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【発明の名称】 伐採物移動機構を備えた草刈り機
【発明者】 【氏名】松本 大次郎

【要約】 【課題】草を刈り取る切断部と、伐採物移動機構を一体的に設けて着脱を簡単に行うことができる伐採物移動機構を備えた草刈り機を提供する。

【解決手段】パワーショベルカーのアーム12の先部及びアーム12に設けられたバケットリンク34の先部にその基側天井部66の2カ所がそれぞれ回動可能でかつ着脱可能に連結され、バケットシリンダ14の伸縮により傾動可能な本体フレーム16と、本体フレーム16の底部に回転可能に設けられ、本体フレーム16に設けられたモータ38によって駆動されて、被伐採物を刈り取る回転刃18と、本体フレーム16の側部に固定された固定側部材19、及びその基部が本体フレーム16に回動可能に取付けられると共に、本体フレーム16に取付けられたシリンダ22によって駆動される可動側部材21を備えた伐採物挟持手段67とを有する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 パワーショベルカーのアームの先部及び該アームに設けられたバケットリンクの先部にその基側天井部の2カ所がそれぞれ回動可能でかつ着脱可能に連結され、バケットシリンダの伸縮により傾動可能な本体フレームと、前記本体フレームの底部に回転可能に設けられ、前記本体フレームに設けられたモータによって駆動されて、被伐採物を刈り取る回転刃と、前記本体フレームの側部に固定された固定側部材、及びその基部が前記本体フレームに回動可能に取付けられると共に、前記本体フレームに取付けられたシリンダによって駆動される可動側部材を備えた伐採物挟持手段とを有することを特徴とする伐採物移動機構を備えた草刈り機。
【請求項2】 請求項1記載の伐採物移動機構を備えた草刈り機において、前記伐採物挟持手段は、前記本体フレームのアーム側に設けられていることを特徴とする伐採物移動機構を備えた草刈り機。
【請求項3】 請求項1又は2記載の伐採物移動機構を備えた草刈り機において、前記モータ及び前記シリンダは、前記パワーショベルカーの油圧源に接続されて油圧駆動され、前記パワーショベルカーの運転席から操作可能であることを特徴とする伐採物移動機構を備えた草刈り機。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パワーショベルカーの先部に取付けられ、刃物により切断した伐採物を挟んで移動させる伐採物移動機構を備えた草刈り機に関する。
【0002】
【従来の技術】河川敷や工場建設予定地のような広大な土地に雑草等の植物が大量に生えており、これらの植物を手作業で除去するには時間がかかるため、機械を用いてまとめて除去している。一方、パワーショベルカーのアームは昇降及び旋回可能に設けられ、さらにアームの先部には、土砂を掘削及び積込み可能な容器状のバケット、及び前記アームとバケットを連結して伸縮し、バケットを傾斜可能なバケットシリンダが設けられている。バケットは、作業の用途において変更可能で、例えば、回転切断刃を備えた草刈り機、及び草刈り機によって刈り取った草を挟んで移動させる伐採物移動機構をアームに取付けることもできた。
【0003】図4に示すように、登録実用新案公報第3049153号に開示された伐採物を移動出来る油圧モーター駆動式草刈り機(以下、草刈り機70という)は、パワーショベルカーのアーム72の先部及びバケットシリンダ73に取付けられたハウジング74に、油圧モータ75と、油圧モータ75に軸76を介して接続され外周に刃物77を備えた円板78を取付け、また、ハウジング74の後部に曲線状の帯板鉄板79を設けていた。また、アーム72の先端付近に、ブラケット80と油圧シリンダ81の一端をそれぞれ取付け、ブラケット80に曲線状の帯板鉄板82を回動可能に取付け、帯板鉄板82に油圧シリンダ81の他端を取付けていた。かかる構成によって、円板78の刃物77で刈り取った伐採物を、帯板鉄板79、82の間に挟んで、別に配置したトラック等に積載することができた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従来の草刈り機70は、ブラケット80及び油圧シリンダ81をアーム72に取付ける構造であったため、通常使用するバケットから草刈り機70に取り替える場合には、アーム72の先部及びバケットシリンダ73への取付けの他、アーム72にブラケット80を予め溶接しておき、また、油圧シリンダ81の他端と帯板鉄板82をボルト等を用いて固定する必要があり、交換作業に多大な時間がかかっていた。また、ブラケット80等の追加工を行う必要があったため、無駄な経費がかかっていた。本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、草を刈り取る切断部と、伐採物移動機構を一体的に設けて着脱を簡単に行うことができる伐採物移動機構を備えた草刈り機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う本発明に係る伐採物移動機構を備えた草刈り機は、パワーショベルカーのアームの先部及び該アームに設けられたバケットリンクの先部にその基側天井部の2カ所がそれぞれ回動可能でかつ着脱可能に連結され、バケットシリンダの伸縮により傾動可能な本体フレームと、前記本体フレームの底部に回転可能に設けられ、前記本体フレームに設けられたモータによって駆動されて、被伐採物を刈り取る回転刃と、前記本体フレームの側部に固定された固定側部材、及びその基部が前記本体フレームに回動可能に取付けられると共に、前記本体フレームに取付けられたシリンダによって駆動される可動側部材を備えた伐採物挟持手段とを有する。ここで、バケットシリンダとは、パワーショベルカーのアームの先部に予め設けられ、取付けられるバケット等のアタッチメントを傾動させるシリンダのことをいう。モータ及びシリンダは、例えば、油圧又は電動のものを用いることができる。草刈り機は、本体フレームに、回転刃と伐採物挟持手段を一体的に取付けており、本体フレームは、パワーショベルカーのアーム及びバケットリンクに2カ所で着脱可能なので、多数箇所の着脱にかかる多大な労力及び時間を短縮して費用を削減し、また、作業を容易に行うことができる。また、草刈り機の未使用時には各部材が分離せず、一体的に収納することができるので、部品の紛失を防止することができる。そして、固定側部材を固定配置し、可動側部材のみを移動させるので、装置の構造を簡単にすることができ、全体の重量を抑えることができる。
【0006】また、伐採物挟持手段を、前記本体フレームのアーム側に設けることが好ましい。かかる構成によって、固定側部材によって、刈り取った草を運転席から目視しながら掻き集めることができる。この動作は、通常のバケットに形成された爪部で土砂を掻き取るときの動作と同じなので、運転者による草刈り機の操作性をよくすることができる。そして、前記モータ及び前記シリンダを、前記パワーショベルカーの油圧源に接続して油圧駆動し、前記パワーショベルカーの運転席から操作することも可能である。モータ及びシリンダの駆動源としてパワーショベルカーの油圧源を用いるので、草刈り機の重量を軽減することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態について説明し、本発明の理解に供する。図1〜図3に示すように、本発明の一実施の形態に係る伐採物移動機構を備えた草刈り機10は、図示しないパワーショベルカーのアーム12の先部及びアーム12に設けられたバケットリンク34の先部にその基側天井部66の2カ所がそれぞれ回動可能でかつ着脱可能に連結され、バケットシリンダ14の伸縮により傾動可能な本体フレーム16を有している。本体フレーム16は、通常の配置状態では、上部に天板23、下部に底板24を備え、天板23及び底板24の外周を側板25で接続している。また、草刈り機10は、本体フレーム16の底部に配置された底板24に回転可能に設けられ、本体フレーム16に設けられたモータの一例である油圧モータ38によって駆動されて、被伐採物を刈り取る回転刃18と、本体フレーム16の側部に固定された固定側部材19、及びその基部が本体フレーム16に回動可能に取付けられると共に、本体フレーム16に取付けられたシリンダの一例である油圧シリンダ22によって駆動される可動側部材21を備えた伐採物挟持手段67とを有している。なお、伐採物移動機構とは、伐採物挟持手段67及び伐採物挟持手段67とパワーショベルカーの油圧源とを接続する図示しない接続用の油圧配管とをいう。以下、詳しく説明する。
【0008】まず、本体フレーム16について説明する。本体フレーム16の天板23及び底板24は、前側が半円状、後側が矩形状に形成されており、天板23及び底板24の外周を、屈曲した側板25で接続している。すなわち、本体フレーム16の外形は、前側が半円柱状、後側が矩形状に形成されている。側板25の例えば、左側部には、開口部26が形成され、本体フレーム16の外側から本体フレーム16の内部に工具等を挿入して作業を行うことができるように構成されている。天板23の上部には、前後に長い接続板27、27aが幅方向の両端部に溶接固定されている。接続板27、27aの後側には、回動支持軸33が挿通でき、架け渡されて固定される回動取付け孔28、28aがそれぞれ形成されている。また、接続板27、27aの前側には、揺動支持軸35が挿通でき、架け渡されて固定される揺動取付け孔29、29aがそれぞれ形成されている。回動取付け部13は回動支持軸33を備え、揺動取付け部15は揺動支持軸35を備えている。そして、基側天井部66は、回動取付け部13、揺動取付け部15及びこれらを支持する接続板27、27aによって構成されている。
【0009】ここで、パワーショベルカーのアーム12の構造について説明する。パワーショベルカーは通常の工事等に用いられている汎用品で、前側に回動可能なブームを備え、アーム12は、ブームの前側に回動可能に設けられている。アーム12の先側には、バケットシリンダ14の基部が回動可能に設けられ、バケットシリンダ14のロッド先部30とアーム12の先端部は、両端部が回動可能な第1リンク部材31で接続されている。アーム12に設けられた第1リンク部材31よりさらに先側には、回動挿通孔32が形成され、回動挿通孔32は、回動取付け孔28、28aの間に配置されて、回動支持軸33が挿入される。このようにして、アーム12と本体フレーム16は、回動可能に連結される。
【0010】一方、ロッド先部30には、バケットリンク34の一端部が回動可能に接続されている。また、バケットリンク34の他端部には揺動挿通孔36aが形成され、揺動挿通孔36aは、揺動取付け孔29、29aの間に配置されてから、揺動支持軸35が挿入される。このようにして、バケットリンク34と本体フレーム16は、揺動可能に連結される。図1は、バケットシリンダ14のロッドを少し伸ばした状態を示している。この位置からロッドを縮めると、回動取付け部13の位置は変わらずに揺動取付け部15が上方に移動し、本体フレーム16は、後側が下がるように傾斜する。また、逆に、ロッドを伸ばすと、本体フレーム16は前側が下がるように傾斜し、このロッドの動作によって、本体フレーム16は、回動支持軸33を中心に実質的に100度程度回動することができる。
【0011】次に、本体フレーム16に設けられた回転軸17及び回転刃18について説明する。回転軸17は、底板24に設けられた軸受36に中間部を保持されて垂直に設けられ、その上端部は継手37を介してモータの一例である油圧モータ38に接続され、油圧モータ38によって回転可能である。油圧モータ38は、架台39を介して底板24に固定されている。また、回転軸17の下端部は、回転刃18の、中央に接続用ボス部40を備えた円板部41に接続されている。また、図3に示すように、円板部41の周囲には、刃物取付け軸42が45度おきに設けられている。外側端が尖って変形した三角状に形成された刃物43は、基部が刃物取付け軸42に取付けられ、側部の回転方向前側(回転して被伐採物に当接する側)には刃部44が形成されている。刃部44の形状は、回転方向前側が進行方向に対して円弧状にくぼんで形成されている。かかる構成によって、刃部44の接触距離が長くなりより切れやすくすることができる。
【0012】円板部41は、油圧モータ38によって、例えば、1000rpm前後の速度で回転し、各刃物43は、図3に示すように、遠心力によって刃部44を円板部41の外周縁より外側に突出した状態で回転し、この刃部44によって地上の被伐採物を刈り取ることができる。被伐採物に異物が混入していた場合には、刃物43は円板部41の回転方向とは逆側に回動して、異物から逃げることができるので、刃部44の欠損を防止することができる。なお、底板24と円板部41との間には、スカート部69を設け、被伐採物が回転軸17に絡みつくことを防止している。回転刃18は、円板部41、接続用ボス部40、刃物取付け軸42、及び刃物43によって構成されている。
【0013】図1〜図3に示すように、回転刃18の実質的に後側半分には、回転刃18の外周縁より半径方向外側に同心状に配置され、回転刃18で切断され半径方向外側に飛散する伐採物を衝突させ、下方に落下させる平面視して円弧状の飛散防止カバー45〜47が設けられている。飛散防止カバー45、47のそれぞれの前端部は、側板25の両側に三角形状の保持板48、49を介してそれぞれ接続されている。ここで、板状に形成され、本体フレーム16の後側(アーム12側)に平行に配置されて固定側部材19を構成する複数枚の挟持板57〜60について説明する。挟持板57〜60は、下側に向かって徐々に拡幅して形成されている。挟持板57、60の前部は本体フレーム16の後方両角部に平行に固定され、挟持板58、59はその間に平行に配置される。また、挟持板58、59は、挟持板57、60の上半分を除去した形状に形成され、挟持板57〜60の曲線状に形成された後側端68は、側面視したときに重合するように配置されている。また、挟持板57、60の下部は、飛散防止カバー45、47の後端部に接続されている。挟持板57、60の間には、少しの隙間をあけて飛散防止カバー46が配置され、飛散防止カバー46の両端部には、挟持板58、59が接続されている。なお、挟持板57、58間の隙間の幅と、固定側部材59、60間の隙間の幅は、それぞれ20〜50cm程度に形成しているが、伐採物の長さや絡み具合によって、伐採物を保持しやすい範囲であれば、これより小さくしても大きくしてもよい。
【0014】次に、本体フレーム16に回動軸20を介して回動可能に設けられた可動側部材21について説明する。回動軸20は、軸心の向きを両側方に配置して、その両端部を、天板23の下部の後側であって挟持板57、60の間に溶接固定された2枚の軸保持板62、63に支持されている。可動側部材21は、回動軸20に外挿された筒状部材52と、回動軸20の下方に平行に配置され、筒状部材52に接続板64、65で連結される大径パイプ部材53と、大径パイプ部材53の両端部にその基部を固定し、先部が挟持板57、58間の隙間と、挟持板59、60間の隙間に回動してそれぞれ嵌入可能な挟持爪部54、55とを有している。挟持爪部54、55の先部は尖った形状に形成され、それぞれの先端は、前側に少し屈曲している。両側の挟持爪部54、55の中間部は、後側に少し傾斜した補強板56で接続されている。
【0015】次いで、可動側部材21を駆動する油圧シリンダ22について説明する。油圧シリンダ22は、基端部が天板23の下部の前側に回動可能に取付けられ、ロッドの先端部が、回動接続軸61を介して可動側部材21の接続板64、65に回動可能に取付けられる。このとき、油圧シリンダ22の基端部は、油圧モータ38の直上方に配置されている。油圧シリンダ22は、油圧モータ38の上方位置を避けて設けることも可能で、この場合には、草刈り機の高さをさらに低く形成でき、草刈り機を軽量、コンパクトに形成することが可能になる。挟持爪部54、55は、回動軸20を中心に回動することができ、挟持爪部54、55の先部及び補強板56は、伐採物を掻き取りながら前方に移動し、挟持板57〜60との間で伐採物を挟持することができる。また、挟持爪部54、55の先部は、挟持板57、58間の隙間と、挟持板59、60間の隙間に嵌入する櫛歯状に形成され配置されているので、把持した塊状の伐採物の下部を強固に保持して、持ち上げた伐採物が落下することを防止できる。また、挟持板57〜60、及び挟持爪部54、55のそれぞれの面に水平な方向に移動して伐採物を把持する機構なので、2面で挟んで移動する方式に比べて使用する板状材の面積を小さくして、装置全体の軽量化を図ることができる。
【0016】油圧モータ38及び油圧シリンダ22は、パワーショベルカーの図示しない油圧源に接続して油圧駆動することができ、パワーショベルカーの運転席から操作することができる。回転軸17、回転刃18、固定側部材19、可動側部材21、及び油圧シリンダ22は、本体フレーム16に一体的に取付けられている。そして、この状態で、本体フレーム16は、アーム12に回動取付け部13及び揺動取付け部15を介して着脱可能に構成されている。
【0017】パワーショベルカーに用いられる通常のバケットの重量は、例えば、180kg〜200kg程度であるが、これに土砂を積載したときの重量は500kg以上になる。草刈り機10の重量は、例えば、240kg程度であるが、伐採物は軽量で、自重以外に加わる負荷が小さいので、伐採物移動機構を備えた草刈り機10は、問題なく使用することができる。続いて、草刈り機10の使用手順について説明する。
(準備工程)草刈り機10は接続用配管と共に倉庫に保管されている。草刈り機10を取付けるときには、まず、パワーショベルカーに取付けてある図示しないバケットをアーム12の先部及びバケットリンク34の先部から取外す。
(取付け工程)次いで、草刈り機10の本体フレーム16を、回動取付け部13と揺動取付け部15を介してアーム12とバケットリンク34に取付け、油圧シリンダ22、油圧モータ38とパワーショベルカーを油圧配管で接続する。
【0018】(伐採工程)パワーショベルカーを操作して、回転刃18を、地面と実質的に平行に配置し、油圧モータ38を駆動して、所定範囲内の雑草等の被伐採物を刈り取る。
(集積工程)油圧モータ38を停止した後、バケットシリンダ14を操作して、固定側部材21の下端部で地上に散乱した刈り取った後の伐採物を掻き集め、また、油圧シリンダ22を随時作動させ、可動側部材21と固定側部材19で伐採物を挟持し、所定箇所に集積し、又はトラック等に積載して運搬する。なお、本工程は、伐採工程を行いながら実施することも可能である。以上、本発明に係る実施の形態について説明してきたが、本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、例えば、挟持板と挟持爪部の数を増やして伐採物の把持を確実なものにすることができる。
【0019】
【発明の効果】請求項1〜3記載の伐採物移動機構を備えた草刈り機においては、パワーショベルカーのアーム及びバケットリンクの先部に基側天井部の2カ所だけで着脱可能なので、着脱にかかる多大な労力及び時間を短縮して費用を削減し、また、作業を容易に行うことができる。さらに、可動側部材及びシリンダが本体フレームに一体的に設けられているので、動作確認や回動位置の調整を、草刈り機の取付けの度に行うことが不要になり、取付け後にすぐ使用することができる。また、草刈り機の未使用時には各部材が分離せず、一体的に収納することができるので、部品の紛失を防止することができる。そして、可動側部材のみを移動させるので、装置の構造を簡単にすることができ、全体の重量を抑えることができる。特に、請求項2記載の伐採物移動機構を備えた草刈り機においては、伐採物挟持手段を、本体フレームのアーム側に設けるので、刈り取った草を、固定側部材で運転席側に掻き集めることができ、パワーショベルカーの運転席からの運転者による草刈り機の操作性をよくすることができる。そして、請求項3記載の伐採物移動機構を備えた草刈り機においては、モータ及びシリンダを、パワーショベルカーの油圧源に接続して油圧駆動するので、草刈り機に駆動源を別に設ける必要がなく、重量を軽減することができる。
【出願人】 【識別番号】000146261
【氏名又は名称】株式会社松本製作所
【出願日】 平成13年5月18日(2001.5.18)
【代理人】 【識別番号】100090697
【弁理士】
【氏名又は名称】中前 富士男
【公開番号】 特開2002−335733(P2002−335733A)
【公開日】 平成14年11月26日(2002.11.26)
【出願番号】 特願2001−149754(P2001−149754)