【請求項5】 前記シール手段が、金属製の帯板状で、且つ、幅方向の両端側に貼着部を備えかつ両貼着部の間にそれらが相対移動することを許容する融通部を備える状態に形成された帯状シートにて構成されて、その帯状シートが、前記パネルの上下縁部とそれに隣接する前記隣接物とに亘り、前記パネルの上下縁部の長手方向に沿って貼着されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の穀物貯留設備。
【請求項6】 前記締結手段が、前記パネルの左右縁部に設けたフランジ部と前記柱部材に設けたフランジ部とに亘り貫通装着されるネジ式締結具を用いて、締結するように構成されている請求項1〜5のいずれか1項に記載の穀物貯留設備。
【請求項7】 前記貯留空間が、平面視にて矩形状となるように構成され、その貯留空間の角部を非貯留状態にするために仕切る板状仕切り体が、隣接する壁部に亘る状態で、かつ、壁部の高さ方向全体に位置する状態で設けられている請求項1〜6のいずれか1項に記載の穀物貯留設備。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の柱部材とそれら柱部材同士を連結する梁部材とによって、パネル組付用の矩形状の枠部分が区画形成され、その枠部分の内部に、中空の矩形形状に形成されたパネルが組付けられて、乾燥又は貯蔵のために穀物を貯留する貯留空間の側壁部が構成されている穀物貯留設備に関する。
【0002】
【従来の技術】上記構成の穀物貯留設備において、従来では、例えば、特開2000−168886号公報に示される構成のものがあった。すなわち、柱部材と梁部材とによって矩形状の枠部分が区画形成されて、その枠部分の内部に中空の矩形形状に形成されたパネルが組付けられのであるが、パネルが組み付けられた状態では、パネルは左右両側並びに上下両側の縁部夫々が、前記枠部分の内周部に設けられた保持部によって、厚み方向両側部が挟持保持される構成となっており、パネルは、柱部材と梁部材との連結箇所に近接する4隅の角部において、柱部材及び梁部材夫々に対してネジ式締結手段にて固定連結される構成となっていた。
【0003】説明を加えると、柱部材と梁部材とが夫々、外形が四角柱状に形成され、前記枠部分の内周部を構成する各面に、断面が略コ字形のパネル保持用の受け部を形成するように一対のL字形部材を溶接固定して前記保持部を構成するとともに、前記角部において、パネルを保持している前記保持部を貫通する状態でボルト・ナットによるネジ式締結手段にて締め付け固定する構成となっていた。
【0004】つまり、パネルの四隅を柱部材及び梁部材夫々に対してネジ式締結手段にて固定連結される構成として、乾燥又は貯蔵のために多量の穀物を貯留する場合に、多量に貯留される穀物の荷重や地震等による水平方向の荷重に対しても充分な強度を有するように構成され、しかも、パネルの外周部、すなわち、パネルの左右縁部だけでなくパネルの上下縁部も、断面が略コ字形の前記保持部によって挟持保持されて、貯留空間の内外方向に移動することが阻止されるとともに、貯留される穀物の荷重によってパネルの上下縁部と梁部材との間に隙間が発生してその隙間に穀物が詰まったり、穀物が排出された後にも穀物が堆積して残留する不利が生じないようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来構成においては、次のような不利があり未だ改善の余地があった。すなわち、上記構成によれば、前記枠部分にパネルを組み付ける場合には、その枠部分の一辺、例えば、上方側に位置する梁部材が存在する部分を、開放状態として、その開放された箇所から、パネルの左右方向両側部が、枠部分の内周部のうち左右両側部に位置する前記保持部にて挟持されるように嵌め込み装着させた状態で、下方側に向けてパネルをスライドさせて差し込み挿入するとともに、パネルが枠部分内に差し込み装着された後に、上方側に位置する梁部材を柱部材に連結してパネルの全周を挟持保持する状態にさせ、パネルの四隅の角部をボルト・ナットによるネジ式締結手段にて柱部材及び梁部材に連結させることになる。
【0006】このように、パネルを、内周部における左右両側の保持部に沿わせて差し込み装着する構成とした場合には、パネルを取付け対象となる枠部分よりも上方側の高い位置に持ち上げ、パネルの左右方向両側部を、枠部分の左右両側部に位置する略コ字形の保持部に対して位置合わせしながら嵌め込んだ後にスライドさせて差し込むという煩わしい作業が必要であり、組付け作業が行い難いものとなる不利があった。
【0007】本発明は、かかる点に着目してなされたものであり、その目的は、貯留される穀物の荷重や水平方向の荷重に対しても充分な強度を有するとともに、貯留される穀物の荷重によってパネルの上下縁部とそれに隣接する部材との間に隙間が発生してその隙間に穀物が詰まったり、穀物が排出された後にも穀物が堆積して残留するといった不利が生じないものでありながら、組付け作業性を向上させることが可能となる穀物貯留設備を提供する点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1によれば、複数の柱部材とそれら柱部材同士を連結する梁部材とによって、パネル組付用の矩形状の枠部分が区画形成され、その枠部分の内部に、中空の矩形形状に形成されたパネルが組付けられて、乾燥又は貯蔵のために穀物を貯留する貯留空間の側壁部が構成されている穀物貯留設備において、前記パネルが、その上下縁部を非連結状態とし、その左右縁部を前記柱部材に締結手段にて連結する形態で、前記枠部分に組付けられ、前記パネルの上下縁部と、それに隣接する隣接物としての梁部材又はパネルとの間を、それらが前記貯留空間の内外方向で相対移動することを許容する状態でシールするシール手段が設けられていることを特徴とする。
【0009】すなわち、柱部材と梁部材とによって区画形成された枠部分にパネルを組み付ける場合、パネルの上下縁部は非連結状態としながら、パネルの左右縁部を柱部材に締結手段にて連結することによって組付けられることになる。そして、パネルの上下縁部と、それに隣接する隣接物としての梁部材又は他のパネルとの間は、シール手段によって、それらが貯留空間の内外方向で相対移動することを許容する状態でシールされることになる。
【0010】つまり、柱部材と梁部材とによって区画形成された枠部分にパネルを組み付ける構成であり、左右両側の柱部材とパネルの左右縁部とが連結されているので、貯留される穀物の荷重に対しては勿論、水平方向の荷重に対しても、充分な強度を有するものとなる。そして、パネルは、その左右縁部が柱部材に連結され、上下縁部は非連結状態となっているので、このパネルを組み付ける場合には、例えば、柱部材と梁部材とが互いに連結されて既に矩形状の枠部分が形成されている状態から、この枠部分に対して横外側方からパネルを装着させて締結作業を行うことが可能であり、例えば、従来構成のように高い位置から差し込み挿入するといった煩わしい作業が不要であり、低い位置にてパネルをそのまま柱部材に締結する作業を行うことで対応でき、組み付け作業が行い易いものとなる。
【0011】しかも、パネルの上下縁部とそれに隣接する隣接物としての梁部材又はパネルとの間は、貯留空間の内外方向で相対移動することを許容する状態でシールされるので、例えば、貯留される穀物の荷重によって当該パネルの下側縁部が貯留空間の内外方向に少し撓み変形しても、このパネルとそれに隣接する隣接物との間にて、穀物が挟み込まれたり、穀粒の排出後もその箇所に穀物が残ったりするといった不利が生じることがない。
【0012】従って、貯留される穀物の荷重や水平方向の荷重に対しても充分な強度を有するとともに、貯留される穀物の荷重によってパネルの上下縁部とそれに隣接する部材との間に隙間が発生してその隙間に穀物が詰まったり、穀物が排出された後にも穀物が堆積して残留するといった不利が生じないものでありながら、組付け作業性を向上させることが可能となる穀物貯留設備を提供できるに至った。
【0013】請求項2によれば、請求項1において、前記枠部分が、複数枚の前記パネルを上下方向に並べて取り付けるように区画形成されて、その枠部分の内部に、前記パネルが、上下方向に並ぶ状態で組付けられていることを特徴とする。
【0014】前記枠部分に複数枚のパネルが上下方向に並べて取り付けられるので、梁部材同士の間隔を狭くして梁部材の個数を多くさせることなく、1個のパネルの外形形状を小形のもので済ませることができ、パネルを小型軽量化させることが可能で、それだけパネルの組み付け作業がさらに行い易いものなり、請求項1を実施するのに好適な手段が得られる。
【0015】請求項3によれば、請求項2において、前記パネルとして、同仕様のものを用いるように構成されていることを特徴とする。
【0016】従って、パネルとして、同仕様のものを用いるので、複数種の仕様のパネルを設ける場合に比べて、パネルの作製コストを低減できるとともに、組み付け作業を行うときに別仕様のものと取り違えて取付けるといった不利もなく、パネルの組み付け作業がさらに向上することになり、請求項2を実施するのに好適な手段が得られる。
【0017】請求項4によれば、請求項3において、隣接する前記柱部材の間に、複数の前記枠部分が、上下方向に並ぶ状態で、且つ、各枠部分において上下に並べて取り付け可能なパネル数を、上方側のものの方が下方側のものよりも多くなる状態で形成されて、それら枠部分の内部に、前記パネルが、上下方向に並ぶ状態で組付けられていることを特徴とする。
【0018】すなわち、上方側の枠部分は下方側の枠部分よりも取り付け可能なパネル数が多いので、梁部材の上下間隔が狭くなり、上方側では梁部材の間隔を広くなる。従って、穀物が貯留されることにより大きな荷重が掛かる貯留空間の下方側では、梁部材の上下間隔を狭くして荷重を確実に支持するようにしながら、前記荷重が少ない貯留空間の下方側では梁部材の上下間隔が広くなり、梁部材の個数を少なくさせることで構成の簡素化を図ることが可能となり、請求項3を実施するのに好適な手段が得られる。
【0019】請求項5によれば、請求項1〜4において、前記シール手段が、金属製の帯板状で、且つ、幅方向の両端側に貼着部を備えかつ両貼着部の間にそれらが相対移動することを許容する融通部を備える状態に形成された帯状シートにて構成されて、その帯状シートが、前記パネルの上下縁部とそれに隣接する前記隣接物とに亘り、前記パネルの上下縁部の長手方向に沿って貼着されていることを特徴とする。
【0020】すなわち、帯状シートにて構成されて幅方向の両端側に備えた貼着部を、パネルの上下縁部とそれに隣接する隣接物との夫々に、パネルの上下縁部の長手方向に沿って貼着されて、両貼着部の間に形成された融通部の作用により、パネルの上下縁部とそれに隣接する隣接物とが、貯留空間の内外方向で相対移動することを許容する状態でシールされることになる。しかも、シール手段が金属製の帯板状にて構成されているので、例えば、合成樹脂製のシール等のように経年変化によって表面が劣化して短期間の使用で破損したりするおそれが少なく、長期間にわたり安定したシール性能を維持できる。
【0021】従って、長期間にわたり安定したシール性能を維持することが可能となる金属材を利用するものでありながら、パネルの上下縁部とそれに隣接する隣接物との貯留空間の内外方向で相対移動を許容できるものとなり、請求項1〜4のいずれかを実施するのに好適な手段が得られる。
【0022】請求項6によれば、請求項1〜5において、前記締結手段が、前記パネルの左右縁部に設けたフランジ部と前記柱部材に設けたフランジ部とに亘り貫通装着されるネジ式締結具を用いて、締結するように構成されていることを特徴とする。
【0023】従って、締結手段として、パネルの左右縁部と柱部材とを例えば溶接にて固着して組み付けるものでは、組み立て作業に多くの手間を要するのに比べて、ネジ止めによって極力少ない手間で組み立てることができ、さらに、複数のパネルのうち一部のパネルの交換や修理を行う場合であっても比較的容易に作業を行うことができ、請求項1〜5を実施するのに好適な手段が得られる。
【0024】請求項7によれば、請求項1〜6において、前記貯留空間が、平面視にて矩形状となるように構成され、その貯留空間の角部を非貯留状態にするために仕切る板状仕切り体が、隣接する壁部に亘る状態で、かつ、壁部の高さ方向全体に位置する状態で設けられていることを特徴とする。
【0025】平面視にて矩形状の貯留空間における角部においては、夫々の壁部を構成するパネルと柱部材とが連結されており、この連結箇所においては、穀物が入り込んだり堆積し易い凹凸部が発生するおそれがあるが、このような貯留空間の角部を、板状仕切り体によって仕切ることで非貯留状態にするようにしているのである。従って、穀物の詰まりや堆積等が生じにくい状態で穀物を貯留させることが可能となる。
【0026】又、この種の穀物貯留設備においては、穀物を攪拌処理する回転式の攪拌手段を設ける場合があり、このような攪拌手段は、矩形状の貯留空間の角部は攪拌し難いものであるが、上述したように非貯留状態にすることによって、攪拌し難い領域を少なくさせることが可能になるといった利点もある。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る穀物貯留設備の実施の形態を、図面に基づいて説明する。図1に示すように、穀物処理設備は、納入者が穀物の荷受け処理を行う荷受け部A、穀物を貯留するとともに乾燥処理する貯留部D、穀物の籾摺調整を行う籾摺調整部E及び出荷処理を行う出荷部F等を備えて構成されている。ここで、前記貯留部Dは、側部周囲を囲う側壁部と床部とにより穀物貯留用の空間としての貯留空間を形成した貯留体としての貯留ビン1を水平方向に複数並べて構成されている。
【0028】荷受け部Aは、穀物を受け入れる荷受けホッパー21、荷受けホッパー21からの穀物を横送りする荷受けコンベア22、穀物を揚送する第1揚送コンベア23、穀物を一旦貯留する流量調整タンク24、穀物から藁屑等の異物を除去するための粗選機25、精選処理時には粗選機25から排出される穀物を精選別する精選機26、荷受け処理時には粗選機25から排出される穀物を計量し、精選処理時には精選機26から排出される穀物を計量する荷受け用計量機27、粗選機25から排出される枝梗付き籾等から枝梗等を除去する脱芒機28、精選機26から排出される脱ぷ米を貯留する脱ぷ米タンク29等を備えている。又、籾摺調整部Eには、調整タンク61、籾摺調整装置62、石抜機63等が備えられ、出荷部Fには、計量タンク64、出庫用計量機65、自動給袋機66等が備えられている。前記貯留部Dの上方側には、荷受け用計量機27から排出され第2揚送コンベア2によって揚送され、さらに、横送りコンベア3によって横送りされた穀物を貯留ビン1の並び方向に沿って搬送するとともに搬送する穀物を貯留部Dに上部側から供給するように構成され、且つ、搬送する穀物を供給する穀物供給位置を穀物搬送方向に沿って位置変更調整自在に構成された穀物供給手段としての移動ベルトコンベア4が設けられている。従って、この移動ベルトコンベア4によって貯留ビン1の並び方向に沿って搬送された穀物は、その先端部に備えられた分配器4aによって左右に分配させた状態で貯留空間内に供給されることになる。貯留ビン1のいずれかに穀物が貯留されることになる。そして、貯留ビン1に貯留されて乾燥処理された穀物は、各下端部の排出口69から後述のように送風によって排出されて横送りコンベア70及び各搬送コンベアにより、籾摺調整部Eに供給され、更に、出荷部Fを通して出荷されるようになっている。尚、貯留部Dの上方側部分は屋根Gで覆われる構成となっている。
【0029】次に各貯留ビン1の構成について説明する。図2に示すように、前後方向に5個の貯留ビン1が並列配置されて1組の乾燥貯留部が構成され、その乾燥貯留部が2組並列配置される状態で設けられている。そして、図12に示すように、各組の貯留ビン1の夫々に対して多孔状で通気可能な床部31の下方側から導入して貯留ビン1の上部から排出するように通風させる送風機32が設けられ、送風機32による通流空気を、各貯留ビン1全ての床部31に導入する状態と、複数の貯留ビン1のうちから選択された領域の下方側に導入する状態とに切り換え自在に構成されている。又、貯留ビン1夫々の上部に対して排気作用する排風機33を設けている。
【0030】詳述すると、貯留ビン1の床部31と下方側の底部37との間を隔壁38により上下二つに仕切り、隔壁38と底部37との間を、隔壁39により貯留ビン1の並設方向と直交する方向に仕切ってある。隔壁38の下方に隔壁39によって仕切られる一方の空間は、送風機32からの空気を床部31の下方側から貯留空間に導入するための導風路42を形成している。導風路42を形成する空間と、貯留ビン1内において床部31と隔壁38とによって仕切られる空間との間には、送風機32からの送風をその貯留ビン1内に供給する連通状態と、送風を遮断する状態とに切り換えるための通風制御用ダンパ46を設けてある。又、隔壁38の下方に隔壁39によって仕切られる一方の空間には、穀粒排出用の横送りコンベア70を配置してある。
【0031】そして、図13に示すように、貯留ビン1における穀物貯留空間の床部31は、金属板を打ち抜いて多数の通気孔31aを形成するとともに、打ち抜きの際に舌片31bが形成され、下方側から供給される空気を上方側に通過させるとともに、排出口69側に向きを変更して送風するように構成している。尚、前記各排出口69の下方側には、その排出経路を開閉操作自在な排出用シャッター36が備えられている。
【0032】前記各貯留ビン1の内部の貯留空間には、穀物を上下方向に移動しながら攪拌する攪拌手段10を設けてある。この攪拌手段10は、上下方向に沿う軸芯周りで回転しながら前記貯留空間に貯留される穀物を攪拌処理するスクリュー式の攪拌装置としての攪拌スクリュー11が平面視にて略直交する2方向夫々に移動操作自在に設けられて構成されている。詳述すると、図16、図17に示すように、支持枠12にて上下方向に沿う軸芯周りで回転自在に一対の攪拌スクリュー11が支持されるとともに、この支持枠12が貯留ビン1の並設方向(以下、Y方向という)並びにそれと略直交する方向(以下、X方向という)夫々に沿って移動操作自在に構成されている。つまり、支持枠12にX方向に沿って適宜間隔をあけて一対の攪拌スクリュー11が上下方向に沿う軸芯周りで回転自在に支持されるとともに、各攪拌スクリュー11を各別に回転駆動する回転用電動モータM1が夫々設けられている。又、前記支持枠12の上部側ガイド部12aが、X方向に沿って設けられる長尺状の支持レール14にガイドローラ15にて移動操作自在に支持されるとともに、第1移動用電動モータM2の動力が減速機構16を介して駆動輪17を駆動することで支持レール14上をX方向に沿って移動するように構成されている。一方、支持レール14は、長手方向両端側に備えられたガイドローラ18がY方向に沿って設けられる長尺状の固定ガイドレール19に転動案内される構成となっており、第2移動用電動モータM3の動力が減速機構20を介してガイドローラ18を駆動することにより、支持レール14、支持枠12、及び、各攪拌スクリュー11の夫々が一体的にY方向に沿って移動するように構成されている。従って、回転用電動モータM1を駆動させて各攪拌スクリュー11夫々を回転させながら、第1移動用電動モータM2及び第2移動用電動モータM3を正逆方向に駆動させて、貯留空間Diの略全域にわたって貯留されている穀物を上下方向に攪拌移動させることができるように構成してある。
【0033】尚、前記固定ガイドレール19に沿うように、図示しない点検用の入り口から作業者が入り込んで歩行移動することが可能なようにメンテナンス用の通路tuが形成されるとともに、前記支持枠12には前記上部側ガイド部12aから下方側にむけてハシゴ12bが形成され、その下部には点検用架台12cが連設されている。従って、作業者は、前記通路tuからハシゴ12bを利用して点検用架台12cまで移動し、この点検用架台12cにて前記回転用電動モータM1等の点検作業を行えることになる。
【0034】そして、上記構成の各貯留ビン1は、夫々、図4、図5に示すように、貯留空間を、移動ベルトコンベア4による穀物搬送方向、すなわち、前記Y方向に沿って並ぶ2つの貯留領域Q1,Q2に分けて使用できるように、2つの貯留領域Q1,Q2の夫々に対応させて排出口69を備えさせるように構成され、2つの貯留領域Q1,Q2の夫々に対応させて攪拌手段10が設けられ、各攪拌手段10における移動体としての支持レール14が、貯留部の上方側に位置して前記Y方向に沿って往復移動操作自在に設けられ、移動ベルトコンベア4による穀物搬送方向と交差する方向、すなわち、前記X方向に並ぶ状態で一対の攪拌スクリュー11(スクリュー式の攪拌装置)が備えられる構成となっている。しかも、前記2つの貯留領域Q1,Q2の床部31に対して各別に前記通風制御用ダンパ46が備えられるとともに、送風機32からの送風を選択的に供給させることができるように通風経路が構成されている。
【0035】図14、図15に示すように、各送風機32、排出用シャッター36、ダンパ46、各電動モータ等の作動を制御する制御装置53と、作動内容を指令する操作盤54とが備えられている。そして、制御装置53は、切換スイッチ54aにて通風モードが指令されると、図15に示すように、全ての排出用シャッター36を閉じ状態とし、選択スイッチ54bにて選択された貯留ビン1に対して通風制御用ダンパ46を開状態とするとともに、送風機32、各電動モータを作動させて、通風乾燥が行われる。そして、排出モードが指令されると、図14に示すように、選択スイッチ54cにて選択された貯留ビン1の排出用シャッター36及び通風制御用ダンパ46のみ開状態として、他の全ての排出用シャッター36及び通風制御用ダンパ46を閉じ状態とする。このようにして、送風機32の通流空気を選択された貯留ビン1の床部31の下方側から導入して、その空気によって穀物を排出口側に流動させることにより、貯留ビン1内の穀物を全て排出することができる。しかも、その排出モードにおいては、切換指令スイッチ54dにより、選択された一つの貯留ビン1における一対の排出口69から夫々同時に排出させる両側排出状態と、一対の排出口69のうちのいずれか一方の排出口69からのみ排出させる片側排出状態のうちのいずれかを選択することができるように構成されている。図14では、第1番目の貯留ビン1が片側排出状態であることを示している。このようにして、送風機32による通流空気を、2つの貯留領域Q1,Q2に供給して均等に穀物を排出させる状態と、1つの貯留領域のみに集中して供給することで排出作動を能率よく行わせる状態とを選択することができ、使用状況に応じて使い分けができる。
【0036】しかも、貯留ビン1の内部における床面の上部近くの空間を、2つの貯留領域Q1,Q2に対応させて仕切る仕切り体100が設けられており、前記片側排出状態において、他方側の排出口に向けて誤って搬送されるなどの不利を回避して、極力無駄の無い状態で搬送させることができるようにしている。
【0037】次に、上記貯留ビン1の各穀物の貯留空間Diを形成するための構成について説明する。上記貯留ビン1は、図5、図6に示すように、複数の柱部材5とそれら柱部材5同士を連結する梁部材6とによって、パネル組付用の矩形状の枠部分が区画形成され、その枠部分の内部に中空の矩形形状に形成されたパネルPが組付けられて、乾燥又は貯蔵のために穀物を貯留する貯留空間の側壁部が構成されている。すなわち、柱部材5、梁部材6及びパネルPが設置箇所において組付けられて、それらによって平面視で略四角形状の周壁部が形成されるとともに、周壁部にて囲まれる領域に乾燥又は貯蔵のために穀物を貯留する穀物の貯留空間Diが形成される。尚、各貯留空間Diの下方側に、前記乾燥用の送風を行う導風路42等を配置させるための床枠部UKが形成される。
【0038】ここで、前記枠部分にパネルPを組み付けた状態では、パネルPに対しては、上下方向並びに横方向での荷重がほとんどかからず、貯留穀物によるパネル厚さ方向での圧力だけがかかるようにして、後述のように中空状態にして軽量化したパネルPでも、要求される強度を充分に確保できるようにしてある。尚、隣接して配置された複数の貯留空間Di同士で、柱部材5、梁部材6及びパネルPが共用されている。
【0039】次に、図7、図8に基づいて、パネルPについて説明する。このパネルPは、パネル厚さ方向に間隔を隔てて位置して平坦面状の一対のパネル表面部を形成するように矩形中空状に構成されている。つまり、横断面形状が略コの字形になるように屈曲成形した一対の板状部成形材7同士を、平坦状のパネル形成面7aが外方側に位置する状態で張り合わせて、中空状になるように構成されている。説明を加えると、板状部成形材7の外周部を横断面形状が略コの字形になるように屈曲成形して屈曲部7bと鍔部7cとで形成される内部空間に、上下方向に4個、左右方向に3個の断面形状が略L形の補強材8を、適宜間隔をあけて配置して溶接接続してあり、板状部成形材7に補強材8を溶接した状態では、補強材8の外方側の面が板状部成形材7の鍔部7cの外方側の面と略同一面を形成するとともに、補強材8が板状部成形材7の両側の鍔部7c間の略全長にわたる状態となるようにしてある。そして、一対の板状部成形材7を、夫々の鍔部7c同士、補強材8同士夫々を当付けた状態で対向させて、一対の板状部成形材7夫々の屈曲部7b同士を溶接接続して1枚の矩形中空状のパネルPを構成してある。
【0040】そして、パネルPは、左右両側縁部において、パネルPの外周部から外方側に向けて突出するように固定状態でフランジ部としての取付け用板材71が設けられる構成としている。つまり、断面が略T字形となるように取付け用板材71と取付け用の台座72と溶接固定され、台座72が矩形中空状のパネルの左右両側の端面部に溶接固定され、取付け用板材71がパネルPの外周部から左右横外方側に向けて突出するように固定状態で設けられる構成となっている。この取付け用板材71は複数のボルト挿通孔73が形成されている。尚、前記パネルPは、その中空部内部に補強材8を縦方向並びに横方向に略等間隔で並設してあり、そのことによって、パネル幅方向の全体において同じ強度になるように補強するように構成してある。上記補強材8の個数は必要とする強度に応じて適宜変更してもよい。
【0041】図5、図6、図9を参照しながら、柱部材5、梁部材6、及び、パネルPの組み付け構造について説明を加える。尚、貯留空間の床面の下方側には、上記したような導風路42や横送りコンベア70等の設置用の空間を確保する床枠部UKを形成しながら、各柱部材5や梁部材6及びパネルPを順次組み付けていくことになる。このような組み付け作業は、設備の外周側に位置させた状態で高い位置での締結作業を行えるようにするために作業用の足場が組まれることになる。各柱部材5は、夫々、横断面形状が角型中空状となる角筒材、具体的には、引き抜き加工による市販の角形鋼管が予め工場にて適宜長さに切断して加工された角筒材にて構成され、床枠部UKの上部側から上端部まで上下方向に沿って連なる一体形状として構成されている。又、各梁部材6は、各柱部材5を横方向に連結するように各パネルPの横方向の幅にほぼ対応する長さに形成され、上下方向中間部及び上方箇所の夫々に位置する梁部材6は、長手方向中間部分が、柱部材5と同様な断面形状が角型中空状となる角筒材からなる角筒部6aにて構成され、長手方向両端側箇所は、断面形状がH形の鋼材からなるH形部6bにて構成され、それらが予め溶接にて連結されて構成されている。尚、床面を支持する部材を兼ねる下側の梁部材6は、全域にわたりH形の鋼材にて構成されている。
【0042】図9に示すように、柱部材5の外周面における梁部材6との連結箇所には、横側方に向けて突出する状態で縦向きの連結板75が溶接固定され、梁部材6のH形部6bと連結板75とをボルト連結することで、柱部材5と梁部材6とが連結される構成としている。又、矩形状の枠部分の内周面における左右両側部を構成する柱部材5の外周面には、枠部分の内方側に向けて突出する状態で枠部分の上下方向ほぼ全域にわたり、フランジ部としての縦向きの取付板77が溶接固定されている。この取付板77には、パネル締結用の複数のボルト挿通孔78が形成されている。そして、前記パネルPが、その上下縁部を非連結状態とし、その左右縁部を柱部材5に締結手段にて連結する形態で枠部分に組付けられ、前記枠部分が、複数枚のパネルPを上下方向に並べて取り付けるように区画形成されて、その枠部分の内部に、パネルPが、上下方向に並ぶ状態で組付けられる構成であり、複数のパネルPとしては全て同仕様のものが用いられる。そして、隣接する柱部材5同士の間には上下方向に並べて2つの枠部分が形成されて、各枠部分において上下に並べて取り付け可能なパネル数を、上方側のものの方が下方側のものよりも多くなる状態で形成されて、それら枠部分の内部に、パネルPが、上下方向に並ぶ状態で組付けられている。すなわち、床面の支持部材を兼ねる最下段の梁部材6と中間部の梁部材6との間には、3枚のパネルPが上下に並べて取り付けられ、中間部の梁部材6と上部側の梁部材6との間には4枚のパネルPが上下に並べて取り付けられている。尚、図5においては、平面視で矩形状の貯留空間を形成する側壁部における周囲4面のうちの1面(パネル、中間の柱部材等)を切り欠いた状態を示している。
【0043】パネルPの取付け構造について説明すると、図10に示すように、パネルPの左右両側部における取付け用板材71を、柱部材5に取付けられている取付板77とを重なるように当て付けた状態で、夫々に形成された複数のボルト挿通孔73、78にわたって貫通装着されるネジ式締結具としてのボルト・ナット79にて締め付けることで、柱部材5に対してパネルPを連結固定する構成としている。
【0044】そして、貯留空間内部において、図18に示すように、パネルPの上下縁部と、それに隣接する隣接物としての梁部材6又は他のパネルPとの間を、それらが貯留空間の内外方向で相対移動することを許容する状態でシールするシール手段Sが設けられている。このシール手段Sは、金属製の帯板状で、且つ、幅方向の両端側に貼着部を備えかつ両貼着部の間にそれらが相対移動することを許容する融通部を備える状態で形成された帯状シートにて構成されており、その帯状シートSが、パネルPの上下縁部とそれに隣接する隣接物、つまり、他のパネルPや梁部材6とに亘り、パネルPの上下縁部の長手方向に沿って貼着されている。説明を加えると、シール手段Sは、ステンレス材の薄い帯板状のシールにて構成され、その片方の面には、幅方向の両端側に接着材が塗布された貼着部tが形成され、それらの両貼着部t、tの間には、例えば図19(イ)に示すように、融通部yとして折り返し部を形成することにより、両貼着部t、tが相対移動することを許容する構成となっており、パネルPの上下縁部の長手方向に沿って、パネルPの上下縁部とそれに隣接する隣接物とに両貼着部t、tが夫々貼着される構成となっている。尚、前記融通部yとしては、図19(ロ)に示すように、断面が波板状に屈曲形成させる構成のもの等でもよい。
【0045】このようにして、貯留空間に穀物が貯留されることにより、その貯留される穀物による荷重が掛かり、パネルPが貯留空間の内外方向に撓むことがあっても他のパネルPや梁部材6との間での相対移動を許容するようにしながら、それらの間に隙間が発生して穀物が入り込んだりすることを有効に回避できるようにしている。ところで、梁部材6の厚さはパネルPの厚さよりも少し大きくなっているが、図20に示すように、梁部材の角部分は円弧状に形成されて、穀物が堆積することなく下方に落下案内される構成としている。
【0046】そして、図10、図21に示すように、平面視で略四角形状に形成される周壁部の四隅の角部夫々において、その貯留空間の角部を非貯留状態にするために仕切る板状仕切り体97が、隣接する壁部に亘る状態で、かつ、壁部の高さ方向全体に位置する状態で設けられている。従って、パネルPと柱部材5との連結箇所が貯留空間と遮断されており穀物が存在しない領域となる。このような周壁部の四隅の角部は、その領域にも穀物を貯留できるようにすると、図22に示すように、攪拌スクリュー11による未攪拌域になってしまうので、上記したように仕切り板97を設けて貯留空間と遮断することで攪拌されない領域に穀物が貯留されるのを未然に防止できることになる。
【0047】前記攪拌スクリュー11による未攪拌域としては、平面視にて周壁部の四隅の角部に対応する個所だけでなく、図23に示すように、側面視における下端側の角部においても攪拌されない領域が生じるので、上記縦方向の仕切り板97と同様に、図21に示すように、斜め姿勢の横方向の仕切り板98を設けて、貯留空間と遮断することで攪拌されない領域に穀物が貯留されるのを未然に防止するようにしている。この仕切り板98には、送風機32による通流空気を通流させる通気孔98aが形成されている。尚、図5、図10に示すように、組み立て作業が終了した後に、点検用のハシゴHaが設けられる。これは、この設備が使用された後に、例えば、床面の清掃等のメンテナンスや点検作業等を行うために作業者が昇降するためのものである。
【0048】〔別実施形態〕次に別実施形態を説明する。
【0049】(1)上記の実施形態においては、前記シール手段が、金属製の帯板状で、且つ、幅方向の両端側に貼着部を備えかつ両貼着部の間にそれらが相対移動することを許容する融通部を備える状態に形成された帯状シートにて構成されるものを例示したが、このような構成に限らず、例えば、ゴムや他の合成樹脂材からなる伸縮自在な材質の材料を用いて両端側に貼着部を備えるシール部材でもよく、要するに、パネルの上下縁部と、それに隣接する隣接物としての梁部材又はパネルとの間を、それらが前記貯留空間の内外方向で相対移動することを許容する状態でシールする構成であればよく、その材質は限定されない。
【0050】(2)上記実施形態では、平面視にて四角形状の周壁部の角部に、貯留空間の角部を非貯留状態にするために仕切る板状仕切り体97が設けられる構成としたが、このような仕切り板を設けない構成としてもよい。
【0051】(3)上記実施形態では、前記パネルの左右縁部を前記柱部材に連結するための締結手段として、前記パネルの左右縁部に設けたフランジ部と前記柱部材に設けたフランジ部とに亘り貫通装着されるネジ式締結具を用いて締結するように構成したが、このような構成に限らず、例えば、リベットで締結したり、あるいは、溶接で締結するなど各種の連結構成にて実施してもよい。
【0052】(4)上記実施形態においては、隣接配置された複数の貯留空間Diを備えて、それら隣接する貯留空間Di同士で、柱と梁とパネルとを共用するようにしたが、このような形態に限るものではなく、種々の形態で構成することができる。例えば、単一の貯留空間を備えるようにしたり、あるいは、複数の貯留空間を隣接させない状態で備えるようにしてもよく、これらの場合には、上記柱部材等は共用されない。
【0053】(5)上記実施形態においては、隣接する前記柱部材の間に、複数の前記枠部分が、上下方向に並ぶ状態で、且つ、各枠部分において上下に並べて取り付け可能なパネル数を、上方側のものの方が下方側のものよりも多くなる状態で形成されて、それら枠部分の内部に、前記パネルが、上下方向に並ぶ状態で組付けられる構成としたが、各枠部分に同じ枚数のパネルを組み付けるようにしてもよく、あるいは、各枠部分に1枚づつパネルを組み付けるようにしてもよい。
【0054】(6)上記の実施形態においては、前記パネルとして同仕様のものを用いるようにしたが、例えば、前記補強材の枚数が異なるものや、上下方向の幅の互いに異なるもの等、異なる仕様のパネルを使用する構成としてもよい。
【出願人】 【識別番号】000001052
【氏名又は名称】株式会社クボタ
【出願日】 平成13年1月18日(2001.1.18)
【代理人】 【識別番号】100107308
【弁理士】
【氏名又は名称】北村 修一郎
【公開番号】 特開2002−209434(P2002−209434A)
【公開日】 平成14年7月30日(2002.7.30)
【出願番号】 特願2001−10075(P2001−10075)