| 【発明の名称】 |
現像装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】高城 富美男
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| 【要約】 |
【課題】現像ローラとの接触幅を広く確保しつつ、搬送されるトナー量を低減させることにより、エッジ先端の弾性変形を小さく且つ摩耗しにくくし、また、所望の薄層厚を形成し安定したトナー帯電量を得る。
【解決手段】現像ローラ7に対してエッジ部で当接するトナー規制ブレード13を有する現像装置において、前記エッジ部は、円弧状曲面の一部を面取りした面取り部13aを備え、該面取り部を現像ローラに当接させる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】現像ローラに対してエッジ部で当接するトナー規制ブレードを有する現像装置において、前記エッジ部は、円弧状曲面の一部を面取りした面取り部を備え、該面取り部を現像ローラに当接させることを特徴とする現像装置。 【請求項2】前記面取り部に続く曲面にも面取り部を形成することを特徴とする請求項1記載の現像装置。 【請求項3】前記面取り部に続く曲面の曲率半径を前記円弧状曲面の曲率半径より小さくすることを特徴とする請求項1記載の現像装置。 【請求項4】現像ローラ回転方向下流側の面取り部の下流側エッジを現像ローラに当接させることを特徴とする請求項1または2記載の現像装置。 【請求項5】現像ローラに対してエッジ部で当接するトナー規制ブレードを有する現像装置において、前記エッジ部は、円弧状曲面の一部を面取りした面取り部を備え、前記円弧状曲面を現像ローラに当接させることを特徴とする現像装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真法を用いる複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置において、特に、1成分非磁性乾式の現像装置に関する。 【0002】 【従来の技術】1成分非磁性乾式の現像装置においては、現像ローラにトナー規制ブレードを当接させて、現像ローラ上にトナーの薄層を形成するとともに、トナーを摩擦帯電させ、この現像ローラを感光体に接触させることにより、静電潜像を現像し顕像化している。 【0003】従来、このようなトナー規制ブレードとして、図7に示すように、板状弾性部材20の先端エッジ部の形状に関し、曲率半径Rを0.05〜2.0mmの曲面20aとし、この曲面20aに連なる2つの面のなす角度θを90〜110°にしたものが、特開平11−344858号公報により提案されている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところで、感光体としてソフト(弾性)材料を用い現像ローラとしてハード(非弾性)材料を用いる画像形成装置においては、感光体表面の損傷を防止し且つ高画質の画像を得るために、現像ローラ上に均一なトナーの薄層を形成し、安定したトナーの帯電を図る必要がある。ここで、均一なトナーの薄層を形成するためには、トナー規制ブレード20と現像ローラ21が接触するニップ部Nと、現像ローラ21の回転方向Pに対して曲面20aの上流側エッジE間の面積A(図示ハッチング部)を小さくし、搬送されるトナー量を少なくする必要がある。 【0005】しかしながら、上記従来のトナー規制ブレードにおいて、上記面積Aを小さくするために単純に曲率半径Rを小さくすると、当接荷重によってニップ部Nの形状が変化したりエッジが摩耗してしまうため、層厚が安定しないとともに、現像ローラ21との接触幅が小さくなるため、トナーの帯電が不十分且つ不安定になるという問題を有している。 【0006】本発明は、上記従来の問題を解決するものであって、現像ローラとの接触幅を広く確保しつつ、搬送されるトナー量を低減させることにより、エッジ先端の弾性変形を小さく且つ摩耗しにくくし、また、所望の薄層厚を形成し安定したトナー帯電量を得ることができる現像装置を提供することを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】そのために本発明の現像装置は、現像ローラに対してエッジ部で当接するトナー規制ブレードを有する現像装置において、前記エッジ部は、円弧状曲面の一部を面取りした面取り部を備え、該面取り部を現像ローラに当接させることを特徴とする。また、現像ローラに対してエッジ部で当接するトナー規制ブレードを有する現像装置において、前記エッジ部は、円弧状曲面の一部を面取りした面取り部を備え、前記円弧状曲面を現像ローラに当接させることを特徴とする。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明が適用される現像装置の1例を示す全体構成図である。 【0009】現像装置1は、潜像担持体である感光体2に離接可能に配設される現像ハウジング3と、現像ハウジング3内にトナーを補給するためのトナーカートリッジ4を備えている。現像ハウジング3内には、トナー供給室5とトナー補給室6が区画形成され、トナー供給室5には、感光体2に接触して図示矢印方向に回転する現像ローラ(現像剤担持体)7と、この現像ローラ7に接触しこれと同方向に回転するトナー供給ローラ9が装着されている。また、トナー補給室6には、撹拌部材10が装着されている。 【0010】現像ハウジング3の上部には支持板11がスプリング12を介して揺動自在に支持され、この支持板11の先端に板状のトナー規制ブレード13が固定され、トナー規制ブレード13の先端エッジを現像ローラ7に当接させている。なお、本発明においては、現像剤は1成分非磁性トナーを用い、感光体2はニッケル等からなるソフト(弾性)材料を用い、現像ローラ7はアルミ等のハード(非弾性)材料を用い、トナー規制ブレード13はウレタンゴム等の弾性材料を用いる。 【0011】上記構成からなる現像装置においては、トナー補給室6内のトナーTは、撹拌部材10の回転により撹拌され、トナー供給室5のトナー供給ローラ9に搬送される。現像ローラ7には現像バイアス電圧が印加され、トナー供給ローラ9には供給バイアス電圧が印加されており、トナー供給ローラ9の回転により摩擦帯電されたトナーは現像ローラ7に供給される。現像ローラ7の表面に供給されたトナーは、トナー規制ブレード13により更に摩擦帯電されるとともに、現像ローラ7の外周面上にトナー薄層を形成する。その後、現像ローラ7は感光体2と接触し静電潜像にトナーが転移される。 【0012】図2は、本発明の現像装置の1実施形態を示し、図1のトナー規制ブレード13の先端形状を示す拡大断面図である。 【0013】トナー規制ブレード13の先端エッジの形状は、曲率半径Rで角度θからなる円弧状曲面13cを想定し、この曲面13cを紙面に直交する線Lを境界にしてそれぞれ平坦に面取りし、面取り部13aと13bを有している。このとき、Rを0.05〜2.0mmとし、角度θが80°〜110°の関係を満足するようする。そして、下流側の面取り部13aでトナー規制ブレード13を現像ローラ7に当接させニップ部Nを形成するようにする。 【0014】上記構成からなる本発明の現像装置の作用について説明する。前述の如く、均一なトナーの薄層を形成するためには、トナー規制ブレード13と現像ローラ7が接触するニップ部Nと、現像ローラ7の回転方向Pに対して面取り部13bの上流側エッジE間の面積A(図示ハッチング部)を小さくし、搬送されるトナー量を少なくする必要がある。従来のトナー規制ブレードにおいて、上記面積Aを小さくするために単純に曲率半径Rを小さくすると、当接荷重によってニップ部Nの形状が変化したりエッジが摩耗してしまうため、層厚が安定しないとともに、現像ローラ7との接触幅が小さくなるため、トナーの帯電が不十分になるという問題を有している。 【0015】これに対して、本発明においては、平坦な面取り部13aで現像ローラ7に当接させるため、ニップ部Nの形状が変化したりエッジが摩耗してしまうことがなく、層厚を安定させることができるとともに、現像ローラ7との接触幅を広くとることができ、トナー帯電量を安定させることができる。また、面取り部13aに続く面取り部13bの幅を小さくすることができ、トナー規制ブレード13と現像ローラ7が接触するニップ部N上流端と、現像ローラ7の回転方向Pに対して面取り部13bの上流側エッジE間の面積A(図示ハッチング部)を小さくし、搬送されるトナー量を少なくし均一な薄層を形成することができる。 【0016】図3は、本発明の他の実施形態であるトナー規制ブレード13の先端形状を示す拡大断面図である。本実施形態においては、円弧状曲面13cの一部のみを面取りした面取り部13aを有し、残りの部分は曲面13bとしている。本実施形態においては、さらに面積Aを小さくすることができる。 【0017】図4は、本発明の他の実施形態であるトナー規制ブレード13の先端形状を示す拡大断面図である。本実施形態においては、円弧状曲面13cの一部のみを面取りした面取り部13aを有し、残りの部分は、曲率半径Rおよび角度θより小さい曲率半径R′および角度θ′からなる円弧状曲面13bとしている。 【0018】図5は、本発明の他の実施形態であるトナー規制ブレード13の先端形状を示す拡大断面図である。本実施形態においては、下流側の面取り部13aの下流側エッジを現像ローラ7のニップ部Nに当接させるようにしている。 【0019】図6は、本発明の他の実施形態を示し、トナー規制ブレード13の先端形状を示す拡大断面図である。本実施形態においては、曲率半径Rで角度θからなる円弧状曲面13cを想定し、前記角度θより小さい角度θ′だけ下流側の上流側エッジEから上流側を平坦に面取りし、面取り部13bを形成している。本実施形態においては、さらに面積Aを小さくすることができる。 【0020】 【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明によれば、現像ローラとの接触幅を広く確保しつつ、搬送されるトナー量を低減させることにより、エッジ先端の弾性変形を小さく且つ摩耗しにくくし、また、所望の薄層厚を形成し安定したトナー帯電量を得ることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000002369 【氏名又は名称】セイコーエプソン株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年4月25日(2000.4.25) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100092509 【弁理士】 【氏名又は名称】白井 博樹 (外7名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−305857(P2001−305857A) |
| 【公開日】 |
平成13年11月2日(2001.11.2) |
| 【出願番号】 |
特願2000−124267(P2000−124267) |
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