| 【発明の名称】 |
鱗茎作物調製機の搬送装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】森安 康夫
【氏名】三木 輝正
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| 【要約】 |
【課題】従来、鱗茎作物調製機の供給搬送装置は左右一対の水平周回ベルト搬送装置で構成され、鱗茎作物を供給するのに搬送装置の先端部から倒立姿勢で一個ずつ供給しなければならないため非能率的であった。
【解決手段】本発明は鱗茎作物搬送装置に対して、横倒し姿勢で供給した鱗茎作物を搬送途上で倒立姿勢に姿勢変更可能とする事で、供給時は横倒し姿勢で複数個を一括供給し、茎葉や髭根の切断処理は倒立姿勢で行う事ができ、供給作業能率の向上を図り調製作業を円滑にしたもので、その構造は左右対向する鱗茎支持搬送装置の一方側を水平周回する一本のベルト搬送装置とし、他方側を前後に分割したベルト搬送装置として、前搬送を縦周回ベルト構造とし後搬送を水平周回構造として、前後のベルト搬送構造の受継部で姿勢の変更をする構成にした。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 掘取収穫された鱗茎作物を搬送装置に供給して、該搬送装置の搬送過程で鱗茎作物の茎葉部と髭根を切断する鱗茎作物調製機(T)において、一連の搬送装置に対して、横倒し姿勢で供給された鱗茎作物を搬送途上で倒立姿勢に姿勢変更しながら移送できる様にした搬送構成を特徴とする鱗茎作物調製機の搬送装置。 【請求項2】 前記鱗茎作物調製機(T)の搬送装置に関して、搬送装置を左右対向させてなる鱗茎支持搬送装置(5)の一方側を一体のベルト搬送装置(5a)で構成して、他方側を前後に分割し前部を縦周回ベルト構造にして、後部を水平周回ベルト構造にした配設構成を特徴とする鱗茎作物調製機の搬送装置。 【請求項3】 前記鱗茎作物調製機(T)の搬送装置に関して、搬送装置を左右対向させてなる鱗茎支持搬送装置(5)の搬送過程において、前半部を水平周回ベルトと縦周回ベルトとを対向させ相互協働しながら支持搬送し、後半部を水平周回ベルトどうしの対向同調によって、一連の支持搬送を構成した事を特徴とする鱗茎作物調製機の搬送装置。 【請求項4】 前記鱗茎作物調製機(T)の搬送装置に関して、搬送装置を左右対向させてなる鱗茎支持搬送装置(5)の一方側を一体のベルト搬送装置(5a)で構成し、他方側を前後に分割したベルト搬送構成にして、前ベルト搬送装置(5b)と後ベルト搬送装置(5c)との受継部へ作物誘導装置を装着した事を特徴とする鱗茎作物調製機の搬送装置。 【請求項5】 前記鱗茎作物調製機(T)の搬送装置に関して、搬送装置を左右対向させてなる鱗茎支持搬送装置(5)の一方側を一体のベルト搬送装置(5a)で構成して、他方側を前後に分割したベルト搬送構成にし、前ベルト搬送装置(5b)を縦周回構造にして、後ベルト搬送装置(5c)を水平周回構造にした鱗茎支持搬送装置(5)において、該鱗茎支持搬送装置(5)の前ベルト搬送装置(5b)と後ベルト搬送装置(5c)との受継部へ作物誘導装置を装着し、その構成を後ベルト搬送装置(5c)のベルト始端側プ−リ(5d)と同軸回転する鱗茎作物誘導体(5e)及び後搬送ベルト(5m)の周回径より大径なる突起部を断続形成した掻込突起体(5f)を前記始端側プ−リ(5d)を挟んで上下に重合軸着した構成にした事を特徴とする鱗茎作物調製機の搬送装置。 【請求項6】 前記鱗茎作物調製機(T)の搬送装置に関して、搬送装置を左右対向させてなる鱗茎支持搬送装置(5)の一方側を水平周回ベルト構造にし他方側を縦周回ベルト構造にして、互いにベルト上面を同一高さに揃えて、対向配設した構成を特徴とする鱗茎作物調製機の搬送装置。 【請求項7】 前記鱗茎作物調製機(T)の搬送装置に関して、搬送装置を左右対向させてなる鱗茎支持搬送装置(5)の一方側を水平周回ベルト構造にし、他方側を縦周回ベルト構造にして、互いにベルト上面を同一高さに揃えて、対向配設した鱗茎支持搬送装置(5)において、一方側のベルト装置の伝動プ−リ(5g)を伝動起点として他方側を駆動する構造にし、支持搬送面に対し立体交差した伝動構成を特徴とした鱗茎作物調製機の搬送装置。 【請求項8】 前記鱗茎作物調製機(T)の搬送装置に関して、搬送装置を左右対向させてなる鱗茎支持搬送装置(5)の一方側を一体のベルト搬送装置(5a)で構成し、他方側を前後に分割したベルト装置構造にして、前ベルト搬送装置(5b)の後プ−リ側入力軸(5h)を支点軸として前記一方側のベルト搬送装置(5a)の前半部と分割構成の前ベルト搬送装置(5b)が相対位置を維持しながら上下回動可能なる構成にした事を特徴とした鱗茎作物調製機の搬送装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、圃場から鱗茎作物収穫機等により採取されて畝上に置かれた鱗茎作物を拾い上げて、茎葉部と髭根を切断して調製するか、又は定置仕様として同様の処理調製を行う鱗茎作物調製機の搬送装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来から、鱗茎作物収穫機等により圃場から鱗茎作物を採取し圃場に放置して乾燥させ、その後、畝に沿って鱗茎作物調製機を走行させて、拾い上げた鱗茎作物を該調製機の供給搬送装置を介して供給し、鱗茎作物の茎葉部と髭根を切除する鱗茎作物の調製技術が既に色々な形で公知となっている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の技術においては、鱗茎作物を拾い上げて調製機に供給搬送装置を介して供給する構成で、搬送装置が左右一対の水平周回ベルト搬送装置で鱗茎作物を供給するので、搬送装置の先端部から倒立姿勢で一個ずつ供給しなければならないため、調製作業に手間がかかり非能率的であった。そこで本願発明では、一連の搬送装置に対して、横倒し姿勢で鱗茎作物を供給し搬送途上で倒立姿勢に姿勢変更しながら移送できる様にして、供給の利便性を向上改善し、且つ従来技術による鱗茎作物の茎葉部と髭根を切除調製と合わせて、従来技術の供給搬送装置の不具合を解消し能率向上を図った鱗茎作物調製機の搬送装置を提供する。 【0004】 【課題を解決するための手段】本願発明は、前記の不具合を解消するために、圃場より掘取収穫された鱗茎作物を搬送装置に供給して、該搬送装置の搬送過程で鱗茎作物の茎葉部と髭根を切断する鱗茎作物調製機において、一連の搬送装置に対して、鱗茎作物を横倒し姿勢で供給し搬送途上で倒立姿勢に姿勢変更しながら移送できる様にすることで、従来技術による搬送装置の先端に倒立姿勢で一個ずつ供給していたのを、横倒し姿勢で複数個まとめて供給しながら搬送途上で倒立姿勢に姿勢変更させる事ができ、従来のように鱗茎作物の茎葉部と髭根を切断調製する事も可能となり調製作業の能率向上を図った。 【0005】前記鱗茎作物調製機の搬送装置に関して、搬送装置を左右対向させてなる鱗茎支持搬送装置の一方側を一体構造のベルト搬送装置で構成し、他方側を前後に分割したベルト搬送装置で構成し、分割された前ベルト搬送装置を縦周回構造にし後ベルト搬送装置を水平周回構造にして、前記ベルト搬送装置と協働して鱗茎作物を前半搬送は横倒し姿勢で後半は倒立姿勢で搬送する様にした。 【0006】前記鱗茎作物調製機の搬送装置に関して、搬送装置が左右対向してなる鱗茎支持搬送装置の搬送過程において、前半部を水平周回ベルトと縦周回ベルトとを対向させ相互協働しながら支持搬送し、後半部を一対の水平周回ベルトどうしの対峙同調によって、前後ベルト搬送装置の受継部で鱗茎作物を横倒し姿勢から倒立姿勢に移送姿勢を変更して、従来慣行の姿勢で鱗茎作物を茎葉部や髭根を切断する調製部に搬送することで、供給能率の向上を行いそれに伴って全体的に調製作業能率の向上を図った。 【0007】前記鱗茎作物調製機の搬送装置に関して、搬送装置を左右対向させてなる鱗茎支持搬送装置の一方側を一体のベルト搬送装置で構成し、他方側を前後に分割したベルト搬送構成にして、前ベルト搬送装置と後ベルト搬送装置との受継部へ作物誘導装置を装着して、円滑に横倒し姿勢から倒立姿勢に移送姿勢を変更させるようにした。 【0008】前記鱗茎作物調製機の搬送装置に関して、搬送装置を左右対向させてなる鱗茎支持搬送装置の一方側を一体構造のベルト搬送装置で構成し、他方側を前後に分割したベルト搬送装置として、前ベルト搬送装置を縦周回構造にして、後ベルト搬送装置を水平周回構造にした鱗茎支持搬送装置において、該鱗茎支持搬送装置の縦周回構造からなる前ベルト搬送装置と水平周回構造からなる後ベルト搬送装置の受継部の構造を以下の様にした。後ベルト搬送装置のベルト始端側プ−リと同軸回転する鱗茎作物誘導体及び掻込突起体を前記始端側プ−リの上下に重合軸着して、その同調回転によって横倒し姿勢で搬送されて来た鱗茎作物を倒立姿勢に姿勢変更しながら移送できるように構成した。 【0009】更に、前記搬送装置が左右対向してなる鱗茎支持搬送装置の一方側を水平周回ベルト構造にし他方側を縦周回ベルト構造にしたものにおいて、互いにベルト上面を同一高さに揃えて対向配設して、水平周回ベルトと縦周回ベルトの支持搬送作用部を同一平面上で揃え保持して、相互協働による支持搬送作用を容易なるようにした。 【0010】又、前記搬送装置が左右対向して、一方側を水平周回ベルト構造にし、他方側を縦周回ベルト構造にして、互いにベルト上面を同一高さに揃えてなる鱗茎支持搬送装置において、一方側のベルト装置の伝動プ−リを伝動起点として他方側を駆動する構造にし、支持搬送面に対し立体交差する様にした簡易な伝動機構として構成した。 【0011】前記鱗茎作物調製機の搬送装置に関して、搬送装置を左右対向させてなる鱗茎支持搬送装置の一方側を一体のベルト搬送装置で構成し、他方側を前後に分割したベルト装置構造にして、前ベルト搬送装置の後プ−リ側入力軸を支点軸として、前記一方側の一体ベルト搬送装置の前半部と分割構成の前ベルト搬送装置が相対位置を維持しながら上下回動可能に構成し、前記鱗茎支持搬送装置を作業状態に応じて高さ調製可能にし、また移動時の収納も容易にした。 【0012】 【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態について、図面に基づき実施例を以って説明する。図1は本願発明の要部である支持搬送装置前半部の平面図である。図2は同じく本願発明の要部である支持搬送装置前半部の側面図である。図3は本願発明に係わる鱗茎作物調製機の全体側面図であり、図4は同じく鱗茎作物調製機の主要部を示した全体平面図である。図5は本願発明に係わる伝動プ−リと丸ベルトの相関を示す側面図である。図6は図1におけるA‐A断面図で、図7は同図1におけるB‐B断面図であり、図8は同じく図1におけるC‐C断面図である。図9は鱗茎作物調製装置の伝動機構側面図である。図10は鱗茎作物調製装置における別案の髭根切断刃を構成した側面図である。図11は同別案の髭根切断刃の断面図であり、図12は同別案の髭根切断刃の正面図である。図13は鱗茎作物調製装置の仕上げ調整部の伝動機構平面図である。 【0013】本願発明の実施例である鱗茎作物調製機(T)の全体構成について図3の図示に基づき説明する。鱗茎作物調製機(T)は走行装置(T1)上に載置された機台(T2)に各種搬送装置及び鱗茎作物調製装置(T3)が搭載され、前記機台(T2)の後部にエンジン(E)と走行伝動装置(T4)及び操縦ハンドル(T5)等が配設されている。そして鱗茎作物調製装置(T3)と操縦ハンドル(T5)の間に左右切替え自在の排出シュ−タ−(16)が配設され、その左右下端には折畳み収納可能なる排出口(16a)が設けてある。 【0014】次に、前記鱗茎作物調製装置(T3)の構成を図3〜図4に基づいて記述する。前部に配設される供給粗処理部(1)と、後部に配設される仕上げ調製部(2)とに大別されその組合せで構成されている。この供給粗処理部(1)と仕上げ調製部(2)はそれぞれカバ−(13・14)によって覆われ、該供給粗処理部(1)のカバ−(13)の上面高さは仕上げ調製部(2)のカバ−(14)の上面高さより低く配置構成して、この供給粗処理部(1)のカバ−(13)の上面には左右方向中央に進行方向と平行に通路溝が形成されている。 【0015】また、図3と図2に示すように、前記供給粗処理部(1)の前端には鱗茎支持搬送装置(5)の前半分が突設されカバ−(13)から露出して、該鱗茎支持搬送装置(5)の前半分は上下に回動自在となり、回動調節金具(7)で位置決めできる様にしてあり、圃場に置かれた鱗茎作物を拾い上げて供給するときの高さを作業者や作業位置に任意に合わせられる様にしてある。 【0016】そして、前記の鱗茎支持搬送装置(5)の下部に茎引張ベルト(6・6)が配置され、該茎引張ベルト(6・6)の始端側のプ−リで実施例では左右一対の茎引張受動プ−リ(6c・6c)を軸着するプ−リ軸(6e・6e)を下方に延出させ、該プ−リ軸(6e)に左右一対の茎葉粗切刃(8)が各々軸着され同軸回転するようにし、茎葉の通路側に向かって各々始端側内向きに回転する様になっている。 【0017】ここで、本願発明の要旨を図1〜図3に基づいて記述する。前記鱗茎支持搬送装置(5)は左右対向するベルト搬送装置(5a・5b及び5c)から構成され、各装置はベルトを各々駆動プ−リと受動プ−リと中間プ−リとに掛け回してあり、実施例は左右対向する鱗茎支持搬送装置(5)の右側を一本の無端丸ロ−プベルトのベルト搬送装置(5a)として構成し、左側を前後に分割したベルト搬送装置として、前ベルト搬送装置(5b)を突起付ベルトの縦周回構造にして、後ベルト搬送装置(5c)を丸ロ−プベルトの水平周回構造にした。尚、左右対向するベルト搬送装置(5a・5b及び5c)をいずれも丸ロ−プベルトで縦又は水平周回構成にしても可能である。 【0018】更に、前記鱗茎支持搬送装置(5)の縦周回構造からなる前ベルト搬送装置(5b)と水平周回構造からなる後ベルト搬送装置(5c)の受継部へ作物誘導装置を装着し、該作物誘導装置を後ベルト搬送装置(5c)のベルト始端側プ−リ(5d)と同軸回転する鱗茎作物誘導体(5e)及び後搬送ベルト(5m)の周回径より大径なる突起部を断続形成した掻込突起体(5f)を前記始端側プ−リ(5d)を挟んで上下に重合軸着した構造にして、円滑に横倒し姿勢から倒立姿勢に移送姿勢を変更させるようにした。左右対向したベルト搬送構造を具備した鱗茎支持搬送装置(5)の搬送過程において、前半部は水平周回ベルトと縦周回ベルトが相互協働しながら支持搬送し、後半部は水平周回ベルトどうしの対向同調によって、一連の支持搬送作用が可能なるように構成してある。 【0019】また、前記鱗茎支持搬送装置(5)の右側を一体水平周回ベルト構造にし左側の前搬送部を縦周回ベルト構造にして、互いにベルト上面を同一高さに揃えて、水平周回ベルトと縦周回ベルトの支持搬送作用部を同一平面上に保持し揃えて対向させた構成で配設して、さらに縦周回ベルトと水平周回ベルトの前半部とは左右のホッパ(5v・5w) で包囲してある。 【0020】さらに、図1及び図2に図示するように、支持搬送装置を左右対向させ右側を一体水平周回ベルト構造にし、左側の前搬送部を縦周回ベルト構造にした鱗茎支持搬送装置(5)において、右側のベルト搬送装置(5a)の伝動プ−リ(5g)を伝動起点として、左側縦周回構造の前ベルト搬送装置(5b)を駆動する構造にし、鱗茎部搬送面と立体交差した伝動機構にした。具体的には、図5と図7に示す様に駆動側であるベルト搬送装置(5a)の非搬送作用側で鱗茎作物搬送通路に対して外側を周回する部位に伝動プ−リ(5g)を垂直方向に作用させ、該伝動プ−リ(5g)を軸着した回転軸を受動側である前ベルト搬送装置(5b)の後プ−リ(5j)まで延設して受動側の入力軸(5h)として相互連動させ、鱗茎部搬送面と立体交差した伝動経路を構成している。尚、伝動プ−リ(5g)の前後近傍に二個のガ−ドプ−リ(5k・5k)を近設して、伝動プ−リ(5g)に対してベルトの捲付き角を大きくして伝動効率を高めた。 【0021】更に、前記鱗茎支持搬送装置(5)の一方側を実施例では右側を一体のベルト搬送装置(5a)で構成し、左側を前後に分割したベルト装置構造にして、前ベルト搬送装置(5b)の後プ−リ(5j)を軸着している入力軸(5h)を支点軸として前記右側の一体ベルト搬送装置(5a)の前半部と前ベルト搬送装置(5b)が相対位置を維持しながら上下回動可能に構成した。 【0022】一方、図3と図9及び図10に示すごとく、仕上げ調製部(2)にてカバ−(14)の内側には、前記鱗茎支持搬送装置(5)の上方に位置し、球形をした鱗茎作物の鱗茎部を挟持搬送する挟持搬送装置(9)が配設され、更に挟持搬送装置(9)の上方に髭根切断装置(3)が配設してあり、前記挟持搬送装置(9)の下方には茎葉仕上切装置(4)が配設してある。更に、図4に図示するように、前記の挟持搬送装置(9)は左右一対の挟持ベルト(9a・9a)によって挟持搬送通路を形成し、該挟持搬送装置(9)の前部が前記鱗茎支持搬送装置(5)の後部上方にラップするように配設され、該挟持搬送装置(9)の後端には排出部(15)が配設されている。 【0023】以上のような配置構成の鱗茎作物調製機(T)において、該鱗茎作物調製機(T)は畝の肩上を走行して、作業者は畝上に置かれた鱗茎作物を拾い上げて、鱗茎作物を横倒し姿勢にして茎葉部が機体左側になり髭根部が右側になるようにして、鱗茎支持搬送装置(5)上に供給する。 【0024】そして、鱗茎支持搬送装置(5)の前半分搬送過程においては、水平周回構造のベルト搬送装置(5a)と縦周回構造の前ベルト搬送装置(5b)の協働で鱗茎作物を横倒し姿勢で搬送し、後ベルト搬送装置(5c)との受継部に至ると、鱗茎部は前記右側のベルト搬送装置(5a)に支持され、茎葉部は前ベルト搬送装置(5b)の終端と後ベルト搬送装置(5c)との間隙に自重で垂れ下がり、鱗茎作物は横倒し姿勢から倒立姿勢に移送姿勢を変更して、後ベルト搬送装置(5c)のベルト始端側プ−リ(5d)と同軸回転する鱗茎作物誘導体(5e)及び掻込突起体(5f)からなる作物誘導装置によって、前ベルト搬送装置(5b)の終端と後ベルト搬送装置(5c)の始端との間隙を茎葉部の通路として移送姿勢を変更し、鱗茎部は引続きベルト搬送装置(5a)の後半分と後ベルト搬送装置(5c)に支持され後方へ搬送される。同時に茎葉部は茎引張ベルト(6・6)に挟持され左右前プ−リ(6c・6c)と同軸回転する茎葉粗切刃(8)によって長く伸びた茎葉部は粗切断され姿を整えて倒立姿勢のまま後方へ搬送される。 【0025】そして、鱗茎作物は供給粗処理部(1)を搬送される間、通路溝(図示省略)の左右両側の傾斜面にガイドされ適正な倒立姿勢を維持しながら搬送され、仕上げ調製部(2)に至ると挟持搬送装置(9)によって鱗茎作物の鱗茎部は挟持搬送される。この搬送過程の中で、髭根部は髭根切断装置(3)によって切断され、茎葉部は茎葉仕上切装置(4)によって切断される。髭根部および茎葉部を切断された鱗茎部は、前記の挟持搬送装置(9)の終端部で挟持を解かれ、排出部(15)を転がり出て排出シュ−タ−(16)を介して機外に排出される。尚、図3に示す様に前記排出部(15)は挟持ベルト(9a・9a)の後部下方から排出シュ−タ−(16)までの間にガイド杆(15a・15a・・)が前後方向に後下りに傾斜して配設されてある。 【0026】図4及び図9に示すように、前記鱗茎支持搬送装置(5)を構成するベルト搬送装置(5a)の搬送ベルト(5n)は断面形状が丸形なるロ−プベルトで成形され、仕上げ調製部(2)内に配設される駆動プ−リ(5p)と供給粗処理部(1)先端に設けられた受動プ−リ(5q)と中間プ−リ(5r・5r・・)の間に掛け回されている。一方、前記の鱗茎支持搬送装置(5)を構成する左側搬送装置は前後に分割され、前ベルト搬送装置(5b)と後ベルト搬送装置(5c)とに連設構成され、前ベルト搬送装置(5b)は縦周回ベルト構造にして、実施例では前ベルト搬送装置(5b)の前搬送ベルト(5s)は突起付ベルトで構成され、後ベルト搬送装置(5c)は水平周回ベルト構造にして、該後搬送ベルト(5m)は丸ロ−プベルトで構成されている。これら搬送ベルト(5n)と前後搬送ベルト(5s・5m)はその対向部分間に鱗茎部を支持して後方に搬送する。 【0027】更に、鱗茎支持搬送装置(5)の下方に配設されている前記茎引張ベルト(6・6)を構成する茎引張ベルト体(6a・6a)はスポンジベルトが用いられ、茎引張駆動プ−リ(6b・6b)と茎引張受動プ−リ(6c・6c)と茎引張中間プ−リ(6d・6d・・)の間に掛け回されている。該茎引張ベルト(6・6)は鱗茎支持搬送装置(5)に対して、後方になる程徐々に上下間隔が広がる様に配設している。この様な構成によって、前記の茎引張ベルト体(6a・6a)で茎葉部を下方に引張った時、鱗茎部は断面丸形の搬送ベルト(5n)と後搬送ベルト(5m)で下側を支持され、向きが正しくなる様に矯正される。 【0028】図4又は図9に示す様に、前記茎葉仕上切装置(4)は、左右一対の駆動軸(4a・4a)上部にそれぞれ回転刃(4b・4b)が軸着されて、両回転刃(4b・4b)の外周縁部が搬送中心線上で一部重なる様に配設されている。前記左右一対の駆動軸(4a・4a)は前記の鱗茎支持搬送装置(5)を駆動する伝動ケ−ス(17)より立設した軸に、自在継手(18・18)を介して上方に延設されている。又、前記回転刃(4b・4b)は平面視において、前記鱗茎支持搬送装置(5)の搬送ベルト(5n)と後搬送ベルト(5m)の後部ハ字状広がり部分の後位置で、前記挟持搬送装置(9)の後部寄りに対応して位置し、側面視においては、前記挟持搬送装置(9)の下方に位置して設けられ、この挟持搬送装置(9)における挟持ベルト(9a・9a)で球形状をした鱗茎部を挟持搬送する際に、鱗茎作物の茎葉部を両回転刃(4b・4b)によって切断する様にしている。 【0029】図10に示す様に、前記髭根切断装置(3)は仕上げ調製部(2)において、その前端部上方に配設されている支持枠(3a)に支承する髭根起し装置(3b)と髭根切り装置(3c)からなり、該髭根切り装置(3c)は支持枠(3a)に上下動自在に連設した平行リンク(3d)の後延端に支持されている。又、髭根起し装置(3b)は前記髭根切り装置(3c)に設けた軸受支承部に支承設置されて、前記挟持搬送装置(9)が挟持搬送している鱗茎作物の髭根部を髭根起し装置(3b)で起立整姿して、起立整姿した髭根部を髭根切り装置(3c)で切除する様に構成されている。 【0030】同じく図3及び図10に基づき記述すると、前記の髭根切り装置(3c)は前記平行リンク(3d)の後延端に取着するヘッド枠(3f)と、該ヘッド枠(3f)に設けた円盤刃駆動ケ−ス(3g)より突出した駆動軸に固設した円盤刃(3h・3h)と、該円盤刃(3h・3h)の前部上側及び後部上側に配設されたゲ−ジ輪(3k・3k)とで構成される。 【0031】また、前記平行リンク(3d)と支持枠(3a)との間にはコイルばね(3n)を介装し引張して、前記のゲ−ジ輪(3k・3k)が鱗茎作物に当接した際に、その当接荷重でヘッド枠(3f)が軽くスム−ズに上方に退動できる様にしている。又、前記円盤刃(3h・3h)は、前記茎葉仕上切装置(4)の回転刃(4b・4b)に対して搬送方向上手側または下手側に位置をずらせて配設され、両者の切断タイミングをずらせて、切断負荷の重なりを避け最大負荷を低下する様にしている。尚、図10に円盤刃(3h・3h)の別案として椀形刃(3p)を装着した場合を示す。該椀形刃(3p)はその断面を図11に図示するように椀形を成し、正面形状は図12に図示するように中央平面部に放射状の刃付けした溝(3q)を刻設して、椀形刃(3p)の回転に伴って髭根を溝(3q)に落し込み切断するもので、円周縁部で鱗茎部に傷がつかない様に保護すると同時に鱗茎部が当接すると円盤刃(3h)の場合と同じようにコイルばね(3n)によって椀形刃(3p)は軽くスム−ズに上方に退動できる様にしている。該椀形刃(3p)は単体での回転作用によって切断機能を生じ、髭根の切断を可能とするので一対で構成する必要がなく、更に円周縁部は緩やかな曲面であり且つ溝(3q)が無い円滑面であるため鱗茎部との当接によってガイド作用を行いゲ−ジ輪(3k)を必要としない利点がある。 【0032】次に、図9及び図13に基づいて伝動機構について記述する。実施例では、鱗茎作物調製機(T)を駆動する駆動源としてエンジン(E)が搭載され、該エンジン(E)の出力軸(E1)から伝動ベルト(E2)を介し動力は分配軸(21)に伝達され、該分配軸(21)によって各種ベルト搬送装置や茎葉切断部等の駆動系と髭根切断装置(3)の駆動系に分配され、該髭根切断装置(3)の駆動力は伝動ベベルケ−ス(22)に入力し、内蔵されたベベルギヤを介してカウンタ−軸(23)へ伝動され、該カウンタ−軸(23)と縦伝動ベルト(30)を介し髭根切断装置(3)を駆動する。具体的には、前記カウンタ−軸(23)から縦伝動ベルト(30)を介して髭根切断駆動軸(31)に動力が伝達され、該髭根切断駆動軸(31)から自在継手(32)と中継軸(33)を介して円盤刃駆動ケ−ス(3g)の入力軸(34)に伝えられ、該入力軸(34)によってベベルギヤ(35・36)を介して円盤刃(3h・3h)を回転駆動すると同時にベベルギヤ(37・38)を介して根起しブラシ(3b・3b)を駆動するのである。また、前記カウンタ−軸(23)には排葉ベルト(11)を駆動するロ−ラ(12)が軸着され、該ロ−ラ(12)によって前記カウンタ−軸(23)に平面視で直交する方向に排葉ベルト(11)が設けられ、該排葉ベルト(11)は無端状のコンベヤベルトで構成され、切断された排葉を機外に排出するものである。 【0033】一方、前記の分配軸(21)からベルト伝動によって、駆動ケ−ス(17)に内蔵された伝動装置に伝達された動力は、該伝動装置を構成する横入力軸(26)と左右二組のベベルギヤ(27・28)を介して自在継手(18・18)によって連動連結される左右一対の駆動軸(4a・4a)に各々伝達され、該左右一対の駆動軸(4a・4a)は上方に延設され、その上端に回転刃(4b・4b)を軸着して回転駆動する様にして、茎葉仕上切装置(4)の駆動系が構成されている。 【0034】そして、図4に図示する如く、各々の駆動軸(4a・4a)は仕上げ調製部(2)の機枠に平面視で前広がりハ字状に装設される左右の搬送駆動ケ−ス(19・19)の後部に図9に図示する如く縦向きに嵌挿軸支され、各駆動軸(4a)から搬送駆動ケ−ス(19・19)内のギヤ機構(29・29)を経て、搬送駆動ケ−ス(19・19)の前部に軸支立設されている左右の搬送駆動軸(20・20)に動力伝達し、該左右搬送駆動軸(20・20)を互いに前側内向きに同速回転させ、該左右搬送駆動軸(20・20)に装着された各種の搬送装置を対向面が後方に移送する様に構成されている。また、前記左右駆動軸(4a・4a)には茎引張ベルト(6・6)の左右茎引張ベルト体(6a・6a)を駆動する茎引張駆動プ−リ(6b・6b)が軸着され、受動プ−リ(6c・6c)の下側に同軸回転する茎葉粗切刃(8)がその外周縁部を搬送中心線上で一部重なる様に設けられ互いに対峙して前側内向きに回転するようにしている。 【0035】更に、左右搬送駆動ケ−ス(19・19)から上方に延出している左右搬送駆動軸(20・20)に、鱗茎支持搬送装置(5)のベルト搬送装置(5a)と後ベルト搬送装置(5c)を駆動する左右両駆動プ−リ(5p・5p)を嵌着固定して、左右両駆動プ−リ(5p・5p)の回転によって鱗茎支持搬送装置(5)のベルト搬送装置(5a)と後ベルト搬送装置(5c)が始端側内向きに回転される。 【0036】同じく図4又は図9に図示するように、左右の搬送駆動ケ−ス(19・19)から上方に延出している前記左右搬送駆動軸(20・20)には、左右各々横ベルト伝動装置(10・10)の駆動プ−リ(10a・10a)が軸着され各横ベルト伝動装置(10)を駆動するが該各横ベルト伝動装置(10)は左右とも各々搬送駆動軸(20)に軸着された駆動プ−リ(10a)と前記回転刃(4b)を駆動する駆動軸(4a)に遊着された遊動プ−リ(10b)及び挟持搬送駆動プ−リ(10c)によって平面視にて三角状に掛け回されているが、更に該挟持搬送駆動プ−リ(10c)の回転軸を上方に延出して同回転軸に挟持搬送入力プ−リ(9b)を軸着し、該挟持搬送入力プ−リ(9b)によって前記の挟持搬送装置(9)に動力が伝えられ、左右一対の挟持ベルト(9a・9a)を同速で互いに始端側内向きに回転駆動し対向面が後方移動するように構成されている。 【0037】この様な構成において、作業者は鱗茎作物調製機(T)を前進走行させながら、畝上に置かれた鱗茎作物を拾い上げて、鱗茎作物の茎葉部を進行方向に対し左側にして横倒し姿勢で鱗茎支持搬送装置(5)の移送方向に対して直角に供給する。この場合、従来は茎葉部を下にして髭根部を上に向けた倒立姿勢で供給する為に、一個ずつしか供給出来なかったが、本願発明は横倒し姿勢で供給できるので複数個の鱗茎作物を一括して供給できて能率的である。更に、既述のように搬送過程の途中で鱗茎作物は横倒し姿勢から倒立姿勢に姿勢を変える事ができるので、調製過程に入ると従来からの倒立搬送姿勢になって粗切処理された後で仕上げ調製部(2)へ搬送される。 【0038】更に、調製過程を詳述すると、鱗茎作物が鱗茎支持搬送装置(5)によって後方に支持搬送されて、茎引張ベルト(6・6)の始端部で茎葉粗切刃(8)により茎葉部の長く伸びた部分が切断されて機外に放出され、茎葉部が切り揃えられた鱗茎作物は前記左右一対の茎引張ベルト(6・6)によって茎葉部が下方へ引っ張られて、玉形状の鱗茎部の肩は所定の位置に揃えられる。そして、仕上げ調製部(2)に受け継がれると挟持搬送装置(9)によって鱗茎部が挟持搬送され、髭根部は髭根切断装置(3)によって切断されて、茎葉部は茎葉仕上切装置(4)によって切断される。この様にして、髭根部及び茎葉部が切断され調製された鱗茎部は、挟持搬送装置(9)の終端部で挟持を解かれ、排出部(15)のガイド杆(15a・15a・・)上に落下し、該ガイド杆(15a・15a・・)上を後方へ転がり、排出シュ−タ−(16)を介して機外に排出され、茎葉部は既述の通り排葉ベルト(11)を介して機外に排出される。 【0039】 【発明の効果】本願発明は、以上説明したような構成と実施の形態によって、次のような効果を奏するものである。掘取収穫された鱗茎作物を搬送装置に供給して、該搬送装置の搬送過程で鱗茎作物の茎葉部と髭根を切断する鱗茎作物調製機(T)において、一連の搬送装置に対して、横倒し姿勢で供給された鱗茎作物を搬送途上で倒立姿勢に姿勢変更しながら移送できるような搬送構成にしたので、従来技術では鱗茎作物を倒立姿勢で搬送装置の先端に供給するために、一個ずつしか供給出来なかったから手間がかかり供給能率を低下させ、調製作業全体の能率低下となっていたのを、本願発明によって横倒し姿勢で複数個まとめて供給可能として、しかも搬送途上で倒立姿勢にする事ができ、従来の姿勢で鱗茎作物の茎葉部と髭根を切断調製する事ができ調製作業の能率向上が図れる。 【0040】前記鱗茎作物調製機(T)の搬送装置に関して、搬送装置を左右対向させてなる鱗茎支持搬送装置(5)の一方側を一体のベルト搬送装置(5a)で構成し、他方側を前後に分割して前部を縦周回ベルト構造に、後部を水平周回ベルト構造にした分割構成にしたので、鱗茎作物を前半搬送は横倒し姿勢で支持搬送し、後半搬送は前後搬送の受継部で倒立姿勢にして支持搬送する事が可能となり、横倒し姿勢での一括供給による供給作業の能率向上が図れる。 【0041】前記の鱗茎作物調製機(T)の搬送装置に関して、搬送装置を左右対向させてなる鱗茎支持搬送装置(5)の搬送過程において、前半部を水平周回ベルトと縦周回ベルトとを対向させ相互協働しながらの支持搬送とし、後半部を水平周回ベルトどうしの対向同調によって一連の支持搬送に構成したので、前後ベルト搬送装置(5b・5c)の受継部で鱗茎作物を横倒し姿勢から倒立姿勢に移送姿勢を変更して、従来慣行の姿勢で鱗茎作物を茎葉部や髭根を切断する調製部に搬送することで、一括供給による供給能率の向上と同時に搬送姿勢の変更を円滑にすることができる。 【0042】前記の鱗茎作物調製機(T)の搬送装置に関して、搬送装置を左右対向させてなる鱗茎支持搬送装置(5)の一方側を一体のベルト搬送装置(5a)で構成し、他方側を前後に分割したベルト搬送構成にして、前ベルト搬送装置(5b)と後ベルト搬送装置(5c)との受継部へ作物誘導装置を装着したので、横倒し姿勢で搬送されて来た鱗茎作物の茎葉部は前記受継部に至ると前ベルト搬送装置(5b)の終端と後ベルト搬送装置(5c)の始端との間隙に自重で垂れ下がり作物誘導装置によって掻き込まれて、円滑に横倒し姿勢から倒立姿勢に移送姿勢を変更させる事ができる。 【0043】前記鱗茎作物調製機(T)の搬送装置に関して、搬送装置を左右対向させてなる鱗茎支持搬送装置(5)の一方側を一体のベルト搬送装置(5a)で構成し、他方側を前後に分割したベルト搬送装置として、前ベルト搬送装置(5b)を縦周回構造に、後ベルト搬送装置(5c)を水平周回構造にした鱗茎支持搬送装置(5)において、該鱗茎支持搬送装置(5)の前ベルト搬送装置(5b)と後ベルト搬送装置(5c)との受継部へ作物誘導装置を装着し、その構成を後ベルト搬送装置(5c)のベルト始端側プ−リ(5d)と同軸回転する鱗茎作物誘導体(5e)及び掻込突起体(5f)を前記始端側プ−リ(5d)を挟んで上下に重合軸着し、該掻込突起体(5f)を後搬送ベルト(5m)の周回径より大径なる突起部を断続形成した構成にしたので、受継部に至った鱗茎部は前記のベルト搬送装置(5a)と鱗茎作物誘導体(5e)によって支持搬送され、茎葉部は前ベルト搬送装置(5b)の終端と後ベルト搬送装置(5c)の始端との間隙を通路としてその向きを下にして掻込突起体(5f)によって強制的に掻き込まれ、横倒し姿勢から倒立姿勢への姿勢変更を円滑にする事ができる。 【0044】前記鱗茎作物調製機(T)の搬送装置に関して、搬送装置を左右対向させてなる鱗茎支持搬送装置(5)の一方側を水平周回ベルト構造にし、他方側を縦周回ベルト構造にしたものにおいて、互いにベルト上面を同一高さに揃えて対向配設したので、水平周回ベルトと縦周回ベルトの支持搬送作用部が同一平面上で鱗茎部を支持する事ができ、相互協働による支持搬送作用を容易にすることができる。 【0045】前記鱗茎作物調製機(T)の搬送装置に関して、搬送装置を左右対向させてなる鱗茎支持搬送装置(5)の一方側を水平周回ベルト構造にし、他方側を縦周回ベルト構造にして、互いにベルト上面を同一高さに揃えて、対向配設した鱗茎支持搬送装置(5)において、一方側のベルトの伝動プ−リ(5g)を伝動起点として他方側を駆動する構造にし、支持搬送面に対し立体交差した伝動構成にしたので、ベベルギヤ伝動構成を用いる事なく簡易な伝動機構とする事ができる。 【0046】前記鱗茎作物調製機(T)の搬送装置に関して、搬送装置を左右対向させてなる鱗茎支持搬送装置(5)の一方側を一体のベルト搬送装置(5a)で構成し、他方側を前後に分割したベルト搬送構造にして、前ベルト搬送装置(5b)の後プ−リ側入力軸(5h)を支点軸として前記一方側のベルト搬送装置(5a)の前半部と分割構成の前ベルト搬送装置(5b)が相対位置を維持しながら上下回動可能なる構成にしたので、前記鱗茎支持搬送装置(5)を作業状態に応じて高さ調整が可能となり、また移動時の収納も容易になる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005164 【氏名又は名称】セイレイ工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成13年3月30日(2001.3.30) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2002−291314(P2002−291314A) |
| 【公開日】 |
平成14年10月8日(2002.10.8) |
| 【出願番号】 |
特願2001−99811(P2001−99811) |
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