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【発明の名称】 カメラの駆動機構
【発明者】 【氏名】若林 勤

【氏名】松島 茂夫

【要約】 【課題】設計上の制約の少ないカム形状を使用するカメラの駆動機構を提供する。

【解決手段】クイックリターンミラー上昇とクイックリターンミラー下降とに使用するカム2の領域を共用するとともにプレビューの絞り込みとプレビューの絞り込みリセットとに使用するカム25の領域を共用するようにして、カム2,25の原点位置から正方向の回転でミラーアップ、絞りの開放位置から制御絞り値までの絞り込み(シャッタチャージ保持状態の解除)を行い、その終了位置からの逆方向への回転でミラーダウン、絞りの絞り込み位置から開放位置へのリセット(シャッタジャージ)を行う。また、カム25の原点位置から逆方向の回転で絞りの開放位置から制御絞り値までの絞り込みのみを行い、その終了位置から正方向の回転で絞りの絞り込み位置から開放位置へのリセットのみを行う。
【特許請求の範囲】
【請求項1】クイックリターンミラーを観察位置と撮影のための待避位置との間で移動させるためのミラー駆動機構と、撮影レンズの絞りを開放位置と絞り込み位置との間で開閉させる絞り駆動機構と、シャッタのセットレバーをチャージ位置とリリース位置との間で駆動可能なシャッタチャージ機構とを、電動モータにより回転させられるカムにより駆動するカメラの駆動機構において、■前記電動モータを初期位置から所定の第1の角度範囲で一方向に回転させて前記カムを初期位置から第1の駆動位置まで駆動することにより、(a)前記ミラー駆動機構によりクイックリターンミラーを待避位置に移動し、(b)前記絞り駆動機構により前記撮影レンズの絞りを絞り込み、(c)前記シャッタチャージ機構によりシャッタのセットレバーをリリース位置に駆動し、その後前記電動モータを逆方向に前記初期位置まで回転させて前記カムを前記第1の駆動位置から前記初期位置まで駆動することにより、(d)前記ミラー駆動機構によりクイックリターンミラーを観察位置に復帰し、(e)前記絞り駆動機構により前記撮影レンズの絞りを開放へリセットし、(f)前記シャッタチャージ機構によりシャッタのセットレバーをチャージ位置に駆動し、■前記電動モータを前記初期位置から所定の第2の角度範囲で前記逆方向に回転させて前記カムを前記初期位置から第2の駆動位置まで駆動することにより、(g)前記ミラー駆動機構によりクイックリターンミラーを観察位置に保持し、(h)前記絞り駆動機構により前記撮影レンズの絞りを絞り込み、(i)前記シャッタチャージ機構によりシャッタのセットレバーをチャージ位置に保持し、その後前記電動モータを逆方向に前記初期位置まで回転させて前記カムを前記第2の駆動位置から前記初期位置まで駆動することにより、(j)前記ミラー駆動機構によりクイックリターンミラーを観察位置に保持し、(k)前記絞り駆動機構により前記撮影レンズの絞りを開放へリセットし、(l)前記シャッタチャージ機構によりシャッタのセットレバーをチャージ位置に保持することを特徴とするカメラの駆動機構。
【請求項2】請求項1に記載のカメラの駆動機構において、被写体像を制御絞り値に制御された絞り状態で観察する際に操作されるプレビュー操作部材と、このプレビュー操作部材が操作されると、前記電動モータを前記逆方向に回転させて前記■の(g)〜(i)を行わせ、前記プレビュー操作部材の操作が解除されると、前記電動モータを前記一方向に回転させて前記■の(j)〜(l)を行わせる制御回路とを具備することを特徴とするカメラの駆動機構。
【請求項3】請求項1に記載のカメラの駆動機構において、前記第1の角度範囲と第2の角度範囲の和が360°未満であることを特徴とするカメラの駆動機構。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動モータの駆動によりプレビュー動作可能なカメラの駆動機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプレビュー動作を行うカメラの駆動機構は、たとえば特開平10−148865号公報に開示されている。このプレビュー装置では、ミラー駆動機構と絞り駆動機構とシャッタとを駆動する電動モータを用いて、撮影レンズの絞りを設定または制御絞り口径まで絞り込むプレビュー動作を行う。
【0003】
【発明が解決すべき課題】ところが、上記公報に開示されるカメラの駆動機構では、電動モータの正転による1回転カムギアの原点位置からの正方向の1回転により、絞りの開放位置から設定絞り値への絞り込みとミラー上昇、シャッタ走行、ミラー下降、および絞りの絞り込み位置から開放位置へのリセットをシーケンシャルに行う。そして、電動モータの逆転による1回転カムギアの原点位置からの逆方向の回転により、最初に絞りの開放位置から設定絞り値への絞り込み動作が生じるようになされている。1回転カムギアを原点位置から逆転させてプレビュー動作を行う際、ミラーやシャッタを駆動してはならないので、一連のミラー駆動に対応させて1回転カムギアの形状を決定する際の設計上の制約が多くなるという問題があった。
【0004】本発明の目的は、設計上の制約の少ないカム形状を使用するカメラの駆動機構を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】(1)請求項1の発明は、クイックリターンミラーを観察位置と撮影のための待避位置との間で移動させるためのミラー駆動機構と、撮影レンズの絞りを開放位置と絞り込み位置との間で開閉させる絞り駆動機構と、シャッタのセットレバーをチャージ位置とリリース位置との間で駆動可能なシャッタチャージ機構とを、電動モータにより回転させられるカムにより駆動するカメラの駆動機構に適用される。そして、上述した目的は次のように構成して達成される。すなわち、■前記電動モータを初期位置から所定の第1の角度範囲で一方向に回転させて前記カムを初期位置から第1の駆動位置まで駆動することにより、(a)前記ミラー駆動機構によりクイックリターンミラーを待避位置に移動し、(b)前記絞り駆動機構により前記撮影レンズの絞りを絞り込み、(c)前記シャッタチャージ機構によりシャッタのセットレバーをリリース位置に駆動し、その後前記電動モータを逆方向に前記初期位置まで回転させて前記カムを前記第1の駆動位置から前記初期位置まで駆動することにより、(d)前記ミラー駆動機構によりクイックリターンミラーを観察位置に復帰し、(e)前記絞り駆動機構により前記撮影レンズの絞りを開放へリセットし、(f)前記シャッタチャージ機構によりシャッタのセットレバーをチャージ位置に駆動し、■前記電動モータを前記初期位置から所定の第2の角度範囲で前記逆方向に回転させて前記カムを前記初期位置から第2の駆動位置まで駆動することにより、(g)前記ミラー駆動機構によりクイックリターンミラーを観察位置に保持し、(h)前記絞り駆動機構により前記撮影レンズの絞りを絞り込み、(i)前記シャッタチャージ機構によりシャッタのセットレバーをチャージ位置に保持し、その後前記電動モータを逆方向に前記初期位置まで回転させて前記カムを前記第2の駆動位置から前記初期位置まで駆動することにより、(j)前記ミラー駆動機構によりクイックリターンミラーを観察位置に保持し、(k)前記絞り駆動機構により前記撮影レンズの絞りを開放へリセットし、(l)前記シャッタチャージ機構によりシャッタのセットレバーをチャージ位置に保持する。
(2)請求項2の発明は、請求項1に記載のカメラの駆動機構において、被写体像を制御絞り値に制御された絞り状態で観察する際に操作されるプレビュー操作部材と、このプレビュー操作部材が操作されると、前記電動モータを前記逆方向に回転させて前記■の(g)〜(i)を行わせ、前記プレビュー操作部材の操作が解除されると、前記電動モータを前記一方向に回転させて前記■の(j)〜(l)を行わせる制御回路とを具備することを特徴とする。
(3)請求項3の発明は、請求項1に記載のカメラの駆動機構において、前記第1の角度範囲と第2の角度範囲の和が360°未満であることを特徴とする。
【0006】
【作用】クイックリターンミラー上昇とクイックリターンミラー下降とに使用するカムの領域を共用するとともにプレビューの絞り込みとプレビューの絞り込みリセットとに使用するカムの領域を共用するようにして、カムの原点位置から正方向の回転でミラーアップ、絞りの開放位置から制御絞り値までの絞り込み、シャッタチャージ保持状態の解除を行い、その終了位置からの逆方向への回転でミラーダウン、絞りの絞り込み位置から開放位置へのリセット、シャッタジャージを行う。また、カムの原点位置から逆方向の回転で絞りの開放位置から制御絞り値までの絞り込みのみを行い、その終了位置から正方向の回転で絞りの絞り込み位置から開放位置へのリセットのみを行う。
【0007】
【発明の実施の形態】まず、本発明による駆動機構が搭載される一眼レフ銀塩カメラを図1を参照して説明する。この一眼レフ銀塩カメラは、カメラボデイCBと、カメラボディCBに着脱可能に取り付けられる撮影レンズCRと、カメラボディCBに交換可能に取り付けられるファインダ装置FDとからなる。撮影レンズCRから入射した被写体光は光路に45度の角度で挿入されたクイックリターンミラー101により焦点板102上に結像する。この被写体像はファインダ装置FDに導かれて接岸レンズ103から被写体が観察される。レリーズボタンを全押し操作すると、クイックリターンミラー101が跳ね上がるとともにシャッタ幕104が走行し、被写体光がフィルム面に結像してフィルム105が露光される。通常の一眼レフ銀塩カメラでは、レリーズボタン非操作状態では、撮影レンズCRの絞り106は開放絞りに設定されている。そして、全押し操作に応答して、絞り106は露出演算により設定された制御絞り値に設定されて撮影が行われる。このため、開放絞りから絞り込まれた分、撮影時の被写体像とファインダ観察時の被写体像とは見た目が相違する。そこで、従来から、レリーズボタンの全押し操作に先だって、すなわち撮影に先だって、絞り106を制御絞り値まで絞り込んでファインダ接眼レンズ103から観察するプレビュー機能が搭載されている。図1において、107は焦点検出装置、108は測光素子、109は測光素子の光学系である。
【0008】上述したように、一眼レフ銀塩カメラでは、クイックリターンミラー駆動、シャッタ駆動、絞り駆動が全押し操作に連動してシーケンシャルに行われる一方、プレビュー機構も必要である。本発明のカメラの駆動機構では、レリーズボタンの全押し操作に連動して、一の電動モータを原点位置から正転方向に150°〜180°程度回転させてクイックリターンミラー駆動、シャッタ駆動、絞り駆動を行う一方、その電動モータを原点位置から逆転方向に140°〜160°程度回転させてプレビュー駆動を行うようにしたものである。
【0009】以下、図面を参照して一実施の形態による一眼レフ銀塩カメラの駆動機構を説明する。図2〜図10は駆動機構の側面図であり、図2〜図4はミラーダウン状態を、図6〜図8はミラーアップ状態を、図9〜図11はプレビュー状態を示す。なお、図5はミラーボックス1の側面図であり、(a)は絞り駆動レバー5を示し、(b)は絞りレバー6を示す図である。
【0010】―ミラーダウン状態―図2〜図4において、ミラーボックス1はカメラ本体の前ボディ(不図示)に固定される。ミラーボックス1にはミラー保持板23により回転軸O4を中心に揺動するクイックリターンミラー101が設けられ、図2〜図4ではミラーダウン状態にある。ミラーボックス1には、ミラー駆動カム2と絞り駆動カム25が回転軸O1を中心に、また、シャッタチャージカム3が回転軸O2を中心に回転可能にそれぞれ設けられている。ミラー駆動カム2および絞り駆動カム25と一体にカムギア24が設けられ、カムギア24は駆動ギア4と噛合している。カムギア24はシャッタチャージカム3と一体のカムギア33と噛合している。回転ギア4の回転力はカムギア24に伝達されてミラー駆動カム2と絞り駆動カム25が駆動される。また、回転ギア4の回転力はカムギア24および33を介してシャッタチャージカム3に伝達される。なお、図2〜図4では、各カム2,3,25が原点位置にある状態を示す。
【0011】ミラー駆動カム2が図2の原点位置から反時計回転方向(実線矢印)に回転するときがミラーアップ回転となり、その終了位置から時計回転方向(破線矢印)に回転するときがミラーダウン回転となる。また、ミラー駆動カム2が図1に示される原点位置から時計回転方向(破線矢印)に回転するときがプレビュー絞り込み回転となり、その終了位置から反時計回転方向(実線矢印)に回転するときがプレビューリセット回転となる。
【0012】カムギア33はカムギア24と図3,4に示すように噛み合っているので、カムギア24と逆方向の回転をする。すなわち、図2に示される原点位置から時計方向(実線矢印)回転するときミラーアップ回転となり、その終了位置から反時計回転方向(破線矢印)に回転するときがミラーダウン回転となる。また、シャッタチャージカム3が図2に示される原点位置から反時計回転方向(破線矢印)に回転するときがプレビュー絞り込み回転となり、その終了位置から時計回転方向(実線矢印)に回転するときがプレビューリセット回転となる。
【0013】絞り駆動カム25はミラー駆動カム2と一体的に回転するので、前述と同様に絞り駆動カム25が図2の原点位置から反時計回転方向(実線矢印)に回転するときがミラーアップ回転となり、その終了位置から時計回転方向(破線矢印)に回転するときがミラーダウン回転となる。また、絞り駆動カム25が図2に示される原点位置から時計回転方向(破線矢印)に回転するときがプレビュー絞り込み回転となり、その終了位置から反時計回転方向に回転するときがプレビューリセット回転となる。
【0014】ミラーボックス1にはミラーアップレバー21が回転軸O3を中心に揺動可能に設けられている。ミラーアップレバー21は、引っ張りバネ22によって時計回転方向に付勢され、カムフォロワー部21aがミラー駆動カム2に係合している。そして、ミラー駆動部21bがO4を回転中心として移動するメインミラー保持板23を図2の反時計回転方向に回転させてミラーアップ動作を行う。なお、メインミラー保持板23はミラーアップレバー21に固定されたネジリバネ形状のミラーダウンバネ24により、図2の時計回転方向に付勢されている。このミラーダウンバネ24によりミラー駆動カム2が原点位置にあるときには、メインミラー保持板23はミラーダウン位置を保持する。
【0015】ミラーボックス1にはシャッタチャージレバー31が回転軸O3を中心に揺動可能に設けられている。シャッタチャージレバー31は、引っ張りバネ32によって反時計回転方向に付勢され、カムフォロワー部31aがシャッタチャージカム3に係合している。そして、ミラーアップ時には、シャッタ係合部31bは不図示のシャッタのセットレバーとの係合を解除して離れ、シャッタの先幕および後幕の走行が可能になる。また、シャッタの先幕および後幕の走行後には一旦離れた不図示のシャッタのセットレバーが再度シャッタ係合部31bと接触して係合し、その後のミラーダウン時に、図2の位置まで戻る際に不図示のシャッタのセットレバーを押し上げてシャッタのチャージを行う。
【0016】図3,4において、位置検出ブラシ34がカムギア33に固着されている。この位置検出ブラシ34は不図示のフレキシブルプリント板と接触して、カムギア33すなわちシャッタチャージカム3の回転位相を検出する。この回転位相の検出は、以下の回転位相を検出できるようになっている。
(1)ミラーアップ時の速度モニタ開始(2)ミラーアップ時の速度モニタ終了位置およびミラーアップ時の速度制御開始位置(3)ミラーアップ時のブレーキ開始位置(4)ミラーダウン時の速度モニタ開始位置(5)ミラーダウン時の速度モニタ終了位置およびミラーアップ時の速度制御開始位置(6)ミラーダウン時のブレーキ開始位置(7)プレビュー絞り込み時の速度モニタ開始位置(8)プレビュー絞り込み時の速度モニタ終了位置およびプレビュー絞り込み時の速度制御開始位置(9)プレビュー絞りリセット時のブレーキ開始位置(10)プレビュー絞りリセット時の速度モニタ開始位置(11)プレビュー絞りリセット時の速度モニタ終了位置およびプレビュー絞りリセット時の速度制御開始位置(12)プレビュー絞りリセット時のブレーキ開始位置【0017】図4(図3)に示すように、絞り駆動レバー5は、図5示すカバー9に保持され、蓋部材92によりカバー9からはずれないように押さえ込まれている。引っ張りバネ51によって、常時、図1の上方へ付勢される。絞り駆動レバー5にはカムフォロワーピン52が固設され、このカムフォロワーピン52は、前述のミラー駆動カム2、カムギア24と一体的に回転する絞り駆動カム25に接触している。そして、駆動カム25の回転により絞り駆動レバー5が駆動される。すなわち、絞り駆動カム25の回転によりカムボトムからカムトップ位置となるにつれて絞り駆動レバー5は下方向へ移動する。絞り駆動カム25の回転によってカムトップからカムボトムになるにつれて、下方向へ移動した絞り駆動レバー5は上方向に移動する。
【0018】ミラーボックス1には、絞りレバー6が回転軸O3を中心に揺動可能に設けられている。ミラーボックス1には位置決め部1aとストッパ1bが設けられ、後述するように、位置決め部1aは絞りレバー6の図4,5上方の制限となって位置を決める。ストッパ1bは、後述のように絞りレバー6の図4,5下方の制限位置となる。交換レンズCL(図1)を装着した際、絞りレバー6の係合部6aは交換レンズCLの絞り連動レバーと係合してレンズの絞りを開放から小絞りに絞り込むとともに、小絞りから開放へリセットする。絞り駆動レバー5に固設されたバネかけピン53と絞りレバー6に固設された連動ピン61との間にはネジリコイルバネ7が掛け渡され、このネジリコイルバネ7により絞り駆動レバー5の移動が絞りレバー6に伝達される。
【0019】絞りレバー6にはギア部6bが設けられている。このギア部6bにはギア8を介して増速ギア列が噛合され、絞りレバー6の速度を増速して不図示のスリットおよびフォトインタラプタ等からなる検出機構により絞りレバー6の移動量を検出する。絞りレバー6の移動量が所定値になると、不図示のプランジャ等からなる係止マグネットが、増速ギア列のギアと一体的に回転する不図示のラチェット車に係合して、絞りレバー6の移動が係止される。
【0020】絞りレバー6と絞り駆動レバー5とはネジリコイルバネ7で連結されているから、絞りレバー6の移動が係止された後も、絞り駆動レバー5のみが移動できるようになっている。そして、引っ張りバネ51のバネ力のほうがネジリコイルバネ7のバネ力よりも大きくなるように構成されており、絞り駆動レバー5の立ち曲げ部5aにより絞りレバー6がミラーボックス1の位置決め部1aに確実に押しつけられ、それにより、絞りレバー6の初期位置が確定される。また、絞りレバー6の絞り込み方向の回転は、ミラーボックス1に設けられたストッパー1bに絞りレバー6が図7〜10に示されるように当接することで制限される。
【0021】図2においては、ミラーボックス1の紙面手前側所定高さ以上は省略している。また、部分的な切断面を図5に示し、高さ方向の関係を簡単に示す。ミラーアップレバー21とシャッタチャージレバー31とはビス11にてミラーボックス1に回転可能に固定され、ミラーアップレバー21がミラーボックス1に近接して設けられている。このとき、ビス11による高さ方向のしまりつきを防止するためにカラー12が挿入されている。絞りレバー6は、図2〜図4の平面図に図示されないカバー9に対してビス91にて回転可能に固定されている。
【0022】−ミラーアップ状態−図6〜図8はミラーアップ状態を示している。これは、図2〜図4の状態から不図示のモータを回転してミラーアップカム2が反時計方向に回転して停止した状態である。図6〜8はそれぞれ図1〜3に対応した図である。図6に示すように、ミラー駆動カム2のカムボトムにミラーアップレバー21のカムフォロワー部21aが入り込むため、ミラーアップレバー21によりミラー保持板23が回転中心O4に対して反時計方向に制限いっぱいまで回転してミラーアップ状態となる。また、シャッタチャージカム3のカムボトムにシャッタチャージレバー31のカムフォロワー部31aが入り込むため、不図示のシャッタのセットレバーからシャッタ係合部31bが離れる。したがって、不図示のシャッタの先幕マグネット、後幕マグネットに事前に通電し、この通電を解除することで不図示のシャッタ先幕および後幕を走行させることが可能となる。
【0023】また、絞り駆動レバー5のカムフォロワーピン52は、絞り駆動カム25の回転によって絞り駆動カム25のカムボトム部分からカムトップ部分に接触し、これにより、絞り駆動レバー5は図7の下方向に押し下げられる。その結果、絞りレバー6が回転中心O3に対して時計方向に回転して絞り込み状態となる。この状態から不図示のモータを回転してミラアップカム2が時計方向に回転して原点位置に停止すると、図2〜4に示されるミラーダウン状態となる。
【0024】―プレビュー絞り込み状態―図9〜11は、図2〜4の状態から不図示のモータを逆方向に回転してミラーアップカム2が時計方向に回転して停止したプレビュー絞り込み時の状態を示す。図9〜11はそれぞれ図2〜4に対応した図である。図9に示すように、ミラー駆動カム2のカムトップ部分にミラーアップレバー21のカムフォロワー部21aが係合したままの状態を保持するため、ミラーアップレバー21によりミラー保持板23が回転中心O4に対して回転しないためミラーダウン状態のままである。
【0025】一方、このプレビュー絞り込み状態では、図9に示すように、シャッタチャージカム3のカムトップ部分にシャッタチャージレバー31のカムフォロワー部31aが係合したままの状態を保持するため、不図示のシャッタのセットレバーとシャッタ係合部31bとは接触した状態のままである。したがって、シャッタチャージ状態が保持される。
【0026】図10,11に示すように、絞り駆動レバー5のカムフォロワーピン52は、絞り駆動カム25の回転により絞り駆動カム25と係合しながらカムボトム部分からカムトップ部分へ至る。そのため、図9,10の下方向に押し下げられる。その結果、カムフォロワーピン52と一体の絞り駆動レバー5も図10,11の下方向に移動し、その結果、この絞り駆動レバー5とネジリコイルバネ7で連結された絞りレバー6も図10,11の下方向に移動する。すなわち絞りレバー6は回転中心O3に対して時計方向に回転させられ、絞り込み状態になる。したがって、ミラーダウンおよびシャッタチャージを維持しながら絞り106(図1)を絞り込むことができるのでプレビュー絞り込み状態となる。この状態から不図示のモータを回転してミラアップカム2が時計方向に原点位置まで回転させると、図2〜4に示されるミラーダウン状態となる。
【0027】図12は、上記機構を作動させるためのカメラの制御ブロック図である。200は、カメラの作動を制御するためのマイコン等から構成されるCPUである。201は、不図示のレリーズ釦の押し下げに連動してオンし、押し下げの解除によりオフするレリーズスイッチである。202は、不図示のプレビュー釦の押し下げに連動してオンし、押し下げの解除によりオフするプレビュースイッチである。203は、モータ204の回転方向、回転速度を制御するためのモータ駆動回路である。205は、不図示のシャッタの先幕マグネット206,後幕マグネット207への通電状態を制御するシャッタ駆動回路である。208は、係止マグネット209の通電状態を制御する係止マグネット駆動回路である。
【0028】210は絞りパルス検出装置であり、ギア8を含む増速ギア列に結合された回転を検出するためのスリットを有する回転板とそのスリットの通過数量を検出するフォトインタラプタなどから構成される。絞りパルス検出装置210は絞りレバー6の移動量を検出する。211は位置検出機構であり、位置検出ブラシ34とこれと接触するフレキシブルプリント板とからなる。この位置検出機構211のフレキシブルプリント板には、シャッタチャージカム3の回転位置、したがって、ミラー駆動カム2および絞り駆動カム25の回転位置を検出可能なパターンが設けられている。
【0029】図13〜18のフローチャートに示されるCPU200の制御手順に基づいて、本発明による駆動機構の動作について説明する。図12はメインフローチャートである。以下ステップ順に説明する。
ステップS1:レリーズスイッチ201のオンオフにより、不図示のレリーズ釦の押し下げを判定する。押し下げと判定された場合、レリーズと判断してステップS2へ進む。押し下げでないと判定された場合、レリーズされていないと判断してステップS3へ進む。
ステップS2:いわゆる通常の撮影動作を実行するレリーズルーチンであり、図14および図15に詳細を示す。
S3:プレビュースイッチ202のオンオフにより、不図示のプレビュー釦の押し下げを判定する。押し下げと判定された場合、プレビューと判断してステップS4へ進む。押し下げでないと判定された場合、プレビューではないと判断してステップS1へ戻る。
S4:プレビュールーチンであり、絞りを絞り込むとともにその絞り込みを開放へリセットする。プレビュールーチンは図16および図17に詳細を示す。
【0030】図14,15のレリーズルーチンの手順を説明する。
ステップS11:フラグMに0をセットする。このフラグMは係止マグネット209に通電を行うと1になる。
ステップS12:不図示のシャッタの先幕マグネット206、後幕マグネット207にシャッタ駆動回路205を介して通電を行い、シャッタチャージレバー31の機械的な保持が解除されても撮影可能な状態に保持できるようにする。
【0031】ステップS13:モータ駆動回路203を介してモータ204の正転を開始する。ここで、正転とは、図2〜4において、ミラー駆動カム2および絞り駆動カム25が反時計方向に回転し、シャッタチャージカム3が時計方向に回転することとする。また、逆転とは、これとは逆の回転であり、図2〜4において、ミラー駆動カム2および絞り駆動カム25が時計方向に回転し、シャッタチャージカム3が反時計方向に回転することとする。このモータ204の正転により、ミラー駆動カム2、絞り駆動カム25が図2〜4の反時計方向に回転するとともに、シャッタチャージカム3が時計方向に回転して最終的には図6〜8の状態となる。なお、この状態となるのは後述のステップS25〜30の間である。
ステップS14:絞りモニタルーチンであり、図16にその詳細が示される。
【0032】図16により絞りモニタルーチンを説明する。
ステップS51:フラグMを判定する。0であれば、係止マグネット209に通電を行っていないと判断し、その後のステップS52以降の処理を継続する。1と判定されると、係止マグネット209の通電を行った、すなわち、絞りレバー6の係止がなされたと判断してリターンする。
ステップS52:絞りパルス検出装置210にて検出したパルスが所定絞り込み位置に達したか否かを絞りパルス数にて判定する。所定絞りパルス数以上と判断するとステップS53へ進み、そうでないと判断するとリターンする。
S53:係止マグネット209に通電して絞りレバー6を係止する。
S54:フラグMを1にセットし、リターンする。
【0033】図14のフローチャートのステップS15以下の手順を説明する。
ステップS15:位置検出機構111により速度モニタ開始位置か否かを判定する。速度モニタ開始位置の場合にはステップS16へ進み、そうでない場合はステップS14へ戻る。
ステップS16:計時時間tをゼロにセットする。
ステップS17:計時を開始し、この時間を計時時間tとする。
ステップS18:前述の絞りモニタルーチンを実行する。
ステップS19:位置検出機構111により速度制御開始位置か否かを判定する。速度制御開始位置と判定される場合にはステップS20へ進み、そうでない場合はステップS18へ戻る。
ステップS20:ステップS17にて開始した計時を停止する。
ステップS21:あらかじめ設定された定数auおよびbuを用いて、モータ204を減速するための駆動デューティをau×t+bu(%)にて設定する。
【0034】ステップS22:モータ駆動回路203を介してモータ204をステップS21にて設定した駆動デューティにてデューティ駆動を行う。これによりモータ204は減速する。
ステップS23:前述の絞りモニタルーチンを実行する。
ステップS24:位置検出機構111によりブレーキ開始位置か否かを判定する。ブレーキ開始位置の場合にはステップS25へ進み、そうでない場合はステップS23へ戻る。
ステップS25:モータ駆動回路203を介してモータ204を逆通電ブレーキにて停止させる。なお、この時点で図6〜8の状態となる。また、逆通電ブレーキの時間は、約10msec程度が好ましい。
ステップS26:モータ駆動回路203を介してモータ204にショートブレーキをかける。このショートブレーキにてモータ204の停止が確実になる。なお、ショートブレーキの時間は約20msec程度が好ましい。
【0035】ステップS27:上述のステップS26まででミラーアップ、絞りの絞り込み、シャッタチャージレバーの退避がなされたので、シャッタ駆動回路205を介してシャッタ先幕マグネット206の通電を解除し、不図示のシャッタ先幕を走行させる。
ステップS28:所定のシャッタ速度に相当する時間だけ待つ。
ステップS29:シャッタ駆動回路205を介してシャッタ後幕マグネット207の通電を解除し、不図示のシャッタ後幕を走行させる。これにより、所定のシャッタ速度での撮影が行われる。なお、絞りは、ステップS23までに係止がなされ、この絞り値にて撮影が行われる。
【0036】ステップS29に引き続いて図15のフローチャートへ進む。
ステップS30:不図示のシャッタ後幕の走行が完了してこの後幕の状態が安定する程度の所定時間(約15msec程度)だけ待つ。
ステップS31:モータ駆動回路203を介してモータ204の逆転を開始する。この回転により、図6〜8の状態から図2〜4の状態への復帰動作が開始される。すなわち、図6〜8においてミラー駆動カム2および絞り駆動カム25は不図示の減速ギア列により時計方向に回転を開始し、シャッタチャージカム3は反時計方向に回転を開始する。なお、説明は省略するが、周知の機構により絞り駆動カム25がカムトップに至る直前に係止マグネットによるラチェットへの係止は解除され、絞りレバー6の係止は絞り駆動レバー5の上方への移動にてなされるようになっている。
【0037】ステップS32:位置検出機構111により速度モニタ開始位置か否かを判定する。速度モニタ開始位置と判定される場合にはステップS33へ進み、そうでない場合はステップS32にとどまる。
ステップS33:計時時間tをゼロにセットする。
ステップS34:計時を開始し、この時間を計時時間tとする。
ステップS35:位置検出機構111により速度制御開始位置か否かの判定を行う。速度制御開始位置と判定されるとステップS36へ進み、そうでない場合はステップS35にとどまる。
ステップS36:ステップS34にて開始した計時を停止する。
ステップS37:あらかじめ設定された定数adおよびbdを用いて、モータ204を減速するための駆動デューティをad×t+bd(%)にて演算して設定する。
【0038】ステップS38:モータ駆動回路203を介してモータ204をステップS37にて設定した駆動デューティにてデューティ駆動を行う。これによりモータ204は減速する。
ステップS39:位置検出機構111によりブレーキ開始位置か否かを判定する。ブレーキ開始位置の場合にはステップS40へ進み、そうでない場合はステップS39にとどまる。
ステップ40:モータ駆動回路203を介してモータ204を逆通電ブレーキにて停止させる。なお、この時点で図2〜4の状態となる。また、逆通電ブレーキの時間は、10msec程度が好ましい。
ステップ41:モータ駆動回路203を介してモータ204にショートブレーキをかける。このショートブレーキにてモータ204の停止が確実になる。なお、ショートブレーキの時間は約20msec程度が好ましい。以上でレリーズルーチンが終了し、図13のステップS3へ戻る。
【0039】図17,18によりプレビュールーチンを説明する。
ステップS61:フラグMに0をセットする。このフラグMは前述のように係止マグネット209に通電を行うと1になる。
ステップS62:モータ駆動回路203を介してモータ204の逆転を開始する。ここで、逆転とは、前述のように図2〜4において、ミラー駆動カム2および絞り駆動カム25が時計方向に回転し、シャッタチャージカム3が反時計方向に回転することである。このモータ204の逆転により、ミラー駆動カム2、絞り駆動カム25が図2〜4の時計方向に回転するとともに、シャッタチャージカム3が反時計方向に回転して、最終的には図9〜11のプレビュー状態となる。なお、この状態となるのは後述のステップS74〜S76の間である。
【0040】ステップS63:前述の絞りモニタルーチンを実行する。
ステップS64:位置検出機構111により速度モニタ開始位置か否かを判定する。速度モニタ開始位置と判定された場合にはステップS65へ進み、そうでない場合はステップS63へ戻る。
ステップS65:計時時間tをゼロにセットする。
ステップS66:計時を開始し、この時間を計時時間tとする。
ステップS67:前述の絞りモニタルーチンを実行する。
ステップS68:位置検出機構111により速度制御開始位置か否かを判定する。速度制御開始位置と判定された場合にはステップS69へ進み、そうでない場合はステップS67へ戻る。
ステップS69:ステップS66にて開始した計時を停止する。
【0041】ステップS70:あらかじめ設定された定数apおよびbpを用いて、モータ204を減速するための駆動デューティをap×t+bp(%)にて演算して設定する。
ステップS71:モータ駆動回路203を介してモータ204をステップS70にて設定した駆動デューティにてデューティ駆動を行う。これによりモータ204は減速する。
ステップS72:前述の絞りモニタルーチンを実行する。
ステップS73:位置検出機構111によりブレーキ開始位置か否かを判定する。ブレーキ開始位置と判定された場合にはステップS74へ進み、そうでない場合はステップS72へ戻る。
S74:モータ駆動回路203を介してモータ204を逆通電ブレーキにて停止させる。なお、この時点で図9〜11の状態となる。また、逆通電ブレーキの時間は、約10msec程度が好ましい。
S75:モータ駆動回路203を介してモータ204にショートブレーキをかける。このショートブレーキにてモータ204の停止が確実になる。なお、ショートブレーキの時間は約20msec程度が好ましい。
【0042】ステップS76:プレビュースイッチ202のオンオフにより不図示のプレビュー釦の押し下げを判定する。押し下げ保持と判定された場合、プレビュー絞り込み状態の保持と判断してステップS76にとどまる。押し下げ解除と判定された場合、プレビュー絞り込み状態解除指示と判断してステップS77へ進む。
ステップS77:モータ駆動回路203を介してモータ204の正転を開始する。この回転により、図9〜11の状態から図2〜4の状態への復帰動作が開始される。すなわち、図9〜11において、ミラー駆動カム2および絞り駆動カム25は不図示の減速ギア列により反時計方向に回転を開始し、シャッタチャージカム3は時計方向に回転を開始する。なお、説明は省略するが、周知の機構により絞り駆動カム25がカムトップに至る直前に係止マグネットによるラチェットへの係止は解除され、絞りレバー6の係止は絞り駆動レバー5の上方への移動にてなされるようになっている。
【0043】ステップS78:位置検出機構111により速度モニタ開始位置か否かを判定する。速度モニタ開始位置と判定された場合にはステップS79へ進み、そうでない場合はステップS78にとどまる。
ステップS79:計時時間tをゼロにセットする。
ステップS80:計時を開始し、この時間を計時時間tとする。
ステップS81:位置検出機構111により速度制御開始位置か否かを判定する。速度制御開始位置と判定されると場合にはステップS82へ進み、そうでない場合はステップS81にとどまる。
ステップS82:ステップS80にて開始した計時を停止する。
ステップS83:あらかじめ設定された定数arおよびbrを用いて、モータ204を減速するための駆動デューティをar×t+br(%)にて演算して設定する。
【0044】ステップS84:モータ駆動回路203を介して、ステップS83にて設定した駆動デューティにてモータ204をデューティ駆動する。これによりモータ204は減速する。
ステップS85:位置検出機構111によりブレーキ開始位置か否かを判定する。ブレーキ開始位置と判定された場合にはステップS86へ進み、そうでない場合はステップS85にとどまる。
ステップ40:モータ駆動回路203を介してモータ204を逆通電ブレーキにて停止させる。なお、この時点で図2〜4の状態となる。また、逆通電ブレーキの時間は、約10msec程度が好ましい。
ステップ41:モータ駆動回路203を介してモータ204にショートブレーキをかける。このショートブレーキにてモータ204の停止が確実になる。なお、ショートブレーキの時間は約20msec程度が好ましい。
【0045】以上でプレビュールーチンが終了し、図13のステップS1へ戻る。以上説明したように、本発明では、通常撮影動作とプレビュー動作とではカムの使用領域を異なるようにしたので、カム設計上の制約が大幅に削減されるとともにミラーアップ時にシャッタ先幕走行開始するまでのタイムラグが長くなったり、プレビュー動作に時間がかかったりするようなこともない。
【0046】なお、クイックリターンミラーを観察位置と撮影のために待避位置との間で移動させるためのミラー駆動機構は、ミラー駆動カム2と、ミラーアップレバーとで構成される。撮影レンズの絞りを開放位置と絞り込み位置との間で開閉させる絞り駆動機構は、絞り駆動カム25と、絞りレバー6とで構成される。シャッタのセットレバーをチャージ位置とリリース位置との間で駆動可能なシャッタチャージ機構は、シャッタチャージカム3と、シャッタチャージュレバー31とで構成される。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明によるカメラの駆動機構では、通常撮影動作とプレビュー動作とでカムの使用領域を異なるようにしたので、カム設計上の制約が大幅に削減される。また、通常撮影動作時専用のカム形状を設計できるので、シャッタ先幕走行開始までのタイムラグが長くなってしまうようなことがない。さらに、プレビュー動作専用のカム形状とすることができるので、プレビュー動作に最適の構成が可能となって機構が複雑化するようなこともない。
【出願人】 【識別番号】000004112
【氏名又は名称】株式会社ニコン
【出願日】 平成12年4月26日(2000.4.26)
【代理人】 【識別番号】100084412
【弁理士】
【氏名又は名称】永井 冬紀
【公開番号】 特開2001−305647(P2001−305647A)
【公開日】 平成13年11月2日(2001.11.2)
【出願番号】 特願2000−126140(P2000−126140)