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【発明の名称】 画像表示装置、情報管理装置、情報管理提供装置、情報表示方法並びに情報記録媒体
【発明者】 【氏名】藤川 泰文

【氏名】八田 斉明

【氏名】今野 敏博

【氏名】鈴木 伸行

【氏名】世永 玲生

【氏名】加藤 康輔

【氏名】原田 忠則

【要約】 【課題】次に何がおこるのだろうかという操作者の興味をそそりながら、ネットワーク上若しくは記録媒体によって画像情報の収集をガイドする。

【解決手段】操作者が表示デバイスに表示された画像を手掛かりにして、新たな画像情報を取得することができるようにするとともに、その操作の結果、予め決められた複数の画像情報を入手したときには、更に操作者が予期しない画像情報を得られるようにすることにより、操作者に新たな楽しみを提供できるように構成する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 それぞれが識別情報に基づいて特定可能にされた複数の画像情報について、登録操作があったときには、これら画像情報を記録する画像情報記録部と、該画像情報を表示することができる画像表示部と、予め所定数の該識別情報のリストを記録するリスト情報記録部と、該リストに記録された画像情報が該画像情報記録部に登録されたときに予め特定された動作を行う動作決定部と、を具備することを特徴とする画像表示装置。
【請求項2】 画像表示部より視覚可能に表示される画像の情報と、前記特定画像情報リストに記録されるリスト情報と、前記動作決定部が行う動作を特定する特定動作情報とを含んでいる前記画像情報から、リスト情報を抽出して前記リスト情報記録部に記録する特定画像情報リスト登録部と、該画像情報から該特定動作情報を抽出して前記特定された動作とする動作制御登録部を具備することを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
【請求項3】 前記動作決定部が行う特定動作は、前記画像表示部において表示されている画像の情報を、更に画像情報が含んだ第2の画像の情報に置き換えることを特徴とする請求項2記載の画像表示装置。
【請求項4】 前記動作決定部が行う特定動作は、前記画像表示部において表示されている画像の情報に対応する第2の画像の情報を情報提供装置に対して要求し、該要求に対して応答された第2の画像の情報に置き換えることを特徴とする請求項2記載の画像表示装置。
【請求項5】 前記動作決定部が行う特定動作は、リスト情報記録部に記録されているリスト情報に対応する画像の情報を情報提供装置に対して要求し、該要求に対して応答された画像の情報を前記画像表示部に登録することを特徴とする請求項2記載の画像表示装置。
【請求項6】 コンピュータを請求項1記載の情報表示装置として機能させるプログラムを記録した情報記録媒体。
【請求項7】 コンピュータを請求項2記載の情報表示装置として機能させるプログラムを記録した情報記録媒体。
【請求項8】 コンピュータを請求項3記載の情報表示装置として機能させるプログラムを記録した情報記録媒体。
【請求項9】 コンピュータを請求項4記載の情報表示装置として機能させるプログラムを記録した情報記録媒体。
【請求項10】 コンピュータを請求項5記載の情報表示装置として機能させるプログラムを記録した情報記録媒体。
【請求項11】 請求項2記載の情報表示装置における画像表示部より表示される画像の情報と、前記特定画像情報リストに記録されうるリスト情報と、前記動作決定部が行う動作を特定しうる特定動作情報と、を含む情報構造を有する画像情報体。
【請求項12】 請求項11記載の画像情報体を記録した情報記録媒体。
【請求項13】 それぞれが特定可能にされた複数の画像情報について、登録操作があったときには、これら画像情報を記録する画像記録工程と、該記録された画像情報を表示する表示工程と、予め所定数の画像情報が特定されたリストを参照して、該画像記録工程において記録された画像情報が該リストに記録されたものと一致したときに予め特定された動作を行う動作制御工程と、を具備することを特徴とする情報表示方法。
【請求項14】 画像表示部より視覚可能に表示される画像の情報と、前記特定画像情報リストに記録されるリスト情報と、前記動作決定部が行う動作を特定する特定動作情報とを含んでいる前記画像情報から、リスト情報を抽出してこれを前記リストとする工程と、該画像情報から該特定動作情報を抽出してこれを前記動作制御工程において行う動作として登録する工程を具備することを特徴とする請求項13記載の情報表示方法。
【請求項15】 請求項2記載の情報表示装置における画像表示部より表示される画像の情報と、前記特定画像情報リストに記録されうるリスト情報と、前記動作決定部が行う動作を特定しうる特定動作情報と、を含む情報構造を有する画像情報体を提供する情報管理装置。
【請求項16】それぞれが識別情報に基づいて特定可能にされた複数の画像情報について、表示・操作装置から登録操作があったときには、該表示・操作装置ごとに 該識別情報を記録する画像情報記録部と、予め所定数の該識別情報のリストを記録するリスト情報記録部と、該リストに記録された画像情報が該画像情報記録部に登録されたときに、該画像情報記録部に登録された画像情報を、該表示・操作装置に対して送出する画像情報送出部と、を具備することを特徴とする情報管理提供装置。
【請求項17】 前記リスト情報記録部に記録するリスト情報は、画像情報について登録操作があったときに更新することを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本願において開示する発明は、主としてパーソナルコンピュータ、携帯用情報端末、デジタルテレビなどで用いると好適なものであって、操作者が表示デバイスに表示された画像を手掛かりにして、新たな画像情報を取得することができるようにするとともに、その操作の結果、予め決められた複数の画像情報を入手したときには、更に操作者が予期しない画像情報を得られるようにすることにより新たな楽しみを提供できるように構成した情報表示装置などに関する。
【0002】
【従来の技術】近時、インターネットの普及に伴い、これに接続された端末からアクセス可能となったサーバー数は膨大なものとなっている。各サーバーにはそれぞれ運営者の意思に基づいて様々な情報を記録されており、端末操作者は前記端末から各サーバーにアクセスすることで必要な情報を得ることができるようになっている。そして、一般に、インターネット上の情報にアクセスするためには、操作者は端末からURLと呼ばれる文字列を入力することでこれを実現することができるようになっている。
【0003】ここで、端末操作者は一般に、限られた特定のサーバー上の特定の情報にアクセスする傾向が強いことが知られている。このため、これらの情報に少ない操作手順でアクセスをすることができるように、所謂ブックマークと呼ばれる機能が知られている。ブックマーク機能とは、当該情報の特定をひとつの文字列若しくはひとつの画像で代表させ、操作者は、その文字列等を手掛かりとし、これを選択特定することで、当該特定された情報にアクセスできるようにするものである。この機能によれば、情報を特定するためにURLなどの文字列を入力するより迅速に当該情報にアクセスすることができるようになる。
【0004】なお、上記のような技術は所謂パーソナルコンピュータにおいて実施されるだけのものではなく、家電の領域においても広く適用されるものとなってきている。特に、デジタルテレビと呼ばれるような情報端末においても、単に放送を受信するばかりでなく、ネットワークに接続され、特定された情報にアクセスができるように検討がされている。
【0005】ここで、ブックマークの機能は、ひとつの文字列が単に情報の所在場所を表すにすぎない。このブックマークを介して行う処理は特定された場所に対するアクセスに留まる。このため、情報供給者が複数の情報を巡回的に見せたい場合、端末の操作者にその管理をまとめて行わせることができない。
【0006】一般に、このように情報供給者が複数の情報を巡回的に見せたい場合には、ひとつのページに参照させたい全ての情報を掲載し、これらを端末の操作者に操作させるという手法をとっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記手法によると、どのような情報を獲ればよいのかが、予め端末の操作者に参照させることになり、次に何がおこるのだろうかという操作者の興味をそそる要素に欠けることになる。
【0008】
【課題を解決するための手段】(1.請求項1に係る発明について)本願請求項1に係る発明は上記課題の低減を図るものであり、その目的とするところは、画像情報を表示することができる画像表示装置であって、画像情報について、登録操作があったときには、これら画像情報を記録する画像情報記録部と、リスト情報記録部と、動作決定部と、を具備する画像表示装置を提供することにより、画像表示装置の操作者に楽しみを与えながら画像の収集を誘導することができるようにしたものを提供することにある。
【0009】ここで画像情報とは、たとえばファイル名や内部に埋め込んだ識別情報などの識別情報に基づいて特定可能にされたものであって、情報表示装置にその画像情報に基づいて表示されるように作用する。また、情報表示装置はこれら画像情報に基づく画像がすくなくとも2つは表示できるように作用する。
【0010】リスト情報記録部は、予め定められたすくなくとも2つの異なった識別情報のリストを記録するように作用する。
【0011】動作決定部は上記リストに記録された画像情報が該画像情報記録部に登録されたときに予め定められた動作を開始するように作用する。
【0012】(2.請求項2に係る発明について)本願請求項2に係る発明は上記課題の低減を図るものであり、その目的とするところは、前記画像情報として画像表示部より視覚可能に表示される画像の情報と、前記特定画像情報リストに記録されるリスト情報と、前記動作決定部が行う動作を特定する特定動作情報とを含んでいるもの(以下、説明の上ではこれを「情報画像」という)を対象として、請求項1に記載された手段に加え、この情報画像からリスト情報を抽出して前記リスト情報記録部に記録する特定画像情報リスト登録部と、該画像情報から該特定動作情報を抽出して前記特定された動作とする動作制御登録部を具備する画像表示装置を提供することにある。
【0013】ここで、特定画像情報リスト登録部は、リスト情報記録部に予め定められるべき特定画像情報のリストの内容を決定するように作用する。
【0014】動作制御登録部は、動作決定部において、上記リストに記録された情報画像が該画像情報記録部に登録されたときにする動作を決定するように作用する。
【0015】(3.請求項3に係る発明について)本願請求項3に係る発明は上記課題の低減を図るものであり、その目的とするところは、情報画像の中に更に他の画像の情報(以下、「第2の画像の情報」)という)を含んでいるものを対象とし、請求項2に記載された手段に加え、前記動作決定部が行う特定動作として、前記画像表示部において表示されている画像の情報を、第2の画像の情報に置き換える画像表示装置を提供することにある。
【0016】(4.請求項4に係る発明について)本願請求項4に係る発明は上記課題の低減を図るものであり、その目的とするところは、請求項2に記載された手段に加え、前記動作決定部が行う特定動作は、前記画像表示部において表示されている画像の情報に対応する第2の画像の情報を情報提供装置に対して要求し、該要求に対して応答された第2の画像の情報に置き換える画像表示装置を提供することにある。
【0017】このため、情報画像は、請求項3のように情報画像の中に更に他の画像の情報を含むものでなくともよい。
【0018】(5.請求項5に係る発明について)本願請求項5に係る発明は上記課題の低減を図るものであり、その目的とするところは、請求項2に記載された手段に加え、前記動作決定部が行う特定動作は、リスト情報記録部に記録されているリスト情報に対応する画像の情報を情報提供装置に対して要求し、該要求に対して応答された画像の情報を前記画像表示部に登録する画像表示装置を提供することにある。
【0019】(6.請求項16に係る発明について)上記請求項1に係る発明は、情報の画像の表示・操作装置の上で主な処理を行うものであるが、本願請求項13に係る発明は、主として所謂サーバー側で処理を行うことによって上記課題の低減を図るものであり、その目的とするところは、それぞれが識別情報に基づいて特定可能にされた複数の画像情報について、画像情報記録部と、リスト情報記録部と、動作決定部と、画像情報送出部を具備する情報管理提供装置を提供することにある。
【0020】ここで、画像情報記録部は、表示・操作装置で登録操作があったときに、その操作があった旨を検知して、その表示・操作装置ごとに該識別情報を記録するように作用する。
【0021】リスト情報記録部は、予め所定数の該識別情報のリストを記録するように作用する。
【0022】画像情報送出部は、該リストに記録された画像情報が該画像情報記録部に登録されたとき、該画像情報記録部に登録された画像情報を、該表示・操作装置に対して送出するように作用する。
【0023】(7.請求項17に係る発明について)請求項17に係る発明は、前記課題の低減を図るものであり、その目的とするところは、請求項1に記載された発明に加え、前記リスト情報記録部に記録するリスト情報は、画像情報について登録走査があったときに更新するようにした画像表示装置を提供することで、情報提供者が集めたいと考えている画像情報の種類の種類を更新のものとすることができる。
【0024】(8.その他の請求項に係る発明について)上記の請求項について、並びにその他の請求項に係る発明については、表1に記載のとおりである。
【0025】
【表1】

【0026】
【発明の実施の形態】本願発明に係る実施の形態について、図1乃至図14を用いて説明する。
【0027】(1.操作者が見かけ上行う操作とそれにより得られる結果)本発明の実施の形態で実現するものは、操作者がネットワークなどを通じて得た画像を表示デバイスに表示させ、この画像に関連する情報(以下、特定動作情報という)を手掛かりにして、新たな画像情報を取得することができるようにするとともに、その操作を行った結果、予め決められた複数の画像情報を入手したときには、更に操作者が予期しない動作を起こすようにすることである。
【0028】そして、この予期しない動作として、新たな画像情報を得られるようにした場合には、より新たな驚きと楽しみを提供できるようにすることができるものである。
【0029】(2.共通の概念)まず、本願で開示する発明の実施の形態について共通する概念から説明する。
【0030】(2.1.特定動作情報について)まず、本実施の形態において共通して用いる概念である、特定動作情報について説明する。
【0031】この特定動作情報とは、端末の操作者をして、画像情報を手掛かりにして特定の動作をさせたい場合における基礎となる情報である。すなわち特定動作情報は、情報画像若しくは画像情報と関連づけられた情報であって、たとえば、端末の操作者に特定のサーバーにある情報を参照させたい場合には、その情報を特定する情報(URLやIPアドレスなど)がこれにあたる。また、特定のプログラムを動作させたい場合には、そのプログラム名やプログラムそのものとしても構わない。たとえば、新たな画像情報をサーバーから取得するなどの指示情報とすることができる。
【0032】(2.2.表示端末に表示されるグラフィックイメージについて)本発明に係る表示・操作端末に表示されるグラフィックイメージの例について図2乃至図5を用いて説明する。
【0033】(2.2.1.コンピュータに好適なグラフィックイメージ例)まず、表示・操作端末として Windows(登録商標) 9x, Windows NT, Windows 2000,Linuxなど、グラフィック表示が可能なOSをサポートしたコンピュータを使用した場合には、図2に示すようなルック・アンド・フィールを採ることが好適なので、これを説明する。
【0034】表示画面201は、例えばブラウン管表示面・TFT液晶画面・人体に装着する眼鏡に組み込んだ表示装置における画面等であって、表示・操作装置からの情報を人間が視覚的に把握できるように作用する。なお、この図面上、表示画面201の境界部分がその表示デバイスの最外枠となっているが、表示デバイスの中に当該枠を表示して実施しても構わない。
【0035】ワンタッチ・ウインドウ204は、少なくとも画像(若しくは写真などの画像情報、以下同じ)205、206を表示するウインドウであって、本情報表示装置の端末の操作者が図示しない操作手段によって、画像205、206を指定したときには、少なくともひとつの特定動作情報を表示し、その情報に基づく何らかの処理を起動させ、また複数ある場合にはこれらを選択しその情報に基づく何らかの処理を起動させることができるようになっている。すなわち、表示画面201上で、このワンタッチ・ウインドウ204は、画像205,206を手掛かりとして特定の動作をガイドさせるための特別の管理領域として作用しており、この領域内に表示されている画像を手掛かりにして、端末の操作者は新たな操作を実現できるようになっている。ここで操作手段としてマウスが備わっている場合には、マウスの右クリックをすることにより、ポップアップ・メニユーを出現させ、ここに特定動作情報を表示するとともに、左クリックで複数ある特定動作情報のうちのひとつを特定させるなどするのが好ましい。
【0036】情報提供ウインドウ202は、少なくとも画像203等を表示するフレームであって、本情報表示装置の端末の操作者が図示しない操作手段によって、このフレーム内に表示される画像を特定したときには、この操作に基づいて新たな画像がワンタッチ・ウインドウ204に追加・登録されるようになっている。
【0037】なお、このときワンタッチ・ウインドウ204に追加される画像は、特定され情報提供ウインドウ202内に表示されていた画像をそのまま表示してもよく、また必要に応じて他の画像に換えても構わない。情報提供ウインドウ202には、画像の他、文字情報207などを表示するようにしてもよい。
【0038】すなわち、表示画面201上で、この情報提供ウインドウ202は、画像等を表示して端末の操作者に興味を持たせるとともに、端末の操作者が画像を特定する操作をすることで上記ワンタッチ・ウインドウ204への登録に導く管理領域として作用している。
【0039】なお、表示・操作端末の操作者による特定操作について、マウスなどのポインティングデバイスが操作手段に備わっているときには、ポインタを登録したい画像を指定し、これをワンタッチ・フレーム202上に移動させてここに落とすという、所謂ドラッグ・アンド・ドロップというユーザ・インターフェース技法を使っても構わない(208)。
【0040】このユーザ・インターフェースを使うと、たとえば情報提供ウインドウ202として、インターネットエクスプローラーやネットスケープナビゲータを使った場合には有利である。
【0041】(2.2.2.コンピュータに好適な別のグラフィックイメージ例)また、別のインターフェース例として図3乃至図4に示すようなウインドウを使うことができる。
【0042】表示画面301、401は、例えばブラウン管表示面・TFT液晶画面・人体に装着する眼鏡に組み込んだ表示装置における画面等、表示装置からの情報を人間が視覚的に把握できるように作用する。
【0043】情報表示・登録ウインドウ302は、操作者に、情報提供者から得られる画像の表示並びに登録の操作を行わせるインターフェースとして機能するようになっている。
【0044】情報提供タブ303は、情報表示・登録ウインドウ302の領域内に設けられた管理領域を選択するインターフェース要素であって、これがアクティブになったときには情報提供者から送付されてきた画像を第1管理領域305に表示できるようになっている。そして、本情報表示装置の端末の操作者が図示しない操作手段によって、ここに表示される画像を特定したときには、この操作に基づいて新たな画像が、ワンタッチ・タブ304がアクティブになったときに表示される第2管理領域に追加されるようになっている。
【0045】ワンタッチ・タブ304は、情報表示・登録ウインドウ302の領域内に設けられた管理領域を選択するインターフェース要素であって、これをアクティブにしたときに第2管理領域を表示させ、第1管理領域305で登録を指示された画像について、これに係る新たな画像をその第2管理領域405内に表示できるようになっている。そして、本情報表示装置の端末の操作者が図示しない操作手段によって、ここに表示される画像を特定したときには、この操作に基づいて少なくともひとつの特定動作情報を表示し、その情報に基づく何らかの処理を起動させ、また複数ある場合にはこれらを選択しその情報に基づく何らかの処理を起動させることができるようになっている。すなわち、情報表示・登録ウインドウ302上で、この第2管理領域405は、画像401、402を手掛かりとして特定の動作をガイドさせるための管理領域として作用しており、この領域内に表示されている画像を手掛かりにして、端末の操作者は新たな操作を実現できるようになっている。
【0046】このユーザ・インターフェースを使うと、表示画面301,401の面積が小さかったり、画面の解像度が低い場合に、情報表示・登録操作を少ない表示領域で完結させることができ、有利である。
【0047】(2.2.3.デジタルテレビやPDAに好適な別のグラフィックイメージ例)次に、本発明をデジタルテレビやPDA(Personal Data Assistance)などの携帯端末に対して実施する場合には、図5に示すようなルック・アンド・フィールを採ることが好適なので、これを説明する。
【0048】表示画面501は、例えばブラウン管表示面・TFT液晶画面・人体に装着する眼鏡に組み込んだ表示装置における画面等、表示装置からの情報を人間が視覚的に把握できるように作用する。なお、この図面上、表示画面501の境界部分がその表示デバイスの最外枠となっているが、表示デバイスの中に当該枠を表示して実施しても構わない。
【0049】ワンタッチ・フレーム502は、上記ワンタッチ・ウインドウと同じく機能するものであり、少なくとも画像(絵文字若しくは写真などの画像情報、以下同じ)508を表示するフレームであって、本情報表示装置の端末の操作者が図示しない操作手段によって、画像508を指定したときには、少なくともひとつの特定動作情報を表示し、その情報に基づく何らかの処理を起動させ、また複数ある場合にはこれらを選択しその情報に基づく何らかの処理を起動させることができるようになっている。すなわち、表示画面501上で、このワンタッチ・フレーム502は、画像508を手掛かりとして特定の動作をガイドさせるための特別の管理領域として作用しており、この領域内に表示されている画像を手掛かりにして、端末の操作者は新たな操作を実現できるようになっている。
【0050】情報提供フレーム503は、上記情報提供ウインドウと同じく機能するものであり、少なくとも画像505、507等を表示するフレームであって、本情報表示装置の端末の操作者が図示しない操作手段によって、このフレーム内に表示される画像を特定したときには、この操作に基づいて新たな画像がワンタッチ・フレーム502に追加されるようになっている。
【0051】なお、このとき追加される画像は、特定され情報提供フレーム503内に表示されていた画像をそのまま表示してもよく、また必要に応じて他の画像に換えても構わない。情報提供フレーム503には、画像の他、文字情報509などを表示するようにしてもよい。
【0052】すなわち、表示画面501上で、この情報提供フレーム503は、画像等を表示して端末の操作者に興味を持たせるとともに、端末の操作者が画像を特定する操作をすることで上記ワンタッチ・フレーム502への登録に導くという特別の管理領域として作用している。
【0053】なお、表示・操作端末の操作者による特定操作並びに第2管理領域への登録について、マウスなどのポインティングデバイスが操作手段に備わっているときには、ポインタを登録したい画像を指定し、これをワンタッチ・フレーム502上に移動させて落とすという、所謂ドラッグ・アンド・ドロップというユーザ・インターフェース技法を使っても構わない。
【0054】コンテンツ表示面504は、たとえば、デジタル放送における映画など、コンテンツを表示するフレームであり、端末の操作者が得たい情報を表示するために利用する領域である。なお、このコンテンツは動画などに限らず、静止画、文字放送の情報など、人間の視覚を刺激して伝達する一切の情報を含むものである。
【0055】(2.3.共通するサーバーとクライアントの関係)次に本発明においてインフラストラクチャーとして共通するサーバーとクライアントの関係について図1を用いて説明する。
【0056】サーバー101は、情報表示装置として機能するクライアント103の画像情報取得要求にこたえてこれを提供する対応する画像情報を提供する装置である。
【0057】クライアント103は、前記サーバー101にネットワークを介して接続される情報を表示装置であって、その内部に、それぞれ別の機能を有する第1管理領域104と、第2管理領域105の動作をさせることができるようになっている。
【0058】第1管理領域104は、サーバー101から取得した画像を表示するようになっており、前述のグラフィックイメージでいえば、情報提供ウインドウ202、302、並びに情報提供フレーム503に該当する。
【0059】第2管理領域105は、第1管理領域において、特定の画像が指定されたときに、その内容を登録するとともに、この内容を表示し、端末の操作者が図示しない操作手段によって、ここに表示される画像を特定したときには、この操作に基づいて少なくともひとつの特定動作情報を表示し、その情報に基づく何らかの処理を起動させ、また複数ある場合にはこれらを選択しその情報に基づく何らかの処理を起動させる制御をするようになっている。前述のグラフィックイメージでいえば、ワンタッチ・ウインドウ204、405並びにワンタッチ・フレーム502に該当する。
【0060】サーバー102は、クライアント103にネットワークを介して接続され、第2管理領域105の制御のもと、要求された情報を提供するようになっている。
【0061】なお、ここでサーバー101と、サーバー102はそれぞれ別のものとして記載しているが、供給する情報の性質またはサーバーの構築仕様によっては、同一のものとすることもできることは言うまでもない。
【0062】(2.4.第1管理領域と第2管理領域間の特定動作情報の通信)後述するように、第1管理領域と第2管理領域との間では特定動作情報等の通信を行うことになる。一般にプロセス間・スレッド間の通信について、その実現手法はさまざまなものを選択することができる。たとえば、2つの領域を制御する制御部が共通のメモリー空間を利用して通信をすることができる。また、新たな別のプロセスを作成し、このプロセスとの間で通信をすることによって、第1管理領域と第2管理領域との間のデータ通信を行うことも可能である。
【0063】特に、OSとしてマイクロソフト社のwindowsを使っている場合であって、第1管理領域の制御にインターネットエクスプローラーを利用した場合には、COM(コンポーネント・オブジェクト・モデル)を利用すると簡単である。COMを使ってする通信については、特願2000−083291に詳細が記載されている。
【0064】(3.第1の実施の形態について)次に、第1の実施の形態について説明する。第1の実施の形態では、その画像情報として「情報画像」を用いる。
【0065】(3−1.情報画像について)まず、情報画像について、図9乃至図10を用いて説明する。情報画像は前述のとおり、前記画像情報として画像表示部より視覚可能に表示される画像の情報と、前記特定画像情報リストに記録されるリスト情報と、前記動作決定部が行う動作を特定する特定動作情報とを含んでいるものである。さらにその画像を特定するための識別子を含めても構わない。
【0066】図9は、特定動作情報を埋め込んだ画像情報のフォーマット例を示した図である。
【0067】ここで、画像情報はGIFフォーマットの画像を例にとっている。なお、フォーマットについてはGIF形式をとらずとも、JPG形式やPCX形式などを採っても構わない。
【0068】開始部901は、本情報がGIF形式の画像情報であることを識別するために設けられたフィールドであり、‘GIF’なる文字列並びにそのバージョンが割り当てられたものである。
【0069】配色表式画像データ903は、画素は、左から右、上から下の順序で配列された画像データである。ここで、GIFの場合、可変長符号のLZWアルゴリズムを使って符号化されている。
【0070】注釈拡張部905は、GIFデータ・ストリーム中のグラフィック情報とはならない文章情報を含んでいる。これは、グラフィックや製作関係者名や内容説明に関する注釈、あるいは、その他、制御やグラフィックのデータでない類のもの全てを含めることができるようになっている。
【0071】終了部906は、このデータ・ストリームが終了したことを示し、他のパラメータ情報などがこの後に続かないことを意味するようになっている。
【0072】開始部901と配色表式画像データ903の間902と、配色表式画像データ903と注釈拡張部905の間904には、これら以外の情報を含んでいる。例として、画面幅、画面高さ、色解像度など、これから描画する画像に必要な表示装置の領域を定義するパラメータを含んだ情報が割り当てられている。
【0073】特定動作情報907とリスト情報908は、上記注釈拡張部905にそのまま、若しくは暗号化などの処理を施した後に配置され、ひとつの画像情報としてまとまることになる。
【0074】これにより、結果として、データ・ストリームとしての画像情報は、その内部に特定動作情報や識別子を含むことができるようになる。
【0075】これらの説明はすべてGIFフォーマットで行ったが、他のフォーマット形式の画像形式であっても、このように画像情報と分離された領域に記録されれば構わない。
【0076】次に、リスト情報について図13を用いて説明する。
【0077】図13は、情報画像に含まれているリスト情報についてその全部を抜き出して図示したものである。ここで複数のファイル名1301、1032と、終端子1303が記入されている。
【0078】ファイル名は、少なくとも集められるべき複数のデータが含められている情報画像のファイル名であって、GUID(Globally Unique Identifier)などによって表現されている。
【0079】次に別の画像情報への埋め込み形式について図10を用いて説明する。
【0080】図10は特定動作情報を埋め込んだ画像情報の別のフォーマット例を示した図である。
【0081】ここでも、画像情報はGIFフォーマットの画像を例にとっている。この例においても、フォーマットについてはGIF形式をとらずとも、JPG形式やPCX形式などを採っても構わない。
【0082】開始部1001は、上記と同じく、本情報がGIF形式の画像情報であることを識別するために設けられたフィールドであり、‘GIF’なる文字列並びにそのバージョンが割り当てられたものである。
【0083】配色表式画像データ1003は、画素は、左から右、上から下の順序で配列された画像データを配置するところであるが、ここでは画像情報1007と特定動作情報1008をウォーターマークの形式で混在させることにより、視覚上特定動作情報がそのまま視認できないようにするとともに、画像情報はそのまま視認できるようなものとなるように混合1009されるようになっている。ここで、このようにして混合1009された情報は、可変長符号のLZWアルゴリズムを使って符号化される。
【0084】注釈拡張部1005は、GIFデータ・ストリーム中のグラフィック情報とはならない文章情報を含んでいる。本例では特に必要としないフィールドであるが、必要となれば、自由な定義で情報提供者が利用することが可能である。
【0085】終了部1006は、このデータ・ストリームが終了したことを示し、他のパラメータ情報などがこの後に続かないことを意味するようになっている。
【0086】この画像例においてもすべてGIFフォーマットで行ったが、他のフォーマット形式の画像形式であっても、このように画像情報と分離された領域に記録されれば構わない。
【0087】これら情報画像の合成は、ネットワーク上で情報を提供するサーバー上で行っても、別の処理用コンピュータで行っても構わない。
【0088】唯一、表示・操作装置からひとつの読み込み要求があったときに対応して情報の送出をするサーバーが、その画像情報とともに、該表示・操作装置に次の読み込みを誘導する誘導情報を含ませた情報を提供するとともに、所定の数の読み込みを該表示・操作装置が行ったときに、予め定められた特定の動作を行わせる指示情報をあわせて提供するようにしておけばよい。
【0089】(3−2.第1の実施の形態における動作の概要)まず、本発明に係る第1の実施の形態における動作の概要について図6乃至図8並びに図11を用いて説明する。なお、構成上の各部の動作からみた詳細の動作については、(3−4.第1の実施の形態における動作の概要)で述べる。
【0090】この図11は、縦方向に時系列、横方向に機能を記載しており、いずれの機能がいずれの機能に対し通信を行い情報を伝達するかを横方向の矢印で表現したフロー図である。図6乃至図8は、第2の管理領域のイメージ図である。
【0091】ここで、第1の管理領域として、たとえばインターネットエクスプローラーなどのブラウザソフトを想定すると理解が容易である。すなわち、HTMLファイルを読み込んで、この中で、画像の表示を支持するタグがあったときには、その画像情報をサーバーに対して要求し、その情報を取得したときには、HTMLファイルの中で指定された位置で表示するようになっている。本説明では、このHTMLファイルが、その中に表示させたい画像情報のファイル名を指定して、間接的にこれを伝送することになることから、コンテナと表示することとする。
【0092】第2の管理領域は、本発明における主要な機能であって、操作者とのインターフェースとして表示上、ワンタッチ・ウインドウ204、ワンタッチ・ウインドウ405、ワンタッチ・フレーム502として視認することができるものである。ここでは、第1管理領域にすでに画像が表示されており、その画像は情報画像であることを前提としてする。
【0093】操作者は、第1管理領域の上に表示されているその情報画像を、第2管理領域にトラック&ドロップなどをしてその画像を第2管理領域に移動させる。このインターフェースを通すことによって、第2管理領域内に当該情報画像を第1管理領域内で情報画像を特定するとともに、その画像を第2管理領域の中に登録することができる(ステップ1101)。この操作の結果、第2管理領域の表示の様子を、図6に示す。
【0094】この登録操作があったときに、第2管理領域は図示しない課金サーバーに対して、画像の登録があったことを通知し、課金の対象とすることができる。たとえば、画像としてミュージックアーティストの顔写真を用いた場合、そのファンに対する写真販売に供することができる。
【0095】次に操作者は、この第2管理領域の上に表示されている画像601の上でたとえば右クリックなどをして、特定動作情報の選定作業を行う。
【0096】特定動作は情報の選定においては、図6に示す通り、ポップアップメニュー602を表示し、その中で、選択しうる動作603、604、・・・のリストを表示する。そして、この中から次に行う動作を指定することになる(ステップ1102)。
【0097】たとえば、ここで次に行う動作として次の画像の場所の表示604を指定したとすると、第2管理領域から次の場所の表示にあたるサーバーに対してコンテナの送信を要求する(ステップ1103)。
【0098】コンテナの送信を要求されたサーバー2(ステップ1114)は、該当するコンテナを要求した端末に対して送信することになる(ステップ1104)。このコンテナは、第1の管理領域に通知され、ここでコンテナの内容を解釈し、コンテナに含まれる情報画像の呼び出しタグを検出、該当する情報画像の要求を行う(ステップ1105)。
【0099】要求された情報画像は、その要求に従って第1管理領域に伝送される(ステップ1106)。これらの動作により、第1管理領域に要求された画像が表示されることになる。
【0100】次に操作者が、ステップ1106における提供された情報画像を特定し、第2管理領域への登録、すなわちこの情報画像のドラッグ&ドロップをして第2管理領域に画像の移動をしたときには、図7に示すように、第2管理領域に当該情報画像にかかわる画像が表示されるとともに、リスト情報と比較し、すべての情報が揃ったかどうかを判断する(ステップ1108)。
【0101】この結果、すべてそろったと判断されたときには、予め定められた特定動作を行うことになる。この特定動作は、最後にドラッグ・アンド・ドロップなどにより特定・登録された情報画像に記録されているものを用いても、最初に登録されたものを用いても構わないが、望ましくは、最後にドラッグ・アンド・ドロップされた情報画像に記録されているものを用いることにより、最新の特定動作を行わせた方が、商用的に有利であると考える。
【0102】また、リスト情報についても、最後に特定・登録された情報画像に記録されているものを用いても、最初に登録されたものを用いても構わないが、望ましくは最後に特定・登録された情報画像に記録されているものを用いることにより、最新の特定動作を行わせた方が商用的に有利であると考えられる。すなわち、最後の特定・登録は、リスト情報が画像情報について登録操作があったときに更新するようにすればよい。
【0103】そして、この特定動作として、新たな情報画像を要求するものであるときには、該当するサーバー1113に接続し、該当する情報画像要求する(ステップ1109)。
【0104】そして、この要求に応じてサーバー1113は情報画像を提供する(ステップ1110)。そして、提供された画像を図8に示すように、第2管理領域に表示すれば、操作者は、最後の操作(ステップ1107)によって、まったく予期しない画像をが得られることになるので、楽しみと驚きをもって、操作を行うことが可能になる。
【0105】これは、商用的には、前述のようなミュージック・アーティストの写真をダウンロードさせるとともに、所定の枚数が集まったところで、新たな情報を提供するなどに利用することができる。より具体的には、たとえば5人で構成された絵ミュージック・グループがあったとして、これらのそれぞれの構成員の画像を順にダウンロードさせ、すべての構成員の写真が集まったところで、集合写真を表示させるなどに応用させることができる。
【0106】また、特定の動作として、新たな独立な情報画像を求めるのではなく、すでに登録されている情報画像を更新するようにしても構わない。
【0107】さらに、特定の動作として、画像の更新・取得ではなく、特定の公開されていないURLのコンテンツを表示させるものとしても構わない。たとえば、そのコンテンツとしてお得意さんのみにしか公開しないページなどを割り当てることができる。
【0108】(3−3.第1の発明の実施の形態に係る構成例)この実施の形態における一構成例について図12を用いて説明する。
【0109】画像表示部1201は、たとえばインターネットエクスプローラーなどのブラウザであって、第1管理領域として機能する。すなわち、画像表示部1201はサーバー1212からデータを取得し、文字・画像を表示できるようになっている。また、表示されている画像の中のひとつを選択し、所定の操作行ったときに、通信COMに対し、特定動作情報と、画像情報を転送できるようになっている。
【0110】記録情報取得部1204は、画像表示部1201において操作者が操作手段から画像の特定があった旨の検出があったときにOSインターフェース1209を介してイベント通知があるので、そのときに通信COM1202を介し、その画像にかかる画像情報と特定動作情報を取得するようになっている。
【0111】画像情報記録部1205は、記録情報取得部1204に接続され、記録情報取得部1204が取得した画像情報をそのまま、若しくは所定のコード変換をした状態で記憶するようになっている。そして、その記録された画像情報が第2管理領域であるワンタッチ・フレーム502、ワンタッチ・ウインドウ204(以下、まとめて「ワンタッチ・フレーム」で代表させて説明する)で表示されるように画像表示構成部1208にその画像情報を提供するようになっている。
【0112】画像表示構成部1208は、画像情報記録部1205に接続され、画像情報記録部に記録されている画像をワンタッチ・フレームに表示するように制御する。
【0113】画像特定部1210は、操作者が操作手段を通じてワンタッチ・フレームに表示されている画像を特定した場合、その特定された画像に対応する特定動作情報に基づいて動作を開始できるように、後述する特定動作情報記録部1207に問い合わせ、その特定動作情報を取得し、これに基づいて動作を開始するようになっている。
【0114】なお、特定動作情報が複数の情報からなっている場合には、操作者にいずれかの特定動作情報を選択させるための表示を行うべく、その選択候補を表示するように制御すればよい。このなかから操作者に選択をさせ、その選択された特定動作情報に基づいて動作を開始することができるようになる。もちろん、特定動作情報が単数の情報でできている場合にも、その内容を確認させたうえで、その特定動作情報に基づいて動作を開始することができるようにしても構わない。
【0115】特定動作情報取得部1206は、記録情報取得部1204に接続され、記録情報取得部がOSインターフェース1209から画像に関する処理を行うように通知があったときに取得した画像情報を取得して、その画像情報に内包されている特定動作情報を抽出するようになっている。
【0116】特定動作情報記録部1207は、特定動作情報取得部1206並びに動作決定部1211に接続され、特定動作情報取得部1206で抽出した特定動作情報を当該画像との対応関係情報とともに記録するようになっている。そして、前記画像特定部1210から画像の特定があった旨の通知を受けたとき、該当する画像に対応する特定動作情報を、動作決定部1211に通知するようになっている。
【0117】動作決定部1211は、画像特定部からの指示をうけ、特定された画像に係る特定動作情報のうちいずれが選択されたかを決定し、その内容を処理するようになっている。このとき、たとえば特定のサーバー1212に接続するようにする場合にはネットワークを通じて該当する情報にアクセスする。
【0118】リスト情報取得部1213は、記録情報取得部1204から情報画像を参照し、これに内包されているリスト情報を抽出することができるようになっている。
【0119】リスト情報記録部1214は、リスト情報取得部1213で得られたリスト情報を取得し、その内容を記録できるようになっている。そして、画像情報記録部1205に記録されている少なくともひとつの画像が、当該リストに記録されている特定された複数の画像と完全一致したとき、もしくは、予め決められた数以上のものが一致したときに、その結果として特定の動作を引き起こすべく、動作決定部1211に通知するようになっている。
【0120】なお、特許請求の範囲中、特定画像情報リスト登録部としている部分は、このリスト情報取得部1213とリスト情報記録部1214の機能を総して呼称したものである。
【0121】(3−4.第1の実施の形態における動作)次に、本実施の形態について、前記した(3−2.第1の実施の形態における動作の概要)で説明したようなシナリオで動作する場合の、詳細について説明する。
【0122】ここでは、既に、画像情報記録部1205には一枚の画像601が記録されているところから説明を始める。
【0123】操作者が、第1管理領域(画像表示部1201の出力として表示される部分)における情報画像を特定し登録の操作(ステップ1101)をすると、通信COM1202を介して、第2管理領域の制御である記録情報取得部1204に情報画像が渡される。
【0124】そして、記録情報取得部1204は、そこに含まれる画像情報を画像を情報記録部1205に渡すとともに、特定動作にかかわる情報を特定動作情報取得部1206に引き渡す。また、あわせてリスト情報取得部1213にも情報画像に含まれるリスト情報を引き渡す。
【0125】そして、画像情報を画像情報記録部1205に記録する。なお、ここでは、情報画像そのままを記録していってもよい。
【0126】また取得されたリスト情報は、リスト情報記録部1214に、特定動作情報は、特定動作情報記録部1207にそれぞれ記録されることになる。
【0127】画像情報記録部1205に記録された画像は、画像を表示構成部1208を通して、操作者の視覚に訴えるべく、その表示が行われる。すなわち、この操作が行われたことにより、その情報画像(もしくは画像情報)が第2管理領域に表示されることになる。
【0128】次に、操作者が第2管理領域1112において、特定動作情報を選択し特定する操作を行う(ステップ1102)と、OSインターフェース1209を介して、画像特定部1210を通して、画像の特定処理が行われ、動作決定部1211において、その動作が決定し、実行されることになる。
【0129】ここで、特定動作を指定するにあたり、第2管理領域内もしくはその近傍に、特定動作情報記録部1207に記録されている概要を、ポップアップメニュー602として表示する。そして、操作者は、このポップアップメニューの中からたとえばポインティングデバイスを使って、次の画像の場所を表示する旨604を指定した場合、動作決定が行われ1211、該当するサーバーにコンテナを要求することになる。(ステップ1103)サーバーは、その要求されたコンテナを送信し(ステップ1104)、これを第1管理領域である画像表示部1201に伝送する。画像表示部では、そのコンテナの内容を解析し、その中に情報画像もを要求たくが含まれている場合には、これに対する要求を実行する(ステップ1105)。この要求に対してサーバーは情報画像を提供することになる(ステップ1106)。
【0130】提供された情報画像は先に送出されたコンテナの内容に従って、第1管理領域内に表示される。
【0131】そしてさらに、新たに表示された情報画像をドラッグ&ドロップするなどして、操作者が情報画像の特定と登録の操作行ったときには、(ステップ1107)、その内容は、通信COM 1202を通じて、記録情報取得部1204によって取り出され、あわせて画像情報記録部1205に伝送されることになる。画像情報記録部1205は、記録があった旨の検出を行うと、これをリスト情報記録部1214に問い合わせ(ステップ1108)、すべてのリストの情報が画像情報記録部に含まれているかどうかを検出する。
【0132】そして、すべての情報がそろっているもしくは、所定の数以上の数が揃ったことを検出した場合には、特定の動作行うべく、動作決定部1211にこの旨を通知し、たとえば、新たな画像取得の要求を実行することになる。
【0133】そして、動作決定部1211はこれに対応し、画像情報の要求(ステップ1109)をサーバーに対して行い、その内容を取得する(ステップ1110)。この時、サーバーからの情報は、第1管理領域に記録せずとも、直接画像情報記録部1205に対して取得しても構わない。
【0134】(3−5.本実施の形態における設計変更事項)上記説明の中では、リストを情報としては情報画像のファイル名としているが、これはネットワーク上で識別できるファイル名でなくとも、情報画像の中に夫、更に識別子を包含させておいて、これを参照できるようにしていても構わない。このようにすることで、どのような画像を収集するかを隠ぺいすることができるので、多少コンピュータに強いユーザーがファイル名を解析しようとしても困難となる。
【0135】(4.第2の発明の実施の形態について)上記第1の発明の実施の形態においては、伝送される画像として情報画像を用いたが、情報画像でなくとも通常の画像情報を用い、特定動作情報としては、コンテナに含ませた所謂XMLアイランドの形式で表示・操作装置に認識させることも可能である。
【0136】この場合には、通信COM1202で画像表示部1201から記録情報取得部1204に伝達するべき情報は、情報画像でなく、単純なJPEG、GIFなどの画像情報と、コンテナに含まれているXMLアイランド内の特定動作情報とすればより。なお、XMLアイランドによって情報を伝送する手法については、特願2000−083291に詳しい。
【0137】この場合、表示・操作装置からひとつの読み込み要求があったときに対応して情報の送出をするサーバーは、その画像情報とともに、該表示・操作装置に次の読み込みを誘導する誘導情報を含ませた情報を提供するとともに、所定の数の読み込みを該表示・操作装置が行ったときに、予め定められた特定の動作を行わせる指示情報をあわせて提供するが、これらの情報はひとつの情報画像に含めるのではなく、コンテナ中のXMLアイランドに埋め込めばよい。
【0138】また、特定動作情報をテキストとして可読な状態にしたくない場合には、暗号化を施したものをXMLアイランドに含めればよい。また、サーバーからJavaアプレットやActiveX などのプログラムコードを使って特定動作情報を取得してこれを登録することも可能である。
【0139】なお、本実施の形態においても、リスト情報については、最初にロードしたコンテナに記録されているものを用いても、最後にロードしたコンテナに記録されたものを用いても構わないが、望ましくは、最後にロードしたものとすることが有利であると考える。すなわち、最後の特定・登録は、リスト情報は、画像情報について、登録操作があったときに更新するようにすればよい。
【0140】そのほか、リスト情報については、JavaアプレットやActivexなどのプログラムコードを使って取得してこれを登録することも可能である。
【0141】(5.第3の発明の実施の形態について)上記第1の発明の実施の形態並びに第2の発明の実施の形態については、いずれもそのリスト参照を画像を集める操作者が対面する表示・操作装置において行うものであったが、これに限らず、ActiveXやクライアント・サーバーモデルを採れば、大半の処理をサーバー側で行うことができる。このようにすることで、クライアント1401とサーバー1402を結ぶネットワークのトラフィックは重くなるが、各クライアントの画像の収集状況を容易に一括管理をすることができ、このため、画像販売のマーケティング情報収集等を行う際に有利である。
【0142】(5−1.第3の発明の実施の形態における構成について)次に第3の発明の実施の形態における構成について、図14を用いて説明する。図14は、クライアント側1401とサーバー側1402を理解しやすいように併せて示したものである。
【0143】画像表示部1401はたとえばインターネットエクスプローラーなどのブラウザであって、第1管理領域として機能する。すなわち、画像表示部1401はサーバー1408からデータを取得し、文字・画像を表示できるようになっている。また、操作者が、ドラッグ・アンド・ドロップなどのインターフェース技法に基づいて、表示されている画像の中のひとつを選択するとともに登録の操作行ったときに、画像情報を画像情報記録部1402に転送できるようになっている。
【0144】画像情報記録部1402は、画像表示部1401に接続され、操作者による登録操作があったときにその画像を記録するようになっている。
【0145】画像表示構成部1403は、画像情報記録部1402に接続され、画像情報記録部に記録されている画像情報を第2管理領域であるワンタッチ・フレームに表示するように制御する。
【0146】画像特定部1404は、操作者が操作手段を通じてワンタッチ・フレームに表示されている画像を特定した場合、その特定された画像に対応する特定動作情報に基づいて動作を開始できるように、サーバー側に特定があった旨の通知を行う。この際、クライアント側に図示しない特定動作情報の記録部を設け、その画像に対応する特定動作情報を記録し、当該特定動作情報を操作者の操作によって選択可能に表示することが望ましい。選択の操作については、前記第1の実施の形態に同じなので、ここでは説明を割愛する。
【0147】サーバー1402側にある特定動作情報記録部1405は、クライアントの第2管理領域に所定数の予め定められた画像が記録されたときにいかなる動作をするのか、その動作内容を記録する。この特定動作については、あらかじめ情報提供者が決定し、ここに登録をすることになる。
【0148】サーバー1402側にある動作決定部1406は、ネットワークを介して画像特定部1404からの指示をうけ、特定された画像に係る特定動作情報のうちいずれが選択されたかを決定し、その内容を処理するようになっている。このとき、たとえば特定のサーバー1408に接続するようにする場合にはネットワークを通じて該当する情報にアクセスし、その情報がクライアント上の画像表示部1401に表示されるようにする。
【0149】リスト情報記録部1407は、予め情報提供者が決めているリスト情報を記録できるようになっている。そして、画像情報記録部1405に記録されている少なくともひとつの画像が、当該リストに記録されている特定された複数の画像と完全一致したとき、もしくは、予め決められた数以上のものが一致したときに、その結果として特定の動作を引き起こすべく、動作決定部1406に通知するようになっている。
【0150】(5−2.第3の発明の実施の形態における動作について)次に、本発明の実施の形態における動作について説明する。
【0151】ここで、画像表示部1401として、インターネットエクスプローラやネットスケープなどの汎用ブラウザを想定して読むと理解が容易である。
【0152】画像表示部1401上に表示されている画像データーは操作者によるドラッグアンドドロップなどの操作により、画像情報記録部1402に記録される。この内容は画像表示構成部1403を介して操作者に視覚可能に表示される。
【0153】一方、画像情報記録部に画像の記録がされたときには、クライアントは、サーバーに対してその画像がリスト情報の中に含まれるものなのか否かを判定するために、少なくともその画像に係る識別子を送出する。ここで、識別子は、他の画像情報と弁別するに足りる情報であって、画像の中にウォーターマークの形式で記録されていても、ファイル名の形式で記録されていても構わない。
【0154】この識別子をサーバー1402側にあるリスト情報記録部1407が受け、記録されているリストと参照する。これがリスト中になければなんらの動作をする必要はないが、リスト中にあった場合には、画像情報記録部1402に記録されている他の画像情報とあわせて所定数以上の画像が揃ったかどうかを判定する。ここで、画像情報記録部1402に記録されている他の画像情報については、この新たに登録された画像情報の識別子を受信したときにこれらを要求してもよいし、サーバー中にデーターベースを設け、画像情報が画像情報記録部1402に登録されるごとに記録を残しておき、これと参照することで実現しても構わない。
【0155】所定数以上の画像が揃ったと判定された場合には、特定動作情報記録部1405に記録されている動作を行うように動作決定部1406を起動し、必要な動作をおこなわせるようにする。
【0156】ここで、特定動作としてさらに画像を集めるものとする場合には、該当するサーバーに情報の要求を行えばよい。
【0157】(6.その他)
(6−1.モジュール化について)以上、説明したような実施の形態で、情報画像を通じたより使いやすいブックマーク機能を実現することができるが、これらを実施する上で、インターネットエクスプローラーやネットスケープナビゲータなど、汎用のブラウザがユニットとしてインプリメントされていてこれを利用するなど、第1管理領域の機能をこれらブラウザプログラムで実現するときには、上記各実施の形態の構成のうち、画像表示部を除いた部分をまとまったひとつのプログラムとして実現することで表示・操作装置を具現化することができる。
【0158】(6−2.プログラムの配布)上記実施の形態において説明した構成をコンピュータの上で実現するときには、コンピュータを上記のとおり機能するようにプログラムの形式で配布することができる。この場合、そのプログラムの頒布をネットワークを経由しても、CD−ROMなどの情報記録媒体を用いて実現しても構わない。また、これは上記のとおりモジュール化がされている場合であっても、そのプログラムの頒布をネットワークを経由しても、CD−ROMなどの情報記録媒体を用いて実現しても構わない。
【0159】(6−3.通信について)上記各実施の形態において各部の通信については代表的な例としてCOM若しくはOLEを用いて説明したが、Windows 以外のOSを用いたり、またモニタープログラムを用いている場合には、これらに拘泥せず、他の通信手段を用いれば足りる。
【0160】(6−4.OSインターフェースについて)上記実施の形態におけるOSインターフェースは、操作者の第1管理領域若しくは第2管理領域に対する操作について、図示しない操作手段からの信号をうけ、なんらかの操作指示があった旨を検出し、これを適切な部位に通知するようになっている。また、Windows においては、COMサービスなどのタスク間通信をサポートするようになっている。
【0161】(6−5.商用的な利用について)本願において開示した発明を用いることにより、集めることを基礎として行うサービス、たとえば芸能人のブロマイドの頒布、懸賞商品の頒布など、さまざまなものにゲーム的要素を含ませることが可能となる。
【0162】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、端末の操作者からみると、画像を手がかりとして情報提供者が提供してきた各種の情報を効果的に整理することができる。また、既に得た画像から新たな画像を取得できるようにするとともに、所定数の画像が集まったときに新たな動作が起こることから、一種オリエンテーリングのような楽しみを操作者に与えることが可能となる。
【出願人】 【識別番号】000002185
【氏名又は名称】ソニー株式会社
【識別番号】591110001
【氏名又は名称】株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント
【出願日】 平成12年4月18日(2000.4.18)
【代理人】 【識別番号】100067736
【弁理士】
【氏名又は名称】小池 晃 (外2名)
【公開番号】 特開2001−306573(P2001−306573A)
【公開日】 平成13年11月2日(2001.11.2)
【出願番号】 特願2000−122420(P2000−122420)