| 【発明の名称】 |
カラー画像形成装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】篠原 賢史
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| 【要約】 |
【課題】複数の解像度で出力するモードのうち、ある1つのモードのみでマークの形成、および検知を行うことで、位置ずれ検知、補正時間の短縮ができるカラー画像形成装置を提供すること。
【解決手段】検知手段によってマークの検知が終了後、データはI/Oポート23を介し、データバス24によりCPU25およびRAM28にロードされ、種々のずれ量を算出するための演算処理を行う。ROM27には、種々のずれ量を演算するためのプログラムを始め、各種のプログラムが格納してある。CPU25は、受光部17からの検知信号を適当なタイミングでモニタしており、発光量制御部29による発光量を制御する。CPU25は、求めた各種の補正量に基づき、主、副レジストの変更および倍率誤差に基づき角周波数を変更するため、書込制御基板30に対してその設定を行う。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 搬送ベルト上の記録媒体に画像を形成するカラー画像形成装置において、前記搬送ベルトの主走査方向および副走査方向に対して複数の解像度で画像を出力する出力モード手段と、前記出力モード手段の複数の出力モードから1つの出力モードを選択する選択手段と、前記選択手段が選択した出力モードに基づいて、前記搬送ベルト上の記録媒体に転写された画像の位置ずれを検知するマークを形成するマーク形成手段と、前記マーク形成手段によって検知された位置ずれを検出する検出手段と、前記検出手段による検出結果から位置ずれ量および補正量を算出する算出手段と、前記算出手段によって算出された位置ずれ量および補正量に基づいて画像書き出しタイミングの補正をする補正手段と、を備えたことを特徴とするカラー画像形成装置。 【請求項2】 前記選択手段が前記出力モード手段から選択する出力モードは、副走査方向のプロセス線速が一番遅いモードであることを特徴とする請求項1記載のカラー画像形成装置。 【請求項3】 印刷したい解像度の出力モードを指定する指定手段をさらに備え、前記選択手段が前記指定手段によって指定された出力モードに近い出力モードを前記出力モード手段から選択することを特徴とする請求項1記載のカラー画像形成装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、カラー画像形成装置に係り、特に、電子写真方式・静電記録方式の複写機、プリンタ、ファクシミリ等のカラー画像形成装置に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、電子写真式・静電記録式の複写機、プリンタ、ファクシミリ等のカラー画像形成装置が広く利用されている。これらのカラー画像形成装置には、電子写真式プロセス部によって形成された画像を搬送ベルトに搬送し、単一の記録媒体上に順次重ね合わせて転写することにより記録媒体上にカラー画像を得るタンデム方式と呼ばれているものがある。 【0003】特開平10−198110号公報には、主走査方向のラインとこれに対して傾斜するラインからなる位置ずれ検知用マークを検知するための検知手段は、位置ずれ検知用マークの各々のラインに対して平行、かつ、同一幅の開口部を持つスリットと光源と受光部とからなる単一の検出手段によって、搬送ベルトに形成された位置ずれ検知用マークを検知するようにしたカラー画像形成方法が記載されている。 【0004】特開平11−65208号公報には、位置ずれ検知用マークは、感光体半周分の距離だけ離れた位置に同色同形状のトナーマークが複数対存在し、かつ、お互いのトナーマーク対は感光体半周長の整数倍とは異なる距離離れた位置に存在するカラー画像形成装置が、または、トナーマーク対の間隔内にトナーマークが1個以上存在するパターンを形成するカラー画像形成装置が記載されている。 【0005】特許第2642351号公報には、無端状搬送手段上に主走査方向に延びる直線からなる基準部とそれに対して斜めに延びる斜め線を形成し、基準部と斜め線との間隔の理想値と実際の検出間隔との比較から斜め線の主走査方向のずれ量を演算し、その結果に基づき主走査方向の書出しタイミングクロックおよび書込みクロックの少なくとも一方を補正する画像形成装置が記載されている。 【0006】特許第2765626号公報には、無端状搬送手段上に各色毎の位置ずれ測定用パターン画像を形成し、検知手段によって検知を行い、基準となる1つの色の測定用パターン画像と他の色のパターン画像とのずれ量を演算し、そのずれ量に基づいて画像書き出しタイミングを調整する画像形成装置が記載されている。 【0007】図6は、従来の搬送ベルトに沿って画像形成部が並んだタンデムタイプのカラー画像形成装置の構成を示した図である。各々異なる色(イエロー:Y、マゼンタ:M、シアン:C、ブラック:K)のカラー画像を形成する画像形成部1Y、1M、1C、1Kは、転写紙2を搬送する搬送ベルト3に沿って一列に配置されている。搬送ベルト3は、その一方が駆動回転する駆動ローラと他方が従動回転する従動ローラである搬送ローラ4、5によって架設されており、搬送ローラ4、5の回転により矢印方向に回転駆動される。 【0008】搬送ベルト3の下部には、転写紙2が収納された給紙トレイ6が備えられている。収納された転写紙2のうち最上位置にある転写紙2は、画像形成時には給紙され、静電吸着によって搬送ベルト3上に吸着される。吸着された転写紙2は、第1の画像形成部(イエロー)1Yに搬送され、ここでイエローの画像形成が行われる。 【0009】第1の画像形成部1Yは、感光体ドラム7Yと感光体ドラム7Yの周囲に配置された帯電器8Y、露光器9Y、現像器10Y、感光体クリーナ11Yから構成されている。感光体ドラム7Yの表面は、帯電器8Yで一様に帯電された後、露光器9Yによりイエローの画像に対応したレーザ光12Yで露光され、静電潜像が形成される。 【0010】形成された静電潜像は、現像器10Yで現像され、感光体ドラム7Y上にトナー像が形成される。このトナー像は感光体ドラム7Yと搬送ベルト3上の転写紙2と接する位置(転写位置)で転写器13Yによって転写され、転写紙2上に単色(イエロー)の画像を形成する。転写が終わった感光体ドラム7Yは、ドラム表面に残った不要なトナーを感光体クリーナ11Yによってクリーニングされ、次の画像形成に備える。 【0011】第1の画像形成部1Yで単色(イエロー)を転写された転写紙2は、搬送ベルト3によって第2の画像形成部(マゼンタ)1Mに搬送される。ここでも、同様に感光体ドラム7M上に形成されたトナー像(マゼンタ)は、転写紙2上に重ねて転写される。転写紙2は、さらに第3の画像形成部(シアン)1C、第4の画像形成部(ブラック)1Kに搬送され、同様に形成されたトナー像を転写されてカラー画像を形成する。第4の画像形成部1Kを通過してカラー画像が形成された転写紙2は、搬送ベルト3から剥離され、定着器14にて定着された後、排紙される。また、搬送ベルト3は、各画像形成部1Y、1M、1C、1Kの位置ずれ検知手段として発光部15、スリット16および受光部17を備えている。 【0012】図7は、検知手段とその周辺部を示した図であり、図8は、図7の検知手段の拡大図である。また、図9は、検知手段のスリット16の拡大図である。検知手段は、発光部15、スリット16および受光部17を備えており、搬送ベルト3上に形成された位置ずれ検知用マーク18を検知する。検知手段は、主走査方向の両端に配置され、各々に対応して位置ずれ検知用マーク18が形成される。スリット16は、主走査方向に平行なライン(以下、横線と呼ぶ)とそのラインに対して傾斜したライン(以下、斜め線と呼ぶ)それぞれを検知するために、横線および斜め線と平行な開口部(各々幅a、長さb)から形成される。 【0013】図10は、位置ずれ検知用マーク18の拡大図である。位置ずれ検知用マーク18は、K、C、M、Yそれぞれの横線、斜め線によって構成されており、各々のラインの幅はスリット16の開口部の幅aと同一であり、長さはスリット16の開口部の長さbよりも長くなっている。位置ずれ検知用マーク18は、この例ではK−C−M−Yの順に並んでおり、横線4つと斜め線4つで1つの対となっている。 【0014】位置ずれ検出パターンは、各感光体ドラム7の半周分の距離だけ離れた位置に同色同形状のトナーマークが複数対存在し、かつ、お互いのトナーマーク対は各感光体ドラム7の半周長の整数倍とは異なる距離離れた位置に存在する。また、位置ずれ検出パターンは、各感光体ドラム7半周分の距離だけ離れた位置に同色同形状のトナーマーク対が複数存在し、かつ、トナーマーク対の間隔内にトナーマークが1個以上存在するパターンを形成する。図10では、感光体1周の周長間に4対のマークが形成されている。 【0015】また、各々の横線、斜め線の間隔は所定の長さdを目標として形成される。この長さdとは、位置ずれがあっても各横線、斜め線の列の順序逆転が起こらないように設定された値である。長さdと設定することによって、横線、斜め線がスリット16の開口部に来た際の検知信号は、きれいな山形若しくは谷形の波形となり、横線、斜め線の中央を正確に求めることができる。 【0016】これらの横線、斜め線を用いて、各々の対においてKの横線を基準にして各ラインの検知時間差および左右の検知結果を比較し、さらに4対の演算結果の平均をとることによって、感光体の回転むらに起因する検知誤差を除去でき、正確なスキュー(傾き)、副走査レジストずれ、主走査レジストずれ、主走査倍率誤差の補正を行うことができる。 【0017】次に、位置ずれ検知用マーク18で検知、演算された各種のずれ量に基づいた補正について説明する。図11は、副走査方向の書き出しタイミングを補正する際のタイミングチャートを示した図である。図11の場合、補正分解能は1dotであるとする。副走査方向の画像領域信号(書込みenable信号)は、同期検知信号のタイミングで書き出しを調整している。マーク検知および演算の結果、1dot書き出し位置を早くしたい場合、図11に示すように同期検知信号1つ分早く書込みenable信号をアクティブにすれば良い。 【0018】図12は、主走査方向の書き出しタイミングを補正する際のタイミングチャートを示した図である。図12の場合も補正分解能は1dotであるとする。まず、画像書込みクロックは、同期検知信号の立ち下がりエッジにより、各ラインともに正確に位相の合ったクロックが得られるようになっている。クロック信号に同期して画像の書込みが行われるが、主走査方向の画像書込みenable信号もこのクロックに同期して作られている。マーク検知および演算の結果、1dot書き出し位置を早くしたい場合、図12に示すように1クロック分早く書込みenable信号をアクティブにすれば良い。 【0019】さらに、マーク検知および演算の結果、主走査方向の倍率が基準色に対してずれているときは、周波数を非常に小さいステップで変更できるデバイス、例えばクロックジェネレータ等を用いることにより倍率を変更することで位置ずれを補正する。 【0020】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来のタンデムタイプのカラー画像形成装置においては、その構成上、各色間の位置合わせ技術が重要な課題となっていた。また、各色の位置ずれとして、スキュー、副走査方向のレジストずれ、副走査方向のピッチムラ、主走査方向の倍率誤差、主走査方向のレジストずれ等が主な原因としてあった。従来のカラー画像形成装置では、このような様々な原因に対する各色の色ずれ、位置ずれを防止するために、出力モードの解像度に合わせての補正量を算出することは行っていなかった。 【0021】そこで、本発明の第1の目的は、複数の解像度で出力するモードのうち、ある1つのモードのみでマークの形成、および検知を行うことで、位置ずれ検知、補正時間の短縮ができるカラー画像形成装置を提供することである。本発明の第2の目的は、解像度のモード毎に各々位置ずれ補正量を算出し、プリント要求時の解像度のモードに合った補正量の設定を行い、画像形成を行うことができるカラー画像形成装置を提供することである。 【0022】 【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明では、搬送ベルト上の記録媒体に画像を形成するカラー画像形成装置において、前記搬送ベルトの主走査方向および副走査方向に対して複数の解像度で画像を出力する出力モード手段と、前記出力モード手段の複数の出力モードから1つの出力モードを選択する選択手段と、前記選択手段が選択した出力モードに基づいて、前記搬送ベルト上の記録媒体に転写された画像の位置ずれを検知するマークを形成するマーク形成手段と、前記マーク形成手段によって検知された位置ずれを検出する検出手段と、前記検出手段による検出結果から位置ずれ量および補正量を算出する算出手段と、前記算出手段によって算出された位置ずれ量および補正量に基づいて画像書き出しタイミングの補正をする補正手段と、を備えたことにより、前記第1の目的を達成する。 【0023】請求項2記載の発明では、請求項1記載の発明において、前記選択手段が前記出力モード手段から選択する出力モードは、副走査方向のプロセス線速が一番遅いモードであることにより、前記第1の目的を達成する。 【0024】請求項3記載の発明では、請求項1記載の発明において、印刷したい解像度の出力モードを指定する指定手段をさらに備え、前記選択手段が前記指定手段によって指定された出力モードに近い出力モードを前記出力モード手段から選択することにより、前記第2の目的を達成する。 【0025】 【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態について図1ないし図5を参照して詳細に説明する。なお、本実施の形態の説明上、従来の図6〜図12に基づいて説明した部分と同一部分は同一符号で示し、説明を省略する。 【0026】図1は、本実施の形態に係るカラー画像形成装置とその周辺装置を示したブロック図である。周辺装置であるPC(パーソナル・コンピュータ)31にはプリンタドライバ34がインストールされており、カラー画像形成装置のプリンタコントローラ32およびプリンタエンジン制御部33に対して種々の設定を行う。解像度のモード設定もプリンタドライバ34により行う。PC31上のアプリケーションソフトから印刷が実行されると、データはプリンタコントローラ32に送られて所定の画像処理等がなされた後、プリンタエンジン制御部33に送られ画像形成される。 【0027】図2は、プリンタエンジン制御部33の構成を示したブロック図である。プリンタエンジン制御部33は、検知手段によって検知されたデータの処理および設定を行う。受光部17から得られた信号は、AMP(Amplifier)40によって増幅され、フィルタ19によってライン検知の信号成分のみを通過させ、A/D(アナログ/デジタル)変換器20によってアナログデータからデジタルデータへと変換される。 【0028】データのサンプリングは、サンプリング制御部22によって制御され、サンプリングされたデータはFIFO(First In First Out)メモリ21に格納される。ここでは1組の検知手段における構成のみを示したが、もう1組の検知手段も同様の構成となっている。検知手段によって一通りマークの検知が終了した後、格納されていたデータはI/O(input/Output)ポート23を介し、データバス24によりCPU(中央処理装置)25およびRAM(ランダム・アクセス・メモリ)28にロードされ、種々のずれ量を算出するための演算処理を行う。 【0029】一方、ROM(リード・オンリ・メモリ)27には、種々のずれ量を演算するためのプログラムを始め、各種のプログラムが格納してある。なお、アドレスバス26によって、ROMアドレス、RAMアドレス、各種入出力機器の指定を行っている。また、CPU25は、受光部17からの検知信号を適当なタイミングでモニタしており、搬送ベルト3および発光部15の劣化等が起こっても確実に検知ができるように発光量制御部29による発光量を制御し、受光部17からの受光信号のレベルが常に一定となるようにしている。 【0030】CPU25は、求めた各種の補正量に基づき、主、副レジストの変更および倍率誤差に基づき角周波数を変更するため、書込制御基板30に対してその設定を行う。書込制御基板30には、出力周波数を非常に細かく設定できるデバイス、例えば、VCO(Voltage Controlled Oscillator)を利用したクロックジェネレータ等を基準色を含め各色に対して備えている。この書込制御基板30によって、書き出しタイミングの制御や補正を行い、その出力を画像書き込みクロックとして用いる(図11および図12参照)。 【0031】次に、本実施の形態のカラー画像形成装置の解像度について説明をする。本実施の形態のカラー画像形成装置では、主走査方向解像度×副走査方向解像度が1200×1200dpiおよび1200×600dpiの2つのモードがあるものとする。1200×1200dpi時には、1200×600dpi時のプロセス線速Vに対してプロセス線速V/2として出力するものとする。 【0032】各色間の画像位置ずれの要因としては、装置各部の温度変化、環境温度変化等がある。メインCPU(図12において図示は省略)は、これらの要因を監視しており、位置合わせが必要であると判断した場合にマークの形成、検知およびずれ量の演算、補正を各色毎に行う。本実施の形態の場合、マークの形成、検知は、1200×1200dpiおよび1200×600dpiの2つのモードに対してそれぞれマークの形成、検知およびずれ量の演算、補正を行うのではなく、プロセス線速が遅い方、すなわち1200×1200dpi時のプロセス線速V/2のモードで行う。 【0033】図3は、本実施の形態に係るプロセス線速の求め方を示した図である。搬送ローラ4、5が図3に示すように中心Oから偏心を持っていて、O’が回転中心となっているとする。搬送ローラ4、5の半径をr、偏心量をeとすると、O’を中心として回転した場合、搬送ローラ4、5上のある点の回転半径dはd=sqr{e2+r2+2*e*r*cos(2ωt+φ)} ここで、sqrは平方根を、ωは搬送ローラ4、5の回転角周波数を表している。従って、搬送ローラ4、5外周の速度Vr’は、 Vr’=d*ω =sqr{e2+r2+2*e*r*cos(2ωt+φ)}*ω …■と表され、搬送ローラ4、5の回転角周波数ωに比例し、搬送ローラ4、5の1回転周期の速度変動を持っていることが分かる。 【0034】一方、搬送ローラ4、5の偏心量がゼロ、すなわちe=0の場合の搬送ローラ4、5外周の速度Vrは、Vr=sqr{r2}*ω …■ で表される。 ■、■から、搬送ローラ4、5の偏心による外周線速の誤差、すなわち線速変動ΔVは、 ΔV=Vr’−Vr =sqr{e2+r2*e*r*cos(ωt+φ)}*ω …■と表せる。 【0035】マーク検知に際しては、形成されたベルトの線速変動が小さいことが望ましく、高精度に検知することができる。ωとプロセス線速とは比例しているので、■式からω、すなわちプロセス線速が小さい方が搬送ローラ4、5の外周の速度変動、すなわちベルトの線速変動が小さいこととが分かる。以上のような理由から、本実施の形態ではプロセス線速が遅い方、すなわち1200×1200dpi時のプロセス線速V/2のモードでマークの形成および検知を行っている。 【0036】1200×1200dpi、プロセス線速V/2にて検知した結果から、各色の各種ずれ量を算出する。例えば、YのKに対する副走査方向のレジストずれ量が42.3[μm]であった場合、各モード毎に補正量を算出すると1200×1200dpi時の補正量としては2ライン、1200×600dpi時の補正量としては1ラインである。プリント要求時の解像度のモードによって、そのモードに合った補正量の設定を行い画像形成を行う。他色の他のずれに対しても同様に補正量の設定を行う。 【0037】図4は、位置ずれ量検知を行う際の処理手順を示したフローチャートである。主走査方向解像度×副走査方向解像度が1200×1200dpiにてマークの形成を行い(ステップ41)、この形成したマークの検知を行う(ステップ42)。1200×1200dpi時の補正量を算出し(ステップ43)、次に1200×600dpi時の補正量を算出して(ステップ44)、位置ずれ量検知の処理を終了する。 【0038】図5は、画像出力を行う際の処理手順を示したフローチャートである。主走査方向解像度×副走査方向解像度が1200×1200dpiの出力モードかどうかを判定する(ステップ51)。主走査方向解像度×副走査方向解像度が1200×1200dpiの出力モードであるならば(ステップ51;Y)、1200×1200dpi時での補正量を設定して(ステップ52)、画像形成を行い(ステップ54)、画像出力の処理を終了する。主走査方向解像度×副走査方向解像度が1200×1200dpiの出力モードでないならば(ステップ51;N)、1200×600dpi時の補正量を設定し(ステップ53)、画像形成を行い(ステップ54)、画像出力の処理を終了する。 【0039】 【発明の効果】請求項1記載の発明では、選択手段が選択した出力モードに基づいて、搬送ベルト上の記録媒体に転写された画像の位置ずれを検知するマークを形成するマーク形成手段と、マーク形成手段によって検知された位置ずれを検出する検出手段と、検出手段による検出結果から位置ずれ量および補正量を算出する算出手段と、算出手段によって算出された位置ずれ量および補正量に基づいて画像書き出しタイミングの補正をする補正手段とを備えるので、位置ずれの検知および補正時間を短縮することができ、ユーザの待ち時間を短縮することが可能となる。 【0040】請求項2記載の発明では、選択手段が出力モード手段から選択する出力モードは、副走査方向のプロセス線速が一番遅いモードであるので、搬送ベルトの速度変動の影響を極力小さくことができ、高精度に位置合わせをすることができる。 【0041】請求項3記載の発明では、印刷したい解像度の出力モードを指定する指定手段をさらに備え、選択手段が指定手段によって指定された出力モードに近い出力モードを選択し、指定した解像度によらず、先に行ったマーク形成、検知の結果から補正するので、検知および補正時間の短縮が可能となり、ユーザの待ち時間を短縮することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006747 【氏名又は名称】株式会社リコー
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| 【出願日】 |
平成12年3月21日(2000.3.21) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2001−265085(P2001−265085A) |
| 【公開日】 |
平成13年9月28日(2001.9.28) |
| 【出願番号】 |
特願2000−78921(P2000−78921) |
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