| 【発明の名称】 |
電気機器用絶縁シートの取付構造 |
| 【発明者】 |
【氏名】西山 潤
【氏名】中川 博之
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| 【要約】 |
【課題】既存の構造に僅かな変更を加えただけで、絶縁シートの取付状態を安定させる。
【解決手段】電気機器本体3の内面に、該電気機器本体3の底面側に向かって上方より挿入される絶縁シート2の両側部をガイドするガイド片4を突出させる。そして、該ガイド片4の終端と前記電気機器本体3の底面側湾曲面3aとで絶縁シート2を挟持する隙間6を形成する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 電気機器本体の内面と、電気機器本体内に収容される要絶縁部品との間に絶縁シートを配設してなる電気機器用絶縁シートの取付構造において、前記電気機器本体の内面に、該電気機器本体の底面側に向かって上方より挿入される絶縁シートの両側部をガイドするガイド片を突出させ、該ガイド片の終端と前記電気機器本体の底面側湾曲面とで絶縁シートを挟持する隙間を形成したことを特徴とする電気機器用絶縁シートの取付構造。 【請求項2】 前記絶縁シートは、一端側中央部から舌片を延設され、該舌片は、前記ガイド片の終端を越えて電気機器本体の底面側湾曲面に圧接することを特徴とする請求項1に記載の電気機器用絶縁シートの取付構造。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、電気機器用絶縁シートの取付構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】一般に、電気機器、例えば、電磁調理器、電気ポット、炊飯器等では、電源装置等の周囲との絶縁を要する部品(要絶縁部品)の近傍に絶縁シートを配設することにより電磁波の漏れ等を防止するようにしている。従来、このような絶縁シートは、単に、内部構成部品の間に挟み込むことにより取り付けるようにしている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、絶縁シートを挟み込むようにした取付では、安定性が悪く、組立作業中に他の場所に移動したり、場合によっては脱落するという問題がある。 【0004】そこで、本発明は、既存の構造に僅かな変更を加えただけで、絶縁シートの取付状態を安定させることのできる電気機器用絶縁シートの取付構造を提供することを課題とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解決するための手段として、電気機器本体の内面と、電気機器本体内に収容される要絶縁部品との間に絶縁シートを配設してなる電気機器用絶縁シートの取付構造において、前記電気機器本体の内面に、該電気機器本体の底面側に向かって上方より挿入される絶縁シートの両側部をガイドするガイド片を突出させ、該ガイド片の終端と前記電気機器本体の底面側湾曲面とで絶縁シートを挟持する隙間を形成したものである。 【0006】この構成により、絶縁シートを、その両側部をガイド片でガイドしながら、電気機器本体の底面側に向かって上方から挿入することにより、ガイド片の終端と底面側湾曲面との間に挟持することができる。絶縁シートは、それ自身の弾性力とガイド片とによって安定した状態で取り付けられ、組立作業中等に脱落することはない。 【0007】前記絶縁シートは、一端側中央部から舌片を延設され、該舌片は、前記ガイド片の終端を越えて電気機器本体の底面側湾曲面に圧接すると、より一層、取付状態を安定させることが可能となる点で好ましい。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施形態を添付図面に従って説明する。図1は、本発明に係る絶縁シート取付構造が採用される炊飯器の部分断面図である。この炊飯器では、内部空間に電源装置等の電磁波を発生する要絶縁部品1が収容されている。要絶縁部品1の近傍には絶縁シート2が配設されている。絶縁シート2は、炊飯器本体3の内面に形成したガイド片4を利用して取り付けられている。 【0009】ガイド片4は、炊飯器本体3の内面から垂直に所定間隔で突出する第1ガイド面5aと、その先端縁部から対向方向に延設した第2ガイド面5bとで構成され、炊飯器本体3の上端から底面側湾曲面3aまで延びている。ガイド片4の下端部(終端)は、底面側湾曲面3aの近傍に位置し、この底面側湾曲面3aとの間に絶縁シート2を挟持する隙間(挟持部6)を形成する。なお、ガイド片4は、合成樹脂材料からなる炊飯器本体3の成形と共に一体的に形成することができる。すなわち、ガイド片4は、既存の金型に僅かな変更を加えるだけで簡単に形成することが可能である。 【0010】絶縁シート2は、マイカ、シリコンゴム等を略矩形のシート状としたものである。絶縁シート2の幅寸法は、前記ガイド片4の第1ガイド面の間隔よりも若干小さい。また、絶縁シート2の一端側中央部には幅狭の舌片2aが形成され、前記ガイド片4の第2ガイド面の間を通過可能な幅寸法となっている。 【0011】前記構成の取付構造によれば、絶縁シート2を、その舌片2aを下方とし、両側縁部をガイド片4によってガイドしながら底面側湾曲面3aに向かって挿入するだけで、炊飯器本体3に取り付けることができる。そして、取付状態では、絶縁シート2は、舌片がガイド片4の終端位置を越えて底面側湾曲面3aに圧接し、下端縁部(舌片2aの基部)がガイド片4の終端と底面側湾曲面3aの間の挟持部6に挟持される。したがって、絶縁シート2は、炊飯器の組立作業中に位置ずれしたり、脱落したりすることはない。 【0012】なお、前記実施形態では、絶縁シート2をガイド片4によってガイドし、舌片2aを底面側湾曲面3aに圧接させ、下端縁部を挟持部6に挟持するようにしたが、さらに、絶縁シート2に係止孔を形成し、炊飯器本体3の内面にこの係止孔に係止する係止突部を形成するようにしてもよい。 【0013】 【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明によれば、電気機器本体の内面に形成したガイド片により絶縁シートを保持するようにしたので、既存の構造に僅かな変更を加えるだけで、別部材を必要とすることなく安価に制作することができる。また、ガイド片の終端と電気機器本体の底面側湾曲面とで絶縁シートを挟持する隙間を形成したので、絶縁シートの取付作業を簡単に行えると共に、取付状態を安定させることが可能となる。 【0014】また、絶縁シートに形成した舌片を電気機器本体の底面側湾曲面に圧接するようにしたので、さらに取付状態を安定させることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000002473 【氏名又は名称】象印マホービン株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年6月9日(2000.6.9) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100062144 【弁理士】 【氏名又は名称】青山 葆 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−352183(P2001−352183A) |
| 【公開日】 |
平成13年12月21日(2001.12.21) |
| 【出願番号】 |
特願2000−173549(P2000−173549) |
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