| 【発明の名称】 |
電子機器の付属装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】後藤 禎祐
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| 【要約】 |
【課題】設置場所に合わせて横置き縦置きとが可能な電子機器の付属装置を提供すること。
【解決手段】ケーシング101の長さ寸法がL1である外面101Bが横置きに際して被接地面と対向する底面とされ、長さ寸法がL2(L1>L2)であり外面101Bと交差する外面101Fが縦置きに際して被載置面と対向する底面とされたから、設置場所に応じて縦横いずれの設置も可能となる。外面101Bおよび外面101Fにそれぞれ防振用突起103,106が設けられているので、外部から被接地面を通じて伝達されようとする振動は防振用突起103,106で吸収され、ケーシング101内に伝達されない。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 内部に機器本体が収納された電子機器に設けられる付属装置であって、互いに交差し長さ寸法が異なる2外面が形成されるとともにこれらの2外面のうち一方が縦置きに際して被載置面と対向する底面とされ、他方が横置きに際して被接地面と対向する底面とされるケーシングを備え、前記2外面にそれぞれ防振用突起が設けられていることを特徴とする電子機器の付属装置。 【請求項2】 請求項1に記載の電子機器の付属装置において、前記機器本体は中央演算処理装置を備え、前記ケーシングには、前記中央演算処理装置に電気的に接続される記憶装置が設けられていることを特徴とする電子機器の付属装置。 【請求項3】 請求項1または2に記載の電子機器の付属装置において、前記2外面のうち少なくとも一方には長さ方向に伸びる溝が形成され、この溝の互いに対向する面の間に前記防振用突起が設けられていることを特徴とする電子機器の付属装置。 【請求項4】 請求項1から3のいずれかに記載の電子機器の付属装置において、前記ケーシングの奥行き寸法は前記電子機器の奥行き寸法と同じであることを特徴とする電子機器の付属装置。 【請求項5】 請求項2から4のいずれかに記載の電子機器の付属装置において、前記ケーシングの正面には前記記憶装置に前記中央演算処理装置からの信号のアクセスを表示するアクセス表示部と、電源のオン・オフを表示する電源表示部とが設けられていることを特徴とする電子機器の付属装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、内部に機器本体が収納された電子機器に設けられる付属装置に関するものである。 【0002】 【背景技術】従来より、ビデオゲーム装置、その他のエンタテイメント装置等の電子機器が利用されている。この電子機器には、略平板状の筐体の内部に中央演算処理装置、その他の電子部品からなる装置本体が設けられ、かつ、この装置本体に接続されたコントローラで操作されるものがある。このタイプの電子機器では、フラッシュメモリ等を用いた記憶装置が使用されており、この記憶装置はカード式とされて機器本体またはコントローラに取り付けられる。しかしながら、最近使用される電子機器では情報量が多く、より多くの容量を有する記憶装置を設けることが求められている。そのため、カード式記憶装置では、記憶容量に限界があるため、大きな記憶容量の記憶装置を付属装置として電子機器に外付けすることが考えられる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、前述の電子機器には、設置場所に応じて収まりがよくなるように、略平板状の筐体を水平にする横置き状態と垂直にする縦置き状態とで使用可能なものがあり(特願平11-251654号)、この電子機器と同様に、設置場所に合わせて横置き状態と縦置き状態とで設置可能な付属装置が望まれている。特に、電子機器では、設置後に、外部からの振動が電子部品に伝達されることが好ましくないため、付属装置においても、同様に、外部からの振動を伝達しないことが望まれる。 【0004】本発明の目的は、設置場所に合わせて横置き縦置きとが可能な電子機器の付属装置を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】そのため、本発明は、ケーシングの互いに交差する2外面をそれぞれ縦置き用の底面と横置き用底面とし、ケーシング内部に電子部品を組み込んでも不具合が生じないように各底面に防振用突起を設けて前記目的を達成しようとするものである。具体的には、本発明の電子機器の付属装置は、内部に機器本体が収納された電子機器に設けられる付属装置であって、互いに交差し長さ寸法が異なる2外面が形成されるとともにこれらの2外面のうち一方が縦置きに際して被載置面と対向する底面とされ、他方が横置きに際して被接地面と対向する底面とされるケーシングを備え、前記2外面にそれぞれ防振用突起が設けられていることを特徴とする。 【0006】このような本発明によれば、ケーシングに形成される2外面のうち、長さ寸法が長い外面が横置き用の底面となり、長さ寸法が短い外面が縦置き用の底面となるので、設置場所に応じて縦横いずれの設置も可能となる。しかも、縦横いずれに配置した場合でも、底面を構成する2外面には防振用突起がそれぞれ設けられているため、外部から被接地面を通じて伝達されようとする振動は防振用突起で吸収されることになり、ケーシング内に伝達されることを防止できる。従って、ケーシング内に収納される電子部品が保護されることになる。 【0007】ここで、本発明では、前記機器本体は中央演算処理装置を備えた構成でもよく、前記ケーシングには、前記中央演算処理装置(CPU)に電気的に接続される記憶装置が設けられている構成でもよい。付属装置に設けられた記憶装置を電子機器とは別に設けることで、従来のカード式記憶装置に比べて記憶容量を格段に大きくすることができる。そのため、多くの情報量が必要とされる通信端末として電子機器を利用することができる。また、前記2外面のうち少なくとも一方には長さ方向に伸びる溝が形成され、この溝の互いに対向する面の間に前記防振用突起が設けられている構成が好ましい。この構成では、長さ方向に伸びる溝に防振用突起が設けられているため、視覚上、防振用突起が整列配置されて目立つことがなくなり、外観上良好となる。 【0008】さらに、前記ケーシングの奥行き寸法は前記電子機器の奥行き寸法と同じである構成が好ましい。この構成では、電子機器と付属装置とを並べて設置する際に、両者の奥行き寸法が同じであるので、設置する際に両者の間に奥行き方向での段差がなくなり、外観上良好であるだけでなく、両者を並べて設置した際の収まりがよい。また、前記ケーシングの正面には前記記憶装置に前記中央演算処理装置からの信号のアクセスを表示するアクセス表示部と、電源のオン・オフを表示する電源表示部とが設けられている構成が好ましい。この構成では、ケーシング内の記憶装置の作動状態がアクセス表示部や電源表示部で確認することができるので、取扱性が良好となる。 【0009】 【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。 (1)全体構成図1から図2には、電子機器であるエンタテイメント装置1と本実施形態にかかる付属装置100の概略図が示され、図1は、エンタテイメント装置1および付属装置100を横置きにして上方から見た斜視図、図2は、エンタテイメント装置1および付属装置100を縦置きにして正面から見た正面図である。エンタテイメント装置1は、例えば、光ディスク等に記録されているゲームプログラムを読み出して、使用者(ゲームプレーヤ)からの指示に応じて実行するものである。なお、ゲームの実行とは、主としてゲームの進行、および表示や音声を制御することをいう。 【0010】(2)エンタテイメント装置(電子機器)の構成エンタテイメント装置1は、機器本体2と、この機器本体2を収容する筐体3とを備えて構成されている。機器本体2は、ディスク装置11、電源ユニット(図示せず)、メインボード(図示せず)および入出力信号制御板(図示せず)を備え、メインボードは、中央演算処理装置(CPU:Central Processing Unit)およびその周辺装置等からなる制御系と、描画を行う画像処理装置等からなるグラフィックシステムと、音楽、効果音等を発生する音声処理装置等からなるサウンドシステムとを備えている。 【0011】筐体3は、機器本体2が設けられるセンターシャーシ4と、このセンターシャーシ4を挟持するとともに、機器本体2を収容するアッパーケース5およびロアーケース6とを備え、平面四角形状、かつ、正面略L字形状に形成されている。図1において、アッパーケース5の前面右側(正面から見て右側)には前記ディスク装置11が設けられ、このディスク装置11は、ビデオゲームのアプリケーションプログラムが記録された記録媒体であるCD−ROMやDVD−ROM等の光ディスクの動作制御を行うものである。このディスク装置11のディスクトレー11Bが露出している。ディスクトレー11Bの右側(正面から見て右側)には、操作手段である電源スイッチ16と、ディスクトレー11Bをアッパーケース5から出し入れする操作を行うためのトレー操作スイッチ17とが並んで配置されている。 【0012】アッパーケース5の前面左側(正面から見て左側)には、2つのスロット部18が露出している。各スロット部18は、上段に配置されたメモリーカード挿入部61と、下段に配置されたコントローラ接続部62とを備えている。メモリーカード挿入部61は、メモリーカード等の外部補助記憶装置が挿着されるものであり、その挿入孔61Aは、横方向に長い長方形状に形成されている。このメモリーカード挿入部61には、その内部に設けられている接続端子を保護するためのシャッタ61Bが設けられている。 【0013】コントローラ接続部62は、信号の入出力を行うための入出力端子であり、操作装置であるコントローラ401(後述)から延びるコントローラケーブル402(後述)の先端に形成されている接続端子が接続される。その挿入孔62Aは、横方向に長い略長方形状に形成されているとともに、下側の角部分が上側の角部分に比べて丸みを帯びた形状となっている。このように挿入孔62Aを形成することで、コントローラ401の接続端子が誤った向きに接続されないようになっている。また、挿入孔62Aの形状を、メモリーカード挿入部61の挿入孔61Aの形状と異なる構造にしたので、外部補助記憶装置を挿入孔62Aに誤挿入するおそれがない。 【0014】このコントローラ接続部62を2つ備えることによって、2つのコントローラ401を接続することが可能となり、2人の使用者が対戦ゲーム等を行うことが可能となっている。また、各コントローラ接続部62に接続されるコントローラ401で操作した結果は、それぞれの上部に配置されるメモリーカード挿入部61に挿着される外部補助記憶装置に記録されるようになっている。 【0015】ロアーケース6は、その前面および右側面(正面から見て右側の側面)が、これに対応する上方のアッパーケース5の前面および右側面よりも内側に奥まっている。言い換えると、ロアーケース6の幅寸法および奥行き寸法は、アッパーケース5の幅寸法および奥行き寸法よりも小さくなっていて、ロアーケース6の容積は、アッパーケース5の容積よりも小さくなっている。一方、ロアーケース6の左側面(正面から見て左側の側面)は、これに対応するアッパーケース5の面に揃っている。これらにより、筐体3は、センターシャーシ4を中心として非対称に構成されている(図2)。 【0016】ロアーケース6の前面左側(正面から見て左側)には、データ転送端子19および外部機器を接続するための2つの外部機器接続端子20が露出している。データ転送端子19は、IEEE1394規格に準拠したものであり、この端子に接続されたケーブルをデジタルカメラやビデオデッキ等に接続することで、デジタルカメラやビデオデッキで記録した映像や音声等をエンタテイメント装置1に取り込むことが可能となっている。 【0017】2つの外部機器接続端子20は、USB(Universal Serial Bus)規格に準拠したものであり、キーボード等の入力装置や、マウス等のポインティングデバイス、プリンタ等の印刷装置、光磁気ディスク等の磁気メディアを用いた外部記憶装置等が接続可能となっている。また、ロアーケース6の前面には、その長手方向に沿って、外部から取り入れた空気をエンタテイメント装置1内部へ冷却空気として導入するためのスリット状の開口6Aが形成されている。 【0018】図1に示される通り、エンタテイメント装置1の横置き状態としては、ロアーケース6の最も大きな面積を有する下面が被設置面(図示せず)と対向する底面とされる。この場合、被設置面からの振動がエンタテイメント装置1の内部に伝達されないようにするため、ロアーケース6の下面の所定箇所にはゴム製の防振部材6Bが取り付けられている。図2に示される通り、エンタテイメント装置1の縦置き状態としては、ロアーケース6の側面が被設置面400と対向する底面とされる。この場合、被設置面からの振動がエンタテイメント装置1の内部に伝達されないようにするため、ロアーケース6の側面の所定箇所にはゴム製の防振部材6Cが取り付けられている。このように設置することで、エンタテイメント装置1は、横置き状態および縦置き状態で使用可能となっている。エンタテイメント装置1を縦置き状態にした際に、コントローラ接続部62およびACインレット32Aがエンタテイメント装置1の下方に配置されているので、図8に示されるように、これらに接続されるコントローラ401から延びるコントローラケーブル402や、電源ケーブル403等は、這うように被設置面400上に置かれる。 【0019】(3)付属装置の構成付属装置100は、横置き状態のエンタテイメント装置1のアッパーケース5の上面に横置き状態で配置され(図1参照)、縦置き状態のエンタテイメント装置1のアッパーケース5に隣接して縦置き状態で配置される(図2参照)。付属装置100の具体的な構成が図3から図7に示されている。図3は縦置き状態の付属装置100の正面図、図4は縦置き状態の付属装置100の平面図、図5は縦置き状態の付属装置100の底面図、図6は縦置き状態の付属装置100の背面図、図7は縦置き状態の付属装置100の右側面図である。 【0020】これらの図において、付属装置100は、略箱状のケーシング101と、このケーシング101の内部に収納された記憶装置(ハードディスク装置)102とを備えて構成される。記憶装置102はエンタテイメント装置1の中央演算処理装置に電気的に接続されている。ケーシング101は、互いに対向した平面矩形状の第1外面部101Aおよび第2外面部101Bと、これらの第1外面部101Aと第2外面部101Bとの端縁間を連結する第3外面部101C、第4外面部101D、第5外面部101Eおよび第6外面部101Fとを備えて構成されており、これらの外面部101Aから101Fは、それぞれ外面を構成するものであって、取付ねじ(図示せず)で互いに固定されている。 【0021】付属装置100がエンタテイメント装置1の上に設置された状態では、付属装置100の第1外面部101Aは、エンタテイメント装置1のアッパーケース5の平面と平行である。第1外面部101Aは、その奥行き寸法L1がアッパーケース5の奥行き寸法M1と同じであり、正面幅寸法L2がアッパーケース5の長さ寸法M2より短い(図1参照)。第1外面部101Aでは、奥行き寸法L1は幅寸法L2より長い。 【0022】第1外面部101Aと対向配置された第2外面部101Bは、付属装置100の横置きに際して被接地面(図1ではアッパーケース5の平面)と対向する底面とされる。第2外面部101Bは、図3から図7に示される通り、第1外面部101Aと同様に、奥行き寸法L1と幅寸法L2とを有する平面形状であって、浅い角皿状に形成されている。 【0023】第2外面部101Bの底面四隅には防振用突起103がそれぞれ設けられている。この防振用突起103は、ゴム等の防振性能を有する部材を薄肉平板状に形成したものであり、第2外面部101Bに形成された凹部101Baに嵌合されている。本実施形態では、防振用突起103の第2外面部101Bへの取付構造は種々の手段を採用することができる。例えば、第2外面部101Bの平面に防振用突起103を接着固定するもの、あるいは、ねじ固定するものでもよい。さらに、各外面部101Aから101Fをねじで固定する際に、そのねじの頭を防振用突起103で覆うものでもよい。防振用突起103でねじの頭を覆うことで、ねじの頭が露出することがなくなり、外観が向上する。さらに、本実施形態では、防振用突起103の形状は、平面矩形状に限定されるものではなく、例えば、平面円形、楕円形、三角形等の多角形でもよい。また、防振用突起103は、中空構造でもよく、中実構造(中空ではなく内部が詰まっている構造)でもよい。 【0024】第3外面部101Cから第6外面部101Fは第2外面部101Bおよび第1平面部101Aとそれぞれ直交配置されている。第3外面部101Cは、ケーシング101の正面を構成するものであり、その幅寸法がL3であり、その長さ寸法がL2である。長さ寸法L2は幅寸法L3より長い。第3外面部101Cには、表面部10に長さ方向に沿って伸びる複数の溝10Aが形成されている。 【0025】第3外面部101Cには記憶装置102にエンタテイメント装置1の中央演算処理装置からの信号のアクセスを表示するアクセス表示部104と、電源のオン・オフを表示する電源表示部105とが並んで設けられている。アクセス表示部104は、その記号を示す記号部104Aが表面部10に形成され、点灯部104Bが溝10Aに形成されている。この点灯部104Bは、溝10Aの底部に埋設された透明アクリル部材104B1と、ケーシング101の内部に配置され透明アクリル部材104B1に光を照射する発光ダイオード等からなる点灯部材とから構成される。電源表示部105は、その記号を示す記号部105Aが表面部10に形成され、点灯部105Bが溝10Aに形成されている。この点灯部105Bは、点灯部104Bと同様に、透明アクリル部材および点灯部材とから構成される。 【0026】第4外面部101Dは、第3外面部101Cと直交しており、第3外面部101Cの溝10Aと連続した溝10Aが表面部10に形成されている。第4外面部101Dは、その幅寸法がL3であり、その長さ寸法がL1である。長さ寸法L1は幅寸法L3より長い。第5外面部101Eは、第4外面部101Dと直交するとともに第3外面部101Cと平行とされている。第5外面部101Eは、その幅寸法がL3であり、その長さ寸法がL2である平板状に形成されている。 【0027】第5外面部101Eには、電源スイッチ13と、直流電力を供給する電力供給用端子14と、コネクタ15とがそれぞれ設けられている。電源スイッチ13をオンすると、ケーシング101の内部の記憶装置に通電されたことを電源表示部105で表示される。また、この記憶装置にアクセスされたことをアクセス表示部104で表示される。電力供給用端子14は、図示しないケーブルに接続されており、このケーブルには図示しないACアダプタが接続される。コネクタ15にはコード15Aの一端が接続されており、このコード15Aの他端はエンタテイメント装置1に接続されている。 【0028】第6外面部101Fは、第4外面部101Dに平行とされるとともに、第4外面部101Dを除く各外面部101A,101B,101C,101Eとそれぞれ直交配置されており、縦置きに際して被載置面(図2では床面400)と対向する底面とされる。第6外面部101Fは、その幅寸法がL3であり、その長さ寸法がL1である。第6外面部101Fは、第3外面部101Cの溝10Aと連続した溝10Aが長さ方向に伸びて表面部10に形成されている。 【0029】第6外面部101Fの四隅近傍において、溝10Aの互いに対向する面10Bの間に防振用突起106が4カ所設けられている(図5参照)。この防振用突起106は、溝10Aの互いに対向する面10Bの幅寸法と略同じ幅寸法と、所定の長さ寸法と、溝10Aの深さ寸法より大きい高さ寸法とを有する直方体に形成されており、溝10Aに嵌合固定されている。本実施形態では、防振用突起106の第6外面部101Fへの取付構造は防振用突起103と同様に、種々の手段を採用することができる。例えば、第6外面部101Fに防振用突起103を接着固定するもの、あるいは、ねじ固定するものでもよい。さらに、各外面部101Aから101Fをねじで固定する際に、そのねじの頭を防振用突起106で覆うものでもよい。防振用突起106でねじの頭を覆うことで、ねじの頭が露出することがなくなる。さらに、本実施形態では、防振用突起106の形状は、直方体に限定されるものではなく、例えば、円柱状、三角柱等の多角柱形でもよい。また、防振用突起106は、防振用突起103と同様、中空構造でもよく、中実構造でもよい。 【0030】このような本実施形態によれば、次のような効果が得られる。すなわち、本実施形態の電子機器の付属装置100は、略直方体に形成されたケーシング101を備え、このケーシング101の長さ寸法がL1である第2外面部101Bが横置きに際して被接地面と対向する底面とされ、長さ寸法がL2(L1>L2)であり第2外面部101Bと直交する第6外面部101Fが縦置きに際して被載置面と対向する底面とされたから、設置場所に応じて縦横いずれの設置も可能となる。しかも、第2外面部101Bおよび第6外面部101Fにそれぞれ防振用突起103,106が設けられているので、外部から被接地面を通じて伝達されようとする振動はこれらの防振用突起103,106で吸収されることになり、ケーシング101内に伝達されることを防止できる。そのため、ケーシング101内に収納される記憶装置102が振動から保護されることになる。 【0031】防振用突起103は、第2外面部101Bの四隅にそれぞれ配置され、防振用突起106は第6外面部101Fの四隅近傍にそれぞれ配置された構造であるから、付属装置100を横置きまたは縦置きにしても、安定支持を図ることができる。これらの防振用突起103,106を略直方体形状とすれば、防振用突起103,106の構造を簡単なものにできる。また、第6外面部101Fには長さ方向に伸びる溝10Aが形成され、この溝10Aの互いに対向する面10Bの間に防振用突起106が設けられているので、視覚上、防振用突起106が整列配置されているように見えるため、この防振用突起106が目立つことがなくなり、外観上良好となる。 【0032】また、本実施形態では、エンタテイメント装置1は中央演算処理装置を備え、この電気的に接続される記憶装置102を付属装置100のケーシング101に設けたから、付属装置100に設けられた記憶装置102をエンタテイメント装置1とは別に設けることで、従来のカード式記憶装置に比べて記憶容量を格段に大きくすることができる。そのため、多くの情報量が必要とされる通信端末としてエンタテイメント装置1を利用できる。 【0033】さらに、付属装置100のケーシング101の奥行き寸法L1はエンタテイメント装置1の奥行き寸法M1と同じであるため、エンタテイメント装置1と付属装置100とを並べて設置する際に、両者の奥行き方向の位置を揃えることで、段差がなくなって正面が一致することになり、外観上良好となるとともに、両者を並べて設置した際の収まりがよい。 【0034】また、ケーシング101の正面を構成する第3外面部101Cには記憶装置102に中央演算処理装置からの信号のアクセスを表示するアクセス表示部104と、電源のオン・オフを表示する電源表示部105とが設けられているので、ケーシング101内の記憶装置102の作動状態がアクセス表示部104や電源表示部105で確認することができるので、取扱性が良好となる。さらに、エンタテイメント装置1自体を縦置きと横置きとに設置可能としたので、置場所に応じて収まりがよくなる。さらにまた、エンタテイメント装置1自体にも防振部材6B,6Cが設けられているため、被設置面からの振動をこれらの防振部材6B,6Cで阻止することができる。 【0035】なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。例えば、前記実施形態では、ケーシング101の互いに直交する2外面である第2外面部101Bと第6外面部101Fとに防振用突起103,106を設けたが、本発明では、隣り合う外面であれば、防振用突起を設けるのは2外面であることに限定されることはなく、隣り合う3外面、例えば、前記第2外面部101Bと第6外面部101Fとに加えて、第2外面部101Bと直交する第4外面部101Dに防振用突起を設けるものでもよい。 【0036】さらに、第6外面部101Fに設けられる防振用突起106は溝10Aに設けられた構造としたが、第6外面部101Fを平板状とし、この平板状の表面に防振用突起を接着等で固定するものでもよい。また、本発明では、付属装置100は、その内部に電子部品が収納された構造であればよく、必ずしも、記憶装置が収納された構造であることを要しない。さらに、付属装置100のケーシング101の奥行き寸法とL1とエンタテイメント装置1の奥行き寸法M1とは相違するものでもよい。 【0037】さらに、ケーシング101の第3外面部101Cに必ずしもアクセス表示部104および電源表示部105を設けることを要せず、第3外面部101Cを単に、平板状に形成するものでもよい。また、付属装置100のケーシング101は直方体形状としたが、三角柱形状のものであってもよい。三角柱形状とする場合では、端面を直角三角形とすることで、隣り合う2外面を直交させることができる。さらに、防振用突起がそれぞれ設けられる2外面がなす角度は必ずしも直角である必要はなく、90度以外の角度で交差するものでもよい。また、防振用突起の数は各外面に4個に限定されるものではなく、1個、2個、3個、あるいは、5個以上でもよい。さらに、本発明は付属装置100が縦置きと横置きとに対応できればよいため、エンタテイメント装置1自体を縦置きまたは横置きに固定するものでもよい。 【0038】 【発明の効果】以上に述べたように、本発明の電子機器の付属装置によれば、互いに交差し長さ寸法が異なる2外面が形成されるとともにこれらの2外面のうち一方が縦置きに際して被載置面と対向する底面とされ、他方が横置きに際して被接地面と対向する底面とされるケーシングを備え、前記2外面にそれぞれ防振用突起が設けられているから、設置場所に応じて縦横いずれの設置も可能であるとともに、外部から被接地面を通じてケーシング内に伝達されようとする振動が防振用突起で吸収されることで、ケーシング内に収納される電子部品を保護することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】395015319 【氏名又は名称】株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント
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| 【出願日】 |
平成12年6月7日(2000.6.7) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100079083 【弁理士】 【氏名又は名称】木下 實三 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−352179(P2001−352179A) |
| 【公開日】 |
平成13年12月21日(2001.12.21) |
| 【出願番号】 |
特願2000−171096(P2000−171096) |
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