| 【発明の名称】 |
情報機器 |
| 【発明者】 |
【氏名】竹内 寛
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| 【要約】 |
【課題】環境光の状態を検出して情報機器の入力装置や表示装置を使用者が快適に使用することができる状態にする情報機器を提供する。
【解決手段】ノート型パーソナルコンピュータ10の周囲の照度を計測する照度センサ26を備え、LCD表示輝度制御部24は照度センサ26から出力される照度情報に基づいてLCD表示部12の輝度を制御し、バックライト制御部22は照度センサ26から出力される照度情報に基づいてキーボード14の裏側に配置されたバックライト20の照度を制御する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 発光表示手段と、バックライトを備え、キー毎にキー毎の種類を示す情報を有する操作手段と、周囲の照度を計測して照度情報を出力する照度検出手段と、前記照度情報に応じて前記発光表示手段の輝度を制御する表示輝度制御手段と、前記照度情報に応じて前記バックライトの照度を制御するバックライト制御手段とを具備することを特徴とする情報機器。 【請求項2】 前記照度情報に応じて電源スイッチのオン・オフを制御する制限制御手段を具備することを特徴とする請求項1記載の情報機器。 【請求項3】 前記照度検出手段は、前回計測した照度情報を記憶する記憶手段を備え、計測した照度情報と前記記憶手段に記憶された照度情報との変化量が大である場合にのみ前記照度情報を出力することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の情報機器。 【請求項4】 前記操作手段は、少なくとも一部が半透明であることを特徴とする請求項1記載の情報機器。 【請求項5】 前記情報機器は、パーソナルコンピュータ、携帯電話、又は携帯情報機器であることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の情報機器。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、情報機器に係り、特に使用者の操作に応じた操作情報を入力するためのキーボードやテンキーと使用者に対して各種の情報を表示する表示装置とを備える情報機器に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、文字情報、音声情報、及び画像情報等の各種情報を扱うための情報機器は一般的に室内に備えられていた。近年、各種の情報機器に対して小型化及び軽量化を図る開発が進んでいる。小型化及び軽量化が進むことにより、使用者は情報機器を室内のみならず、携帯して屋外でも使用することができるようになった。特に、携帯電話機は屋外で使用されるのが一般的である。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、情報機器を室内で使用する場合には、通常情報機器は一定の照明下に設置されている。よって、例えばパーソナルコンピュータを例に挙げれば、使用者が操作するキーボードは常に一定の照明下で照明されているため、使用者は各キーのキートップの刻印を常時容易に視認することができる。また、パーソナルコンピュータの表示装置は、通常CRT(Cathod Ray Tube)や液晶表示素子(LCD)等の発光素子が用いられるが、これらの表示装置は一定の照明光の下で照明されているため、常時見やすい状態にある。 【0004】ところで、携帯可能なノート型パーソナルコンピュータ等の情報機器は、その使用環境が様々であり、例えば暗所ではキーボード等の入力装置のキー配列が識別できず使用しづらい面があり、また、LCD等の表示装置は暗所においては周囲に比べて明るすぎ、その表示内容が見づらいという問題があった。 【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、環境光の状態を検出して情報機器の入力装置や表示装置を使用者が快適に使用することができる状態にする情報機器を提供することを目的とする。また、環境光による制御を応用し、電源を制御することにより、情報通信機器の電源消し忘れ等を防ぐことができ、不要な電力を低減することができる情報機器を提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、本発明の情報機器は、発光表示手段と、バックライトを備え、キー毎にキー毎の種類を示す情報を有する操作手段と、周囲の照度を計測して照度情報を出力する照度検出手段と、前記照度情報に応じて前記発光表示手段の輝度を制御する表示輝度制御手段と、前記照度情報に応じて前記バックライトの照度を制御するバックライト制御手段とを具備することを特徴としている。また、本発明は、前記照度情報に応じて電源スイッチのオン・オフを制御する制限制御手段を具備することを特徴としている。また、本発明は、前記照度検出手段が、前回計測した照度情報を記憶する記憶手段を備え、計測した照度情報と前記記憶手段に記憶された照度情報との変化量が大である場合にのみ前記照度情報を出力することを特徴としている。また、本発明は、前記操作手段が、少なくとも一部が半透明であることを特徴としている。また、本発明は、前記情報機器が、パーソナルコンピュータ、携帯電話、又は携帯情報機器であることを特徴としている。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実施形態による情報機器について詳細に説明する。 〔第1実施形態〕本発明の第1実施形態は、本発明をノート型パーソナルコンピュータに適用している。図1は、本発明の第1実施形態による情報機器の上面図である。尚、図1に示したノート型パーソナルコンピュータ10は折り畳み式であり、折り畳み部分を開放すると、図1に示したように、LCD(Liquid Crystal Display)表示部12と半透明キーボード14とが現れる。また、半透明キーボード14の近傍には、面内をなぞることによりLCD表示部12に表示されるマウスカーソル(図示省略)を移動させるためのパッド部16と、クリックボタン18a,18bとが設けられる。 【0008】上記半透明キーボート14の下面には、バックライト20が設けられている、このバックライト20が半透明キーボード14を照明することにより、暗所においても半透明キーボード14のキートップに刻印された文字を視認することができる。また、22はノート型パーソナルコンピュータ10内部であって、バックライト20の近傍に設けられたバックライト制御部であり、24はノート型パーソナルコンピュータ10内部に設けられ、LCD表示部12の表示輝度を制御するためのLCD表示輝度制御部である、また、26はノート型パーソナルコンピュータ10周囲の照度を計測する照度センサである。この照度センサ26は、半透明キーボード14が設けられている面上であって、操作者が半透明キーボード14を操作する上で操作の妨げとならない位置に設けることが好ましい。照度センサ26を半透明キーボード14が設けられている面上に設ける理由は、透明キーボード14近傍の照度をより正確に計測することができるからである。 【0009】次に、図1に示したノート型パーソナルコンピュータ10の電気的構成について説明する。図2は、図1に示したノート型パーソナルコンピュータ10の電気的構成の概略を示すブロック図であり、図1に示した各部材に相当するブロックには同一の符号を付してある。図2に示したように、照度センサ26がバックライト制御部22及びLCD表示輝度制御部24と接続されている。また、バックライト制御部22はバックライト20と接続され、LCD表示輝度制御部24はLCD表示部12と接続されている。バックライト制御部22及びLCD表示輝度制御部24は、照度センサ26の検出結果に応じてバックライト20の輝度及びLCD表示部12の輝度をそれぞれ制御する。 【0010】また、照度センサ26は、以前計測した照度情報を記憶するメモリ28を有しており、検出される照度が変化した場合に、メモリ28に記憶している照度情報と、現在検出した照度情報とを比較して、これらの間の変化量が大である場合にのみバックライト制御部22及びLCD表示輝度制御部24に照度情報を送出する。変化量が大であるか否かは、例えば変化量が予め設定された閾値よりも大であるか否かを判断することにより行う。照度センサ26がかかる制御を行うことにより、常時バックライト制御部22及びLCD表示輝度制御部24において照度センサ26から出力される照度情報を検知する必要が無く、通常は動作状態をスタンバイ状態にさせることができるため、新たな機能追加による消費電流の増加を抑えている。 【0011】次に、本発明の一実施形態による情報機器の動作について説明する。図2において、ノート型パーソナルコンピュータ10周辺の照度が変化すると、照度センサ26から照度情報がバックライト制御部22に出力される。バックライト制御部22は、この照度情報をもとにバックライト20を自動的にオン状態又はオフ状態に設定する。 【0012】この時、バックライト制御部22は不要なバックライト12のオン・オフ切り換えが発生しないよう一定時間、一定以内の照度変化に対してマスク制御を行う。また、照度センサ26からの照度情報はLCD表示輝度制御部24にも出力される。LCD表示輝度制御部24は、この照度情報をもとにLCD表示部12の輝度を自動的に調整する。この時、LCD表示輝度制御部24は、不要な輝度設定を行わないよう、一定時間、一定以内の照度変化に対しては、マスク制御を行う。 【0013】このようにして、バックライト制御部22及びLCD表示輝度制御部24が照度センサ26から出力される輝度情報に応じて、バックライト20の輝度及びLCD表示部12の輝度を制御するため、暗所でもキーボード14の配列を認識することができる。また、暗所においてLCD表示部12の輝度が高すぎることを自動で防ぐことができ、また、明るい所ではLCD表示部12の輝度を上げることができるため、使用者はLCD表示部12における表示を容易に視認することができる。尚、本実施形態は、デスクトップ型パーソナルコンピュータや携帯情報端末等の情報機器全般に応用可能である。 【0014】〔第2実施形態〕次に、本発明の第2実施形態による情報機器について説明する。本発明の第2実施形態は、第2実施形態と同様に、本発明をノート型パーソナルコンピュータに適用している。図3は、本発明の第2実施形態による情報機器の上面図であり、図1に示した第1実施形態による情報機器が備える部材と同一の部材には同一の符号を付し、その説明を省略する。 【0015】尚、図3に示したノート型パーソナルコンピュータ30は、第1実施形態と同様に折り畳み式であり、折り畳み部分を開放すると、図3に示したように、LCD(Liquid Crystal Display)表示部12とキーボード32とが現れる。尚、キーボード32は第一実施形態と同様に透明キーボードとしても良い。また、図3において、34は電源制御部であり、ノート型パーソナルコンピュータ30の電源のオン・オフを制御する。 【0016】図4は、図3に示したノート型パーソナルコンピュータ30の電気的構成の概略を示すブロック図であり、図3に示した各部材に相当するブロックには同一の符号を付してある。図4に示したように、照度センサ26が電源制御部34に接続され、電源制御部34は電源スイッチ36に接続されている。つまり、電源制御部34は、照度センサ26から出力される照度情報に応じて電源スイッチ36のオン・オフ動作を制御する。 【0017】上記構成における本発明の第2実施形態による情報機器の動作を説明すると、ノート型パーソナルコンピュータ30周辺の照度が変化すると、照度センサ26から出力される照度情報は電源制御部34へ入力される。電源制御部34は入力される照度情報に応じて電源スイッチ36のオン・オフ動作を制御する。よって、本実施形態は照度センサ26による照度情報に連動してノート型パーソナルコンピュータ30の電源を制御しており、これにより電源の消し忘れ等を防ぐことができ、不要な電力を低減することができる。 【0018】また、図4に示したように、照度センサ26はメモリ28を有しているため、検出される照度が変化した場合に、メモリ28に記憶している照度情報と、現在検出した照度情報とを比較して、これらの間の変化量が大である場合にのみ電源制御部34に照度情報を送出するようにしてもよい。照度センサ26がかかる制御を行うことにより、常時電源制御部34が照度センサ26から出力される照度情報を検知する必要が無く、通常は動作状態をスタンバイ状態にさせることができるため、新たな機能追加による消費電流の増加を抑えることができる。尚、本実施形態は、デスクトップ型パーソナルコンピュータや携帯情報端末等の情報機器全般に応用可能である。また、第2実施形態は、電源のオン・オフを照度情報に応じて制御する場合のみを説明したが、第1実施形態と組み合わせても良い。 【0019】〔第3実施形態〕次に、本発明の第3実施形態による情報機器について説明する。本発明の第3実施形態は、本発明を携帯電話及び携帯情報端末に適用している。図5は、本発明の第3実施形態による情報機器の外観を示す図であり、(a)は携帯電話であり、(b)は携帯情報端末である。尚、図1〜図4に示した各部材と同一の部材には同一の符号を付し、その説明を省略する。 【0020】まず、図5(a)を参照すると、携帯電話の半透明表示部40の背後にバックライト42が設けられ、プッシュキー44の背後にバックライト46が設けられている。プッシュキー44はその一部が半透明である。例えば数字が刻印されている場合には、数字の部分が半透明に設定される。また、48は照度センサ26から出力される照度情報に基づいてバックライト42,46の照度を調整するバックライト制御部である。図5(a)に示した各部材を携帯情報端末に適用すると図5(b)に示す構成となる。つまり、携帯情報端末の半透明表示部50の背後にバックライト42を配置し、操作部52の背後にバックライト42を更に配置する。この操作部52は少なくとも一部が半透明に形成される。そして、これらのバックライト42,46の照度を制御するバックライト制御部48を携帯情報端末内に配置する【0021】次に、図5(a),(b)に示した構成の情報機器の電気的構成について説明する。図6は、図5に示した情報機器の電気的構成の概略を示すブロック図であり、図5に示した各部材に相当するブロックには同一の符号を付してある。図6に示したように、照度センサ26がバックライト制御部48に接続され、バックライト制御部48はバックライト42,46に接続されている。つまり、バックライト制御部48は、照度センサ26から出力される照度情報に応じてバックライト42,46の照度を制御する。 【0022】図5及び図6において、携帯電話や携帯情報端末等の携帯機器に照度センサ26を内蔵し、周辺の照度が変化すると照度センサ26から出力される照度情報をもとに半透明表示部40,50やプッシュキー44及び操作部52に設けられたバックライト42,46の照度を制御している。また、照度を調整するのみならず、バックライト42,46をオン状態又はオフ状態に制御することもできる。本実施形態によれば、照度センサ26から出力される照度情報に連動して携帯機器等の半透過型表示部40やプッシュキー44のバックライト42,46を制御しているため、暗所での使用に際して自動でバックライトが点灯することにより快適に使用することができ、また明るい所ではバックライトを点灯しないようにできるため、携帯機器で極めて重要となるバッテリ消費電力を低減することができる。 【0023】以上説明した実施形態によれば、ノートパソコン周辺の照度が変化した際に、ノートパソコンに内蔵している照度センサーにて照度を検知して、その照度に合わせてキーボードとLCD表示部を快適に使うことができる。また、キーボードを半透明色化し、キーボード下に照度におうじて照度が自動制御されるバックライトを設けることにより、暗所でもキーボード配列を認識することができ、また、暗所でのLCD表示部の輝度が明るすぎることを自動で防ぐことができる。更に、明るい所ではLCD表示部の輝度を上げることができ、LCD表示部を快適に使用することができる。また、本発明は、ノート型パーソナルコンピュータだけでなくデスクトップ型パーソナルコンピュータや携帯情報端末等、キーボード等の入力装置とLCD等の表示装置を使用している機器であれば、応用可能である。また、本発明は上記実施形態に制限されず、本発明の範囲内で自由に変更が可能である。 【0024】 【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれば、環境光の状態を検出して情報機器の入力装置や表示装置を使用者が快適に使用することができる状態にすることが可能であるという効果がある。また、環境光による制御を応用し、電源を制御することにより、情報通信機器の電源消し忘れ等を防ぐことができ、不要な電力を低減することができるという効果がある。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000197366 【氏名又は名称】静岡日本電気株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年3月17日(2000.3.17) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100108578 【弁理士】 【氏名又は名称】高橋 詔男 (外3名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−265463(P2001−265463A) |
| 【公開日】 |
平成13年9月28日(2001.9.28) |
| 【出願番号】 |
特願2000−76901(P2000−76901) |
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