| 【発明の名称】 |
コンバインのエンジン熱風案内装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】渡辺 均
【氏名】黒河 雅博
【氏名】白方 幹也
【氏名】西崎 宏
【氏名】辻 健太郎
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| 【要約】 |
【課題】操縦席に搭乗して運転操作をする作業者の横側を、エンジンから発生した熱風が通過することにより、作業する時期によっては暑くて、快適な収穫作業ができないことがあったり、又、刈取入力プーリへ直接送風されることがあったが、これらを防止しようとするものである。
【解決手段】走行車台2の上側で操縦席3下側のエンジン4から発生する熱風は、操縦席3横側の横仕切板5の排風口6から排風するこの排風口6の上側には、熱風を後方へ案内する熱風案内板7を設けると共に、この熱風案内板7には、刈取機を回転駆動する刈取入力プーリ19aへ熱風の当接を防止する案内ガイド板20を設け、更にエンジン4の上側には、防音用、及び防熱用の上・前防音カバーを設けた構成である。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 走行車台2上側の操縦席3下側にエンジン4と、操縦席3の一方側の横側に横仕切板5と、該横仕切板5下部にエンジン4から発生する熱風を排風する排風口6等を設けたコンバインにおいて、横仕切板5の排風口6上側には、熱風を後方へ案内する熱風案内板7を設けたことを特徴とするコンバインのエンジン熱風案内装置。 【請求項2】 前記熱風案内板7には、刈取機10を駆動する刈取入力プーリ19aに熱風の当接を防止して後方へ案内する案内ガイド板20を設けたことを特徴とする請求項1に記載のコンバインのエンジン熱風案内装置。 【請求項3】 前記エンジン4の上側で操縦席3の下側に防音用及び防熱用の鉄板材等よりなる上防音カバー21を設けると共に、該上防音カバー21の前端部に弾性材等よりなる前防音カバー22を垂下状態に設けたことを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載のコンバインのエンジン熱風案内装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、走行車台上側で操縦席下側に設けたエンジンから発生する熱風は、操縦席横側の横仕切板の排風口から排風するこの排風口の上側には、熱風を後方へ案内する熱風案内板を設けた技術であり、コンバインのエンジン熱風案内装置として利用できる。 【0002】 【従来の技術】コンバインで立毛穀稈の収穫作業は、走行車台の上側に設けた操縦席へ運転操作する作業者が搭乗して、操縦席の下側に設けたエンジンを始動させて、コンバインを走行操作して、前部の刈取機で立毛穀稈が刈取りされ、この刈取り穀稈はこの刈取機で後方上部へ移送されて脱穀機へ供給され、この脱穀機内を挟持移送中に脱穀され、脱穀済みで選別済みの穀粒はコンバインへ一時貯留される。 【0003】この収穫作業中は前記エンジンから発生する熱風は、このエンジンの一方側の横側に設けた横仕切板の下部に設けた熱風を排風する排風口からこの熱風は排風される。この排風された熱風は上昇して、操縦席の横側を通過して排風されたり、又、この横仕切板の横側に設けた刈取機を駆動する刈取入力プーリへ直接熱風が排風される。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】操縦席に搭乗して運転操作する作業者の横側を、エンジンから発生する熱風が通過することにより、作業する時期によっては、暑くて、快適な収穫作業ができないことがあったり、又、熱風は刈取機を駆動する刈取入力プーリへ直接排風されることにより、この刈取入力プーリへ掛け渡した刈取用ベルトが伸びて確実な伝動ができなかったり、又はこの刈取用ベルトの寿命を短くすることが発生していたが、この発明により、これらの問題点を解決しようとするものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】このために、この発明は、請求項1に記載の発明においては、走行車台2上側の操縦席3下側にエンジン4と、操縦席3の一方側の横側に横仕切板5と、該横仕切板5下部にエンジン4から発生する熱風を排風する排風口6等を設けたコンバインにおいて、横仕切板5の排風口6上側には、熱風を後方へ案内する熱風案内板7を設けたことを特徴とするコンバインのエンジン熱風案内装置としたものである。 【0006】請求項2に記載の発明においては、前記熱風案内板7には、刈取機10を駆動する刈取入力プーリ19aに熱風の当接を防止して後方へ案内する案内ガイド板20を設けたことを特徴とする請求項1に記載のコンバインのエンジン熱風案内装置としたものである。 【0007】請求項3に記載の発明においては、前記エンジン4の上側で操縦席3の下側に防音用及び防熱用の鉄板材等よりなる上防音カバー21を設けると共に、該上防音カバー21の前端部に弾性材等よりなる前防音カバー22を垂下状態に設けたことを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載のコンバインのエンジン熱風案内装置としたものである。 【0008】 【発明の作用】コンバインで立毛穀稈の収穫作業は、走行車台2の上側に設けた操縦席3へ運転操縦する作業者が搭乗して、この操縦席3の下側に設けたエンジン4を始動させて、コンバインを走行操作して、前部の刈取機10で立毛穀稈が刈取りされ、この刈取り穀稈はこの刈取機10で後方上部へ移送されて脱穀機へ供給され、この脱穀機内を挟持移送中に脱穀され、脱穀済みで選別済みの穀粒はコンバインへ一時貯留される。 【0009】この収穫作業中は前記エンジン4から発生する熱風は、このエンジン4の一方側の横側に設けた横仕切板5の下部に設けた熱風を排風する排風口6からこの熱風が排風され、この熱風はこの排風口6の上側に設けた熱風案内板7で後方へ案内されて排風される。 【0010】又、前記排風口6から排風された熱風の一部は、熱風案内板7に設けた案内ガイド板20により、刈取機10を駆動する刈取入力プーリ19aへ当接しないように、後方へ案内されて排風される。更に前記エンジン4の上側で操縦席3の下側に設けた鉄板材よりなる上防音カバー21と、この上防音カバー21の前端部に設けた弾性材よりなる前防音カバー22とにより、エンジン4から発生する騒音と熱風との両者が防止される。 【0011】 【発明の効果】請求項1の発明においては、エンジン4の一方側の横側に設けた横仕切板5の熱風が排風される排風口6の上側に熱風を案内する熱風案内板7を設けたことにより、この熱風は上昇して操縦席3の横側を通過することがなくなり、このために、この操縦席3へ搭乗して運転操作する作業者は快適な収穫作業を行うことができる。 【0012】請求項2の発明においては、 前記エンジン4から発生する熱風は、熱風案内板7に設けた案内ガイド板20により、刈取機10を駆動する刈取入力プーリ19aへ直接排風されないように、熱風の方向が変換されて、後方へ案内されることにより、この刈取入力プーリ19aへ掛け渡した刈取用ベルトが伸びて伝動不良になったり、又は耐久性が短くなることを防止できる。 【0013】請求項3の発明においては、前記エンジン4の上側で操縦席3の下側には、鉄板材の上防音カバー21と、この上防音カバー21の前端部に弾性材の前防音カバー22とを設けたことにより、エンジン4から発生する騒音は防止できるし、又、エンジン4から発生する熱風の上昇を防止できることにより、快適な収穫作業を行うことができる。更に前防音カバー22を弾性材で設けたことにより、エンジン4を補修、及び点検等のときは、この前防音カバー22を取り外すことなく、これらを行うことができて便利である。 【0014】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。コンバイン1の走行車台2の上側には、運転操作する作業者が搭乗する操縦席3を設け、この操縦席3の下側で走行車台2の上側面には、エンジン4を載置した構成である。操縦席3の一方側である内側の横側には、横仕切板5を設け、この横仕切板5の下部には、エンジン4から発生する熱風を排風する排風口6を設け、この排風口6の上側には、この排風口6から排風される熱風を後方へ案内する熱風案内板7を設けた構成である。これら操縦席3と、エンジン4と、横仕切板5と、熱風案内板7とを主に図示して説明する。 【0015】前記コンバイン1の走行車台2の下側には、図8で示す如く土壌面を走行する左右一対の走行クローラ8aを張設した走行装置8を配設し、走行車台2の上側には、刈取り穀稈を脱穀する脱穀機9を載置した構成である。走行車台2の前側の刈取機10で立毛穀稈を刈取りし、この刈取り穀稈はこの刈取機10で後方上部へ移送され、脱穀機9のフィードチエン11aと挟持杆11bとで引継ぎ挟持移送して脱穀し、脱穀済みで選別済み穀粒を回収して一時貯留する穀粒貯留タンク12は、脱穀機9の右横側に配設した構成である。 【0016】前記脱穀機9の前部で走行車台2の前側には、図8で示す如く前端位置から立毛穀稈を分離するナローガイド13a、及び分草体13bと、この分離された穀稈を引起す引起装置14aと、引起された穀稈を掻込みする穀稈掻込移送装置15の掻込装置15aと、掻込された穀稈を刈取りする刈刃装置14bと、刈取りされた穀稈を挟持移送して脱穀機9のフィードチエン11aと挟持杆11bとへ受け渡しする穀稈掻込移送装置15の各穀稈移送装置15b等を設けてなる刈取機10は、油圧駆動による伸縮シリンダ16により、土壌面に対して昇降自在に作用させる構成である。 【0017】前記刈取機10の前方下部から後方上部へ傾斜する支持杆17aの上端部には、左右方向の支持パイプ杆17bを設け、この支持パイプ杆17bを走行車台2の上側面に設けた支持装置17cで回動自在に支持させて、伸縮シリンダ16の作動により、刈取機10は支持パイプ杆17bを回動中心として、上下に回動する構成である。 【0018】前記脱穀機9側の前部には、図8で示す如くコンバイン1を始動、停止、及び各部を調節等の操作を行う操作装置3aと、これらの操作を行う作業者が搭乗する操縦席3とを設け、この操縦席3の下側で、走行車台2の上側には、エンジン4を載置すると共に、後方部には、穀粒貯留タンク12を配設する。これら走行装置8と、刈取機10と、脱穀機9と、エンジン4等により、コンバイン1の機体1aを形成した構成である。 【0019】前記刈取機10の穀稈掻込移送装置15の穀稈移送装置15bによって形成される穀稈移送経路中には、刈取られて移送される穀稈に接触作用することにより、脱穀機9へ穀稈の供給の有無を検出する穀稈センサ10aを設けた構成である。 【0020】前記走行車台2の前端部に装架された走行用のミッションケース18内の伝動機構の伝動経路中には、その出力回転に基づいて走行車速を検出するポテンションメータ方式の車速センサ18aを設けた構成である。前記走行車台2の上側に設けた操縦席3の下側で、走行車台2の上側面に載置したエンジン4の一方側の横側で、このエンジン4の内側には、図1で示す如く横仕切板5は走行車台2の上側面へ上方へ突出させて設け、この横仕切板5の下部の後方部には、エンジン4から発生する熱風を排風する排風口6を設けた構成である。 【0021】前記横仕切板5の排風口6の上側には、図1で示す如く前板7aと上板7bとよりなる熱風案内板7を設けた構成である。この熱風案内板7により、エンジン4から発生した熱風は、横仕切板5の排風口6から排風され、後方へ向けて案内されて、後方へ排風される構成である。これにより、この熱風は熱風案内板7で上昇が遮断されることにより、熱風が上昇して操縦席3の横側を通過することがなくなり、このために、操縦席3に搭乗して運転操作する作業者が熱風を浴びることがなくなり、快適な収穫作業ができる構成である。4aはエンジン用マフラーである。 【0022】前記走行車台2の上側に設けたエンジン4の横側には、図1で示す如く刈取機9を回転駆動する駆動装置19を設け、この駆動装置19の一方側の端部には、刈取入力プーリ19aを軸支して設けた構成である。この刈取入力プーリ19aと、ミッションケース18の上部に軸支して設けた出力プーリ18bとには、刈取用ベルト19bを掛け渡した構成である。これら刈取入力プーリ19a、及び刈取用ベルト19bには、エンジン4から発生する熱風の当接を防止すべく、熱風案内板7の前板7aの上部には、図1で示す如く上下方向に所定長さの案内ガイド板20は、平面視前部内側から後部外側へ向けて傾斜させて設けた構成である。 【0023】前記エンジン4から発生した熱風は、横仕切板5の排風口6から排風されるこの熱風は、熱風案内板7に設けた案内ガイド板20で後方へ案内されて、後方へ排風される構成である。これにより、エンジン4から発生する熱風は、案内ガイド板20で方向変換されて後方へ案内されて排風されることにより、刈取機3を駆動する刈取入力プーリ19a、及び刈取用ベルト19b等が直接熱風を浴びることがなくなり、このために、刈取用ベルト19bが伸びて伝動不良になったり、又、耐久性が短くなることを防止する構成である。 【0024】前記エンジン4の上側で、操縦席3の下側には、図2、及び図3で示す如く防音用、及び防熱用の鉄板材等よりなる上防音カバー21は上カバー23の前側面部に設けた構成である。この上防音カバー21の前端部には、弾性材のゴム材、又は樹脂材で耐熱性のある前防音カバー22を垂下状態に設けて、上方へ回動自在な構成である。エンジン4の外側の横部には、ラジエータ4bを設けた構成である。 【0025】前記エンジン4のラジエータ4bの外側の主柱24aには、図2、及び図3で示す如く回動自在に支持杆24を設け、この支持杆24には、エンジン4をカバーするエンジンカバー25、及び操縦席支持具26を設け、この操縦席支持具26の上側面には、操縦席3を装着した構成である。これら支持杆24と、エンジンカバー25と、操縦席支持具26とは、一体に形成すると共に、一体で開閉自在な構成である。 【0026】前記上・前防音カバー21、22を設けたことにより、エンジン4から発生する騒音の防止、及び熱風の上昇を防止できることにより、快適な収穫作業を行うことができる。又、エンジンカバー25部を開状態に操作し、前防音カバー22を取り外すことなく、上方へ回動操作することにより、このエンジン4の点検、及び補修を容易に行うことができる構成である。 【0027】前記上カバー23と、穀粒貯留タンク12との間で、該上カバー23の後側面には、図4〜図7で示す如く取付板27aを装着して設け、この取付板27aには、平面視内側部を広幅で外側部を狭幅に形成した後防音板27はボルト、及びナット等によって装着した構成である。この後防音板27は弾性材のゴム板、及び樹脂板等によって形成した構成である。 【0028】前記後防音板27を設けたことにより、操縦席3の後方部から上昇するエンジン4から発生する騒音が遮断され、操縦席3に搭乗して運転操作する作業者が快適な収穫作業を行うことのできる構成である。又、この後防音板27の板厚の選定により、垂れ下りが防止できると共に、この後防音板27を受ける取付板27aを小型化することができて、穀粒貯留タンク12が開閉可能な構成であるときには、この穀粒貯留タンク12の開操作が容易に行える構成である。 【0029】前記穀粒貯留タンク12内に貯留した穀粒を機外へ排出するこの穀粒貯留タンク12の後側には、縦移送螺旋28aを内装した排出支持筒28を略垂直姿勢で回動自在に装着して設け、この排出支持筒28の上端部には、その全長がコンバイン1の前後長に亘る機外へ穀粒を排出する排出螺旋29aを伸縮自在に内装した排出オーガ29を伸縮自在、上下回動自在、及び左右旋回自在に横方向へ配設した構成である。 【0030】前記脱穀機9のフィードチェン11と、刈取機10の穀稈掻込移送装置15の穀稈移送装置15bの移送終端部との間には、内補助移送チェン30aと、外補助移送チェン30bとは、図9で示す如く設けた構成であると共に、刈取機10を支持する支持パイプ杆17bを支持する支持装置17cは、図9で示す如く左・右支持具17d、17eよりなる構成であり、これらで支持させた構成であり、これら左・右支持具17d、17eは走行車台2上側面へ装着した構成である。 【0031】前記内・外補助移送チェン30a、30b、及び支持装置17cの左・右支持具17d、17eを設けた構成のコンバイン1において、図9で示す如く内・外補助移送チェン30a、30bの下部の前方部で、支持装置17cの下部の空間部31には、コンバイン1の各部を始動、及び停止等の制御を行う各油圧バルブ32を配設した構成である。 【0032】これにより、前記内・外補助移送チェン30a、30bの下方前方部の空間部31へ各油圧バルブ32を設けたことにより、空間部31の有効利用、及びこの各油圧バルブ32のメンテナンスが容易であると共に、着脱が容易になった。前記刈取機10の支持構成は、図10〜図12で示す如く走行車台2は各走行フレーム2aで形成し、この走行フレーム2aの前部の左端部と、この左端部から所定距離内側とには、コ字形状の左・右走行フレーム受枠33a、33bとを設け、これら左・右走行フレーム受枠33a、33bへ支持装置17cの左・右支持具17d、17eをボルト等で装着し、これら左・右支持具17d、17eで刈取機10の支持杆17aの上端部へ左右方向に設けた支持パイプ杆17bを回動自在に支持させた構成である。 【0033】これにより、前記走行車台2の強固な各走行フレーム2aには、左・右走行フレーム受枠33a、33bを設け、これら左・右走行フレーム受枠33a、33bには、刈取機10を支持する左・右支持具17d、17eを設けたことにより、簡単な構成で容易に刈取機10の支持構成ができるし、又、補強部材が不要となり、藁屑の溜まり等を防止することができる。 【0034】前記右走行フレーム33bは、図10、図13、及び図14で示す如く箱形状の上受板34aと、コ字形状の下受板34bとよりなる構であり、この上受板34aの下側面の一方側には、右支持具17eを締付けするナット35aを固着して設けると共に、他方側には、この右支持具17eを締付けする全長の長い長ナット35bは、上受板34aの下側面と下受板34bとの両者に固着して設けた構成である。 【0035】これにより、全長の長い前記長ナット35bが強度アップ部材となり、簡単な構成で容易に強度アップを図ることができる。前記走行車台2は、図15〜図17で示す如く水平調節式の構成とし、後方のローリング支点36を有するローリングメタル36aを取付方式とし構成である。この後方のローリングメタル36aのローリング支点36部は角形状のメインビーム37の下側に設け、走行フレーム2aとローリング支点36を有するローリングメタル36aとの間に挟んだ構成である。 【0036】左右両側の前記メインビーム37、37は接続部材38で接続すると共に、この接続部材38と、メインビーム37、37とは、補強部材39で接続した構成である。この補強部材39は接続部材38より突出させず、この接続部材38内に位置させて設けた構成である。40はローリングシリンダであり、走行車台2をローリング調節する構成である。 【0037】これにより、簡単な構成で容易に強度アップを図ることができると共に、前記補強部材39を接続部材38のシルエット内におさめた構成としたことにより、湿田走行時等においても、走行抵抗になることがない。前記走行車台2の走行フレーム2aの下側のメインビーム37aの下側面には、図16、図18、及び図19で示す如く支持具42を設け、この支持具42の下側面には、ローリング支点36を有するローリングメタル36aは、ボルト、及びナット等によって装着した構成である。 【0038】前記ローリングメタル36aの一方側のローリングアーム43と、他方側のアーム41とは、ローリング軸36bで軸支した構成であり、このアーム41の下部のボス部は径大D1部と、径小D2部とで形成した構成であり、この径小D2部はローリングメタル36aの内径部へ挿入して、支持させた構成である。このアーム41の上端部はローリングシリンダ40へ接続した構成である。 【0039】これにより、前記アーム41の下部のボス部に径小D2部を設け、この径小D2部をローリングメタル36aの内径部へ挿入したことにより、ローリング支点部をコンパクトに構成することができ、湿田走行時に泥押し部が少なくなり、走行性能が向上する。アーム41の下部の軸受け部が長くなり、このアーム41の振れを防止することができる。 【0040】前記メインビーム37の左右両側面には、下方へ突出状態に装着して、ローリングメタル36aを装着する支持具42は、図20で示す如く左・右側板44a、44bと、これら左・右側板44a、44bを接続する下端部の底板45と、この底板45の上側面へ装着したネジ孔46aを所定間隔に設けた取付部材46等よりなる構成である。ローリングメタル36aは底板45を介して、ボルトを取付部材46のネジ孔46aへ挿入して装着した構成である。 【0041】これにより、簡単な構成で容易に強度アップを図ることができる。又、後方のローリング支点取付部内に、ローリングメタル36aがおさまることにより、湿田走行時等の走行抵抗にならない。更に取付用ナットを兼ねることにより、部品点数の削減となってコスト低減ができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000125 【氏名又は名称】井関農機株式会社
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| 【出願日】 |
平成13年1月15日(2001.1.15) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2002−209422(P2002−209422A) |
| 【公開日】 |
平成14年7月30日(2002.7.30) |
| 【出願番号】 |
特願2001−6671(P2001−6671) |
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