| 【発明の名称】 |
検査方法および検査装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】山内 智
【氏名】辻川 俊彦
【氏名】梶山 正行
【氏名】田中 末廣
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| 【要約】 |
【課題】被検査基板を横送りして横送りの前後の複数回の撮影で大きな基板を検査することができ、しかも高精度の検査装置および検査方法を提供する。
【解決手段】保持手段2に付された補正マーク6a,5bの位置座標をラインセンサカメラ3にて読み取り、あらかじめ設定された補正マーク6a,6bの位置座標と前記読み取った補正マーク6a,6bの位置座標とを比較して位置ずれ量を計算し、座標位置にずれがある場合には前記位置ずれ量に基づいて駆動量を補正した後に撮影を実行する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】検査位置に搬入された被検査基板に対してラインセンサカメラを前記搬入の方向に沿う方向に走査させるとともに、前記被検査基板を保持する保持手段を動かして被検査基板を前記ラインセンサカメラの走査方向と交差する方向に移動させて前記被検査基板を撮影して検査するに際し、前記保持手段に付された補正マークの位置座標をラインセンサカメラにて読み取り、あらかじめ設定された前記補正マークの位置座標と前記読み取った補正マークの位置座標とを比較して位置ずれ量を計算し、前記座標位置にずれがある場合には前記位置ずれ量に基づいて駆動量を補正した後に前記撮影を実行する検査方法。 【請求項2】検査位置に搬入された被検査基板に対してラインセンサカメラを前記搬入の方向に沿う方向に走査させるとともに、前記被検査基板を保持する保持手段を動かして被検査基板を前記ラインセンサカメラの走査方向と交差する方向に移動させて前記被検査基板を撮影して検査するに際し、前記保持手段に付された第1の補正マークの座標位置をラインセンサカメラにて読み取り、前記保持手段を動かして前記被検査基板を介して前記第1の補正マークと反対側の保持手段に付された第2の補正マークの座標位置を読み取り、あらかじめ設定された第1,第2の補正マークの座標位置と前記読み取った第1,第2の補正マークの座標位置とを比較して位置ずれ量を計算し、前記座標位置にずれがある場合には前記位置ずれ量に基づいて駆動量を補正した後に前記撮影を実行する検査方法。 【請求項3】検査位置に搬入された被検査基板に対してラインセンサカメラを前記搬入の方向に沿う方向に走査させるとともに、前記被検査基板を保持する保持手段を動かして被検査基板を前記ラインセンサカメラの走査方向と交差する方向に移動させて前記被検査基板を撮影して検査するに際し、前記被検査基板に付された補正マークの位置座標をラインセンサカメラにて読み取り、あらかじめ設定された前記補正マークの位置座標と前記読み取った補正マークの位置座標とを比較して位置ずれ量を計算し、前記座標位置にずれがある場合には前記位置ずれ量に基づいて駆動量を補正した後に前記撮影を実行する検査方法。 【請求項4】第1、第2の補正マークをラインセンサカメラの読み取り開始側に設けた請求項2記載の検査方法。 【請求項5】被検査基板に第1の補正マークと第2の補正マークを設け、前記第1の補正マークを被検査基板のラインセンサカメラの読み取り開始側に設け、前記第2の補正マークを前記第1の補正マークの対角線上に設けた請求項3記載の検査方法。 【請求項6】検査位置に搬入された被検査基板に対してラインセンサカメラを前記搬入の方向に沿う方向に走査させるとともに、前記被検査基板を保持する保持手段を動かして被検査基板を前記ラインセンサカメラの走査方向と交差する方向に移動させて前記被検査基板を撮影して検査する検査装置であって、前記保持手段に付された補正マークの位置座標をラインセンサカメラにて読み取り、あらかじめ設定された前記補正マークの位置座標と前記読み取った補正マークの位置座標とを比較して位置ずれ量を計算し、前記座標位置にずれがある場合には前記位置ずれ量に基づいて駆動量を補正した後に前記撮影を実行するよう構成した制御手段を設けた検査装置。 【請求項7】検査位置に搬入された被検査基板に対してラインセンサカメラを前記搬入の方向に沿う方向に走査させるとともに、前記被検査基板を保持する保持手段を動かして被検査基板を前記ラインセンサカメラの走査方向と交差する方向に移動させて前記被検査基板を撮影して検査する検査装置であって、前記被検査基板に付された補正マークの位置座標をラインセンサカメラにて読み取り、あらかじめ設定された前記補正マークの位置座標と前記読み取った補正マークの位置座標とを比較して位置ずれ量を計算し、前記座標位置にずれがある場合には前記位置ずれ量に基づいて駆動量を補正した後に前記撮影を実行するよう構成した制御手段を設けた検査装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、検査位置に搬入された被検査基板をラインセンサカメラで撮影して検査する検査方法および検査装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】プリント基板への電子部品の実装の際には、はんだ印刷後の印刷状態の検査、装着部品の装着状態の検査、はんだ硬化後の部品やはんだ状態の検査など様々な検査が行われる。このような検査方法としては、検査位置に搬入された被検査基板をラインセンサカメラで撮影して検査する方法が挙げられる。 【0003】図6〜図9は、従来の検査装置を示す。図6,図7に示すように、検査装置は、検査位置に搬入されたプリント基板1に対して、ラインセンサカメラ3を基板の搬入方向に沿う方向[矢印C方向]に走査させてプリント基板1を撮影して検査するよう構成されている。詳しくは、検査位置におけるプリント基板1は、保持手段としてのレール2に保持されている。ラインセンサカメラ3は、移動軸8によって矢印C方向に移動可能となっており、反射ミラー10を介してプリント基板1の表面を撮影する。 【0004】このように構成された検査装置では、熱などの要因によって移動軸8の伸び縮みやプリント基板1の伸び縮みが発生することがある。そのため検査されるプリント基板1には、図8に示すように、ラインセンサカメラ3の読み取り開始側と終了側にそれぞれ対角線上に位置するよう第1の補正マーク6eと第2の補正マーク6fとが設けられており、この2ヶ所の補正マークを用いて上記のような移動軸8やプリント基板1のずれが補正される。 【0005】具体的には、ラインセンサカメラ3でプリント基板1を撮像するに際し、最初にラインセンサカメラ3で第1の補正マーク6eと第2の補正マーク6fを認識してそれぞれの中心位置を求める。ここで第1,第2の補正マーク6e,6fの位置座標はあらかじめ教示されており、第1の補正マーク6eと第2の補正マーク6fのX軸方向の距離とY軸方向の距離は明確になっているため、この距離と認識によって得られた第1,第2の補正マーク6e,6fのX軸方向距離とY軸方向距離のそれぞれの比を求める。 【0006】X軸方向とY軸方向の比率が共に値が1の場合は、熱などの要因による移動軸8の伸び縮みやプリント基板1の伸び縮みが無いと判断できるが、比率が1以外の場合には、移動軸8やプリント基板1の伸び縮みが有ると判断して、補正マークの認識位置が教示時の値になるように調整されると共に、検査するプリント基板1の位置も調整される。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記のような検査方法は、プリント基板1が大きくなった場合には用いることができないという問題がある。プリント基板1が大きくなった場合には、プリント基板1に送りネジ軸を設け、この送りネジ軸を回転させてプリント基板1を基板搬送方向と交差する方向に移動させて複数回の撮影をラインセンサカメラ3で実行することが考えられる。 【0008】例えば、プリント基板1をラインセンサカメラ3で2回撮影する場合には、まず図9(a−1)に示すように、第1スキャン開始位置5cよりラインセンサカメラ3が矢印E方向に移動して、第1の検査ポイント11aが設けられた第1のスキャン領域7aが撮影される。次いで図9(a−2)に示すように、送りネジ軸によってプリント基板1が矢印E方向に移動して、ラインセンサカメラ3により第2スキャン開始位置5dより第2の検査ポイント11bが設けられた第2のスキャン領域7bが撮影される。 【0009】撮影の終了したプリント基板1は、図9(a−3)に示すように、送りネジ軸によって矢印F方向へと移動し元の位置に戻される。上記のように送りネジ軸にてプリント基板1を基板搬送方向と交差する方向に移動させる工程が含まれると、送りネジ軸を同じだけ回転させてプリント基板1の位置を変更したとしても、実際には送りネジ軸の熱膨張の影響をうけて、その送り量は一定にならないという問題がある。 【0010】図9(b−1)〜(b−3)は、送りネジ軸が熱膨張した場合の検査方法を示す。上記図9(a−1)と同様に撮影された図9(b−1)は、第1スキャン開始位置5aと第1スキャン開始位置5eとが同じ位置にあり、ラインセンサカメラ3で撮影される第1のスキャン領域7aと第1のスキャン領域7cにずれはない。 【0011】しかし、送りネジ軸に熱膨張が発生すると移動させたプリント基板1は、図9(b−2)に示すように、図9(a−2)と同じだけ送りネジ軸を回転させているが、第2スキャン開始位置5fと第2スキャン開始位置5dとにずれが生じている。その結果、図9(a−2)に示す第2スキャン開始位置5dから第2の補正マーク6fまでの距離及び第2スキャン開始位置5dから第2の検査ポイント11bまでの距離は、図9(b−2)に示す第2スキャン開始位置5fから第2の補正マーク6hまでの距離及び第2スキャン開始位置5fから第2の検査ポイント11dまでの距離が異なる。従って、図9(b−3)に示す第1のスキャン領域7cと第2のスキャン領域7dは、図9(a−3)の第1のスキャン領域7aと第2のスキャン領域7bと全体的にずれが生じている。 【0012】このように、熱などによる送りネジ軸の回転駆動量のずれが生じると、スキャン開始位置にずれが生じるため、上述のような第1の補正マーク6eと第2の補正マーク6fとを用いた収縮補正法は適用できない。本発明は前記問題点を解決し、被検査基板を横送りして横送りの前後の複数回の撮影で大きな基板を検査することができ、しかも高精度の検査装置および検査方法を提供することを目的とする。 【0013】 【課題を解決するための手段】本発明の検査方法は、被検査基板を横送りするとともに位置ずれ量に基づいて駆動量を補正することを特徴とする。この本発明によると、大きな基板を検査できるとともに高精度の検査が実現できる。 【0014】本発明の検査装置は、補正マークを被検査基板の保持手段に設けたことを特徴とする。この本発明によると、本発明の検査方法が容易に実現できる。 【0015】 【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の検査方法は、検査位置に搬入された被検査基板に対してラインセンサカメラを前記搬入の方向に沿う方向に走査させるとともに、前記被検査基板を保持する保持手段を動かして被検査基板を前記ラインセンサカメラの走査方向と交差する方向に移動させて前記被検査基板を撮影して検査するに際し、前記保持手段に付された補正マークの位置座標をラインセンサカメラにて読み取り、あらかじめ設定された前記補正マークの位置座標と前記読み取った補正マークの位置座標とを比較して位置ずれ量を計算し、前記座標位置にずれがある場合には前記位置ずれ量に基づいて駆動量を補正した後に前記撮影を実行することを特徴とする。 【0016】本発明の請求項2記載の検査方法は、検査位置に搬入された被検査基板に対してラインセンサカメラを前記搬入の方向に沿う方向に走査させるとともに、前記被検査基板を保持する保持手段を動かして被検査基板を前記ラインセンサカメラの走査方向と交差する方向に移動させて前記被検査基板を撮影して検査するに際し、前記保持手段に付された第1の補正マークの座標位置をラインセンサカメラにて読み取り、前記保持手段を動かして前記被検査基板を介して前記第1の補正マークと反対側の保持手段に付された第2の補正マークの座標位置を読み取り、あらかじめ設定された第1,第2の補正マークの座標位置と前記読み取った第1,第2の補正マークの座標位置とを比較して位置ずれ量を計算し、前記座標位置にずれがある場合には前記位置ずれ量に基づいて、駆動量を補正した後に前記撮影を実行することを特徴とする。 【0017】本発明の請求項3記載の検査方法は、検査位置に搬入された被検査基板に対してラインセンサカメラを前記搬入の方向に沿う方向に走査させるとともに、前記被検査基板を保持する保持手段を動かして被検査基板を前記ラインセンサカメラの走査方向と交差する方向に移動させて前記被検査基板を撮影して検査するに際し、前記被検査基板に付された補正マークの位置座標をラインセンサカメラにて読み取り、あらかじめ設定された前記補正マークの位置座標と前記読み取った補正マークの位置座標とを比較して位置ずれ量を計算し、前記座標位置にずれがある場合には前記位置ずれ量に基づいて駆動量を補正した後に前記撮影を実行することを特徴とする。 【0018】本発明の請求項4記載の検査方法は、請求項2において、第1、第2の補正マークをラインセンサカメラの読み取り開始側に設けたことを特徴とする。本発明の請求項5記載の検査方法は、請求項3において、被検査基板に第1の補正マークと第2の補正マークを設け、前記第1の補正マークを被検査基板のラインセンサカメラの読み取り開始側に設け、前記第2の補正マークを前記第1の補正マークの対角線上に設けたことを特徴とする。 【0019】本発明の請求項6記載の検査装置は、検査位置に搬入された被検査基板に対してラインセンサカメラを前記搬入の方向に沿う方向に走査させるとともに、前記被検査基板を保持する保持手段を動かして被検査基板を前記ラインセンサカメラの走査方向と交差する方向に移動させて前記被検査基板を撮影して検査する検査装置であって、前記保持手段に付された補正マークの位置座標をラインセンサカメラにて読み取り、あらかじめ設定された前記補正マークの位置座標と前記読み取った補正マークの位置座標とを比較して位置ずれ量を計算し、前記座標位置にずれがある場合には前記位置ずれ量に基づいて駆動量を補正した後に前記撮影を実行するよう構成した制御手段を設けたことを特徴とする。 【0020】本発明の請求項7記載の検査装置は、検査位置に搬入された被検査基板に対してラインセンサカメラを前記搬入の方向に沿う方向に走査させるとともに、前記被検査基板を保持する保持手段を動かして被検査基板を前記ラインセンサカメラの走査方向と交差する方向に移動させて前記被検査基板を撮影して検査する検査装置であって、前記被検査基板に付された補正マークの位置座標をラインセンサカメラにて読み取り、あらかじめ設定された前記補正マークの位置座標と前記読み取った補正マークの位置座標とを比較して位置ずれ量を計算し、前記座標位置にずれがある場合には前記位置ずれ量に基づいて駆動量を補正した後に前記撮影を実行するよう構成した制御手段を設けたことを特徴とする。 【0021】以下、本発明の各実施の形態を図1〜図5を用いて説明する。なお、上記従来例を示す図6〜図9と同様をなすものについては、同一の符号を付けて説明する。 (実施の形態1)図1〜図3は、本発明の(実施の形態1)を示す。 【0022】この(実施の形態1)では、図1に示すように、被検査基板としてのプリント基板1を基板搬送方向[矢印C方向]と交差する方向に移動させる送りネジ軸(ボールネジ軸)4を設け、この送りネジ軸4の回転駆動量を補正するための補正マークをレール2の側に設けた点で上記従来例と異なる。詳しくは、図2(a),(b)に示すように、検査装置は、検査位置に搬入されたプリント基板1を基板搬送方向と交差する方向[矢印B方向]に沿って移動させる送りネジ軸4と、ラインセンサカメラ3を基板搬送方向[矢印A方向]に沿って移動させる移動軸8との2軸の移動軸からなる構成となっている。 【0023】プリント基板1は、保持手段としてのレール2に保持されており、レール2のラインセンサカメラ3の読み取り開始側には、第1,第2の補正マーク6a,6bが設けられている。送りネジ軸4は、時間経過により、熱やその他の要因のために伸び縮みすることがあるため、ある時点でレール2上の第1,第2の補正マーク6a,6bを認識した位置座標と、ある時間が経過した後にレール2上の第1,第2の補正マーク6a,6bを認識した位置座標にずれが発生する。 【0024】その結果、上記従来例を示す図9に示すように、第1スキャン開始位置5a,第2スキャン開始位置5bに位置ずれが生じ、第1,第2の検査領域7a,7bの領域にずれが発生する。そこで、この(実施の形態1)では、第1,第2の補正マーク6a,6bの位置座標をラインセンサカメラ3によって読み取って、図3に示す制御手段によって送りネジ軸4の回転駆動量を補正する。 【0025】まず、ステップS1では、第1,第2の補正マーク6a,6bの位置座標が設定される。1枚のプリント基板1を検査する度、あるいは何枚かに1回の割合で、レール2に設けられた第1の補正マーク6aおよび第2の補正マーク6bを認識し、ステップS2では、読み取った第1,第2の補正マーク6a,6bの座標位置と設定された第1,第2の補正マーク6a,6bの座標位置との位置ずれ量を計算する。 【0026】ステップS3で、送りネジ軸4の回転駆動量にずれがあると判断されると、ステップS4では送りネジ軸4の回転駆動量が補正され、第1スキャン開始位置5a,第2スキャン開始位置5bの位置ずれが補正される。その後、上記従来例を示す図8と同様にプリント基板2に付与された補正マークを認識して伸縮補正を行うことにより、検査ポイントの位置を補正することができる。 【0027】上記の補正を行った後、ステップS5で、ラインセンサカメラ3によるプリント基板1の撮影を行う。ステップS3で位置ずれがないと判断された場合にも、上記従来例と同様の伸縮補正を行った後、ステップS5でプリント基板1の撮影を実行する。このような補正を行うことで、2軸から成る移動軸で構成された検査機においても、熱などの要因による移動軸の伸び縮みやプリント基板の伸び縮みに対応した位置補正を行うことができる。 【0028】なお、上記説明では、第1,第2の補正マーク6a,6bをレール2のラインセンサカメラ3の読み取り開始側に向かい合うようにして配置したが、本発明はこれに限定されるものではなく、適宜しの設定位置を調整できる。(実施の形態2)図4と図5は、本発明の(実施の形態2)を示す。 【0029】この(実施の形態2)では、補正マークをプリント基板1に設けた点で異なるがそれ以外の基本的な構成は上記(実施の形態1)と同様である。詳しくは、図4に示すように、プリント基板1には、上記従来例を示す図8と同様にプリント基板1のラインセンサカメラ3の読み取り開始側に第1の補正マーク6cが設けられ、この第1の補正マーク6cの対角線上に第2の補正マーク6dが設けられている。 【0030】検査位置に搬入されたプリント基板1は、送りネジ軸4によって矢印B方向に移動し、ラインセンサカメラ3を矢印A方向に移動させることにより、第1のスキャン領域7a,第2のスキャン領域7bの検査が行われる。このように構成された検査装置では、時間経過とともに熱やその他の要因により送りネジ軸4に伸び縮みが発生し、ある時点でプリント基板2上の補正マークa12及び補正マークb13を認識した結果の位置と、ある時間経過後にプリント基板2上の補正マークa12及び補正マークb13を認識した結果の位置とにずれが発生すると、図5に示す制御手段によってプリント基板1の位置補正が行われる。 【0031】ステップS1では、プリント基板12に付された第1,第2の補正マークの位置座標が設定される。ステップS2では、ラインセンサカメラ3によって第1,第2の補正マーク6c,6dの位置座標が読み取られ、その中心位置が認識される。そして、ステップS3の工程で、送りネジ軸4の回転駆動量にずれがあると判断されると、ステップS4では送りネジ軸4の回転駆動量が補正され、第1スキャン開始位置5a,第2スキャン開始位置5bの位置ずれが補正される。 【0032】その後、上記従来例を示す図8と同様にプリント基板2に付与された補正マークを認識して伸縮補正が行われ、検査ポイントの位置が補正される。最後にステップS5において、ラインセンサカメラ3によるプリント基板1の撮影が行われる。ステップS3で位置ずれがないと判断された場合にも、上記従来例と同様の伸縮補正を行った後、ステップS5でプリント基板1の撮影を実行する。 【0033】このような補正を行うことで、上記(実施の形態1)と同様に2軸から成る移動軸で構成された検査機においても、熱などの要因による移動軸の伸び縮みやプリント基板の伸び縮みに対応した位置補正を行うことができる。また、レールに補正マークを設けることができない場合でも、従来と同様にプリント基板に設けられた第1,第2の補正マークを用いて補正を行うことができる。 【0034】また、上記説明では、従来の伸縮補正法に使用する第1,第2の補正マークを使用して送りネジ軸の位置ずれを補正したが、本発明はこれに限定されるものではなく、図5の補正で使用される第1,第2の補正マークの位置は特に限定されるものではない。なお、上記各実施の形態では、移動軸を構成する要素としてボールネジを挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなくその他の駆動手段、例えばタイミングベルトなどについても同様に実施できる。 【0035】 【発明の効果】以上のように本発明の検査方法によると、保持手段に付された補正マークの位置座標をラインセンサカメラにて読み取り、あらかじめ設定された前記補正マークの位置座標と前記読み取った補正マークの位置座標とを比較して位置ずれ量を計算し、前記座標位置にずれがある場合には前記位置ずれ量に基づいて駆動量を補正した後に前記撮影を実行することで、被検査基板を横送りして横送りの前後の複数回の撮影で大きな基板を検査することができ、しかも高精度の検査が実現できる。 【0036】また、本発明の検査装置によると、前記保持手段に付された補正マークの位置座標をラインセンサカメラにて読み取り、あらかじめ設定された前記補正マークの位置座標と前記読み取った補正マークの位置座標とを比較して位置ずれ量を計算し、前記座標位置にずれがある場合には前記位置ずれ量に基づいて駆動量を補正した後に前記撮影を実行するよう構成した制御手段を設けることで、本発明の検査方法が容易に実現できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005821 【氏名又は名称】松下電器産業株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年10月26日(1999.10.26) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100068087 【弁理士】 【氏名又は名称】森本 義弘
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| 【公開番号】 |
特開2001−127499(P2001−127499A) |
| 【公開日】 |
平成13年5月11日(2001.5.11) |
| 【出願番号】 |
特願平11−303210 |
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