| 【発明の名称】 |
画像記録装置および方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】藤井 武
【氏名】波多野 陽一
【氏名】角 克人
【氏名】山下 明子
【氏名】宮丸 文章
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| 【要約】 |
【課題】光ビームの強度を、感光材料上への記録画像に即してより精度よく制御することを可能とする。
【解決手段】画像信号に基づき発生される光ビームLにより感光材料を走査して画像を記録する画像記録装置において、画像信号に基づき感光材料に記録される画像の記録デューティPDUTYを検出する記録デューティ検出回路154と、検出された記録デューティPDUTYに基づき光ビームLの強度を変調する光ビーム強度補正メモリ156を有する。感光材料上に記録される画像の記録デューティPDUTYに基づき、光ビームLの強度を変調するようにしているので、感光材料上に記録される実際の記録画像に応じた光量調整を行うことができる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】画像信号に基づき発生される光ビームにより感光材料を走査して画像を記録する画像記録装置において、前記画像信号に基づき前記感光材料に記録される画像の記録デューティを検出する記録デューティ検出手段と、検出された記録デューティに基づき前記光ビームの強度を変調する光ビーム強度変調手段とを有することを特徴とする画像記録装置。 【請求項2】請求項1記載の画像記録装置において、前記感光材料が、光の照射された部分が画像として残る感光材料である場合、前記光ビーム強度変調手段は、ハイライト側で光ビームの強度をより強く変調することを特徴とする画像記録装置。 【請求項3】請求項2記載の画像記録装置において、前記ハイライト側は、前記感光材料に記録される画像の全階調の25%より小さいハイライト側であることを特徴とする画像記録装置。 【請求項4】請求項1記載の画像記録装置において、前記記録デューティ検出手段として、ローパスフィルタを用いることを特徴とする画像記録装置。 【請求項5】請求項1記載の画像記録装置において、前記記録デューティ検出手段が、前記感光材料に記録される画像中の一定領域に対応する記録デューティを検出する手段であることを特徴とする画像記録装置。 【請求項6】請求項5記載の画像記録装置において、前記画像中の一定領域の位置を乱数により変化させる乱数付加手段を備えることを特徴とする画像記録装置。 【請求項7】請求項5記載の画像記録装置において、前記画像中の一定領域の大きさを乱数により変化させる乱数付加手段を備えることを特徴とする画像記録装置。 【請求項8】請求項5記載の画像記録装置において、前記光ビーム強度変調手段は、前記検出した記録デューティに乱数を付与する乱数付与手段を備え、この乱数付与手段により付与した記録デューティに基づき光ビームの強度を変調することを特徴とする画像記録装置。 【請求項9】請求項1記載の画像記録装置において、前記光ビームが複数の光ビームとされ、この複数の光ビームにより前記感光材料を同時に走査して画像を記録する場合に、前記記録デューティ検出手段が、前記複数の光ビームを発生させる各画像信号に基づき記録される各画像に対応して設けられ、前記光ビーム強度変調手段が、検出された記録デューティ毎に設けられることを特徴とする画像記録装置。 【請求項10】請求項1記載の画像記録装置において、前記光ビームが複数の光ビームとされ、この複数の光ビームにより前記感光材料を同時に走査して画像を記録する場合に、前記記録デューティ検出手段が、前記複数の光ビームを発生させる各画像信号に基づき記録される各画像の平均記録デューティを求めるようにされ、前記輝度変調手段は、前記平均記録デューティに基づき前記複数の光ビームの輝度をそれぞれ変調することを特徴とする画像記録装置。 【請求項11】相対的に副走査方向に移送される感光材料に対して、画像信号に基づき発生される光ビームにより前記副走査方向と略直交する主走査方向に走査して画像を記録する画像記録装置において、前記画像信号に基づき前記感光材料に記録される画像の現在の記録デューティを検出する現在記録デューティ検出手段と、検出された現在の記録デューティに基づき前記光ビームの強度を変調する光ビーム強度変調手段と、前記画像の記録デューティを、前記現在記録デューティ検出手段よりも、主走査方向の時間的に後に走査される位置で検出する先行記録デューティ検出手段と、検出された前記先行記録デューティと前記現在記録デューティとを比較して、前記光ビーム強度変調手段による前記光ビームの強度を補正する強度変調補正手段とを備えることを特徴とする画像記録装置。 【請求項12】請求項11記載の画像記録装置において、前記感光材料が、光の照射された部分が画像として残る感光材料である場合、前記光ビーム強度変調手段は、画像の全階調の25%より小さいハイライト側で、光ビームの強度をより強く変調することを特徴とする画像記録装置。 【請求項13】請求項12記載の画像記録装置において、前記先行記録デューティが、画像の全階調の25%より小さいハイライト側に対応する値であり、前記現在記録デューティが、画像の全階調の25%より小さいハイライト側を除く側に対応する値である場合、前記強度変調補正手段は、前記ハイライト側の所定位置から前記光ビームの強度が通常強度にもどるように補正することを特徴とする画像記録装置。 【請求項14】画像信号に基づき発生される光ビームにより感光材料を走査して画像を記録する画像記録方法において、前記画像信号に基づき前記感光材料に記録される画像の記録デューティを検出する記録デューティ検出処理過程と、検出された記録デューティに基づき前記光ビームの強度を変調する強度変調処理過程とを有することを特徴とする画像記録方法。 【請求項15】請求項14記載の画像記録方法において、前記感光材料が、光の照射された部分が画像として残る感光材料である場合、前記強度変調処理では、画像の全階調の25%より小さいハイライト側で、光ビームの強度をより強く変調することを特徴とする画像記録方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、光ビームにより感光材料を走査し、該感光材料上に画像を記録する画像記録装置および方法に関する。 【0002】 【従来の技術】従来から、たとえば、特開昭63−191473号公報に開示されているように、フイルム等の感光材料に対して光ビームを走査露光して、画像を記録する画像記録装置が知られている。 【0003】前記公報には、以下の問題が記載されている。すなわち、光ビームによりフイルムに露光記録される網点が、前記フイルム面上の光点のガウス分布により、現像処理すると露光形成された網点の大きさより通常幾分の太りがみられる。この現象は、現像液が劣化するとさらに顕著になる傾向がある。この網点の太り幅は網点の大きさに拘わらずほぼ一様なので、特に網点%(以下、単に網%ともいう。)が10%以下の小さなサイズの網点である場合には、その太りが画像表現に及ぼす影響が中間調の場合より大きくなるということが記載されている。 【0004】この問題を解決するため、同公報には、図18に示す光ビーム強度補正回路が開示されている。この光ビーム強度補正回路は、メモリ(メモリテーブル)2、DA変換器4およびバッファアンプ6からなる光ビーム強度補正手段8を有し、多階調、たとえば、256階調(網%では0%−100%)のデジタル画像信号aが比較回路10と光ビーム強度補正手段8を構成するメモリ2に供給される。 【0005】比較回路10では、閾値メモリ12から出力される閾値信号(0−256の値を採る。)とデジタル画像信号aとの大小を比較し、比較結果の2値信号(ハイレベルまたはローレベルを採る。)cを出力する。この2値信号cのハイレベルにより、スイッチ14が、光ビーム強度補正手段8と光変調器16とが接続されるように切り替えられる(図示の位置)。 【0006】光変調器16は、レーザ光を出力fに比例して強度変調して出力し、強度変調されたレーザ光によりフイルム18に画像が記録される。 【0007】ここで、メモリ2には、網%がシャドー側および中間調側では、レーザ光の光量が所定の一定光量となる光量制御値が格納され、網%が10%以下のハイライト側では、レーザ光の光量が前記一定光量より徐々に低下する光量となる光量制御値が格納されている。 【0008】このため、図18例の従来技術に係る補正回路では、ハイライト側において網点を構成するドット部分の太りの程度が、レーザ光の強度補正の程度に応じて小さくなり、通常より小さな網点が得られるとされている。 【0009】そして、上記公報には、このようにハイライト側でレーザ光の光量が小さくなるように制御することにより、上述したハイライト側での網点の太りが解消され、網点表現の精度が向上されると記載されている。 【0010】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公報に記載された従来技術による画像記録装置によれば、光ビームの強度の補正を入力画像信号の階調に依存して網%単位(網点全体単位)で補正しているため、網点の形状に拘わらず同一の補正となってしまうという問題がある。 【0011】ところで、最近、感光性を有する印刷版に網点画像を直接露光して製版を行う、いわゆるCTP(computer to plate)露光装置が種々開発されている。例えば、特開2000−35673号公報には、インナードラム型プレートセッターと、その装置で用いられる平版印刷版が開示されている。この種の感光性の印刷版にレーザ光で網点画像を露光する場合、上記従来技術のように網%の小さい側において光ビームの強度を小さく制御すると、新たな問題が発生するということが実験の結果判明した。 【0012】上記感光性の印刷版は、レーザ光が照射された部分が網点画像として残る感光層を支持体上に設けたものであり、その基本構成は、図19に示すように、アルミニウム等の金属基材の支持体20上にフォトポリマーによる感光層21が形成され、この感光層21上に酸素を遮断する透明のオーバーコート層22が積層された構成の感光材料32では、光の照射された部分23が硬化する。 【0013】その後、加熱処理により光の照射された部分23の硬化が促進される。そして、加熱処理後に、アルカリ現像液中で現像がなされ、光の照射されなかった部分が、ブラシ等により落とされて、光照射部分23が画像部24とされる印刷用の刷版25が作成される。 【0014】したがって、光が照射された部分23が画像として残る感光層21を支持体20上に備える感光材料32では、画像部24の硬化が充分でない場合、特に、孤立画像部や、面積の小さな画像部が、現像処理中に剥がれ落ちてしまうという問題が発生するということが実験確認の結果判明した。 【0015】このように、光が照射された部分23が画像として残る感光層21を支持体20上に備える感光材料32に、直接光ビームを走査し、たとえば、面積変調(面積階調)方式にて網点画像等を形成する画像記録装置では、網%の小さい画像(ハイライト画像)を充分に形成し、感光材料に形成された網%の小さいハイライト側の画像の耐刷性を充分に確保するためには、上記図18に示した従来技術とは逆に、図20に、定性的な特性26として示すように、画像のハイライト側では、むしろ光量(記録光量)を上げて露光する必要があるということが判明した。 【0016】しかしながら、単に、光量を上げると、逆に、シャドー側の網点がつぶれて網%の解像分解点数が下がり、たとえば周囲がハイライトの黒細線と周囲がシャドー部の白細線では線の太さが異なるという問題が発生することも判明した。 【0017】さらに、図21に定性的な特性27として示すように、光量(記録光量)を増加すると、画像部の周りに発生するフレア光の影響が大きくなり、非画像部にかぶりが発生し、画像ムラを起こすという問題が発生することも判明した。 【0018】この発明はこのような種々の課題を考慮してなされたものであり、光ビームの強度を、記録画像に即してより精度よく制御することを可能とする画像記録装置および方法を提供することを目的とする。 【0019】また、この発明は、光が照射された部分が画像として残る感光層を支持体上にもつ感光材料に記録される画像のハイライト部の耐刷性を充分に確保し、かつ画像ムラ等の発生を抑制することを可能とする画像記録装置および方法を提供することを目的とする。 【0020】さらに、この発明は、補正用のメモリテーブル等を使用しないでも、補正を可能とする簡単な構成を採用することも可能な簡単な構成の画像記録装置を提供することを目的とする。 【0021】 【課題を解決するための手段】この発明は、画像信号に基づき発生される光ビームにより感光材料を走査して画像を記録する画像記録装置において、前記画像信号に基づき前記感光材料に記録される画像の記録デューティを検出する記録デューティ検出手段と、検出された記録デューティに基づき前記光ビームの強度を変調する光ビーム強度変調手段とを有することを特徴とする(請求項1記載の発明)。 【0022】この発明によれば、記録デューティ検出手段により検出された、感光材料上に記録される画像の記録デューティに基づき、光ビーム強度変調手段が光ビームの強度を変調するようにしているので、感光材料上に記録される実際の記録画像に応じた光量調整を行うことができる。 【0023】この場合、感光材料が、光の照射された部分が画像として残る感光材料であるとき、光ビーム強度変調手段が、ハイライト側で、光ビームの強度をより強く変調するようにすることで、感光材料のハイライト部の耐刷性を充分に確保することができる(請求項2記載の発明)。 【0024】なお、ハイライト側は、感光材料に記録される画像の全階調の25%より小さいハイライト側とすることが好ましい(請求項3記載の発明)。 【0025】前記記録デューティ検出手段としては、ローパスフィルタを用いることができ、この場合には、補正用のメモリテーブル等を使用する必要がない(請求項4記載の発明)。 【0026】また、記録デューティ検出手段を、感光材料に記録される画像中の一定領域に対応する画像の記録デューティを検出する手段として構成することにより、画像全体のデューティをみる必要がなくなり高速化が可能である(請求項5記載の発明)。 【0027】ただし、画像全体のデューティを見ない場合には、乱数付加手段により画像中の一定領域の位置を乱数により変化させたり(請求項6記載の発明)、または、前記画像中の一定領域の大きさを乱数により変化させたり(請求項7記載の発明)、さらには、検出した記録デューティに乱数を加算した記録デューティに基づき光ビームの強度を変調することで(請求項8記載の発明)、記録デューティ検出のための一定領域と記録画像との間で発生する可能性のあるビートを抑制することができる。 【0028】さらに、この発明では、複数の光ビームにより感光材料を同時に走査して画像を記録する場合には、画像の記録デューティを検出する記録デューティ検出手段を、各光ビームを発生させる各画像信号に基づき記録される各画像毎に設け、かつ検出された記録デューティに基づき前記光ビームの強度を変調する光ビーム強度変調手段を、検出された記録デューティ毎に設けることで、ビートを抑制しながら、各光ビームの強度を変調することができる(請求項9記載の発明)。 【0029】ビート等が許容される場合には、複数の光ビームにより前記感光材料を同時に走査して画像を記録する場合に、記録デューティ検出手段が、同時に各光ビームを発生させる各画像信号に基づき記録される各画像の記録デューティを平均的に求めるようにし、輝度変調手段が、平均的に求められた記録デューティに基づき複数の光ビームのそれぞれを輝度変調するような簡単な構成とすることができる(請求項10記載の発明)。 【0030】また、この発明は、相対的に副走査方向に移送される感光材料に対して、画像信号に基づき発生される光ビームにより前記副走査方向と略直交する主走査方向に走査して画像を記録する画像記録装置において、前記画像信号に基づき感光材料に記録される画像の現在の記録デューティを検出する現在記録デューティ検出手段と、検出された現在記録デューティに基づき前記光ビームの強度を変調する光ビーム強度変調手段と、前記画像の記録デューティを、前記現在記録デューティ検出手段よりも主走査方向の時間的に後に走査される位置で検出する先行記録デューティ検出手段と、検出された先行記録デューティと前記現在記録デューティとを比較して、前記光ビーム強度変調手段による前記光ビームの強度を補正する強度変調補正手段とを備えることを特徴とする(請求項11記載の発明)。 【0031】この発明によれば、画像の記録デューティを、現在記録デューティ検出手段よりも主走査方向前方位置で先に検出する先行記録デューティ検出手段を設け、該先行記録デューティ検出手段により検出された先行記録デューティと前記現在記録デューティとを比較して、光ビーム強度変調手段による光ビームの強度を補正する光ビーム強度変調補正手段を設けるようにしているので、画像に対応したよりきめ細かな補正を行うことができる。 【0032】適用される感光材料として、光の照射された部分が画像として残る感光材料である場合、光ビーム強度変調手段は、耐刷性向上のため画像の全階調の25%より小さいハイライト側で、光ビームの強度をより強く変調するようにすることが好ましい(請求項12記載の発明)。 【0033】この場合、先行記録デューティが、画像の全階調の25%より小さいハイライト側に対応する値であり、現在記録デューティが、画像の全階調の25%より小さいハイライト側を除く側に対応する値である場合、光ビーム強度変調補正手段が、主走査方向前方のハイライト側の所定位置から光ビームの強度が通常強度にもどるように補正することで、主走査方向前方にハイライト部、ハイライト部以外の部分と続く画像において、ハイライト部以外の部分の画像上への光量増加を原因とする濃度の段差が発生しないようにすることができる(請求項13記載の発明)。 【0034】この発明方法は、画像信号に基づき発生される光ビームにより感光材料を走査して画像を記録する画像記録方法において、前記画像信号に基づき前記感光材料に記録される画像の記録デューティを検出する記録デューティ検出処理過程と、検出された記録デューティに基づき前記光ビームの強度を変調する強度変調処理過程とを有することを特徴とする(請求項14記載の発明)。 【0035】この発明によれば、画像の記録デューティ検出処理により検出された記録デューティに基づき強度変調処理により光ビームの強度を変調するようにしているので、感光材料上に記録される実際の記録画像に応じた光量調整を行うことができる。 【0036】この場合、感光材料が、光の照射された部分が画像として残る感光材料であるとき、強度変調処理では、画像の全階調の25%より小さいハイライト側で、光ビームの強度をより強く変調するようにしているので、感光材料のハイライト部の耐刷性を充分に確保することができる(請求項15記載の発明)。 【0037】 【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。なお、以下に参照する図面において、上述したものと対応するものには同一の符号を付け、その詳細な説明を省略する。 【0038】図1は、この発明が適用された刷版作成システム30を示している。この図1例の刷版作成システム30は、印刷物を作成するための画像が記録された刷版を、フイルムを使用することなくデジタル画像データから直接作成する、いわゆるCTP(computer to plate)装置である。 【0039】刷版作成システム30は、露光前の感光材料32を供給する給版装置34と、感光材料32に対し画像信号に応じた光ビームLを走査して画像を記録する画像記録装置36と、画像の記録された感光材料32を現像処理する現像装置38とから基本的に構成される。 【0040】この実施の形態において、感光材料32は、図19に示した、光が照射された部分が画像(画像部24)として残る感光層21を支持体20上に備える感光材料32を採用している。 【0041】給版装置34は、複数枚の感光材料32を保持し、これを画像記録装置36に対して矢印方向に1枚ずつ供給する。画像記録装置36は、給版装置34から供給された感光材料32を露光ステージ40によって副走査方向(矢印Y方向)に搬送するとともに、画像記録ユニット42からの画像信号に応じて変調された光ビームLを主走査方向(矢印X方向)に走査することにより、感光材料32上に面積変調方式にて2次元的な画像(ここでは、網点画像)を記録する。現像装置38は、画像記録装置36から供給された感光材料32に記録された画像の現像処理を行い刷版を出力する。 【0042】図2は、図1に示す画像記録装置36の制御回路を含むより詳細な構成を示している。 【0043】画像記録装置36は、レーザドライバ44により駆動され、感光材料32に対して画像を記録するためのレーザビームである光ビームLを出力する記録光源46と、レーザドライバ48により駆動され、画像記録用の光ビームLが感光材料32を主走査する際の画素クロックを生成するための同期用光ビームSを出力する同期光源50とを備える。 【0044】記録光源46から出力される光ビームLの光路中には、メカニカルシャッタ52、透過率可変NDフィルタ54、音響光学変調器(AOM)56、レゾナントスキャナ(光偏向手段)58、走査レンズ59、反射ミラー60、62が順に配列される。 【0045】メカニカルシャッタ52は、変位手段64により光ビームLの光路内外に進退自在であり、感光材料32に対する光ビームLの供給または遮断を制御する。透過率可変NDフィルタ54は、変位手段66により光ビームLの光路に対する位置が可変であり、その位置に応じて光ビームLの光量を制御する。 【0046】光ビーム強度変調手段としても機能するAOM56は、感光材料32上に記録される画像に応じて光ビームLをオンオフ制御する。この場合、感光材料32上に画像を記録するための画像情報は、画像メモリ68から読み出され、露光制御回路70によってオンオフ変調信号に変換された後、AOMドライバ72に供給される。AOMドライバ72は、例えば、それぞれが画像情報に応じてオンオフ制御される複数の異なる周波数からなる信号を合成した駆動信号をAOM56に供給する。従って、光ビームLは、AOM56において、画像情報に応じてオンオフ制御されるとともに、周波数に応じた複数の光ビームLに分割され、レゾナントスキャナ58に供給される。 【0047】レゾナントスキャナ58は、スキャナドライバ74から供給される駆動信号によりミラーを高速振動させ、AOM56からの光ビームLを主走査方向(矢印X方向)に偏向させ、走査レンズ59に供給する。走査レンズ59を透過した光ビームLは、光ビームLの主走査方向(矢印X方向)に対する走査速度が調整された後、反射ミラー60、62により反射され、感光材料32に導かれる。 【0048】なお、反射ミラー62と感光材料32との間には、変位手段76によって光ビームLの光路内外に進退自在な反射ミラー78が配設されており、この反射ミラー78が光ビームLの光路中にある場合には、それによって反射された光ビームLが光量モニタ用フォトセンサ80に導かれる。この場合、光量モニタ用フォトセンサ80によって検出された光ビームLの光量は、AD変換回路82によってデジタル信号に変換され、図示していないCPUに供給される。 【0049】一方、同期光源50から出力される同期用光ビームSの光路中には、レゾナントスキャナ58、走査レンズ59、反射ミラー60、84、基準格子板86、集光ロッド88、フォトセンサ90a、90bが順に配列される。 【0050】同期光源50は、同期用光ビームSを光ビームLとは異なる角度からレゾナントスキャナ58に入射させるように配置される。この場合、図2の構成において、レゾナントスキャナ58によって反射偏向された同期用光ビームSは、走査レンズ59から反射ミラー60を介して反射ミラー84に導かれた後、基準格子板86に導かれる。 【0051】基準格子板86は、同期用光ビームSの偏向方向である主走査方向(矢印X方向)に長尺に構成されており、その長手方向に沿って解像度に応じた所定数からなる多数のスリット92が形成されている。 【0052】同期用光ビームSが透過する基準格子板86の背面部には、略円柱状の集光ロッド88が配設される。集光ロッド88は、光透過体によって形成されており、入射した同期用光ビームSは、内部で反射を繰り返した後、両端部に配設されるフォトセンサ90a、90bに導かれる。 【0053】フォトセンサ90a、90bには、同期用光ビームSから、主走査毎に基準格子板86に形成されているスリット92の数と同数の格子クロックGCLKを生成する格子クロック生成回路94が接続される。この格子クロック生成回路94によって生成された格子クロックGCLKは、画像情報の主走査方向(矢印X方向)に対する記録タイミング信号として露光制御回路70に供給される。 【0054】感光材料32が位置決め保持された露光ステージ40は、副走査モータ98により回転駆動されるボールねじ100によって副走査方向(矢印Y方向)に搬送される。副走査モータ98は、副走査モータ駆動クロック生成回路102から供給されるモータ駆動基準クロックに従い、副走査モータドライバ104により駆動される。なお、モータ駆動基準クロックは、副走査モータ駆動クロック生成回路102において、スキャナドライバ74から供給される主走査の開始タイミング信号であるスキャンクロックSCANに基づいて生成される。 【0055】図3は、この発明の第1実施例に係る、図2に示した露光制御回路70とAOMドライバ72の詳しい構成を含む回路を示している。 【0056】図3において、露光制御回路70は、格子クロック生成回路94から供給される格子クロックGCLKに同期して、画素クロック(ドットクロック)PCLKと、16画素(16ビット)単位で発生するワードクロックWCLKと、感光材料32上の主走査エリアを確定する主走査エリアクロックXSYNC等の各種クロックを発生するタイミング信号生成回路150を有している。 【0057】タイミング信号中、主走査エリアクロックXSYNCとワードクロックWCLKは、ラインメモリ制御回路152に供給される。 【0058】ラインメモリ制御回路152は、制御回路(制御手段)であるCPU148の制御の下に、基本的には、6本のラインメモリ201〜206のリードとライト(読出と書込)を制御する。6本のラインメモリ201〜206は、ラインメモリ制御回路152により主走査エリアクロックXSYNCに同期して3本ずつトグル動作でリードとライトが切り替えられる。 【0059】このラインメモリ201〜206には、感光材料32に対する露光記録に先立ち、CPU148によりリードとライト等が制御される画像メモリ68からラインメモリ制御回路152によるライト制御により入力側のラインメモリセレクタ207を通じて、それぞれ、主走査線1ライン分の画像信号[オンオフの2値画像データで、この実施の形態では、54400画素(画素はドットともいう。)]が記憶される。 【0060】この場合、一方のラインメモリ201〜203(または204〜206)に画像メモリ68から画像データが供給されている間に、残りのラインメモリ204〜206(または201〜203)から画像データが出力側のラインメモリセレクタ208を通じて3個のパラレルシリアル変換回路209に供給される。なお、煩雑となるので、3個のパラレルシリアル変換回路209は、1つにまとめて描いている。 【0061】パラレルシリアル変換回路209からワードクロックWCLKと画素クロック(ドットクロック)PCKに同期してシリアルデータの値0(ローレベル)または値1(ハイレベル)を採る2値画像信号IS1〜IS3が出力され、AOMドライバ72に供給される。 【0062】AOMドライバ72は、振幅が一定で周波数の異なる高周波f1〜f3(周波数もf1〜f3とする。)を発生する信号発生器211〜213と、2値画像信号IS1〜IS3と高周波f1〜f3をそれぞれかけ算して合成回路226に導く乗算回路221〜223と、合成回路226により合成された信号の振幅を調整する電圧制御利得可変回路218と、振幅の調整された合成信号をAOM56の制御端子に導く増幅器228から構成されている。 【0063】この増幅器228の出力信号の周波数f1〜f3に基づき、AOM56は、入射される1本の光ビームLを、結果的に感光材料32上で副走査方向Yにオフセットされた3本の光ビームLを出射するとともに、増幅器228の出力信号の振幅に基づき前記3本の光ビームLをそれぞれ強度変調して出射する。 【0064】したがって、この3本の光ビームLのオンオフは、2値画像信号IS1〜IS3の値1、値0(オンオフ)に一致することになる。 【0065】図4は、感光材料32に対して副走査方向Yにオフセットした3本の光ビームLにより該感光材料32上に画像を同時に記録する、いわゆる3本インターレース記録方式の動作説明を示す図である。ここで、この3本インターレース記録方式の動作について説明する。 【0066】まず、副走査位置Y1で、ラインメモリ202とラインメモリ203に記録されている画像データにより、図4中、走査線番号と記載している第1走査線と第3走査線の画像が感光材料32に記録される(2本の光ビームL)。なお、この走査時は、ラインメモリ201に記録されている画像データの値は、全てゼロ値になっている。 【0067】次に、感光材料32は、副走査モータ98により副走査ステップ送り量ΔYだけ搬送され、この搬送位置(Y2=Y1+ΔY)で、ラインメモリ204、205、206に記録されている画像データにより第2、第4、第6走査線の画像が感光材料32に記録される(3本の光ビームL)。 【0068】さらに、感光材料32は、副走査ステップ送り量ΔYだけ搬送される。この搬送位置(Y3=Y2+ΔY=Y1+2ΔY)で、ラインメモリ201、202、203に記録されている画像データにより第5、第7、第9走査線の画像が感光材料に記録される(3本の光ビームL)。 【0069】この場合、一方のラインメモリ201〜203(204〜206)により画像が感光材料32に記録されている間の時間を利用して、他方のラインメモリ204〜206(201〜203)に画像メモリ68から画像データが記録されるというトグル動作が順次行われる。 【0070】このようにして、感光材料32上の所定の領域に、所望の2次元画像が形成されるまで、このようなトグル動作が繰り返される。 【0071】なお、どのラインメモリ201〜206に何本目の走査線の画像データを書き込むかは、予めCPU148中のメモリに記憶され、ラインメモリ制御回路152を通じてコントロールされる。 【0072】このトグル動作と図4に示した3本インターレース記録方式の採用により、感光材料32に対する2次元画像の記録時間を短くすることができる。もちろん、この発明は、3本インターレース記録方式に限ることはない。 【0073】図3において、感光材料32に対する画像の記録時に、ラインメモリ201〜206からラインメモリセレクタ208を通じて画像中の一定領域に対応する画像データがラインメモリ制御回路152の制御により記録デューティ検出手段としての記録デューティ検出回路154に供給される。 【0074】CPU148からも制御される記録デューティ検出回路154は、前記一定領域中のオン(画素値が値1)となっているデータ数を検出し、「オンデータ(一定領域中、画像部を形成する記録画素数)÷一定領域中の全画素数」の比率、あるいはその%値で定義される記録デューティPDUTYを検出し、CPU148により制御される光ビーム強度補正メモリ(露光量制御メモリともいう。)156に供給する。 【0075】この光ビーム強度補正メモリ156は、記録デューティ検出回路154により検出された記録デューティPDUTYに基づき光ビームLの強度を変調する光ビーム強度変調手段として動作する。 【0076】図5に示す光量制御特性158が、光ビーム強度補正メモリ156に設定される。なお、この光量制御特性158は、CPU148により任意に変えることが可能である。 【0077】図5の光量制御特性158において、横軸は記録デューティPDUTY(単位は%)であり、縦軸は、光量Pを示している。この例では、記録デューティPDUTYがPDUTY=0〜6[%]の値では、光ビームLのビーム強度がより大きくなる光量(ハイライト時光量ともいう。)Lhに設定し、記録デューティPDUTYがPDUTY=6〜25[%]の範囲では、ハイライト時光量Lhから光量(中間調時光量ともいう。)Lmまで直線的に低下させた光量Pに設定し、記録デューティPDUTYがPDUTY=25〜100[%]の間では、中間調時光量Lmとなる光量制御特性158に設定している。 【0078】ここで、記録デューティPDUTYは、後に、より具体的に説明するように、「オンデータ(画像部を形成する記録画素数)÷一定領域中の全画素数」により決定されるので、光量制御特性158は、結果として画像の明るいハイライト側で、画像の中間調側およびシャドー側に比較してより記録光量Pが大きくなる特性に設定される。 【0079】なお、記録デューティPDUTYは、一定領域中の画像部を形成する記録画素数であるが、横軸は、画像の階調(0%−100%)あるいは網点画像の網%と考えることができる。100%は、いわゆるべたに対応する。 【0080】図6は、図19に示した光が照射された部分23が画像として残る感光層21を支持体20上に備える感光材料32の現像装置38による現像後の画像濃度特性160を示している。この画像濃度特性160の横軸は対数軸で表した光量Pである。この感光材料32は、光量Pがゼロ値と、光量Pが中間調時の光量Lm(またはハイライト時の光量Lh)の値で2値的に画像濃度が現れる感光材料である。 【0081】この画像濃度特性160から、中間調時光量Lmの画像濃度Dmに比較して、ハイライト時光量Lhの画像濃度Dhはより大きい画像濃度が得られることが分かる。 【0082】図3において、光ビーム強度補正メモリ156から光量制御特性158(図5参照)に対応する強度補正デジタル信号が出力され、DA変換器162を介してアナログ信号である強度補正信号Spとされる。この強度補正信号SpがAOMドライバ72の電圧制御利得可変回路218の電圧制御入力に供給される。このとき、電圧制御利得可変回路218は、強度補正信号Spの大きさに比例した利得に調整される。 【0083】この結果、合成回路226から出力される合成信号の振幅が電圧制御利得可変回路218により調整され、増幅器228の出力によりAOM56から出力される光ビームLの強度が調整されることになる。 【0084】この実施の形態の刷版作成システム30は、基本的には以上のように構成されるものであり、次に、その動作について説明する。 【0085】先ず、刷版作成システム30における画像記録の全体動作につき、図2に基づいて説明する。 【0086】刷版作成システム30の電源が投入されると、画像記録装置36において、スキャナドライバ74から駆動信号がレゾナントスキャナ58に供給され、これによってレゾナントスキャナ58のミラーが高速振動を開始する。 【0087】次に、レーザドライバ48から駆動信号が同期光源50に供給され、同期用光ビームSが出力される。同期光源50から出力された同期用光ビームSは、レゾナントスキャナ58によって反射偏向された後、走査レンズ59、反射ミラー60、84を介して基準格子板86に導かれる。 【0088】同期用光ビームSは、主走査方向(矢印X方向)に沿って基準格子板86に形成された多数のスリット92を透過し、パルス状の光信号として集光ロッド88に入射する。集光ロッド88に入射したパルス状の同期用光ビームSは、集光ロッド88内で反射を繰り返した後、両端部のフォトセンサ90a、90bに導かれる。フォトセンサ90a、90bは、同期用光ビームSを電気信号に変換し、この電気信号を格子クロック生成回路94に供給する。 【0089】格子クロック生成回路94は、電気信号を波形成形し、格子クロックGCLKを生成する。格子クロック生成回路94によって生成された格子クロックGCLKは、露光制御回路70に供給される。 【0090】そこで、露光制御回路70のタイミング信号生成回路150は、供給された格子クロックGCLKおよびこの格子クロックGCLKを逓倍したクロックに従い、画像メモリ68から読み込んだ画像情報をオンオフ変調信号に変換し、AOMドライバ72に供給する。AOMドライバ72は、例えば、それぞれが画像情報に応じてオンオフ制御される複数の異なる周波数からなる信号を合成した駆動信号をAOM56に供給する。 【0091】一方、レーザドライバ44によって駆動された記録光源46は、画像記録用の光ビームLを出力する。この光ビームLは、変位手段66によって所定光量の光ビームLが得られるように調整された透過率可変NDフィルタ54を介してAOM56に導かれる。なお、透過率可変NDフィルタ54の前段に配置されるメカニカルシャッタ52は、画像記録時においては、変位手段64によって光路外に待避状態とされている。 【0092】AOM56に入射した光ビームLは、AOM56によって画像情報に応じてオンオフ制御されるとともに、周波数に応じた複数の光ビームに分割され、レゾナントスキャナ58に供給される。次いで、レゾナントスキャナ58によって反射偏向された光ビームLは、走査レンズ59、反射ミラー60、62を介して感光材料32に導かれる。 【0093】また、スキャナドライバ74は、副走査モータ駆動クロック生成回路102に対し、各主走査毎に生成されるスキャンクロックSCANを供給する。副走査モータ駆動クロック生成回路102は、供給されたスキャンクロックSCANに基づき、副走査モータドライバ104にモータ駆動基準クロックを供給する。副走査モータドライバ104は、モータ駆動基準クロックに従った駆動信号を生成して副走査モータ98を駆動し、それによってボールねじ100が回転し、露光ステージ40がスキャンクロックSCANに同期して副走査方向(矢印Y方向)に移動する。 【0094】従って、副走査方向(矢印Y方向)に搬送される感光材料32に対して、画像情報に応じて変調された光ビームLが主走査方向(矢印X方向)に照射されることにより、画像が2次元的に形成される。次いで、画像の形成された感光材料32は、現像装置38に搬送され、現像処理された後、印刷に供される。 【0095】次に、以上のようにして動作する刷版作成システム30に組み込まれた記録デューティ検出回路154を含む部分の動作について説明する。 【0096】図7は、ラインメモリ201〜206に書き込まれている2値画像データを模式的に示している。図7に示す一部分のラインメモリ201〜206上では、副走査方向Y中、主走査線i3、i4と、主走査方向X中、列j4、j5の座標位置で指定される部分にのみ、黒化すべき画素(この場合、計4画素のオン画素)が存在し、その他の画素は非黒化画素(オフ画素)になっている。 【0097】そして、これから3本の光ビームLにより、ラインメモリ201〜203に記録されている画像データにより走査線i1、i3、i5を同時に露光走査しようとするとき、感光材料32に記録される画像中の一定領域に対応する記録デューティPDUTYを検出するための判定領域(検出領域ともいう。)Dareaを決定する。ここでは、判定領域Dareaを3画素(副走査方向Y)×20画素(主走査方向X)の合計60画素の2次元領域に設定している。 【0098】そのため、まず、主走査方向Xの先頭位置のi1×(j1〜j20)、i3×(j1〜j20)、i5×(j1〜j20)の各画素データに対して判定領域Dareaを設定する。設定した判定領域Dareaでの記録デューティPDUTY、この場合、平均記録デューティPDUTYは、PDUTY=(2/60)×100=3.3[%]と検出される。 【0099】記録デューティ検出回路154により検出された記録デューティPDUTY(PDUTY=3.3)は、光ビーム強度補正メモリ156に入力される。光ビーム強度補正メモリ156では、図5に示した光量制御特性158が参照されて、この判定領域Dareaに対する記録光量Pが、ハイライト時光量Lh(P=Lh)に選択される。これにより、DA変換器159から電圧制御利得可変回路218に供給される強度変調信号Spの大きさがハイライト時光量Lhに対応する値にされる。 【0100】したがって、感光材料32上で、判定領域Dareaに対応する部分で記録光量Pがハイライト時光量Lhで露光されることとなり、結果として、その部分の画像濃度が高濃度Dhとされる(図6参照)。 【0101】記録デューティ検出回路154は、次に、主走査方向Xの位置のi1×(j21〜j40)、i3×(j21〜j40)、i5×(j21〜j40)の画素データに対して判定領域Dareaを設定し、設定した判定領域Dareaでの記録デューティPDUTYを検出する。この検出された記録デューティPDUTYに基づき、主走査方向Xの位置のi1×(j21〜j40)、i3×(j21〜j40)、i5×(j21〜j40)の領域の記録光量Pが決定される。 【0102】このようにして主走査線i1、i3、i5の露光走査が終了したとき、次に露光走査しようとする主走査線i4、i6、i8について、i4×(j21〜j40)、i6×(j21〜j40)、i8×(j21〜j40)の画素データに対する判定領域Dareaの記録デューティPDUTYの検出がなされる。 【0103】以下、同様にして、記録デューティPDUTYの検出がなされ、検出された記録デューティPDUTYに基づき記録光量Pが決定され、感光材料32上に画像が形成される。 【0104】なお、実際上、記録デューティ検出回路154による記録デューティPDUTYの検出時点とパラレルシリアル変換回路209を通じてAOMドライバ72に供給される画像信号IS1〜IS3との位相は僅かにずれる場合があるが、1個の網点が200画素×200画素程度から構成されることを考慮した場合には、実用上、充分な精度が得られる。 【0105】もちろん、記録デューティPDUTYは、移動平均的に求めることもできる。すなわち、まず、主走査方向Xの位置のi1×(j1〜j20)、i3×(j1〜j20)、i5×(j1〜j20)の画素データに対して判定領域Dareaでの記録デューティPDUTYを検出し、次に、主走査方向Xの位置のi1×(j2〜j21)、i3×(j2〜j21)、i5×(j2〜j21)の画素データに対する判定領域Dareaの記録デューティPDUTYを検出するようにする。移動平均は、1画素毎ではなく、複数画素毎でもよいことはいうまでもない。 【0106】以上説明した図3例の露光制御回路70では、60画素分の領域の平均記録デューティPDUTYを検出してAOMドライバ72を駆動しているが、図8の変形例の露光制御回路70Bに示すように、3つの記録デューティ検出回路154A〜154Cにより、主走査方向にそれぞれ各20画素分の各記録デューティPDUTYを順次検出するように変更する。そして、光ビーム強度補正メモリ156により各光ビームLに対する記録光量Pを得、DA変換器159A〜159Cを介して3つの電圧制御可変利得回路218A〜218Cの利得をそれぞれ制御し、利得制御後の信号を合成回路226Aにより合成する。このようにすれば、3本の光ビームLの各光ビーム毎に記録光量Pを調整することができる。 【0107】また、図9に示すように、この発明は、複数の光ビームLではなく、1本の光ビームLによる露光制御回路70Cに適用することができることはもちろんである。なお、1本の光ビームLに対する光強度の変調は、AOM56ではなく、電界を印加すると屈折率が変化する電気光学効果を用いたEOM(電気光学変調器)を用いて行うこともできる。 【0108】以下、この発明の種々の変形例について説明する。 【0109】変形例1:記録デューティPDUTYを一定領域(図7例では、3画素×20画素の領域)で求めることに関連して、該一定領域と画像信号が網点信号である場合の網点パターンとの間での干渉を原因とするビート発生の懸念の解消例記録デューティPDUTYを検出するための一定領域のサイズが、換言すれば、これから感光材料32に記録しようとする画像の網%がハイライト側であるか中間調側であるかの判定領域Dareaのサイズが、上述したように網点サイズに比較して小さい場合(上述の実施の形態では、網点サイズは約200画素×200画素、判定領域Dareaのサイズは3画素×20画素)、本来は光量を上げることを望まない中間調網%の領域をハイライト部と誤認識して光量を上げ、それが周期的に発生した場合には、網点パターンと干渉し、いわゆるビートムラとなって視認されるおそれがあることが判明した。 【0110】図10は、感光材料32上に記録露光された画素と網点とのビートムラの概念図を示している。この図10中、斜線を施した画素Phの画像濃度は、ハイライト時光量Lhでの画像濃度Dhであることを示し、単に四角形の画素Pmの画像濃度は中間調時光量Lmの画像濃度Dmであることを示している。その他の白い部分は、画素の付かない部分である。 【0111】この図10例では、網点250を含む上下の列の網点が8画素全て黒化された網点とされており、網点250の隣側に存在する網点252を含む上下の列の網点が全て3画素のみ黒化された網点とされている。図10から明らかなように、画像253では、周期的な画像濃度のムラ、いわゆるビートムラが発生していることが分かる。 【0112】ここで、ビートムラを発生させないためには、判定領域Dareaのサイズを網点領域以上のサイズとすることも考えられるが、計算量が大きくなり、そのため、CPU148やメモリ等の資源の高速化、あるいは電源容量の増加等の新たな問題が発生する。 【0113】図11は、判定領域Dareaのサイズを大きくしないままビートムラを回避する一例の露光制御回路70Dを示している。この図11例の露光制御回路70Dでは、図3例の露光制御回路70に比較して、ラインメモリ制御回路152により乱数の発生タイミングが制御される乱数発生回路260を設け、この乱数発生回路260により発生される乱数値Rdを記録デューティ検出回路154で検出された記録デューティPDUTYに加算回路262で加算した乱数付与の記録デューティPDUTYrを光ビーム強度補正メモリ156に供給する露光制御回路70Dの構成としている。乱数値Rdとしては、たとえば、Rd=−1、0、1(あるいは−2、−1、0、+1、+2)を発生するようにすればよい。 【0114】このようにすれば、判定領域Dareaが網点領域より小さい場合であっても、ビートムラの発生を回避することができる。 【0115】なお、検出した記録デューティPDUTYに乱数値Rdを付与した記録デューティPDUTYrに基づき光ビームLの強度を変調することに代替して、図11中に示すように、ラインメモリ制御回路152中に、アドレス/サイズ乱数付加手段264を設け、読出アドレスを乱数値により変えることにより、画像中の判定領域Dareaの位置を乱数により変化させること、あるいは、判定領域Dareaの大きさを乱数により変化させるようにしても、ビートムラを回避することができる。 【0116】このように、図11例の露光制御回路70Dを用いることにより、周期性を低減し、網点パターンとの干渉に係わるビートムラを回避することができる。 【0117】変形例2:階調の逆転の解消例光ビーム強度補正メモリ156に設定される光量制御特性としては、図5に示したように、記録デューティPDUTYがPDUTY=0〜6[%]の値では、光ビームLのビーム強度がより大きくなるハイライト時光量Lhに設定し、記録デューティPDUTYがPDUTY=6〜25[%]の範囲では、ハイライト時光量Lhから中間調時光量Lmまで直線的に(徐々に)低下させた光量Pに設定し、記録デューティPDUTYがPDUTY=25〜100[%]の間では、中間調時光量Lmとなる光量制御特性158に設定している。 【0118】これに対して、光量制御特性158としては、図12に示すように、0〜6%の範囲では、ハイライト時光量Lhに設定し、6%を超える範囲では中間調時光量Lmに設定するというような階段状の光量制御特性158Aに設定することも可能である。 【0119】このように階段状の光量制御特性158Aに設定した場合には、光ビーム強度補正メモリ156のメモリ容量を低減することができる。しかし、光量増加による画像部24(図19参照)の面積の増加による網%の増加率が画像データ中の網%の増加を上回る、いわゆる階調逆転現象が発生する場合がある。 【0120】このような場合には、記録デューティPDUTY、すなわち網%の検出結果に対する光量増加率を図12に示したような急激なものとせず、図5に示したように、緩やかに変化させる光量制御特性158とするか、図12の一点鎖線で示すような中間調時光量Lmに比較してハイライト時光量Lh′の差を小さくした光量制御特性158Bとすればよい。このように設定することにより、いわゆる階調逆転現象の発生を回避することができる。 【0121】変形例3:ハイライト時光量Lhと中間調時光量Lmとで記録光量Pを変化させたことを一因として記録画像上に発生する次に説明する尾引き現象を解消する例図13は、尾引き現象の説明に供される模式図である。図13中、図13Aは、尾引き現象が発生する可能性のある画像の絵柄300の例を示している。この絵柄300は、主走査方向Xの後方側(時間的に先に走査される側)が、ハイライト領域に対応する画像淡部301とされ、この画像淡部301に続いて、主走査方向Xに中間調部(シャドー部も含む)領域に対応する画像濃部302と、ハイライト領域に対応する画像淡部303とが配置された構成とされている。 【0122】図13Bは、この絵柄300を有する画像データに対して記録デューティ検出回路154で検出された記録デューティPDUTYに基づき光ビーム強度補正メモリ156から発生された記録光量Pのデータの変化を示している。 【0123】図13Cは、図13Bに示す記録光量Pのデータに基づく、感光材料32上への理想的なレーザパワー(記録光量)の変化を示している。すなわち、理想的なレーザパワーの変化としては、記録光量Pのデータに対応し、位置x0でハイライト時光量Lhから中間調時光量Lmに瞬時に立ち下がるとともに、位置x2で中間調時光量Lmからハイライト時光量Lhに瞬時に立ち上がる特性を有することが望ましい。 【0124】図13Dは、実際のレーザパワーの変化を示している。すなわち、実際には、記録光量Pが変化する位置x0から応答遅れがあり、位置x1で中間調時光量Lmに到達し、同様に、位置x3でハイライト時光量Lhに到達する。 【0125】図13Eは、感光材料32上に、図13Cに示した理想的なレーザパワーで記録されたときの図13Aに示した絵柄300に対応する理想的な絵柄304の例を示しており、図13Fは、感光材料32上に、図13Dに示した実際のレーザパワーで記録されたときの尾引きの発生した絵柄306の例を示している。なお、絵柄304、306はともに副走査方向Yの幅を若干広めに描いている。 【0126】図13Fにおいて、位置x0〜x1の間の画像濃部302Aでは、位置x0で濃度が一番高くなり、位置x0で所定の濃度である画像濃部302Bに徐々に濃度が戻る尾引き現象(もともとは、図13Aの画像濃部302に示すように濃度が一定である絵柄であるにも拘わらず、濃度のグラデーションが現れる現象)が発生し、また、位置x2〜x3の間の画像淡部303Aでは濃度が徐々に小さくなる尾引き現象が発生する。ただし、位置x2〜x3の間の画像淡部303Aは、もともと薄い濃度であるため差は目立たない(人間の視覚特性上、視認することはできない)。したがって、問題は、位置x0〜x1の間の尾引き現象により発生した画像濃部302Aである。なお、画像濃部302Bの濃度は、画像濃部302の濃度と一致する一定濃度である。 【0127】図14は、図13A〜図13Fを参照して説明した尾引き現象を解消する構成を含む露光制御回路70Eの構成を示している。 【0128】図15は、この露光制御回路70Eを使用した場合の尾引き現象解消のアルゴリズムの説明に供される模式図である。なお、図15中、図15Cは、図13Aに示した尾引き現象が発生する可能性のある画像の絵柄300の例を再掲したものである。 【0129】図14例の露光制御回路70Eは、図3例の露光制御回路70に比較して、画像の記録デューティを、画像の現在の記録デューティPDUTYを検出する記録デューティ検出回路(現在記録デューティ検出回路という。)154よりも、主走査方向の時間的に後に走査される位置(主走査方向の前方の位置)で検出する先行記録デューティ検出回路154Aと、この先行記録デューティ検出回路154Aから出力される先行記録デューティADUTYの値の変化と光ビーム強度補正メモリ156から出力されるハイライト時光量(データ)Lhから、濃度が画像淡部301から画像濃部302に変化するエッジ(変化点)の位置x0を露光記録に先立ち検出し、エッジ位置x0を検出したとき、記録光量Pをハイライト時光量Lh側から中間調時光量Lmに切り替える先行光量切替スイッチ(先行光量切替手段)310を切り替える制御信号Seを出力するエッジ検出回路312とを有している。 【0130】先行光量切替スイッチ310の一方の固定接点は、光ビーム強度補正メモリ156に接続されており、ハイライト時光量Lhあるいは中間調時光量Lmが出力され、他方の固定接点にはCPU148から、定数としての中間調時光量Lmが設定されている。 【0131】この図14例では、先行記録デューティ検出回路154Aで検出する先行記録デューティADUTYを検出するための画像中の一定領域である判定領域ADareaの読出アドレスは、ラインメモリ制御回路152あるいはCPU148により指定されるが、図15Aに模式的に示すように、記録デューティ検出回路154の判定領域Dareaよりも間隔(先行間隔という。)ds分だけ時間的に後に記録走査(露光走査)される判定領域(先行判定領域という。)ADareaである必要がある。 【0132】すなわち、間隔dsは、現在の記録位置が、図15Bの下向きの矢印位置で示すように、判定領域Dareaの主走査方向Xの最後方位置であると仮定した場合、先行して、位置x0のハイライト画像から中間調画像への濃度変化点の位置x0を検出するためには、少なくとも図13Dに示した応答遅れ間隔(x1−x0)よりも長い間隔に設定しておく必要がある。たとえば、応答遅れ間隔(x1−x0)の1〜2倍の間に設定しておけばよい。 【0133】したがって、たとえば、単純に、間隔dsを応答遅れ間隔(x1−x0)に設定した場合には、現在記録デューティ検出回路154の出力である記録デューティPDUTYに基づきハイライト時光量Lhで記録しているとき(PDUTYが6%より小さいとき)、先行記録デューティ検出回路154Aにより先行記録デューティADUTYが、6%以上となったとき(図12例の場合)、あるいは25%以上となったとき(図5例の場合)、エッジ検出回路312の制御信号Seが、DA変換器159に対してCPU148の出力である中間調時光量Lmが供給されるように切替スイッチ310を切り替える。すなわち、切替スイッチ310の共通接点が、光ビーム強度補正メモリ156側からCPU148側に切り替えられる。これにより、DA変換器159の入力がCPU148側に接続される。 【0134】これにより、図15D中、位置x−1に示すように、画像淡部301の記録走査中であるにも拘わらず、記録光量Pがハイライト時光量Lhから中間調時光量Lmに先行して減少される。このとき、実際のレーザパワーは、図15Eに示すように徐々に光量が減少する。 【0135】一方、画像の濃度が画像濃部302から画像淡部303に変化する変化位置x2では、先行記録デューティ検出回路154Aの先行記録デューティADUTYの値に拘わらず、現在記録デューティ検出回路154の現在記録デューティPDUTYの値が、ハイライト時光量Lhを光ビーム強度補正メモリ156から出力する値となったとき、すなわち、6%以下の値になったとき、直ちに制御信号SeによりDA変換器159の入力が光ビーム強度補正メモリ156側に接続されるようにエッジ検出回路312が制御する。 【0136】このようにすれば、図15Dに示すように、位置x2で、記録光量Pは、中間調時光量Lmからハイライト時光量Lhに変更され、実際のレーザパワーは、図15Eに示すように、位置x2から徐々に大きくなる。 【0137】このように制御することにより、図15Fの絵柄308に示すように、図13Fの絵柄306に比較して、位置間隔x0〜x1の間での画像濃部302Cの濃度の低下が発生しない。また、図15Fの絵柄308中、位置x−1〜x0の間の画像淡部301A、および位置x2〜x3の間の画像淡部303Aでは、図15Eに示すように実際のレーザパワーが少なくなるため、濃度は僅かに薄くなるが、この画像淡部301A、303Aでは元の絵柄300自体の画像淡部301、303の濃度が薄いため、ほとんど視認することができない。このようにして、実質的に尾引き減少を解消することができる。 【0138】すなわち、図14例の露光制御回路70Eでは、判定領域Dareaとは別に、主走査方向に先行する先行判定領域ADareaを設け、画像ムラが目立つ中間網%領域の画像(画像濃部302)を先行して判断し、光ビームLがエッジ位置x0にかかる前に光量を落とし始めるように制御することで、光量制御応答の遅さを補い、画像ムラとして視認させないようにしている。 【0139】上述した全ての実施の形態においては、記録デューティ検出回路154をデジタル回路により構成しているが、記録デューティ検出回路154は、もちろん先行記録デューティ検出回路154Aもアナログ回路により構成することもできる。 【0140】図16は、記録デューティ検出回路154を、アナログ回路のローパスフィルタに代替した構成の露光制御回路70Fの構成を示している。なお、繁雑となるので、図16において、光ビームLは1本であるとしているが、もちろん3本光ビーム等の複数ビームに適用することができる。 【0141】この場合、値1または値0を採る2値画像信号IS1が、パラレルシリアル変換回路209よりローパスフィルタ314に供給されるとともに、AOMドライバ72Bを構成する乗算回路221の一方の入力に供給される。なお、AOMドライバ72Bは、図9に示したAOMドライバ72Aに比較して電圧制御利得可変回路218と乗算回路221の位置を入れ替えた構成としているが、もともとこの順序は、設計的な事項であり、設計的に任意に変更することができる。 【0142】ローパスフィルタ314は、2値画像信号IS1の値1の出現確率に応じてその出力値が大きくなる。すなわち、2値画像信号IS1の記録デューティPDUTYに比例した信号SDUTYを出力する。ローパスフィルタ314の信号SDUTYは、比較回路320で比較され、比較回路320の2値出力により電圧制御利得可変回路218の利得が2値に制御される。 【0143】記録デューティ検出回路としてローパスフィルタ314を用いた構成とすれば、計数手段やメモリが不要となり、回路的な構成がきわめて簡単になる。なお、比較回路320に代替して、図5の光量制御特性158を近似する増幅器に代替することも可能である。 【0144】なお、ローパスフィルタ314を用いた場合においても、ローパスフィルタ314の時定数と、網点パターンとの間でビートを発生する可能性があるので、その場合には、図17に示すように、ローパスフィルタ314と比較回路320との間に加算回路326とDA変換器324と乱数発生回路322からなる乱数値Rdを挿入する構成とすればよい。 【0145】また、この発明は、上述の実施の形態に限らず、この発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。 【0146】 【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば、感光材料に記録しようとする画像の記録デューティを、感光材料への実際の記録前に検出し、その検出結果を基に記録時の光量を制御しているので、記録光量の補正を高精度に行うことができるという効果が達成される。 【0147】たとえば、感光材料が、光の照射された部分が画像として残る感光材料であるとき、画像のハイライト側で、光ビームの強度をより強く変調するようにしているので、感光材料のハイライト部の耐刷性を充分に確保し、画像ムラ等の発生を抑制することができるという効果が達成される。 【0148】したがって、この発明によれば、光ビームの強度を網%単位ではなく、より細かな範囲で、より精度よく制御することができる可能性を有する。 【0149】また、この発明は、補正用のメモリテーブル等を使用しないでも、補正を行うことが可能である。この場合には、構成が一層簡単となり、装置のコストを低減することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005201 【氏名又は名称】富士写真フイルム株式会社 【識別番号】000005430 【氏名又は名称】富士写真光機株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年3月17日(2000.3.17) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100077665 【弁理士】 【氏名又は名称】千葉 剛宏 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−265001(P2001−265001A) |
| 【公開日】 |
平成13年9月28日(2001.9.28) |
| 【出願番号】 |
特願2000−77284(P2000−77284) |
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