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【発明の名称】 画像形成装置
【発明者】 【氏名】宝満 剛

【氏名】服部 俊美

【氏名】瀬口 和宏

【要約】 【課題】画像形成装置において、プロセスユニットとは別に除電手段を交換可能にする。

【解決手段】装置本体に着脱可能に装着され、感光体ドラム1a,1b,1c,1d上に形成された静電潜像を現像手段5a,5b,5c,5dで現像してトナー像を形成するプロセスユニットPa,Pb,Pc,Pdと、感光体ドラム1a,1b,1c,1d上のトナー像が転写される中間転写ベルト8を備えた中間転写体ユニット7と、中間転写ベルト8へのトナー像転写位置よりも感光体ドラム1a,1b,1c,1dの回転方向上流側であって現像位置よりも感光体ドラム1a,1b,1c,1dの回転方向下流側に配置され、感光体ドラム1a,1b,1c,1dの外周面を除電する除電手段10a,10b,10c,10dとを有する画像形成装置とする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】装置本体に着脱可能に装着され、感光体上に形成された静電潜像を現像手段で現像してトナー像を形成するプロセスユニットと、前記感光体上のトナー像が転写される中間転写体を備えた中間転写体ユニットと、前記中間転写体へのトナー像転写位置よりも前記感光体の回転方向上流側であって現像位置よりも前記感光体の回転方向下流側に配置され、前記感光体の外周面を除電する除電手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】前記プロセスユニットは前記中間転写体に対向して一列に複数配列されていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザビームプリンタなどの画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子写真技術を採用した画像形成装置においては、プロセスユニットを構成する感光体を帯電器により帯電し、この感光体に画像情報に応じた光照射を行って潜像を形成し、この潜像を現像器によって現像してトナー像を形成している。そして、このようにして得られたトナー像をシート材等に転写して画像を形成することが行われている。
【0003】一方、画像のカラー化に伴って、このような一連の画像形成プロセスが展開される画像形成ユニットを複数備えておき、シアン像、マゼンタ像、イエロー像、好ましくはブラック像の各色像をそれぞれの画像形成ユニットに形成し、各画像形成ユニットの転写位置にてシート材に各色像を重ね合わせて転写することによりフルカラー画像を形成するタンデム方式の画像形成装置も従来から数多く提案されている。このようなタンデム方式の多重画像形成装置は、各色ごとにそれぞれの画像形成部を有するため、高速化に有利であるとされている。
【0004】装置本体に着脱可能に装着されたプロセスユニットには感光体や現像器などの消耗品が備えられており、このプロセスユニットは所定期間が経過して寿命になったならば新しいプロセスユニットと交換される。
【0005】ここで、プロセスユニットに備え付けられた消耗品の一つとして、感光体の残留電荷を除去する除電手段がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この除電手段の寿命はプロセスユニットの他の消耗品(感光体、現像器など)の寿命よりも十分長い。しかしながら、プロセスユニットはユニット単位で一体で交換されるため、未だ寿命になっていない除電手段も交換されていた。
【0007】そこで、本発明は、プロセスユニットとは別に除電手段を交換することのできる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、装置本体に着脱可能に装着され、感光体上に形成された静電潜像を現像手段で現像してトナー像を形成するプロセスユニットと、感光体上のトナー像が転写される中間転写体を備えた中間転写体ユニットと、中間転写体へのトナー像転写位置よりも感光体の回転方向上流側であって現像位置よりも感光体の回転方向下流側に配置され、感光体の外周面を除電する除電手段とを有する構成としたものである。
【0009】これにより、感光体を除電する除電手段が中間転写体ユニットに配置されているので、プロセスユニットとは別に除電手段を交換することが可能になる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明は、装置本体に着脱可能に装着され、感光体上に形成された静電潜像を現像手段で現像してトナー像を形成するプロセスユニットと、感光体上のトナー像が転写される中間転写体を備えた中間転写体ユニットと、中間転写体へのトナー像転写位置よりも感光体の回転方向上流側であって現像位置よりも感光体の回転方向下流側に配置され、感光体の外周面を除電する除電手段とを有する画像形成装置であり、感光体を除電する除電手段が中間転写体ユニットに配置されているので、プロセスユニットとは別に除電手段を交換することが可能になるという作用を有する。
【0011】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、プロセスユニットは中間転写体に対向して一列に複数配列されている画像形成装置であり、感光体を除電する除電手段が中間転写体ユニットに配置されているので、プロセスユニットとは別に除電手段を交換することが可能になるという作用を有する。
【0012】以下、本発明の実施の形態について、図1および図2を用いて説明する。なお、これらの図面において同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複した説明は省略されている。
【0013】図1は本発明の一実施の形態における中間転写体ユニットが用いられた画像形成装置を示す概略図、図2は本発明の一実施の形態における中間転写体ユニットを示す斜視図である。
【0014】図1に示すように、本実施の形態の画像形成装置は、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色のトナー像をそれぞれ形成する4つのプロセスユニットPa,Pb,Pc,Pdが装置本体に着脱可能に装着されており、各プロセスユニットPa,Pb,Pc,Pdは像担持体としての感光体ドラム(感光体)1a,1b,1c,1dをそれぞれに備えている。
【0015】感光体ドラム1a,1b,1c,1dの周囲には、感光体ドラム1a,1b,1c,1dの外周面を一様に帯電させる帯電手段2a,2b,2c,2d、画像情報に応じた光を各々の感光体ドラム1a,1b,1c,1dに照射して静電潜像を形成する露光手段3、形成された静電潜像をトナーにより可視像化する現像ローラ4a,4b,4c,4dを備えた現像手段5a,5b,5c,5d、感光体ドラム1a,1b,1c,1dに残留したトナーを除去するクリーニング手段6a,6b,6c,6dがそれぞれ配置されている。
【0016】図1および図2に示すように、プロセスユニットPa,Pb,Pc,Pdで形成されたトナー像が転写される中間転写体ユニット7は、矢印方向Aへ周回動してプロセスユニットPa,Pb,Pc,Pdで顕画化されたトナー像が重ね転写される無端ベルト状の中間転写ベルト(中間転写体)8、プロセスユニットPa,Pb,Pc,Pdで顕画化されたトナー像を中間転写ベルト8に転写する転写手段9a,9b,9c,9d、転写手段9a,9b,9c,9dによる転写位置よりも感光体ドラム1a,1b,1c,1dの回転方向上流側であって現像ローラ4a,4b,4c,4dによる現像位置よりも感光体ドラム1a,1b,1c,1dの回転方向下流側に配置され、感光体ドラム1a,1b,1c,1dの外周面を除電してトナー像が中間転写ベルト8に転写される際におけるトナーの飛散を防止する除電手段10a,10b,10c,10dがそれぞれ配置されている。
【0017】そして、プロセスユニットPa,Pb,Pc,Pdは中間転写ベルト8に対向して一列に配置されている。
【0018】中間転写体ユニット7の下方には、給紙カセット12に積層されたシート材13を一枚ずつ取り出して給紙する給紙ローラ11が設置されている。そして、シート材13の搬送経路上には、中間転写ベルト8に重ね転写されたトナー像をシート材13に転写するシート材転写ローラ14、およびシート材13に転写されたトナー像を熱と圧力とにより定着する定着手段15が配置されている。
【0019】次に、以上のように構成された画像形成装置についての動作を説明する。
【0020】先ず、プロセスユニットPaの帯電手段2aや露光手段3などによる電子写真プロセス手段で感光体ドラム1a上にブラック成分色の画像情報の潜像が形成される。その後、この潜像は現像ローラ4aでブラックトナーによりブラックトナー像として可視像化され、感光体ドラム1aが除電手段10aで除電されてブラックトナー像は転写手段9aにより中間転写ベルト8に転写される。
【0021】一方、ブラックトナー像が中間転写ベルト8に転写されている間にプロセスユニットPbではシアン成分色の潜像が形成され、続いて現像ローラ4bでシアントナーによるシアントナー像が得られる。そして、感光体ドラム1bが除電手段10bで除電され、シアントナー像は既に中間転写ベルト8上への転写が終了したブラックトナー像に重ね合わされるようにして転写手段9bにより中間転写ベルト8に転写される。
【0022】以下、マゼンタトナー像、イエロートナー像についても同様にして画像形成および転写が行われ、中間転写ベルト8上に4色のトナー像の重ね合わせが終了すると、給紙ローラ11により給紙カセット12から給紙されたシート材13上にシート材転写ローラ14によって合成トナー像が一括転写され、定着手段15で加熱定着されてシート材13上にフルカラー画像が得られる。
【0023】なお、転写が終了したそれぞれの感光体ドラム1a,1b,1c,1dはクリーニング手段6a,6b,6c,6dで残留トナーが除去され、引き続き行われる次の像形成に備えられる。
【0024】ここで、前述のように、本実施の形態の画像形成装置において、感光体ドラム1a,1b,1c,1dを除電する除電手段10a,10b,10c,10dは中間転写体ユニット7に配置されているので、プロセスユニットPa,Pb,Pc,Pdとは別に除電手段10a,10b,10c,10dを交換することが可能になる。これにより、消耗品であるプロセスユニットPa,Pb,Pc,Pdの低コスト化を図ることができる。
【0025】なお、本実施の形態においては、本発明をカラー画像形成装置に適用した場合が説明されているが、モノクロームの画像形成装置に適用することもできる。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、感光体を除電する除電手段が中間転写体ユニットに配置されているので、プロセスユニットとは別に除電手段を交換することが可能になるという有効な効果が得られる。
【0027】これにより、消耗品であるプロセスユニットの低コスト化を図ることが可能になるという有効な効果が得られる。
【出願人】 【識別番号】000005821
【氏名又は名称】松下電器産業株式会社
【出願日】 平成12年4月25日(2000.4.25)
【代理人】 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄 (外2名)
【公開番号】 特開2001−305936(P2001−305936A)
【公開日】 平成13年11月2日(2001.11.2)
【出願番号】 特願2000−123736(P2000−123736)