| 【発明の名称】 |
コンバインの穀稈移送装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】三宅 達也
【氏名】飯泉 清
【氏名】水本 寛和
【氏名】水島 淳
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| 【要約】 |
【課題】刈取機の最終端部の穀稈を移送する穀稈供給移送装置から、穀稈を継ぎ移送して、脱穀機のフィードチエンと脱穀挟持杆とへ受け渡しする内・外補助移送チエンで移送する穀稈の零れを防止しようとするものである。
【解決手段】刈取機3の最終端部の穀稈を移送する穀稈供給移送装置10と、脱穀機16との間には、内・外補助移送チエン12、13を設け、これら内・外補助移送チエン12、13の上側の所定位置には、移送する穀稈を押圧して移送する内・外ガイド杆14、15と、この内・外ガイド杆14、15間で移送作用上方部には、弾性材よりなる穀稈零防止板17とを設けた構成である。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 走行車台2前側の刈取機3の穀稈を移送する最終端部の穀稈供給移送装置10と、該穀稈供給移送装置10から穀稈を引継ぎ移送する走行車台2上側に載置した脱穀機16の前方内側の内補助移送チエン12と、前方外側の外補助移送チエン13と、該内・外補助移送チエン12、13から穀稈を引継ぎ移送する脱穀機16のフィードチエン16aと、脱穀挟持杆16b等を設けたコンバインにおいて、内・外補助移送チエン12、13で移送する穀稈を押圧して移送する外ガイド杆15は刈取機3を支持するサイドフレーム38の後端部で外補助移送チエン13のチエンプレート13a上端部の穀稈を移送作用する移送山部13bの作用範囲内に位置させて回動自在に設けると共に、外ガイド杆15の基部には、内ガイド杆14の移送終端部を内補助移送チエン12のチエンパイプ12bへ当接させて設けたことを特徴とするコンバインの穀稈移送装置。 【請求項2】 前記サイドフレーム38後端部には、弾性材等よりなる穀稈零防止板17を内・外補助移送チエン12、13の移送作用の上方部で、該内・外補助移送チエン12、13間に後方上部へ向けて設けたことを特徴とする請求項1に記載のコンバインの穀稈移送装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、刈取機の最終端部の穀稈を移送する穀稈供給移送装置と、脱穀機との間には、内・外補助移送チエンを設け、これら内・外補助移送チエンの上側の所定位置には、移送する穀稈を押圧して移送する内・外ガイド杆と、この内・外ガイド杆間で移送作用の上方部には、弾性材よりなる穀稈零防止板とを設けた技術であり、コンバインの穀稈移送装置として利用できる。 【0002】 【従来の技術】コンバインで立毛穀稈の収穫作業は、このコンバインの走行車台の前部の刈取機の掻込移送装置の掻込装置で掻込された穀稈は、刈刃装置で刈取りされ、この刈取り穀稈は各移送装置、及び最終端部の穀稈供給移送装置等で順次後方上部へ移送され、内・外補助移送チエンへと引継ぎされて移送され、脱穀機のフィードチエンと脱穀挟持杆とへ引継ぎされ、この脱穀機内を挟持移送中に脱穀され、脱穀済みで選別済みの穀粒は、穀粒貯留タンク内へ移送供給され、この穀粒貯留タンク内で一時貯留される。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】刈取機の穀稈を移送する最終端部の穀稈供給移送装置から穀稈を引継ぎ移送して、脱穀機のフィードチエンと脱穀挟持杆とへ穀稈を受け渡しする内・外補助移送チエンの上側には、移送する穀稈を上部から押圧して移送する各ガイド杆が設けられていなく、このために、圃場の凹凸等により、刈取機が大きく揺れると穀稈の零が発生したり、又、条の最終位置で回行するときに、刈取機を停止操作して、更にこの刈取機を上昇させて旋回することにより、各部に移送途中で停止した穀稈の内の特に、内・外補助移送チエン上に停止した穀稈が多く零れることが発生していたが、この発明により、これらの問題点を解決しようとするものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】このために、この発明は、請求項1に記載の発明においては、走行車台2前側の刈取機3の穀稈を移送する最終端部の穀稈供給移送装置10と、該穀稈供給移送装置10から穀稈を引継ぎ移送する走行車台2上側に載置した脱穀機16の前方内側の内補助移送チエン12と、前方外側の外補助移送チエン13と、該内・外補助移送チエン12、13から穀稈を引継ぎ移送する脱穀機16のフィードチエン16aと、脱穀挟持杆16b等を設けたコンバインにおいて、内・外補助移送チエン12、13で移送する穀稈を押圧して移送する外ガイド杆15は刈取機3を支持するサイドフレーム38の後端部で外補助移送チエン13のチエンプレート13a上端部の穀稈を移送作用する移送山部13bの作用範囲内に位置させて回動自在に設けると共に、外ガイド杆15の基部には、内ガイド杆14の移送終端部を内補助移送チエン12のチエンパイプ12bへ当接させて設けたことを特徴とするコンバインの穀稈移送装置としたものである。 【0005】請求項2に記載の発明においては、前記サイドフレーム38後端部には、弾性材等よりなる穀稈零防止板17を内・外補助移送チエン12、13の移送作用の上方部で、該内・外補助移送チエン12、13間に後方上部へ向けて設けたことを特徴とする請求項1に記載のコンバインの穀稈移送装置としたものである。 【0006】 【発明の作用】コンバインで立毛穀稈の収穫作業は、このコンバインの走行車台2の前部の刈取機3の穀稈掻込移送装置の掻込装置で掻込された穀稈は、刈刃装置で刈取りされ、この刈取り穀稈は穀稈掻込移送装置の各移送装置、及び最終端部の穀稈供給移送装置10等で順次後方上部へ移送され、内・外補助移送チエン12、13と、これら内・外補助移送チエン12、13で移送する穀稈を押圧して移送する刈取機3を支持するサイドフレーム38の後端部で外補助移送チエン13のチエンプレート13a上端部の移送作用する移送山部13bの作用範囲内に位置させて、回動自在に設けた外ガイド杆15、及びこの外ガイド杆15の基部に、内補助移送チエン12のチエンパイプ12bへ移送終端部を当接状態に設けた内ガイド杆14とにより、引継ぎ挟持されて移送され、脱穀機16のフィードチエン16aと脱穀挟持杆16bとへ引継ぎされ、この脱穀機16内を挟持移送中に脱穀され、脱穀済みで選別済みの穀粒は、穀粒貯留タンク内へ移送供給され、この穀粒貯留タンク内で一時貯留される。 【0007】条刈りが終了して、条終端部で前記コンバインを旋回させるときには、刈取機3を停止操作すると共に、上方へ回動操作すると、サイドフレーム38の後端部に弾性材等よりなり、内・外補助移送チエン12、13の移送作用の上部で、該内・外補助移送チエン12、13間に、後方へ向に設けた穀稈零防止板17が下側に位置し、内・外ガイド杆14、15が上側に位置した状態となり、これら内・外補助移送チエン12、13で移送中に停止した穀稈は、これら上側の内・外ガイド杆14、15と下側の穀稈零防止板17とにより、挟持されて、この穀稈は零れない状態に保持されて、このコンバインは旋回する。 【0008】 【発明の効果】請求項1に記載の発明においては、刈取機3の穀稈を移送する最終端位置の穀稈供給移送装置10と、脱穀機16のフィードチエン16aと、脱穀挟持杆16bとの間に設けて、穀稈を受渡しする内・外補助移送チエン12、13の上側の所定位置には、内・外ガイド杆14、15を設けたことにより、これら内・外補助移送チエン12、13で移送される穀稈は上部より、押し付けられた状態で移送されて脱穀機16のフィードチエン16aと、脱穀挟持杆16bとへ受け渡しされることにより、刈取機3が圃場の凹凸により、揺れたときであっても、穀稈の零れを防止することができる。 【0009】請求項2に記載の発明においては、前記内・外ガイド杆14、15間で、内・外補助移送チエン12、13の移送作用の上部には、穀稈零防止板17を設けたことにより、刈取機3を停止操作し、条終端部で旋回操作したときであっても、これら内・外ガイド杆14、15と、穀稈零防止板17とにより、穀稈は挟持されて、保持した状態になることにより、旋回時に刈取機3が揺れたときであっても、この穀稈の零れを防止することができる。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。コンバイン1の走行車台2の前部に設けた刈取機3は、前方下部から後方上部へ向けて順次設けた穀稈掻込移送装置4の掻込装置5で立毛穀稈は掻込され、刈刃装置6で刈取りされ、この刈取り穀稈は穀稈掻込移送装置4の株元・穂先移送装置7、8と、扱深調節移送装置9と、穀稈供給移送装置10とにより、後方上部へ移送され、脱穀機16の前側に設けた補助移送装置11の内・外補助移送チエン12、13とへ供給され、これら内・外補助移送チエン12、13と、上側に設けた内・外ガイド14、15とで挟持移送され、脱穀機16のフィードチエン16aと、脱穀挟持杆16bとへ受渡しされて、挟持移送される構成である。これら補助移送装置11の内・外補助移送チエン12、13と、内・外ガイド14、15と、これら内・外ガイド14、15間に設けた穀稈零防止板17等を主に図示して説明する。 【0011】前記コンバイン1の走行車台2の下側には、図4、及び図11で示す如く土壌面を走行する左右一対の走行クローラ18aを張設した走行装置18を配設し、走行車台2の上側には、脱穀機16載置した構成である。走行車台2の前側の刈取機3の刈刃装置6で立毛穀稈を刈取りし、この刈取り穀稈はこの刈取機3の穀稈掻込移送装置4の各移送装置7、8、9、10等で後方上部へ移送され、脱穀機3のフィードチエン16aと脱穀挟持杆16bとで引継ぎ挟持移送して脱穀し、脱穀済みで選別済み穀粒を回収して一時貯留する穀粒貯留タンク16cは、脱穀機16の右横側に配設した構成である。 【0012】前記穀粒貯留タンク16c内に貯留した穀粒を機外へ排出するこの穀粒貯留タンク16cの後側には、縦移送螺旋19aを内装した排出支持筒19を略垂直姿勢で回動自在に装着して設け、この排出支持筒19の上端部には、その全長がコンバイン1の前後長に亘る機外へ穀粒を排出する排出螺旋20aを伸縮自在に内装した排出オーガ20を伸縮自在、上下回動自在、及び左右旋回自在に横方向へ配設した構成である。 【0013】前記脱穀機16側の前部には、図11で示す如くコンバイン1を始動、停止、及び各部を調節等の操作を行う操作装置21aと、これらの操作を行う作業者が搭乗する操縦席21bとは、操作室フレーム22aで形成した操作室22b内に設け、この操縦席21bの下側で、走行車台2の上側には、エンジン23を載置すると共に、後方部には、穀粒貯留タンク16cを配設する。これら走行装置18と、刈取機3と、脱穀機16と、エンジン23等により、コンバイン1の機体1aを形成した構成である。 【0014】前記刈取機3の穀稈掻込移送装置4の最終端部の穀稈供給移送装置10によって形成される穀稈移送経路中には、刈取られて移送される穀稈に接触作用することにより、脱穀機16へ穀稈の移送供給の有無を検出する穀稈センサ3aを設けた構成である。 【0015】前記走行車台2の前端部に装架された走行用のミッションケース23a内の伝動機構の伝動経路中には、その出力回転に基づいて走行車速を検出するポテンションメータ方式の車速センサ23bを設けた構成である。前記刈取機3は、図1、図2、図4、図8、及び図11で示す如く前方下部から後方上部へ傾斜する支持杆24を設け、この支持杆24の上端部には、伝動機構25aを内装した支持パイプケース25を左右横方向に設け、この支持パイプケース25の一方側の外側には、伝動機構25aへ入力する入力プーリ(図示せず)を設けると共に、他方側の外側には、伝動機構25aの動力を出力する出力プーリ25bを設け、この出力プーリ25bにより、内・外補助移送チエン12、13を回転駆動する構成である。支持パイプケース25は走行車台2上側面に設けた支持装置26で回動自在に軸支した構成である。油圧駆動による伸縮シリンダ27の作動により、支持パイプケース25を回動中心として、刈取機3は土壌面に対して昇降自在に回動する構成である。 【0016】前記刈取機3は、図1〜図5、及び図11で示す如く先端位置から順次に、立毛穀稈を分離するナローガイド28a、及び分草体28bと、分離した穀稈を引起す各引起装置6aと、引起した穀稈を掻込する穀稈掻込移送装置4の掻込装置5と、掻込みした穀稈を刈取りする刈刃装置6と、刈取り穀稈を後方上部へ順次移送する穀稈掻込移送装置4の株元側を移送する株元移送装置7の株元移送チエン7aと、穂先側を移送する穂先移送装置8の穂先ラグ付移送チエン8aと、移送する穀稈の稈長により、扱ぎ深さを調節して移送する扱深調節移送装置9の扱深調節移送チエン9aと、移送最終端部の穀稈供給移送装置10の略3角形状に張設した供給移送チエン10aと、挟持杆29aを保持した保持装置29を設けた構成である。 【0017】前記穀稈掻込移送装置4の上側には、移送される穀稈の稈長の長稈、及び短稈を検出する長稈検出杆30a、及び短稈検出杆30bの作動を検出するON−OFFスイッチ方式の長・短検出スイッチ31c、31dを設けた構成である。前記補助移送装置11の内・外補助移送チエン12、13は、脱穀機16の前側と、穀稈掻込移送装置4の穀稈供給移送装置10との間に設けた構成である。これら内・外補助移送チエン12、13を回転駆動する伝動機構31aを内装した伝動ケース31は、図8で示す如く脱穀機16の前側板16dに設けた取付板31dと、支持パイプケース25との間に設けた内支持板31bへ装着すると共に、この伝動ケース31と支持パイプケース25との間に設けた外支持板31cへ装着した構成である。 【0018】前記伝動ケース31の伝動機構31aの下軸32cの軸端部に設けたプーリ32aと、支持パイプケース25の伝動機構25aの外端部に設けたプーリ25bとには、ベルト25cを掛け渡して、この伝動ケース31の伝動機構31aを回転駆動し、内・外補助移送チエン12、13を回転駆動する構成である。 【0019】前記内補助移送チエン12は、図8、及び図9で示す如く伝動ケース31の伝動機構31aの上軸32dの軸端部に設けた駆動スプロケット32bと、移送始端部側の前内軸36aと、前外軸36bとで軸支した二段スプロケット33の内側の内前スプロケット33aと、移送終端部の後内軸36cで軸支した内後スプロケット34aとに掛け渡した構成である。 【0020】前記外補助移送チエン13は、図8、及び図10で示す如く前外軸36bで軸支した二段スプロケット33の外側の外前スプロケット33b、及び移送始端部の外前スプロケット35と、移送終端部の後外軸36dで軸支した外後スプロケット34b、34bとに掛け渡した構成である。内・外補助移送チエン12、13には、内・外チエン張り37a,37bと、内・外チエンレール37c,37bとを設けて、これら内・外補助移送チエン12、13が伸びた時に対応ができる構成である。 【0021】前記刈取機3を支持する左横側の前方下部から後方上部へ傾斜して設けたサイドフレーム38の後端部に設けた断面形状がコ字形状の取付板38aの下側面には、支持パイプ38bを固着して設け、この支持パイプ38bには、図1〜図3で示す如く例えば、丸棒材よりなる取付基部を略L字形状に形成して、後方へ向けて延長させた外ガイド杆15を上下回動自在に、外補助移送チエン13の上側で、この外補助移送チエン13の前後両側のチエンプレート13a,13a間に位置させて、挿入して設けた構成である。 【0022】前記外ガイド杆15の側面視は、図1〜図3で示す如く外補助移送チエン13のチエンプレート13aの上端部の穀稈を移送作用する移送山部13bの作用範囲内に位置させて設け、この作用範囲内より、下部へは下降移動しない構成であると共に、移送穀稈の押し上げ圧力に押されたときは、上方へ向けて回動移動する構成である。 【0023】前記外ガイド15の基部には、取付板15aを固着して設け、この取付板15aには、図1〜図3で示す如く例えば、丸棒材よりなり、基部には、取付部14aを形成して、後方へ向けて延長させた内ガイド杆14をボルト、及びナット等で装着した構成であり、この内ガイド杆14は内補助移送チエン12の上側で、この内補助移送チエン12の前後両側のチエンプレート12a,12a間に位置させて設けた構成である。 【0024】前記内ガイド杆14の移送終端部の側面視は、図1及び図2で示す如く内補助移送チエン12のチエンプレート12a,12a間に軸支して設けた各チエンパイプ12bの外周上側面へ当接状態に位置させて設けた構成である。又、この内ガイド杆14の丸棒材の外径は、外ガイド杆15の丸棒材の外径より、小径の丸棒材で形成した構成である。 【0025】前記刈取機3の穀稈供給移送装置10で移送される穀稈を引継ぎ移送して、脱穀機16のフィードチエン16aと脱穀挟持杆16bへと受け渡しする内・外補助移送チエン12、13の上側で上下方向所定位置には、これら内・外補助移送チエン12、13で移送中の穀稈を上方から押圧する内・外ガイド杆14、15を設けたことにより、これら内・外移送チエン12、13で移送する穀稈は、フィードチエン16aと脱穀挟持杆16bとへ確実に引継ぎすることができて、穀稈の零れを防止できる。 【0026】前記サイドフレーム38の上端部の取付板38aの下方部で、このサイドフレーム38の外周部の下側面には、図1で示す如くL字形状の支持板38cを固着して設け、この支持板38cには、弾性材で板材よりなる穀稈零防止板17は、後方へ向けて延長して、ボルト、及びナット等で装着して設けた構成である。 【0027】前記穀稈零防止板17は、図1〜図3で示す如く内・外補助移送チエン12、13の移送作用の上方部で、これら内・外補助移送チエン12、13間の略中間部に位置させて設けた構成である。コンバイン1の刈取機3で条の終端部まで刈取りが終了して、条の終端部で旋回するときは、この刈取機3の作動を停止させると共に、この刈取機3を上昇操作するが、このときには、この穀稈零防止板17は、内・外補助移送チエン12、13、及び内・外ガイド杆14、15より、下方部に位置する状態となり、これにより、この穀稈零防止板17と、これら内・外ガイド杆14、15とにより、移送途中で停止した穀稈は挟持されて、保持された状態となり、刈取機3を停止操作、及び上昇操作して、旋回操作を行なったときであっても、この穀稈の零れを防止することができる。 【0028】前記株元移送装置7の一方側(左側)の株元移送チエン7aを保持するL字形状の株元チエンレール7bは、図5〜図7で示す如くこの株元チエンレール7bの前後両側の所定位置には、前・後回動杆39a,39bの一方側の端部は、後回動ピン39d,39dで回動自在に装着すると共に他方側の端部は、前回動ピン39c,39cで掻込装置5を支持する掻込フレーム5aへ装着した構成である。 【0029】前記株元チエンレール7bには、図5〜図7で示す如く係合溝40aを有するロックレバー40を支持ピンで回動自在に装着した構成である。このロックレバー40の係合溝40aを、掻込フレーム5aに設けた固定用ピン40bへ係合状態に操作すると、この株元チエンレール7bは前回動ピン39c,39cを回動中心として、株元移送チエン7aを張設状態に回動する構成である。又、ロックレバー40の係合溝40aを固定用ピン40bから開状態に操作すると、株元移送チエン7aは前回動ピン39c、39cを回動中心として、この株元移送チエン7aと株元挟持杆7cとの間に隙間が発生する状態に回動する構成である。 【0030】これにより、前記株元移送チエン7aと株元挟持杆7cとの間に詰った穀稈の除去を容易に行うことができる。前記刈取機3の支持杆24の上端部に設けた支持パイプケース25を回動中心として、支持装置26で支持した構成のこの支持パイプケース25と、この支持装置26とには、図12、及び図13で示す如く刈取機3の昇降を検出する刈高センサ装置41を設けた構成である。 【0031】前記刈高センサ装置41は、例えば、ポテンションメータ等よりなる刈高センサ41aには、回動移動用の溝41cを設けたセンサアーム41bを回動自在に設けた構成である。これら刈高センサ41a、及びセンサアーム41bは支持装置26の後方側に設けた構成である。 【0032】前記支持パイプケース25の上側部には、アーム42を装着して設け、このアーム42の先端部には、ピン42aを固着して設け、このピン42aをセンサアーム41bの溝41cへ挿入した構成である。支持パイプケース25の回動に連動して、アーム42は上下回動移動すると共に、センサアーム41bが上下回動移動し、この上下回動移動を刈高センサ41aが検出し、この検出により、刈取機3の上下位置を検出して、刈取り高さを検出する構成である。 【0033】前記刈高センサ装置41は、刈高センサ41aと、センサアーム41bと、アーム42と、アームピン42a等よりなる構成であり、この刈高センサ装置41は、図12、及び図13で示す如く支持パイプケース25の左側端部近傍と、左側の支持装置26の左側端部近傍とに設けた構成である。 【0034】これにより、前記刈取機3の円弧回動移動の昇降を直接に、刈高センサ装置41により、円弧回動移動の昇降へ置換することができて、正確な刈取り高さを検出することができる。又、構成する部品を減少させることができ、このために、コスト低減ができる。更にこの刈取機3を着脱のときに、この刈高センサ装置41の刈高センサ41a,及びセンサアーム41b等の破損を防止できる。 【0035】前記刈取機3へ動力の出力構成は、図14、及び図15で示す如く出力プーリ43aと、この刈取機3へ動力を入力する入力プーリ43bとには、ベルト43cを掛け渡した構成である。このベルト43cを「入」・「切」するテンションプーリ44aを軸支したテンションアーム44を回動自在に設けると共に、このテンションアーム44を「入」・「切」する刈取レバー45は操作装置21a部に回動自在に設け、この刈取レバー45と、テンションアーム44に設けた支持板44bの一方側の端部との間には、刈取ワイヤー45a、及びテンションスプリング45bを設けて接続した構成である。 【0036】前記刈取機3と脱穀機16との接合部近傍のこの脱穀機16の左側板16eには、図15で示す如く枕扱レバー46を回動自在に設け、この枕扱レバー46と、テンションアーム44の支持板44bの他方側の端部との間には、枕扱ワイヤー46aと、リタンスプリング46bとを設けて接続した構成である。 【0037】枕刈りした穀稈を手動で前記脱穀機16のフィードチエン16aと、脱穀挟持杆16bとの間へ供給して、枕扱ぎ作業を行うときは、この脱穀機16の左側板16eで、フィードチエン16a側に設けた枕扱レバー46を「切」側へ操作して、刈取機3の作動を停止させた後に、枕扱ぎ作業を行う構成である。 【0038】これにより、枕刈りした穀稈を手動供給して、枕扱ぎ作業するときに、枕扱ぎ作業者は前記枕扱レバー46を直接「切」操作して、刈取機3を停止させた後に、枕扱ぎ作業ができることにより、安全に作業ができる。又、運転操作する作業者が直接操作することにより、誤操作による事故を防止することができる。 【0039】前記脱穀機16へ入力する入力プーリ47bを軸支する入力カウンタ軸47aを受ける入力カウンタ47は、図16〜図19で示す如くこの脱穀機16の前側でフィードチエン16aの下方部に設けた構成であり、この入力カウンタ47の左右両側に固着して設けた左・右取付板47c,47dは、脱穀機16の前側板16dへボルト、及びナット等で装着した構成である。 【0040】前記入力カウンタ47の左取付板47c寄り側には、中取付板47eを固着して設けた構成である。前記左側の支持装置26には、左ブラケット49aをボルト等で装着して設け、この左ブラケット49aと、入力カウンタ47に設けた中取付板47eとの間には、前方下部へ突出する左プレート48aの上下端部をボルト、及びナット等で装着して、接続させて設けた構成である。 【0041】前記右側の支持装置26には、右ブラケット49bをボルト等で装着して設け、この右ブラケット49bと、入力カウンタ47に設けた右取付板47dとの間には、前方下部へ突出する右プレート48bの上下端部をボルト、及びナット等で装着して、接続させて設けた構成である。 【0042】これにより、前記左右両側の支持装置26、26と、脱穀機16の前側部とが接続された構成となり、強度アップとなり、又、刈取機3とこの脱穀機16との引継ぎ部の位置関係を正確に位置決めすることができる。前記補助移送装置11の内・外補助移送チエン12、13の内チエンレール37cと、外チエンレール37dとの移送始端部の下端は、図20、及び図21で示す如く接続プレート50を固着して設けて、接続した構成である。又、フィードチエン16aを左外側へ回動可能に、このフィードチエン16aを受けるチエン摺しを支持する支持杆(共に図示せず)支持する走行車台2の上側の支持装置26に設けた支持フレーム51には、受板51aを固着して設け、この受板51aと、接続プレート50との間には、補強ステー50aの上下端部をボルト、及びナット等で装着し設けて、接続させた構成である。51bは支持ボスであり、この支持ボス51b、51bでチエン摺しに設けた支持杆(共に図示せず)を回動自在に軸支した構成である。 【0043】これにより、内・外補助移送チエン12、13の支持部を強度アップすることができた。前記内補助移送チエン12の各チエンプレート12a上端部の穀稈を移送作用する移送山部12cは、図22で示す如くチエンプレート12aの一枚おきごとに廃止した構成である。 【0044】これにより、前記脱穀機16へ穀稈の穂先側が先行して、挿入供給されることが防止でき、このために、脱穀する穀稈はこの脱穀機16の入口側で切断されることが減少し、藁屑、及び稈切の発生を防止することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000125 【氏名又は名称】井関農機株式会社
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| 【出願日】 |
平成13年1月26日(2001.1.26) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2002−218821(P2002−218821A) |
| 【公開日】 |
平成14年8月6日(2002.8.6) |
| 【出願番号】 |
特願2001−18843(P2001−18843) |
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