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【発明の名称】 作物収穫機の選別移送装置
【発明者】 【氏名】川口 弘道

【氏名】矢野 典弘

【氏名】高木 真吾

【氏名】岩部 孝章

【氏名】切手 肇

【要約】 【課題】作物体を収穫途中で二股形状、及び異形状の作物体等(不良品の作物体)を選別したり、又、作物体の大きさ別に選別して、後処理工程を廃止しようとするものである。

【解決手段】葉部を切断済みの作物体(イ)を移送する移送コンベア13から、この作物体(イ)を受けて移送中に目視選別する主選別移送コンベア11と、この主選別移送コンベア11と略平行に前後両側には、選別済み作物体(イ)を移送する前・後選別移送コンベア14a,14bを設ける。又、移送コンベア11の下手側には、作物体を重量別に選別するシュータ49を設ける。更に左右両側に設けた首揃移送装置33は左右で回転速度を相違させて、挟持移送する作物体(イ)を回転させながら移送し、検出手段52で不良品の作物体(イ)を検出し、搬出移送装置53で機外へ排出する構成である。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 走行車両2の一方側の横側には、掘起した作物体(イ)を後方上部へ狭持移送する左右両側の移送装置28から作物体(イ)を引継ぎ挟持移送中に首揃えする左右両側の首揃移送装置33と、首揃え済み作物体(イ)の葉部の所定位置を切断する左右両側の葉切断装置12と、葉部切断済み作物体(イ)を受けて横方向上部へ移送する移送コンベア13から作物体(イ)を受けて移送中に選別する主選別移送コンベア11等を設けた作物収穫機において、該主選別移送コンベア11と略平行状態に前後両側には、選別済み作物体(イ)を移送する前・後選別移送コンベア14a,14bを設けたことを特徴とする作物収穫機の選別移送装置。
【請求項2】 前記移送コンベア11の下手側のシュータ49には、作物体(イ)を重量別に選別して下落させる各開閉口49a,49bを設け、該各開閉口49a,49bに開閉自在な各開閉板50a,50bを設けたことを特徴とする請求項1に記載の作物収穫機の選別移送装置。
【請求項3】 前記左右両側の首揃移送装置33は左右で回転速度を相違させて設け、挟持移送する作物体(イ)を回転させながら移送すると共に、検出手段52で移送中の作物体(イ)へ混入する二股形状の作物体(イ)及び異形状の作物体(イ)を検出して機外へ排出する排出移送装置53を設けたことを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の作物収穫機の選別移送装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、葉部が切断された作物体を受けて横方向上部へ移送する移送コンベアからこの作物体を受けて移送中に目視選別する主選別移送コンベアと、この主選別移送コンベアと略平行に前後両側には、選別済み作物体を移送する前・後選別移送コンベアを設けた技術であり、作物収穫機の選別移送装置として利用できる。
【0002】
【従来の技術】作物体は根菜類であり、この根菜類が、例えば、人参であったとすると、この人参の収穫作業は、圃場の畦部へ植付けた人参は、作物収穫機の走行車両を圃場を走行させ、この走行車両の一方側の横側に、前部から順次設けた各引起装置で人参の葉部が引起され、掘起装置で人参の植付畦が掘起(土がほぐされ)され、掘起された人参は左右両側の移送装置で葉部が挟持されてこの人参は引き抜きされ、後方上部へ移送され、左右両側の首揃移送装置へ引継ぎされて、移送されながら首揃えされ、葉部の所定位置が左右両側の葉切断装置で切断され、葉切断済みの人参は落下して移送コンベアへ供給され、この移送コンベアで横方向の上部へ移送され、更に横方向へと移送され、この移送コンベアの移送終端部から、走行車両の車台の上側へ載置した収納箱内へ供給される。又、切断済み葉部は後工程処理装置で後方部へ移送されて、圃場へ排出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】人参を収穫作業中に、この人参内に混入する二股形状の人参、及び異形状の人参等の不良品の人参も良品の人参と同時に、収納箱内へ供給されることにより、後処理として、これら二股形状、及び異形状の人参等の不良品の人参を選別していたことにより、選別する手間と、長時間の選別時間を必要としていた。又、人参の大きさ別の選別も後処理として行われていたことにより、手間と時間とが必要であったが、この発明により、これらの問題点を解決しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このために、この発明は、請求項1に記載の発明においては、走行車両2の一方側の横側には、掘起した作物体(イ)を後方上部へ狭持移送する左右両側の移送装置28から作物体(イ)を引継ぎ挟持移送中に首揃えする左右両側の首揃移送装置33と、首揃え済み作物体(イ)の葉部の所定位置を切断する左右両側の葉切断装置12と、葉部切断済み作物体(イ)を受けて横方向上部へ移送する移送コンベア13から作物体(イ)を受けて移送中に選別する主選別移送コンベア11等を設けた作物収穫機において、該主選別移送コンベア11と略平行状態に前後両側には、選別済み作物体(イ)を移送する前・後選別移送コンベア14a,14bを設けたことを特徴とする作物収穫機の選別移送装置としたものである。
【0005】請求項2に記載の発明においては、前記移送コンベア11の下手側のシュータ49には、作物体(イ)を重量別に選別して下落させる各開閉口49a,49bを設け、該各開閉口49a,49bに開閉自在な各開閉板50a,50bを設けたことを特徴とする請求項1に記載の作物収穫機の選別移送装置としたものである。
【0006】請求項3に記載の発明においては、前記左右両側の首揃移送装置33は左右で回転速度を相違させて設け、挟持移送する作物体(イ)を回転させながら移送すると共に、検出手段52で移送中の作物体(イ)へ混入する二股形状の作物体(イ)及び異形状の作物体(イ)を検出して機外へ排出する排出移送装置53を設けたことを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の作物収穫機の選別移送装置としたものである。
【0007】
【発明の作用】人参(イ)の収穫作業は、圃場の畦部へ植付けた人参(イ)は、作物収穫機の走行車両2を圃場を走行させ、この走行車両2の一方側の横側に、前部から順次設けた各引起装置で人参(イ)の葉部が引起され、掘起装置で人参(イ)の植付畦が掘起(土がほぐされ)され、掘起された人参(イ)は左右両側の移送装置28で葉部が挟持されてこの人参(イ)は引き抜きされ、後方上部へ移送され、左右両側の首揃移送装置33へ引継ぎされて、移送されながら首揃えされ、葉部の所定位置が左右両側の葉部の切断装置12で切断され、葉切断済みの人参(イ)は落下して移送コンベア13へ供給され、この移送コンベア13で横方向の上部へ移送されて、主選別移送コンベア11へ引継ぎされ、この主選別移送コンベア11で移送中に、この作物収穫機の後方の作業者により、例えば、人参(イ)の大きさ別の大・中・小に目視選別され、選別された大きい人参(イ)は主選別移送コンベア11の前側に設けた前選別移送コンベア14aへ作業者によって供給されて移送され、移送終端部まで移送されて、走行車両2の車台の上側へ載置した大きい人参(イ)を収容する収容箱内へ供給され、一時貯留される。選別された小さい人参(イ)は前記主選別移送コンベア11の後側に設けた後選別移送コンベア14bへ作業者によって供給されて移送され、移送終端部まで移送されて、走行車両2の車台の上側へ載置した小さい人参(イ)を収容する収容箱内へ供給され、一時貯留される。
【0008】前記主選別移送コンベア11で移送中に大きい人参(イ)と、小さい人参(イ)とが、選別されて抜き取りされ、残った中形状の人参(イ)は、この主選別移送コンベア11で移送終端部まで移送されて、走行車両2の車台の上側へ載置した中形状の人参(イ)を収容する収容箱内へ供給され、一時貯留される。
【0009】前記主選別移送コンベア11で移送中に上述の如く人参(イ)の大きさ別の選別と、混入する二股形状の人参(イ)、及び異形状の人参(イ)等の不良品の人参(イ)も作業者によって選別され、この選別された出荷不能な不良品の人参(イ)は、走行車両2の車台の上側へ載置した不良品の人参(イ)を収容する収容箱内へ供給して、一時貯留される。
【0010】又、切断済み葉部は後工程処理の各移送装置で後方部へ移送されて、圃場へ排出される。請求項2に記載の発明の作用を説明すると、移送コンベア13へ供給された葉切断済み人参(イ)は、この移送コンベア13で横方向の上部へ移送されて、シュータ49へ引継ぎされ、このシュータ49を流下中に、例えば、重量の重い人参(イ)は最上位置の上側の開閉口49aに設けた開閉板50aは、重い人参(イ)で押されて開状態となり、この重い人参(イ)は開閉口49aから落下し、開閉板50a上を流下して、走行車両2の車台の上側へ載置した重い人参(イ)を収容する収容箱内へ供給され、一時貯留される。
【0011】重量が中程度の中重量の人参(イ)は、最上位置の開閉口49aは通過し、中位置の開閉口49bに設けた開閉板50bは、中重量の人参(イ)で押されて開状態となり、この中重量の人参(イ)は開閉口49bから落下し、開閉板50b上を流下して、走行車両2の車台の上側へ載置した中重量の人参(イ)を収容する収容箱内へ供給され、一時貯留される。
【0012】前記の最上位と中位との開閉口49a,49bから落下しなかった重量の軽い人参(イ)は、シュータ49上を流下して、流下終端部から走行車両2の車台の上側へ載置した軽い人参(イ)を収容する収容箱内へ供給され、一時貯留される。
【0013】請求項3に記載の発明の作用を説明すると、左右両側の前記首揃移送装置33は、左右で回転速度は相違して回転され、これにより、この各首揃移送装置33間に挟持して、挟持移送する人参(イ)は回転しながら移送されると共に、移送中のこの人参(イ)に混入する二股形状の人参(イ)、及び異形状の人参(イ)等の不良品の人参(イ)は径大であることが多く、このために、径大部が検出手段52へ当接して、不良品の人参(イ)が検出され、検出されたこの二股人参(イ)、及び異形人参(イ)の不良品の人参(イ)は排出移送装置53へ供給され、この排出移送装置53で機外へ排出される。
【0014】
【発明の効果】請求項1に記載の発明においては、移送コンベア13から人参(イ)を受けて移送する主選別移送コンベア11と、この主選別移送コンベア11の前後両側に前・後選別移送コンベア14a,14bとを設けたことにより、主選別移送コンベア11上を移送中に人参(イ)を大・中・小に作業者により、目視選別され、大きさ別に前選別移送コンベア14aと、主選別移送コンベア11と、後選別移送コンベア14bとへ区分して移送され、大きさ別の各収容箱内へ供給される。又、主選別移送コンベア11上を移送中に作業者により、二股の人参(イ)、及び異形状の人参(イ)等の不良品の人参(イ)は抜き取られて、不良品のこの人参(イ)は不良品用の収容箱へ供給することにより、作業終了後に、大きさ別、及び不良品別に選別する必要がなくなり、このために、家へ持ち帰った時に後処理工程として、大きさ別、及び不良品別の選別工程が不用となり、手間と長時間の選別時間が不用となると共に、人参(イ)の掘起しから各種の選別までの能率を大幅にアップすることができる。
【0015】請求項2に記載の発明において、前記移送コンベア13で移送される人参(イ)はシュータ49へ供給され、この人参(イ)はシュータ49を流下中に、重量別に自動選別されることにより、家へ持ち帰った時に後処理工程の人参(イ)の大きさ別の選別が不用となった。
【0016】請求項3に記載の発明においては、左右両側の前記首揃移送装置33の回転速度を相違させて設けていることにより、これら首揃移送装置33、33間に挟持されて、挟持移送される人参(イ)は回転しながら移送されることにより、二股形状、及び異形状の人参(イ)等の不良品の人参(イ)は外径が大きいことが多く、この外形が大きくなった人参(イ)は検出手段52で検出されて、排出移送装置53で排出されることにより、不良品の人参(イ)と正常な人参(イ)との選別ができて、後工程処理の不良品選別が不用となり、選別作業を簡略化することができた。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。図例は、作物体(イ)は根菜類であり、この根菜類は、例えば、人参(イ)であったとすると、畦に植付けされたこの人参(イ)の葉部は、走行車両2の一方側の横側で、前部の左右両側の引起装置4で引起し、振動装置10で振動させながら掘起しする掘起装置5で掘起された人参(イ)の葉部を引継ぎ挟持して引抜き後方上部へ移送する左右両側の移送装置28と、この移送装置28から人参(イ)を引継ぎ移送する根菜搬送装置6の左右両側の首揃移送装置33、及びタッピング移送装置34とで引継ぎ挟持移送する人参(イ)の葉部の所定位置を切断する左右両側の葉切断装置12と、切断済み葉部を後方へ挟持移送して排出するタッピング移送装置34と、左右両側の葉移送装置35と、切断済み人参(イ)を受けて横方向の上部へ移送する移送コンベア13から切断済み人参(イ)を受けて移送中に作業者が目視選別する主選別移送コンベア11と、選別した人参(イ)を供給すべく、この主選別移送コンベア11に略平行に前後両側に設けた前・後選別移送コンベア14a,14b等設けて構成した作物収穫機1である。
【0018】前記主選別移送コンベア11、及び前・後選別移送コンベア14a,14bを主に図示して説明する。前記作物収穫機1は、図1〜図4で示す如く走行車両2の一方側の横外側には、収穫作業装置3を設け、この収穫作業装置3は前部の左右両側の引起装置4と、掘起装置5と、振動装置10と、左右両側の移送装置28と、後部の首揃移送装置33と、葉切断装置12と、タッピング移送装置34と、葉移送装置35等とよりなる根菜搬送装置6と、葉部、及び根部の所定位置が切断された人参(イ)を移送する移送コンベア13と、主選別移送コンベア11と、前・後選別移送コンベア14a,14b等よりなる構成である。
【0019】前記走行車両2の車台7の下側には、土壌面を走行する左右一対の走行クローラ7aを張設し、車台7の上側の一方側には、始動、停止、走行操作、及び各種制御操作等を行う操作装置8と、作業者が搭乗して各種操作等を行う操縦席9等を設け、この操縦席9の下側には、エンジン7bを載置している。このエンジン7bで走行ギヤーケース7c内の伝動機構7dを介して、各走行クローラ7aを回転駆動する構成である。伝動機構7dの伝動経路中には、その出力回転数に基づく走行車速を検出する車速センサ7eを設けた構成である。
【0020】前記車台7の上側の後方部には、後逑する葉切断装置12で人参(イ)の葉部の所定位置が切断され、又、後逑する人参下部切断装置47で根部の下方部の所定位置が切断され、これら両者が切断された切断済み人参(イ)は、後逑するタッピング移送装置34から落下供給を受け、操縦席9側の横方向へ向け回転駆動する波形状で所定幅の移送ベルト等を張設してなる移送コンベア13を設け、該移送コンベア13は移送終部へ向けて上り傾斜させて設けた構成である。
【0021】前記移送コンベア13の下手側には、図1で示す如くこの移送コンベア13で移送される人参(イ)を引継ぎ移送中に、作物収穫機1の後方の作業者により、例えば、人参(イ)の大きさ別の大・中・小の選別と、二股の人参(イ)、及び異形状の人参(イ)等の不良品の人参(イ)を選別する主選別移送コンベア11を左右方に設けた構成であり、この主選別移送コンベア11は移送始端部と、移送終端部に軸支した各プーリ11a,11bに所定幅の移送平ベルト11cを掛け渡した構成である。
【0022】前記主選別移送コンベア11と略平行状態に前後両側には、前・後選別移送コンベア14a,14bを左右方向に設けた構成である。これら前・後選別移送コンベア14a,14bは移送始端部と、移送終端部とに軸支した各プーリ14c,14dに所定幅の移送平ベルト14eを個別に掛け渡した構成である。この各移送平ベルト14eは主選別移送コンベア11の移送平ベルト11cより、狭幅に形成した構成である。
【0023】前記主選別移送コンベア11の移送平ベルト11c上を移送される人参(イ)は、走行車両2の後側にいる作業者により、目視選別によって、この人参(イ)の内の大きい形状の人参(イ)を選別すると、前側の前選別移送コンベア14aの移送平ベルト14e上へ供給し、この移送平ベルト14eで移送終端部へ移送されて、移送終端部で車台7の上側へ載置した大きい人参(イ)を収容する収容箱15内へ供給されて、一時貯留される構成である。又、小さい形状の人参(イ)を選別すると、後側の後選別移送コンベア14bの移送平ベルト14e上へ供給し、この移送平ベルト14eで移送終端部へ移送されて、移送終端部で車台7の上側へ載置した小さい人参(イ)を収容する収容箱15内へ供給されて、貯留される構成である。又、大きい人参(イ)と、小さい人参(イ)とが選別され、抜き取りされて、残った中形状の人参(イ)は主選別移送コンベア11の移送平ベルト11cで移送終端部へ移送されて、移送終端部で車台7の上側へ載置した中形状の人参(イ)を収容する収容箱15内へ供給されて、一時貯留される構成である。
【0024】又、上記の大きさ別以外に、二股形状の人参(イ)、及び異形状の人参(イ)等の不良品の人参(イ)は、同じ作業者により、目視選別され、この不良品の人参(イ)は車台7の上側へ載置した不良品の人参(イ)を収容する収容箱15内へ供給し、一時貯留される構成である。
【0025】前記主選別移送コンベア11、及び前・後選別移送コンベア14a,14bの上下向上の高さ位置は、図2で示す如く前部の前選別移送コンベア14aを一番高い位置へ位置させて、後方へ向けて順次低く位置させて、主選別移送コンベア11と、後選別移送コンベア14bとを設けた構成である。
【0026】前記移送コンベア13から供給される人参(イ)は、主選別移送コンベア11上を移送中に大きさ別に選別、及び不良品と良品とに選別することができ、このために、後処理工程としての選別が不用となり、人参(イ)の収穫工数を大幅に低減させることができる。
【0027】前記移送コンベア13の下手側には、図13、及び図14で示す如くこの移送コンベア13で移送される人参(イ)を引継ぎ流下移送するシュータ49を、左右方向で外側下部へ傾斜させて設け、このシュータ49には、流下する人参(イ)を重量別に選別する重い重量の人参(イ)が落下する開閉口49aと、中重量の人参(イ)が落下する開閉口49bとを設け、これら開閉口49a,49bの下側には、開閉自在に開閉板50a,50bを設けると共に、この開閉板50a,50bはスプリング50c,50dで個別に支持させた構成であり、このスプリング50c,50dの弾発力により、人参(イ)を重量別に選別する構成である。
【0028】前記開閉板50a,50bの下側には、流下案内板51a,51bを設けた構成であり、開閉口49aから落下した重い重量の人参(イ)は、開閉板50aから流下案内板51aを流下し、この流下案内板51aの下端部の下側で、車台7の上側の後方部に載置した重い重量の人参(イ)を収容する収容箱15内へ流下供給されて、一時貯留される構成である。又、開閉口49bから落下した中重量の人参(イ)は、開閉板50bから流下案内板51bを流下し、この流下案内板51bの下端部の下側で、車台7の上側の後方部へ載置した中重量の人参(イ)を収容する収容箱15内へ流下供給されて、一時貯留される構成である。
【0029】前記シュータ49の開閉口49a,49bから落下しなかった軽い重量の人参(イ)は、このシュータ49上を移送終端部まで流下し、該シュータ49の下端部で、車台7の上側の横側部へ載置した軽い重量の人参(イ)を収容する収容箱15内へ流下供給されて、一時貯留される構成である。
【0030】前記移送コンベア13から供給される人参(イ)は、シュータ49上を流下中に重量別に自動選別されることにより、後処理工程としての選別が不用となり、人参(イ)の収穫工数を大幅に低減させることができる。前記車台7上側の後部の左側には、上方へ突出する平面視コ字形状の支持板16を固着して設け、この支持板16の上部には、伝動機構17aを内装した伝動ケース17を回動自在に設けている。この伝動ケース17には、前方下部へ突出する支持板18を固着して設け、この支持板18の前側面には、左右両側に前方下部へ突出する受板19aを固着した取付板19bを装着した構成である。この各受板19aの前端部には、前方下部へ突出する補助受板19cを固着した構成である。
【0031】前記左右両側の引起装置4は、上部を伝動ケース17から前方へ突出する伝動機構20cを内装した上受杆20aで支持すると共に、上下に回動する構成である。下部は補助受板19cから前方へ突出する下受杆20bで支持した構成である。
【0032】前記引起装置4は、根菜搬送装置6の前部の左右両側に設け、この引起装置4は左右両側の引起ケース21に内装して回転自在に、所定間隔に引起ラグ22bを装着した引起チエン22aを張設した構成である。この引起チエン22aのこの引起ラグ22bは、前側下端部から前側上端部の間は、各引起ケース21から突出し、人参(イ)の葉部を引起す引起作用部であり、又、後側は引起ラグ22bは収納されて、引起ししない非作用部とした構成である。
【0033】前記各引起装置4の引起ケース21の外部外側面には、図3、及び図5で示す如く人参(イ)の葉部を分離する分草体23を前方へ突出させて設けた構成である。前記掘起装置5で人参(イ)の植付畦を掘起した、この掘起し深さを検出する接地プレート式の掘起し高さセンサ24は、図3、及び図5で示す如く補助受板19cに掘起しセンサ本体25aを装着すると共に、この掘起センサ本体25aの前面部には、接地プレート25bを設け、この接地プレート25bが掘起した圃場表面部を移動することにより、この接地プレート25bは上下回動し、この上下回動量を掘起しセンサ本体25a内に設けたポテンションメータ25cで検出され、この検出量により、掘起し深さが検出されて、掘起装置5の上下位置が検出され、設定の掘起し深さで掘起し作業が行われているか検出する構成である。この掘起し高さセンサ24の接地プレート25bは、掘起装置5の後側に位置させて設けた構成である。
【0034】前記掘起装置5の上下回動制御に伴なって、左右両側の引起装置4、及び根菜搬送装置6等も同時に、上下回動制御する構成である。掘起振動装置3aは、掘起装置5と、振動装置10とよりなる構成である。前記掘起装置5は左右両側に設け、この掘起装置5は、図3、及び図5で示す如く左右両側の支持板5aの前方上部を左右両側の補助受板19cへ回動ピン5bで、上下回動自在に装着した構成である。この支持板5aの前方下部には、前端部に略L字形状の堀起部27bを設けた支持杆27aの前方部を回動ピン27cで上下回動自在に装着すると共に、この支持杆27aの後端部を支持板5aの後方部の上下に複数個設けた調節用孔5cへ調節用ピン27dで装着した構成である。
【0035】前記支持杆27aは回動ピン27cを回動中心として、調節用孔5c位置により、上下回動調節可能として、この支持杆27aの掘起部27bを上下に回動調節し、掘起し高さを手動でも調節できる構成である。前記振動装置10は左右両側に設け、この振動装置10は、図3、及び図5で示す如く左右両側の補助受板19cでカム軸10aを軸支して設け、このカム軸10aには、偏芯カム10bを軸支して設けている。支持板5aの後方上部に設けた支持ピン5dと、偏芯カム10bの外周部との間には、カム用ロット10cを設けて接続させた構成である。
【0036】前記振動装置10の偏芯カム10bの回転駆動により、支持板5aの回動ピン5bを回動中心として、カム用ロット10c、支持板5aを介して掘起装置5を回動移動する構成として、土壌条件による掘起し性能の向上を図った構成である。この左右両側の掘起装置5の支持杆27a掘起部27bの回動移動により、人参(イ)を植付けた畦の両側の畦部が掘起(土をほぐす)され、この人参(イ)が掘起され、左右両側の移送装置28で人参(イ)の葉部が挟持され、後方上部へ移送中にこの人参(イ)は引抜かれる構成である。
【0037】前記車台7の支持板16の前部には、前支持板16aを設け、この前支持板16aには、前方へ突出させて支持杆16bを設け、この支持杆16bの前端部には、L字形状の回動板16cを回動自在に装着して設け、この回動板16cの一方側の下端部と、上下シリンダ26aの前端部とを接続させ、他方側の前端部には、支持杆16dの一方側の端部を装着して設け、この支持杆16dの他方側の端部と、受板19aの前端部とを接続させた構成である。
【0038】前記上下シリンダ26aの作動により、伝動ケース17の上下回動中心26b位置を回動中心として、回動板16c、支持杆16d、受板19a、補助受板19c、支持板5a及び後逑する連結板29等を介して、各引起装置4、各掘起装置5、各移送装置28、及び根菜搬送装置6等を自動で上下回動制御する構成である。
【0039】前記収穫作業装置3の移送装置28は、引起装置4の後側の左右両側に設けた構成である。この移送装置28の上端の移送終端部は、伝動ケース17後側に連結板29を介して設けた伝動機構30aを内装した伝動ケース30に、前方上部へ傾斜して突出する伝動機構31aを内装した支持ケース31の上側に設けた伝動ケース32に内装した伝動機構32aで支持すると共に、回転駆動させる構成である。
【0040】前記移送装置28は伝動ケース17の回動により、連結板29、伝動ケース30、支持ケース31、及び伝動ケース32を介して、上下回動自在な構成である。前記移送装置28は、図6〜図9で示す如く上下端部に回転自在に軸支した上・下プーリ28b,28cと、複数個の作用側テンションプーリ28dと、複数個の非作用側テンションプーリ28eとに、移送ベルト28aを掛け渡した構成である。各掘起装置5で掘起した人参(イ)の葉部は、この移送ベルト28a,28a間で挟持されて、後方上部へ移送し、この移送の移送始端部で人参(イ)は植付畦から引抜きされて、後方上部へ移送する構成である。この移送途中で首揃移送装置33、33へ引継ぎする構成である。テンションプーリ28fは移送ベルト28aが伸びた時に、伸張操作する構成である。
【0041】前記移送ベルト28aは、図8、及び図9で示す如くVベルトと平ベルトとを一体に成形し、更に平ベルトの外周面には、山形状の突出部を形成した構成である。前記作用側・非作用側テンションプーリ28d,28eは、図9で示す如く平ベルトに接触する面積を狭くすべく外周部幅を狭くした構成である。
【0042】前記移送装置28の下プーリ28cの下部で移送ベルト28aの下側には、図6、及び図7で示す如く移送ベルト28aの外径部より、外径を径大に形成したスターホイル29aは、取付ボス29bに固着して設けた取付板29cへボルト、及びナット等で装着した構成である。この取付ボス29bを下プーリ28cを軸支した下軸28hの下端部へ挿入して装着した構成である。
【0043】前記スターホイル29aの外周部は、図7で示す如く山形状の爪部29dに形成すると共に、これら山形状の爪部29d間は所定深さの溝29eを形成した構成である。掘起し済み人参(イ)をこのスターホイル29a,29a間と、移送ベルト28a,28a間とに挟持して後方上部へ移送する構成である。
【0044】前記根菜搬送装置6は、図3で示す如く首揃移送装置33、タッピング移送装置34、葉移送装置35、及び葉切断装置12等よりなる構成であり、根菜搬送装置6は、人参(イ)を収穫作業状態のときには、圃場面に略平行状態に設けた構成である。
【0045】前記首揃移送装置33は、移送装置28の後側で移送終端部から所定距離下方に位置させ、左右両側に設けている。この首揃移送装置33の移送終端は、伝動ケース30に上方へ向けて突出して設けた伝動機構37aを内装した下支持ケース37の上側に設けた上伝動装置38の上伝動ケース38aに内装した伝動機構38bで支持すると共に、回転駆動する構成である。
【0046】前記首揃移送装置33は、図10、及び図11で示す如く左右両側に、正面視コ字形状の支持プレート39の前後部には、回転自在な前・後支持軸39e,39fで軸支した前・後プーリ39a,39bを設けた構成である。これら前・後プーリ39a,39b間の作用側には、複数個の作用側テンションプーリ40aと、非作用側には、非作用側テンションプーリ40bとを設けた構成である。これらプーリ39a,39b,40a,40bに移送ベルト39cを掛け渡した構成である。作用側テンションプーリ40aは支持板39dに設けて左右調節できる構成である。
【0047】前記支持プレート39の挟持側の折曲部(B)位置は、図11で示す如く作用側テンションプーリ40a、及び前プーリ39aの外径部(C)と略同じ位置に形成し、移途中に人参(イ)から落下する葉屑、及び泥等をこれらプーリ40a,39aのベルト溝への侵入を防止する構成である。
【0048】前記前プーリ39aは、図10で示す如くテンション装置40cにより、前後へ摺動可能に構成して、移送ベルト39cが伸びた時の対応ができる構成である。移送ベルト39cの下側には、ベルトカバー36を設けた構成である。前記移送ベルト39c,39cの直線部の挟持移送部は、所定の隙間を設け、これら移送ベルト39c,39c間で人参(イ)の葉部を挟持して移送するが、この挟持力は各移送装置28の各移送ベルト28aの挟持力より、弱く構成している。
【0049】前記首揃移送装置33は、各移送装置28の各移送ベルト28a間に、人参(イ)の葉部を挟持して上部へ移送中に、この移送途中で各首揃移送装置33の各移送ベルト39c間に、人参(イ)の葉部を引継ぎ挟持する構成である。この人参(イ)の葉部は両者で挟持され、これら各移送ベルト28aにより、更に上部へ移送されることによって、これら各移送ベルト39cの下側面位置へ、この人参(イ)の根部の上部が当接するまで上方へ向けて移動され、首揃えが行われる構成である。
【0050】前記左右両側の首揃移送装置33図15で示す如く、この首揃移送装置33の一方側、例えば、左側のこの首揃移送装置33の移送ベルト39cの回転速度は、右側のこの首揃移送装置33の移送ベルト39cより、所定速度高速回転に設定して設けた構成であり、これら移送ベルト33c,33c間に人参(イ)の葉部が挟持されて移送されるこの人参(イ)は回転しながら後方部へ移送される構成である。
【0051】前記左右両側の首揃移送装置33、33の移送ベルト33c,33cの外側部の移送始端部側には、検出手段52を設け、この検出手段52は、二股形状の人参(イ)、及び異形状の人参(イ)等の不良品の人参(イ)の外径部へ当接して回動するアクチュエイター52aと、このアクチュエイター52aの回動でON−OFFするスイッチ方式の検出スイッチ52bとよりなる構成である。二股形状の人参(イ)、及び異形状の人参(イ)等の不良品の人参(イ)は、正常な人参(イ)より、外径が径大であり、この径大であることにより、検出手段52のアクチュエイター52aが回動され、この回動により、検出スイッチ52bがONされ、このONにより、不良品の人参(イ)を検出した構成である。
【0052】前記検出手段52が不良品の人参(イ)の検出により、ソレノイド53aが作動され、このソレノイド53aで排出移送装置53の開閉板53bを開状態に操作され、不良品の人参(イ)は葉切断装置12で葉部が切断されると、この開閉板53bで流下案内されて機外へ排出される構成であり、移送コンベア13上へは落下供給されない構成である。
【0053】これにより、二股形状の人参(イ)、及び異形状の人参(イ)等の不良品の人参(イ)は自動選別され、機外へ排出されることにより、後工程処理を不用とし、人参(イ)の選別作業は簡略化できる。前記タッピング移送装置34の移送終端部は、上伝動装置38の上伝動ケース38aに上下に突出させて設けた上支持ケース41に内装した伝動機構41aの下側で支持すると共に、回転駆動する構成である。
【0054】前記タッピング移送装置34は、首揃移送装置33の上側に所定間隔を設けて平行状態に左右両側に設けると共に、移送始端部は首揃移送装置33の前後方向の略中央部に位置させて設けた構成である。前記タッピング移送装置34は、前後端部に回転自在に軸支した前・後プーリ42a,42bには、移送ベルト42cを掛け渡した構成であり、左右両側の各移送ベルト42c間には、人参(イ)の葉部を挟持して移送する構成である。各首揃移送装置33の各移送ベルト39cと、これら各移送ベルト42cとの両者で、人参(イ)の葉部を挟持して移送し、途中からは各移送ベルト42cと、後逑する葉移送装置35の各移送ベルト43cとの両者で、切断済み葉部を挟持して移送する構成である。
【0055】前記葉移送装置35の移送始端部は、上支持ケース41に内装した伝動機構41aの上側部で支持すると共に、回転駆動する構成である。この葉移送装置35はタッピング移送装置34の上側に所定間隔を設けて平行状態に設けると共に、移送始端部はタッピング移送装置34の移送始端部より、所定距離後方に位置させた構成である。
【0056】前記葉移送装置35は、前後端部に回転自在に軸支した前・後プーリ43a,43bには、移送ベルト43cを掛け渡した構成であり、左右両側の各移送ベルト43c間には、人参(イ)の葉部を挟持して移送する構成である。各タッピング移送装置34の各移送ベルト42cと、途中からは各移送ベルト43cにも引継ぎされ、両者で挟持して移送する構成である。又、後逑する葉切断装置12の後側部よりは、この葉切断装置12で切断した切断葉を挟持して移送し、両者の移送終端部より、圃場内へ落下排出する構成である。
【0057】前記葉切断装置12は、図3、及び図4で示す如く各首揃移送装置33の後側で、各タッピング移送装置34の下側の左右両側に設けた構成である。各上伝動装置38の各上伝動ケース38aに内装した各伝動機構38bから下部へ突出させて、回転自在な各回転軸46を設け、この各回転軸46の下端部には、各支持メタル45を装着して設け、この各支持メタル45の上側面には、円盤形状の左・右切断刃44、44をボルト、及びナット等で装着した構成である。
【0058】前記左・右切断刃44、44の外径部は上下に所定寸法重合させると共に、上下間の隙間は最小隙間の0に近い状態に構成し、各首揃移送装置33で首揃えして、各タッピング移送装置34と各葉移送装置35とで引継ぎされて、挟持移送される人参(イ)の根部の上側面から所定寸法上部位置の葉部を切断する構成である。葉部切断済み人参(イ)は下側の移送コンベア13上へ落下供給され、この移送コンベア13から主選別移送コンベア14へ供給され、この主選別移送コンベア14で移送中に、大きさ別、及び良品と不良品とに選別され、大きさ別は、この主選別移送コンベア11と、前・後選別移送コンベア14a,14bとで移送され、各収容箱15内へ個別に移送供給され、又、不良品の人参(イ)は不良品入れの収容箱15内へ供給され、一時貯留される構成である。
【0059】前記人参下部切断装置47は、図3で示す如く掘起装置5後方上部に前方下部から上方後部へ傾斜状態に設け、この人参下部切断装置47は左右に所定間隔で、上下2箇所に山形状を形成した案内杆48aを複数個設けると共に、この2箇所の山形状内には、回転外周部に複数個の切断刃48bを装着した各回転具48cを回転自在に上下に所定間隔を設けて軸支した構成である。
【0060】前記人参下部切断装置47は、各移送装置28の移送ベルト28a,28a間で挟持されて、上部へ移送中に全長の短かい人参(イ)の根部の先端部が下側の山形の案内杆48a,48a間に入り、下側の切断刃48bにより、この人参(イ)の根部先端の所定位置が切断される。又、更に上部へ移送中に全長の長い人参(イ)は、下側の山形の案内杆48a部を通過し、上側の山形の案内杆48a,48a間に、この人参(イ)の根部の先端部が入り、この根部先端の所定位置を上側の切断刃48bにより、切断される。人参(イ)の根部の全長により、この人参(イ)の根部先端の所定位置を切断する構成である。
【0061】前記首揃移送装置33の後側の葉切断装置12の下部には、図16、及び図17で示す如くこの葉切断装置12で葉部が切断された人参(イ)を受けて選別する回転選別装置54を設けた構成である。この回転選別装置54は、左右両側の側板54a,54a間に複数枚の仕切板54bを設けて、受室54cを形成すると共に、中心部には、受軸54dを設けて回転自在な構成である。
【0062】前記葉切断装置12で葉部が切断された人参(イ)は、回転駆動する回転選別装置54の受室54c内へ落下供給されて回転し、落ちる角度により、大きい人参(イ)はこの回転選別装置54の横側で上側に設けた上移送コンベア55a上へ供給されて移送され、移送終端部から車台7の上側へ載置した大きい人参(イ)が供給される収容箱15内へ供給され、一時貯留される。又、落ちる角度により、小さい人参(イ)はこの回転選別装置54の横側で下側に設けた下移送コンベア55b上へ供給されて移送され、移送終端部から車台7の上側に載置した小さい人参(イ)が供給される収容箱15内へ供給され、一時貯留される。
【0063】これにより、収穫する人参(イ)は大きさ別の大小に区分することができ、このために、大きい人参(イ)には、割れ等が発生したものが多く、上移送コンベア53aで移送中に、この大きい人参(イ)に混入する割れ発生の人参(イ)を容易に選別することができる。
【0064】前記首揃移送装置33の移送終端部近傍で、葉切断装置12の前側には、図18〜図20で示す如くこの首揃移送装置33、33の移送ベルト39c,39c間に葉部を挟持して移送する人参(イ)の正常形状と異形状とを判定して選別する選別センサ56を設けると共に、正常形状の人参(イ)を移送する移送コンベア13を設けると共に、この移送コンベア13の反対側には、異形状の人参(イ)を移送する異形移送コンベア57を設け、これら移送コンベア13と異形状移送コンベア57との間の移送始部には、切換装置57aを設け、この切換装置57aは二股形状の切換弁57bを回動軸57cに装着した構成である。この回動軸57cと切換用のモータ58のモータ軸58aとは、接続させた構成である。57dは流下棚である。
【0065】前記選別センサ56は正常形状の人参(イ)を検出すると、この検出に連動して、モータ58は正回転駆動制御され、この正常形状の人参(イ)は移送コンベア13側へ供給すべく、切換装置57aは正回転制御されて、切換弁57b部へ供給され、この移送コンベア13へ供給されて移送され、移送終端部から正常人参(イ)を貯留する収容箱15内へ供給され、一時貯留される構成である。又、選別センサ56は異形状(不良品)の人参(イ)を検出すると、この検出に連動して、モータ58は逆回転駆動制御され、この異形状人参(イ)は異形状移送コンベア57側へ供給すべく、切換装置57aは逆回転制御されて、切換弁57b部へ供給され、この異形移送コンベア57へ供給されて移送され、移送終端部から異形状人参(イ)を貯留する収容箱15内へ供給され、一時貯留される構成である。
【0066】後工程処理として正常な人参(イ)内へ混入する異形状の人参(イ)(不良品の人参(イ))を目視選別していたが、手間と長時間の選別時間を要していたが、移送途中で自動選別して、区分けすることにより、選別作業の略素化ができた。
【0067】前記葉切断装置12の下側には、図21〜図23で示す如くこの葉切断装置12で葉部の所定位置が切断された人参(イ)を受けて移送する選別移送コンベア59を内側下部から外側上部へ傾斜させて設け、この選別移送コンベア59には、外側上部へ移送する移送平ベルト59aを張設した構成である。この移送平ベルト59a上へ供給された正常形状の人参(イ)は下部へと転がって落下して、移送コンベア13上へ供給される構成である。又、異形状(不良品)の人参(イ)は転がることがなく、この移送平ベルト59aで上部へ移送され、移送終端部から異形人参(イ)を収容する収容箱15内へ供給され、一時貯留される。
【0068】前記移送ベルト13上へ供給された正常人参(イ)は、移送終端部から正常人参(イ)を収容する収容箱15内へ供給され、一時貯留される構成である。これにより、異形状(不良品)の人参(イ)を選別しなければならなかった労力を軽減することができると共に、切断された葉、及び茎等は不良品の人参(イ)と同時に収容箱15へ供給されることにより、良品の人参(イ)内には、葉、及び茎等の混入を防止することができる。
【0069】人参(イ)を収容する収容袋60は、図24で示す如く長手方側を開閉可能に構成すべくファスナ60a,60aを設けると共に、取手60b,60bを設けた構成である。これにより、小型軽量であり、人参(イ)の収容が容易である。
【出願人】 【識別番号】000000125
【氏名又は名称】井関農機株式会社
【出願日】 平成13年2月27日(2001.2.27)
【代理人】
【公開番号】 特開2002−253022(P2002−253022A)
【公開日】 平成14年9月10日(2002.9.10)
【出願番号】 特願2001−52560(P2001−52560)