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【発明の名称】 画像形成装置並びに画像形成装置の制御方法および記憶媒体
【発明者】 【氏名】小柳 倫明

【要約】 【課題】画像合せ処理のためのユーザの待機時間を短縮すること。

【解決手段】CPU1018が、通常の画像形成処理実行時と画像合せ処理実行時とで、画像形成のためのプロセススピード(中間搬送ベルトの移動速度,画像形成速度)を変更制御する構成を特徴とする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 複数の画像担持体上にそれぞれ形成される可視画像を一時的に移動体上に重ねて転写した後に記録媒体に再転写して記録媒体上に多重画像を形成可能な画像形成装置において、前記複数の画像担持体上にそれぞれ所定のパターンを形成し該形成された複数のパターンをそれぞれ前記移動体上に転写し該移動体上に転写された複数のパターンを検出し該検出結果に基づいて前記各画像担持体上の画像を合せる画像合せ処理を行う画像合せ手段と、前記記録媒体への画像の再転写時と前記画像合せ手段による画像合せ処理実行時とで、前記移動体の移動速度を変更制御する制御手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】 複数の画像担持体上にそれぞれ形成される可視画像を移動体により搬送される記録媒体に重ねて転写して記録媒体上に多重画像を形成可能な画像形成装置において、前記複数の画像担持体上にそれぞれ所定のパターンを形成し該形成された複数のパターンをそれぞれ前記移動体上に転写し該移動体上に転写された複数のパターンを検出し該検出結果に基づいて前記各画像担持体上の画像を合せる画像合せ処理を行う画像合せ手段と、前記記録媒体への画像転写時と前記画像合せ手段による画像合せ処理実行時とで、前記移動体の移動速度を変更制御する制御手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
【請求項3】 前記制御手段は、前記画像合せ手段による画像合せ処理実行時の移動体の移動速度を、前記記録媒体への画像転写時の移動体の移動速度より速い速度とすることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
【請求項4】 複数の画像担持体上にそれぞれ形成される可視画像を移動体上に重ねて転写し前記移動体により搬送する一連の画像形成プロセスを複数のプロセススピードで実行可能な画像形成装置において、前記複数の画像担持体上にそれぞれ形成される可視画像を一時的に移動体上に重ねて転写した後に記録媒体に再転写して記録媒体上に多重画像を形成する画像形成モードと、前記複数の画像担持体上にそれぞれ所定のパターンを形成し該形成された複数のパターンをそれぞれ前記移動体上に転写し該移動体上に転写された複数のパターンを検出し該検出結果に基づいて前記各画像担持体上の画像を合せる画像合せ処理を行う画像合せモードと、前記画像形成モード実行時と前記画像合せモード実行時とで、前記プロセススピードを変更制御する制御手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
【請求項5】 複数の画像担持体上にそれぞれ形成される可視画像を移動体により搬送される記録媒体または移動体上に重ねて転写して前記移動体により搬送する一連の画像形成プロセスを複数のプロセススピードで実行可能な画像形成装置において、前記複数の画像担持体上にそれぞれ形成される可視画像を移動体により搬送される記録媒体に重ねて転写して記録媒体上に多重画像を形成する画像形成モードと、前記複数の画像担持体上にそれぞれ所定のパターンを形成し該形成された複数のパターンをそれぞれ前記移動体上に転写し該移動体上に転写された複数のパターンを検出し該検出結果に基づいて前記各画像担持体上の画像を合せる画像合せ処理を行う画像合せモードと、前記画像形成モード実行時と前記画像合せモード実行時とで、前記プロセススピードを変更制御する制御手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
【請求項6】 前記制御手段は、前記画像合せモード実行時のプロセススピードを前記複数のプロセススピードのなかで最も高速のプロセススピードとすることを特徴とする請求項4又は5記載の画像形成装置。
【請求項7】 複数の画像担持体上にそれぞれ形成される可視画像を移動体上に重ねて転写し前記移動体により搬送する一連の画像形成プロセスを複数のプロセススピードで実行可能な画像形成装置において、前記複数の画像担持体上にそれぞれ形成される可視画像を一時的に移動体上に重ねて転写した後に記録媒体に再転写して記録媒体上に多重画像を形成する画像形成モードと、前記複数の画像担持体上にそれぞれ所定のパターンを形成し該形成された複数のパターンをそれぞれ前記移動体上に転写し該移動体上に転写された複数のパターンを検出し該検出結果に基づいて前記各画像担持体上の画像を合せる画像合せ処理を行う画像合せモードと、前記画像合せモード実行時に、前記いずれかのプロセススピードを選択的に切り換え設定する切り換え手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
【請求項8】 複数の画像担持体上にそれぞれ形成される可視画像を移動体により搬送される記録媒体または移動体上に重ねて転写して前記移動体により搬送する一連の画像形成プロセスを複数のプロセススピードで実行可能な画像形成装置において、前記複数の画像担持体上にそれぞれ形成される可視画像を移動体により搬送される記録媒体に重ねて転写して記録媒体上に多重画像を形成する画像形成モードと、前記複数の画像担持体上にそれぞれ所定のパターンを形成し該形成された複数のパターンをそれぞれ前記移動体上に転写し該移動体上に転写された複数のパターンを検出し該検出結果に基づいて前記各画像担持体上の画像を合せる画像合せ処理を行う画像合せモードと、前記画像合せモード実行時に、前記いずれかのプロセススピードを選択的に切り換え設定する切り換え手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
【請求項9】 前記切り換え手段は、前記画像合せモード実行時に切り換え設定するプロセススピードを前記移動体上に転写された複数のパターンを検出可能な最大速度とすることを特徴とする請求項7又は8記載の画像形成装置。
【請求項10】 複数の画像担持体上にそれぞれ形成される可視画像を一時的に移動体上に重ねて転写した後に記録媒体に再転写して記録媒体上に多重画像を形成する画像形成部と、前記複数の画像担持体上にそれぞれ所定のパターンを形成し該形成された複数のパターンをそれぞれ前記移動体上に転写し該移動体上に転写された複数のパターンを検出し該検出結果に基づいて前記各画像担持体上の画像を合せる画像合せ処理を行う画像合せ部とを有する画像形成装置の制御方法において、前記記録媒体への画像の再転写時と前記画像合せ部による画像合せ処理実行時とで、前記移動体の移動速度を変更する変更工程を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
【請求項11】 複数の画像担持体上にそれぞれ形成される可視画像を移動体により搬送される記録媒体に重ねて転写して記録媒体上に多重画像を形成する画像形成部と、前記複数の画像担持体上にそれぞれ所定のパターンを形成し該形成された複数のパターンをそれぞれ前記移動体上に転写し該移動体上に転写された複数のパターンを検出し該検出結果に基づいて前記各画像担持体上の画像を合せる画像合せ処理を行う画像合せ部とを有する画像形成装置の制御方法において、前記記録媒体への画像転写時と前記画像合せ部による画像合せ処理実行時とで、前記移動体の移動速度を変更する変更工程を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
【請求項12】 複数の画像担持体上にそれぞれ形成される可視画像を移動体上に重ねて転写し前記移動体により搬送する一連の画像形成プロセスを複数のプロセススピードで実行可能であり、前記複数の画像担持体上にそれぞれ形成される可視画像を一時的に移動体上に重ねて転写した後に記録媒体に再転写して記録媒体上に多重画像を形成する画像形成モードと、前記複数の画像担持体上にそれぞれ所定のパターンを形成し該形成された複数のパターンをそれぞれ前記移動体上に転写し該移動体上に転写された複数のパターンを検出し該検出結果に基づいて前記各画像担持体上の画像を合せる画像合せ処理を行う画像合せモードとを有する画像形成装置の制御方法において、前記画像形成モード実行時と前記画像合せモード実行時とで、前記プロセススピードを変更する変更工程を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
【請求項13】 複数の画像担持体上にそれぞれ形成される可視画像を移動体により搬送される記録媒体または移動体上に重ねて転写して前記移動体により搬送する一連の画像形成プロセスを複数のプロセススピードで実行可能であり、前記複数の画像担持体上にそれぞれ形成される可視画像を移動体により搬送される記録媒体に重ねて転写して記録媒体上に多重画像を形成する画像形成モードと、前記複数の画像担持体上にそれぞれ所定のパターンを形成し該形成された複数のパターンをそれぞれ前記移動体上に転写し該移動体上に転写された複数のパターンを検出し該検出結果に基づいて前記各画像担持体上の画像を合せる画像合せ処理を行う画像合せモードを有する画像形成装置の制御方法において、前記画像形成モード実行時と前記画像合せモード実行時とで、前記プロセススピードを変更する変更工程を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
【請求項14】 複数の画像担持体上にそれぞれ形成される可視画像を移動体上に重ねて転写し前記移動体により搬送する一連の画像形成プロセスを複数のプロセススピードで実行可能であり、前記複数の画像担持体上にそれぞれ形成される可視画像を一時的に移動体上に重ねて転写した後に記録媒体に再転写して記録媒体上に多重画像を形成する画像形成モードと、前記複数の画像担持体上にそれぞれ所定のパターンを形成し該形成された複数のパターンをそれぞれ前記移動体上に転写し該移動体上に転写された複数のパターンを検出し該検出結果に基づいて前記各画像担持体上の画像を合せる画像合せ処理を行う画像合せモードとを有する画像形成装置の制御方法において、前記画像合せモード実行時に、前記いずれかのプロセススピードを選択的に切り換え設定する切り換え工程を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
【請求項15】 複数の画像担持体上にそれぞれ形成される可視画像を移動体により搬送される記録媒体または移動体上に重ねて転写して前記移動体により搬送する一連の画像形成プロセスを複数のプロセススピードで実行可能であり、前記複数の画像担持体上にそれぞれ形成される可視画像を移動体により搬送される記録媒体に重ねて転写して記録媒体上に多重画像を形成する画像形成モードと、前記複数の画像担持体上にそれぞれ所定のパターンを形成し該形成された複数のパターンをそれぞれ前記移動体上に転写し該移動体上に転写された複数のパターンを検出し該検出結果に基づいて前記各画像担持体上の画像を合せる画像合せ処理を行う画像合せモードとを有する画像形成装置の制御方法において、前記画像合せモード実行時に、前記いずれかのプロセススピードを選択的に切り換え設定する切り換え工程を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
【請求項16】 複数の画像担持体上にそれぞれ形成される可視画像を一時的に移動体上に重ねて転写した後に記録媒体に再転写して記録媒体上に多重画像を形成する画像形成部と、前記複数の画像担持体上にそれぞれ所定のパターンを形成し該形成された複数のパターンをそれぞれ前記移動体上に転写し該移動体上に転写された複数のパターンを検出し該検出結果に基づいて前記各画像担持体上の画像を合せる画像合せ処理を行う画像合せ部とを有する画像形成装置に、前記記録媒体への画像の再転写時と前記画像合せ部による画像合せ処理実行時とで、前記移動体の移動速度を変更する変更工程を実行させるためのプログラムをコンピュータが読み取り可能に記憶した記憶媒体。
【請求項17】 複数の画像担持体上にそれぞれ形成される可視画像を移動体により搬送される記録媒体に重ねて転写して記録媒体上に多重画像を形成する画像形成部と、前記複数の画像担持体上にそれぞれ所定のパターンを形成し該形成された複数のパターンをそれぞれ前記移動体上に転写し該移動体上に転写された複数のパターンを検出し該検出結果に基づいて前記各画像担持体上の画像を合せる画像合せ処理を行う画像合せ部とを有する画像形成装置に、前記記録媒体への画像転写時と前記画像合せ部による画像合せ処理実行時とで、前記移動体の移動速度を変更する変更工程を実行させるためのプログラムをコンピュータが読み取り可能に記憶した記憶媒体。
【請求項18】 複数の画像担持体上にそれぞれ形成される可視画像を移動体上に重ねて転写し前記移動体により搬送する一連の画像形成プロセスを複数のプロセススピードで実行可能であり、前記複数の画像担持体上にそれぞれ形成される可視画像を一時的に移動体上に重ねて転写した後に記録媒体に再転写して記録媒体上に多重画像を形成する画像形成モードと、前記複数の画像担持体上にそれぞれ所定のパターンを形成し該形成された複数のパターンをそれぞれ前記移動体上に転写し該移動体上に転写された複数のパターンを検出し該検出結果に基づいて前記各画像担持体上の画像を合せる画像合せ処理を行う画像合せモードとを有する画像形成装置に、前記画像形成モード実行時と前記画像合せモード実行時とで、前記プロセススピードを変更する変更工程を実行させるためのプログラムをコンピュータが読み取り可能に記憶した記憶媒体。
【請求項19】 複数の画像担持体上にそれぞれ形成される可視画像を移動体により搬送される記録媒体または移動体上に重ねて転写して前記移動体により搬送する一連の画像形成プロセスを複数のプロセススピードで実行可能であり、前記複数の画像担持体上にそれぞれ形成される可視画像を移動体により搬送される記録媒体に重ねて転写して記録媒体上に多重画像を形成する画像形成モードと、前記複数の画像担持体上にそれぞれ所定のパターンを形成し該形成された複数のパターンをそれぞれ前記移動体上に転写し該移動体上に転写された複数のパターンを検出し該検出結果に基づいて前記各画像担持体上の画像を合せる画像合せ処理を行う画像合せモードを有する画像形成装置に、前記画像形成モード実行時と前記画像合せモード実行時とで、前記プロセススピードを変更する変更工程を実行させるためのプログラムをコンピュータが読み取り可能に記憶した記憶媒体。
【請求項20】 複数の画像担持体上にそれぞれ形成される可視画像を移動体上に重ねて転写し前記移動体により搬送する一連の画像形成プロセスを複数のプロセススピードで実行可能であり、前記複数の画像担持体上にそれぞれ形成される可視画像を一時的に移動体上に重ねて転写した後に記録媒体に再転写して記録媒体上に多重画像を形成する画像形成モードと、前記複数の画像担持体上にそれぞれ所定のパターンを形成し該形成された複数のパターンをそれぞれ前記移動体上に転写し該移動体上に転写された複数のパターンを検出し該検出結果に基づいて前記各画像担持体上の画像を合せる画像合せ処理を行う画像合せモードとを有する画像形成装置に、前記画像合せモード実行時に、前記いずれかのプロセススピードを選択的に切り換え設定する切り換え工程を実行させるためのプログラムをコンピュータが読み取り可能に記憶した記憶媒体。
【請求項21】 複数の画像担持体上にそれぞれ形成される可視画像を移動体により搬送される記録媒体または移動体上に重ねて転写して前記移動体により搬送する一連の画像形成プロセスを複数のプロセススピードで実行可能であり、前記複数の画像担持体上にそれぞれ形成される可視画像を移動体により搬送される記録媒体に重ねて転写して記録媒体上に多重画像を形成する画像形成モードと、前記複数の画像担持体上にそれぞれ所定のパターンを形成し該形成された複数のパターンをそれぞれ前記移動体上に転写し該移動体上に転写された複数のパターンを検出し該検出結果に基づいて前記各画像担持体上の画像を合せる画像合せ処理を行う画像合せモードとを有する画像形成装置に、前記画像合せモード実行時に、前記いずれかのプロセススピードを選択的に切り換え設定する切り換え工程を実行させるためのプログラムをコンピュータが読み取り可能に記憶した記憶媒体。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は静電記録方式や電子写真記録方式などを採用した画像形成装置に関し、特に複数の画像担持体上に複数の画像形成部がそれぞれ形成する可視画像を移動体上に重ねて転写して多重画像を形成可能な画像形成装置並びに画像形成装置の制御方法および記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の複写機・プリンタ等のカラー画像形成装置においては、複数の画像形成部で形成されたトナー像を一旦中間転写体上に順次重ね合わせてから一括して記録材に転写する中間転写方式が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フルカラー画像を得るために前記複数の画像形成部によって形成された画像を重ね合わせなければならない。
【0004】そのため、予め画像形成を行う前に画像を重ね合わせるための調整を行う。
【0005】この時、各々の画像形成部により中間転写体上にレジパターンを形成し、CCD等の検知手段であるレジセンサによって、各々の画像形成部で形成した中間転写体上のレジパターンを検知し、それによって画像合わせを行う必要があった。
【0006】主走査、副走査の画像書出しのタイミングや画像形成部の温度変化などによる倍率の変化やユニットの組み付け精度による画像の傾きのずれなどを画像補正(以後、オートレジと呼ぶ)によって合わせる。
【0007】この画像合わせ(以後、オートレジモードと呼ぶ)は画像形成装置の電源立ち上げ時、ジャム処理後のリスタート時、電源ON後の所定時間経過時などに行なわれ、各色でレジパターンを打ちそれを検知しフィードバックをかけるために時間がかかり、このことにより画像形成装置の電源立ち上げ後のウェイトタイムが長くなったり、リスタートの時間がかかったりしてしまい、生産性を落としていたという問題点があった。
【0008】本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、本発明に係る第1の発明〜第21の発明の目的は、記録媒体への画像の再転写時と画像合せ手段による画像合せ処理実行時とで、前記移動体の移動速度を変更することにより、画像合せ処理時間を短くして、結果として電源立ち上げ後のウェイトタイムや所定時間経過時などのオートレジモード、ジャム後のリスタートの時間、サービスモードなどによる画像チェック時間を短縮したサービス性の優れた画像形成装置並びに画像形成装置の制御方法および記憶媒体を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明は、複数の画像担持体(図1に示す感光ドラム11a〜11d)上にそれぞれ形成される可視画像を一時的に移動体(図1に示す中間転写ベルト31)上に重ねて転写した後に記録媒体に再転写して記録媒体上に多重画像を形成可能な画像形成装置において、前記複数の画像担持体上にそれぞれ所定のパターンを形成し該形成された複数のパターンをそれぞれ前記移動体上に転写し該移動体上に転写された複数のパターンを検出し該検出結果に基づいて前記各画像担持体上の画像を合せる画像合せ処理を行う画像合せ手段(図2に示すCPU1018がROM1024又は図示しないその他の記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて画像合せ処理する)と、前記記録媒体への画像の再転写時と前記画像合せ手段による画像合せ処理実行時とで、前記移動体の移動速度を変更制御する制御手段(図2に示すCPU1018がROM1024又は図示しないその他の記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて変更制御処理する)とを有するものである。
【0010】本発明に係る第2の発明は、複数の画像担持体(図5に示す感光ドラム11a〜11d)上にそれぞれ形成される可視画像を移動体(図5に示す転写ベルト71)により搬送される記録媒体に重ねて転写して記録媒体上に多重画像を形成可能な画像形成装置において、前記複数の画像担持体上にそれぞれ所定のパターンを形成し該形成された複数のパターンをそれぞれ前記移動体上に転写し該移動体上に転写された複数のパターンを検出し該検出結果に基づいて前記各画像担持体上の画像を合せる画像合せ処理を行う画像合せ手段(図2に示すCPU1018がROM1024又は図示しないその他の記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて画像合せ処理する)と、前記記録媒体への画像転写時と前記画像合せ手段による画像合せ処理実行時とで、前記移動体の移動速度を変更制御する制御手段(図2に示すCPU1018がROM1024又は図示しないその他の記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて変更制御処理する)とを有するものである。
【0011】本発明に係る第3の発明は、前記制御手段は、前記画像合せ手段による画像合せ処理実行時の移動体の移動速度を、前記記録媒体への画像転写時の移動体の移動速度より速い速度とするものである。
【0012】本発明に係る第4の発明は、複数の画像担持体(図1に示す感光ドラム11a〜11d)上にそれぞれ形成される可視画像を移動体(図1に示す中間転写ベルト31)上に重ねて転写し前記移動体により搬送する一連の画像形成プロセスを複数のプロセススピードで実行可能な画像形成装置において、前記複数の画像担持体上にそれぞれ形成される可視画像を一時的に移動体上に重ねて転写した後に記録媒体に再転写して記録媒体上に多重画像を形成する画像形成モードと、前記複数の画像担持体上にそれぞれ所定のパターンを形成し該形成された複数のパターンをそれぞれ前記移動体上に転写し該移動体上に転写された複数のパターンを検出し該検出結果に基づいて前記各画像担持体上の画像を合せる画像合せ処理を行う画像合せモードと、前記画像形成モード実行時と前記画像合せモード実行時とで、前記プロセススピードを変更制御する制御手段(図2に示すCPU1018がROM1024又は図示しないその他の記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて変更制御処理する)とを有するものである。
【0013】本発明に係る第5の発明は、複数の画像担持体(図5に示す感光ドラム11a〜11d)上にそれぞれ形成される可視画像を移動体(図5に示す転写ベルト71)により搬送される記録媒体または移動体上に重ねて転写して前記移動体により搬送する一連の画像形成プロセスを複数のプロセススピードで実行可能な画像形成装置において、前記複数の画像担持体上にそれぞれ形成される可視画像を移動体により搬送される記録媒体に重ねて転写して記録媒体上に多重画像を形成する画像形成モードと、前記複数の画像担持体上にそれぞれ所定のパターンを形成し該形成された複数のパターンをそれぞれ前記移動体上に転写し該移動体上に転写された複数のパターンを検出し該検出結果に基づいて前記各画像担持体上の画像を合せる画像合せ処理を行う画像合せモードと、前記画像形成モード実行時と前記画像合せモード実行時とで、前記プロセススピードを変更制御する制御手段(図2に示すCPU1018がROM1024又は図示しないその他の記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて変更制御処理する)とを有するものである。
【0014】本発明に係る第6の発明は、前記制御手段は、前記画像合せモード実行時のプロセススピードを前記複数のプロセススピードのなかで最も高速のプロセススピードとするものである。
【0015】本発明に係る第7の発明は、複数の画像担持体(図1に示す感光ドラム11a〜11d)上にそれぞれ形成される可視画像を移動体(図1に示す中間転写ベルト31)上に重ねて転写し前記移動体により搬送する一連の画像形成プロセスを複数のプロセススピードで実行可能な画像形成装置において、前記複数の画像担持体上にそれぞれ形成される可視画像を一時的に移動体上に重ねて転写した後に記録媒体に再転写して記録媒体上に多重画像を形成する画像形成モードと、前記複数の画像担持体上にそれぞれ所定のパターンを形成し該形成された複数のパターンをそれぞれ前記移動体上に転写し該移動体上に転写された複数のパターンを検出し該検出結果に基づいて前記各画像担持体上の画像を合せる画像合せ処理を行う画像合せモードと、前記画像合せモード実行時に、前記いずれかのプロセススピードを選択的に切り換え設定する切り換え手段(図2に示す操作部1030)とを有するものである。
【0016】本発明に係る第8の発明は、複数の画像担持体(図5に示す感光ドラム11a〜11d)上にそれぞれ形成される可視画像を移動体(図5に示す転写ベルト71)により搬送される記録媒体または移動体上に重ねて転写して前記移動体により搬送する一連の画像形成プロセスを複数のプロセススピードで実行可能な画像形成装置において、前記複数の画像担持体上にそれぞれ形成される可視画像を移動体により搬送される記録媒体に重ねて転写して記録媒体上に多重画像を形成する画像形成モードと、前記複数の画像担持体上にそれぞれ所定のパターンを形成し該形成された複数のパターンをそれぞれ前記移動体上に転写し該移動体上に転写された複数のパターンを検出し該検出結果に基づいて前記各画像担持体上の画像を合せる画像合せ処理を行う画像合せモードと、前記画像合せモード実行時に、前記いずれかのプロセススピードを選択的に切り換え設定する切り換え手段(図2に示す操作部1030)とを有するものである。
【0017】本発明に係る第9の発明は、前記切り換え手段は、前記画像合せモード実行時に切り換え設定するプロセススピードを前記移動体上に転写された複数のパターンを検出可能な最大速度とするものである。
【0018】本発明に係る第10の発明は、複数の画像担持体上にそれぞれ形成される可視画像を一時的に移動体上に重ねて転写した後に記録媒体に再転写して記録媒体上に多重画像を形成する画像形成部と、前記複数の画像担持体上にそれぞれ所定のパターンを形成し該形成された複数のパターンをそれぞれ前記移動体上に転写し該移動体上に転写された複数のパターンを検出し該検出結果に基づいて前記各画像担持体上の画像を合せる画像合せ処理を行う画像合せ部とを有する画像形成装置の制御方法において、前記記録媒体への画像の再転写時と前記画像合せ部による画像合せ処理実行時とで、前記移動体の移動速度を変更する変更工程(図4のS101,S105)を有するものである。
【0019】本発明に係る第11の発明は、複数の画像担持体上にそれぞれ形成される可視画像を移動体により搬送される記録媒体に重ねて転写して記録媒体上に多重画像を形成する画像形成部と、前記複数の画像担持体上にそれぞれ所定のパターンを形成し該形成された複数のパターンをそれぞれ前記移動体上に転写し該移動体上に転写された複数のパターンを検出し該検出結果に基づいて前記各画像担持体上の画像を合せる画像合せ処理を行う画像合せ部とを有する画像形成装置の制御方法において、前記記録媒体への画像転写時と前記画像合せ手段による画像合せ処理実行時とで、前記移動体の移動速度を変更する変更工程(図4のS101,S105)を有するものである。
【0020】本発明に係る第12の発明は、複数の画像担持体上にそれぞれ形成される可視画像を移動体上に重ねて転写し前記移動体により搬送する一連の画像形成プロセスを複数のプロセススピードで実行可能であり、前記複数の画像担持体上にそれぞれ形成される可視画像を一時的に移動体上に重ねて転写した後に記録媒体に再転写して記録媒体上に多重画像を形成する画像形成モードと、前記複数の画像担持体上にそれぞれ所定のパターンを形成し該形成された複数のパターンをそれぞれ前記移動体上に転写し該移動体上に転写された複数のパターンを検出し該検出結果に基づいて前記各画像担持体上の画像を合せる画像合せ処理を行う画像合せモードとを有する画像形成装置の制御方法において、前記画像形成モード実行時と前記画像合せモード実行時とで、前記プロセススピードを変更する変更工程(図4のS101,S105)を有するものである。
【0021】本発明に係る第13の発明は、複数の画像担持体上にそれぞれ形成される可視画像を移動体により搬送される記録媒体または移動体上に重ねて転写して前記移動体により搬送する一連の画像形成プロセスを複数のプロセススピードで実行可能であり、前記複数の画像担持体上にそれぞれ形成される可視画像を移動体により搬送される記録媒体に重ねて転写して記録媒体上に多重画像を形成する画像形成モードと、前記複数の画像担持体上にそれぞれ所定のパターンを形成し該形成された複数のパターンをそれぞれ前記移動体上に転写し該移動体上に転写された複数のパターンを検出し該検出結果に基づいて前記各画像担持体上の画像を合せる画像合せ処理を行う画像合せモードを有する画像形成装置の制御方法において、前記画像形成モード実行時と前記画像合せモード実行時とで、前記プロセススピードを変更する変更工程(図4のS101,S105)を有するものである。
【0022】本発明に係る第14の発明は、複数の画像担持体上にそれぞれ形成される可視画像を移動体上に重ねて転写し前記移動体により搬送する一連の画像形成プロセスを複数のプロセススピードで実行可能であり、前記複数の画像担持体上にそれぞれ形成される可視画像を一時的に移動体上に重ねて転写した後に記録媒体に再転写して記録媒体上に多重画像を形成する画像形成モードと、前記複数の画像担持体上にそれぞれ所定のパターンを形成し該形成された複数のパターンをそれぞれ前記移動体上に転写し該移動体上に転写された複数のパターンを検出し該検出結果に基づいて前記各画像担持体上の画像を合せる画像合せ処理を行う画像合せモードとを有する画像形成装置の制御方法において、前記画像合せモード実行時に、前記いずれかのプロセススピードを選択的に切り換え設定する切り換え工程(図4のS104)を有するものである。
【0023】本発明に係る第15の発明は、複数の画像担持体上にそれぞれ形成される可視画像を移動体により搬送される記録媒体または移動体上に重ねて転写して前記移動体により搬送する一連の画像形成プロセスを複数のプロセススピードで実行可能であり、前記複数の画像担持体上にそれぞれ形成される可視画像を移動体により搬送される記録媒体に重ねて転写して記録媒体上に多重画像を形成する画像形成モードと、前記複数の画像担持体上にそれぞれ所定のパターンを形成し該形成された複数のパターンをそれぞれ前記移動体上に転写し該移動体上に転写された複数のパターンを検出し該検出結果に基づいて前記各画像担持体上の画像を合せる画像合せ処理を行う画像合せモードとを有する画像形成装置の制御方法において、前記画像合せモード実行時に、前記いずれかのプロセススピードを選択的に切り換え設定する切り換え工程(図4のS104)を有するものである。
【0024】本発明に係る第16の発明は、複数の画像担持体上にそれぞれ形成される可視画像を一時的に移動体上に重ねて転写した後に記録媒体に再転写して記録媒体上に多重画像を形成する画像形成部と、前記複数の画像担持体上にそれぞれ所定のパターンを形成し該形成された複数のパターンをそれぞれ前記移動体上に転写し該移動体上に転写された複数のパターンを検出し該検出結果に基づいて前記各画像担持体上の画像を合せる画像合せ処理を行う画像合せ部とを有する画像形成装置に、前記記録媒体への画像の再転写時と前記画像合せ部による画像合せ処理実行時とで、前記移動体の移動速度を変更する変更工程(図4のS101,S105)を実行させるためのプログラムを記憶媒体にコンピュータが読み取り可能に記憶させたものである。
【0025】本発明に係る第17の発明は、複数の画像担持体上にそれぞれ形成される可視画像を移動体により搬送される記録媒体に重ねて転写して記録媒体上に多重画像を形成する画像形成部と、前記複数の画像担持体上にそれぞれ所定のパターンを形成し該形成された複数のパターンをそれぞれ前記移動体上に転写し該移動体上に転写された複数のパターンを検出し該検出結果に基づいて前記各画像担持体上の画像を合せる画像合せ処理を行う画像合せ部とを有する画像形成装置に、前記記録媒体への画像転写時と前記画像合せ部による画像合せ処理実行時とで、前記移動体の移動速度を変更する変更工程(図4のS101,S105)を実行させるためのプログラムを記憶媒体にコンピュータが読み取り可能に記憶させたものである。
【0026】本発明に係る第18の発明は、複数の画像担持体上にそれぞれ形成される可視画像を移動体上に重ねて転写し前記移動体により搬送する一連の画像形成プロセスを複数のプロセススピードで実行可能であり、前記複数の画像担持体上にそれぞれ形成される可視画像を一時的に移動体上に重ねて転写した後に記録媒体に再転写して記録媒体上に多重画像を形成する画像形成モードと、前記複数の画像担持体上にそれぞれ所定のパターンを形成し該形成された複数のパターンをそれぞれ前記移動体上に転写し該移動体上に転写された複数のパターンを検出し該検出結果に基づいて前記各画像担持体上の画像を合せる画像合せ処理を行う画像合せモードとを有する画像形成装置に、前記画像形成モード実行時と前記画像合せモード実行時とで、前記プロセススピードを変更する変更工程(図4のS101,S105)を実行させるためのプログラムを記憶媒体にコンピュータが読み取り可能に記憶させたものである。
【0027】本発明に係る第19の発明は、複数の画像担持体上にそれぞれ形成される可視画像を移動体により搬送される記録媒体または移動体上に重ねて転写して前記移動体により搬送する一連の画像形成プロセスを複数のプロセススピードで実行可能であり、前記複数の画像担持体上にそれぞれ形成される可視画像を移動体により搬送される記録媒体に重ねて転写して記録媒体上に多重画像を形成する画像形成モードと、前記複数の画像担持体上にそれぞれ所定のパターンを形成し該形成された複数のパターンをそれぞれ前記移動体上に転写し該移動体上に転写された複数のパターンを検出し該検出結果に基づいて前記各画像担持体上の画像を合せる画像合せ処理を行う画像合せモードを有する画像形成装置に、前記画像形成モード実行時と前記画像合せモード実行時とで、前記プロセススピードを変更する変更工程(図4のS101,S105)を実行させるためのプログラムを記憶媒体にコンピュータが読み取り可能に記憶させたものである。
【0028】本発明に係る第20の発明は、複数の画像担持体上にそれぞれ形成される可視画像を移動体上に重ねて転写し前記移動体により搬送する一連の画像形成プロセスを複数のプロセススピードで実行可能であり、前記複数の画像担持体上にそれぞれ形成される可視画像を一時的に移動体上に重ねて転写した後に記録媒体に再転写して記録媒体上に多重画像を形成する画像形成モードと、前記複数の画像担持体上にそれぞれ所定のパターンを形成し該形成された複数のパターンをそれぞれ前記移動体上に転写し該移動体上に転写された複数のパターンを検出し該検出結果に基づいて前記各画像担持体上の画像を合せる画像合せ処理を行う画像合せモードとを有する画像形成装置に、前記画像合せモード実行時に、前記いずれかのプロセススピードを選択的に切り換え設定する切り換え工程(図4のS104)を実行させるためのプログラムを記憶媒体にコンピュータが読み取り可能に記憶させたものである。
【0029】本発明に係る第21の発明は、複数の画像担持体上にそれぞれ形成される可視画像を移動体により搬送される記録媒体または移動体上に重ねて転写して前記移動体により搬送する一連の画像形成プロセスを複数のプロセススピードで実行可能であり、前記複数の画像担持体上にそれぞれ形成される可視画像を移動体により搬送される記録媒体に重ねて転写して記録媒体上に多重画像を形成する画像形成モードと、前記複数の画像担持体上にそれぞれ所定のパターンを形成し該形成された複数のパターンをそれぞれ前記移動体上に転写し該移動体上に転写された複数のパターンを検出し該検出結果に基づいて前記各画像担持体上の画像を合せる画像合せ処理を行う画像合せモードとを有する画像形成装置に、前記画像合せモード実行時に、前記いずれかのプロセススピードを選択的に切り換え設定する切り換え工程(図4のS104)を実行させるためのプログラムを記憶媒体にコンピュータが読み取り可能に記憶させたものである。
【0030】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕図1は、本発明の第1実施形態を示す画像形成装置を適用可能な中間転写方式の画像形成装置の構成を説明する断面図である。
【0031】以下、構成及び動作について説明する。
【0032】図において、1Rは画像読み取り部で、原稿読み取り台に載置された原稿から画像データを読み取る。1Pは画像出力部で、画像読み取り部1R又は図示しない外部インタフェースを介して外部機器又はネットワーク等から入力される画像データに基づいて記録媒体(転写材P)上に画像形成を行う。
【0033】画像出力部1Pは大別して、画像形成部10(4つのステーションa,b,c,dが並設されており、その構成は同一である)、給紙ユニット20,中間転写ユニット30,定着ユニット40及び不図示の制御ユニット(制御基板170,モータドライブ基板(不図示),外部インタフェース(不図示)等から成る)から構成される。
【0034】さらに、個々のユニットについて詳しく説明する。
【0035】画像形成部10は、以下に述べるような構成になっている。
【0036】11a,11b,11c,11dは各々画像担持体としての感光ドラムで、その中心で軸支され、矢印方向に回転駆動される。感光ドラム11a,11b,11c,11dの外周面に対向してその回転方向に1次帯電器12a,12b,12c,12d,光学系13a,13b,13c,13d,現像装置14a,14b,14c,14dが配置されている。1次帯電器12a〜12dにおいて感光ドラム11a〜11dの表面に均一な帯電量の電荷を与える。
【0037】次いで光学系13a〜13dにより、記録画像信号に応じて変調した例えばレーザビームなどの光線を感光ドラム11a〜11d上に露光させることによって、そこに静電潜像を形成する。さらに、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(BK)といった4色の現像剤(トナー)をそれぞれ収納した現像装置14a〜14dによって上記静電潜像を顕像化する。
【0038】顕像化された可視画像を中間転写体(中間転写ベルト31)に転写する。画像転写領域Ta,Tb,Tc,Tdの下流側では、クリーニング装置15a,15b,15c,15dにより転写材(記録材)に転写されずに感光ドラム11a〜11d上に残されたトナーを掻き落としてドラム表面の清掃を行う。
【0039】以上に示したプロセスにより、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(BK)各トナーによる画像形成が順次行われる。
【0040】給紙ユニット20は、記録材Pを収納するためのカセット21a,21bおよび手差しトレイ27、カセット内もしくは手差しトレイより記録材Pを一枚ずつ送り出すためのピックアップローラ22a,22bおよび26、各ピックアップローラから送り出された記録材Pをレジストローラまで搬送するための給紙ローラ対23及び給紙ガイド24、そして画像形成部の画像形成タイミングに合わせて記録材Pを2次転写領域Teへ送り出すためのレジストローラ25a,25bから成る。
【0041】以下、中間転写ユニット30について説明する。
【0042】中間転写ベルト31は、中間転写ベルト31に駆動を伝達する駆動ローラ32、ばね(不図示)の付勢によって中間転写ベルト31に適度な張力を与えるテンションローラ33、ベルトを挟んで2次転写領域Teに対向する従動ローラ34に巻回される。これらのうち駆動ローラ32とテンションローラ33の間に1次転写平面Aが形成される。駆動ローラ32は金属ローラの表面に数mm厚のゴム(ウレタンまたはクロロプレン)をコーティングしてベルトとのスリップを防いでいる。駆動ローラ32はパルスモータ(不図示)によって回転駆動される。各感光ドラム11a〜11dと中間転写ベルト31が対向する1次転写領域Ta〜Tdには、中間転写ベルト31の裏に1次転写ブレード35a〜35dが配置されている。
【0043】従動ローラ34に対向して2次転写ローラ36が配置され、中間転写ベルト31とのニップによって2次転写領域Teを形成する。2次転写ローラ36は中間転写体に対して適度な圧力で加圧されている。また、中間転写ベルト31上の2次転写領域Teの下流には中間転写ベルト31の画像形成面をクリーニングするためのクリーニング装置50が配され、前記クリーニング装置50は、クリーナーブレード51(材質としては、ポリウレタンゴムなどが用いられる)および廃トナーを収納する廃トナーボックス52から成る。
【0044】定着ユニット40は、内部にハロゲンヒータなどの熱源を備えた定着ローラ41aとそのローラに加圧される定着ローラ41b(この定着ローラ41bにも熱源を備える場合もある)、及び上記ローラ対のニップ部へ転写材Pを導くためのガイド43、また、上記ローラ対から排出されてきた転写材Pをさらに装置外部に導き出すための内排紙ローラ44、外排紙ローラ45などから成る。
【0045】制御ユニットは、上記各ユニット内の機構の動作を制御するための制御基板170や、モータドライブ基板(不図示)などから成る。
【0046】次に装置の動作に即して説明を加える。
【0047】画像形成動作開始信号が発せられると、まずピックアップローラ22aにより、カセット21aから転写材Pが一枚ずつ送り出される。そして給紙ローラ対23によって転写材Pが給紙ガイド24の間を案内されてレジストローラ25a、25bまで搬送される。その時レジストローラは停止されており、紙先端はニップ部に突き当たる。その後、画像形成部が画像の形成を開始するタイミングに合わせてレジストローラは回転を始める。この回転時期は、転写材Pと画像形成部より中間転写ベルト31上に1次転写されたトナー画像とが2次転写領域Teにおいてちょうど一致するようにそのタイミングが設定されている。
【0048】一方画像形成部では、画像形成動作開始信号が発せられると、前述したプロセスにより中間転写ベルト31の回転方向において一番上流にある感光ドラム11d上に形成されたトナー画像が、高電圧が印加された1次転写用帯電器35dによって1次転写領域Tdにおいて中間転写ベルト31に1次転写される。1次転写されたトナー像は次の1次転写領域Tcまで搬送される。そこでは各画像形成部間をトナー像が搬送される時間だけ遅延して画像形成が行われており、前画像の上にレジストを合わせて次のトナー像が転写される事になる。以下も同様の工程が繰り返され、結局4色のトナー像が中間転写ベルト31上において1次転写される。
【0049】その後記録材Pが2次転写領域Teに進入し、中間転写ベルト31に接触すると、記録材Pの通過タイミングに合わせて2次転写ローラ36に、高電圧を印加させる。そして前述したプロセスにより中間転写ベルト31上に形成された4色のトナー画像が記録材Pの表面に転写される。その後記録材Pは搬送ガイド43によって定着ローラニップ部まで正確に案内される。そしてローラ対41a、41bの熱及びニップの圧力によってトナー画像が記録材表面に定着される。その後、内外排紙ローラ44,45により搬送され、記録材Pは機外に排出される。
【0050】また単色画像を得る場合は、特定の画像形成部(例えば中間転写体の進行方向最下流に位置する画像形成部Pa)より中間転写体上に単色の可視画像が1次転写され、以下フルカラー画像を形成する場合と同様のプロセスを経て、単色画像を得る。
【0051】60は1対のレジセンサ(CCD又は、LED発光部とフォトセンサ受光部等により構成される光センサ等)で、中間転写ベルト31の両サイドに設けられ各画像形成部により中間転写ベルト31上に形成されたレジパターン(後述する図3に示す色ずれ検出パターン)を検出する。
【0052】本発明の画像形成装置は、フルカラー画像と単色画像や通紙する紙の種類(OHP,厚紙,薄紙)等により複数のプロセススピード(画像形成スピード)を有する。
【0053】通常、単色画像モードや薄紙モードは、画像のトナーの定着性に余裕が有るため通常のフルカラーモードよりプロセススピードが速く設定されている。
【0054】オートレジモードに入った時、この単色画像モードのプロセススピード又は薄紙モードなどのプロセススピード等の1番プロセススピードが速いモードによって各画像形成部のレジパターンを検知手段であるレジセンサ60によって読み取り画像に対してフィードバックをかけレジ補正を行う制御手段としてのコントローラ1000(後述する図2に示す)を制御基板170内に有する。
【0055】図2は、図1に示した制御基板170内に設けられたコントローラ1000の構成を説明するブロック図であり、図1と同一のものには同一の符号を付してある。
【0056】図において、1021はA/D部(アナログデジタル変換部)で、レジセンサ60から出力されるアナログ信号(レジパターンの検出信号)をデジタル化する。
【0057】1022は演算部で、A/D部1021によりデジタル化されたレジセンサ60からのデータを演算処理し、主走査位置ずれ量(主走査幅)及び補正値を算出する。画像形成部10は、演算部22の演算結果に従って画像形成を行う。1018はCPUで、ROM1024又は図示しないその他の記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて、画像形成装置全体を統括制御するとともに、各部のタイミング調整や各種設定を行う。
【0058】1025はRAMで、CPU1018の作業領域として使用されるとともに、内部に不揮発性メモリを備え、画像形成装置の各種設定等を格納する。1019はタイマで、CPU1018の制御により、レジセンサ60がレジパターンを検出したタイミングを計時する。
【0059】また、CPU1018は、ROM1024又は図示しないその他の記憶媒体に格納されるレジパターンデータに基づいて画像形成部10を制御して、後述する図3に示すレジパターンを中間転写ベルト31上に形成する。さらに、CPU1018は、演算部1022の算出結果に基づいて、画像形成部10による画像の書出しのタイミング、倍率、画像の傾き調整等を制御して画像補正(オートレジ)を行う。
【0060】1030は操作部で、各種キーと表示部とを備え、各種キーにより入力された設定をCPU1018の制御によりRAM1025内の不揮発性メモリに保存する。また、CPU1018の制御により表示部に各種メッセージを表示する。
【0061】図3は、本発明の画像形成装置のオートレジパターンを説明する模式図であり、図1と同一のものには同一の符号を付してある。
【0062】図において、90Y,90M,90C,90BKはイエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(BK)各色のレジパターンで、各々中間転写ベルト31の移動方向左右両サイドに形成される一対のパターンにより構成される。
【0063】このレジパターン90Y,90M,90C,90BKは、図2に示したCPU1018が画像形成部10(各色画像形成部により構成される)を制御することにより中間転写ベルト31上にそれぞれ形成される。
【0064】このレジパターン90Y,90M,90C,90BKを各色画像形成部で中間転写ベルト31上に書出し、レジパターンの位置をレジセンサ60によって検知する。これによって、画像の書出しのタイミングや倍率、画像の傾きを調整することによってオートレジ(自動レジストレーション補正処理)を行う。
【0065】また、本発明の画像形成装置は、感光ドラム11a〜11d上にそれぞれ形成したトナー画像等の可視画像を中間転写ベルト31上に重ねて転写し、中間転写ベルト31により搬送する一連の画像形成プロセスを記録媒体の種別(普通紙,OHPシート,厚紙等)に応じて複数のプロセススピード(例えば、通常の通紙のプロセススピード,通常の通紙のプロセススピードより速い薄紙の通紙のプロセススピード,フルカラー画像形成よりもプロセススピードの速い単色画像モードのプロセススピード等)で実行することができる。なお、図1に示した構成より、本発明の画像形成装置は、プロセススピードを上げると、中間転写ベルト31の移動速度,画像形成速度も同様に速くなる構成となっている。
【0066】また、図2に示した操作部1030よりサービスマンが各種設定を行うときに使用するサービスモード等により、オートレジモードでのプロセススピードを本発明の画像形成装置で実行可能ないずれかのプロセススピードから選択的に切り換え設定することができる。設定した結果(プロセススピード)は、図2に示したRAM1025内の不図示の不揮発性メモリに格納される。
【0067】このように設定されたオートレジモードでのプロセススピード(中間転写ベルト31の移動速度,画像形成速度)は、通常のフルカラー画像形成(用紙等の記録媒体への画像形成)時のプロセススピードより速いプロセススピード(通常の通紙のプロセススピードより速い薄紙の通紙のプロセススピード,フルカラー画像形成よりもプロセススピードの速い単色画像モードのプロセススピード)とし、オートレジセンサ60がレジパターンを読み取り可能な速度まで速める設定とすることにより、オートレジモードの時間を短くすることができ、その結果、画像形成装置の電源立ち上げ後のウェイトタイムや所定時間経過時などのオートレジモード、ジャム後のリスタートの時間を短くすることができる。
【0068】即ち、オートレジセンサ60がレジパターンを読み取り可能であれば、オートレジモードでのプロセススピード(中間転写ベルト31の移動速度,画像形成速度)を本発明の画像形成装置で可能な限り速いプロセススピードとすることにより、オートレジモードの時間を最短にすることができる。
【0069】以下、図4のフローチャートを参照して、本発明の画像形成装置のレジストレーション補正処理について説明する。
【0070】図4は、本発明の画像形成装置の画像形成処理の一例を示すフローチャートであり、図2に示したCPU1018がROM1024又は図示しないその他の記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて実行する。なお、S101〜S105は各ステップを示す。
【0071】まず、ステップS101において、通常の画像形成の実行(画像形成モード)であるか、レジストレーション補正の実行(補正モード)であるかを判定し、通常の画像形成であると判定された場合は、ステップS102において、記録媒体の種別に応じたプロセススピード(中間転写ベルト31の移動速度,画像形成速度)で画像形成を行い処理を終了する。
【0072】一方、ステップS101で、レジストレーション補正の実行(補正モード)であると判定された場合は、ステップS103において、まだ補正モードでのプロセススピードが設定されていない、またはサービスモードで実行されていると判定された場合は、ステップS104において、操作部1030によるマニュアル指示に従いプロセススピードを設定し、ステップS105において、ステップS104で設定されたプロセススピード(中間転写ベルト31の移動速度,画像形成速度)で画像形成を行い処理を終了する。この際設定されたプロセススピードがCPU1018内のRAMに記憶される。
【0073】一方、ステップS103で、既に補正モードでのプロセススピードが設定されている、かつサービスモードで実行されていないと判定された場合は、ステップS105において、図2に示したRAM1025内の不図示の不揮発性記憶媒体に格納されたプロセススピード(中間転写ベルト31の移動速度,画像形成速度)で画像形成を行い処理を終了する。
【0074】以上の処理により、画像形成装置においてオートレジモードを行うときに通常の通紙のプロセススピードより速いプロセススピード、又はフルカラー画像形成よりもプロセススピードの速い単色画像のモードによって行うことによって、画像形成装置の電源立ち上げ後のウェイトタイムや所定時間経過時などのオートレジモード、ジャム後のリスタートの時間を短くすることができる。
【0075】また、サービスモードなどによる画像チェックのときに時間の短縮となリサービス性の向上ができる。
【0076】なお、本実施形態では、操作部1030により補正モードでのプロセススピードを設定したが、例えばCPU1018が補正モードにおいて自動的に最速のプロセススピードに設定するように構成してもよい。この場合は、図4のステップS103,S104の処理が省略される。
【0077】〔第2実施形態〕上記第1実施形態においては、複数の画像ステーションa〜dにより形成され一時的に転写される各画像を記録媒体に再転写する中間転写ベルト31上にレジパターンを形成してレジずれ量を検出する場合について説明したが、用紙等の記録媒体を搬送しつつ該記録媒体に対して複数の画像ステーションa〜dにより形成された各画像を感光ドラム11a〜11dから直接転写する転写ベルト上にレジパターンを形成してレジずれ量を検出するように構成してもよい。以下、その実施形態について説明する。
【0078】図5は、本発明の第2実施形態を示す画像形成装置の構成を説明する断面図であり、図1と同一のものには同一の符号を付してある。
【0079】画像出力部1Pは大別して、画像形成部10、給紙ユニット20,転写ユニット70,定着ユニット40及び制御ユニット(不図示)から構成される。
【0080】さらに、個々のユニットについて詳しく説明する。
【0081】以下、転写ユニット70について説明する。
【0082】71は転写ベルトで、転写材Pを搬送しつつ転写材Pに対して画像転写領域Ta,Tb,Tc,Tdにおいて、現像装置14aから14dにより顕像化された感光ドラム11a〜11d上の可視画像を転写する。
【0083】72は駆動ローラで、転写ベルト71に駆動を伝達する。この駆動ローラ72は金属ローラの表面に数mm厚のゴム(ウレタンまたはクロロプレン)をコーティングして転写ベルト71とのスリップを防いでいる。なお、駆動ローラ72は、パルスモータ(不図示)によって回転駆動される。
【0084】73はテンシコンローラで、ばね(不図示)の付勢によって転写ベルト71に適度な張力を与える。
【0085】75a〜75dは転写ブレードで、各感光ドラム11a〜11dと転写ベルト71とが対向する転写ベルト71上の転写領域Ta〜Tdの裏に配置される。
【0086】50はクリーニング装置で、転写ベルト71上の転写領域Taの下流に配置され、転写ベルト71の画像形成面をクリーニングする。このクリーニング装置50は、クリーナーブレード51および廃トナーを収納する廃トナーボックス52から構成される。
【0087】以下、動作に即して説明を加える。
【0088】画像形成動作開始信号が発せられると、まずピックアップローラ22aにより、カセット21aから転写材Pが一枚ずつ送り出される。そして、給紙ローラ対23によって転写材Pが給紙ガイド24の間を案内されてレジストローラ25a,25bまで搬送される。
【0089】その時、レジストローラ25a,25bは停止されており、紙先端はニップ部に突き当たる。その後、画像形成部が画像の形成を開始するタイミングに合わせてレジストローラ25a,25bは回転を始める。この回転時期は、転写材Pと画像形成部のトナー像が転写部にてちょうど一致するようにそのタイミングが設定されている。
【0090】一方、画像形成部10では、画像形成動作開始信号が発せられると、前述したプロセスにより転写ベルト71の回転方向において一番上流にある感光ドラム11d上に形成されたトナー画像が、高電圧が印加された転写ブレード75dによって転写領域Tdにおいて転写材Pに転写される。
【0091】転写された転写材Pは、次の転写領域Tcまで搬送される。そこでは、各画像形成部間をトナー像が搬送される時間だけ遅延して画像形成が行われており、前画像の上にレジストを合わせて次のトナー像が転写される事になる。
【0092】以下も同様の工程が繰り返され、結局4色のトナー像が転写材P上において転写される。
【0093】その後、記録材Pは搬送ガイドによって定着ローラニップ部まで正確に案内される。そして、ローラ対41a,41bの熱及びニップの圧力によってトナー画像が記録材表面に定着される。その後、内外排紙ローラ44,45により搬送され、記録材Pは機外に排出される。
【0094】また、単色画像を得る場合は、特定の画像形成部(例えば転写ベルトの進行方向最下流に位置する画像形成部Pa)より転写材上に単色の可視画像が転写され、以下フルカラー画像を形成する場合と同様のプロセスを経て、単色画像を得る。
【0095】1対のレジセンサ(CCD又は、LED発光部とフォトセンサ受光部等により構成される光センサ等)60は、転写ベルト71の両サイドに設けられ各画像形成部により転写ベルト71上に形成されたレジパターン(図3に示した色ずれ検出パターン)を検出する。
【0096】本発明の画像形成装置は、フルカラー画像と単色画像や通紙する紙の種類(OHP,厚紙,薄紙)等により複数のプロセススピード(画像形成スピード)を有する。
【0097】通常、単色画像モードや薄紙モードは、画像のトナーの定着性に余裕が有るため通常のフルカラーモードよりプロセススピードが速く設定されている。
【0098】オートレジモードに入った時、この単色画像モードのプロセススピード又は薄紙モードなどのプロセススピード等の1番プロセススピードが速いモードによって各画像形成部のレジパターンを検知手段であるレジセンサ60によって読み取り画像に対してフィードバックをかけレジ補正を行う制御手段としてのコントローラ1000(上記第1実施形態と同様に図2に示したコントローラ)を制御基板170内に有する。
【0099】なお、本実施形態のオートレジパターンは、上記第1実施形態において図3に示したレジパターンと同様のものとし、このレジパターンを各画像形成部で転写ベルト71上に書出し、レジパターンの位置をレジセンサ60によって検知する。これによって画像の書出しのタイミングや倍率、画像の傾きを調整することによってオートレジ(自動レジストレーション補正)を行う。
【0100】また、本実施形態の画像形成装置も上記第1実施形態と同様に、感光ドラム11a〜11d上にそれぞれ形成したトナー画像等の可視画像を中間転写ベルト31上に重ねて転写し、転写ベルト71により搬送する一連の画像形成プロセスを記録媒体の種別(普通紙,OHPシート,厚紙等)に応じて複数のプロセススピード(例えば、通常の通紙のプロセススピード,通常の通紙のプロセススピードより速い薄紙の通紙のプロセススピード,フルカラー画像形成よりもプロセススピードの速い単色画像モードのプロセススピード等)で実行することができる。なお、図5に示した構成より、本発明の画像形成装置は、プロセススピードを上げると、転写ベルト71の移動速度,画像形成速度も同様に速くなる構成となっている。
【0101】また、図2に示した操作部1030よりサービスマンが各種設定を行うときに使用するサービスモード等により、オートレジモードでのプロセススピードを本発明の画像形成装置で実行可能ないずれかのプロセススピードを選択的に切り換え設定することができる。この設定は、図2に示したRAM1025内の不図示の不揮発性メモリに格納される。
【0102】このように設定されたオートレジモードでのプロセススピード(転写ベルト71の移動速度,画像形成速度)は、通常のフルカラー画像形成(用紙等の記録媒体への画像形成)時のプロセススピードより速いプロセススピード(通常の通紙のプロセススピードより速い薄紙の通紙のプロセススピード,フルカラー画像形成よりもプロセススピードの速い単色画像モードのプロセススピード)とし、オートレジセンサ60がレジパターンを読み取り可能な速度まで速める設定とすることにより、オートレジモードの時間を短くすることができ、その結果、画像形成装置の電源立ち上げ後のウェイトタイムや所定時間経過時などのオートレジモード、ジャム後のリスタートの時間を短くすることができる。
【0103】即ち、オートレジセンサ60がレジパターンを読み取り可能であれば、オートレジモードでのプロセススピード(転写ベルト71の移動速度,画像形成速度)を本発明の画像形成装置で可能な限り速いプロセススピードとすることにより、オートレジモードの時間を最短にすることができる。
【0104】なお、本実施形態の画像形成装置のレジストレーション補正処理は、上記第1実施形態で示した中間転写ベルト31を転写ベルト71に置きかえるのみで、上記第1実施形態の図4に示した処理と同様のものとする。
【0105】以上より、画像形成装置においてオートレジモードを行うときに通常の通紙のプロセススピードより速いプロセススピード、又はフルカラー画像形成よりもプロセススピードの速い単色画像のモードによって行うことによって、画像形成装置の電源立ち上げ後のウェイトタイムや所定時間経過時などのオートレジモード、ジャム後のリスタートの時間を短くすることができる。
【0106】また、サービスモードなどによる画像チェックのときに時間の短縮となリサービス性の向上ができる。
【0107】以下、図6に示すメモリマップを参照して本発明に係る画像形成装置で読み出し可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
【0108】図6は、本発明に係る画像形成装置で読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【0109】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0110】さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、インストールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
【0111】本実施形態における図4に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0112】以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0113】この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0114】プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリコンディスク等を用いることができる。
【0115】また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0116】さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0117】また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのソフトウエアによって表されるプログラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
【0118】さらに、本発明を達成するためのソフトウエアによって表されるプログラムをネットワーク上のデータベースから通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
【0119】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1〜3の発明によれば、制御手段が、記録媒体への画像の再転写時と画像合せ手段による画像合せ処理実行時とで、前記移動体の移動速度を変更制御するので、画像合せ処理を行うときに通常の通紙のスピードより速いスピードで移動体を移動させることによって、画像合せ処理時間を短くすることができる。
【0120】第4〜6の発明によれば、制御手段が、画像形成モード実行時と前記画像合せモード実行時とで、前記プロセススピードを変更するので、画像合せ処理を行うときに通常の通紙のプロセススピードより速いプロセススピードで画像形成を行うことによって、画像合せ処理時間を短くすることができる。
【0121】第7〜9の発明によれば、切り換え手段が、画像合せモード実行時に、前記いずれかのプロセススピードを選択的に切り換え設定するので、サービスモードなどによる画像チェック等の時間を短縮することができる。
【0122】第10,11,16,17の発明によれば、記録媒体への画像の再転写時と前記画像合せ手段による画像合せ処理実行時とで、前記移動体の移動速度を変更するので、画像合せ処理を行うときに通常の通紙のスピードより速いスピードで移動体を移動させることによって、画像合せ処理時間を短くすることができる。
【0123】第12,13,18,19の発明によれば、画像形成モード実行時と前記画像合せモード実行時とで、前記プロセススピードを変更するので、画像合せ処理を行うときに通常の通紙のプロセススピードより速いプロセススピードで画像形成を行うことによって、画像合せ処理時間を短くすることができる。
【0124】第14,15,20,21の発明によれば、画像合せモード実行時に、前記いずれかのプロセススピードを選択的に切り換え設定するので、サービスモードなどによる画像チェック等の時間を短縮することができる。
【0125】従って、画像合せ処理時間を短くして、結果として電源立ち上げ後のウェイトタイムや所定時間経過時などのオートレジモード、ジャム後のリスタートの時間、サービスモードなどによる画像チェック時間等のユーザ待機時間を短縮することができる等の効果を奏する。
【出願人】 【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社
【出願日】 平成12年3月17日(2000.3.17)
【代理人】 【識別番号】100071711
【弁理士】
【氏名又は名称】小林 将高
【公開番号】 特開2001−265083(P2001−265083A)
【公開日】 平成13年9月28日(2001.9.28)
【出願番号】 特願2000−75600(P2000−75600)