| 【発明の名称】 |
基板処理方法及び基板処理装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】戸島 孝之
【氏名】飯野 正
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| 【要約】 |
【課題】事前の事故防止を図り,装置の瞬停や処理物質の漏れに対して安全を図ることができる,基板処理装置及び基板処理方法を提供する。
【解決手段】処理容器2内に収納されたウェハWにオゾンガス5を供給する一方で,処理容器2の内部雰囲気を排気してオゾンキラー10に通しながらウェハWを処理する方法において,処理容器2内が密閉され,かつオゾンキラー10が正常であることを条件に,オゾンガス5を供給する。処理が中断した場合,処理容器2の内部雰囲気を強制的に排気し,ガス漏れが起こった場合,処理容器2の内部・周囲雰囲気を強制的に排気すると共に,オゾンガス5の供給を停止する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 密閉された処理容器内に収納された基板に処理ガスを供給する一方で,該処理容器の内部雰囲気を排気して該排気された内部雰囲気を後処理しながら基板を処理する方法において,前記処理容器内が密閉され,かつ前記排気された内部雰囲気の後処理が正常に行われることを条件に,前記処理ガスを供給することを特徴とする,基板処理方法。 【請求項2】 前記基板の処理が途中で中断した場合には,前記処理容器の内部雰囲気を強制的に排気することを特徴とする,請求項1に記載の基板処理方法。 【請求項3】 前記処理容器の周囲に処理ガスが漏れた場合には,前記処理容器の内部雰囲気を強制的に排気すると共に,前記処理ガスの供給を停止することを特徴とする,請求項1又は2に記載の基板処理方法。 【請求項4】 密閉された処理容器内に収納された基板に,処理ガスを供給する一方で,該処理容器の内部雰囲気を排気して該排気された内部雰囲気を後処理しながら基板を処理する方法であって,前記処理容器の周囲に処理ガスが漏れた場合には,前記処理容器の内部雰囲気を強制的に排気すると共に,前記処理ガスの供給を停止することを特徴とする,基板処理方法。 【請求項5】 前記処理容器の周囲に処理ガスが漏れた場合には,前記処理容器の周囲雰囲気を排気して該排気された周囲雰囲気を後処理することを特徴とする,請求項4に記載の基板処理方法。 【請求項6】 前記処理容器の周囲雰囲気を強制的に排気することを特徴とする,請求項3又は5に記載の基板処理方法。 【請求項7】 前記処理容器内の処理ガス濃度を検出し,該処理ガス濃度が所定の値以下であることを確認してから,前記処理容器内を開放することを特徴とする,請求項1,2,3,4,5又は6に記載の基板処理方法。 【請求項8】 前記処理ガスの供給を停止した後,少なくとも所定の時間,前記処理容器の内部雰囲気を排気してから,前記処理容器内を開放することを特徴とする,請求項1,2,3,4,5又は6に記載の基板処理方法。 【請求項9】 前記処理ガスの供給を停止した後,前記処理容器の内部雰囲気を排気するに際し,前記処理容器内を負圧雰囲気にすることを特徴とする,請求項1,2,3,4,5,6,7又は8に記載の基板処理方法。 【請求項10】 密閉された処理容器内に収納された基板に,処理ガス供給手段により処理ガスを供給する一方で,該処理容器の内部雰囲気を内部排気手段により排気し,該排気された内部雰囲気を後処理機構により後処理しながら基板を処理する装置において,前記処理容器の搬入出口を開閉する開閉部材を備え,前記開閉部材の開閉を検出する開閉検出手段からの検出信号と,前記後処理機構の稼働状態を検出する稼働検出手段からの検出信号とに基づいて,前記処理ガス供給手段による処理ガスの供給を制御する制御手段を設けたことを特徴とする,基板処理装置。 【請求項11】 前記内部排気手段は,前記処理容器の内部雰囲気を強制的に排気する内部雰囲気の強制排気機構を備えていることを特徴とする,請求項10に記載の基板処理装置。 【請求項12】 前記処理容器の周囲雰囲気中の処理ガス濃度を検出する周囲の濃度検出手段と,前記処理容器の周囲雰囲気を強制的に排気する周囲雰囲気の強制排気機構とを備え,前記周囲の濃度検出手段からの検出信号に基づいて,前記内部雰囲気の強制排気機構による強制排気と,前記処理ガス供給手段による処理ガスの供給を制御する制御手段を設けたことを特徴とする,請求項10又は11に記載の基板処理装置。 【請求項13】 前記周囲の濃度検出手段からの検出信号に基づいて,前記周囲雰囲気の強制排気機構による強制排気を制御する制御手段を設けたことを特徴とする,請求項12に記載の基板処理装置。 【請求項14】 密閉された処理容器内に収納された基板に,処理ガス供給手段により処理ガスを供給する一方で,該処理容器の内部雰囲気を内部排気手段により排気し,該排気された内部雰囲気を後処理機構により後処理しながら基板を処理する装置において,前記処理容器の搬入出口を開閉する開閉部材と,前記処理容器の周囲雰囲気中の処理ガス濃度を検出する周囲の濃度検出手段と, 前記処理容器の周囲雰囲気を排気する周囲排気手段とを備え,前記周囲の濃度検出手段からの検出信号に基づいて,前記内部排気手段による排気と,前記処理ガス供給手段による処理ガスの供給を制御する制御手段を設けたことを特徴とする,基板処理装置。 【請求項15】 前記周囲の濃度検出手段からの検出信号に基づいて,前記周囲排気手段による排気を制御する制御手段を設けたことを特徴とする,請求項14に記載の基板処理装置。 【請求項16】 前記処理容器内の処理ガス濃度を検出する内部の濃度検出手段を設け,前記内部の濃度検出手段からの検出信号に基づいて前記開閉部材の開閉を制御する制御手段を設けたことを特徴とする,請求項10,11,12,13,14又は15に記載の基板処理装置。 【請求項17】 前記処理容器内にエアを供給するエア供給手段を備えていることを特徴とする,請求項10,11,12,13,14,15又は16に記載の基板処理装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は,基板を処理する基板処理方法及び基板処理装置に関する。 【0002】 【従来の技術】例えば半導体ウェハ(以下,「ウェハ」という。)のフォトリソグラフィ処理においては,ウェハに対してレジストを塗布し,次いでパターンの露光を行い,その後現像を行う処理が行われる。その後,ウェハからレジストを除去する。 【0003】かかるレジスト除去の際には洗浄装置が用いられている。従来の洗浄装置では,SPM(H2SO4/H2O2の混合液)と呼ばれる薬液が充填された洗浄槽内にウェハを浸漬させてレジストの剥離を行う。一方,今日においては,環境保全の観点から,廃液処理が容易なオゾン(O3)が溶解した溶液を用いてレジスト除去を行うことが要望されている。この場合,オゾンが溶解した溶液が充填された洗浄槽内にウェハを浸漬させる,いわゆるディップ方式の洗浄により,溶液中の酸素原子ラジカルによってレジストを酸化反応させて二酸化炭素や水等に分解する。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところで,通常,高濃度のオゾンガスを純水にバブリングして溶解させることにより前記溶液を生成し,その後,この溶液を洗浄槽内に充填しているので,その間に,溶液中のオゾンが消滅していきオゾン濃度が低下し,レジスト除去が十分に行えない場合があった。さらにウェハを前記溶液に浸漬させた状態では,レジストと反応してオゾンが次々と消滅する一方で,レジスト表面へのオゾン供給が不十分となり,高い反応速度を得ることができなかった。 【0005】そこで,ウェハを溶液に浸漬させるディップ方式の洗浄装置の代わりに,オゾンガスと水蒸気を用いてオゾンを利用した処理を行い,ウェハからレジストを除去する洗浄装置が新規に提案されている。かかる洗浄装置は,密閉された処理容器内に収納されたウェハに,オゾンガスを供給する。ここで,オゾンは人体等に有害な物質なので,オゾンを利用した処理を行うにあたっては,様々な事故防止策,安全対策を図ることが要望されている。 【0006】従って,本発明の目的は,事故防止を事前に図ることができ,例えば停電等による装置の瞬停や処理ガスの漏れがあっても,安全を図ることができる,基板処理方法及び基板処理装置を提供することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために,請求項1の発明は,密閉された処理容器内に収納された基板に処理ガスを供給する一方で,該処理容器の内部雰囲気を排気して該排気された内部雰囲気を後処理しながら基板を処理する方法において,前記処理容器内が密閉され,かつ前記排気された内部雰囲気の後処理が正常に行われることを条件に,前記処理ガスを供給することを特徴とする,基板処理方法を提供する。 【0008】請求項1に記載の基板処理方法では,処理ガスには例えばオゾンガス等が適宜に用いられている。このような請求項1に記載の基板処理方法によれば,密閉された処理容器内に収納された基板に処理ガスを供給し,処理容器内で処理ガスを用いて,基板を好適に処理する。一方,処理容器の内部雰囲気を排気することで,処理容器内から処理ガスを排気する。排気された処理ガスに対して後処理を施す。後処理では,例えばオゾンガスのように,人体に有害な物質(オゾン)が含有されている場合には,有害物質を除去して処理ガスを無害化し,例えば工場の排気系に安全に排気できる状態にする。なお,処理ガスには,オゾンガス以外に,例えば塩素ガス,フッ素ガス,水素ガス,予め各種反応種(ラジカル)を有している塩素ガス,フッ素ガス,水素ガス等がある。 【0009】ここで,処理容器内が密閉される前に処理ガスを供給してしまうと,処理ガスが周囲に拡散してしまう。また,排気された内部雰囲気の後処理に異常があれば,そのまま処理ガスを工場の排気系に垂れ流すおそれがある。しかしながら,本発明によれば,処理容器内が密閉され,かつ前記排気された内部雰囲気の後処理が正常に行われることを条件に,前記処理ガスを供給し,これら二つの条件の内でどちらか一方の条件でも満たすことができなければ,処理ガスを供給しないので,処理ガスの拡散や垂れ流しを防ぐことができる。特にオゾンガスのように有害物質が含有されている場合には,例えば有害物質による人的事故を事前に防止することができる。 【0010】請求項1に記載の基板処理方法において,請求項2に記載したように,前記基板の処理が途中で中断した場合には,前記処理容器の内部雰囲気を強制的に排気しても良い。例えば停電や地震等により処理が途中で中断した場合には,処理容器の内部雰囲気を強制的に排気し,処理容器内から処理ガスを排気する。ここで,その後に処理を再開させるにあたって,例えば工場の作業者等が,処理容器内を開放して中の様子を一度確認したり調査する場合がある。処理容器内に処理ガスが残ったままで処理容器内を開放してしまうと,処理ガスが拡散することになるが,このように強制的に排気するので,処理ガスの拡散を未然に防止することができる。特に処理ガスがオゾンガスである場合には,強制的に排気することで事故を防いで安全を図ることができる。 【0011】請求項3に記載したように,前記処理容器の周囲に処理ガスが漏れた場合には,前記処理容器の内部雰囲気を強制的に排気すると共に,前記処理ガスの供給を停止することが好ましい。かかる方法によれば,ガス漏れが起こった時点で,直ちに内部雰囲気の強制排気を行うと共に,処理ガスの供給を停止するので,ガス漏れがこれ以上無いようにし,被害を最小限度に留めることができる。 【0012】請求項4の発明は,密閉された処理容器内に収納された基板に,処理ガスを供給する一方で,該処理容器の内部雰囲気を排気して該排気された内部雰囲気を後処理しながら基板を処理する方法であって,前記処理容器の周囲に処理ガスが漏れた場合には,前記処理容器の内部雰囲気を強制的に排気すると共に,前記処理ガスの供給を停止することを特徴とする,基板処理方法を提供する。 【0013】請求項4に記載の基板処理方法によれば,請求項1と同様に処理ガスには例えばオゾンガス等が適宜に用いられている。このような請求項4に記載の基板処理方法によれば,請求項1と同様に密閉された処理容器内に処理ガスを供給し,基板を好適に処理する。一方,処理容器内から処理ガスを排気して後処理を施し,無害化した後に例えば工場の排気系に安全に排気する。ここで,例えば処理容器の空隙から処理ガスが漏れた場合には,ガス漏れが起こった時点で,直ちに内部雰囲気の強制排気を行うと共に,処理ガスの供給を停止し,以後,処理容器内から処理ガスが漏れ無いようにする。従って,処理ガスの漏れを最小限度に留めて安全を図ることができる。 【0014】請求項4に記載の基板処理方法において,請求項5に記載したように,前記処理容器の周囲に処理ガスが漏れた場合には,前記処理容器の周囲雰囲気を排気して該排気された周囲雰囲気を後処理することが好ましい。そうすれば,処理容器の周囲に処理ガスが漏れても,周囲雰囲気を無害化して例えば工場の排気系に安全に排気することができる。 【0015】処理ガスが漏れた場合,特に請求項6に記載したように,処理容器の周囲雰囲気を強制的に排気しても良い。そうすれば,処理容器の周囲を越えて広範囲に処理ガスが拡散するのを確実に防ぐことができる。従って,処理ガスが漏れた場合でも,事故を発生させることが無く,安全を図ることができる。 【0016】請求項7に記載したように,前記処理容器内の処理ガス濃度を検出し,該処理ガス濃度が所定の値以下であることを確認してから,前記処理容器内を開放することが好ましい。この場合,所定の値は,人体等に危害を加えない濃度に設定されている。このように安全を確保してから処理容器内を開放するので,事故を防止することができる。 【0017】請求項8に記載したように,前記処理ガスの供給を停止した後,少なくとも所定の時間,前記処理容器の内部雰囲気を排気してから,前記処理容器内を開放しても良い。かかる方法によれば,所定の時間,処理容器の内部雰囲気を排気することで,処理容器内の処理ガス濃度を所定の値以下にする。これによっても,安全を確保して事故を防止することができる。 【0018】請求項9に記載したように,前記処理ガスの供給を停止した後,前記処理容器の内部雰囲気を排気するに際し,前記処理容器内を負圧雰囲気にすることが好ましい。かかる方法によれば,内部雰囲気を排気するに際し,処理容器内が正圧雰囲気であると,周囲に処理ガスが漏れるおそれがある。しかしながら,処理容器内を負圧雰囲気するので,処理ガスの漏れを防止することができる。 【0019】請求項10の発明は,密閉された処理容器内に収納された基板に,処理ガス供給手段により処理ガスを供給する一方で,該処理容器の内部雰囲気を内部排気手段により排気し,該排気された内部雰囲気を後処理機構により後処理しながら基板を処理する装置において,前記処理容器の搬入出口を開閉する開閉部材を備え,前記開閉部材の開閉を検出する開閉検出手段からの検出信号と,前記後処理機構の稼働状態を検出する稼働検出手段からの検出信号とに基づいて,前記処理ガス供給手段による処理ガスの供給を制御する制御手段を設けたことを特徴とする,基板処理装置を提供する。 【0020】請求項10に記載の基板処理装置では,処理ガスには例えばオゾンガス等が適宜に用いられている。このような請求項10に記載の基板処理装置によれば,開閉部材を開けて処理容器内に基板を収納し,その後に開閉部材を閉めて処理容器内を密閉する。次いで,処理容器内に,処理ガス供給手段により処理ガスを供給し,基板を好適に処理する。一方,内部排気手段により,処理容器の内部雰囲気を排気することで,処理容器内から処理ガスを排気する。排気された処理ガスに対して後処理機構により後処理を施す。例えばオゾンガスのように,処理ガスに人体に有害な物質(オゾン)が含有されている場合には,後処理機構には,例えばオゾンキラーのような有害物質(オゾン)を除去する機構を用いる。そして,後処理では,有害物質を除去して処理ガスを無害化し,例えば工場の排気系に安全に排気できる状態にする。 【0021】ここで,制御手段は,開閉検出手段からの検出信号に基づいて開閉部材が閉まっていると確認し,かつ稼働検出手段からの検出信号に基づいて後処理機構が正常に稼働可能な状態にあると判断した段階で,処理ガス供給手段による処理ガスの供給を実施するように制御する。一方,開閉部材が開いている場合や,後処理機構に異常がある場合には,処理ガス供給手段による処理ガスの供給を停止させておく。従って,請求項10に記載の基板処理装置は,請求項1に記載の基板処理方法を好適に実施することができる。 【0022】請求項10に記載の基板処理装置において,請求項11に記載したように,前記内部排気手段は,前記処理容器の内部雰囲気を強制的に排気する内部雰囲気の強制排気機構を備えていることが好ましい。かかる構成によれば,内部雰囲気の強制排気機構は,例えば基板の処理が途中で中断した場合に,強制排気を行う。従って,請求項10に記載の基板処理装置は,請求項2に記載の基板処理方法を好適に実施することができる。 【0023】請求項12に記載したように,前記処理容器の周囲雰囲気中の処理ガス濃度を検出する周囲の濃度検出手段と,前記処理容器の周囲雰囲気を強制的に排気する周囲雰囲気の強制排気機構とを備え,前記周囲の濃度検出手段からの検出信号に基づいて,前記内部雰囲気の強制排気機構による強制排気と,前記処理ガス供給手段による処理ガスの供給を制御する制御手段を設けることが好ましい。かかる構成によれば,制御手段は,周囲の濃度検出手段からの検出信号に基づいて,処理容器の周囲雰囲気に処理ガスが漏れたことを感知すると,内部雰囲気の強制排気機構を稼働させると共に,処理ガス供給手段による処理ガスの供給を停止させる。従って,請求項12に記載の基板処理装置は,請求項3に記載の基板処理方法を好適に実施することができる。 【0024】請求項13に記載したように,前記周囲の濃度検出手段からの検出信号に基づいて,前記周囲雰囲気の強制排気機構による強制排気を制御する制御手段を設けても良い。かかる構成によれば,制御手段は,周囲の濃度検出手段からの検出信号に基づいて,処理容器の周囲雰囲気に処理ガスが漏れたことを感知すると,周囲雰囲気の強制排気機構を稼働させる。従って,請求項13に記載の基板処理装置は,請求項6に記載の基板処理方法を好適に実施することができる。 【0025】請求項14の発明は,密閉された処理容器内に収納された基板に,処理ガス供給手段により処理ガスを供給する一方で,該処理容器の内部雰囲気を内部排気手段により排気し,該排気された内部雰囲気を後処理機構により後処理しながら基板を処理する装置において,前記処理容器の搬入出口を開閉する開閉部材と,前記処理容器の周囲雰囲気中の処理ガス濃度を検出する周囲の濃度検出手段と,前記処理容器の周囲雰囲気を排気する周囲排気手段とを備え,前記周囲の濃度検出手段からの検出信号に基づいて,前記内部排気手段による排気と,前記処理ガス供給手段による処理ガスの供給を制御する制御手段を設けたことを特徴とする,基板処理装置を提供する。 【0026】請求項14に記載の基板処理装置では,請求項10と同様に処理ガスには例えばオゾンガス等が適宜に用いられている。このような請求項14に記載の基板処理装置によれば,請求項10と同様に処理容器内に基板を収納した後,処理容器内に,処理ガス供給手段により処理ガスを供給し,基板を好適に処理する。一方,内部排気手段により,処理容器内から処理ガスを排気する。排気された処理ガスに対して後処理機構により後処理を施して無害化し,例えば工場の排気系に安全に排気する。ここで,制御手段は,周囲の濃度検出手段からの検出信号に基づいて,処理容器の周囲雰囲気に処理ガスが漏れたことを感知すると,必要ならば内部排気手段の稼働を上げて内部雰囲気の排気量を増加させると共に,処理ガス供給手段による処理ガスの供給を停止させる。従って,請求項14に記載の基板処理装置は,請求項4に記載の基板処理方法を好適に実施することができる。 【0027】請求項14に記載の基板処理装置において,請求項15に記載したように,前記周囲の濃度検出手段からの検出信号に基づいて,前記周囲排気手段による排気を制御する制御手段を設けることが好ましい。かかる構成によれば,制御手段は,周囲の濃度検出手段からの検出信号に基づいて,処理容器の周囲雰囲気に処理ガスが漏れたことを感知すると,必要ならば周囲排気手段の稼働を上げて周囲雰囲気の排気量を増加させる。従って,請求項14に記載の基板処理装置は,請求項6に記載の基板処理方法を好適に実施することができる。 【0028】請求項16に記載したように,前記処理容器内の処理ガス濃度を検出する内部の濃度検出手段を設け,前記内部の濃度検出手段からの検出信号に基づいて前記開閉部材の開閉を制御する制御手段を設けることが好ましい。かかる構成によれば,例えば処理ガスの供給を停止した後に,制御手段は,内部の濃度検出手段からの検出信号に基づいて,処理容器内の処理ガス濃度が人体等に危害を加えない所定の値以下になったと判断すると,開閉部材を開く。従って,請求項16に記載の基板処理装置は,請求項8に記載の基板処理方法を好適に実施することができる。 【0029】請求項17に記載したように,前記処理容器内にエアを供給するエア供給手段を備えていても良い。かかる構成によれば,処理容器の内部雰囲気を排気する際に,エア供給手段によりエアを供給することにより,処理容器内から処理ガスを押し流すことができる。この場合,エア供給量は,内部雰囲気の排気量よりも少なくなるように設定されている。内部雰囲気の排気量よりも多い流量でエアを供給してしまうと,処理容器内が正圧雰囲気になる。正圧雰囲気では,処理容器内から外部に処理ガスが漏れるおそれがあるが,このようにエア供給量を少なくすることで,処理容器内を負圧雰囲気に維持し,処理ガスの漏れを防止することができると共に,速やかな排気を実現することができる。 【0030】 【発明の実施の形態】以下,本発明の好ましい実施の形態を添付図面を参照して,例えば50枚のウェハを一括して洗浄するように構成された洗浄装置に基づいて説明する。この洗浄装置は,オゾンガスを利用してウェハWからレジストを除去するものであり,図1は,本発明の実施の形態にかかる洗浄装置1にかかる配管系統を示した説明図である。 【0031】図1に示すように,洗浄装置1は,ウェハWの処理が行われる処理容器2と,処理容器2内に水蒸気3を供給する水蒸気供給手段4と,処理容器2内にオゾンガス5を供給する処理ガス供給手段としてのオゾンガス供給手段6と,処理容器2の内部雰囲気を排気する内部排気手段7と,処理容器2の周囲雰囲気を排気する周囲排気手段8と,処理容器2内にホットエア及び常温(例えば内部雰囲気温度と同じ温度)のエアを供給するエア供給手段9と,処理容器2内から排気された内部雰囲気中のオゾン(O3)を除去する後処理機構としてのオゾンキラー10と,処理容器2内の液滴を排液する排液手段11とを備えている。 【0032】図2に示すように,処理容器2は,50枚のウェハWを十分に収納可能な大きさを有する容器本体20と,容器本体20の上面に形成された搬入出口20aを開閉する開閉部材としての容器カバー21と,容器本体20の下面開口部を閉鎖する容器ボトム22の3つに大別される。 【0033】容器カバー21は,例えば略半円球状に形成され,昇降機構23により昇降自在である。昇降機構23は制御手段としてのコントローラ24に接続されている。コントローラ24から出力される操作信号により,昇降機構23の稼働は制御される。図3に示すように,容器カバー21が上昇した際には,搬入出口20aは開放され,容器本体20に対してウェハWを搬入出できる状態となる。容器本体20にウェハWを搬入して収納した後,容器カバー21が下降すれば,図2に示すように,搬入出口20aは塞がれる。容器本体20と容器カバー21の間の空隙は,リップ式のOリング25により密閉される。また,容器本体20と容器ボトム22の間の空隙は,ガスケット26により密閉されている。こうして,処理容器2内は密閉雰囲気となり,気体の漏れがない状態となる。 【0034】容器本体2の上端部には,容器カバー21の開閉を検出する開閉検出手段としての重量センサ27が設けられている。この重量センサ27は,容器カバー21が閉まって搬入出口20aを塞いだ際に,容器本体20の上端部にかかる荷重を検出する。コントローラ24は,重量センサ27から入力される検出信号に基づいて容器カバー21の開閉を確認するように構成されている。例えば所定の荷重が重量センサ27により検出されると,容器カバー21がしっかりと閉まった状態にあると認識される。 【0035】容器本体20の外周面にはラバーヒータ28aが,容器カバー21の外周面にはラバーヒータ28bが,容器ボトム22の外周面にはラバーヒータ28cがそれぞれ取り付けられている。これらラバーヒータ28a〜cは,電力供給部(図示せず)からの給電により発熱し,処理容器2の内部雰囲気を所定の温度(例えば80℃〜120℃の範囲内)に加熱する。 【0036】図4に示すように,処理容器2に,ウェハガイド30が設けられている。ウェハガイド30は,上下方向(図4中のZ方向)に昇降自在に構成されている。ウェハガイド30は,シャフト部31と,ガイド部32と,ガイド部32に水平姿勢で固着された3本の平行な保持部材33a,33b,33cとを備えている。各保持部材33a〜cに,ウェハWの周縁下部を保持する溝34が等間隔で50箇所形成されている。従って,ウェハガイド30は,50枚のウェハWを等間隔で配列させた状態で保持する構成となっている。なお,シャフト部31は容器カバー21を貫通して処理容器2の上方に突き出ているため,この貫通部分には,エアグリップシール35が設けられており,シャフト部31と容器カバー21の間の空隙が密閉される。 【0037】図5に示すように,水蒸気供給手段4は,純水(DIW)を供給する純水供給回路40と,純水供給回路40から供給された純水を気化して水蒸気3を発生させる水蒸気発生器41と,水蒸気発生器41内の水蒸気3を供給する水蒸気供給回路42と,水蒸気供給回路42から供給された水蒸気3を処理容器2内に吐出する水蒸気ノズル43とを備えている。 【0038】純水供給回路40の入口側には,純水供給源(図示せず)が接続されている。純水供給回路40には,開閉弁44,流量コントローラ45が介装されている。開閉弁44,流量コントローラ45は,コントローラ24に接続されている。このため,純水の供給の正否及び供給量は,コントローラ24により制御される。水蒸気発生器41の内部には,ヒータ(図示せず)が設けられている。水蒸気発生器41内に供給された純水は,ヒータの熱により気化して水蒸気3になる。水蒸気発生器41には,後述するミストトラップ103に通じる排出回路50が接続されている。この排出回路50は,水蒸気発生器41内で気化できなかった純水をミストトラップ103に排液したり,水蒸気発生器41の温度と蒸気吐出が安定するまで水蒸気3をミストトラップ103に排気するように構成されている。 【0039】図6に示すように,オゾンガス供給手段6は,オゾンガス5を発生させるオゾナイザー60と,オゾナイザー60で発生したオゾンガス5を供給するオゾンガス供給回路61と,オゾンガス供給回路61から供給されたオゾンガス5を処理容器2内に吐出するオゾンガスノズル62とを備えている。オゾナイザー60は,例えばオゾン濃度が約141g/m3(normal)[6.6vol%(体積百分率)]程度有するオゾンガス5を生成し,このオゾンガス5を流量,40L/min程度でオゾンガス供給回路61に流すように構成されている。また,オゾンガス供給回路61に開閉弁63が介装されている。この開閉弁63は,コントローラ24に接続されている。オゾンガス5の供給の正否は,コントローラ24により制御される。 【0040】図7に示すように,エア供給手段9は,エアを供給する第1のエア供給回路70と,第1のエア供給回路70から供給されたエアを加熱してホットエア71を発生させるホットエアジェネレータ72と,ホットエアジェネレータ72内のホットエア71を供給するホットエア供給回路73と,ホットエア供給回路73から供給されたホットエア71を吐出するエアノズル74,74と,ホットエアジェネレータ72を通さずにエアをエアノズル74,74に直接供給する第2のエア供給回路75とを備えている。 【0041】第1のエア供給回路70の入口側には,エア供給源(図示せず)が接続されている。エア供給源から例えば500L/minの流量で常温のエアが供給される。第1のエア供給回路70には,開閉弁77,流量コントローラ78が順次介装されている。ホットエアジェネレータ72の内部には,エアを加熱するヒータ(図示せず)が設けられている。また,第2のエア供給回路75には,開閉弁79,流量コントローラ80が順次介装されている。開閉弁77,79,流量コントローラ78,80は,コントローラ24に接続されている。第1のエア供給回路70におけるエアの供給の正否及び供給量と,第2のエア供給回路75におけるエアの供給の正否及び供給量は,コントローラ24により制御される。さらに第2のエア供給回路75には,エアを逃がして後述する排気マニホールド121に導入するエア導入回路90が接続されている。エア導入回路90には,開閉弁91が接続されている。 【0042】図8に示すように,内部排気手段7は,処理容器2内に設けられた排気部100,100と,処理容器2の内部雰囲気を排気する第1の内部排気回路101と,冷却部102と,ミストトラップ103と,ミストトラップ103の上部に接続された第2の内部排気回路104とを備えている。 【0043】排気部100,100は,処理容器2の内部雰囲気を取り込むように構成されている。排気部100,100の外面には,微細な孔(図示せず)が複数形成されている。各排気部100には,前記第1の内部排気回路101が接続されている。 【0044】第1の内部排気回路101には,バイパス回路105と,内部雰囲気の強制排気機構としての内部エジェクタ(ejector)106とが設けられている。バイパス回路105は,第1の内部排気回路101内の気体を内部エジェクタ106に通し,その後に再び第1の内部排気回路101内に送出するように構成されている。 【0045】内部エジェクタ106は,処理容器2の内部雰囲気を急激な吸い込んでミストトラップ103側に圧送することで,強制排気を行うように構成されている。内部エジェクタ106は,前記コントローラ24に接続されている。コントローラ24から出力される操作信号により,内部エジェクタ106の稼働は制御される。コントローラ24は,正常に処理が行われている間,内部エジェクタ106に操作信号を出力せず,その稼働を停止させておく。 【0046】冷却部102は,前記水蒸気発生器41から排気された水蒸気3及び処理容器2内から排気された水蒸気3を冷却して凝縮するように構成されている。即ち,冷却部102内を,前記排出回路50,第1の内部排気回路101が通過している。冷却部102に,冷却水を供給する冷却水供給回路110と,冷却水を排液する冷却水排液回路111とがそれぞれ接続されている。冷却水供給回路110に流量調整弁112が,冷却水排液回路111に流量調整弁113がそれぞれ介装されている。冷却水供給回路110から冷却水を冷却部102内に供給し続ける一方で,冷却水排液回路111により排液を行い,冷却部102内を常時新鮮な冷却水で満すようにすると良い。 【0047】ミストトラップ103は,気体と液体とを個別に排出するように構成されている。即ち,各排気部100は,処理容器2内の水蒸気3及びオゾンガス5を,第1の内部排気回路101を通じてミストトラップ103に排気するようになっている。この場合,冷却部102には,冷却水供給回路110により冷却水が冷却部102に供給されているので,処理容器2内より排気された水蒸気3は,冷却部102内を通っている間に冷却されて凝縮される。水蒸気3が凝縮して液化した液滴はミストトラップ103に滴下される。一方,オゾンガス5は,そのままミストトラップ103内に導入される。こうして,処理容器2から排気された内部雰囲気を,オゾンガス5と液滴に好適に分離し,ミストトラップ103は,オゾンガス5を前記第2の内部排気回路104に排気し,液滴を後述する第2の排液回路141に排液するようになっている。また,水蒸気発生器41から排出された水蒸気3及び純水は,排出回路50を通じてミストトラップ103に導入される。純水は,そのまま排出回路50内を流れてミストトラップ103に滴下される。水蒸気3は,冷却部102内を通っている間に冷却されて凝縮され,液滴になってミストトラップ103に滴下される。 【0048】図9に示すように,第2の内部排気回路104には,排気された内部雰囲気中のオゾン濃度を検出する内部の濃度検出手段としての第1の濃度センサ120と,前記オゾンキラー10とが順次介装されている。第2の内部排気回路104の出口は,排気マニホールド121に接続されている。 【0049】第2の内部排気回路104に設けられた第1の濃度センサ120は,オゾンキラー10より上流側に設置されている。オゾンキラー10内に流入する前の排気された内部雰囲気中のオゾン濃度を検出することで,処理容器2内のオゾン濃度を検出するようになっている。第1の濃度センサ120は,コントローラ24に接続されており,第1の濃度センサ120からの検出信号は,コントローラ24に入力される。前述したようにコントローラ24は,昇降機構23に操作信号を出力するように構成されており,第1の濃度センサ120により検出されたオゾン濃度に基づいて,容器カバー21の開閉を制御するようになっている。容器カバー21の開閉制御において,例えば処理容器2内のオゾン濃度が所定の値(例えば0.1ppm)以下でなければ,容器カバー21を開けないように設定されている。オゾン濃度が所定の値を越えた値である場合に,容器カバー21を開けてしまうと,許容値を越えたオゾン雰囲気が周囲に拡散することになり,人的事故を発生させるおそれがあるからである。 【0050】オゾンキラー10は,加熱によりオゾンを酸素(O2)に熱分解するように構成されている。オゾンキラー10の加熱温度は,例えば400℃以上に設定されている。このような加熱方式のオゾンキラー10は,製品寿命が長い。また,長期に渡って使用しても除去能力が劣化することがなく,第2の内部排気回路104内の気体中からオゾンを除去することができる。更にオゾンキラー10は,工場内の無停電電源装置(図示せず)に接続され,停電時でも,無停電電源装置から安定的に電力供給が行われるように構成されていることが好ましい。そうすれば,停電時でも,オゾンキラー10が稼働し,オゾンを除去して安全を図ることができる。 【0051】オゾンキラー10には,オゾンキラー10の稼働状態を検出する稼働検出手段としての温度センサ122が設けられている。この温度センサ122は,オゾンキラー10の加熱温度を検出するように構成されている。温度センサ122は,コントローラ24に接続されており,温度センサ122からの検出信号は,コントローラ24に入力される。コントローラ24は,温度センサ122により検出されたオゾンキラー10の加熱温度に基づいて,オゾンを除去するのにオゾンキラー10に十分な準備が整っているか判断するようになっている。例えばオゾンキラー10の加熱温度が400℃未満であれば,オゾンを熱分解するのに不十分であると判断する。 【0052】排気マニホールド121は,装置全体の排気を集合して行うように構成されている。即ち,排気マニホールド121には,前記第2の内部排気回路104と,前記エア導入回路90と,後述する第1の周囲排気回路131とが接続されている。また,洗浄装置1背面の雰囲気を取り込むための配管(図示せず)が複数設置され,洗浄装置1からオゾンガス5が周囲に拡散するのを防止している。さらに排気マニホールド121は,工場内の酸専用の排気系(ACID EXTHAUST)に通じており,酸専用の排気系に流す前の各種排気の合流場所として機能する。このように,オゾンガス5の拡散を防止して排気管理を厳格に行っている。 【0053】排気マニホールド121には,オゾン濃度を検出する第2の濃度センサ123が設けられている。排気マニホールド121に設けられた第2の濃度センサ123は,コントローラ24に接続されており,第2の濃度センサ122からの検出信号は,コントローラ24に入力される。コントローラ24は,第2の濃度センサ122により検出されたオゾン濃度に基づいて,オゾンキラー10のオゾン除去能力を把握し,例えばオゾンキラー10の故障によるオゾンガス5の垂れ流しを監視するようになっている。 【0054】図8に示すように,周囲排気手段8は,処理容器2の周囲を囲むケース130と,ケース130の下部に一端が接続され,他端が前述したように排気マニホールド121に接続された第1の周囲排気回路131と,ケース130の下部に一端が接続され,他端が前記第1の内部排気回路101に接続された第2の周囲排気回路132とを備えている。 【0055】ケース130では,上方から清浄なエアのダウンフローが供給されており,このダウンフローにより,ケース130の内部雰囲気,即ち処理容器2の周囲雰囲気が外部に漏れるのを防止すると共に,下方に押し流して第1の周囲排気回路131,第2の周囲排気回路132に流入し易いようにしている。また,ケース130には,処理容器2の周囲雰囲気中のオゾン濃度を検出する周囲の濃度検出手段としての第3の濃度センサ133が設けられている。第3の濃度センサ133は,コントローラ24に接続されており,第3の濃度センサ133からの検出信号は,コントローラ24に入力される。コントローラ24は,第3の濃度センサ133により検出されたオゾン濃度に基づいて,オゾンガス5の漏れを感知するようになっている。 【0056】第1の周囲排気回路131には,開閉弁134が設けられている。開閉弁134は,コントローラ24に接続されている。正常に処理が進行している間,コントローラ24は,開閉弁134を開かせる。この間,第1の周囲排気回路131は,処理容器2の周囲雰囲気を排気マニホールド121に排気するようになっている。 【0057】第2の周囲排気回路132には,周囲エジェクタ135が設けられている。周囲エジェクタ135は,処理容器2の周囲雰囲気を急激な吸い込んでミストトラップ103側に圧送することで,強制排気を行うように構成されている。周囲エジェクタ135は,前記コントローラ24に接続されている。コントローラ24から出力される操作信号により,周囲エジェクタ135の稼働は制御される。コントローラ24は,正常に処理が行われている間,周囲エジェクタ135に操作信号を出力せず,その稼働を停止させておく。 【0058】ここで,オゾンは人体等に有害な物質であることから,洗浄装置1では,様々の安全対策を図っている。即ち,前述したようにコントローラ24に対して重量センサ27(図2中に示す)及び温度センサ122(図9中に示す)が接続され,さらにオゾン供給手段6の開閉弁63(図6中に示す)は,コントローラ24に接続されている。重量センサ27から入力される検出信号と,温度センサ122から入力される検出信号に基づいて,コントローラ24は,オゾンガス供給手段6の開閉弁63を開閉制御するように構成されている。コントローラ24は,容器カバー21がしっかりと閉まった状態にあると確認し,かつオゾンキラー10の加熱温度が400℃以上にある判断した段階で,開閉弁63を開く。これにより,オゾンガス供給手段6は,オゾンガス5を供給することが可能となり,処理を開始することができる。一方,容器カバー21が開いている場合や,オゾンキラー10の加熱温度が400℃未満である場合には,オゾンを拡散させたり,オゾンを十分に酸素に分解できないまま排気してしまうおそれがあるため,開閉弁63を閉める。これにより,オゾンガス供給手段6は,オゾンガス5を供給することが不可能となる。これら二つの条件が整うまで,処理そのものを開始させない。 【0059】停電や地震等の偶発的な事故により洗浄装置1が瞬停し,処理が途中で中断した場合には,内部エジェクタ106は,強制排気を行うように構成されている。即ち,図8で前述したように内部エジェクタ106は,コントローラ24に接続されている。例えば事故が発生した場合,直ちにコントローラ24が操作信号を内部エジェクタ106に出力する。これにより,内部排気手段7では,強制排気を行い処理容器2内に残ったオゾンを排出する。瞬停した洗浄装置1を立ち上げる際に,工場内の作業者が容器カバー21を開けて中の様子を一度確認したり調べる場合があるが,このように強制排気を行うことで,処理容器2内を開放した際に事故が起こるのを防止するようになっている。なお,内部エジェクタ106及びコントローラ24を,オゾンキラー10と同様に無停電電源装置に接続し,停電中でも強制排気を行える構成にすると良い。 【0060】図8で前述したようにコントローラ24に対して第3の濃度センサ133が接続されている。第3の濃度センサ133からの検出信号に基づいて,コントローラ24は,内部エジェクタ106による強制排気と,オゾンガス供給手段6によるオゾンガス5の供給を制御するように構成されている。即ち,コントローラ24は,第3の濃度センサ133から入力された検出信号によりオゾンガス5の漏れを感知した場合には,直ちに内部エジェクタ106に操作信号を出力すると共に,オゾンガス供給手段6の開閉弁63を閉める。これにより,内部エジェクタ106が稼働し,通常よりも高い排気量で処理容器2の内部雰囲気を強制排気すると共に,オゾンガス5の供給を停止し,以後,処理容器2内からオゾンガス5が漏れ無いようにする。また,周囲エジェクタ135も,コントローラ24に接続されている。第3の濃度センサ133からの検出信号に基づいて,コントローラ24は,周囲エジェクタ135よる強制排気も制御するように構成されている。即ち,コントローラ24は,周囲エジェクタ135に操作信号を出力すると共に,第1の周囲排気回路131の開閉弁134を閉める。これにより,周囲エジェクタ135が稼働し,通常よりも高い排気量で第2の周囲排気回路132を通して処理容器2の周囲雰囲気を強制排気し,ガス漏れが周囲に拡大するのを防止するようになっている。排気された周囲雰囲気は,第2の周囲排気回路132から第1の内部排気回路101,ミストトラップ103に流れ,第2の内部排気回路104に排気される。第2の内部排気回路104では,オゾンキラー1によりオゾンを除去し,無害化された周囲雰囲気を工場の酸専用の排気系に安全に排気するようになっている。なお,例えばケース130の容量や上方からのダウンフロー等の関係により,通常の排気量でも,漏れたオゾンガス5の拡散を防げるようであれば,オゾンガス5の供給を停止する一方で,通常の排気で済ましても良い。 【0061】図7で前述したように,第2のエア供給回路75中の流量コントローラ80はコントローラ24に接続されている。オゾンガス5の供給を停止した後に処理容器2の内部雰囲気を排気するに際し,コントローラ24は,エア供給手段9によるエアの供給を制御するように構成されている。即ち,排気する際には,コントローラ24は,開閉弁77を閉じる一方で開閉弁79を開け,エア供給量が内部雰囲気の排気量よりも少なくなるように流量コントローラ80を絞る。このため,排気中に,処理容器2内に常温のエアを供給しても,処理容器2内は負圧雰囲気になる。排気中に,常温のエアを多量に供給して処理容器2内を正圧雰囲気にしてまうと,周囲にオゾンガス5が漏れるおそれがある。このようにエア供給量を調整して処理容器2内を負圧雰囲気にすることで,オゾンガス5の漏れを防止すると共に,処理容器2内からオゾンガス5を押し流すことができる。 【0062】図8及び図10に示すように,排液手段11は,前記処理容器2の底部に接続された第1の排液回路140と,ミストトラップ103の底部に接続された第2の排液回路141とを備えている。第1の排液回路140には,開閉弁142が介装されている。第1の排液回路140は,前記第1の内部排気回路101に接続され,処理容器2内の液滴を第1の内部排気回路101に流す。第2の排液回路141には,開閉弁143が介装されている。液体中にオゾンが残存することもあるので,第2の排液回路141は,工場内の酸専用の排液系(ACID DRAIN)に通じている。さらに排液手段11は, ミストトラップ103に下から順次設置された空防止センサ145,排液開始センサ146,液オーバーセンサ147を備えている。開閉弁143,空防止センサ145,排液開始センサ146,液オーバーセンサ147は,コントローラ24に接続されている。 【0063】この場合,処理容器2内の液滴,水蒸気発生器41から排液された純水,水蒸気3が液化した液滴がミストトラップ103内に導入される。液滴が,ミストトラップ103内にある程度溜められ,液面が排液開始センサ146に達すると,排液開始センサ146から到達信号がコントローラ24に入力される。コントローラ24は,開閉弁143を開放させて排液を開始するようになっている。また,液面の高さが,液オーバーセンサ147までオーバーすると,液オーバーセンサ147から警告信号がコントローラ24に入力される。一方,液面が空防止センサ145を下回っている場合には,空防止センサ145から禁止信号がコントローラ24に入力され,コントローラ24は,開閉弁143を閉じるように構成されている。空防止センサ145は,液滴が全て流れてミストトラップ103内が空になり,オゾンガス5が工場内の酸専用の排液系に漏出する事態を防止するようになっている。 【0064】次に,以上のように構成された洗浄装置1で行われる本発明の実施の形態にかかる洗浄方法について, 図11,12に示す第1,第2の工程説明図,図13に示すフローチャートに基づいて説明する。 【0065】先ず容器カバー21を開けて容器本体20内を開放する。一方,図11に示すようにレジスト膜200が形成されたウェハW50枚を図示しない搬送機により洗浄装置1に搬送し,容器本体20内に収納する。その後,容器カバー21を閉めて容器本体2内を密閉する(処理開始)。次いで,ラバーヒータ28a〜cで処理容器2を加熱すると共に,エア供給手段9が,ホットエア71を処理容器2内に供給し,ウェハW及び処理容器2の内部雰囲気を所定の温度(例えば80℃〜120℃)に加熱する。 【0066】図13中のS1において,コントローラ24は,重量センサ27の検出信号と,温度センサ122の検出信号とにより,処理容器2内が密閉され,かつオゾンキラー10の加熱温度が400℃以上であってオゾンキラー10がオゾンを十分に除去できる状態にあることを確認する。これら二つの条件を満たしていると判断すると,オゾンガス供給手段6の開閉弁63を開く。そして,オゾン供給手段6は,オゾンガス5を処理容器2内に供給する(図13中のS2)。これら二つの条件の内でどちらか一方の条件でも満たすことができなければ,開閉弁63を閉め,オゾンガス5の供給が行われないようにする。(図13中のS3)。また,水蒸気供給手段4は,水蒸気3を処理容器2内に供給する。 【0067】水蒸気3とオゾンガス5を用い,ウェハWに対してオゾンを利用した処理を施す(図13中のS4)。図12に示すように,ウェハWの表面に,水分子201とオゾン分子202とが混合した混合層を形成する。この混合層中で水分子201とオゾン分子202同士が反応し,ウェハWの表面に例えば酸素原子ラジカル(O・ Oxygen radical)や水酸基ラジカル(OH・ Hydroxy radical)等の反応物質が多量に発生する。ウェハWの表面で発生した水酸基ラジカルは,消滅することなく,直ちに酸化反応を起こし,レジストをカルボン酸,二酸化炭素や水等に分解する。図12に示すように,レジスト膜200を十分に酸化分解して水溶性の膜200aに変質させる。この水溶性の膜200aは,その後の純水によるリンス洗浄で容易に除去することができる。 【0068】処理中,内部排気手段7では,排気部100,100により処理容器2の内部雰囲気を取り取り込み,第1の内部排気回路101,ミストトラップ103,第2の内部排気回路104に順次流してオゾンキラー10に通し,オゾンを除去してから工場の酸専用の排気系に排気する。一方,周囲排気手段8では,ケース130により処理容器2の周囲雰囲気を取り込み,第1の周囲排気回路131により排気マニホールド121に導入して工場の酸専用の排気系に排気する。このように,密閉された処理容器2内に収納されたウェハWに水蒸気3及びオゾンガス5を供給する一方で,処理容器2の内部雰囲気を排気してオゾンキラー10に通して無害化しながらオゾンを利用した処理を行っている。 【0069】ここで,図13中のS5において,停電や地震等により洗浄装置1が瞬停して,オゾンを利用した処理が途中で中断した場合には,内部排気手段7の内部エジェクタ106により,処理容器2の内部雰囲気を強制排気する(図13中のS6)。また,図13中のS7において,コントローラ24が,第3の濃度センサ133の検出信号により,処理容器2の周囲雰囲気にオゾンガス5が漏れていると感知すると,内部エジェクタ106に操作信号を出力すると共に,オゾンガス供給手段6の開閉弁63を閉める。処理容器の2内部雰囲気を強制的に排気すると共に,オゾンガス5の供給を停止する。また,周囲エジェクタ135にも操作信号を出力すると共に,第1の周囲排気回路101の開閉弁134を閉じ,第2の周囲排気回路132を通して処理容器2の周囲雰囲気を強制的に排気する(図13中のS8)。 【0070】オゾンを利用した処理が終了し,水蒸気5及びオゾンガス5の供給を停止する(図13中のS9)。そして,引き続き処理容器2の内部雰囲気を排気すると共に,エア供給手段9に常温のエアを供給し,オゾン排出を行う(図13中のS10)。ここで,コントローラ24は,第2のエア供給回路75の流量コントローラ80の流量を絞り,内部雰囲気の排気量よりもエア供給量を少なくする。 【0071】図13中のS11において,コントローラ24は,第1の濃度センサ120により処理容器2内のオゾン濃度を検出し,オゾン濃度が,人体に危害を加えない所定の値(例えば0.1ppm)以下であることを確認する。オゾン濃度が所定の値以下であると判断すれば,容器カバー21を開けて処理容器2内を開放する。その後,ウェハWを搬出する(処理終了)。一方,オゾン濃度が所定の値を越えていると判断すれば,引き続きオゾン排出を行う。このように安全を確保してから処理容器2内を開放するので,事故を防止することができる。 【0072】搬出したウェハWを搬送機によりリンス洗浄装置に搬送し,純水によるリンス洗浄を施す。前述したようにレジスト膜200を水溶性に変質させているので,リンス洗浄装置では,ウェハWからレジストを容易に除去することができる。最後に,ウェハWを,リンス洗浄装置から乾燥装置に搬送して乾燥処理する。 【0073】かかる洗浄装置1において,処理容器2内が密閉される前にオゾンガス5を供給してしまうと,オゾンガス5が周囲に拡散してしまう。また,排気された内部雰囲気からオゾンを除去することができなければ,そのままオゾンガス5を工場酸専用の排気系に垂れ流すおそれがある。しかしながら,本発明にかかる洗浄装置1によれば,処理容器2内を密閉し,かつ排気された内部雰囲気に対するオゾン除去が正常に行われることを条件に,オゾンガス5を処理容器2内に供給しているので,オゾンガス5の拡散や垂れ流しを防ぐことができる。従って,オゾンによる人的事故を事前に防止することができる。 【0074】停電や地震等によりオゾンを利用した処理が途中で中断した場合には,処理容器2の内部雰囲気を強制的に排気し,処理容器2からオゾンを排出する。ここで,その後にオゾンを利用する処理を再開させるにあたって,例えば工場の作業者等が,処理容器2内を開放して中の様子を一度確認したり調査する場合がある。処理容器2内にオゾンが残ったままで処理容器2内を開放してしまうと,オゾンが拡散することになるが,このように強制的に排気するので,オゾンの拡散を未然に防止することができ,人的事故を防いで安全を図ることができる。 【0075】オゾンを利用した処理中に,例えば処理容器2の空隙からオゾンガス5が周囲雰囲気に漏れた場合には,ガス漏れが起こった時点で,直ちに内部雰囲気の強制排気を行うと共に,オゾンガス5の供給を停止するので,ガス漏れがこれ以上無いようにし,被害を最小限度に留めることができる。さらに処理容器2の周囲雰囲気を強制的に排気するので,処理容器2の周囲を越えて広範囲にオゾンガス5が拡散するのを防ぐことができる。従って,オゾンガス5が漏れた場合でも,事故を発生させることが無く,安全を図ることができる。また,例えば強制排気後に,工場内の作業者がメンテナンスを行い,処理容器2の空隙部分を補修し,次の処理からはガス漏れを無くすと良い。 【0076】また,オゾン排出時に常温のエアを供給しているので,処理容器2内からオゾンガス5を押し流すことができる。さらにエア供給量が,内部雰囲気の排気量よりも少ないので,処理容器2内を負圧雰囲気に維持することができる。従って,オゾンガス5の漏れを防止することができると共に,速やかな排気を実現することができる。 【0077】なお,本発明の実施の形態の一例ついて説明したが,本発明はこの例に限らず種々の態様を取りうるものである。処理後に,容器カバー21を開けるタイミングを,第1の濃度センサ120の検出に基づいて行っていたが,処理後の排出時間に基づいて容器カバー21を開けるタイミングを図るようにしても良い。即ち,図14に示すように,洗浄装置1の全処理時間中,ウェハWの搬入後,オゾンを利用した処理を行い,その後,オゾンの排出を所定の時間行い,その後,ウェハWを搬出する。この場合,所定の時間は,処理容器2内のオゾン濃度が所定の値以下にするのに必要な時間に設定されている。これによっても,安全を確保して事故を防止することができる。 【0078】また,オゾンガス5を利用してレジスト膜200を除去した場合について説明したが,他の処理ガスを利用してウェハW上に付着した様々な付着物を除去するようにしても良い。例えば,塩素(Cl2)ガスと水蒸気を供給し,ウェハW上から金属付着物,パーティクルを除去することが可能である。また,水素(H2)ガスと水蒸気を供給し,ウェハW上から金属付着物,パーティクルを除去することも可能である。また,フッ素(F2)ガスと水蒸気を供給し,ウェハW上から自然酸化膜,パーティクルを除去することが可能である。また,この場合には,それぞれの状況に対応して,第2の内部排気回路104に各種の後処理機構を設けると良い。また,酸素原子ラジカルを有するオゾンガス,塩素原子ラジカルを有する塩素ガス,水素原子ラジカルを有する水素ガス,フッ素原子ラジカルを有するフッ素ガスを供給して各種処理を行うようにしても良い。 【0079】本発明は,複数枚の基板を一括して処理するバッチ式の処理だけでなく,一枚ずつ基板を処理する枚葉式の処理の場合にも適用することができる。また,基板が,上記ウェハWに限定されずにLCD基板,CD基板,プリント基板,セラミック基板等であってもよい。 【0080】 【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば,処理ガスの拡散や垂れ流しを防止することができる。特に処理ガスがオゾンガスのように人体に有害な物質が含有されている場合には,有害物質による人的事故を事前に防止することができるようになる。請求項2に記載の発明によれば,例えば偶発的な事故により装置が瞬停した後に装置を立ち上げる際に,事故が発生するのを防止することができる。請求項3,6に記載の発明によれば,処理ガスが漏れることがあっても,被害を最小限度に留め,事故を発生させることが無く,安全を図ることができる。 【0081】請求項4〜6に記載の発明によれば,請求項3と同様の作用・効果を得ることができる。特に請求項5に記載の発明によれば,周囲雰囲気を無害化して例えば工場の排気系に安全に排気することができ,請求項6に記載の発明によれば,処理容器の周囲を越えて広範囲に処理ガスが拡散するのを確実に防ぐことができる。 【0082】請求項7,8に記載の発明によれば,安全を確保してから処理容器内を開放するので,事故を防止することができる。また,請求項9に記載の発明によれば,処理ガスを排気する際に,処理ガスの漏れを防止することができる。 【0083】請求項10に記載の発明によれば,請求項1に記載の基板処理方法を好適に実施することができる。請求項11に記載の発明によれば,請求項2に記載の基板処理方法を好適に実施することができる。請求項12に記載の発明によれば,請求項3に記載の基板処理方法を好適に実施することができ,請求項13に記載の発明によれば,請求項6に記載の基板処理方法を好適に実施することができる。 【0084】請求項14に記載の発明によれば,請求項4に記載の基板処理方法を好適に実施することができる。請求項15に記載の発明によれば,請求項6に記載の基板処理方法を好適に実施することができる。 【0085】請求項16に記載の発明によれば,請求項8に記載の基板処理方法を好適に実施することができ,請求項17に記載の発明によれば,処理ガスを排気するに際し,処理容器内を負圧雰囲気に維持し,処理ガスの漏れを防止することができると共に,速やかな排気を実現することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000219967 【氏名又は名称】東京エレクトロン株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年4月21日(2000.4.21) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100101557 【弁理士】 【氏名又は名称】萩原 康司 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−305751(P2001−305751A) |
| 【公開日】 |
平成13年11月2日(2001.11.2) |
| 【出願番号】 |
特願2000−120842(P2000−120842) |
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