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【発明の名称】 背面投写型映像表示装置
【発明者】 【氏名】中野 勇三

【要約】 【課題】薄く剛性が低い透過式スクリーンを、撓みや、波打ち等を生じさせることなく背面投写型映像表示装置のキャビネットに略垂直に保持する。

【解決手段】映像源1と該映像源1から拡大投写される映像が結像される透過式スクリーン4と該透過式スクリーン4を略垂直に保持する保持手段とを含む背面投写型映像表示装置において、前記保持手段は、前記透過式スクリーン4の上辺部が挿入される溝が形成された硬質素材部と、該溝内において該溝の少なくとも一方の側壁から突出するように形成された軟質素材部とからなるスクリーン保持部材12を有し、前記透過式スクリーン4の上辺部が、軟質素材部の弾力により前記溝内に保持されることを特徴とする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 映像源と該映像源から拡大投写される映像が結像される透過式スクリーンと該透過式スクリーンを略垂直に保持する保持手段とを含む背面投写型映像表示装置において、前記保持手段は、前記透過式スクリーンの周縁部の少なくとも一部が挿入される溝が形成された硬質素材部と、該溝内において該溝の少なくとも一方の側壁から突出するように形成された軟質素材部とを有する少なくとも一つのスクリーン保持部材を備え、前記透過式スクリーンの周縁部が、前記軟質素材部の弾力により前記溝内に保持されることを特徴とする背面投写型映像表示装置。
【請求項2】 前記保持手段は、前記透過式スクリーンの上端周縁部、左端周縁部及び右端周縁部をそれぞれ保持するために前記スクリーン保持部材を3つ備え、前記保持手段は、更に、前記透過式スクリーンの下端周縁部を支持するスクリーン支持手段を有し、該スクリーン支持手段は、前記透過式スクリーンの下端周縁部を挟持する2つの部材を有し、前記透過式スクリーンの下端周縁部は前記2つの部材の間で摺動可能に挟持されることを特徴とする請求項1に記載の背面投写型映像表示装置。
【請求項3】 前記保持手段は、前記透過式スクリーンの上端周縁部、左端周縁部、右端周縁部及び下端周縁部をそれぞれ保持するために前記スクリーン保持部材を4つ備えることをことを特徴とする請求項1に記載の背面投写型映像表示装置。
【請求項4】 前記透過式スクリーンの上端周縁部は、下端周縁部にくらべより強い弾力で溝内に保持されることを特徴とする請求項3に記載の背面投写型映像表示装置。
【請求項5】 前記4つのスクリーン保持部材は同じ断面形状を有し、前記透過式スクリーンの上端周縁部の板厚は下端周縁部の板厚より大であることを特徴とする請求項4に記載の背面投写型映像表示装置。
【請求項6】 前記透過式スクリーンの上端周縁部を保持するスクリーン保持部材の軟質素材部の弾力が下端周縁部を保持するスクリーン保持部材の軟質素材部の弾力より大きいことを特徴とする請求項4に記載の背面投写型映像表示装置。
【請求項7】 前記透過式スクリーンの上端周縁部を保持するスクリーン保持部材の軟質素材部の数が下端周縁部を保持するスクリーン保持部材の軟質素材部の数より多いことを特徴とする請求項4に記載の背面投写型映像表示装置。
【請求項8】 前記保持手段は、前記透過式スクリーンの左端周縁部及び右端周縁部をそれぞれ保持するために前記スクリーン保持部材を2つ備え、前記透過式スクリーンの上端周縁部にスクリーン面から突出する段部が形成され、前記保持手段は更に該段部に嵌合する断面形状の溝が形成された該透過式スクリーンを懸垂保持する懸垂保持部材と、前記透過式スクリーンの下端周縁部を支持する支持部材とを有し、該支持部材は、前記透過式スクリーンの下端周縁部を挟持する2つの部材を有し、前記透過式スクリーンの下端周縁部は前記2つの部材の間で摺動可能に挟持されることを特徴とする請求項1に記載の背面投写型映像表示装置。
【請求項9】 前記保持手段は、前記透過式スクリーンの上端周縁部、左端周縁部、右端周縁部及び下端周縁部をそれぞれ保持するために前記スクリーン保持部材を4つ備え、少なくとも一つのスクリーン保持部材の軟質素材部は溝の対向する2つの側壁に対向して形成され、前記透過式スクリーンの少なくとも一つの周縁部が、該対向する2つの軟質素材部の間に挿入されることを特徴とする請求項1に記載の背面投写型映像表示装置。
【請求項10】 前記透過式スクリーンの上端周縁部は、左端周縁部、右端周縁部及び下端周縁部に比べ、より強い弾力で溝内に保持されることを特徴とする請求項9に記載の背面投写型映像表示装置。
【請求項11】 前記4つのスクリーン保持部材は、同一の断面形状を有し、前記透過式スクリーンの上端周縁部の板厚は、左端周縁部、右端周縁部及び下端周縁部の板厚より大であることを特徴とする請求項10に記載の背面投写型映像表示装置。
【請求項12】 前記透過式スクリーンの上端周縁部を保持するスクリーン保持部材の軟質素材部の弾力は、左端周縁部、右端周縁部及び下端周縁部をそれぞれ保持するスクリーン保持部材の軟質素材部の弾力より大きいことを特徴とする請求項10に記載の背面投写型映像表示装置。
【請求項13】 前記透過式スクリーンの上端周縁部を保持するスクリーン保持部材の軟質素材部の数は、左端周縁部、右端周縁部及び下端周縁部をそれぞれ保持するスクリーン保持部材の軟質素材部の数より多いことを特徴とする請求項10に記載の背面投写型映像表示装置。
【請求項14】 前記スクリーン保持部材は、硬質部材と軟質部材との一体成型により形成されることを特徴とする請求項1から13のいずれか一項に記載の背面投写型映像表示装置。
【請求項15】 前記スクリーン保持部材は、硬質素材と軟質素材の2色押出成形により形成されることを特徴とする請求項14に記載の背面投写型映像表示装置。
【請求項16】 前記スクリーン保持部材は、硬質素材中に軟質素材をインサート成形することにより形成されることを特徴とする請求項14に記載の背面投写型映像表示装置。
【請求項17】 前記スクリーン保持部材の軟質素材部は、溝の側壁から溝の底部に向かう方向に伸び、これにより、前記透過式スクリーンを溝に挿入する際の抵抗力が小であり、溝から抜去する際の抵抗力が大であることを特徴とする請求項1から16のいずれか一項に記載の背面投写型映像表示装置。
【請求項18】 前記透過式スクリーンがN(Nは2以上の整数)枚の重ねられたスクリーンから形成され、該透過式スクリーンの板厚はNmm以下であることを特徴とする請求項1から17のいずれか一項に記載の背面投写型映像表示装置。
【請求項19】 前記N枚のスクリーンは、周縁部の一部で両面接着テープまたは紫外線硬化樹脂接着剤により互いに張合わされていることを特徴とする請求項1から18のいずれか一項に記載の背面投写型映像表示装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像源と該映像源から拡大投写される映像が結像される透過式スクリーンと該透過式スクリーンを略垂直に保持する保持手段とを含む背面投写型映像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の背面投写型映像表示装置の例として、図19に、実開平4−70645号公報に開示された背面投写型映像表示装置の側断面を示す。図19において、1は映像源、2は映像源1の映像を拡大投写する投写レンズ、3は投写レンズ2により拡大投写された映像の光路を折り返すミラー、4はミラー3により折り返された映像を結像する透過式スクリーン、5は透過式スクリーン4が取付けられるスクリーン取付部材、6はスクリーン取付部材5に取り付けられた透過式スクリーン4を取付ネジ7によりキャビネット11に保持するスクリーン保持部材である。
【0003】透過式スクリーン4はレンチキュラーレンズクリーン4aとフレネルレンズスクリーン4bからなり、該レンチキュラーレンズクリーンクリーン4aとフレネルレンズスクリーン4bとは、両面接着テープ8によりそれらの上辺部のみ、あるいは上下左右全辺で互いに接着されている。また、透過式スクリーン4がスクリーン取付部材5及びスクリーン保持部材6にそれぞれ当接する面は保護テープ9により保護されている。レンチキュラーレンズスクリーン4aとフレネルレンズスクリーン4bが両面接着テープ8により上辺のみで接着される場合には、上辺以外の辺には両面接着テープ8と同じ厚さの間隔テープ10が挿入される。
【0004】上記の構成を有する従来の背面投写型映像表示装置の透過式スクリーン保持装置では、透過式スクリーン4を構成するレンチキュラーレンズスクリーン4aとフレネルレンズスクリーン4bとが上下左右全辺で両面接着テープ8により密着固定される場合は、スクリーン取付部材5とスクリーン保持部材6との間に挿入される保護テープ9を介して透過式スクリーン4の上下左右全辺が加圧され保持される。また、レンチキュラーレンズスクリーン4aとフレネルレンズスクリーン4bとが上辺部のみで両面接着テープ8により密着固定される場合は、残りの辺には両面接着テープ8の代わりに間隔テープ10が貼り付けられ、スクリーン取付部材5とスクリーン保持部材6との間に配置される保護テープ9を介して透過式スクリーン4の上下左右全辺が加圧され保持される。尚、レンチキュラーレンズスクリーン4aとフレネルレンズスクリーン4bが両面テープ8により接着されていない辺に間隔テープ10を貼り付ける代わりに、両面接着テープ8の厚み分の隙間を置くだけにすることもできる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の背面投写型映像表示装置においては、薄くて剛性が低く、撓みやすい透過式スクリーン4をスクリーン取付部材5によりキャビネット11に平面またはある決められた曲面を保ちながら、がたつくことのないよう取付けるには、水平に置かれている透過式スクリーン4が撓むことなく平面または曲面形状を維持することを可能にする特別の治具を使用するか、あるいは透過式スクリーン4の上辺部をスクリーン取付部材5あるいはキャビネット11に取付けた後、垂直に立てた状態で撓みを伸ばしながら透過式スクリーン4の残りの各辺を取付けるというような煩雑な作業手順が必要となる。
【0006】また、上記の構成の背面投写型映像表示装置では、キャビネット11内外の温度や湿度などの環境変化に起因する透過式スクリーン4の伸縮や変形を吸収することは困難であり、透過式スクリーン4が大きく撓んだり波打つことにより、映像に色むらが発生したり、調整面からのずれによるフォーカス劣化やコンバージェンスずれなどの映像の劣化を引き起こしてしまうという問題がある。また、透過式スクリーン4が、例えばレンチキュラーレンズスクリーン4aとフレネルレンズスクリーン4bの複数のスクリーンから構成され、それらが上下左右全辺で両面接着テープ8により貼り合わされている場合は、キャビネット11の内部と外部との間で温度や湿度に差が生じた時には、レンチキュラーレンズスクリーン4aとフレネルレンズスクリーン4bのそれぞれの伸縮量や変形量が異なるので、貼り合わされていない中央部でそれらが離れることによりスクリーン面が膨らみ、レンズフォーカスやコンバージェンスがずれて画質が劣化するという問題もある。
【0007】更に、背面投射型映像表示装置の輸送時に、レンチキュラーレンズスクリーン4aとフレネルレンズスクリーン4b間の摩擦や衝突により、スクリーン面が削れて白粉が発生し、画質を劣化させるという問題も発生する。また、撓みや波打ちなどの変形や中央部でのスクリーン面の膨らみを防止するために、板厚が厚く剛性の高い透過式スクリーン4、特に、板厚の厚いフレネルレンズスクリーン4bを使用すると、透過式スクリーン4の周辺部ほど、フレネルレンズスクリーン4bの界面反射による二重像が強く発生し、映像の解像度やコントラストを劣化させるという問題が発生する。
【0008】撓みや波打ちなどの変形や部分的な剥離を防止するために透過式スクリーン4の上辺部をスクリーン取付部材5あるいはキャビネット11に懸垂支持し、残りの各辺を固定せず可動に支持し、環境変化による透過式スクリーン4の伸縮をその自重により吸収するような比較的簡単な構成の保持構造を有する背面投射型映像表示装置も知られているが、万一、透過式スクリーン4に観察者側から外圧が加えられ内側に押し込まれる場合には、透過式スクリーン4がスクリーン保持部材6及びスクリーン取付部材5から外れ、キャビネット内に容易に脱落してしまうという問題がある。
【0009】大型の透過式スクリーン4あるいは板厚が薄く剛性の低い透過式スクリーン4をスクリーン取付部材5を介してキャビネット11に平面またはある決められた曲面を保ちながら取付け、かつ、環境変化による変形を防止するために、透過式スクリーン4周辺部に該透過式スクリーン4の伸縮を吸収するためのコイルばねを取付け、スクリーン取付部材5またはキャビネット11に該コイルばね取り付けのための構造を形成することも知られているが、この場合、組立作業が複雑になりコスト高になることに加え、透過式スクリーン4有効画面外の部分が大きくなるので装置全体が大きくなるという問題がある。
【0010】本発明は上記のような問題を解消するためになされたものであり、背面投写型映像表示装置の透過式スクリーン、特に薄く剛性が低い透過式スクリーンを、透過式スクリーンの有効画面外の部分を大きくさせることなく、撓み、波打ち、部分的なスクリーン面の膨らみ等の変形を生じることのないようにキャビネットに取付け、保持することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題は、映像源と該映像源から拡大投写される映像が結像される透過式スクリーンと該透過式スクリーンを略垂直に保持する保持手段とを含む背面投写型映像表示装置において、前記保持手段は、前記透過式スクリーンの周縁部の少なくとも一部が挿入される溝が形成された硬質素材部と、該溝内において該溝の少なくとも一方の側壁から突出するように形成された軟質素材部とを有する少なくとも一つのスクリーン保持部材を備え、前記透過式スクリーンの周縁部が、前記軟質素材部の弾力により前記溝内に保持されることを特徴とする背面投写型映像表示装置により解決される。
【0012】前記保持手段は、前記透過式スクリーンの上端周縁部、左端周縁部及び右端周縁部をそれぞれ保持するために前記スクリーン保持部材を3つ備え、前記保持手段は、更に、前記透過式スクリーンの下端周縁部を支持するスクリーン支持手段を有し、該スクリーン支持手段は、前記透過式スクリーンの下端周縁部を挟持する2つの材を有し、前記透過式スクリーンの下端周縁部は前記2つの部材の間で摺動可能に挟持することができる。
【0013】前記保持手段は、前記透過式スクリーンの上端周縁部、左端周縁部、右端周縁部及び下端周縁部をそれぞれ保持するために前記スクリーン保持部材を4つ備えることができる。
【0014】前記透過式スクリーンの上端周縁部は、下端周縁部にくらべより強い弾力で溝内に保持されることが好ましい。
【0015】前記4つのスクリーン保持部材は同じ断面形状を有し、前記透過式スクリーンの上端周縁部の板厚を下端周縁部の板厚より大とすることができる。
【0016】前記透過式スクリーンの上端周縁部を保持するスクリーン保持部材の軟質素材部の弾力を下端周縁部を保持するスクリーン保持部材の軟質素材部の弾力より大きくすることができる。
【0017】前記透過式スクリーンの上端周縁部を保持するスクリーン保持部材の軟質素材部の数を下端周縁部を保持するスクリーン保持部材の軟質素材部の数より多くすることができる。
【0018】前記保持手段は、前記透過式スクリーンの左端周縁部及び右端周縁部をそれぞれ保持するために前記スクリーン保持部材を2つ備え、前記透過式スクリーンの上端周縁部にスクリーン面から突出する突出部を形成し、前記保持手段は更に該段部に嵌合する断面形状の溝が形成された該透過式スクリーンを懸垂保持する懸垂保持部材と、前記透過式スクリーンの下端周縁部を支持する支持部材とを有し、該支持部材は、前記透過式スクリーンの下端周縁部を挟持する2つの部材を有し、前記透過式スクリーンの下端周縁部を前記2つの部材の間で摺動可能に挟持することができる。
【0019】前記保持手段は、前記透過式スクリーンの上端周縁部、左端周縁部、右端周縁部及び下端周縁部をそれぞれ保持するために前記スクリーン保持部材を4つ備え、少なくとも一つのスクリーン保持部材の軟質素材部を溝の対向する2つの側壁に対向して形成し、前記透過式スクリーンの少なくとも一つの周縁部を該対向する2つの軟質素材部の間に挿入することができる。
【0020】前記透過式スクリーンの上端周縁部は、左端周縁部、右端周縁部及び下端周縁部に比べ、より強い弾力で溝内に保持されることが好ましい。
【0021】前記4つのスクリーン保持部材は、同一の断面形状を有し、前記透過式スクリーンの上端周縁部の板厚を、左端周縁部、右端周縁部及び下端周縁部の板厚より大とすることができる。
【0022】前記透過式スクリーンの上端周縁部を保持するスクリーン保持部材の軟質素材部の弾力を、左端周縁部、右端周縁部及び下端周縁部をそれぞれ保持するスクリーン保持部材の軟質素材部の弾力より大きくすることができる。
【0023】前記透過式スクリーンの上端周縁部を保持するスクリーン保持部材の軟質素材部の数を、左端周縁部、右端周縁部及び下端周縁部をそれぞれ保持するスクリーン保持部材の軟質素材部の数より多くすることができる。
【0024】前記スクリーン保持部材は、前記硬質部材と軟質部材との一体成型により形成されることが好ましい。
【0025】前記スクリーン保持部材は、硬質素材と軟質素材の2色押出成形により形成することができる。
【0026】前記スクリーン保持部材は、硬質素材中に軟質素材をインサート成形することにより形成できる。
【0027】前記スクリーン保持部材の軟質素材部は溝の側壁から溝の底部に向かう方向に伸び、これにより前記透過式スクリーンを溝に挿入する際の抵抗力を小さくし、溝から抜去する際の抵抗力を大きくすることが好ましい。
【0028】前記透過式スクリーンがN(Nは2以上の整数)枚のスクリーンから形成し、該透過式スクリーンの板厚をNmm以下とすることが好ましい。
【0029】前記N枚のスクリーンを、周縁部の一部で両面接着テープまたは紫外線硬化樹脂接着剤により互いに張合わすことができる。
【0030】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1及び図2を用いて本発明の背面投写型映像表示装置の実施の形態1を説明する。図1は実施の形態1の背面投写型映像表示装置の側断面図であり、図2は、実施の形態1の装置の透過式スクリーン保持構造を示す部分断面図である。
【0031】図1において、1は映像源、2は映像源1の映像を拡大投写する投写レンズ、3は投写レンズ2により拡大投写された映像の光路を折り返すミラー、4はミラー3により折り返された映像を結像する透過式スクリーン、11は背面投写型映像表示装置のキャビネット、12は透過式スクリーン4の上辺を保持するスクリーン保持部材、14はPSなどの硬質素材のインジェクション成型により形成され、不図示のコントロールパネルが組み込まれるスクリーン下部取付部材、13は透過式スクリーン4の下辺をスクリーン下部取付部材14とともに支持するスクリーン下部支持部材である。図2において、15は透過式スクリーン4の左辺及び右辺を保持するスクリーン左右保持部材である。
【0032】透過式スクリーン4は、例えば、板厚約0.9mmのレンチキュラーレンズスクリーン4aと板厚約1.5mmのフレネルレンズスクリーン4bからなり、該レンチキュラーレンズスクリーン4aとフレネルレンズスクリーン4bとは、厚さ約0.4mmの両面接着テープ8により互いに接着されている。
【0033】スクリーン保持部材12は、硬質PVCなどからなる硬質素材部12aと軟質PVCなどからなる軟質素材部12bとから構成され、2色押出成型により形成される。硬質素材部12aは透過式スクリーン4の上辺が挿入される溝を有し、軟質素材部12bは該溝の内部に形成されている。透過式スクリーン4の上辺は、この溝の内部で硬質素材部12aと軟質素材部12bとにより弾性保持され、透過式スクリーン4はスクリーン保持部材12により懸垂される状態で保持される。
【0034】スクリーン下部支持部材13は、硬質PVCなどからなる1色押出成型品であり、取付けネジ7によりスクリーン下部取付部材14との間で摺動可能の状態に透過式スクリーン4の下辺部を挟持する。スクリーン左右保持部材15は、スクリーン保持部材12と同一の断面形状を有しており、硬質PVCなどの硬質素材部15aと軟質PVCなどの軟質素材部15bとから構成され、2色押出成型により形成される。硬質素材部15aは透過式スクリーン4の右辺又は左辺が挿入される溝を有し、軟質素材部15bは該溝の内部に形成されている。透過式スクリーン4の右辺または左辺は、この溝の内部で摺動自在となるように硬質素材部15aと軟質素材部15bとにより弾性保持される。
【0035】上記の構成を有する背面投写型映像表示装置の透過式スクリーン保持構造においては、スクリーン保持部材12の軟質素材部12bは、硬質素材部12aに形成されている溝の底部に向かって斜めに伸びるように形成され、硬質素材部12aと軟質素材部12b部との間の間隙は例えば2.4mmである。この間隙に、厚さが0.4mmの両面接着テープ8を含む、板厚約2.8mmの透過式スクリーン4の上辺を挿入する際には、軟質素材部12bは挿入方向に倒れるので挿入方向への抵抗力は小さい。一方、透過式スクリーン4が溝から抜去される方向に外圧が加えられる場合には、軟質素材部12bが楔として働き非常に大きな抵抗力を示すので、透過式スクリーン4の上辺部はスクリーン保持部材12により確実に懸垂保持され、脱落を防止する。
【0036】また、両面接着テープ8を含まず、板厚が2.4mmである透過式スクリーン4の左辺、右辺、及び下辺は、スクリーン下部取付部材14とスクリーン下部支持部材13との間の約2.4mm強の間隙、およびスクリーン左右保持部材15の溝内の硬質素材部15aと軟質素材部15bと間の2.4mmの間隙にそれぞれ摺動自在に支持され、透過式スクリーンの環境変化による伸縮や輸送時の振動による変形などは滑らかに吸収されるので、透過式スクリーン4の撓みや局部的変形、波打ち、部分的膨らみを防止することができる。誤って観察者が透過式スクリーン4をキャビネットの内側に押し込んだ場合には軟質素材部12bおよび15b部が楔として作用し、その抵抗力により透過式スクリーン4の脱落・破損を防止できる。
【0037】上記の実施の形態1では、また、スクリーン保持部材12およびスクリーン左右保持部材15を2色押出成型により一体に形成したことにより、部品点数が削減されるので製造コストが低減され、また、組立作業性も改善される。
【0038】実施の形態2.図3及び図4を参照して、本発明の背面投写型映像表示装置の実施の形態2を説明する。図3は実施の形態2の背面投写型映像表示装置の側断面図であり、図4は、実施の形態2の装置の透過式スクリーン保持構造を示す部分断面図である。
【0039】上記の実施の形態1では、板厚約2.4mmの透過式スクリーンを保持しているが、実施の形態2では、板厚約0.7mmのレンチキュラーレンズスクリーン4aと板厚約0.85mmのフレネルレンズスクリーン4bからなり、板厚計が約1.55mmのより薄くて剛性の低い透過式スクリーン4を保持するのに好適な構成を有する。
【0040】実施の形態2では、実施の形態1で用いたスクリーン下部支持部材13とスクリーン下部取付部材14に代えて、硬質PVCなどの硬質素材部16aと軟質PVCなどの軟質素材部16bとからなり2色押出成型により形成されたスクリーン下部保持部材16と、PSなどの硬質素材部17aと軟質PVCなどの軟質素材部17bとからなりインサート成型により形成されたスクリーン下部取付部材17とを用いている。スクリーン下部保持部材16及びスクリーン下部取付部材17の各軟質素材部は、該スクリーン下部保持部材16及びスクリーン下部取付部材17により形成される溝の底部に向かって斜めに伸びている。実施の形態2では、透過式スクリーン4の下辺もスクリーン下部保持部材16の軟質素材部16bとスクリーン下部取付部材17の軟質素材部17bとにより弾性保持されるので、薄く剛性の小さい透過式スクリーン4を用いる場合も、レンチキュラーレンズスクリーン4aとフレネルレンズスクリーン4bを上辺及び下辺の両方で弾性保持し、スクリーン面を充分に展張することができるとともに、温度湿度などの環境変化の際には、軟質素材部16b及び17bが透過式スクリーン4の膨張方向に対しては比較的弱い抵抗力を示し、収縮方向に対しては大きな抵抗力を示すので、輸送時の振動、衝撃、外圧にも耐えることができる。また、透過式スクリーン4の取付時には、取付後に立てた状態で2〜3回揺するだけで、撓みや局部的変形などを吸収することができる。
【0041】実施の形態3.図5及び図6を参照して、本発明の背面投写型映像表示装置の実施の形態3を説明する。図5は実施の形態3の背面投写型映像表示装置の側断面図であり、図6は、実施の形態3の装置の透過式スクリーン保持構造を示す部分断面図である。
【0042】この実施の形態3では、実施の形態2で用いたスクリーン下部保持部材16及びスクリーン下部取付部材17に代えて、透過式スクリーン4の上辺を保持するスクリーン保持部材12を下辺を保持するためにも使用し、その硬質素材部12aと軟質素材部12bの間隙をスクリーン左右保持部材15の硬質素材部15aと軟質素材部15bの間隙よりも狭くしている。透過式スクリーン4の上辺は両面テープ8の分だけ下辺よりも厚いので、上辺は下辺に比べより強い力で圧接される。実施の形態3では、実施の形態2と同様、環境変化や輸送時の振動、衝撃、外圧に耐えることができることに加え、透過式スクリーン4の上下辺と左右辺を保持する保持部材を同一押出金型から成型することができるので、製造コストを低減することができる。
【0043】実施の形態4.図7及び図8を参照して、本発明の背面投写型映像表示装置の透過式スクリーン保持装置の実施の形態4を説明する。図7は実施の形態4の背面投写型映像表示装置の側断面図であり、図8は実施の形態4の装置の透過式スクリーンの保持構造を示す部分断面図である。
【0044】この実施の形態4では、実施の形態3と同様の構成を有するが、透過式スクリーン4の上辺を保持するスクリーン保持部材12は、軟質素材部12bではなく、硬度がより高めで弾力の強い軟質素材部12cを有する。この軟質素材部12cと硬質素材部12aとからなるスクリーン保持部材12も、2色押出成型により形成される。
【0045】実施の形態4では、透過式スクリーン4の上辺は軟質素材部12cにより左右下辺よりも強い力で保持され、且つ左右辺及び下辺も軟質素材部15b、12bによりそれぞれ保持されるため、環境変化や輸送時の振動、衝撃に対し、更に強い耐久性を有する。
【0046】実施の形態5.図9及び図10を参照して、本発明の背面投写型映像表示装置の実施の形態5を説明する。図9は実施の形態5の背面投写型映像表示装置の側断面図であり、図10は実施の形態5の装置の透過式スクリーン保持構造を示す部分断面図である。
【0047】この実施の形態5では、実施の形態3で用いた透過式スクリーン4の下辺を保持するスクリーン下部保持部材12に代えて、硬質素材部18aと軟質素材部18bとから構成されるスクリーン下部保持部材18を用いている。スクリーン下部保持部材18は、軟質素材部の数が少ない点でスクリーン下部保持部材12と異なる。軟質素材部の数の少ないスクリーン下部保持部材18を使用することにより、透過式スクリーン4の上辺は下辺に比べ強い力で保持され、環境変化や輸送時の振動、衝撃、外圧をより効果的に吸収し、スクリーン面を十分に展張した状態で保持することができる。
【0048】実施の形態6.図11及び図12を参照して、本発明の背面投写型映像表示装置の実施の形態6を説明する。図11は実施の形態6の背面投写型映像表示装置の側断面図であり、図12は実施の形態6の装置の透過式スクリーン保持構造を示す部分断面図である。
【0049】この実施の形態6では、実施の形態1で用いたスクリーン保持部材12に代えて、透過式スクリーン4の上端部に形成されたスクリーン面から突出する段部4cと嵌合する断面形状の溝を有するスクリーン懸垂部材19を使用し、かつ、スクリーン左右保持部材15に代えて、硬質素材部20aと軟質素材部20bの間隙を透過式スクリーン4の右辺及び左辺の板厚よりも狭くしたスクリーン左右保持部材20を使用している。実施の形態6では、環境変化や輸送時の振動、衝撃、外圧が加わった場合においても、透過式スクリーン4の上辺部が確実に懸垂保持されるとともに、左右方向の撓みや波打ちなどの変形も効果的に吸収される。
【0050】実施の形態7.図13及び図14を参照して、本発明の背面投写型映像表示装置の実施の形態7を説明する。図13は実施の形態7の背面投写型映像表示装置の側断面図であり、図14は実施の形態7の装置の透過式スクリーン保持構造を示す部分断面図である。
【0051】この実施の形態7では、実施の形態3で用いたスクリーン保持部材12とスクリーン左右保持部材15に代えて、硬質PVCなどの硬質素材部21aと軟質PVCなどの軟質素材部21bの2色押出成型にて形成されたスクリーン保持部材21をそれぞれ用いることにより、透過式スクリーン4のすべての辺を弾性保持している。スクリーン保持部材21は、スクリーン保持部材12同様、透過式スクリーンの辺部が挿入される溝が形成された硬質素材部21aと溝の低部に向って斜めに伸びる軟質素材部21bを有するが、軟質素材部21bは溝の対向する2つの側壁の両方に形成され、透過式スクリーン4はこの対向する2つの軟質素材部21bの間に弾性保持される点でスクリーン保持部材12と異なる。
【0052】実施の形態7は、実施の形態3の場合と同様、透過式スクリーン4の上下及び左右の各辺を保持する保持部材を同一押出金型から成型することができるので、製造コストを低減することができることに加え、対向する軟質素材部21bが透過式スクリーン4の各辺を両面で保持するので、実施の形態3の場合に比べ、より大きな環境変化や輸送時の振動、衝撃に耐えることができ、より薄くて剛性の低い透過式スクリーン4を保持することができる。
【0053】実施の形態8.図15及び図16を参照して、本発明の背面投写型映像表示装置の実施の形態8を説明する。図15は実施の形態8の背面投写型映像表示装置の側断面図であり、図16は実施の形態8の装置の透過式スクリーン保持構造を示す部分断面図である。
【0054】この実施の形態8では、透過式スクリーン4の上下左右の各辺を保持する4つのスクリーン保持部材21のうち、上辺部を保持するもののみ、軟質素材部21bに代わる、硬度がより高めで弾力の強い軟質素材部21cを備える点で実施の形態7と異なる。この軟質素材部21cと硬質素材部21aとからなるスクリーン保持部材21も、2色押出成型により形成される。軟質素材21bと同様に軟質素材21cは溝の対向する2つの側壁にそれぞれ形成され、溝の低部に向って斜めに伸び、透過式スクリーン4の両面に圧接して該透過式スクリーン4を弾性保持する。
【0055】両面テープ8が上下左右のすべての辺に設けられ、従って厚みがすべての辺で同じ透過式スクリーン4を保持する場合、実施の形態8では、上辺は軟質素材21cにより左右下辺よりも強い力で保持され、且つ左右下辺も軟質素材21bにより保持されるため、環境変化や輸送時の振動に対し、更に強い耐久力を有する。
【0056】実施の形態9.図17及び図18を参照して、本発明の背面投写型映像表示装置の実施の形態9を説明する。図17は実施の形態9の背面投写型映像表示装置の側断面図であり、図18は実施の形態9の装置の透過式スクリーン保持構造を示す部分断面図である。
【0057】この実施の形態9は、実施の形態7に用いた、透過式スクリーン4の左辺、右辺及び下辺をそれぞれ保持するスクリーン保持部材21の代わりに、スクリーン保持部材22を用いるものである。スクリーン保持部材22も、硬質素材部22aと軟質素材部22bとから構成されるが、スクリーン保持部材21と比べ、軟質素材部の数が少ないので、透過式スクリーン4の各辺の保持力は上辺が最も強く、環境変化や輸送時の振動、衝撃、外圧による透過式スクリーンの撓み、波打ちをより効果的に防止できる。
【0058】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、透過式スクリーンはスクリーン保持部材の溝に挿入するだけで弾性的に保持されるので、組立が容易であり、また、ネジなどで固定しないので取付け金具などの部品点数が削減でき、且つ、スクリーン周縁部の変形やしわの発生を防止できる。また、コイルばね等を用いないので背面投写型映像表示装置全体の寸法を小さくできる。
【0059】請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、透過式スクリーンの上辺、右辺及び左辺はスクリーン保持部材の溝内に弾性的に保持されるとともに、下辺を2つの部材の間に摺動可能に挟持するので、更に取付け金具などの部品点数を削減でき、また、環境変化によるスクリーンの伸縮を吸収できるので、透過式スクリーンの撓み、波打ちを防止できる。
【0060】請求項3に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、透過式スクリーンの上下左右の4つの辺をスクリーン保持部の溝に弾性的に保持するので、透過式スクリーンに十分な張りを持たせることができ、且つ透過式スクリーンを脱落し難くすることができる。また、透過式スクリーンの伸縮をより滑らかに吸収できるので薄く剛性の低い透過式スクリーンを保持することができる。
【0061】請求項4に記載の発明によれば、請求項3に記載の発明の効果に加え、スクリーン4の上辺が下辺に比べ強い力で保持されるので、透過式スクリーンの撓み、波うちをより効果的に防止でき、また、透過式スクリーンを更に脱落し難くすることができる。
【0062】請求項5に記載の発明によれば、請求項4に記載の発明の効果に加え、すべてのスクリーン保持部材が同じ断面形状を有するので同一の金型から形成でき、製造コストを低減することができる。
【0063】請求項6に記載の発明によれば、請求項4に記載の発明の効果に加え、板厚が上辺及び下辺で同じ透過式スクリーンを保持することができる。また、すべてのスクリーン保持部材の断面形状を同じにして同一の金型から形成することにより製造コストを低減することができる。
【0064】請求項7に記載の発明によれば、請求項4に記載の発明の効果に加え、板厚が上辺及び下辺で同じ透過式スクリーンを保持することができる。
【0065】請求項8に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、透過式スクリーンの上辺の段部がスクリーン保持部材の溝内に嵌合するので、透過式保持スクリーンが確実に懸垂保持され、更に脱落し難くなる。
【0066】請求項9に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、透過式スクリーンの少なくとも一つの辺が、溝内で対向する2つの軟質素材部により両面で弾性保持されるので、透過式スクリーンに張りを持たせて保持することができる。
【0067】請求項10に記載の発明によれば、請求項9に記載の発明の効果に加え、スクリーンの上辺が下辺に比べより強い力で保持されるので、透過式スクリーンの撓み、波うちをより効果的に防止でき、また、透過式スクリーンを更に脱落し難くすることができる。
【0068】請求項11に記載の発明によれば、請求項10に記載の発明の効果に加え、すべてのスクリーン保持部材が同じ断面形状を有するので同一の金型から形成でき、製造コストを低減することができる。
【0069】請求項12に記載の発明によれば、請求項10に記載の発明の効果に加え、板厚が上辺及び下辺で同じ透過式スクリーンを保持することができる。また、軟質素材部の材質のみを変更し、すべてのスクリーン保持部材の断面形状を同じにすることができるので、すべてのスクリーン保持部材を同一の金型から形成することにより製造コストを低減することができる。
【0070】請求項13に記載の発明によれば、請求項10に記載の発明の効果に加え、板厚が上辺及び下辺で同じ透過式スクリーンを保持することができる。
【0071】請求項14に記載の発明によれば、スクリーン保持部材を硬質素材と軟質素材との一体成形により形成することにより、部品点数の削減並びに組立作業性の改善を図ることができる。
【0072】請求項15に記載の発明によれば、スクリーン保持部材を硬質素材と軟質素材との2色押出成形により形成することにより、部品点数の削減並びに組立作業性の改善という効果を低コストで得ることができる。
【0073】請求項16に記載の発明によれば、硬質素材中に軟質素材をインサート成形してスクリーン保持部材を形成することにより、インジェクション成型による意匠性や機能性を確保しながら部品点数の削減並びに組立作業性の改善という目的を比較的低コストで達成することができる。
【0074】請求項17に記載の発明によれば、透過式スクリーンを溝に挿入する際の抵抗力が小さく、溝から抜去する際の抵抗力が大きいので、輸送時や設置後に外圧が加わった場合においても透過式スクリーンは脱落しにくく、また、環境変化により透過式スクリーンが伸びた場合、その伸びは滑らかに吸収され、また、収縮した場合、その収縮は展張力として作用し、薄くて剛性の低い透過式スクリーンの撓みや波打ちまたはスクリーン面の部分的な膨らみをより効果的に防止することができる。
【0075】請求項18に記載の発明によれば、スクリーン界面の内部反射による二重像の目立たない解像性能の良い背面投写型映像表示装置が得られる。
【0076】請求項19に記載の発明によれば、請求項18に記載の発明の効果に加え、透過式スクリーンを構成する各スクリーンの1辺を接着テープあるいは両面接着テープあるいは紫外線硬化樹脂接着剤で貼り付けることにより、その部分の板厚が厚くなるので、該辺をスクリーン保持手段の溝に挿入することにより、より強い保持力が自然に得られ、過大な保持力をかけることによりフレネルレンズをつぶし、画質を劣化させることを防止できる。
【出願人】 【識別番号】000006013
【氏名又は名称】三菱電機株式会社
【出願日】 平成12年4月25日(2000.4.25)
【代理人】 【識別番号】100083840
【弁理士】
【氏名又は名称】前田 実
【公開番号】 特開2001−305655(P2001−305655A)
【公開日】 平成13年11月2日(2001.11.2)
【出願番号】 特願2000−124274(P2000−124274)