| 【発明の名称】 |
サイロ |
| 【発明者】 |
【氏名】吉川 修
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| 【要約】 |
【課題】本発明は比較的大形のサイロでもブリッジを生ずるおそれがなく連続的にかつ小量でも多量でも安定的に貯蔵粉粒材料8を取出すことのできるサイロ11を得ることを目的とする。
【解決手段】円筒1の下端に引続いて逆円錐筒2によるホッパー1’を設け、該逆円錐筒2の中央部に正円錐筒3を配設して該正逆円錐筒2,3間に環状溝4を形成し、該環状溝4に複数の排出筒5を設け、排出筒5,5間には逆円錐筒2の内面2’から正円錐筒3の外面3’に至る稜線6からその両側に傾斜し、かつ両側の排出筒5,5に至る案内面6’、6’を形成してなるものである。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 円筒の下端に引続いて逆円錐筒によるホッパーを設け、該逆円錐筒の中央部に正円錐筒を配設して該正逆円錐筒間に環状溝を形成し、該環状溝に複数の排出筒を設け、排出筒間には逆円錐筒の内面から正円錐筒の外面に至る稜線からその両側に傾斜し、かつ両側の排出筒に至る案内面を形成してなるサイロ。 【請求項2】 正逆円錐筒が共通中心線上に設けられ、かつ正逆円錐筒の傾斜角が同一又は異なる請求項1記載のサイロ。 【請求項3】 上記排出筒の下端を回転フィーダの供給口に接続した請求項1又は2記載のサイロ。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は大形サイロ内の粉粒材料を連続的かつ円滑に排出供給する技術に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の大形サイロでは大径円筒の下端に逆円錐筒によるホッパー及びその下端に単一の排出筒を共通中心線上に設けたので排出筒の上部に貯蔵された粉粒材料によるブリッジ空間(架橋現象)及び偏析を生じ易く連続的かつ円滑な多量流下排出を阻害し易いため、上記貯蔵材料の安定的多量定量供給及び残留させることなく排出させることは困難であった。又排出筒径が大であるため、回転フィーダを大形としなければならないため却って高価になるという問題があった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明はサイロ内の貯蔵粉粒材料を連続的かつ円滑多量に流下排出し、安定的多量定量供給可能で残留のないサイロを得ること及び中形又は小形回転フィーダを利用して安価に形成することを目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するため本発明は円筒の下端に引続いて逆円錐筒によるホッパーを設け、該逆円錐筒の中央部に正円錐筒を配設して該正逆円錐筒間に環状溝を形成し、該環状溝に複数の排出筒を設け、排出筒間には逆円錐筒の内面から正円錐筒の外面に至る稜線からその両側に傾斜し、かつ両側の排出筒に至る案内面を形成してなるサイロ正逆円錐筒が共通中心線上に設けられ、かつ正逆円錐筒の傾斜角が同一又は異なる上記第1発明記載のサイロ上記排出筒の下端を回転フィーダの供給口に接続した上記第1又は第2発明記載のサイロによって構成される。 【0005】 【発明の実施の形態】地面又は床面9上に設立した機枠10に比較的大形のサイロ11を設ける。 【0006】上記サイロ11は比較的大径の直立円筒1の下端に引続いて逆円錐筒2によるホッパー1’が設けられ、この逆円錐筒2の中央部に正円錐筒3を配設し、これらの正逆円錐筒2,3間に断面V形の環状溝4を形成する。 【0007】この環状溝4に沿って等間隔に複数(2個以上、図1では6個)の円筒形排出筒5,5を設ける。該排出筒5の中心線c’は正逆円錐筒2,3の共通中心線cを中心とする円周d上にあって、該円周dは正逆円錐筒2,3の境界線と一致する場合(図2(イ)図)、逆円錐筒2側に拡径した場合(図2(ロ)図)又は正円錐筒3側に縮径した場合がある。 【0008】隣接排出筒5,5間には逆円錐筒2の内面2’から正円錐筒3の外面3’に至る(又は正円錐筒3の外面3’から逆円錐筒2の内面2’に至る)稜線6からその両側に下向に傾斜して該稜線6の両側の排出筒5,5に至る傾斜案内面6’、6’を形成し、両案内面6’、6’の上縁は上記稜線6に沿って一体に接続して山形に形成される。 【0009】稜線6は図3に示すように水平であるが、正円錐筒3側に又は逆円錐筒2側に傾斜させることができ、かつ稜線6の両側案内面6’、6’は対称形に形成される。 【0010】又正逆円錐筒2,3の傾斜角α、βは一般に同一に形成されるが、α>β又はα<βと相違させることができる。 【0011】上記各排出筒5の下端5’を図5に示すように回転フィーダ7の内筒7”の上端供給口7’にフランジ7a、7bを介してボルトで着脱自在に接続し、該フィーダ7によって上記排出筒5内の粉粒材料を定量排出するものである。 【0012】上記回転フィーダ7は一般に実開平6−35235号その他に示されるように内筒7”の下端下方に間隙tを介して底板12を配置し、底板12の外周に沿って上記内筒7”と中心線c”を共有する外筒13を設け、その上端と内筒7”の外周面とを接続板14で一体に接続して内外筒7”、13間に粉粒材料8の環状通路pを介在させ、底板12の中心部に突設した回転軸15に複数のスポーク16を設け、該スポーク16の外端に外筒13の内周面に沿って回転する回転リング17を設け、該リング17に内側に向う複数の掻爪18を設けて上記間隙tから上記通路p内に流出した粉粒材料8を上記通路p内を掻爪18で移動させ、通路p内の排出口19から定量排出させるものであるが、これに限定されるものではなく、その他の構造の回転フィーダであってもよい。 【0013】従って上記サイロ11内に粉粒材料8(殻類等)を貯蔵し、各排出筒5の下端ゲート(図示していない)又は回転フィーダ7を同時又は各個に動作させることによって排出筒5から粉粒材料8を排出することができる。 【0014】排出筒5内の粉粒材料8が下降すると、上記環状溝4内の該材料8は逆円錐筒2の内面2’及び正円錐筒3の外面3’に沿って排出筒5に向って下降し、かつ隣接排出筒5,5間に向う上記材料8は稜線6によってその両側の案内面6’6’に振り分けられ、該案内面6’、6’に沿って排出筒5,5に向って下降する。 【0015】逆円錐筒2の内面2’に沿って下降する粉粒材料8は図1矢印aに示すように排出筒5に向って集中し、正円錐筒3の外面3’に沿って下降する上記材料8は矢印bに示すように排出筒5に向って拡散するため、排出筒5の両側正逆円錐筒2,3では集中と拡散作用が行われ、それに伴って排出筒5の上方においても上記集中拡散作用の影響によって粉粒材料8は乱されて安定することがないから排出筒5に向って自重及び上方の重量が掛って下降流を生じる。 【0016】隣接排出筒5,5間に流下する粉粒材料8は稜線6の両側の案内面6’、6’に分割案内されて両側の排出筒5,5に向って下降し排出筒5,5内に入って該筒5,5内を下降し、下方の搬出コンベヤ上に排出され次の工程に搬出される。 【0017】上記排出筒5の下端5’に上記回転フィーダ7の内筒7”の上端供給口7’を接続することによって該フィーダ7の排出口19から上記材料8を定量排出し、搬出コンベヤ上に定量供給することができる。 【0018】尚図5中20は間隙tの調節円筒、21は原動機、22は駆動ベルトケース、23は回転軸15の駆動用減速機である。 【0019】 【発明の効果】本発明は上述のように構成したので比較的大形のサイロであっても貯蔵材料にブリッジを形成するおそれがなく、かつ複数排出筒を採用したため偏析のおそれが少なく連続的かつ安定的に上記材料の少量又は多量排出を行い得るばかりでなく粉粒材料の残留をなくし得る効果がある。 【0020】又排出筒の下端に比較的小径の定量回転フィーダを装着することによって少量又は多量の定量排出を行い得るばかりでなく安価に得られるものである。
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| 【出願人】 |
【識別番号】592096111 【氏名又は名称】株式会社ヨシカワ
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| 【出願日】 |
平成13年1月17日(2001.1.17) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100068973 【弁理士】 【氏名又は名称】藤井 信行 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2002−209433(P2002−209433A) |
| 【公開日】 |
平成14年7月30日(2002.7.30) |
| 【出願番号】 |
特願2001−8397(P2001−8397) |
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