| 【発明の名称】 |
写真処理装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】南 崇啓
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| 【要約】 |
【課題】プリントチャンネルの設定とプリントフォームの設定が容易に行なえる写真処理装置を提供する。
【解決手段】画像を印画紙に焼き付けるための焼付処理部と、印画紙現像処理部と、これら構成部材を制御するためのコントローラと、各種情報を表示するためのモニターと、コントローラに各種情報を入力するためのキーボードとを備えた写真処理装置において、コントローラに、プリントチャンネルの設定項目とプリントフォームの設定項目とがモニターの同一画面上に表示されて、その画面上でプリントチャンネルとプリントフォームの各項目を設定可能とするプリント設定機能を構築した。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】フィルムの画像を印画紙に焼き付けるための焼付処理部と、画像を焼き付けた印画紙を現像処理するための印画紙現像処理部と、これら構成部材を制御するための制御手段と、各種情報を表示するための表示手段と、制御手段に各種情報を入力するための入力手段とを備えた写真処理装置において、制御手段が、プリントチャンネルの設定項目とプリントフォームの設定項目とが表示装置の同一画面上に表示されて、その画面上でプリントチャンネルとプリントフォームの各項目を設定可能とするプリント設定機能を有していることを特徴とする写真処理装置。 【請求項2】プリントチャンネルの設定項目には、使用する印画紙サイズの設定項目を少なくとも備え、プリントフォーム制定項目には、プリント枚数の設定項目を少なくとも備えている請求項1記載の写真処理装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は主として印画紙に現像済みフィルムの画像を焼き付けた後、その印画紙を現像して、プリントが仕上げられるようにした所謂フルオート式の写真処理装置に関する。 【0002】 【従来の技術】一般にこの種の写真処理装置は、例えば装置本体に、未現像のフィルムを現像処理するためのフィルム現像処理部と、現像を終えたフィルムの画像を印画紙に焼き付けるための焼付部と、焼付部で焼付処理済の印画紙を現像処理するための印画紙現像処理部とを備えて成り、未現像のフィルムを、フィルム現像処理部で現像処理した後、現像されたフィルムを焼付部に搬送して、この焼付部でフィルムの画像を印画紙に焼き付ける一方、画像を焼き付けた印画紙を印画紙現像処理部で現像して、プリントを仕上げるようにしている。 【0003】また以上の処理装置では、装置本体の駆動を制御するためのマイクロコンピュータを中核とする制御装置と、この制御手段の入出力部に接続したモニター及びキーボードを搭載している。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところで従来の写真処理装置では、制御装置のプログラム上に、ペーパーのサイズやプリントのサイズあるいは印字の設定などを行なうためのプリントチャンネル設定モードと、インデックスプリントの種類やプリント枚数などの設定を行なうためのプリントフォーム設定モードとをそれぞれ構築して成り、現像済みフィルムの各画像をスキャナーで読み取って焼付処理を行なうに際し、キーボードの操作により、プリントチャンネル設定モードを選択して、モニター画面に表示されるプリントチャンネル設定モードの画面に基づいて、ペーパーのサイズやプリントのサイズ等の設定を行なった後、更にキーボードの操作により、プリントフォーム設定モードに切り換えて、モニター画面に表示されるプリントフォーム設定モードの画面に従ってインデックスプリントの種類やプリント枚数などを設定するようにしている。 【0005】そのため従来の写真処理装置にあっては、プリントチャンネル設定モードの画面を先ず選択して、このプリントチャンネル設定画面にて、ペーパーのサイズやプリントのサイズ等の設定を行なった後、更にプリントフォーム設定モードの画面を開いて、インデックスプリントの種類やプリント枚数などの設定を行なわなければならず、全体として設定作業が煩雑となるので、ともすると入力ミスにより誤った設定が行なわれることも考えられる。 【0006】本発明は以上の実情に鑑みて開発したものであって、目的とするところは、プリントチャンネルの設定とプリントフォームの設定が容易に行なえる写真処理装置を提供するにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するために請求項1記載の発明は、フィルムの画像を印画紙に焼き付けるための焼付処理部と、画像を焼き付けた印画紙を現像処理するための印画紙現像処理部と、これら構成部材を制御するための制御手段と、各種情報を表示するための表示手段と、制御手段に各種情報を入力するための入力手段とを備えた写真処理装置において、制御手段に、プリントチャンネルの設定項目とプリントフォームの設定項目とが表示装置の同一画面上に表示されて、その画面上でプリントチャンネルとプリントフォームの各項目を設定可能とするプリント設定機能を構築したのである。 【0008】また請求項2記載の発明は、請求項1記載の写真処理装置において、プリントチャンネルの設定項目には、使用する印画紙サイズを少なくとも備え、プリントフォーム制定項目には、プリント枚数の設定項目を少なくとも備えたのである。 【0009】 【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用する所謂フルオート式の写真処理装置を概略的に示したものであって、この写真処理装置は、装置本体1に、2種類の未現像のフィルムF1・F2を現像及び乾燥処理するためのフィルム現像処理部1a、現像済のフィルムF1・F2の画像を印画紙Pに焼き付けるための焼付処理部1b、フィルム現像処理部1aから搬出される現像済のフィルムF1・F2を焼付処理部1bに移送するための移送部1c、焼付処理部1bで露光済の印画紙Pを現像処理するための印画紙現像処理部1d、現像処理された印画紙Pを乾燥処理するための印画紙乾燥処理部1e、印画紙乾燥処理部1eで乾燥処理された印画紙Pを排出するプリント排出部1fを搭載している。 【0010】図2は、以上の写真処理装置のフィルムF1・F2および印画紙Pの搬送経路を模式的に示したものであって、フィルム現像燥処理部1aには、幅の異なる2種類の未現像フィルムF1・F2、具体的には、135フィルムF1を、フィルム現像処理部1aに搭載する複数の処理タンクに順次搬送するための第1搬送経路L1と、240フィルムF2を、同じくフィルム現像処理部1aに搭載する複数の処理タンクに順次搬送するための第2搬送経路L2とを併設している。 【0011】また各搬送経路L1・L2の装填部11には、これら各搬送経路L1・L2の装填部11に装填されるフィルムF1・F2を各々検出するための第1及び第2センサーS1・S2を設けている。 【0012】また図2において、13は焼付処理部1bの光源、14はレンズ、15はペーパーマガジン、L3は現像済のフィルムの移送部1cにおける移送経路、L4は現像済のフィルムの焼付処理部1bにおける搬送経路、L5は印画紙Pの焼付処理部1bにおける搬送経路、L6は印画紙Pの印画紙現像処理部1dにおける搬送経路、L7は印画紙Pの印画紙乾燥処理部1eにおける搬送経路、Xは焼付処理部1bの光源13の露光軸をそれぞれ示している。 【0013】以上の写真処理装置は、未現像のフィルムF1・F2を、装填部11からフィルム現像処理部1aの搬送経路L1・L2に沿って搬送しながら現像処理及び乾燥処理を行った後、移送部1cの移送経路L3に沿って焼付処理部1bに移送して、焼付処理部1bでフィルムF1・F2の画像を印画紙Pに焼き付ける一方、画像を焼き付けた印画紙Pは、印画紙現像処理部1dで現像処理して、更に印画紙乾燥処理部1eで乾燥した後、プリント排出部1fから排出するのである。 【0014】また以上の写真処理装置には、主として前記した各構成部材1a〜1fの駆動を制御するために、マイクロコンピュータを中核とする制御手段としてのコントローラ2を搭載し、このコントローラ2の入力部には、各種情報等を入力するための入力手段としてのキーボード3を、また出力部には、各種情報を表示するための表示手段としてのモニター4をそれぞれ接続し、コントローラ2を介して前記各構成部材1a〜1fの駆動を制御するようにしている。 【0015】以上の構成からなる写真処理装置において、図に示す実施形態では、プリントチャンネルの設定項目とプリントフォームの設定項目とを、モニター4の同一画面上に「同時プリントチャンネル/フォーム」の設定モードとして表示すると共に、この「同時プリントチャンネル/フォーム」の画面上でプリントチャンネルとプリントフォームの各項目を設定可能とするプリント設定機能20をコントローラ2のプログラム上に構築したのである。 【0016】具体的には、キーボード3の操作による「同時プリントチャンネル/フォーム」設定モードの選択に伴い、図3に示す「同時プリントチャンネル/フォーム」画面40がプリント設定機能20を介してモニター4に表示されるようにしているのであって、この「同時プリントチャンネル/フォーム」画面40には、予め設定されている複数種類のチャンネルの中から所望のプリントチャンネルを選択するためのチャンネル選択表示部41と、予め設定されている複数種類のフォームの中から所望のプリントフォームを選択するためのプリントフォーム選択表示部42と、選択されたプリントチャンネルの内容を表示する選択チャンネル内容表示部43と、選択されたプリントフォームの内容を表示する選択フォーム内容表示部44とが表示されるようにしている。 【0017】そしてチャンネル選択表示部41では、チャンネルの名称、使用するペーパーマガジンおよびネガマスクの種類名や印画紙の送り量などを135フィルムと240フィルムとに分けてそれぞれ予め設定された複数種類のチャンネルの中から所望のチャンネルナンバーを選択するようにしている。 【0018】またフォーム設定内容表示部42では、インデックスプリントの作成の有無やインデックスプリントの作成時におけるその態様などを選択するプリント仕様やプリント枚数等を135フィルムと240フィルムとに分けて予め設定された複数種類のフォーム仕様の中から所望のフォームナンバーを選択するようにしている。 【0019】斯くして「同時プリントチャンネル/フォーム」画面40において、チャンネル選択表示部41およびプリントフォーム選択表示部42にカーソルを移動させて、キーボード3のキー入力により、プリントチャンネルナンバー並びにプリントフォームナンバーを適宜入力することで、所望のプリントチャンネル並びにプリントフォームが選択されると共に、選択したプリントチャンネルとプリントフォームの内容が選択チャンネル内容表示部43と選択フォーム内容表示部44にそれぞれ表示されるのである。 【0020】次に以上の写真処理装置により、例えば未現像の135フィルムF1を現像した上で、続いてそのフィルムF1の画像を印画紙Pに焼き付けて現像処理する所謂同時プリント処理作業を行う場合について説明する。 【0021】先ずオペレータが、未現像の135フィルムF1を装填部11にセットすると、フィルム現像処理部1aの運転が開始されて、装填部11に装填された未現像の135フィルムF1が第1搬送経路L1に搬入されて、フィルムF1の現像処理および乾燥処理が行なわれた後、移送部1cの移送経路L3に沿って焼付処理部1bに移送され、焼付処理部1bでフィルムF1の画像が印画紙Pに焼き付けられるのであって、画像が焼き付けられた印画紙Pは、印画紙現像処理部1dで現像処理された後、印画紙乾燥処理部1eで乾燥されてプリントが仕上がるのである。 【0022】ところで、以上の同時プリント処理時において現像処理されたフィルムの各画像を焼付処理部1bで焼付処理するに際し、キーボード3のキー操作により、「同時プリントチャンネル/フォーム」設定モードを選択して、モニター4の画面を「同時プリントチャンネル/フォーム」画面40に切り換える。 【0023】そしてこの「同時プリントチャンネル/フォーム」画面40上で適宜、キーボード3の操作により、所望のプリントチャンネルナンバーとプリントフォームナンバーとをそれぞれ入力するのである。 【0024】斯くして以上の写真処理装置では、プリントチャンネル設定モードとプリントフォーム設定モードとをそれぞれ個別に選択して、それぞれの設定を独自に行なう従来の場合に比べて、プリントチャンネルの設定とプリントフォームの設定とが「同時プリントチャンネル/フォーム」画面40上で一度に行なえるので、全体としてこれらの設定作業がスムーズに行なえるのである。 【0025】尚、以上の実施形態において、焼付処理部1bとしてデジタル式の露光部、即ち、現像済フィルムの画像をスキャナで光電的に読み取ってデジタル信号とすると共に、所望の画像処理を施してプリントデータを作成し、露光ヘッドからこのプリントデータに応じて変調した焼付光により印画紙を走査露光する構成としてもよい。 【0026】 【発明の効果】以上のごとく本発明によれば、制御手段に、プリントチャンネルの設定項目とプリントフォームの設定項目とが表示装置の同一画面上に表示されて、その画面上でプリントチャンネルとプリントフォームの各項目を設定可能とするプリント設定機能を構築したことにより、例えば印画紙への画像の焼き付けを行なうに際して、プリント設定機能により、表示装置に表示される同一画面上でプリントチャンネルとプリントフォームとを一度に設定することが出来、全体として写真処理の作業性が従来よりも良好となる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000135313 【氏名又は名称】ノーリツ鋼機株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年4月24日(2000.4.24) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100076406 【弁理士】 【氏名又は名称】杉本 勝徳 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−305670(P2001−305670A) |
| 【公開日】 |
平成13年11月2日(2001.11.2) |
| 【出願番号】 |
特願2000−122658(P2000−122658) |
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