| 【発明の名称】 |
現像フレーム及びその溶着接合方法及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】佐藤 実
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| 【要約】 |
【課題】本発明は上記従来例を更に発展させたものであり、現像ローラ端部のシール部材のトナーシール性を向上させた現像フレーム、及びその組立方法を提供することを目的としている。
【解決手段】上記課題を解決するために、本発明にかかる現像フレーム及びその溶着接合方法及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置の代表的な構成は、トナー収容部10aから現像領域10bへトナーTを供給するための供給開口12a1と開放部12b1を有する第一フレーム12と、前記第一フレーム12の開放部12b1を塞ぐ第二フレーム13と、像担持体7に担持された潜像を現像する現像ローラ10cと、少なくとも前記第一および第二フレームにまたがって固定され前記現像ローラ10c端部のトナー漏れを防止するシール部材35とを有する現像フレームCであって、前記第一フレーム12と第二フレーム13を溶着により接合し、前記シール部材35を固定する面であって、前記第一および第二フレームの接合部分31、32を、溶着により略同一平面に形成したことを特徴とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 トナー収容部から現像領域へトナーを供給するための供給開口と開放部を有する第一フレームと、前記第一フレームの開放部を塞ぐ第二フレームと、像担持体に担持された潜像を現像する現像ローラと、少なくとも前記第一および第二フレームにまたがって固定され前記現像ローラ端部のトナー漏れを防止するシール部材と、を有する現像フレームであって、前記第一フレームと第二フレームを溶着により接合し、前記シール部材を固定する面であって、前記第一および第二フレームの接合部分を、溶着により略同一平面に形成したことを特徴とする現像フレーム。 【請求項2】トナー収容部から現像領域へトナーを供給するための供給開口と開放部を有する第一フレームと、前記第一フレームと溶着接合されて前記開放部を塞ぐ第二フレームと、像担持体に担持された潜像を現像する現像ローラと、少なくとも前記第一および第二フレームにまたがって固定され前記現像ローラ端部のトナー漏れを防止するシール部材と、を有する現像フレームであって、前記第二フレームは前記第一フレームとの接合部分に溶着リブを有し、該溶着リブが前記シール部材を固定する面まで連続していることを特徴とする現像フレーム。 【請求項3】 トナー収容部から現像領域へトナーを供給するための供給開口と開放部を有する第一フレームと、前記第一フレームの開放部を塞ぐ第二フレームと、像担持体に担持された潜像を現像する現像ローラと、少なくとも前記第一および第二フレームにまたがって固定され前記現像ローラ端部のトナー漏れを防止するシール部材と、を有する現像フレームの前記第一及び第二フレームを溶着接合する方法であって、前記溶着は超音波振動を付与する溶着ホーンと、前記溶着ホーンを圧接する際の受け台とによって行い、溶着接合時の受け台が、前記シール部材を固定する面であって、前記第一および第二フレームの接合部分をまたがって、同一平面で受けていることを特徴とする現像フレームの溶着接合方法。 【請求項4】 トナー収容部から現像領域へトナーを供給するための供給開口と開放部を有する第一フレームと、前記第一フレームの開放部を塞ぐ第二フレームと、像担持体に担持された潜像を現像する現像ローラと、少なくとも前記第一および第二フレームにまたがって固定され前記現像ローラ端部のトナー漏れを防止するシール部材と、を有する現像フレームの前記第一及び第二フレームを溶着接合する方法であって、前記溶着は超音波振動を付与する溶着ホーンと、前記溶着ホーンを圧接する際の受け台とによって行い、溶着接合時の溶着ホーンが、前記シール部材を固定する面であって、前記第一および第二フレームの接合部分をまたがって、同一平面で圧接することを特徴とする現像フレームの溶着接合方法。 【請求項5】 前記第一フレームと第二フレームとを請求項3又は4記載の溶着接合方法にて溶着接合したことを特徴とする現像フレーム。 【請求項6】 潜像を担持する像担持体と、前記像担持体に作用するプロセス手段と、請求項1、2または5記載の現像フレームとを有し、画像形成装置本体に着脱可能に構成されたプロセスカートリッジ。 【請求項7】 記録媒体を搬送する搬送手段を有し、請求項1、2または5記載の現像フレーム、もしくは請求項6記載のプロセスカートリッジを着脱可能に設けたことを特徴とする画像形成装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、現像ローラ端部において良好なトナーシール性を得ることのできる現像フレーム及びこれを有するプロセスカートリッジ又は画像形成装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】電子写真方式を採用した画像形成装置において、現像剤であるトナーを収容するトナー収容部や、トナーを用いて像担持体上の静電潜像を現像する現像部などを保持する枠体を現像フレームという。従来の現像フレームについて、特開平8-15940を例として図15及び図16を用いて説明する。 【0003】図15に示すプロセスカートリッジは、トナーTを収容する現像フレーム100、潜像を担持する感光体ドラム、トナーTを用いて感光体ドラム上の潜像を現像する現像ローラ100c、感光体ドラムを一様に帯電させる帯電ローラ、感光体ドラム上に残留したトナーを除去するクリーニング手段を有し、また上方に使用者が把持する把持部材を有している。現像フレーム100はトナー現像枠体101とトナー現像壁部材102からなり、両部材101、102を結合して形成される空間をトナー収容部100aとし、トナー供給開口101aから現像室100bに内蔵した現像ローラ100cにトナーTを供給している。 【0004】トナー現像枠体101及びトナー現像壁部材102を結合するに際しては、まず両部材101、102を接合し、該接合部のうちトナー壁部102aの部分は端部101b、端部102cを溶着する。また現像室100bに対応する現像壁部102bの部分は、両端部の非溶着部にトナー漏れ防止シール105を介在させると共に、図16に示すように、両部材101、102の位置決めをするために長手方向両端部に端部部材103、104を取り付けている。 【0005】更に両部材101、102を結合させるための他の従来例の構成として、両部材101、102の接合部全体、すなわち現像壁部102bの部分をも溶着して結合させる場合もある。これにより両部材101、102を強固に結合させることができ、捻れ力に対しても位置ずれ等が生ずることがない。この場合においては、現像壁部102bにおける両部材101、102の接合部に、上記トナー漏れ防止シール105は介在させない。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかし上記他の従来例の構成にあっては、現像ローラ100cの端部にトナー現像枠体101とトナー現像壁部材102の溶着接合部が位置することになる。かかる現像ローラ100cの端部には図15に示すようにトナー漏れを防止するためのシール部材106が配置されているが、溶着接合部はともすれば凹凸が生じやすいため、シール部材106が密着することが困難となり、シール性能が損なわれるおそれがある。 【0007】そこで本発明は、部品、組立コストにおいて有利な上記他の従来例を更に発展させたものであり、現像ローラ端部のシール部材のトナーシール性を向上させた現像フレーム、及びその組立方法を提供することを目的としている。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、本発明にかかる現像フレーム及びその溶着接合方法及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置の代表的な構成は、トナー収容部から現像領域へトナーを供給するための供給開口と開放部を有する第一フレームと、前記第一フレームの開放部を塞ぐ第二フレームと、像担持体に担持された潜像を現像する現像ローラと、少なくとも前記第一および第二フレームにまたがって固定され前記現像ローラ端部のトナー漏れを防止するシール部材と、を有する現像フレームであって、前記第一フレームと第二フレームを溶着により接合し、前記シール部材を固定する面であって、前記第一および第二フレームの接合部分を、溶着により略同一平面に形成したことを特徴とする。 【0009】 【発明の実施の形態】本発明に係る現像フレーム及びその溶着接合方法及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置の実施形態について、図を用いて説明する。 【0010】(全体構成)まず、図1乃至図4を用いて、電子写真画像形成装置及びプロセスカートリッジの全体構成を説明する。尚、図1は画像形成装置の全体構成を示す説明図であり、図2及び図3はプロセスカートリッジの構成説明図、図4はプロセスカートリッジを装置本体へ装着する状態を説明する図である。この電子写真画像形成装置Aは、図1に示すように、電子写真画像形成プロセスによって記録媒体に画像を形成するものである。 【0011】後述する像担持体であるドラム形状の電子写真感光体(以下、感光体ドラム7と称す)にトナー像を形成すると、このトナー像の形成と同期して給送トレイ3aにセットした記録媒体2をピックアップローラ3b及び搬送ローラ3c等からなる搬送手段3で搬送する。前記感光体ドラム7に形成したトナー像は、転写手段としての転写ローラ4にトナー像と逆極性の電圧を印加することによって記録媒体2に転写し、トナー像の転写を受けた記録媒体2をガイド3dで定着手段5へと搬送する。この定着手段5は駆動ローラ5a及びヒータを内蔵する定着ローラ5bからなり、通過する記録媒体2に熱及び圧力を印加して転写されたトナー像を定着する。そしてこの記録媒体2を排出ローラ3e、3fで反転搬送して排出トレイ6へと排出する。 【0012】(プロセスカートリッジ)プロセスカートリッジBは、図1乃至図3に示すように、トナー現像枠体12とトナー現像壁部材13からなる現像フレームCと、クリーニング枠体14とを結合して構成するカートリッジ枠体内に感光体ドラム7、帯電ローラ8等を収納してカートリッジ化している。即ち、トナー現像枠体12とトナー現像壁部材13を溶着してトナー室10a及び現像室10bを構成し、この現像室10bに現像ローラ10c及び現像ブレード10dを取り付けている。またクリーニング枠体14には感光体ドラム7、帯電ローラ8、及びクリーニング手段11を構成する各部材を取り付けている。またクリーニング枠体14の上面には、把手部材26を該枠体14と一体的に設けている。 【0013】画像形成の際には、まず像担持体としての感光層を有する感光体ドラム7を回転し、その表面を帯電手段である帯電ローラ8への電圧印加によって一様に帯電する。そして光学系1からの画像情報に応じたレーザービーム光を露光開口部9を介して感光体ドラム7へ照射して潜像を形成する。なお、光学系1はレーザーダイオード1a、ポリゴンミラー1b、レンズ1c、反射ミラー1dを有している。 【0014】感光体ドラム7上の潜像はトナーを用いて現像手段10によって現像し、前記トナー像を形成する。現像手段10は、図2に示すようにトナー室10a内のトナーを現像室10bへ供給し、現像室10bに取り付けた現像ローラ10cを回転させると共に、現像ブレード10dによって摩擦帯電電荷を付与したトナー層を固定磁石を内蔵した現像ローラ10cの表面に形成し、そのトナーを感光体ドラム7の現像領域へ供給する。現像ブレード10dは現像ローラ10cの周面に付着するトナーの量を規制するものであって、トナー現像枠体12に設けられた現像ブレード取り付け部10d1に支持されている。そして、そのトナーを前記潜像に応じて感光体ドラム7へ転移させることによって、トナー像を形成して可視像化する。 【0015】感光体ドラム7上に形成されたトナー像を転写ローラ4によって記録媒体2に転写した後に、クリーニング手段11によって感光体ドラム7上の残留トナーを除去する。ここでクリーニング手段11は、弾性クリーニングブレード11aによって感光体ドラム7に残留したトナーを掻き落として廃トナー溜め11bへ蓄積する。 【0016】このプロセスカートリッジBには光学系1からレーザービーム光を感光体ドラム7へ照射するための露光開口部9、及び感光体ドラム7を記録媒体2に対向させるための転写開口部15が設けられている。前記転写開口部15は、感光体ドラム7に形成されたトナー像を記録媒体2に転写するためのものである。そしてプロセスカートリッジB外面には、両開口部9、15を開閉可能なシャッタ部材16を取り付けている。 【0017】シャッタ部材16は感光体ドラム7の表面の損傷、ごみの付着、及び、感光体の光による劣化等を防止するものであって、露光開口部9を開閉する第1シャッタ部16aと、転写開口部15を開閉する第2シャッタ部16bとを一体的に構成してなる。このシャッタ部材16は長手方向の両端部に回動支軸16cを有し、この回動支軸16cから斜め下方へ傾斜するように第1シャッタ部16aが設けられている。また、前記回動支軸16cから前記第1シャッタ部16aと逆方向へ、クリーニング枠体14の形状に沿って湾曲したアーム部16dが形成され、両アーム部16dを連結するように第2シャッタ部16bが設けられている。 【0018】一方、クリーニング枠体14の上部には回動支軸16cを支持するための軸受部14aを設けており、シャッタ部材16をクリーニング枠体14に対し回動可能に取り付けている。このとき一方の回動支軸16cには捩じりコイルバネ23を取り付け、これによりシャッタ部材16を開口9、15を閉じる方向へ常に付勢している。 【0019】そして画像形成装置Aは、図4に示すように、装置本体17に対して開閉カバー18が軸19を中心にして回動可能に取り付けてある。そして、前記開閉カバー18を開けると装置本体内部にはプロセスカートリッジBをガイドするための図示しないガイド部材が設けられており、操作者が該ガイド部材に沿ってプロセスカートリッジBを着脱することができる。 【0020】(現像フレーム構成)次に図5乃至図7を参照して現像フレームCの構成について説明する。尚、図5は現像手段の断面説明図であり、図6はトナー現像枠体及びトナー現像壁部材を分離した説明図、図7はトナー現像枠体とトナー現像壁部材を結合する組み立て説明図である。 【0021】現像フレームCは、図5及び図6に示すように、トナー現像枠体12とトナー現像壁部材13とを結合してトナー室10a及び現像室10bを構成している。 【0022】トナー現像枠体12は、前記トナー室10a及び現像室10bを構成する本体となるものであり、トナー供給開口12a1を有するシール取付部12aを境界として上方にトナー室10aを形成するトナー室部12bを有し、シール取付部12aの下方に現像室10bを形成する現像室部12cを有する。そして、前記トナー室部12b及び現像室部12cの同一面壁部12b1、12c1を開放して構成している。尚、前記トナー室部12b部分は開放側が幅広くなるように形成しており、且つ長手方向一方側面には図示しないトナー充填開口が設けられている。 【0023】トナー現像壁部材13はトナー現像枠体12の開放壁部に結合するものであり、前記トナー現像枠体12のトナー室10a部分の開放面に結合するトナー壁部13aと、前記現像室10b部分の開放面に結合する現像壁部13bとを一体的に構成している。そして前記トナー壁部13aと現像壁部13bとの境界において、現像壁部13bに対してトナー壁部13aが凹むような凹部13a1を形成している。これらトナー現像枠体12及びトナー現像壁部材13は、共に樹脂の射出成形によって形成する。 【0024】これらを組み立てるには前記トナー現像枠体12の開放壁部分にトナー現像壁部材13を接合する共に、該接合部分を溶着して結合する。尚、本実施例では前記トナー現像枠体12とトナー現像壁部材13とを結合するときに、図7に示すように、両部材12、13の長手方向両端に端部部材21を取り付け、両者を正確に位置決めするようにしている。 【0025】そのため、トナー現像枠体12の長手方向両端側面には位置決め用のボス穴12d1、12d2が設けてあり、同様にトナー現像壁部材13の長手方向両端側面にも位置決め用のボス穴13cを設けている。そして端部部材21には前記ボス穴12d1、12d2、13cに嵌入し得る位置決め手段としてのボス21aを設けている。なお端部部材21は、トナー現像枠体12に現像ローラ10cを取り付ける位置決め、及びトナー現像壁部材13を溶着したトナー現像枠体12に対してクリーニング枠体14を結合するときの位置決めとしても機能している。 【0026】トナー現像枠体12とトナー現像壁部材13とを結合したとき、トナー現像枠体12の有するトナー室10aを構成する壁部10a1がトナー供給開口12a1方向へ向かって傾斜していることにより、トナー室10a内のトナーを無駄なく現像室10bへ供給することができる。またトナー現像壁部材13のトナー壁部13aに凹部13a1を形成していることにより、トナー供給開口12a1に向かって傾斜している傾斜面13a2を有している。この傾斜面13a2の下端13a3は前記トナー供給開口12a1の縁部と略一致するよう設定されており、トナー室10a内のトナーを無駄なく現像室10bへ供給し得るよう構成されている。 【0027】そして前記トナー供給開口12a1にシール部材27を接着或いは溶着等することによって取り外し可能に取り付けており、使用に際して使用者によって取り除かれるよう構成されている。これによりプロセスカートリッジBの使用前は開口12a1を封鎖し、トナー室10a内のトナーがプロセスカートリッジ使用前に漏れることがない。この状態で現像室10bに現像ローラ10c及び現像ブレード10dを取り付けた後に、トナー室10aにトナーTを充填して現像手段10を構成する。 【0028】前記のように一体化されたトナー現像枠体12及びトナー現像壁部材13に、感光体ドラム7やクリーニング手段11等を組み付けたクリーニング枠体14を結合することによってプロセスカートリッジBを組み立てる。 【0029】このとき、図5に示すように、トナー室10aは現像室10bの上方に位置し、且つトナー室10aの一部が現像室10bよりも感光体ドラム7側へ突出するようにトナー現像枠体12の形状を構成している。 【0030】なお、トナー現像枠体12及びトナー現像壁部材13は、共にプラスチック製、例えばハイインパクトスチロール等で、夫々一体成形されている。これにより、プロセスカートリッジBを大型化することなくトナー室10aの容量を大きくすることができ、多くのトナーを収納することが可能となる。そしてトナー室10aの容量を大きくしても、トナー現像枠体12のトナー室10a部分は開放側が幅広になるように形成してあることから、樹脂などの射出成形によってトナー現像枠体12を成形することができる。 【0031】(現像フレームの溶着接合方法)次に現像フレームの溶着接合方法について、図8乃至図13を用いて詳細に説明する。図8は第二フレームの接合前詳細図、図9は溶着リブの断面図、図10は第一フレームと第二フレームの接合前断面図、図11は第一フレームと第二フレームの接合後詳細斜視図、図12は第一フレームと第二フレームの接合後断面図、図13はシール部材及び現像ローラを組み立てた状態を説明する図である。 【0032】図8に示すように、トナー現像壁部材13の現像ローラ10c両端部付近においては、トナー現像枠体12との接合部分に溶着リブ30を形成している。溶着リブ30は図9のM−M断面図に示すように断面略三角形状に形成しており、後述するシール部材35を取り付ける面31まで連続し(図8参照)、溶着リブ30の端面と面31との境界に稜線31aを有している。またトナー現像枠体12にも、上記面31と同様にシール部材35を取り付ける面32を形成している。 【0033】トナー現像枠体12とトナー現像壁部材13の溶着は、超音波振動を付与する溶着ホーン33と、溶着ホーン33を圧接する際の受け台34とによって行う。両部材12、13を溶着する際には、まず前述の端部部材21のボス21aとボス穴12d1、12d2、13cとの嵌合によって位置決めされる。トナー現像枠体12及びトナー現像壁部材13は、図10に示すように、受け台34に面31、32がまたがるように保持される。そして溶着ホーン33によって超音波振動を付与しながら圧接すると、溶着リブ30が溶けてトナー現像枠体12とトナー現像壁部材13が溶着接合される。 【0034】このとき面31の稜線31aも溶融し、受け台34が面31、32の両方に圧接することとなり、図11及びそのN−N断面図である図12に示すように、トナー現像枠体12の端部12dと一体化して同一平面を形成する。 【0035】トナー現像枠体12とトナー現像壁部材13が一体化されると、図13に示すように、現像ローラ10c端部のトナー漏れを防止するシール部材35が面31、32に渡って両面テープ等で張り付けられる。そしてトナー現像壁部材13に現像ローラ10c下方のトナーの吹き出しを防ぐシート部材13dが取り付けられた後に、現像ローラ10cが組み込まれる。 【0036】以上説明した通り、本実施形態によれば、トナー収容部(トナー室10a)から現像領域(現像室10b)へトナーを供給するための供給開口(トナー供給開口12a1)と開放部(壁部12b1、12c1)を有する第一フレーム(トナー現像枠体12)と、前記第一フレームの開放部を塞ぐ第二フレーム(トナー現像壁部材13)と、像担持体(感光体ドラム7)に担持された潜像を現像する現像ローラ10cと、少なくとも前記第一および第二フレームにまたがって固定され前記現像ローラ端部のトナー漏れを防止するシール部材35とを有する現像フレームCであって、前記第一フレームと第二フレームを溶着により接合し、前記第一および第二フレームの接合部分であって、前記シール部材35を固定する面31、32を、溶着により略同一平面に形成している。 【0037】上述の如くトナー現像枠体12の面31、トナー現像壁部材13の面32が同一平面で且つ溶け合って形成されているため、シール部材35と両面テープとの隙間をなくすることができ、良好なトナーシール性を得ることができる。 【0038】[他の実施形態]次に図14を用いて、本発明に係る現像フレーム及びその溶着接合方法及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置の他の実施形態について説明する。上記第一実施形態と説明の重複する部分については、同一の符号を付して説明を省略する。 【0039】上記第一実施形態においてはトナー現像壁部材13のトナー現像枠体12との接合部分である溶着リブ30を略三角形状に形成し、面31が稜線31aを有するよう構成して説明したが、二つの枠体の先端部が溶け合う幅37は、シール部材35の張り付け幅として適当な幅が得られるように設定すればよい。そこで本実施形態においては、図14に示すように、トナー現像壁部材13の溶着リブ36を略中心の所定幅しか設けていない。 【0040】またこれにより溶着リブ36と面32との稜線31bも稜線31aより短く形成されているが、トナー現像枠体12とトナー現像壁部材13の溶け合うきっかけとして稜線の一部又は全部が機能し、面31の一部が溶着リブとして機能すれば、溶着後二つの枠体が同一平面をなすことができ、第一実施形態と同様の効果を得ることができる。 【0041】また第一実施形態に係る溶着接合方法において面31、32を受け台34によって支持するよう構成して示したが、トナー現像壁部材13を受け台34によって支持すると共に、面31、32に溶着ホーン33を圧接するよう構成することでも同様に接合可能である。 【0042】 【発明の効果】上記説明した如く、本発明に係る現像フレーム及びその溶着接合方法においては、トナー収容部から現像領域へトナーを供給するための供給開口と開放部を有する第一フレームと、第一フレームの開放部を塞ぐ第二フレームと、の接合部分であって、現像ローラ端部のトナー漏れを防止するシール部材を固定する面を溶着により略同一平面に形成したことにより、現像ローラ端部のシール部材のトナーシール性を向上させた現像フレーム、及びその組立方法を提供することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001007 【氏名又は名称】キヤノン株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年4月21日(2000.4.21) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100066784 【弁理士】 【氏名又は名称】中川 周吉 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−305859(P2001−305859A) |
| 【公開日】 |
平成13年11月2日(2001.11.2) |
| 【出願番号】 |
特願2000−120703(P2000−120703) |
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