| 【発明の名称】 |
操作盤の誤操作防止装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】大澤 誠司
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| 【要約】 |
【課題】例えば、テレビ、ビデオ一体型リモコン制御装置のように、多数の操作器がある場合、必要の操作器を確実に操作でき、誤って他の操作器に触れたりする誤作動を防止し得る、多くのスペースを要せず操作の邪魔にならない手段を提供する。
【解決手段】このため、操作盤1上の各操作器2,3,4の前面に格子状に配置した各カバー6,7,8と、操作盤1に固定され、前記カバーを支持する支持部10とを有し、前記各カバーと支持部間にオペレータが所要カバーを縦横に移動可能なスライド機構11,12を設けた。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 操作盤の前面に配置された複数の操作器の誤操作を防止するための誤操作防止装置において、前記操作器の前面に格子状に配置した各カバーと、このカバーを支持する支持部とを有し、前記支持部は前記操作盤に固定されており、前記カバーを格子状に配置すると共に、前記カバーと支持部間に設けられたスライド機構により、前記カバーを縦方向及び横方向に自在にスライドさせて、誤操作を防止すべき操作器前面に配置することにより、その誤操作を防止するよう構成したことを特徴とする操作盤の誤操作防止装置。 【請求項2】 前記カバーを退避するための退避部を設け、このカバー退避部には、前記カバーを、前記カバー退避部に移動させるスライド機構を設けたことを特徴とする請求項1記載の操作盤の誤操作防止装置。 【請求項3】 前記カバーを着脱するための着脱機構を設けたことを特徴とする請求項1記載の操作盤の誤操作防止装置。 【請求項4】 前記スライド機構の機能を抑止じて、前記カバーが移動できないようにするための固定機構を設けたことを特徴とする請求項1,2のいずれか記載の操作盤の誤操作防止装置。 【請求項5】 前記カバーは透明であることを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載の操作盤の誤操作防止装置。 【請求項6】 前記カバーは不透明であることを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載の操作盤の誤操作防止装置。 【請求項7】 前記カバーは、透明及び不透明が混在することを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載の操作盤の誤操作防止装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、電気機器や機械などの制御対象装置の操作を行う操作盤の誤操作防止装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来のこの種の操作盤においては、操作者が操作盤を操作する意志がないにも拘らず、誤って操作器に触れたり、物体に当たって操作器が操作されてしまう等の誤操作問題があった。また、操作の意志を持って操作する場合でも、思い込みや、操作ミス等により、目的とする操作器以外の操作器を操作してしまうという問題があった。 【0003】これらの誤操作問題を解決するため、従来、次に示すような諸技術があった;従来例1は、一方向にスライドするカバーを設けて、誤操作を防止するものである。図12に、本従来例(1)の模式図を示す。 【0004】図12において、1は操作盤、30はカバー、18は、機能によって分類された操作器群の一方である第一の操作器群、19は、分類された操作器群の他方である第二の操作器群、20は、カバー30と嵌合しスライド構造をなしてカバーをスライドさせるための溝である。また以降の全ての図面を含め、点線で示す部分は、カバーの背面にあることを示している。 【0005】図13は、図12の鎖線C−Cで切断した断面図であり、上記スライド構造部分を示す。図13において、21は、バー30の裏面に形成された突起部である。なお、全ての図面において、各々対応する部分には、同一の番号を付す。 【0006】溝20はT字状の構造で、突起14も、これに摺動可能に嵌合するT字状の構造である。これがスライド機構をなし、カバー30は溝20の長手方向に移動することができる。溝20及び突起14はT字状であるため、溝の中で突起が引掛かり、カバー30を鉛直下側にしても、落下することがないようになっている。 【0007】操作器は機能毎に分類・分割して配置されている。カバー30は、分割された1群の操作器群を覆う大きさである。従って、カバー30が前面にある操作器群は操作することができず、カバー30が前面にない操作器群のみ操作が可能となる。カバーを移動させることによって、操作可能な操作器群と操作不能な操作器群とを選択することができる。 【0008】また、従来例2は、操作器個別または機能毎に分類された各々の操作器群を各開閉式カバーで覆う、操作盤の誤操作防止装置例である。図14は本従来例(2)の操作器個別に開閉カバーを設けた場合の模式図である。 【0009】図14において、22乃至25は各操作器の前面にあり、各操作器を覆う各開閉カバー、26乃至29は各開閉カバーを支持し各操作盤に固定する各開閉カバー支持部である。開閉カバーと開閉カバー支持部とで、開閉カバーを開閉する開閉機構を形成している。図14は、開閉カバー25を開いた状態を示している。 【0010】操作したい操作器前面にある開閉カバーを開くことにより、その操作器のみを操作することができ、誤操作を防止し得る。 【0011】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従来例1(図12)では、カバーの可動方向が1方向しかないため、操作器群をカバーの可動方向に対して直列に配置すると、その方向に長い方法となってしまう問題点があった。カバーの可動方向に対して並列に配置しても、前記従来例2(図14)では、カバーを開くと、そのカバーが操作の妨げになるという問題点があった。 【0012】このため、本発明は、操作器前面に、カバーを格子状に配置し、カバーと、カバーを支持する支持部にスライド機構を設けて、オペレータがカバーを縦横に移動可能にすることにより、多くのスペースを必要とせず、操作の邪魔にならないように、操作盤の誤操作を防止し得ることを目的としている。 【0013】 【課題を解決するための手段】このため、本発明においては、下記の(1)〜(7)項のいずれかに示す操作盤の誤操作防止装置の提供により、前記目的を達成しようとするものである。 【0014】(1)操作盤の前面に配置された複数の操作器の誤操作を防止するための誤操作防止装置において、前記操作器の前面に格子状に配置した各カバーと、このカバーを支持する支持部とを有し、前記支持部は前記操作盤に固定されており、前記カバーを格子状に配置すると共に、前記カバーと支持部間に設けられたスライド機構により、前記カバーを縦方向及び横方向に自在にスライドさせて、誤操作を防止すべき操作器前面に配置することにより、その誤操作を防止するよう構成したことを特徴とする操作盤の誤操作防止装置。 【0015】(2)前記カバーを退避するための退避部を設け、このカバー退避部には、前記カバーを、前記カバー退避部に移動させるスライド機構を設けたことを特徴とする前項(1)記載の操作盤の誤操作防止装置。 【0016】(3)前記カバーを着脱するための着脱機構を設けたことを特徴とする前項(1)記載の操作盤の誤操作防止装置。 【0017】(4)前記スライド機構の機能を抑止じて、前記カバーが移動できないようにするための固定機構を設けたことを特徴とする前項(1),(2)のいずれか記載の操作盤の誤操作防止装置。 【0018】(5)前記カバーは透明であることを特徴とする前項(1)ないし(4)いずれか記載の操作盤の誤操作防止装置。 【0019】(6)前記カバーは不透明であることを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載の操作盤の誤操作防止装置。 【0020】(7)前記カバーは、透明及び不透明が混在することを特徴とする前項(1)ないし(4)いずれか記載の操作盤の誤操作防止装置。 【0021】さらに前記各発明を補足説明する。 【0022】(1)前項(1)記載の誤操作防止装置は、操作盤上の操作器前面に格子状に配置したカバーと、操作盤に固定され、カバーを支持する支持部を有しており、カバーと支持部にスライド機構が設けられている。 【0023】このスライド機構により、カバーは縦横に自在にスライドできる。カバーが覆う操作器は、1個でも、複数個が集まって操作器群をなしたものでもよいが、本明細書では、以降、便宜上、1つの操作器でも、操作器群と表記する。 【0024】カバーを、誤操作を防止すべき操作器群の前面にスライドすることにより、誤操作を防止することができる。 【0025】なお、ここで言う“操作器”とは、操作対象装置にオペレータの操作を伝える入力手段であり、その例としては、プッシュボタン、スライドスイッチ、トグルスイッチなどのスイッチ類やボリュームつまみなどの他に、圧力に反応するタッチパネルなども含まれる。 【0026】また、“操作盤”とは、操作器を備え、操作対象装置を操作するための装置であり、例えば、電気機器のリモコンやコンピュータのキーボード、機械の制御盤なども含まれる。さらに、操作対象装置から離れた遠隔操作用の装置のみでなく、操作対象装置に直接設けられたものについても適用できる。 【0027】また支持部は、操作盤と別の部品としたものでも、操作盤に直接構成したものであっても良い。 【0028】なお、本明細書にて用いる“前面”とは、操作器を操作する方向について、操作器に向かって手前にあることを意味し、“背面”とはその奥にあることを意味する。 【0029】(2)前項(2)に記載の誤操作防止装置は、操作器が配置されている範囲の外に、カバーを退避させるためのカバー退避部を設けている。カバー退避部には、スライド機構が設けられており、このため、誤操作を防止するために配置されているカバーを、カバー退避部に移動することができる。 【0030】(3)前項(3)に記載の誤操作防止装置は、カバーの着脱をするための着脱機構を設けている。 【0031】(4)前項(4)に記載の誤操作防止装置は、スライド機構の機能を抑止して、カバーが移動できないようにするための、固定機構を設けている。 【0032】前項(5)に記載の誤操作防止装置は、カバーに透明部材を用いている。 【0033】前項(6)に記載の誤操作防止装置は、カバーに不透明部材を用いている。 【0034】前項(7)に記載の誤操作防止装置は、透明部材を用いたカバーと、不透明部材を用いたカバーが混在している。 【0035】 【作用】以上のような本発明構成により、それぞれ下記のような各対応作用が得られる。 【0036】前項(1)に記載の発明によれば、格子状に配置されたカバー及び支持部に設けられたスライド機構により、カバーはスライド機構に沿って縦横に移動することができる。前面にカバーがある操作器群は、カバーが操作を妨害するため操作できなくなる。すなわち、カバーの移動によって、操作したい操作器群を選択することが可能となる。 【0037】前項(2)に記載の発明によれば、カバーを退避するための退避部を設けており、カバーを退避部に移動すると、操作器群を覆うカバーが減少するため、操作することが可能となる操作器群が増加する。退避部にあったカバーを元に戻すと、操作器群を覆うカバーが増加するため、操作することが可能な操作器群が減少する。 【0038】前項(3)に記載の発明によれば、カバーを着脱するための着脱機構が設けられており、カバーを取り除くと、操作器群を覆うカバーが減少するため、操作することが可能となる操作器群が増加する。カバーを取り付けると、操作器群を覆うカバーが増加するため、操作することが可能な操作器群が減少する。 【0039】前項(4)に記載の発明によれば、スライド機構の機能を抑止して、カバーが移動できないようにするための固定機構を設けており、固定機構によって固定されたカバーは、自在にスライドすることができなくなり、その背面にある操作器群は、固定機構を解除しない限り、操作することができない。 【0040】前項(5)に記載の発明によれば、前記カバーが透明であるため、光を透過し、カバーの背面にある操作器群を確認することが可能となる。 【0041】前項(6)に記載の発明によれば、前記カバーが不透明であるため、光を透過せず、カバーの背面にある操作器群を確認することが不能となる。 【0042】前項(7)に記載の発明によれば、透明なカバーと不透明なカバーが混在するため、透明なカバーの部分は、光を透過し、不透明なカバーの部分は、光を透過しない。透明なカバーの背面にある操作器群は確認することが可能であり、不透明なカバーの背面にある操作器群は確認することが不能となる。 【0043】 【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を、複数の実施例に基づき、それぞれ図面を参照して詳細に説明する。 【0044】 【実施例】なお、以下の各実施例では、便宜上カバー一つが覆っているのは、操作器一つであるが、実際には、複数の操作器がまとまった操作器群を一つのカバーで覆っても差支えない。 【0045】(実施例1)図1は、本発明の第1の実施例の一形態の構成図を示したものである。図1において、1は操作盤、2乃至5は、操作盤上面の各操作器、6乃至8は各操作器を覆う各カバー、10は、各カバーを支持する支持部である。 【0046】また、カバーの構造図例を、図2に示す。図2では、カバー6を例にしているが、他のカバーも同様の構成である。図2において、11は、カバー6の隣り合う2側面に設けられた凸部、12は、カバー6の残りの2側面に設けられた凹部である。 【0047】また、図1の鎖線A−Aで切断した断面図を図3に示す。図3に示すように、支持部10にも凸部11及び凹部12が設けられており、カバーと、カバー及びカバーと支持部10それぞれの凸部11と凹部12とが嵌合する構造となっている。この嵌合部で、カバーは支持部10及び他のカバーに支持されるため、カバーが落下しない構造となっている。また、各々のカバー及び支持部10の凸部11又は凹部12は、全て同じ向きに揃えられており、凸部と凹部による嵌合構造すなわちスライド機構に沿って、カバーや支持部などの障害物がない方向へカバーを移動することが可能である。 【0048】以上のようにして、図1のカバー7を操作器3の前面から操作器5の前面に移動した図例が図4である。図1では、操作器2乃至操作器4の前面にはそれぞれカバー6乃至8があるため、操作することができず、操作器5のみ前面にカバーがないため、操作が可能であるが、図4では、カバー7を操作器5の前面に移動したため、操作可能な操作器は3のみとなり、前面にカバーが移動してきた操作器5は操作できなくなる。 【0049】(実施例2)図5は、本発明の第2の実施例のカバー着脱機構(切り欠き)を設けた一形態の模式図を示したものである。本実施例2では、前記図1の実施例1の支持部10の一部を切り欠いて、その端部に凸部と凹部とを設けたものである。図面において、16は、上記切り欠きに凸部と凹部を設けた開口部である。開口部16の切り欠きの長さは、カバーの、開口部16が設けられた支持部に平行な方向の辺の長さと等しい。開口部16の端部に設けられた凸部と凹部とは、それぞれカバーの凹部と凸部とに嵌合し、スライド機構をなす。従って、カバーは開口部16を通って着脱することが可能となる。 【0050】同時に操作すべき操作器が増えれば、カバーを抜きとり、同時に操作すべき操作器が減少すればカバーを挿入することにより、同時に操作する操作器の数が機能によって増減するような場合に対応できるという特有の効果がある。 【0051】(実施例3)図6は、本発明の第3の実施例のカバーの退避部を設けた一形態を示したものである。本実施例3では、前記実施例1の支持部10の一部を、カバーが配置されている領域の外側に、凸型に拡張し、カバー退避部17とし、カバー9を追加したものである。 【0052】カバー退避部17の入り口の幅は、カバーの幅と等しい。カバー退避部17には、他の部分の支持部と同様に、縁部に凸部と凹部とが構成されており、それぞれカバーの凹部と凸部とに嵌合し、スライド機構を形成する。従って、カバーをカバー退避部17に移動することが可能となる。カバー退避部17の奥行き寸法は、カバーの奥行き方向の辺の長さに等しい。 【0053】本実施例3では、誤操作を防止すべき操作器の数とカバーの数とが等しいため、全てのカバーを操作器の前面に移動すれば、全ての操作器を操作することができなくなる。また、カバーをカバー退避部17に移動すれば、誤操作を防止すべき操作器が配置されている領域にあるカバーの数は、操作器よりも1個少なくなるため、1個の操作器のみ操作することができる。 【0054】このように、誤操作を防止すべき操作器前面のカバーの数を調節するためには、カバーをカバー退避部に移動するだけで良いので、カバーを紛失することがないという特有の効果がある。 【0055】(実施例4)図7に、本発明の別の第4の実施例を示す。本実施例4では、前記実施例1のカバー6乃至カバー8に固定孔13と、操作盤に固定孔14を設け、この固定孔13と固定孔14とに挿入して操作器を固定する固定ピン15を備えたものである。 【0056】図7の鎖線B−Bで切断した断面図を図8に示す。固定孔13は、カバーの表裏を貫通しており、固定孔14は、操作盤に凹状の孔として設けられている。固定孔13と固定孔14の軸心は平行になっている。カバーが操作器を覆う位置にあるときに、固定孔13の軸心の延長線上に固定孔14があるように配置されている。 【0057】固定ピン15を固定孔13に通し、さらにその延長線上にある固定孔14に挿入することによって、固定ピン15が通っているカバーは、操作盤に固定され、スライド機構に沿って移動することはできなくなる。 【0058】以上のように構成することで、操作してはならない操作器の前面にカバーを配置し、このカバーと操作盤にそれぞれ設けられた固定孔13と固定孔14とに固定ピン15を通すことで、誤ってカバーを移動させてしまうことが避けられるため、確実に誤操作を防止することができるという特有の効果がある。 【0059】(実施例5)図9に、本発明の別の第5の実施例を示す。本実施例5では、前記実施例1のカバー6乃至カバー8に透明部材を用いたものである。図9において、操作器2乃至操作器4が実線で示されているが、これは各カバーを透して、その背面にある各操作器が見えることを示している。カバー及び支持部のスライド機構は前記実施例1と同じであり、カバーや支持部などの障害物のない方向へカバーをスライドすることが可能である。 【0060】このとき、カバーの背面にある操作器を目で確認することができるため、操作対象の操作器を容易に発見できるという特有の効果がある。 【0061】(実施例6)図10に本発明の別の実施例6を示す。本実施例では、前記実施例1のカバー6乃至カバー8に不透明部材を用いたものである。図10において、操作器2乃至操作器4が示されていないのは、各カバーを透してこれらの操作器を見ることができないことを示している。カバー及び支持部のスライド機構は前記実施例1と同じであり、カバーや支持部などの障害物のない方向へカバーをスライドすることが可能である。 【0062】このとき、カバーで光が遮断されて、カバーの背面にある操作器が見えないため、操作者に見せたくない操作器を隠すことができるという特有の効果がある。 【0063】(実施例7)図11に本発明の別の実施例7を示す。本実施例7では、前記実施例1のカバー6及びカバー8に透明部材を用い、残りのカバー7に不透明部材を用いたものである。カバー及び支持部のスライド機構は実施例1と同じであり、カバーや支持部などの障害物のない方向へカバーをスライドすることが可能である。 【0064】不透明なカバー7は光を遮断し、透明なカバー6,8は光を透過するため、見せたい操作器と見せたくない操作器を選択して見せることができるという特有の効果がある。 【0065】(実施例8)図12に本発明をテレビビデオ一体型リモコン制御装置に適用した第8の実施例を示す。 【0066】図12において、31はテレビのチャンネルを選択するボタンをまとめて配置したテレビのチャンネルボタン群、32はビデオの録画及び再生機能のボタンをまとめて配置したビデオの録画再生ボタン群、33はテレビの画質や音質調整を行うボタンをまとめて配置したテレビの調整機能ボタン群、34はビデオの予約録画のボタンをまとめて配置したビデオの予約録画ボタン群、35はビデオの予約情報などを表示する液晶表示部(LCD)である。 【0067】カバー6乃至カバー8は、31乃至34のそれぞれのボタン群を覆う大きさであり、動作は、前記実施例1におけると同様である。 【0068】例えば、テレビを視聴している場合、チャンネルを変えようとしてリモコンを操作する場合、誤ってビデオの録画ボタンなどを押してしまうという誤操作が考えられる。しかし、本実施例のように、操作したい機能のボタン群の前面にのみカバーがない状態にすれば、他の機能を誤って操作することがなくなる。 【0069】また、以上に対比して、従来のような、一方向にしか動かないスライドカバー方式の誤操作防止装置の例を、図13に示す。図13で、36乃至38は従来方式の各誤操作防止カバーである。図13に示すように、従来の方式では、各々のボタン群を直列に配置しなければならず、リモコン装置が長尺になってしまうという問題点があった。しかし、本発明実施例のカバーは、格子状に縦横に自在に動くため、ボタン群の配置を横方向にも広げることができるため、ボタン群の配置の自由度が高くなり、省スペース化になる、という効果がある。 【0070】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、操作盤上にある操作器前面にカバーを格子状に配置し、カバーとカバーを支持する支持部間にスライド機構を設けることにより、カバーを格子状に縦横にスライド可能にし、カバーをスライドさせることで、前面にカバーがあるため操作できない操作器と、前面にカバーがないため操作できる操作器を選択できるようになり、他の操作器を操作したり、2つを同時に操作するという誤操作を防止できるという効果がある。 【0071】また、誤操作を防止すべき操作器がある領域内で、カバーを格子状に配置してその領域内で縦横に移動できるため、一方向にしか動かないカバーのように操作器を1列に配置するスペースを必要とする、ということがなくなるという効果がある。 【0072】また、操作器が配列している方向に対して平行にカバーを移動することができ、操作器前面にカバーがない状態にしても、カバー面は平坦であるので、操作の妨げにならないという効果がある。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001007 【氏名又は名称】キヤノン株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年4月24日(2000.4.24) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100066061 【弁理士】 【氏名又は名称】丹羽 宏之 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−306101(P2001−306101A) |
| 【公開日】 |
平成13年11月2日(2001.11.2) |
| 【出願番号】 |
特願2000−122575(P2000−122575) |
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