| 【発明の名称】 |
苗植機 |
| 【発明者】 |
【氏名】石田 伊佐男
【氏名】玉井 利男
【氏名】塩崎 孝秀
【氏名】清家 理伯
【氏名】神谷 寿
【氏名】瀬戸川 哲夫
【氏名】鈴木 宏
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| 【要約】 |
【課題】苗植装置を走行車体の後に設けた田植機があるが、その苗植装置の伝動構成は簡潔なものではなかった。
【解決手段】苗植装置1の歯車ケース3内に横向に設けた駆動軸2に傘歯車5,6を介して走行車体のエンジンの回転を入力軸4により伝達し、該駆動軸2より各苗植ケース7後端部に配置した苗植杆10が駆動される構成とし、駆動軸2の近くに苗載台20を左右に移動させるリードカム軸25を配置して駆動軸2より該リードカム軸25がその一端部から変速歯車24,26にて駆動される構成とすると共に、入力軸4から駆動軸2への伝動部である傘歯車5,6を駆動軸2からリードカム軸25への伝動部である変速歯車24,26の近くに配置した苗植機。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 横向に設けた歯車ケース3に複数の苗植ケース7を縦向に設けて構成した苗植装置1を走行車体の後に設けた苗植機において、苗植装置1の歯車ケース3内に横向に設けた駆動軸2に傘歯車5,6を介して走行車体のエンジンの回転を入力軸4により伝達し、該駆動軸2より各苗植ケース7後端部に配置した苗植杆10が駆動される構成とし、駆動軸2の近くに苗載台20を左右に移動させるリードカム軸25を配置して駆動軸2より該リードカム軸25がその一端部から変速歯車24,26にて駆動される構成とすると共に、入力軸4から駆動軸2への伝動部である傘歯車5,6を駆動軸2からリードカム軸25への伝動部である変速歯車24,26の近くに配置したことを特徴とする苗植機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、苗植装置を走行車体の後に設けた苗植機に関するものである。 【0002】 【従来技術とその課題】従来、苗植装置を走行車体の後に設けた田植機があるが、その苗植装置の伝動構成は簡潔なものではなかった。 【0003】 【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を解決するために、横向に設けた歯車ケース3に複数の苗植ケース7を縦向に設けて構成した苗植装置1を走行車体の後に設けた苗植機において、苗植装置1の歯車ケース3内に横向に設けた駆動軸2に傘歯車5,6を介して走行車体のエンジンの回転を入力軸4により伝達し、該駆動軸2より各苗植ケース7後端部に配置した苗植杆10が駆動される構成とし、駆動軸2の近くに苗載台20を左右に移動させるリードカム軸25を配置して駆動軸2より該リードカム軸25がその一端部から変速歯車24,26にて駆動される構成とすると共に、入力軸4から駆動軸2への伝動部である傘歯車5,6を駆動軸2からリードカム軸25への伝動部である変速歯車24,26の近くに配置した苗植機としたものである。 【0004】 【発明の作用及び効果】この発明は、苗植装置1の歯車ケース3内に横向に設けた駆動軸2に傘歯車5,6を介して走行車体のエンジンの回転を入力軸4により伝達し、該駆動軸2より各苗植ケース7後端部に配置した苗植杆10が駆動される構成とし、駆動軸2の近くに苗載台20を左右に移動させるリードカム軸25を配置して駆動軸2より該リードカム軸25がその一端部から変速歯車24,26にて駆動される構成とすると共に、入力軸4から駆動軸2への伝動部である傘歯車5,6を駆動軸2からリードカム軸25への伝動部である変速歯車24,26の近くに配置した苗植機としたものであるから、苗植装置1の伝動構成が簡潔なものとなり、軽量でコンパクトな苗植機を得ることができる。 【0005】 【発明の実施の形態】つぎに、この発明の実施例を説明する。図1に示す苗植装置1が図面左側の走行車体の後に設けられて苗植機が構成される。 【0006】図2のように、駆動軸2が苗植装置1の歯車ケース3に横向に設けられ、前向の入力軸4および傘歯車5,6で走行車体のエンジンの回転が伝達されている。図1および図2のように、複数の苗植ケース7が歯車ケース3から後に伸び、後端の軸8の左右に旋回ケース9が取付けられている。それぞれの旋回ケース9の両端に一対の苗植杆10が取付けられ、旋回ケース9内に設けられている太陽歯車と遊星歯車ではぼ同じ姿勢を保って旋回するように出来ている。複数の受動歯輪11がそれぞれの苗植ケース7に対応する位置で駆動軸2に回転自在に取付けられ、この受動歯輪11と軸8の歯輪12とにチェン13が巻き掛けられて受動歯輪11の回転で軸8が回転するようになっている。 【0007】図2、図3および図4のように、受動歯輪11はクラッチ装置の受動体であり、この受動歯輪11の左側でクラッチ体14が駆動軸2にキー15で止められ、付勢体としてのばね16で受動歯輪11に向けて押され、その右側の爪14aが受動歯輪11の左側の爪11aに咬み合っている。クラッチ体14は、外筒面に、駆動軸2と共に回転しカム面が駆動軸2に垂直な面に対して傾斜した傾斜カム14bを備えるとともに、右端面に傾斜カム14bのカム面に連続しカム面が駆動軸2に垂直な面に対して略平行な平行カム14cを備えている。また、該傾斜カム14bと平行カム14cに係合する係合部材としてピン17が歯車ケース3に取り付けられ、該ピン17がばね18で押し出されると、クラッチ体14の傾斜カム14bにその先が係合する。ここで、駆動軸2の回転でクラッチ体14が回転することにより、傾斜カム14bのカム面がピン17によって左側に押出され、クラッチ体14がばね16に抗して左側に移動して、クラッチ体14が受動歯輪11との係合から外れる。そして、図3に示すように、ピン17の先は、傾斜カム14bの右側終端から平行カム14cのカム面(クラッチ体の右端面)に係合する状態に移行して、クラッチ体14は、ピン17により、その位置から受動歯輪11側に摺動するのが規制される。また、ここで、ピン17は、ばね18により更に押し出され、図3に示されるように、受動歯輪11の複数の爪11aの間に入り込んだ状態となり、この状態からの受動歯輪11の所定範囲以上の回動が規制されることにもなる。 【0008】また、クラッチ体14の爪14aが受動歯輪11の爪11aから離れる位置は、苗植杆10の先に設けた苗植爪19が地面から上っている位置に設定し、爪14aが爪11aに咬み合う位置も、苗載台20に関連づけて設定する。また、この状態からオペレータがピン17をばね18に抗して引き上げると、ピン17の先がクラッチ体14から離れ、このクラッチ体14は、ばね16で右に押され、その爪14aが爪11aに咬み合って駆動軸2の回転が受動歯輪11に伝わる。 【0009】図2および図5のように、中間軸21がその右端の歯車22と駆動軸23とで回されるように出来ている。歯数が異る4枚の変速歯車24がこの中間軸21に回転自在に設けられ、リードカム軸25の端に固定された4枚の歯車26が前記の変速歯車24のそれぞれに咬み合っている。移動子27の爪27aがリードカム軸25のカム溝25aに係合し、リードカム軸25の回転で移動棒28を左右に移動するように出来ている。図1の苗載台20が歯車ケース3に左右に移動自在に支えられ、この移動棒28の両端に固定されて、左右に移動するようになっている。 【0010】図5のように、左端が円弧に切り上がった溝29が中間軸21に長く設けられ、溝29の中をスライドする移動キー30の右端の突子30aが4枚の変速歯車24のどれかの溝24aに係合するように出来ている。移動キー30の左端は、中間軸21の左端部でスライドする環31の内側に止められ、その左端の円弧30bの溝29の円弧に係合し、歯車ケース3のふた32が取り除かれて中間軸21の右側の支えがなくなったとき、この中間軸21が右に抜け落ちるのを防いでいる。なお、環31は、シフター33で左右に移動し、シフター33は、レバー34で操作されるようになっている。 【0011】図1および図6のように、斜設された苗載台20の下端に断面がL字状の苗受板35が固定され、苗載台20上のマット状の苗の下の端が載るように出来ている。この苗受板35は、苗取出口35aを備え、苗植爪19がこの苗取出口35aを上から下に向って通り抜け、上記の苗の端を欠ぎ取って下降し、その欠ぎ取った苗を泥土に挿し込んで移植するようになっている。掻取爪36が苗植杆10の先端に設けられ、苗取出口35aを通り抜けるように出来ている。上記のマット状の苗のうち、紙で連続的に作ったポットで苗を育てたものも用いられるが、このポット式によると、左右の連続が強くて苗植爪19が取り残すことがある。このとき、この掻取爪36がその取り残したものを除去するようになっている。なお、リードカム軸25のカム溝25aの形状またはリードカム軸25を不等速で回転させることなどで、苗載台20は、苗植爪19と掻取爪36が苗取出口35aを通っている間、横移動が停止したり、横移動が遅くなるように設けると良い。 【0012】図のクラッチ体14は1つで2条ごとの苗の移植を停止するように設けているが、1つで全条の苗の移植が停止できるように構成することもできる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000125 【氏名又は名称】井関農機株式会社
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| 【出願日】 |
平成3年3月11日(1991.3.11) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2002−136202(P2002−136202A) |
| 【公開日】 |
平成14年5月14日(2002.5.14) |
| 【出願番号】 |
特願2001−138506(P2001−138506) |
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