| 【発明の名称】 |
データファイル構造解析方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】北村 和樹
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| 【要約】 |
【課題】製造現場で用いられる作業手順書の作成では、基板図や部品図の記載を開発部門で作成済みのCADデータを使用する。しかし、開発部門で使用しているCADシステムは、統一されていなく出力されるCADデータが異なる。そこで、統一したCADデータを出力するアプリケーションを各CADシステムに設けたが、システムの新規機能追加毎の版数アップで、データファイルのデータ構造が変更される。このため、新規機能を使用したCADデータを使うには、データファイルをダンプし、データ構造の変更部分を解析し、アプリケーションの改版をしていたが、非常に時間が掛かるという問題点があった。
【解決手段】データファイル構造解析方法において、プログラムの新規機能追加で変更されるデータファイルの構造を、新規機能を使用した場合と使用しない場合のデータファイルをドロア、フォルダ、ファイルに分解し、比較することにより把握する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ドロア、フォルダ、ファイルの構成からなるデータファイルを出力するプログラムの改版時において、新規機能を使用しない場合の第1のデータファイルを出力し、新規機能の内、1つを使用した場合の第2のデータファイルを出力し、第1および第2のデータファイルをドロア、フォルダ、ファイルと個々のファイルに分解し、分解したそれぞれのファイルを比較し、その差分を出力することにより、新規機能によるデータファイルの構造変化を把握するデータファイル構造解析方法。 【請求項2】 請求項1記載のデータファイル構造解析方法において、データファイルの構造変化を把握できた部分に、所定の値を格納し、分解した個々のファイルを再度、1つのデータファイルに結合し、データファイルを扱うプログラムで結合したデータファイルを実行し、所定の値に対応する結果が得られることを確認するデータファイル構造解析方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、ドロア、フォルダ、ファイルの構成からなるデータファイルのデータファイル構造解析方法に関するものであり、特に、プログラムの新規機能追加で変更されるデータファイルの構造を、新規機能を使用した場合と使用しない場合のデータファイルをドロア、フォルダ、ファイルに分解し、比較することでデータファイルの構造を解析する。 【0002】 【従来の技術】製品の製造現場で用いられる作業手順書の作成においては、プリント基板図や部品図などの記載は、ワープロや手書きにより作成されていた。この作業手順書を効率良く作成するため、プリント基板図や部品図などの記載を、製品の開発部門で作成済みのCADデータを使用するようにする。しかしながら、開発部門で使用されているCADシステムは、それぞれ使い易さを優先し、統一されたシステムが使用されていない。このため、各CADシステムに統一したCADのデータファイルを出力するアプリケーションを作成するようにした。 【0003】図9に、作業手順書の作成方法の説明図を示す。図中、91、92は開発部門で使用されるCADシステムA、CADシステムBであり、93はCADシステムA91、CADシステムB92に設けられ、統一したデータファイル94を出力するアプリケーション、95は開発部門で作成されたデータファイル94を使用して、作業手順書96を作成するCADシステムCである。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、CADシステムは新規機能追加や改善などがある毎に版数アップされ、それと伴にCADシステムから出力されるデータファイルは新規機能分、データ構造が変更される。このデータ構造の変更はリファレンスマニュアルに記載されるが、すぐに発行されないため、アプリケーションの改版ができず、新規機能を使用したCADデータの使用ができないという問題点があった。 【0005】また、新規機能を使用したCADデータを使用する場合には、データファイルをダンプして、データ構造が変更になった部分を解析し、解析結果をもとにアプリケーションを改版していた。しかし、このデータ構造の変更の解析に、非常に時間が掛かるという問題点があった。 【0006】 【課題を解決するための手段】この発明は上記のような問題点を考慮してなされたもので、ドロア、フォルダ、ファイルの構成からなるデータファイルのデータファイル構造解析方法において、プログラムの新規機能追加で変更されるデータファイルの構造を、新規機能を使用した場合と使用しない場合のデータファイルをドロア、フォルダ、ファイルに分解し、比較することにより、容易に把握することが可能となる。 【0007】 【発明の実施の形態】ドロア、フォルダ、ファイルの構成からなるデータファイルを出力するプログラムの改版時において、新規機能を使用しない場合の第1のデータファイルを出力し、新規機能の内、1つを使用した場合の第2のデータファイルを出力し、第1および第2のデータファイルをドロア、フォルダ、ファイルと個々のファイルに分解し、分解したそれぞれのファイルを比較し、その差分を出力する。これにより、新規機能によるデータファイルの構造変化を容易に把握することが可能となる。 【0008】また、データファイルの構造変化を把握できた部分に、所定の値を格納し、分解した個々のファイルを再度、1つのデータファイルに結合し、データファイルを扱うプログラムで、結合したデータファイルを実行し、所定の値に対応する結果が得られることを確認する。これにより、新規機能によるデータファイルの構造変化を確実に把握することが可能となる。 【0009】 【実施例】図1に、本発明の構成ブロック図を示す。図中、1はコンピュータ、2はドロア、フォルダ、ファイルの構成からなるデータファイルをドロア、フォルダ、ファイルと個々のファイルに分解するファイル分解部、3はファイル分解部2で分解されたファイルを1つのデータファイルに結合するファイル結合部、4は分解された2つのデータファイルをファイル毎に比較するファイル比較部である。 【0010】図2から図5を参照して、本発明のデータファイル構造解析方法について、説明する。図2はデータファイル構造解析手順の一実施例のフローチャート(1)、図3はデータファイル構造解析手順の説明図(1)、図4はデータファイルの分解図、図5はデータファイル比較結果の表示画面例図である。 【0011】図2のフローにしたがって、動作を説明する。なお、この例では、ドロア、フォルダ、ファイルの構成からなるデータファイルを出力するプログラムをCADシステムとし、CADシステムに図の画層を設定する新規機能が追加されたものとする。 【0012】ステップS201:新規機能を使用しない図面を作成し、その図面のデータファイルAを出力する。この例では、図3の図面A31が作成され、そのCADデータであるデータファイルA32が出力される。 【0013】ステップS202:出力されたデータファイルAをドロア、フォルダ、ファイルと個々のファイルに分解し、一時記憶部に格納する。 【0014】例えば、図4のデータファイルA32を分解した場合は、図4の41で示されるように、一時記憶部であるディスク上のディレクトリXの配下に、データファイルA(ドロア)のディレクトリが作成され、その配下に分解されたフォルダ1、2、…、nのディレクトリが作成され、更にその配下にフォルダ内のファイルが配置される。 【0015】ステップS203:新規機能の内、1つを使用した図面を作成し、その図面のデータファイルAを出力する。この例では、図3の図面A31における円の画層を1画層目に設定した図3の図面B33が作成され、そのCADデータであるデータファイルB34が出力される。なお、1画層の円は1点鎖線で示されるものとしている。 【0016】ステップS204:出力されたデータファイルBをドロア、フォルダ、ファイルと個々のファイルに分解し、一時記憶部に格納する。 【0017】ステップS205:分解したデータファイルAとデータファイルBのドロア内のフォルダリストを比較し、差分を一時記憶部に格納する。 【0018】ステップS206:分解したデータファイルAとデータファイルBのフォルダ内のファイルリストを比較し、差分を一時記憶部に格納する。 【0019】ステップS207:分解したデータファイルAとデータファイルBの各フォルダ内にある同一ファイル名のファイルの内容を比較し、差分を一時記憶部に格納する。 【0020】ステップS208:分解したデータファイルAとデータファイルBの比較結果を格納した一時記憶部のデータを表示部に表示する。そして、処理を終了する。なお、円の画層変更におけるデータファイル比較結果の表示画面を図5の51に示す。また、フォルダ内のファイルリストが異なった場合のデータファイル比較結果の表示画面を図5の52に示す。 【0021】このように、新規機能を使用した場合と使用しない場合のデータファイルをドロア、フォルダ、ファイルに分解し、比較することにより、データファイルの構造の変化を容易に把握することができる。 【0022】更に、このデータファイルの構造の変化を確実に把握するための方法を、図6から図8を参照して説明する。図6はデータファイル構造解析手順の一実施例のフローチャート(2)、図7はデータファイルの結合図、図8はデータファイル構造解析手順の説明図(2)である。 【0023】以下、図6のフローにしたがって動作を説明する。 【0024】ステップS601:新規機能を使用した場合と使用しない場合のデータファイルをドロア、フォルダ、ファイルに分解し、比較する。なお、この処理の詳細は、図2のステップS201からステップS208と同じである。 【0025】ステップS602:データファイルBの分解したファイルで構造変化の把握できた部分に所定の値を設定する。この例では円の画層を2画層目に変更したファイル1を図8の82に示す。 【0026】ステップS603:分解したデータファイルBのファイルを再び1つのデータファイルに結合する。図7のように、データファイルBを分解したファイル71を結合し、データファイルC72を作成する。 【0027】ステップS604:結合したデータファイルをCADシステムで実行し、所定の値に対応する結果が得られるかを確認する。この例では、図8の図面C81で示される円が2画層の線種である2点鎖線になっているかを確認する。そして、処理を終了する。 【0028】 【発明の効果】この発明は、上記に説明したような形態で実施され、以下の効果がある。 【0029】ドロア、フォルダ、ファイルの構成からなるデータファイルを出力するプログラムの改版時におけるデータファイルの構造解析を短時間に行うことが可能となる。そして、データファイルを使用するアプリケーションの改版を迅速に実施することが可能となる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000136136 【氏名又は名称】株式会社ピーエフユー
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| 【出願日】 |
平成11年7月15日(1999.7.15) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2001−27961(P2001−27961A) |
| 【公開日】 |
平成13年1月30日(2001.1.30) |
| 【出願番号】 |
特願平11−201164 |
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